みちくさおじさん山を歩く

No15がんばったで~兵庫・京都の低山 三座めぐり

三岳山・江笠山・赤石ケ岳 2009・9・6 天気 晴れメンバー 単独行


三岳山 839.2m ( 福知山市)

Kさんと四国の山を予定していたが、名古屋の息子さんが急用で帰ってくるという。単独なら近場で未登の山がいい。兵庫はほとんど登っているので、最近多い京都の丹波地方で探すべく、まず道路地図を広げる。
あった、三岳山だ。確か修験道の山だったと思う。ただこれ一つではもったいないのであたりを探すと、江笠山がすぐ北にある。そしてその東に大江山連峰の赤石ケ岳がある。いずれも未踏、これで決まりだ。

6:30 自宅を出発し砥堀ICから播但道に入り、和田山で北近畿豊岡道へ。快晴の空は但馬に入ると曇天にかわる。山東ICで降り、北近畿道開通に合わせて出来た国道への連絡道でR9に出る。福知山方面に走り、野花交差点でR426へ。8キロほど走ると仏坂口のバス停がある。ここに案内の看板があるが、少し奥まった所にありに分かりずらい。
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バス停から右折する狭い舗装道路に入り、カーブの連続する急な道を登ると、左にPの看板がある。
支度をしてそのまま道路を登ると、七王子神社の鳥居が見えてくるが、手前に鹿除けネットが張ってある。
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七王子神社
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神社横の道はすぐに三差路に着く。左御嶽参道の道標があるが、右の広い道の案内はない。地形図にははっきり山道が記入されているので回遊出来そうだ。帰りに歩く予定だが、まさかまさかの道なき道に泣かされるとは思いもよらなかった・・・・
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三岳山は修験の霊山。御嶽山ともいわれ、参道脇には丁石仏が佇んでいる。         
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自然林や植林の混ざる道の行く手に、大木があらわれた。福知山市の名木、樹齢600年のウラゲトチノキの看板が立てられている.
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少し進むと次はカツラの大木で、これも福知山市の名木だ。            
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薄暗い植林の道を進むと、やがて反対側の三岳青少年山の家から登ってくる道と合流する。
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ここで東から北に方向を変え、少し登ると三岳神社に着く。思ったより小さな神社だ。
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境内の片隅に行者神社参道が木立の中に消えている。帰りに寄ってみよう。
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相変わらず視界のないうっとうしい植林の道は続く。兵庫ならヒルを心配する道だがここにはいないようだ。
やがて視界が切れ、山頂に飛び出した。五輪塔に三等三角点、北の端に関西電力の反射板がある。
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反射板の右側の脚部支柱に何か看板のようなものが見えたので近寄ってみると、注意書きだった。立木ならともかく、所有者がはっきりしている場合は注意しなければ・・・
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南方向を除き、所々樹木が邪魔をするものの、視界はある程度確保されている。しかしガスが流れて何も見えない。しばらく待ってみたが、晴れそうにないのであきらめて下山にかかる。三岳神社まで戻り、案内板にある行者神社に向かうが、倒木や道の崩壊などで結構荒れている。危険な岩場もあるということなので、単独行の今日は危険を避け、引き返すことにしよう。
三差路まで戻る。右は登ってきた道だが、今度は左へ、青少年山の家の方向に下る。地形図では500mほど進んだあたりから右の谷に下り、七王子神社に向かう道があるのでそこを歩く予定だ。しかしそれらしき道は見当たらない。あたりをうろうろして、やっと九丁石仏の近くに踏み跡を見つける。倒木や切断された杉の木や枯れ枝などが散乱し、よほど注意しないとわからないだろう。

九丁石仏
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足元に注意しながら進むが、はっきり道とわかるところや消えてしまっているところ、崩壊でなくなっているところさまざまで、行ったり来たり、えらいところに踏みこんでしまったと、ふと不安になる。
単独はこうなると心細いいものだ。迷ったら引き返せ、が鉄則。しか今歩いてきた道なき道を引き返す気にはなれない。こうなれば前進あるのみだ。やがて踏跡らしき所に出たのホっとする。その踏跡を進むと竹藪に入った。しかし枯れ葉が覆い尽くし、また踏み跡がわからなくなる。地形図では山腹を巻きやがて谷筋に道はついているが、適当に下っていると小さな流れに出た。それに沿って下ると、前方に水道施設のようなものが見えてきた。
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ヤッた!思わず叫ぶ。その先は広い道が下に向かっている。道端の花がご苦労さんとほほ笑んでくれる。
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5分もすると見覚えのある七王子神社の三差路に出た。ああ疲れた、精神的に・・・山道は人が入らないとすぐには廃道になるものだ。地形図もどこまで信用するかむずかしいところだ。時間は11:20。すっかり疲れてしまったが帰るには早い。さて、次の山に行くか!

所要データー
自宅6:30⇒砥堀ICより播但道・北近畿豊岡道・山東IC⇒R9・⇒R426⇒野際集落三岳登山口P 8:00
P8:20→三岳神社9:00→三岳山頂9:25~9:50→三岳神社10:05(行者神社方面・引き返す)10:20→九丁石仏10:30→この間迷う→水道施設11:10→P11:20



江笠山 727.6m (豊岡市・京都与謝野町)

三岳PからR426を北に走ると登尾トンネルがある。ここが京都・兵庫の県境だ。トンネルを抜け兵庫県に入る。少し走ると右へ県道63に入り、2キロたらずで今度は左へ県道251に入る。大きなS字カーブで坂を上がり、次のカーブ手前に江笠山登山口がある。車は少し手前の大きく膨らんだ路上に止める。
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           道は小さな流れに沿って登るが、とってもきれいな水が流れている。
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植林が多いが、三岳に比べると明るい感じがする。三岳は修験道の山だから暗い雰囲気が似合うのかも知れないが・・・沢から離れると登りとなり自然林となる。距離の看板が何枚か設けられている。Mまでどうやって測ったの?と言いたくなるが、小型重機で道を開いた際 重機の計器で測定したそうな。
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           一か所展望のきく地点で、先ほど登った三岳山をパチリ。
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40分で頂上に到着する。昨年3月にこの登山道が開かれたそうだが、頂上は伐採されたものの、視界は東と南が少し見える程度だ。
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木立の間から三角錐の赤石ケ岳と左は千丈ケ嶽(大江山)がかろうじて見える程度。
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               三等三角点江笠山。ここで昼食とする。
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時刻は13:35。あと一つ、目の前の赤石ケ岳をどうするかだが、迷った末決行とする。そうと決めたら急いで下山だ。25分で車に戻ってくる。

所要データー
三岳P11:35⇒江笠山登山口11:50
スタート11:55→山頂12:35(昼食)13:10→駐車地点13:35




赤石ケ岳 735.2m (福知山市・与謝野町)

赤石ケ岳に向かう。赤石は大江山連峰に入るが、西にポツリと離れているのでルートから外れ、訪れる人が少ない悲運の山だ。しかし展望は優れ、静かな山の雰囲気が味わえる。

県道65まで降りてきて左折、神懸峠を越えると京都府だ。R176に合流すると北へ。与謝トンネルを越え、ループ橋を下り、信号を右折、大江山憩いの広場の標識にしたがって走る。カーブの連続の道は一気に標高
500mまで駆け上がる。憩いの家下のPに駐車。他に車は一台も見当たらない。
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              登山道入口は大江山と赤石は同じ方向だ。
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少し歩くと分岐があり、直進は千丈ケ嶽(大江山)2.7キロ、右折が赤石で1.8キロとある。
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見上げる赤石ケ岳は背の低い灌木の山で、植林がなく開放感がいっぱい。
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              尾根に出ると気持ちのいい草原だ。             
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登るにつれ灌木にかわり、岩場もある。山の名にふさわしく赤茶けた岩肌だ。
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           急いで登ったので30分で山頂だ。3等三角点赤石ケ岳がある。           
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              山頂の看板の横に三岳山が見える。
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遮るものがない南には、6時間ほど前に登った三岳の美しい山容が横たわる。
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             西には先ほど登った江笠山が見える。           
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山頂には錆びついた2本のレール。これは以前山麓から山頂まで走っていたモノレーターという乗り物のレールだ。小さな屋根のないモノレールのような乗り物だったとか?
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北側に東屋があり少し下がると北側の展望が広がっている。展望図には天の橋立が見えるとあるが、確認できなかった。のんびりしたい所だが時間が気になるので下山とするか。下山途中から見る千丈ケ嶽と、左端に少しだけお椀のような山がのぞいているが、鳩ケ峰か。
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                     憩いの広場を見る
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                   唯一咲いていた撫子の花
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20分ほどの駆け足下山で駐車場着。帰る準備をして15:50出発。往路を引き返す。赤石ケ岳は大江山からの眺めが、きれいな三角錐で一番美しい。北側からはもう一つといった感じで、山というより丘に見える。
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         途中但東町あたりの風景。すっかり稲は色付いている。
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夜久野峠の夜久野高原温泉で駆け足三座の汗を流し、18:40無事帰宅する。


所要データー
江笠山Pスタート13:45⇒県道261・県道63・R176⇒14:20大江山憩いの広場P
P14:20→赤石ケ岳」14:50~15:10→P15:30着
P15:50⇒R176・府道・県道63・R426・県道63⇒16:30温泉17:30⇒R9・北近畿豊岡道・播但道⇒自宅18:40  (本日の走行距離245キロ.・登山距離約10キロ?)
        
           
by hotaka443 | 2009-09-08 23:28 | Comments(0)