みちくさおじさん山を歩く

まもなく開通1年・床尾山林道を走る

室尾山・鉄鈷山・東床尾山・東里ケ岳(断念) 2009.10.4(日) 天気・快晴 メンバー お一人

その1 室尾山 629.7m (朝来市)

今日は去年11月19日に31年ぶりに開通した床尾山林道を走り、途中の豊岡・朝来市境の峠から、鉄鈷(かなとこ)山と東床尾山、そして林道を下り、東里ケ岳を登る予定だ。その前に道順で手前にある室尾山を先に登ることにした

室尾山は和田山の中心街の北東約5キロ、室尾森林自然公園に指定されている。

自宅を7時に出発。播但道和田山ICで下車。R312を北へ。R9を突っ切り、山陰線のガードをくぐり、次の信号を右折、そのまままっすぐに岡田の集落に入り、法寶寺のPに入る。
b0185573_2195952.jpg

少し引き返し、室尾山登山口の看板に進む。
b0185573_2112483.jpg

すぐに八幡神社の鳥居がある。 
b0185573_5304226.jpg
               
境内に入り、拝殿への石段の下の広い道を左に進む。
b0185573_17533045.jpg

この先すぐに獣除けの金網ゲートがある。先日の大雨で流れてきた岩で下部が変形、雨で道もえぐられ、その役目は果たせないようだ。
すぐに植林のジメジメした沢のような道になる。視線は本能的に足元に・・・ヒルがうようよいそうな場所だ。が、幸いこの地にはいないようだ。10月の気候のせいかも。コースは道標やテープ類がなく、枝道もありふと心配になる。25分ほどで小さな流れを渡り、少し登り返すと、立派な道標のある三差路に出た。どうやら道標にある西の室尾からのコースがメインコースらしい。ここからは道標が多くなる。
b0185573_5464795.jpg

道もしっかりしたものになり2か所目のゲートがある。こちら頑丈な造りで、その先には階段が見える。
b0185573_5565071.jpg

階段を登りきると平地になり小さな小屋と石垣がある。法宝寺跡だ。天平21年僧行基により建建されたとある。このあたりは万葉の森というらしい。
b0185573_62835.jpg

b0185573_624915.jpg
b0185573_631424.jpg

下草が茂り、ジメジメした足元が気持ち悪く、ゆっくり看板を読む気になれずに早々に退散だ。すぐに3か所目のゲートがあり、その先は美しい自然林となりホッとする。
b0185573_61067.jpg
 
男山の道標に誘われ寄り道する。
b0185573_657423.jpg

しかし森の案内板とベンチがあるだけで、視界はゼロだ。
b0185573_6591746.jpg

山頂ヘ0.5キロの道標から自然林の中の急登になる。
b0185573_1813530.jpg

1時間20分ほどで山頂に着いた。展望は樹木が茂り、ごく一部分に限られる。3等三角点(点名岡田山)がある。
b0185573_713193.jpg

15分ほど休憩し下山にかかる。前半のうっとうしい植林と、後半の美しい自然林の混ざるコースだった。

データー  
姫路自宅7:00⇒播但道・R312・県道104・273⇒法寶寺P8:00
Pスタート8:05→三差路・室尾コース合流8:30→法宝寺跡8:40→男山9:05→室尾山9:20~9:35→
法宝寺跡10:05→三差路10:10→法寶寺P10:30~10:35床尾山林道に向けスタート



その2 鉄鈷山 775m (朝来市・福知山市)

法寶寺Pから20分ほどで東床尾山のPに着く左の大カツラ方面が東床尾山の登山口で、林道は直進だ。
b0185573_2029080.jpg

峠近くから見る東床尾山へ続く美しい尾根。
b0185573_20434794.jpg

林道から西を見ると、西床尾山がどっしり腰を据えている。遠方の山は妙見山あたりか・・・
b0185573_20471383.jpg

カーブの連続の林道は15分ほどで、標高650mあたりの峠に着く。東床尾山のPが約380mだから270mほど登った計算だ。峠よりほんの少し下ったあたりに小さな市境の道標があり、手前は朝来市。下ると豊岡市になる。その向こうに見えるのが展望広場の駐車場だ。
b0185573_205365.jpg

立派な石碑には峰遥の文字と国会議員の名前。裏は林道の概要。石碑の左の山は東里ケ岳663.7m。
b0185573_20581786.jpg
b0185573_20583464.jpg
b0185573_20585511.jpg

鉄鈷山の登山口はわからず、うろうろ探しまわった末、駐車場の右を少し下った所にあった。この小さな古い看板は、周りの木々と一体化しており、分かりずらい。
b0185573_21103875.jpg

植林に入るとはっきりした踏み跡はないが、適当に尾根に向かって登ると、次第にはっきりしてくる。
b0185573_21134372.jpg

途中から見る鉄鈷山。最後の登りはきつそうだ。登山者が少ないコースなので、道が不明瞭な所があるが、尾根を歩くと間違いない。
b0185573_21155534.jpg

一度コルに下り、最後の60mほどは急登だが、背丈以上のススキが道を隠している。
b0185573_21195333.jpg

鉄鈷山頂上。視界はほとんどなく、また三角点もなし。ここで昼食にする。定番のうどんとおにぎりだ。栗がたくさん落ちている。このあたりはクマがいるはずだが・・・
b0185573_2149323.jpg

下山は同じ道を引き返す。途中から見える西床尾山と下の写真は東床尾山。林道が山肌を削り痛々しい。
b0185573_21495529.jpg
b0185573_21502047.jpg


データー
法寶寺P発10:35⇒県道274・10⇒東床尾山P10:55⇒床尾山林道・峠の駐車場11:10
スタート11:20→鉄鈷山11:45~12:15→駐車場12:35



その3 東床尾山 839.1m (豊岡市・朝来市)

かっての縦走路も林道の開通で寸断されてしまったが、鉄鈷山登山口が道路の右側に対し、東床尾山は道路の左側にあるはずだ。ここでも登山口を探してうろうろするが、標識らしきものは見当たらない。そこで大体の見当をつけ、道路わきに密生しているススキの中に飛び込んだ。
b0185573_22252018.jpg

尾根を目指して斜面を駆け上がると鹿除けネットにぶつかった。そしてネットに沿って踏み跡が続いている。
b0185573_22284335.jpg

ネットの所々に紙きれのようなものがついているのでよく見ると「雷注意」の注意書きだ。今まで気にもとめていなかったが、ネットの材質は通電するのだ。
b0185573_22325417.jpg

イワウチワの群生地がある。足の踏み場もない、の表現がピッタリするほど密生している。
b0185573_2236025.jpg

気持ちのいい広い尾根に出た。テープもところどころにあるが、古いのでわかりずらい。
b0185573_22364288.jpg

Pより45分で東床尾山山頂に飛び出した。1等三角点(点名床ノ尾山)839.1mがある。
b0185573_665458.jpg

山頂の周りを取り囲むように密生しているこの植物の名は??。名残の花が数輪まだ咲いている。
b0185573_224252100.jpg

南東方向には先ほど登った鉄鈷山が見える。手前の尾根の一番高い山。
b0185573_22445550.jpg

北東方向中央には端正な姿の東里ケ岳。
b0185573_23103840.jpg

東里ケ岳はこのあと登る予定にしていたが、時間を考えると、秋のつるべ落し、次の機会としたほうがよさそうだ。あまり人が登らないようだし、登山道も整備されていないと聞くので・・・誰ひとりいない山頂で青い空と緑の山肌を見つめていると、時の経過を忘れさせてくれる。15分ほど寝転がっていたが、下山にかかる。
登山者の少ないコースなので踏み跡も頼りなく、広い尾根は間違いやすい。千町峠から平石山・高星山方面の迷いやすい尾根ほどでもないが・・・
古びた私設の道標が2~3枚、そして古びたテープが目印だが、見えずらい。間違って支尾根に入りそうな個所もあり、要注意だ。
単独の場合はどうしても速足になる。休憩も取らないでひたすら歩く。あっという間に駐車場が見えてきた。鉄鈷山登山口は、車の右側を少し下ったあたりになる。
b0185573_2361856.jpg


1年たった林道の状況

朝来市側のスタート東床尾山Pからは写真のような現状でまずまず。
b0185573_23165063.jpg

ところが登るにつれ山肌が崩れ、普通車ではハンドルを握る手に汗をかく場面が出てくる。
b0185573_23173297.jpg
 
ここは深い溝ができており、避けて通るには大きな石がゴロゴロ。仕方なく手で石を取り除く。
b0185573_23244040.jpg

四駆なら問題ないが、乗用車では通過するのに勇気がいる。ここでも手作業だ。タイヤが悲鳴を上げる。
b0185573_23263397.jpg
 
ここでも一仕事だ。いずれも写真ではやさしく写っているが、現場はもっとひどいですぞ!
b0185573_2330045.jpg

峠近くになるとおおむね走りよくなる。バックは鉄鈷山。
b0185573_23303927.jpg
     
開通直後は全線にわたって上の写真のような路面だったが、大雨で山肌が崩れ、1年近くたった今は哀れな現状だ。ただ崖崩れのあたりは相当昔に整備された所なので,傷みもひどい。峠から豊岡市側を望む。
b0185573_23443024.jpg

今回は東里ケ岳をパスしたので、林道は峠で折り返した。尚途中1台の車にも合わず、また登山者にも合わなかった。

データー
峠の駐車場スタート12:45→東床尾山13:30~13:45→峠の駐車場14:20
峠の駐車場14:35⇒東床尾山駐車場14:55⇒県道10・104・R312・和田山IC15:35⇒播但道砥堀IC16:10

[走行距離166キロ 歩行距離 約11キロ]    
             
by hotaka443 | 2009-10-04 21:19