みちくさおじさん山を歩く

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No440 新居浜市・早すぎたツナクリ山のアケボノツツジ

ツナクリ山(1466m) 愛媛県新居浜市 2016・4・24(日)天気・曇り メンバー・4人
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今年は全体的に花期が早いので、もしかしたら咲き始めているかも・・・との淡い期待を持ってツナクリ山に走ります。地元の人以外あまり知られていないと思われるツナクリ山は地形図では無名峰で標高点1466のみですが、登山地図には記載されています。

以前に四国の冠山だったかで地元の人に「アケボノツツジと言えば西赤石と思われているが、ツナクリ山から西山が一番や」と聞いていましたが、なかなか行く機会がなかった山です。

5時姫路出発、途中のSAで朝食をとり新居浜ICで降りると、町の後方に壁のように立ちはだかる赤石山系は深いガスの中。なんとなくいや~な予感がします。

県道47も山に向かう車は皆無。案の定大永山トンネルを抜けたところにある、路肩の広くなった駐車場は車ゼロ。やっぱり早すぎたのか、とガッカリです。
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大永山トンネル。別子側から新居浜市街方面を望む。登山口はトンネル手前の林道を左に入ります。
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林道入口にゲートがありますが、その先すぐ右に登山口があります。しかしツナクリ山の道標はありません。西赤石方面の銅山越からの方がメインかな?
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しばらくはコケむした石垣の道が続きます。
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滝です。
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9時笹ケ峰・ツナクリ山分岐に着きました。3年前笹ケ峰方面からここに降りてきた記憶が残っています。分岐を右にツナクリ山に向かいます。
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この道は登山者が少ないのかササが茂り、前日の雨で水分タップリ。雨具着用は面倒だし・・・躊躇しているうちに腰から下はずぶ濡れです。
アケボノツツジがそろそろお出ましです。
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比較的緩い登りでしたが、眼の前に尖った高いピークが見えてきました。標高差100mくらいでしょいうか。あれ登るの?心配そうな声が。
地形図はほぼ直登ですが、実際は右に大きく巻いています。しかし急登には変わりありません。
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尾根に出ると西側の斜面にびっしりとアケボノツツジの木が。しかし花をつけているのはパラパラ程度。それも斜面の下の方なので写真では撮れません。登山道の両側もアケボノツツジのトンネルですが、蕾を付けている木は少しだけで、花芽もあまり見当たりません。今年はウラ年かな?満開になれば素晴らしいでしょうね。
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10:20ピークらしき所もなく、道標がなければ通り過ぎてしまいそうなツナクリ山に着きました。
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西斜面はアケボノツツジがビッシリですが、東斜面にはほとんど見られません。山頂傍の西斜面にポツンと寂しそうなアケボノツツジが一本。左の枝の一部は咲きかけていますが、全体的に花芽が見られません。
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まだ時刻は早いですが、ここでお昼にしましょう。といっても座るところがないので、登山道を占領します。今日は他に登山者はいないでしょう。

雲が一瞬切れ、西の空にちち山が、右肩に少しのぞいているのは笹ケ峰でしょうか。左は冠山。
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右冠山で左は平家平。
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左ちち山、中央右の少し雲から覗いている尖った山は沓掛山。右端のもギザギザは黒森山。
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ポツポツ雨が落ちてきました。このあと西山まで行くつもりでしたが、アケボノツツジは期待できないので帰ることにしましょう。雨具着用で11:00Uターン、幸い途中で雨は上がりました。

12:40駐車地点に降りてきました。途中で男女2人ずれにあっただけの静かな山歩きでしたが、消化不良気味です。

2013・5・13ちち山分れあたりから、ピンクに染まるアップのツナクリ山。
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12:50出発、こちらに来たときは必ず立寄る道路寄りのマイントピア別子に向かいます。
13:10マイントピア別子は別子銅山の施設跡を利用したテーマパークで、道の駅マイントピアを併設、別子温泉も館内にあります。いつも混んでいますが今日はまたすごい車です。
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別子温泉はこの15日に改装オープンしたばかりだそうで、温泉施設も様変わりしています。入浴料金は以前より安くなり、シルバー料金¥400が設定されているのは大歓迎です。

14:25温泉出発、帰途につきます。しかしこのまま帰ると早すぎるので、讃岐富士の飯野山を提案します。讃岐富士なら高速のそばだし、往復2時間もあれば十分です。

が、お帰りモードから山登りモードに切り替えるのは大変だ、パス!が多数決です。ということで途中のSAで20分ほど休憩,17時に姫路に帰ってきました。

四国まで行ってこんなに早く帰ってくるのはすごくもったいない気持ちですが、また出直しましょう。

[データー]

姫路5時⇒山陽姫路西(山陽・瀬戸中央・高松・松山道)新居浜IC⇒R11⇒県道47⇒大永山トンネル出口駐車8:00

出発8:20→ちち山分岐8:20→ツナクリ山10:20~11:00→駐車地点12:40
出発12:50⇒マウントピア別子13:10~14:25⇒往路引き返し姫路17時着

(走行距離 約500キロ  歩行距離 約5.8キロ  累積標高差 約650m)


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by hotaka443 | 2016-04-28 20:42

No439鳥取・岡山県境毛無山はカタクリ満開

毛無山(1218.4m)鳥取県江府町・岡山県新庄村 2016・4・19(火)天気・はれ メンバー・4人

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ウト山展望台より左大山・右烏ケ山


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10日、滋賀の大御影山のカタクリは咲きはじめでしたので、共に冬季は雪深い地ですがあれから10日、もう毛無山も咲いているのでは、とやってきました。関西方面からだと南の岡山県新庄側からが一般的ですが、昨年秋、初めて鳥取側から登ってすっかり気に入り、今日で2度目です。

7時姫路出発、砥堀より播但道に入り、中国道から米子道に入ります。快晴だった空も怪しくなり、米子道に入るとすっかり曇り空。そして鳥居トンネルを抜けると・・・大山はスッポリ雲の中です。
蒜山で降り、R482を西進にする頃にはポツポツと雨が。予報では晴れマークやったのに、違うやんか!とメンバーさん。
日本海に寒気が残っている影響だけど、そのうち回復するから大丈夫でしょう。

岡山・鳥取県境の内海乢を越えるとすぐに左折、広域農道に入ります。道標は俣野です。
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舗装された走りよい農道で、すぐに三平山方面への林道を左に分けます。峠を下って行くと左からの県道113と合流、広域農道は終わります。さらに下って行くと毛無山への道標があります。
主に西の米子方面からやってくる登山者用のため西を向いており、東から峠越えで来た場合素通りしてしまいそうで、私も前回は行き過ぎて引き返しました。
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県道から別れ林道宝仏線を登ります。この林道は上部に中国電力の関連施設があるので、道幅も広く舗装された走りよい道です。
5キロ余りで鋭角に左に曲がる道を分岐します。
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ここからは町道になり1.5キロほど登ると終点の巨大なサージタンク広場に到着しました。時刻は9:10、途中のSAで15分ほど休憩したので、姫路から2時間ほどです。先客は島根ナンバが1台だけ、ここは中国電力の所有地なので広場はキレイに整備されています。

この巨大なサージタンクって中に何が入ってるの?
毛無山~金ケ谷山縦走路途中の俣野越南の岡山県側に土用ダムがあり,地形図に記載されているようにここからサージタンクに地下送水管が敷設されています。上池にあたる土用ダムと下池のサージタンクの高さはほぼ同じで、水が蓄えられています。
サージタンクから少し下ったところに俣野地下発電所があり、落差500mを利用して発電しています。サージタンクは水量を一定に保つ役目で、急激な圧力変化から施設を守るため外の大気に解放されています。つまりタンクに登り中を覗くと、下の水が見えるということです。

ちなみにこの俣野発電所は西日本最大級の120万KW発電能力を持ち,島根原発に次ぐ規模だそうです。
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9:15出発、登山口はサージタンクの右側です。
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登山道を少し登ると分岐です。登りは小鳥の小路を、下りはみずならの小路を歩きます。
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5分足らずで合流。
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15分足らずで一合目です。後方は展望台のあるウド山。
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よく整備された道は快適です。標高差わずか400mほどなので合目間隔は短く、すぐに2合目です。
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寒さ厳しい日本海に面しているだけに、木々はまだ冬装束が残っています。
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三合目を過ぎしばらくするとササ原に飛び出し、展望台が見えてきました。
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9:50展望台に上がると少しもやっていますが、素晴らしい展望が広がります。ただ日本海方面は水蒸気が多くモヤって視界がききません。
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薄いモヤがかかった大山と烏アップ。
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展望はいいし他に登山者はなく静寂の世界を独り占め、ついつい居心地がいいのか座り込んで雑談が始まりました。
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「もう山はいいからここでお昼にし、昼寝をして帰りたい心境やわ・・・」
この展望台がすっかりお気に召した様子です。

きりがないので30分ほどで雑談を切り上げ、出発です。展望台のすぐ上に無法松と四合目の標識があります。
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2~3分登るとくらげブナです。
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カタクリが咲いている、の声に下を見ると、あちこちに群生しています。が冷たい北風が吹き抜ける地形のためか全体的に小ぶりです。樹木に陽射しが遮られたところが多く蕾が目につきますが、帰りに期待しましょう。
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五合目を通過すると力岩があり、その先に六合目の標識があります。
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標識のそばにかわいい一輪が。
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次は蔵之助岩です。
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七合目。
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俣野からの登山道にこれほどカタクリが多いとは思ってもいませんでした。
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10:55毛無~白馬縦走路のカタクリ広場に着きました。
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ロープで囲ってあるこの一角がカタクリの群生地ですが、咲いている花はありません。というより、私の眼にはつぼみもわかりません。
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誰一人として会わなかった鳥取側ですが、さすが尾根に上がると岡山側からの大勢の人で賑やかです。日当たりのいい尾根のあちこちにはカタクリが満開です。
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キクザキイチゲも数本見られます。
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写真撮影に時間をとられましたが11:20、毛無山山頂に立ちます。
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平日ですが岡山県側からは大勢の人が登ってこられます。岡山県側の田浪登山口を見下ろします。
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ちょうど1時間後の12:20下山開始です。10分程でカタクリ広場の分岐着、ここから俣野に向かって下山します。
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広場のロープの囲いの中をよ~く見ると、数輪のカタクリを見付けましたが、枯葉に占領されわかりずらいです。
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芽吹き前のブナ林の快適な登山道。
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12:55展望台まで下りてきましたが、おやつタイムで座り込みまた雑感が始まりす。

蒜山をバックに枯草に包まれた三平山(左)と鉄塔の立つなだらかな朝鍋鷲ケ岳(中央)そして美しい三角錐の金ケ谷山(右)
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日本海方面は相変わらず視界不良です。米子から美保湾に突き出た弓ケ浜が見えるのですが、確認できるのは右下の米子道の橋脚とその上の考霊山ぐらいです。
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13:25出発いよいよ最後の下りです。一合目下の分岐から 水ならの小路に入ります。
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13:45サージタンク広場に無事下りてきました。広場の北の端に展望台があるので寄ってみますが、相変わらず視界不良、ボンヤリ見えていました大山もほとんど見えなくなってしまいました。
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14:05ただ一台だけ駐車している島根ナンバーはまだ登山中でしょうか。広場を後に下山します。

今日は温泉はカット、みちくさしながら17:30頃姫路に帰ってきました。
データーは長い休憩や写真撮で参考にならないので省略します。
by hotaka443 | 2016-04-27 05:02

No438滋賀・イワウチワ街道の大御影山を歩く

大御影山(949.9m)滋賀県高島市・福井県美浜町 2016・4・10(日)天気・曇り メンバー・4人

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昨年7月1日に始めてこの山に登りましたが、イワカガミやイワウチワそしてシャクナゲが多く、花のシーズン到来を待ってやってきました。

姫路6時出発、名神か舞鶴若狭道か迷うところですが、行きは名神を走ることにし、山陽・中国・名神で京都東で下車。R161・湖西道路を走り、終点で再びR161を走ります。このR161は高架工事中ですがなかなか進まず一服状態です。

高架道路を弘川で降り側道へ入り、次の信号日置前王塚を左折。すぐの信号を右折しそのまま北へ直進。集落を抜けると酒波林道に入ります。林道といっても山頂にある家族旅行村・ビラデスト今津に向かう広い道です。
山岳ドライブを楽しんでいると、やがてビラデスト今津の大きな看板が迎えてくれます。
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少し走ると料金所があり一人300円を徴収されます。宿泊施設・オートキャンプ場・キャンプ場・ロッジ等の設備があり、4月から11月のシーズン以外は閉鎖されるようです。
ちなみに昨年は平日だったせいもあり、料金所は無人でした。

料金所から少し坂を下ると左側に平池が見えてきます。池のほとりに沿って左に曲がって少し走った左側に車2台分ほどの空き地があるので、そこに駐車します。
時刻は8:45、途中で30分ばかり休憩しているので実走行は2時間15分ほどです。

平池の周りはコバイケソウがビッシリ。
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道路反対の山側にはピンボケの富貴草の群生とアップの写真。
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酒波林道と別れ左へ。セラピーロードという名前が付けられています。一番上の標識は近江坂と書いてあります。大御影山の道標は草むらに落ちていましたので、支柱に立てかけておきましよう。
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広い道を少し進むと道標があり、左の植林に入って行きます。
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植林を抜けると小さな沢を渡り山道に入って行きます。スミレやミヤマカタバミ・イカリソウ・エンレイソウ・バイカオーレンなど春の花が目を楽しませてくれます。
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イワカガミが群生しています。しかしまだ少し早く、数えるほどしか花をつけていません
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尾根を歩く旧道と少し下の谷側を歩くバイパスの分岐です。
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登につれてイワカガミの大群生地に入ってきました。右も左もびっしり・・・しかしほとんど花は見られません。見ごろは一週間か10日ほど先でしょうか。すべてが花をつけると見事でしょうね。
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イワカガミの次はイワウチワです。
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イワウチワの中にイワナシも咲いています。。可憐なピンクの花、かわいいですね。
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タムシバです。まだ冬枯れの山肌を点々と白く染める、春にかかせない花ですね。一般に西日本では高木型、東日本では低木型で、また見分けが付きにくいコブシとの違いは、花の下に葉が一枚付くのがコブシです。山ではほとんどがタムシバです。
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イワウチワも微妙に花色が違い、濃いピンクや白い花もあります。
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シャクナゲの群生地に入ります。楽しみがにしていましたが、なんと蕾がありません。今年はウラ?一昨年はどこも花いっぱいで昨年はさっぱりでしたが・・・
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それでも4~5本花をつけている木があります。
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10:35滝谷山分岐を通過します。
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所々で見られるショウジョバカマ。
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ブナの美しい山ですが、まだ冬枯れです。
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イワウチワに混じってカタクリの登場です。しかし花をつけているのはほんの数輪だけで、まだ少し早いようです。
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登山道の右側に展望の開けた小広場があり、単独の男性が休憩されています。
地元の人でよく登られるそうですが、シャクナゲの話をすると、3年前は見事なシャクナゲ街道だったが昨年と今年はだめ、来年は素晴らしい花が咲くはず、とのお話でした。

シャクナゲは隔年に咲く、を信じてきましたが,どうもそうではないようです。
帰って調べてみると、開花した年は秋に果実が出来るので新芽はできず、2年目は咲かないが、新芽は出るので3年目で咲くこともある。但し2年目にできた新芽は充実不足なので、4年目になってようやく見事な花を付ける、つまり4年サイクルで美しい花を咲かせるそうです。

視界は悪いですが、琵琶湖に竹生島がぼんやり浮かんでいます。
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緩やかな起伏の尾根道は、やがて下に見えてきた栗栖河内谷林道林道に向かって下って行きます。
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林道を少し左に歩くと大御影山登山口があります。
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尾根道はブナの冬枯れが続き、相変わらずイワウチワの群生が目を楽しませてくれます。
林道から10分ばかり近江坂分岐で、右から赤坂・三国・大谷山方面からのからの高島トレールと合流しますが、あまり歩かれていないようです。
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イワウチワの咲く山もずいぶん登ってきましたが、延々とこれだけ続く山は初めてです。勝手なもので最初見付けたときは感動したものですが、これだけ続くとあの感動はどこえやら・・・
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新緑の頃は見事なブナ林ですが、真っ直ぐ伸びた木や風雪の影響でねじれた木、また大きく幹が曲がった木など場所によって様々です。
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12:10大御影山に着きました。三角点は三等野呂尾949.85mです。
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少し下った北東方面になだらかな尾根を延ばしています。食事をとるには最高の場所ですが、大きなおなかで登ってくるのがしんどいので、適当な所でお昼にしましょう。
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ここまで単独の男性に会ったのみで、人の声は全く聞こえてきません。花の山として有名で、ツアーも組まれていますが、まだ少し早いのかな。イワウチワに関しては今が見頃です。

12:50になりました。そろそろ下山しましょう。同じ道のピストンで単調な長い尾根歩きですが、道沿いの花が、新緑の頃はみずみずしいブナ林が心を慰めてくれます。
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13:40栗栖河内谷林道を横断します。
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14:10バイパス分岐まで戻ってきました。下りは尾根の旧道を下りますが、バイパスの方がよく歩かれているようです。タムシバの白い色が点々と・・・建物はビラデスト今津です。
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イワカガミ。旧道は日当たりがいいから早いようです。
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15:20山頂から2時間半で無事駐車地点に到着です。休憩入れて6時間半、花いっぱいの奥深い山でした。

15:30出発。来る途中に埋もれるような桜の酒波寺の前を通ったので、帰りに立ち寄ってみます。
15:45立派な鳥居の正面参道ではなく、横の駐車場から入りますが、今が満開で、遅い時間にかかわらず10数人が桜を楽しんでおられます。
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小さな池のほとりに東屋があるので、先客が帰られるのを待ってコーヒータイムにします。そばの八重桜。
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強い風が吹くと、あっという間に花絨毯が。
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30分ほど桜を楽しんで16:15酒波寺を後にします。

時間が遅くなったので温泉はパス、帰りは舞鶴若狭道を走ります。途中何か所かの追い越し車線はありますが、福知山まで片側一車線のため先行車が極端に遅いとついイライラ。

しかし今日は珍しく前はガラガラ、めったにないことです。イライラ道路を快調に走り、途中のSAで夕食を済ませて19時、姫路に帰ってきました。多くの花に会えてメンバーさんも満足の山旅でした。

[今日のデーター]

姫路6:00⇒山陽姫路東(山陽・中国・名神)京都東⇒R161・湖西道路・R161⇒日置前王塚交差点左折⇒次の交差点右折⇒町道・酒波林道平池傍に駐車8:45

出発8:50→滝谷山分岐10:35→林道横断11:20→大御影山12:10~12:50→林道13:40→滝谷山分岐14:10→駐車地点15:20

出発15:25⇒酒波林道・酒波寺15:45~16:15⇒町道⇒県道534⇒R303⇒県道218・22⇒若狭上中IC⇒(舞鶴若狭・中国・播但道)砥堀IC⇒姫路19時着

(走行距離 約430キロ 歩行距離 約13.5キロ 累積標高差 約870m)

by hotaka443 | 2016-04-18 12:01

No437兵庫丹波市・迷走の高山~首切地蔵尊

天狗山(558m)~高山(659.9m)~首切地蔵尊 2016・3・23(水)天気・晴れ メンバー・2人

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首切地蔵さんってなに?とおっしゃるKさんと6年ぶりに首切地蔵尊から高山に登ります。
前回は大呂峠からでしたが、今日は逆コースで、けやき峠から登ります。それと楽しみなのは地蔵茶屋の元気なおばあさんにお会いすることです。健在かどうか、お元気なら確か99~100歳のはず。
もう現役は引退されているかもわかりませんが、若い者には負けないよ、といっておられたパワーをいただきたいものです。

今日は高山林道からけやき峠に登り、前回ミスで登れなかった猿藪に回って高山の頂上を踏み、なるべく早い時間に地蔵茶屋に降りてきて美味しいおうどんをいただく予定です。

6:10姫路を出発、播但道から中国道に入り、滝野・社で降りR175を北上します。インターから約14キロ、中央橋交差点で右折して並行して流れる加古川を渡るとすぐに県道294にぶつかるので左折します。中央橋交差点の次は新中橋、船町と交差点が続くのでどの交差点で右折しても県道294に出ます。県道を北上、ほどなくJR加古川線の踏切を渡り、少し走ると県道は左折しますがそのまま直進。1キロで山田川の小さな橋を渡りすぐの交差点を右折、あとは直進です。途中にあるでかい案内標示。
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姫路からちょうど1時間後の7:10、地蔵の森公園の駐車場に着きました。
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7:25出発、舗装された林道高山線を登山口に向かって登ります。ところで今日は大失敗、玄関にコンパス・地形図など置き忘れです。播但道に入ってから気が付きましたが、Uターンするのは面倒、6年前に登っているので何とかなるだろう、と安易な気持ちでのスタートですが、これが失敗です。
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7:45 1キロほどで林道終点に着きました。
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以前は立派な道標がありましたが、見当たりません。右へ踏み跡らしき所に入ります。
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ところが雨で流れてきた枝や土砂で荒れており、道はありません。適当な所を登るとすぐに踏み跡復活です。
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薄暗い林の中を登ると始めてめての道標です。
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その先に分岐がありますが、しっかりした右の道を登ると、尾根が見えてきました。
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8時ジャスト、けやき峠です。
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ここで重大なミス発生。何の疑いもなく尾根を左折してしまいます。6年前に一度大呂峠から、今日とは逆コースで歩いただけでは記憶もあやふや、けやき峠と猿藪・高山方面の位置関係の記憶が曖昧です。前回通り大呂峠から歩いていたら間違わずに済んだのですが・・・やはり不慣れな山は地形図無しでは無謀ですね。

ものの1~2分で道標がありますが、チラリと見ただけで通過。高山は逆方向と矢印があるに・・・間違った思い込みは危険です。本人は猿藪・高山方向に向かっているつもりです。
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植林と自然林の混じったアップダウンの尾根にはははっきりとした道がありますが、おかしいな?今どこを歩いているのだろう・・・けやき峠から高山の手前の猿藪分岐はこんなに遠かったかな、とふと不安になってきました。

8:35 けやき峠から35分、ようやく三角点のある山頂に着きました。はてな ここはどこだろう・・・高山以外に三角点のある山はないはずだが・・・チラリと昨日見た地形図の記憶をたどってみます。

一足遅れで登ってきた相棒さんが、天狗山の標識があるよ、との声に大岩の下を見ると、隠れるように私設の標識、天狗山558mがあります。
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ますます現在位置がわからなくなりました。天狗山なんて地形図にはないし、高山以外に三角点のある山は思い浮かびません。ここはどこだ?

(帰宅後地形図を見ますが、天狗山の表記がないので558mで探すと、三等三角点奥山で、けやき峠から北に1.3キロほどのところの山でした。高山はけやき峠から逆方向の南になります)

とりあえずプレートをお借りして迷走記念の写真を撮っておきましょう。
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どうやらけやき峠で方向を間違ったようです。あの道標に何か書いてあったかなあ?
往復1時間ばかりのロス発生です。気持ちを落ち着かせるためにコーヒータイムをとりましょう。

一息ついた8:45、峠に向かって引き返します。

いくつかのピークを下っている時アクシデントが発生しました。
Kさんが枯葉に足をとられスリップ、枯葉に隠れていた根っこに足を引っかけて転倒、足首を痛め様子。しばらく様子を見ますが異常なしということでスタートします。

9:15けやき峠手前の道標が見えてきました。
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Kさんの足が心配なのでここから下山してもいいのですが、大丈夫とおっしゃるので猿藪だけカット、予定通り高山まで登って首切地蔵に下ることにします。

峠から高山まで標高差240m、かなりの急登です。
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急登を登り標高600mあたりの南から南西に方向が変わるあたりに猿藪の分岐がありますが、道標がないので要注意です。

急斜面には3か所のロープがあり、登りきった所の道標を過ぎると、一気に南側の展望が広がり驚きます。
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前に来た時は樹林帯で視界ゼロでしたが、大規模伐採で様変わりです。あいにくモヤっていますがトンガリ山と右西寺山。
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トンガリ山アップ。
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少し東には白髪岳。
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過去2回縦走した左白髪岳からトンガリ山右に続く長い尾根。
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伐採地が終わり少し登ると高山です。時刻は9:45。天狗山からちょうど1時間かかりました。
山頂は樹木に囲まれほとんど展望はありません。
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四等三角点高山。欠けた標柱が哀れ。三角点は国の財産であり、測量法により破損等の行為には2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。三角点は大切にしたいですね。
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20分ほどおやつタイムをとり、下山します。
下りもまた急斜面で、2か所ロープが設置されています。
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展望のない尾根を20分ほど歩くと、南東から北西に向きを変えます。住吉町分岐で、反対の大呂峠から登ってきた場合、間違いやすい所です。小さな標識に要注意。
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分岐から10分程で高圧線鉄塔下を通過。朝来市の奥多々良木地下発電所から三田市の北摂変電所に送られる送電線です。
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10分余りで大呂峠です。ここに南向き地蔵が祀られています。
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峠からは尾根を離れ林道に下ります。以前はなかった道です。
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途中の分岐。6年前は左の鉄塔方面のみでした。
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あと少しで奥山林道というところで再度Kさんにアクシデント、濡れた枯葉でスリップです。アップダウンの続く長い道のりで疲労がたまっているので、特に下りは注意が必要です。
今度も大丈夫のようですが、林道に出たところで少し休憩しましょう。
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少し休むので先に下山して、とおっしゃいますがそうはいきません。確か地形図の記憶ではすぐに林道の終点があるはずなので散歩がてらに逆方向にブラブラ歩いてみます。10分ほどで林道終点に着きました。延長工事の気配はありません。
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15分ばかりでKさんの待つ登山口に帰ると、大丈夫歩けるよ、と元気いっぱい。安心しました。
テクテク歩き20分ほどで林道起点のゲートに到着です。
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首切地蔵尊はすぐですが、山から下りてきたので参道から入らず裏手から入ります。
以前はなかった新しい地蔵さんが境内の奥に祀られています。
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首切地蔵尊です。
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首のないよだれかけをした七体の地蔵さんが祀られています。
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首切地蔵尊の謂れは、源氏と平家の戦いで源氏に敗れた平家一門の公卿やお姫様が、ここ丹波に逃れてきましたが、落人狩に捕らえられこの地の山奥の首切沢で処刑されたことに由来しています。
伝え聞いた里人が人の世のはかなさを嘆き哀れみ、碑を建てたのが始まりで、いつの間にか首切地蔵尊と呼ばれるようになったそうです。

春と秋の大祭では修験者による大護摩焚きや奉納されたよだれかけの供養が行われ、全国から首から上の病気回復や受験者が訪れるそうです。

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地蔵尊の下に地蔵茶屋があります。楽しみにしていたおばあさんに会えるかな、と期待していましたが、なんと水・木はお休みをいただいています の貼紙が。残念!
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6年前、93歳のおばあさんのステキな笑顔。1時間あまりいろいろお話をさせていただきましたが、懐かしい思い出です。
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11:30地蔵の森公園に戻ってきました。今日は平日、誰一人として会いませんでした。
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11:40公園を後にします。帰り道、閉鎖された西脇のかっての(ヘソの湯)が、今官兵衛の湯としてオ-プンしているそうなので寄ってみますが、あいにくメンテナス工事でお休みです。

温泉は他にもありますがパスし,12:50早い時間の帰宅でした。
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今日も前回に続きまたまた猿藪には登れませんでした。縁のない山のようです。

迷走・トラブル発生につきデーター詳細は省略。
(車走行距離 約125キロ  歩行距離 約9.7キロ  累積標高差 約870m)

by hotaka443 | 2016-04-12 11:25

No436岡山・和気アルプス鎌尾根コース

鎌尾根~神の上山(369・9ⅿ)~山の学校 

2016・3・1(火)天気・晴れ メンバー・2人


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まだ登っていない近くの山、というKさんの希望で和気アルプスの東の端の鎌尾根コースに登ります。

非常にルートの多い和気アルプス、以前はよく通いましたが、この鎌尾根は初めてになります。
ふじの花で有名な藤公園の広大な駐車場に車を停め出発します。鎌尾根登山口までは田んぼの中の舗装道路を400mほど歩きます。中央の岩壁が奥壁で鎌尾根リッジはその右側になります。
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歩いてきた直線道路が左に首を振る所の十字路を右に入るとすぐに登山口がありますが、標識は見当たりません。
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すぐに獣除けネットがあります。神ノ上東壁登山口、と書かれた私設の道標があります。
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雑木林の道。
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傾斜が少しきつくなったところにある道標。
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もう一枚の朽ちかけた道標。奥壁岩元へと書かれています。どんな所か寄ってみたかったのですが、ほとんど人が入らないような心細い踏跡に、Kさんパス。
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踏跡のない急登になり、木の枝などにつかまりながら足場を探して登ります。よく滑ります。
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古びた道標を見ていると、一般の登山者の入らないマイナーなコースのようです。
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ハイカーは立入り禁止。
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左手の岩壁は奥壁です。
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鎌尾根の岩稜地帯に入ります。
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灌木の間から東の展望が開けました。
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藤公園アップ。日本中、そして中国や韓国を合わせ約100種類を誇り、種類の大さでは日本一です。500mの藤棚の下を藤の花を仰ぎながら散策ができ、年によって違いますが4月下旬~5月中旬が見ごろで、入園料金はこれまでは¥300だったかな?和気町観光協会にかわってPRしておきます。
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奥壁の全容を左に、ちょっとしたナイフリッジを渡ります。鎌尾根リッジルートの核心部かな。
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名前負けする鎌尾根が終わり、緩やかな起伏の自然林に入ります。東平尾根です。
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このあたりはロープがないとガスや積雪時は迷いそうな地形です。
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登山口から約50分でベンチのある分岐に着きました。左は下山ルートのチンネ・鷲の巣・山の学校方面、右は和気アルプス最高峰神ノ上山方面です。まず最高峰を踏んでおきましょう。
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分岐から15分足らずで神ノ上山に着きました。三角点は二等日笠下です。
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あれっ 何だこりゃ! 3年前にはなかった新しい標柱が立っています。松の木はともかく、この岩もともとここにあったかな?それともどこからか移動させてきたのか・・・しかし考えたものですね。
地面に落ちていたしめ飾りを松の枝にかけておきましょう。
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5人ほどの男性が登ってこられました。地元の方で毎月1日は登山道などの整備されるそうです。
ザックを開けてとりだしたものは・・・

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今日はこの旗をどこに飾ろうか・・・と思案されています。
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一人がポールの横の木に登り始めました。巻きついているものはなに・・・
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鯉のぼりでした。先端のものはポールを下ろさないと無理ですね。
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今日は雲が低く時々小雪が舞う天気で、那岐山方面は見えません。
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北東方面には先日登った八塔寺山が霞んでいます。
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5人の地元の人は整備作業に入られました。右端の松の後方が熊山になります。
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山頂を後に下山しますが、途中まずチンネの頭に向かいます。登ってきた鎌尾根への道を左に見送り少し南に下ると、左折チンネスラブの道標があります。
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どんどん下って行くと岩場の突端で行き止まりで、チンネの頭の道標が枯れ木にぶら下がっており、下を覗くと岩場がはるか下まで続いています。チンネとは切り立った尖峰状の岩壁で、剣岳の北方稜線ルートにある八峰・チンネが有名です。チンネの下部はスラブ状の岩が下まで伸びています。
ここもルートで下ってもいいのですが、怖いことはやめましょう、とYさんの声にUターンします。
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谷を挟んだ向こうにはロッククライミング場の鷲の巣の巨大な岩が立ちはだかっています。
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登山道に戻り再び南に下ると左折白岩様の分岐があり、すぐに白岩様の標識のある岩壁の上に出ました。白岩様の名前の謂れは知りませんが、チンネの頭から見た鷲の巣の岩の上の突端に立っています。下を覗くと足が震えます。
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時刻は11:20です。展望を楽しみながらお昼にしましょう。
目の前のチンネの頭のアップ。一列に並んだ岩稜は見事です。左上の矢印は先ほど立った所で、右下の矢印はチンネの頭。
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この長いスラブ、斜度は30度から部分的には40度くらいはあるでしょうか。コースになっているので登りに歩いてみたいですね。
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下の山陽本線に上り糸崎発相生行きが走ってきました。和気駅11:41発、黄色い115系電車です。この形式は関西ではあまり見られなくなりました。黄色は岡山色です。
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人の声がするのでチンネの頭を見ると、山頂で会った人です。あのお年寄り?がこのスラブを登りならともかく下るのは勇気がいります。大丈夫かいな・・・
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声をかけると手を振って返事が返ってきました。足取りも軽くす~いすい下って行かれます。この辺りで斜度40度くらいでしょうか。地元の人だけに勝手知ったコースなのでしょう。
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私たちもそろそろ下山しましょう。馬の背、七曲りを通り山の学校に降りてきました。
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青少年の活動の場だった山の学校も荒廃が進み、雑草や灌木が茂り、わずかに道標の後に見える登り棒が当時の面影を残しています。
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さび付いた登り棒と、左鷲の巣と右チンネスラブルート。
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チンネの頭からまっすぐ下に伸びるスラブのアップ。今度登るぞ!
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この山の学校、ずいぶん以前になりますが、当時は建物があり広場があったように記憶しています。しかし見る限りでは倒壊寸前のトイレだけが目につきました。

やがて獣除けのフエンスが現れ、カギを外して外に出ます。
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ここから1.5キロほど、ほとんど車の走らない舗装道路歩きです。途中で畑の中から声が聞えたので誰だろう、とよく見ると、山頂でお会いした5人のうちの一人です。

畑で収穫した白ネギを持って帰らない?とネギの束を差し出されますのでありがたくいただいて帰ります。平然と歩いておられたあのスラブコースも、庭みたいなものと笑っておられました。

せっかく和気に来たのですから少し回り道をして,鵜飼谷温泉でのんびりと湯につかって帰りましょう。
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(データーメモ紛失です 歩行距離 約6.2キロ 累積標高差 約450m)

by hotaka443 | 2016-04-01 23:25