みちくさおじさん山を歩く

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No385 残雪の岐阜・舟伏山 イワザクラは満開

舟伏山(1040.3m)岐阜県山県市・本巣市 2015・4・12(日)天気・晴れ メンバー・4人

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一昨年の5月5日に登った時はすでにイワザクラのシーズンは終わっていましたが、ヒトリシズカ,イチリンソウ、フデリンドウ、カタクリ・・・そして目映いばかりの新緑と好印象の残っている山です。

そしてこの舟伏山は何といっても有名なのが まだ見たことのないイワザクラです。年によって多少前後しますが、4月中旬頃が開花時期とか。そこで今年は開花時期を狙ってやってきました。

姫路を5時に出発、草津PAでIさん手作りのサンドイッチの朝食をいただき、あとはノンストップで東海北陸道から東海環状の西回りの終点関・広美ICで降り(この先名神養老JCTまでは工事中ですが、完成は未定)R418に乗ります。
北西に約17キロ走り右折、県道200を奥に向かって走っていると、まだ冬枯れの舟伏山が目に飛び込んできます。
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9キロほどで舟伏山登山口への標識がある分岐に着きます。このお墓の中から尾根伝いに桜峠に至る登山道があります。左折すると完全舗装の夏坂林道で、3キロ先が夏坂林道終点の(あいの森広場)駐車場になります。
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林道終点に着くとすでに10数台が駐車しています。時刻はちょうど8:30、姫路から3時間半かかりました。草津PAで30分朝食休憩しているので、正味3時間といった距離ですね。
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8:45支度を済ませ出発します。東コースから西コース周回が一般的ですが、昨年4月から2年間、森林伐採のため東コースは通行止めのため、西コースのピストンです。このゲートの奥に あいの森広場の広大な駐車場があります。
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西コース入り口に向かいます。
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入山届を出します。
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しばらくは林道を歩きます。
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15分余りで沢沿いの平坦な道は終わり、植林の中のジグザグな急登に変わります。米粒のような登山者の姿。
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退屈な植林を抜け、気持ちのいい自然林に変わります。
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9:35阿弥陀如来像。
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すごい激登なんです。このあたりの斜面ははキツネノカミソリが密生しています。
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ヒトリシズカとカタクリがポツンと。今年は遅くまで雪が降ったので、開花は遅いようです。
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1時間15分あまりでようやく急登は終わり、小舟伏山にかけてのゆるやかな地形に変わります。ところどころ雪が残っています。
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ヤブレガサの芽吹き、かわいいですね。
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標識がなければわからないなだらかな小舟伏山。
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小舟伏山から高度20mほど下ると、次に舟伏山まで高度100mほどの登りが待っています。
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雪が消えたところはコバイケソウが一斉に芽を吹いています。
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最後の登りです。
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10:35 頂上に飛び出すと、運動場のような広い山頂は残雪に覆われています。
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三角点のある小高いあたりは雪が溶け、大勢の登山者が休憩されています。
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三角点は二等で点名は字違いの船伏山です。誰かが文字を黒く塗っていますが、悪質な悪戯です。
何を考えてこんなイタズラをするのか、腹が立つと同時に、頭の程度が疑われます。

参考までに測量法という法律があり「破壊等機能を損ねる行為をした者には2年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処される」とあります。
マジック?書きで機能を損ねることはないですが、落書きがしたけりゃ自分の家の壁にでも書いたらどうでしょうね。
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イメージキャラクター(山県さくら)ちゃんも風雨にさらされ、かなり全体が薄くなってきましたが、以前はこのようにかわいかったです。
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これはカラー版。東コース登山口にありましたが、現在は工事で撤去されています。
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山頂の北側に設置されている山名板。
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豪雪地帯の能郷白山はまだ雪で真っ白です。
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私たちも食事にします。賑やかな笑い声が聞こえてきますが、回りを見渡す限り若い女性が断然多いですね。

11:20 この場所を登ってこられた人に譲り、そろそろ下山しましょう。
その下山コースですが 山頂に着いた時、中年のご夫婦に教えていただいたのですが、東コースも伐採地の一部さえ気をつければ歩けるとか。現に何人かの人が登ってこられてます。荷物を山頂において東コースを少し下ったところのイワザクラ群生地までを往復するつもりでしたが、そのまま東コースで下ることにします。

山頂の、ほぼ平坦な1020mの等高線の間隔が東西に500mも広がっていますが、まだ雪がタップリ。多いところでは50㎝以上も残っています。冬枯れ状態の樹木ですが、これだけ密生していると日差しも満足に届かないのでしょうね。
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登山道が南斜面に向かうと雪もなくなります。ヒトリシズカ・ニリンソウ・カタクリなどが見られるのですが、今年は遅くまで雪が降ったりと天候不順が続いたので、まだ新芽もほとんど見られません。
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急坂を下っていくと大きな岩が見えてきました。すでに数名がカメラを手にアングルを決めておられます。岩の隙間から待望のイワザクラが力いっぱいピンクの花びらを広げています。かわいいですね。
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次々と降りてこられますので、足場の悪い斜面に注意しながら次の人に場所を譲ります。
皆さんイワザクラ見物後は頂上へUターン、東コースに向かう人はいないようです。

少し下ると本道からそれたところに水たまり場があります。多分枯れていると思いますが、寄り道します。
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急斜面に付けられた雪融け直後の、枯葉に埋もれた道はほとんど踏み跡がなく、何度かヒヤリとさせられます。苦労してたどり着きましたが、やはり水はありません。
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急に静かになった道をどんどん下ります。やがて傾斜はゆるくなり、みのわ平です。時刻は12:15。通行止めの看板が立てられています。頂上にいる時は何人もの登山者がここを登ってこられましたが、人ひとりいないと心細くなるものです。
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通行止めになってから道も雪融けと同時にやせ細り、要注意です。そばのニリンソウには蕾が付き始めています。
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単独の女性が登ってこられました。東コース通行止めをネットで知り、林道入り口の登山口から登ってこられたそうです。長いコースです。

12:35 桜峠に着きました。
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ここから少し西にある有名な根尾の薄墨桜の子孫の桜です。チラホラと蕾をつけています。
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道標に打ち付けられた金属板。
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少し休憩して出発します。先ほどお会いした単独の女性が登ってこられた登山道の分岐を通過、いよいよ通行止め区間に入ります。相変わらず前後に登山者の姿はありません。この先は自己責任で歩きます。
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山道は歩かないと自然に帰る、と言われますが・・・
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昨年の4月20日からですからもう1年たっています。しかし歩けども伐採地らしきところがありません。
チラホラ下の道路が見えてきたと思ったら、突然伐採地の最上部に出ました。
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登山口から薄暗い植林の登りでしたが、見事に伐採されています。ヒル山ですが、彼らも住家を追われ慌てたでしょうね。舟伏山がきれいに見えます。
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こんな荒地ですが、所々でスミレやキケマンが元気に花を咲かせています。
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足場を選びながら、無事下山しました。今日は休日でだれもいませんが、平日ならきっと作業者に注意されたでしょう。
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このあたりが本来の駐車場です。車を停めている場所は少し下ったところになります。
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13:20 駐車地点に帰ってきました。駐車場が閉鎖のため道路の路肩にズラリと並んでいます。人気のイワザクラ鑑賞のツアー登山は、マイクロバス入山規制のため今年は計画されていないそうです。
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13:40 帰途につきますが、時間はまだ早いので根尾の淡墨桜に回ろうか、と提案します。
この駐車場からだとざっと30キロ。山越えがありますが1時間もあれば走れる距離です。しかしちょうど今が満開で混雑しているだろうから、ということで見送り、またの機会ということになりました。

それじゃ温泉に行きましょう。山帰りの温泉が楽しみの一つになっています。
今日の温泉は関市内の大型商業施設、イオンを中心に100の専門店・シネマ館などの施設の中にある(マーゴの湯)休日770円でシルバー620円に入ります。各種5種類以上の浴槽があり、大規模な温泉です。14:30~15:35
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温泉近くの関ICから高速に入り、途中のSAで食事以外はノンストップで、19時ジャスト、姫路に帰ってきました。

初めてのイワザクラ、可憐でとっても愛らしいピンクの花びら、感激しました。

[データー]

姫路5:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・東海北陸・東海環状)関広美IC⇒R418⇒県道200⇒夏坂林道終点8:30

出発8:45→薬師如来像9:35→小舟伏山10:15→舟伏山10:35~11:35→みのわ平12:15→桜12:35~ 12:45→駐車地点13:20

出発13:40⇒夏坂林道⇒県道200⇒R418⇒県道17(マーゴの湯)⇒R248⇒関IC(東海北陸・名神・中国・山陽)山陽姫路東IC⇒姫路19:00

(走行距離 約630キロ  歩行距離 約7キロ  累積標高差 約 850m)

by hotaka443 | 2015-04-17 14:50

No384 奈良台高山脈支尾根・白屋岳

白屋岳(1177m) 奈良県川上村 2015.3.28(土)天気・はれ メンバー・4人

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今日は奈良県川上村の白屋岳です。

奈良県南部には台高と大峰の2本の山脈が南北に走っていますが、白屋岳は台高山脈の薊岳から西に延びる支尾根が吉野川に落ち込む、末端に位置しています。

名山が多い両山脈ですが、白屋岳は主稜線から離れ、また標高も低いので私には全く知識のない山でしたが、今回Nさんから登ったことがないのでどう?のお誘いを受け、登ることになりました。
位置的には山間部に入る入り口にあたりになります。

姫路6時出発。R169で奈良の山間部に入る場合、いつも南阪奈道路経由ですが、おしゃべりしながら
阪神高速の追い越し車線側を走っていたので、阪和道分岐手前で気が付きましたが後続車が接近していたので車線変更ができず直進、西名阪に入る羽目に。そのため香芝から一般道走行になり時間がかかってしまいました。

道の駅(杉の湯川上)を過ぎトンネルを二つぬけると、左下を並行して流れる吉野川に立派な斜張橋白屋橋が架かっています。これを渡り突き当りを右折すると、獣除けゲートがあります。
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ゲートを開き中に入り進むと谷側の斜面に張り出した展望台があり、素晴らしい展望が広がっています。吉野川にかかる手前白屋橋と向こう側はR169。吉野川はすぐ下流に大滝ダムが建設されたため流れはほとんどなく、澱んでいます。
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この大滝ダムと上流の大迫ダム建設によりR169は新しく付け替えられ、面目を一新、対面2車線の道路に生まれ変わりました。
かっては観光シーズンになると大台ケ原の行きかえりの観光バスが、川沿いの曲がりくねった狭い道で対向車と交換できず、しばしば渋滞が発生していたものです。
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展望台の奥に広場があり、建物が見えます。
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まだ新しいトイレです。
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全ての民家が取り壊されていますが、電柱は残され、まだ往時の生活の匂いが感じられます。
この白屋集落は少し下流に建設された大滝ダム工事により地すべりが発生、補償問題などで長引きましたが残った37所帯が移転・解体、完全に廃村になりました。
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車に戻りさらに細い舗装道路を登って行くとまた獣除けゲートがあります。

どこまで車で走れるのか・・・少し登ると左に住居跡と思われるが小広場があるので、ここに駐車します。このあたりで高度450m位です。白屋橋もずいぶん下になりました。

正面後方の山は大所山1346mのようです。時刻は9:30、回り道や下の展望台でウロウロしていたのでずいぶん時間がたってしまいました。
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9:45準備を整え出発します。
ところで白屋岳に関する資料ですが、手持ちの2001年発行の山渓(大阪周辺の山250)に掲載されています。しかしもう14年前なのでどうなっているか・・・
この本は次の版からは関西周辺の山250にタイトル変更。地形図も見やすくなっていますが、購入していません。
また2012年発行の昭文社大峰山脈には難路として破線で記入されていますが、これは全く参考になりません。
というわけで地形図と古い本のコピーをもってスタートします。

林道を歩いていくと舗装から地道に変わり、その先左に小さな不動明王が祀られています。
少し前方に登山口の標識が見えてきました。地形図や古い本に記載されている白倉辻から登る予定でしたが、この登山道に入ってみましょう。尚ここまで一切標識類が見当たらなかったので、始めて来た人にはわかりづらいでしょうね。
9:55登山道に入ります。
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ところどころにテープが巻かれた植林の中を登って行きます。あまり人が入らないようで、踏み跡も薄く、わかりずらいところがあります。
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20分ほどで作業小屋のようなところに着きました。しっかりした道標が出てきましたので、それに従い右に折れます。
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今までの登りから一転、ほぼ等高線に沿って尾根を巻くように歩きます。もちろん地形図にない道で、はてどこに出るのだろう?そんな時標識が出てきたので一安心です。林道1.2キロ 白屋岳1.6キロとなっています。
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次の道標で左に直角に曲がります。林道と山頂のちょうど中間の距離です。
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植林が切れ空が明るくなってきました。
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大平と呼ばれる標高点995mの開かれた場所に到着、小休止します。時刻は11:05です。ここで初めて展望の一角が開けます。
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南西方面の展望で、手前中央の大所山を中心に、右は大天井ケ岳、左は山上ケ岳のようです。
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北西方面は中央の木の右に金剛山でその右は葛城山。木の左にうっすら見えるのは岩湧山あたりでしょうか。
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5分ばかりでスタートします。
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やがて植林から自然林に変わります。
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頂上かな、と思ったらまだピークがありました。ピークとの窪地にコバイケソウが頭をのぞかせています。
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次のピークが頂上?と思ったらもう一つのピークがありました。三つ目のピークが頂上で11:40 に着きました。
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三角点は二等で、点名は字違いの白矢岳です。かなり古く片隅がかけています。
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山頂は狭く展望は南西方向のごく狭い間のみ開けていますが、大平からの展望とほぼ同じです。
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少しアップにすると、稲村ケ岳や大日山が写っています。さすが1500mを超す峰々はまだ雪を冠っていますね。ここから少し東に下ると高見山方面が見えるそうですが・・・
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お昼にしましょう。以前は鍋焼きうどんが定番でしたが、少しでも荷を軽くするためコンビニ弁当でばかりです。

12:30 ゆっくり過ごした山頂にそろそろ別れを告げます。高度の低い山ですが急登の連続だったので、下りは早いはずです。

案の定登りに30分を要した大平~山頂間をわずか15分で下りてきました。
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登りは白屋辻の作業小屋経由で少し迂回しましたが、下山は大平から南西に延びる尾根をストレートに下ります。地形図を見る限り問題のない尾根です。

ところで途中にある中間地点の道標までは登りと同じ道を歩くのですが、踏み跡が怪しいところもあり、ウロウロしている間にコースを外して通過してしまったようです。

踏み跡が現れたり消えたりしますが、尾根を外さないように下ります。
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激下りが続きます。
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やっと下に林道が見えてきました。
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どんどん下ると前方に柵のある道が現れました。
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ほぼ予定していたあたりの林道に降りてきました。13:35、頂上から1時間余りです。駐車地点はすぐです。
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13:40 車に無事帰ってきました。低い山ですが、歩きごたえのある山でした。

13:45 出発です。二つのゲートを開け、坂道を下ると白屋橋です。
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白屋集落の廃村によりその役目を終えた白屋橋。渡る人もなく、どこか哀愁が漂っているように見えます。
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帰り道、吉野町のR169沿いにある中荘温泉¥700で汗を流します。14:15~15:20

ここは隣接する吉野町立老人福祉センターの経営のようで、浴槽一つだけの小さな温泉ですが、吉野川に面し、庭には桜が満開です。よそに比べると早いですが、係りの人の話では温泉の暖気のために早く咲くそうです。入浴後併設の食堂でうどんをいただき帰途に着きます。

中荘温泉・PR誌より
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阪神高速の渋滞もなく順調に走りますが、いつものように第二神明と加古川BP渋滞個所でノロノロ運転。自宅到着は19時でした。

[データー]

姫路6:00⇒姫路・加古川BP⇒阪神高速⇒西名阪香芝IC⇒R168⇒ 165 ⇒166 ⇒169 川上村白屋橋⇒駐車地点9:30

出発9:45→登山口9:55→作業小屋10:15→大平11:05→白屋岳11:40~12:30→大平12:45→駐車地点13:40

出発⇒R169(中荘温泉14:15~15:20)⇒R165⇒南阪奈道⇒阪和道⇒阪神高速⇒第二神明⇒加古川・姫路BP⇒自宅19:00

(走行距離 約370キロ  歩行距離 約5.2キロ  累積標高差 約780m)

by hotaka443 | 2015-04-07 14:31

No383 絶滅の福寿草の山・徳島西三子山 一輪見つけた!

西三子山(1348.9m)徳島県那賀町 2015・3・21(土)天気・晴れ メンバー・2人

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徳島県は四国を代表する福寿草の群生地が二か所あり、西の寒峰と東の西三子山(にしみねやま)です。

寒峰のアプローチは比較的走りよいので何度か登りましたが、西三子山はやや難点ありで未踏の山でした。
そこでKさんと昨年計画を立て調べたところ、なんと数年前に盗掘?により絶滅したことを知り中止。

しかしどのような山なのか、ホントに絶滅したのかこの目で確かめたくなり、今回決行することにしました。

姫路19:30出発、淡路島経由で四国に渡ります。今日の楽しみの一つは、3/14北陸新幹線開通と同じ日に開通した徳島道鳴門JCT~徳島IC間10.9キロの走行です。

暫定2車線、制限70キロですが、これまで徳島へは鳴門ICで下りR11を走っていましたので、ぐっと便利になります。徳島着は21:20。姫路からゆっくり走って約2時間の距離です。
22~23は連休、2座目標に四国入りで、明日はまず西三子山に登ります。

宿を7時に出発、R56を約7キロほど南に走り県道16に入ります。勝浦川の右岸を走りますが、奥に入ると道幅も狭まり、くねくね道路になります。ハイライトは上勝町・那賀町境の八重地峠への登りです。
右に左に、狭隘道路の上り下りは大好きで、楽しいですね。

道中あちこちに道標があった高丸山分岐です。登山口は右に入る林道をさらに2・5キロほど走ったあたりのようです。この山も結構人気があるようで、登ってみたい山の一つです。
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ヘアピンカーブの急坂を登り切ったところにある町境の八重地トンネル。
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トンネルを抜け少し下ると、見過ごしてしまいそうな登山口に到着です。時刻は8:30、徳島市内から1時間半です。登山口前が7~8台分ほどのスペースの駐車場になっていますが、車はありません。
今頃は福寿草のシーズンですが、やはり花はないのでしょうか。
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登山口横の小滝。
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8:40 出発と同時に男女2人乗りの車が到着しました。いきなりの急登です。先ほどの滝の上部の流れに沿って登ります。
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登山道は頭上を走る四国電力の高圧線の巡視路を兼ねています。
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流れから離れ、まだ冬枯れの斜面を登ります。
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2013年に2件の遭難があり、設置された道標。
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標高1050mあたりまで登ると、ほとんど起伏のない平坦路にかわりました。かって森林作業用のトロッコが走っていたそうです。
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巡視路だけあり小さな涸沢に鉄橋がかけられています。
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南側にきれいな裾野を広げた西三子山が姿を現しました。
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一部石灰岩が露出した所ややアセビのトンネルを通りますが、広い登山道はほぼ1050~1070mあたりの等高線上を走っており、散歩気分で歩きます。
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スタートから1時間ほどで後山峠です。峠と言っても歩いてきた高度のままの平坦地です。高丸山への広い登山道を分岐しますが、地形図には記入がありません。
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峠からはNo88鉄塔にむかって高度80mほどの登りになります。
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鉄塔が見えてきました。
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峠から10分足らずでNo88鉄塔です。
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鉄塔の先にある道標。右はNO90鉄塔の福寿草群生地への道。
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鉄塔から緩い登りの道を進みます。
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鉄塔から10分ほどで山頂と福寿草群生地に向かう分岐です。先に群生地に行ってみましょう。
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今までとは一転、杉林の中の陰気な道です。この道もほぼ等高線に沿っていますが、ところどころ踏み跡が薄くなったり、全くないところもあります。最近歩かれていないようですが、やはり福寿草は絶滅したのでしょうか?
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退屈な植林の中を30分ほど歩くと自然林にかわり、道標があります。
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雰囲気的に福寿草が咲いていそうな地形に変わりました。キョロキョロしながら山頂に向かって登って行くと、ロープが張ってあります。
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立ち止まってあたりを見回しますが,芽も葉もありません。唯一緑の芽を出しているのはシコクブシです。
シコクブシは赤星山で地元の人に教えていただきましたが、トリカブトによく似た花をつけるそうです。
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前方に保護ネットのようなものが見えてきました。ひょっとすると・・・・
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一生懸命にネットの中を探しますが・・・・
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あった!と相棒さん。しかし視力の良くない私には・・・が、ようやく確認することができました。
たった一輪だけで寂しそうです。仲間がほしいな~
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アップします。
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少し上にもう一か所ネットで囲まれたところがあります。が、こちらは姿が見えませんでした。
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山頂に向かいます。石灰岩のゴロゴロした地形に変わります。この辺りにも咲いていないか探しますが、見つけられません。
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北側の視界が広がります。左寄りの残雪の高いピークは高城山(1628m)で、頂上に立木のようなものが見えるので地形図を見ると、電波塔でした。右の小さな三角形は雲早山です。
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頂上が見えてきました。
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11:10 西三子山に着きました。バックは雲早山です。
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三角点は三等で点名は澤谷です。
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今日は風もなく快適な気温です。露岩の山頂でのんびり食事をいただきます。うっかりしていましたがこの方向に剣山が見えるはずですが、写真を忘れていました。
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出発時に到着の1台のみで、まだ登山者には会っていません。福寿草の全盛期には多くの人で賑わっていたのでしょうが・・・そろそろ下山しようかな、と腰を上げた時相棒さんに携帯が。こんな奥深いところにも電波が届くのですね。

で、用件は急用ができたそうなので、明日の予定は中止して、このまま帰りましょう。
11:40 下山開始です。西から登ってきたので、反対の東方向に下ります。しばらくは露岩下りです。ここで登ってこられた単独の男性とすれ違います。No90鉄塔にも福寿草の群生地がありますが、こちらも全滅らしいので、パスしましょう。
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途中から見る高丸山。雲早山から高丸山へは縦走路があり、シャクナゲやアカ・シロヤシオで彩られる花街道だそうです。是非一度歩かなくっちゃ。
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鉄塔88の手前で登りに歩いた福寿草群生地分岐に合流、あとは同じ道のピストンで、後山峠に12:10に降りてきました。水平道をのんびり歩き、最後の急斜面を下ると、やがて左下に流れが近づいてきます。
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駐車場が見えてきました。単独の男性と登る時に到着された2人ずれの3台です。
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13時ジャスト駐車場着です。休憩除くと4時間弱の軽登山でした。姫路から駐車場まで3時間半から4時間なので日帰りの山ですが、福寿草が消えた山には再度訪れることはないでしょう。
たった1本残った福寿草、どんどん根を張って仲間を増やしてほしいものです。

13:15 出発、帰り道の途中にある宿泊宿を兼ねた(月ケ谷温泉・月の宿)で汗を流します。13:40~14:30
この温泉は弘法大師ゆかりの温泉とかで、浴室内に説明文が書かれています。
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帰り道はあちこちで渋滞に会いましたが,温泉からノンストップで18時ジャスト、無事自宅に帰ってきました。

[走行距離 約405キロ  歩行距離 約7.7キロ  累積標高差 約760m]
by hotaka443 | 2015-04-01 16:34