みちくさおじさん山を歩く

200名山・小秀山 (1981.7m)

小秀山 岐阜県中津川市・長野県王滝村 2009:5:14(日) 天気 晴れ メンバー2名



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7年前に計画を立てたが雨で中止。その後行く機会がなかったが、やっと今年の4月19日に決行と決め、地元加子母(かしも)の「カシモスカイウオーカーズ」に状況の確認をすると、今年は春先にドカ雪が降り、かなりの残雪がある。
ただでさえ時間のかかる山なので・・・の回答を頂き、またまた延期。そして6月14日ついにチャンスがやってきた。
参考までに姫路城の昭和の大修理の際の西心柱は、この小秀山の南の谷から搬出されたそうである。

小秀山は岐阜・長野県境にあり、ちょうど木曾御嶽山の南に位置する裏木曾の名山であるが、
山容はこれといった特徴はない。岡山の毛無山の頂上に出ると、パッと眼前に大山の雄姿が目に飛び込んで来て、思わず歓声が
あがるが、この小秀山も御嶽山が目の前に、その美しい姿を見せてくれるはずだ。
中津川ICを降り、R257を下呂温泉に向かって、約45キロほど走った乙女渓谷キャンプ場が登山口だ。

5:45  駐車場に着く。すでに車2台と、端の方に三河ナンバーの車が一台、そばにテントが張ってある。
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6:00  身支度をして、目の前の立派な管理棟の横から、清流の流れる東本谷を橋で渡り、二の谷コースに入る。下山の三の谷コースは管理棟の前の道をまっすぐに2キロほど行ったところになる。
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この二の谷は廊下状の渓谷で、多くの滝が連続しており、渓谷に沿って立派な桟道が1.5キロ近くにわたって設けられている。
      乙女渕、水の滑り台である天然ウオータースライダーなど、美しい渓谷美は続く。
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6:20  左手山の斜面から勢いよく落下する「ねじれ滝」を見る。このあたりは「飛騨流紋岩」といって非常に堅く、水流でも崩れないそうだ。
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すぐにシャクナゲ群生地の看板があり密生しているが、すでに花は散った後だった。
次の看板は 和合の滝だ。二筋の流れが一つになるところから名付けられたのだろうが、規模は小さい。
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水量豊かな渓谷美はさらに続く。新しい避難小屋を過ぎ、木道が途切れ、少し登りとなる。
6:55  烏帽子岩の看板がある。振り返って見上げると、烏帽子に見える?
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7:05  二の谷コースのハイライト、夫婦滝の男滝に着いた。落差80mは見事だ。
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一般観光客はここまでで、これからは山道になる。登山口からは2キロほどだ。注意書きの大きな看板が
ある。
30分ほど歩くと孫滝に着く。これが最後の滝で、ここから登山道は沢から離れる。
8:10  尾根に出ると第一展望台があり、すぐに第二展望台に着く。下のシャクナゲ群生地はすでに咲き終わっていたが、ここまで登ると満開である。ヒメコイワカガミのピンクの花も道沿いに多くなってきた。
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8:40  最大の難所といわれる「カモシカ渡り」の岩場に到着する。しかし垂直な岩場も手掛かり足掛が
適当にあり、ロープも設置され、あっという間に登りきる。たったこれだけ?期待していたのに・・・
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20分あまり歩くと右手はるか上に兜岩が見えてきた。地形図では200mほどの直登である。 しんどそう・・・
9:00  下山に使う三の谷コースの分岐に着く。
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岩の多い急坂を登っていくと、巨岩が頭上に覆いかぶさるように立ちはだかる兜岩が近づいてくる。
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9:30  鼻歌交じりに急な岩場を乗り越し、兜岩の上に立つと眼下に絶景が広がっている。絶景だ。御嶽山が見えらしいが、あいにく今日はモヤが かかっており、遠望は利かない。この調子なら頂上に立っても何も見えないかも。岩の周りのシャクナゲは満開だ。先客のおじさんが3人食事中だ。
「姫路から来た?御苦労さん、しかしよくこんな山知ってるな~」と驚き顔。
恵那山はいまいちだが、南木曽岳は好きな山、なんて話すと、ますます驚き「恵那山は100名山でわかるとしても、南木曽岳までな~
そう言えば、ここ小秀山のヒノキの大木が姫路城に嫁に行ったの知ってるか?」
会話は尽きないが、頂上には行かずここから引き返すというおじさんたちに別れを告げ、先を急ぐ。
9:45  道は平坦になり、第一高原の看板に着く。天気が良ければ名古屋市街が見えるそうだ。
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相変わらずシャクナゲやイワカガミの花街道は続く。ゴゼンタチバナ、ツバメオモト、その他知らない花アリでお花畑といった感じだ。あと少しするとセリバシオガマも咲く。
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10:10 第二高原に着く。この間はコバイケソウの群生地で、そろそろ蕾が膨らんできている。
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10:30   第三高原の看板に着く。第一高原から第三高原の間は快適な道だ。花も多い。
10:45 小秀山山頂に着く。北の方向を見るが…残念! 眼下に広がる裏木曾の樹海から斜面がせり上がり、美しいスロープを描きながら御嶽山の頂上に至るラインは、 想像するしかない。
食事をしながら気長に待つが、時おり雲の中から輪郭と,雪渓の白い帯がかすかに確認できる程度だ。
「かすかに見えた」「私は見えないわ」「雲の中にかすかに白い帯があるが、雪渓だよ」「・・・・」
狭い山頂は見えた、見えないでおお賑わいだ。
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方位盤をみるとすごい!すぐ東の恵那山から南アの荒川、赤石、八ケ岳、空木、木曾駒、そして御嶽山に隠れて北ア主要部分は見えないが,剣から薬師、北ノ俣、白山、荒島、平家、能郷白山、冠、横山岳等とすごい!よほど空気の澄んだ冬から春、そして秋なら見えるのだろう。頂上の片隅にオコジョのマイホームが
ある。
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11:35  下山にかかる。
12:30  兜岩に着く。ここからの素晴らしい展望のために、大休止とする。対象物がないので、写真では大きさがつかめない。
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12:55  二の谷と三の谷の分岐に着く。ここからは三の谷コースだ。
14:30  一時間半、退屈な道だった。ヒノキの人工林のジグザグな下りで見るべきものがなく、一輪の花も見かけない。もし再度来ることがあれば二の谷往復に限る。
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さてここから管理棟までの2キロがまた退屈な林道歩きだ。地形図では林道脇に977.9mの三角点がある。
平野部なら珍しくもないが、山間部の場合山頂とかピークに多いものだが、どんな三角点かな・・・
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それは金属標で地面に埋め込まれており、丸い真鍮かステンレス製で、表面に文字が刻んである。帰って調べると、点名は加子母で4等だった。
15:00 駐車場に無事到着する。三の谷コースは8015m、二の谷が5966mで合計14キロのロングコースの幕は下りた。行きはよいよいだったが
帰りの道は見るべきものがなく、退屈だった。
15:15 スタート。途中道沿いの「付知峡・倉屋温泉・おんぽいの湯」で汗を流す。

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中津川ICに17時ジャストに入る。中央道は例によって恵那あたりより小牧JCTまでは、ノロノロ運転が続くが、途中の食事以外はノンストップで21時前に姫路に無事帰ってきた。

    参考 木曾地方は昔から林業が盛んな地方で、木曾五木は有名である。
         木曾五木  ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスヒ・コウヤマキ

            
by hotaka443 | 2009-06-16 18:58