みちくさおじさん山を歩く

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No405 花爛漫の白山 その2御前峰~お池めぐ~観光新道下山

白山御前峰(2702.2m)石川県白山市・岐阜県白川村 2015・8・5(水)天気・晴れ メンバー・4人

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昨夜は19時過ぎに眠ってしまい、目覚めたのは3時半頃でぐっすり眠りました。今朝はみなさんも元気にお目覚めです。

4:10 ご来光を見るため山荘を出発します。すでに登山道はヘッドランプの行列が、上へ上へと伸びています。日の出時刻は4:50頃です。
途中で室堂の白山神社の、下駄をはいた神主さん2名に追い越されます。山頂の神社に向かわれるのですが、毎日の行事だけに、早い早い。
ご来光が見られる日は、合図の太鼓を室堂の神社でたたかれるそうです。

4:40大勢の人で賑わう御前峰山頂に着きました。すっかりあたりは明るくなっています。
三角点は一等 点名は白山です。
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朝の室堂平と別山。
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右剣ケ峰(2677m)と左大汝峰(2684m)
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5時、今かいまかとご来光を待つ人々。視線は東の空にくぎ付け。残念ながら低い雲がアルプスの山々を隠しています。
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雲を割って太陽が顔を出しました。拍手と歓声が静かな空気を震わせます。8月5日のスタートです。
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5:10お池めぐりコースに向かいます。バックの山は大汝峰です。お池めぐりコースから外れますが、頂上を踏む予定です。紺屋ケ池・血の池などまだ多くの雪が池面を覆っています。
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紺屋ケ池
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御前峰と油ケ池。
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翠ケ池。もう少しで水があふれそうです。
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血の池
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大汝峰分岐。当然大汝に登ると思ってたら「登りはしんどいので私たちは待ってるから 登ってきて」と今日はIさん。少し足が痛むとか。わずか0.7キロ、標高差100mだけど、仕方ない、お付き合いするか。
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千蛇ケ池。雪渓を横切る踏跡は室堂に帰る近道。Iさんは早く帰りたい様子でチラリと視線をやりながら「近道だけど登りがあるからしんどいな」
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五色池と大汝峰。
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何してんの?
空荷できたので喉が乾いて・・・葉にたまった水滴をチュー、おいしい!
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水屋尻雪渓。年によってはこの時期でも、すぐ下の登山道を覆っている時があります。
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雪渓のすぐ先にクロユリが群生しています。
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御前峰からお池めぐりコースを散策、⒍:40に室堂に帰ってきました。食堂南側のテラスで朝食にしましょう。
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食後のコーヒーをいただき、雑談を聞きながらのんびり室堂の朝を楽しみ、そろそろ下山しましょう。時刻は7:55になっています。

快晴の空の下、五葉坂を弥陀ケ原に向かって下ります。正面の山は別山。
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広大な弥陀ケ原を伸びる2本の道。左はエコーライン。右の道はクロボコ岩に向かいます。
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8:15 クロボコ岩に降りてきました。正面は別山で、右下に延びる一直線の斜面はチブリ尾根。長くて面白味のない尾根の印象が残っています。
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クロボコ岩より観光新道に入ります。
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殿ケ池避難小屋が見えてきました。後方中央は大長山でしょうか。左に赤兎山。赤兎の右肩に経ケ岳が見えますが、写真ではちょっと無理かな?
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9:10殿ケ池避難小屋です。小屋の裏の日陰で15分ほど休憩します。今日も強い日差しがジリジリと照り付けて、暑いです。
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北西方向には白山釈迦岳(2053.2m)が聳えています。
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観光新道はいくつものアップダウンが連続します。
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千人窟が見えてきました。
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さらに尾根を西進する白山禅定道と別当出合に下る分岐点です。時刻は10:40になっています。
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分岐からは退屈な林の中をジグザグに下り、1時間後の11:40別当出合にやっと降りてきました。
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ここから800mほどの距離をテクテク、12時ジャスト駐車地点に帰ってきました。
いろいろありましたが天気にも恵まれ、無事降りてきました。みなさんどうもお疲れ様でした。

12:10 白山に別れを告げ、下山します。白峰の町に降りてきました。白山帰りの温泉は(白峰温泉総湯)です。玄関入口には「3月14日祝・北陸新幹線開業」の看板が。

東京から新幹線で来た、という人に山で何人か出会いましたが、新幹線効果はすごいですね。
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温泉から出ると,いつものように斜め前にある「白峰特産品販売施設・菜さい」の小さなレストランで腹ごしらえです。が白山帰りの人でしばらく待たされました。

14:05お腹が満タンになったところで帰途につきます。北陸方面に行く場合、昨年7月に舞鶴若狭道が全線開通、混雑する名神をカットするため走りよくなりましたが、敦賀~福知山間は片側一車線区間のため、先行車がノロノロ運転の場合は追越車線箇所までぐっとガマンの子。
今日もノロノロ運転に出くわし、イライラ。後ろは長蛇の列です。これは精神衛生上よくありませんね。

18:20無事に姫路に帰ってきました。

[今日のデーター]

室堂4:10→御前峰4:40~5:10→お池めぐり→室堂6:40~7:55→クロボコ岩8:15→殿ケ池非難小屋9:10~9:25→慶松平分岐10:40→別当出合11:40~11:50→駐車地点12:00

出発12:10⇒白峰温泉・菜さい12:35~14:05⇒往路ピストン・姫路18:20

(いづれも2日間 走行距離 約680キロ 歩行距離 約14・6キロ 累積標高差 約1640m)
 

by hotaka443 | 2015-08-26 17:08

No404 白山は花いっぱい その1 別当出合~室堂

白山(2702.2m)石川県白山市・岐阜県白川村 2015・8・4~5(火~水)天気・晴れ メンバ―・4人

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白山初めてのKさんHさんを案内して白山へ。別当出合に比べ比較的静かな岐阜県側の平瀬道が好きですが、初めての白山となるとやはり高山植物の多い石川県側のメインルートになります。

ところが暑さと体調不良が重なり、特にKさんがバテバテ。休み休み登ったため砂防新道コースで室堂まで、約6時間もかかってしまいました。


姫路5時スタート。播但・中国・舞鶴若狭・北陸と走り、今年3月開通の福井北JCTから中部縦貫道に入ります。
この中部縦貫道は永平寺東~上志比間5.3キロ間(平成28年度開通)は一般道に降りますが、福井県側は大野ICまで開通しています。
将来的には松本まで走り、長野道につながりますが、10数年後でしょうね。

勝山ICで降り、県道31~R416~県道261~R157で白峰まで走ります。白峰の信号で右折、県道33へ。10月までの土・日・祭はマイカー規制で市ノ瀬でシャトルバスに乗り換えですが、今日は別当出合まで入ります。

途中全く通行車両に会いませんでしたが、別当出合の手前からズラリと路肩に車列が。私も少しバックして膨らみに駐車します。途中のSAで朝食や弁当の仕入れをしていたので、時刻は9:20になっています。
姫路から通常4時間程度の距離です。準備を済ませ別当出合までテクテク歩きます。舗装道路の照り返しで、少し歩いただけで汗が噴き出してきました。
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15分ほど歩いて別当出合に着きました。県道33の終点です。時刻が遅いのでほとんど人影がなく、あたりは静まり返っています。

初めて白山を訪れたのはもう40数年前。前方に見える休憩所の建物は、当時はお粗末な小さな建物で、ベンチで仮眠した懐かしい記憶が残っています。
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10時出発、登りは砂防新道、下りは観光新道をおりてきます。
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長い吊橋を渡り雑木林の中を歩くと、10分ほどで登り下りの一方通行分岐です。細い急な道のためで、下りは少し回り道になります。
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一方通行の登りは急な石積み階段が続きます。
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10分ほどで一方通行は終わります。
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時々右下に深くえぐられた堰堤の行列の柳谷川がのぞきます。工事車両が行き交い、資材運搬でしょうか、ヘリがひっきりなしに飛んでいます。上流に見えるのは不動滝。

昭和の初期に確認された地滑り、現在も年間10センチほど地滑りは続いており、長さ10mほどのパイプを何か所も打ち込み、その水を集積井戸に集めて地下の排水トンネルに流す工法が取られています。豪雪地帯の大量の雪融け水も地滑りの原因のひとつとか。自然と人間の知恵比べが続いています。
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不動滝。南龍山荘の建つ南龍ケ馬場あたりが源頭部。
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日頃元気なKさん、今日は体調がすぐれないのか遅れ気味、それにしても暑い!
10:45やっと中飯場の小屋に着きました。大勢の人が休憩されています。
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雪融水が豊富な白山、蛇口をひねれば無料で美味しい水がいただけます。
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10分ほど休憩して出発、急な登りが続きます。Kさんの足取りは重くなる一方です。

すぐ下の柳谷川に流れ込む甚之助谷です。こちらは工事が終わったのでしょうか。下流の方の工事騒音は遠くなってきました。
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甚之助谷の上流、痛々しいほど崩壊が進んでいます。
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甚之助避難小屋の少し下のベンチの並ぶ小広場に着きました。沢山の人が休憩されています。もう限界、ここで休もう、とKさん。空いているベンチに座りこみます。暑さであまり食欲はありませんがお昼にします。
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13時になりました。Kさんの しんどいけど頑張るで~ の声でスタートします。4~5分で甚之助避難小屋に着きましたが、ここでまた20分ばかり休憩です。休んでばかりですが、とにかく風がなく暑い!
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私も足が重くなってきました。Iさんも思うようにピッチが上がりません。Hさん一人が張り切っています。
13:50 やっと南竜分岐に着きました。狭い分岐で大勢の人が休憩されていますが、何人かの人が南竜山荘に向かって行かれます。
南竜まではほぼ水平道ですが、室堂までまだ高度350mの登りです。
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しばらく休憩して さあ スタートです。幸いここからクロボコ岩手前まで急な登りはなく、花も多くなるので、気分的に助かります。
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クロボコ岩がやっと見えてきました。遅れ気味だったKさんも、緩やかな登りとお花畑のおかげで元気を取り戻したようです。
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クロボコ岩に着きました。15:10分になっています。
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下山は右の観光新道に入ります。
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クロボコ岩から見上げる白山御前峰と水屋尻雪渓。
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クロボコ岩からは広大な湿原の弥陀ケ原に入ります。後方の山は別山。
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弥陀ケ原が終わると大きな石がゴロゴロした急な登りの五葉坂です。ここが最後の登りですが、急に元気が出たKさん、ピッチが上がります。
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五葉坂を登りきると、ようやく室堂に着きました。時刻は15:50、実に5時間50分を要しました。
但し休憩が約1時間半ですから、実働時間は4時間半で

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食堂での夕食風景。平日ですがよく混んでいます。
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夕食後外に出て散策しますが、数分後通り雨に見舞われました。青いビニールシートに覆われているのは工事中の白山奥宮祈祷殿です。
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[本日のバテバテ登山のデーター]

姫路5:00⇒(播但・中国・舞鶴若狭・北陸・中部縦貫道)勝山IC⇒県道31⇒R416⇒251⇒R157⇒県道33別当出合・路上駐車9:20

駐車地点出発 9:20→別当出合 9:35~10:00→ 中飯場10:45~10:55→ 甚之助避難小屋下12:35~13:00→ 甚之助避難小屋13:05~13:25→ クロボコ岩15:10~15:30→ 室堂センター15:50

(走行距離 約360キロ  歩行距離 約6・5キロ  累積標高差 約1280m)

by hotaka443 | 2015-08-21 16:44

No403 鳥取・大山ユートピアお花畑はあいにくの通り雨

三鈷峰(1516m) ~ ユ-トピア 鳥取県大山町 2015・7・29(水) 天気・晴れたり曇ったり一時雨 メンバー・4人
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26日に奥大山のキリン峠のお花畑に行ってきましたが、今日は大山ユートピアのお花畑です。

6:30 姫路を出発、播但・中国と走り米子道に入ります。今日は湿度が高く景色はどんより、摺鉢山トンネルを抜け左手を見ますが、櫃ケ山の中腹以上はガスの中。さらに走って鳥居トンネルを出ますが、大山は完全に雲の中で裾野も見えません。溝口ICから県道45、158を走り、大山の広い駐車場に8:50に到着しましたが、残念ながら今日は大山に嫌われたようです。

9:05 支度を済ませ出発しましょう。大山寺に向かう坂道を登ります。人影はありません。
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大山寺の前に来ると参拝者が降りてこられました。
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石段の手前を左に折れ、大神山神社に向かいます。
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神社まで日本一長い石畳の道を歩きます。二つに折れてい看板を広げてパチリ。石畳は部分的に濡れており、滑らないように慎重に歩きます。
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石畳が終わり、長い石段を登ると大神山神社です。
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登山の無事をお祈りします。
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神社右手の奥から登山道ははじまります。
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5分足らずで分岐です。直進すると元谷登山口から行者コースで山頂へ、2.8キロ。左折は下宝珠越からユートピア避難小屋で、距離数はありません。
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歩きにくい石ころ道は一度林道を横断し、美しいブナ林の中を歩きます。雨が降れば川になる荒れた道は次第に傾斜がきつくなり、やがて下宝珠越の尾根に出ます。少し休憩しましょう。
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アップダウンがありますが、ブナの美しい尾根道を歩きます。こちらのブナは夏山登山道沿いの大木に比べると、全体に若木といえます。
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樹間から三鈷峰がのぞきます。
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中宝珠越ですが、下宝珠と同じく展望はありません。
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ここからやや急な登りが連続します。
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三鈷峰と右の尾根に小さくユートピア避難小屋が見えます。
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樹林帯が終わり見晴のいい尾根に出ました。見る人を圧倒する北壁は、残念ながらガスに閉ざされています。
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上宝珠越に着きました。帰りはここから左へ、砂走りを下ります。
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急な登りはここまで、そろそろ登山道脇には花が見られるようになりました。
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ユートピア避難小屋と三鈷峰分岐に着きました。ガスが流れてかくれんぼしていた三鈷峰のお出ましです。
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お花畑はシモツケソウのピンクが盛りのようです。
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先に三鈷峰に登ります。山頂には点のような人影が。
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山頂手前の足場の悪い小ピーク。
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山頂近くの岩場にひっそりと・・・
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12:20三鈷峰山頂に着きました。ユートピア小屋とその上の象ケ鼻のピークは見えますが、右の天狗ケ峰方面や北壁はガスの中です。下の写真は6月13日撮影。
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北東方面、右は矢筈ケ山、左甲ケ山。
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食事をとりながらガスが晴れるのを待ちますが、逆に真っ黒い雲が西から近付いてきます。
12:50 次々と登ってこられますが、雨が降らないうちに下山しましょう。
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小ピークに向かう途中、一瞬北壁のガスが薄くなりましたが、ほんの束の間で、大粒の雨が落ちてきました。通り雨でしょうが雨具を着用します。ユートピア小屋にかけて周りはお花畑ですが、証拠写真を4~5枚だけ撮っておきましょう。
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ユートピア小屋です。
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室内は大勢の人が雨宿りされています。ザックを置いて象ケ鼻あたりまで登りたかったのですが、雨のためあきらめ、下山します。
13:15小屋出発、上宝珠越には13:40に着きました。途中で雨が上がったのでヤレヤレです。砂走りもある程度おしめりがあった方がいいかな?
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灌木の茂った急斜面を下ると、スパッと切れ落ちた崖の上に出ます。右下の激斜面の砂走りを下る人の姿が見えます。
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雨で足場の岩が濡れています。慎重に・・・
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さあいよいよ砂走りの下りですが、砂+砂利下りでしょうか。激斜面ですが踵に重心を乗せれば靴が潜るので、そんなに危険はありません。文字通り一気に走って下るのがこのコースの楽しみの一つです。
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谷が狭まると北壁から崩れ落ちた大小の岩が谷を埋めるようになります。
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振り向くと大屏風岩が存在感を示しています。
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いくつかの堰堤を越えます。次第に谷幅は広がります。
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やがて左から降りてくる行者コースと合流し林道に出ます。元谷登山口です。林道は中の原スキー場の方に行くのですぐに登山道に入ります。
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15分ほどで登りに歩いた宝珠尾根分岐に着きます。さらに5分足らずで大神山神社に着きました。
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神社から日本一長い石畳道を歩き、大山寺参道を下り15:45駐車場に無事帰ってきました。
総トータル6時間40分の山旅は終了です。

ユートピアあたりで雨が降り出し、ゆっくりとお花畑鑑賞ができず、また一日中ガスで視界もきかず残念な一日でした。

帰り道いつものように鏡ケ成の休暇村奥大山のお風呂に入って山の汗を流します。
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1時間余りのんびりして蒜山ICから高速に乗り19:50、姫路に帰ってきました。
by hotaka443 | 2015-08-10 20:20

No402 鳥取・大山キリン峠のお花畑

キリン峠 鳥取県大山町 2015・7・26(日) 天気・晴れ メンバー・4人

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今日は大山キリン峠のお花畑鑑賞です。ユートピアのお花畑は有名ですが、キリン峠のお花畑はほとんど耳にしたことがありません。それもそのはず、場所が場所だけに、ごく限られた人のみが立ち入る領域かもしれません。

7時姫路を出発、播但・中国・米子道を走り、鳥居トンネルに差しかかります。このトンネルを抜けるのが楽しみですが、やった!快晴の空にくっきりと大山・蒜山が浮かんでいるではありませんか。まるで空気の澄んだ秋のようです。蒜山SAに入り写真を1枚撮っておきましょう。

台風12号が鹿児島の西を北上中です。下界はほとんど風はありませんが上空はかなりの風で、空気中の埃を吹き飛ばしてくれています。
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大山へはいつも米子道蒜山か溝口ICを降りますが、今日は蒜山ICを降りてから初めてのルートを走ります。初めての道を走るのが楽しみの一つです。
R482を左へ、県境の内海乢を越え岡山県から鳥取県に入ります。峠を下ると左へ大山広域農道を分けます。
さらに西へ走ると右側にある南大山大橋を渡って県道315に入ります。この県道は大山とカラスに向かって走るので展望は抜群ですが、写真撮影はどこがいいかな、と走っているうちに適当な場所がなくなってしまいました。
バックするのは面倒なので大山とカラスが離れてしまいましたが、このあたりで写真を撮っておきましょう。
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大山南壁。
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県道45に出て4キロ余り走ると,奥大山健康保安林の案内板のある広場に9:05に着きました。すでに5台ほど停まっており、10名ほどのグループがリーダーの説明を聞いています。
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9:15支度を済ませ出発、まぶしいブナの新緑の中をのんびり歩きます。
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緩い坂の道はやがてロープで行きどまりになり、左折文殊越の私設道標がありますが、右の踏跡は鳥越峠に向かいますが、道標はありません。
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展望のない自然林を歩きますが、樹間から烏ケ山がのぞきます。
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ダラダラ道が急登に変わると、やがて鳥越峠です。バラバラになった哀れな道標。
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昨年12月、倒れていた道標を後の木に立てかけておきましたが・・・
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10分ほど休憩して出発。
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高度100mほど登ると、いきなり荒々しい南壁が姿を現し、思わずメンバーさんの歓声が上がります。南壁の展望台です。
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傍の白いポールは以前山頂の縦走路に登る道標で、崩壊によって廃道となった現在、ポールだけが往時の面影を残しています。右端のちょこんと尖った槍ケ峰がかわいいですね。尚槍ケ峰は北壁側からは見えません。
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槍ケ峰アップ。
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1966年発行の「日本の山々」というガイドブックを所持していますが、鳥越峠からキリン峠を経て槍ケ峰~天狗峰に登るルートが掲載されています。

またこの本によると、大山寺部落か夏道経由頂上まで1時間半、頂上から剣ガ峰、天狗ケ峰、ユートピアを経て元谷に下るコースは主稜縦走とよばれ、頂上より大山寺まで約3時間、と書かれています。一周すると4時間半、私も何度か縦走しましたが、過去は懐かしものです。

参考までにこのガイドブックの北ア剣山の標高は3003mですが,2004年のGPS測量で現在の2999mに変更されました。

キリン峠に向かいます。ここから登山道脇には花が見られるようになります。
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灌木地帯も終わり、荒々しい南壁が近づいてきました。現在草付の末端までは登山道がありますが、その先は崩壊が激しく,容易に近づけません。
それでも勇気ある一部の人は白いポールから最高峰の剣ケ峰まで登り、天狗ケ峰からユートピア方面や振子沢から地獄谷に下る人もいます。白いポールもかっての登山道の道標でした。
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ところで、キリン峠ってどこ?
古い地形図やガイドブックでは1405m標高点になっていますが、最新の地形図では1500mあたりで場所の特定はありません。すでに崩壊してしまったのか、それとも上の白いポールあたり?

樹林帯を抜けるとお花畑になりますが南からの風が強く、瞬間的に吹き飛ばされそうになります。道のある草付最上部を目指しますが・・・
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次第に傾斜はきつくなり、風はますます強くなります。台風に吹き込む南風ですが、激斜面だけに足を踏ん張っていてもよろけそうになります。
先ほどの展望台で草付の中を登って行く人影が見えましたが、降りてこられました。草付の終点まで行きたかったけど、この強風で危険を感じUターンをしてきたとのこと。お話をしている最中でも、吹き飛ばされそうになります。
また毎年来ているけれど、年々雑草の勢いがよくなり、花の種類も減ってしまっているそうです。

私たちもこれ以上登るのは無理と判断、登山道のふくらみでお昼にしましょう。ちょうど時刻は11:40です。座っていると、風も少しはましです。
南にはしばらくご無沙汰の烏ケ山。左に上蒜山と下蒜山。
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鳥取西部地震で一部崩壊、登山禁止になり地図上から削除されましたが、自己責任で大勢の人が登っています。なかなかの名山です。
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北東には右矢筈ケ山、左甲ケ山が。
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12:45強風のためここは暑さ知らずで、むしろ快適です。12:15,草付の先端まで登ってみたいとの声はまたの機会とし、下山します。風はさらに強くなってきました。
足を踏ん張ってお花畑の急坂をゆっくり下ります。
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13:15鳥越峠に降りてきました。小休止します。
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ここからは雑木林からブナ林に変わる登山道をのんびり歩きます。ベンチもあるブナ林。訪れる人も少なく、紅葉のシーズンの穴場です。
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14:10登山口に無事に降りてきました。
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楽しみにしていたキリン峠のお花畑。強風のためゆっくりできませんでしたが、北のユートピア対南のキリン峠、いいですね。今日は珍しく温泉はカットして帰ることにします。

今日はデーターありません。

12時の天気図。鹿児島の西の台風は衰弱傾向で大山あたりの地上はほとんど無風。この台風、発生が日付変更線より東のアメリカ圏のためハリケーンとして誕生。東経180度を越えて台風に変わり、はるばる日本までやってきた。ご苦労さんです。

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by hotaka443 | 2015-08-01 20:13