みちくさおじさん山を歩く

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No364 奈良台高 明神平~薊岳

明神平~薊岳(1406m) 奈良県東吉野村・川上村 2014.9.23 (火) 天気・晴れ メンバー・2人

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何回か訪れている薊岳ですが、今年5月に登った時は深いガスの中、だだっ広い明神平で方向を間違い、薊とは正反対の明神岳に登ってしまった苦い経験があります。必携の地図もコンパスも忘れるというミスも重なり、薊はリタイヤ。ガスによる撤退は始めての経験でした。今日は前回と同じ薊ははじめてのメンバーさんと出発です。

5時に姫路スタート。阪神高速・阪和・南阪奈・R166・県道16・220と走り、終点に駐車します。この県道220は一般に大又林道と呼ばれていますが、終点まではれっきとした県道220号線です。

なお登山者用の広い駐車場は終点の手前約500mにあり、その先にゲートが設けられていますが、終点まで入らせてもらいます。7:45道路終点着です。ここは広場がないので小型車一台ターンするのがやっとです。
7:55 スタートします。ゲートの先の林道は一般車は進入禁止です。
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明神谷に沿った林道をしばらく登ると山道になり、20分ほどで右岸から左岸へ、水量が少ないので問題なく
渡渉します。
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2~3分で再び右岸に渡ります。左端に旧のハシゴが見えます。
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1998年の台風で倒壊したあしび山荘。
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10分余りでまた渡渉です。
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4度目の渡渉で右岸に渡ります。
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1時間ほどで落差30m程の明神の滝を通過します。枝が邪魔をして全体は見渡せません。
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滝上部の少し先で最後の渡渉があります。向こうから手前に渡るのですが水はほとんどありません。旧道は橋が崩れ通行止めです。
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ここから登山道は明神谷から離れ尾根に向かいます。
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樹間からチラリと覗いた薊岳をアップで。
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水場。4~5本のパイプから冷たい水が流れ出ています。
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明神平に着きました。9:30です。登山道沿いの倒壊したあしび山荘に変わり、2000年に完成した天王寺高校所有のあしび山荘。教育施設の一環として利用されるため、一般公開はされません。
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小屋の下の東屋とバックは前山。
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はるか彼方の薊岳。1時間以上タップリかかります。
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風が冷たいので小屋の横で10分ほど小休止後、薊に向け出発します。振り返る明神平とあしび山荘。
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登りは左三塚へ、下りは道標にありませんが、三ツ塚をカットして前山から右の道をここに下りてきます。
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三ツ塚分岐です。ここで薊と桧塚方面が分岐します。
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薊までは尾根上のいい雰囲気の道ですが、結構アップダウンがあります。
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樹林帯が切れると、岩山の薊岳です。
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南の展望。大台ケ原は正面の雲の中でしょうか。、
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北側の展望。
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時刻は10:55少し早いですがお昼にしましょう。途中で多くの登山者に会いましたが、ほとんどは桧塚に行かれたのか、薊はひっそりとしています。
11:30 そろそろ下山しましょう。来た道を引き返し、三ツ塚手前の前山で明神平に向け近道を歩きます。道標がないのでテープが目印です。以前はスキー場があった緩い傾斜地で、爽快な気分です。
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明神平とあしび山荘が見えてきました。
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スキー場跡。昭和30年代に開かれたそうですが、林道終点からソリを担いで1時間半以上山を登るアクセスの悪さから、閉鎖に至ったそうです。今もリフトの鉄塔の一部の残骸が残っています。
そういえば奈良県には和佐又スキー場や洞川にもスキー場がありましたね。
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12:50 明神平に下りてきました。薊岳を見ます。わずか1時間半ほど前まであの頂上にいた事が信じられないほど遠くに見えます。
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登ってきた道を下り、14:05林道(県道)終点の駐車地点に無事帰ってきました。
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14:15登山口を後にします。すぐに駐車場の前を通りますが、まだ多くの車が停まっています。薊帰りも登山者2,3人に会っただけなので、皆さん他方面に登られているのでしょうね。
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15分ほど走った道沿いにある(やはた温泉)で山の汗を流します。何度か明神に登っていますが、定休日の火曜日が多く、また大きな温泉、大宇蛇市の(あきののゆ)に入ったりで、ここは今日が始めてになります。
浴槽はひのき風呂と御影石を使った岩風呂が各一つで、一週間ごとに男女入れ替えだそうです。金額は¥500と安く設定されています。
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15:25サッパリしたところで本日の予定終了、往路を引き返し19:15自宅に帰ってきました。

[今日のデータ]

姫路自宅5:00⇒姫路・加古川BP⇒第二神明・阪神高速・阪和道・南阪奈道⇒R24・R166⇒県道219⇒R166⇒県道6・220終点登山口 7:45

登山口7:55→明神滝8:45→明神平9:30~9:40→三ツ辻9:50→薊岳10:55~11:30→前山12:35→明神平12:50→登山口14:05

登山口発14:15⇒やはた温泉14:30~15:25⇒往路を引き返し自宅19:15

(走行距離 約400キロ 歩行距離 約12キロ 累積標高差 約850m)

by hotaka443 | 2014-10-31 16:07

No363 中国山地 岡山の三十人ケ仙~天狗岩

三十人ケ仙(1171・6m)~天狗岩(1196・5m) 岡山県津山市・鏡野町 2014・9・17(水) 
天気晴れ メンバー・3人
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メンバーさん達の 近くで登っていない山リクエストで、岡山の三十人ケ仙に行くことになりました。
調べてみると私は何度か登っていますが、最後が2007年5月なのでもう7年もごぶさたの山です。

あの時はすずこ(ネマガリタケの筍)摘みを兼ねた登山で、下山後とりたてのすずこ料理を楽しんだものです。
地元兵庫では氷ノ山のすずこが有名で、シーズンになると多くの人が訪れますが、岡山の奥深い山は見向きもされないようです。

姫路のメンバーさん宅を7時に出発、播但道~中国道を津山ICで降り、R53から県道6~75~336を走ります。
336を山にどんどん入っていくと黒木ダムが現れ、道はダムの堰堤上を走ります。
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ダムをすぎると黒木キャンプ場があり、そこを過ぎたころ県道は終わり、その先は根知遠藤林道に変わります。
林道を山奥に向って進むと、突如右側川沿いに一軒の建物が現れます。倉見温泉です。
先代オーナーの手作りと言われる温泉ですが、営業は土・日のみで、冬季は閉鎖とのこと。宿泊・日帰り温泉OKですが、水曜日の今日は休みでしょう。
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倉見川沿いに山奥に向かって車を走らせると、左に入る林道があります。林道入口には古びた道標があり、巨木の森つくりモデル林とあります。

今日は地形図忘れですが、左に入る林道を歩いたと記憶していますので、多分この道で間違いないでしょう。
少し先に路肩のふくらみがあるので、そこに駐車します。
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準備を済ませ出発しましょう。時刻は9:10です。先程の林道分岐に来ると、一般車両進入禁止の立て札があります。間違いありません。ここは勝間田高校の演習林ですが、初めて来た時立て札を無視して進入、ちょうど森林巡回をされていた人に注意を受けたことがあります。
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林道を奥に進むとまた進入禁止の立て札があります。
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20分ほどで三十人ケ仙と天狗岩分岐です。天狗の登りは激が付くので、先に三十人から登ります。
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少し先に休憩小屋がありその反対側に立派な事業PR板が。
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演習林だけあり分岐が多くありますが、いずれも案内板があるので迷うことはないでしょう。
ブラブラ歩き1時で林道終点に着きました。
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ここからいよいよ登山道です。最初の間は丸太の階段です。
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背の高いササの茂っているところもありますが、登山道は確保されています。
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登山口からわずか30分で尾根分岐です。右三十人ケ仙で左天狗岩です。このあたりはササが深いです。
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小さなアップダウンはありますが、歩きやすい道です。
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分岐から15分で三十人ケ仙に着きました。三角点は四等三十人ケ仙。
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7年前と比べると樹木が成長、視界は北東方向の狭い範囲のみ残されています。
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10:55お昼には早いので写真をとり天狗行きです。
15分で分岐に戻り、三十人と天狗の間のコル,遠藤越に下ります。もともと登山者が少ない山ですが、縦走路はこの程度です。
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コルから再び登りになり、しばらく進むと大岩が現れます。天狗岩す。岩の間の狭い道に足を踏み込もうと下を向いた時、思わずウワ~と立ち止まります。2匹のヘビで、一匹の黒くて長いヘビは驚いて草むらに逃げ込みましたが、一匹は動こうとせず、こちらの様子をうかがっています。マムシです。
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傍に落ちていた棒切れを投げますが、ビクともしません。
離れたところの石を拾ってきて狙いを定め・・・命中、マムシはノロノロと草むらに撤退ししたので、少し間をおいて、念のためストックで草むらをたたきながら、恐る恐る通過します。その先が天狗岩です。
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11:55天狗岩山頂に着きました。三角点は三等で天狗岩です。回りは登山者が少ないので雑草で覆われています。山頂と言っても平坦地の一部と言った感じです。
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天狗岩に登って写真を撮る人がいるので挑戦したい気持ちはありますが、恥をかく前にやめておきましょう。
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直ぐ南には端正な三角形の角ケ仙、右後方で頭だけのぞかせているのは泉山です。
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東方向後方には三つのピークの那岐連山が見えます。左が那岐山、中央が滝山で右が広戸仙です。
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1時間ばかりのんびりして13:00下山開始です。地形図には両山のコル遠藤越えから東に向って林道まで破線が記入されていますが、廃道状態で、天狗岩の直ぐ北から東に下る踏み跡をたどります。道標がないので注意が必要です。踏み跡はネマガリダケの激下りなので足元要注意です。
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かなり下ったところに、本来なら上の分岐点にあるべきチャレンジコースと書かれた道標が、登山道脇のササの中で埋もれています。拾って見えるところに置いておきます。
但し書かれている急斜面はわかりますが、岩場はなかったと記憶しています。
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14:35激下りから解放され、林道登山口に降りてきました。
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ここから長い林道歩きが始まります。等高線沿いに曲がりくねった道は退屈そのものです。約50分後にやっと三十人ケ仙と天狗岩の分岐まで帰ってきました。ここから駐車地点の林道までは15分ほどです。
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14:35駐車地点に帰ってきました。登り下り合計2時間の林道歩きに、あ~疲れた。思わず道路上に座り込みます。
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15:50さあ帰りましょう。来た道を引き返し、のんびり温泉に入りましょう。
20分ほど引き返し、県道75を少し右に入ったところにある、よくお世話になる百々温泉に入ります。平日の今日はガラガラですが、休日でもよく空いており、地元以外あまり知られていないのでしょうか?
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1時間ほどゆっくり温泉で身体をほぐし、帰途につきます。
メンバーさんはササの中の激下りで二度ほど滑ってドスンと尻もち。これが楽しかったとおっしゃいますが・・・

[今日のデーター]

姫路7:00⇒播但道・中国道津山IC⇒R53⇒県道6・75・336・林道根知遠藤線三十ケ仙登山口路上駐車

出発9:10→三十・天狗分岐9:30→林道終点登山口10:10→尾根分岐10:40→三十人ケ山10:55~11:00→天狗岩11:55~13:00→登山口林道13:35→三十・天狗分岐14:20駐車地点14:35

出発14:50⇒往路引き返し(途中温泉15:10~16:05)⇒姫路17:25

(走行距離 約260キロ 歩行距離 約10キロ 累積標高差 約860m)

by hotaka443 | 2014-10-28 21:27

No362 江若国境(高島トレイル)百里ケ岳

百里ケ岳(931.3m)滋賀県高島市・福井県小浜市 2014.9・14(日) 天気・晴れ メンバー・2人

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百里は今日が初めてとおっしゃる相棒さんと5:25自宅を出発します。これまでは名神京都東から湖西道路~R477~367~県道783経由で走っていましたが、小浜止りだった舞鶴若狭道が北陸道まで延びたので名神はパス、若狭や湖北の山はぐっと便利になりました。

早朝で通行車両の少ない舞鶴若狭道を若狭上中ICで降り、県道22~218~R303~367~県道23~783経由で百里新道の登山口に8:25に着きました。

登山者の車ゼロでしたが、支度をしていると1台到着。4人グループです。短い会話ののち8:35出発します。
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少し急な坂道をしばらく登ると小ピークに着きます。その後もアップダウンは続きますが、イワカガミやイワウチワが群生しており、シーズン中は見事です。
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ブナが主体の尾根歩きが続きますが、P805あたりで視界が開け、百里ケ岳が姿を現します。
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緩やかに下るとやがてシチクレ峠ですが、ここにあったはずの道標が見当たりません。見逃したのかな?

古い地形図ではここは十字路になっており、左は大倉谷林道から、右は木地山からそれぞれ登山道が登ってきていましたが、今は廃道になってしまったようです。
シチクレ峠から再び登りになり、10:20県境尾根分岐に着きますが、ここから百里に向かう尾根は高島トレイルになります。百里山頂からはもう一度ここまで引き返し、根来坂峠に向います。
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分岐からピークを一つ越し、しばらく歩いた後最後の急登になります。
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分岐から25分後の10:45、広々とした山頂に着きました。
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一等三角点木地山です。立木が成長し、視界は北東方面のみです。
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11:25食事を済ませ出発、もう一度分岐まで戻り、県境尾根を西へ根来坂峠に向います。
展望のない道ですが、一か所だけ比良の山並がのぞきます。
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緩やかな尾根道が一転、高度差50mほどを登り切ると、登山道のわずか左のピークが白石山です。痛々しい道標が立っています。
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白石山を下ると根来坂峠です。この峠はいくつかある鯖街道でもっとも古い峠だそうです。
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西から南に方向を変え、細い山道を下ります。比良連山がきれいに見えます。
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左方向を振り向くと百里が見えます。左のピークです。
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峠からは右下に小入谷林道が寄り添うように併走していますが、やがて登山道は林道に合流します。
以前はなかった鯖街道の新しい道標が立てられています。
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ほんの数分で林道は大きく弧を描き、登山道から離れていきます。この分岐点にも新しい鯖街道の道標があります。
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すこし先でふたたび林道に合流しますが、ここに焼尾地蔵尊があります。
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少し下ると再び林道は等高線沿いに大きくカーブしながら離れていきます。鯖街道の道標と小入谷への表示があります。
道標がなければ分岐する登山道に気付かず、そのまま林道を直進してしまう要注意箇所です。以前は道標がなく、現に4人で登った時、少し離れて道路右端を歩いていた二人が分岐に気付かずそのまま林道を直進、かなり大回りして下で再び合流しますが、駐車場まで走り、車で迎えに行った苦い経験があります。
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ここからの登山道もイワカガミ・イワウチワの大群生地です。
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急な坂道をどんどん下ると13:20大倉谷林道登山口に出ました。
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この林道は二か所の渡渉が待ち構えています。しかし最初の地点は水量が少なく、飛び石伝いに難なく通過します。
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その先が流れの幅が広く、裸足になって渡渉したことがありましたが、少し上流の川幅が狭まったところで対岸に上がります。
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後は広い林道をてくてく歩きます。
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小入谷バス停。数件の民家は無人の様子。登山者も車がほとんどとなると、だれが乗るのでしょうか・・・
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バス道から離れ、駐車場への近道に入ります。
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途中で傍を流れる谷川の堰堤でコーヒータイムをとり、14時ジャスト、駐車場に帰ってきました。

花のシーズンや紅葉には早い中途半端なこの時期の山はひっそりと静まり返り、静かな山歩きが楽しめました。

帰りはよく行く(くつき温泉・天空)で汗を流します。休日は混みますが、今日も超満員でした。
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[本日のデーター]

姫路自宅5:25⇒砥堀IC(播但道/・中国道・舞鶴若狭道)若狭上中IC⇒県道22・218⇒R303・367⇒県道23・783⇒百里新道登山口8:25

スタート8:35→県境尾根分岐10:20→百里ケ岳10:45~11:25→県境尾根分岐11:50→白石山12:10→根来坂峠12:15→焼尾地蔵12:50→大倉谷登山口13:20→小入谷バス停13・35→駐車場14:00

駐車場14:10⇒往路をR367に戻り約4キロ先のくつき温泉天空へ14:45~15:15⇒R367に戻り往路⇒自宅18:40

(走行距離 約460キロ  歩行距離 約9・5キロ  累積標高差 約610m)

by hotaka443 | 2014-10-25 06:34

No361-2 中央アルプス 伊奈川ダムより空木岳~越百山縦走

空木岳(2864m)~越百山(2163.6m) 長野県大桑村・飯島町・宮田村 2014・9・8(月)~11(水)
メンバー・4人


2日目・木曽殿山荘~越百小屋・・3日目・下山

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5時から朝食をいただき、5:30出発。いきなり空木まで高度差約360mはちょっぴりしんどいな~。
空木まで途中に二つのピークがあり、これは第一ピークです。
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45分ほどの急登で第一ピークに着きました。前には第二ピークが立ちはだかっています。
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第二ピークとその向こうに空木岳本峰、右は南駒ケ岳です。
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振り返ると、木曽駒と手前の小さなピークが宝剣岳。
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アップしてみます。
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第二ピークに登ります。巨大な花崗岩の間を縫って登ります。
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ガスの中から現れた巨岩。
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第二ピークを目指して。右斜面の人影は米粒のよう。
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あれが空木岳山頂かな
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7時ジャスト、空木岳山頂です。山小屋から1時間半かかりました。あいにくのガスです。
三角点は二等で点名は駒ケ岳です。
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南駒ケ岳まで3キロ標示。
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中央アルプスも空木岳から南は登山者は激減、ほとんどの人は空木岳から東へ、この池山尾根を駒ケ根高原に下りられます。私も前回はこの尾根を登ってきて木曽駒の方に縦走しました。尾根上に無人の駒峰ヒュッテが見えます。
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これから南に向かって歩く縦走路。岩場のアップダウンが続きます。
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始めて逆コースの若者に出合ました。昨夜は擂鉢漥避難小屋泊まりだったそうです。
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西の空にボンヤリと御嶽山が見えます。右端は乗鞍岳。
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振り返ると、ピークの連続。空木はどれ・・・?
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待ち受ける山々。越百山は仙涯嶺のまだ向こうで、ここからは見えません。
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8:15狭い頂上の赤梛岳。
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歩いてきた方向を振り返ります。二つ目ノピークが空木岳。その左に宝剣岳と木曽駒ケ岳が見えます。
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左の谷底に赤い屋根の小屋が見えていますが、擂鉢漥避難小屋です。小屋のすぐ下はガケになっており、今も崩壊が続いている百間ナギで、狭いですがこのあたりは擂鉢漥カールと言われています。
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擂鉢漥避難小屋分岐です。避難小屋まで高低差150mあります。
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白い花崗岩と緑のハイマツそして青い空、コントラストがとっても美しいです。
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南駒ケ岳が近づいてきました。
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9:10南駒ケ岳山頂です。三角点はありません。
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深田久弥氏が中央アルプスから百名山を二座選ぶにあたって、空木か南駒のどちらにするか迷われたとか。結局20mあまり高く名前の響きがいいので空木を選ばれたそうです。
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木曽駒・宝剣・伊那前岳をアップ。
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ここまでくると越百山は目の前です。左から二つ目のピークで、張り出す尾根を右に下ったコルに、赤い建物
の越百小屋が見えます。(矢印)
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小屋をアップで。
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越百山からさらに南に奥念丈岳、安平路山、摺古木山と続きますが、越百山以南は登山者が少なく、一部ヤ
ブ山になっているそうです。摺古木山には一度登って見たいのですが、林道が相当な悪路とか。

南アルプス方面は雲が多く、一部しか見えません。北アルプスからボンヤリ見えていた乗鞍や御嶽も見えなくなってしまいました。
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10分ほど休んで出発しましょう。岩場は続きます。
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振り返る南駒ケ岳、赤梛岳、空木岳、木曽駒ケ岳などはっきり見えます。
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始めてみるチングルマの果実。
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女性が大半の12人のグループとすれ違います。昨夜は越百小屋泊まりで、団体の宿泊者がいるので無理、と断られたメンバーさん達です。
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断崖絶壁を通過。
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これを登りきると仙涯嶺か。
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10:30小広場になっている仙涯嶺に着きました。バックは南駒。
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中央のピークが越百山です。あと一息、と言いたいところですが、遠いなあ・・・・
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仙涯嶺が終わると岩場はほぼ終わりました。さてそろそろ越百山でしょうか。
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越百小屋がすぐ下に見えます。
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頂上が見えてきました。
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11:50越百山山頂着です。三角点は三等、点名は越百です。木曽殿山荘出発から実に6時間20分、ようやく縦走は終わりました。
かるくみていた空木以南ですが、岩場も多く、なかなかどうして結構厳しい、そして楽しめた縦走路でした。
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しばらく休憩していよいよ下山します。樹林帯に入り展望のない道をひたすら下り、12:40小さな越百小屋に着きました。
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申込み時に「必ず着替えを持参のこと」と念をおされましたが、なるほど、到着と同時に着替えさせられました。シュラフ使用のため、汗の匂いを残さないためだそうです。
定員30人となっていますが、ちいさな小屋だけに30名はどうかな・・・・

管理人はコーヒーにはうるさく、さっそく無料でなんとかの美味しいコーヒーを入れていただきました。

夕食はなんと木曽殿山荘と同じ おでん です。他にてんぷらで、通常は管理人一人でやりくりされているとのこと。仕入れはヘリは使わずボッカで、登山口のある林道まで標高差約1000m。2時間程で下りられるそうです。
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食後は何もすることがなく、シュラフにもぐって早々と眠りにつきました。

なお小屋到着の時間が早かったので下山してもよかったのですが、せっかく予約しているのだからキャンセルはまずいだろう・・・でお世話になることにしました。

3日目・下山

管理人は仕入れに下りられるのでバタバタされています。朝食を早目にいただき6時に出発します。
夜なかに雨が降ったらしく下が濡れています。薄暗い林の中をどんどん下ります。
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途中で管理人に追い越されますが、さすが長年のボッカ、足の速い事はやいい事、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。

入山者の少ないこのコース、たまにある道標も朽ちかけて文字もはっきり読めません。
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深い樹林帯の中をひたすら歩いて、ようやく林道沿いの福トチ沢に下りてきました。8時40分です。
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道標には越百山へ4時間、直接南駒ケ岳に登る道がありますが、5時間半とあります。
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林道はすぐに福栃橋を渡ります。ここからダムまで4.2キロ。ダムから駐車場までの1.5キロを引くと駐車場までの林道歩きは2.7キロ、登りの6.5キロにくらべるとラクチンです。

福栃沢はすぐに今朝沢に合流、美しい流れの渓谷に沿って下ると、やがて登りに歩いた林道に合流して今朝沢橋を渡ります。
すぐにゲートがありますが、ちょうど工事関係の車が入り、ゲートを締められるところです。
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9時ジャスト駐車場に着きました。
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9時30分駐車場を後にします。小さな伊奈川ダム。地形図によると、駐車場の下あたりに伊奈川第二地下発電所と記入されていますが、どのようなものか見てみたいですね。
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帰路はR256沿いの(あららぎ湯)で汗を流し、16:30に帰宅しました。

[参考データー]

9月10日
木曽殿山荘5:30→第一ピーク6:15→空木岳7:00~7:10→赤梛岳8:15→南駒ケ岳9:10~9:20→仙涯嶺10:30→越百山11:50~12:00→越百小屋12:40

9月11日
越百小屋6:00→登山口8:40→駐車場9:00

駐車場9:30⇒R19・256⇒あららぎ湯11:15~12:25⇒R256・19⇒中津川IC(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅16:35

(走行距離合計 約850キロ  歩行距離 約25.4  累積標高差 約2810m)





by hotaka443 | 2014-10-20 20:44

No361 中央アルプス 空木岳~越百山縦走

空木岳(2864m)~越百山(2163.6m) 長野県大桑村・飯島町・宮田村 2014・9・8(月)~11(水)
メンバー・4人



先週の焼岳に続き今週は急に決まった中央アルプス行きです。焼岳下山後まだ4日しか間隔が開いていませんが、約26キロ、累積標高差約2800mを登ってきました。



8日は用事を済ませて13時に自宅を出発。中央道中津川で降りR19を北上、吾妻橋交差点でR256に入り、妻籠の宿を通ってその先の(ホテル木曽路)に17時に着きました。
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山屋さんにはちょっと贅沢過ぎるホテルです。豪華な露天風呂に普段はなかなか食べられないステーキやうなぎなど 数々の品ぞろえのバイキングで食べ放題。これで1万円以下にはちょっと驚きです。
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9月9日 (火) 晴れ 木曽殿山荘まで
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朝食をいただき7:40ホテルを出発します。山に登るには遅すぎる時間ですね。
ホテルの駐車場より、私の好きな山の一つ南木曽岳を望みます。
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R19の吾妻橋交差点まで戻り木曽川の流れに沿ってR19を北上、途中のコンビニで食料を調達します。

交差点から約17キロ、右側にIHIの工場が見えると橋を渡って右折、工場脇を通って集落に入ります。
集落内には道標がなく、ちょっとわかりずらいかもわかりませんが、最終的には伊奈川に沿って東へ林道を走ります。道中には廃屋が目立ち、朽ち果てた吊橋がかろうじてワイヤーにぶら下がっています。
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R19から10キロ弱で関電の伊奈川ダムで、さらに1・5キロほど走ると広い駐車場に着きました。平日にかかわらず6台ほど駐車しています。時刻は8:35です。
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支度を済ませ、登山者カードを記入して8:45スタートします。
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すぐにゲートがあり、その先で流れを今朝沢橋で渡ると林道が左右に分かれています。左が空木岳・右が南駒ケ岳と越百山方面です。左下の青い木の道標には空木岳8.0H 木曽殿山荘5.5H 要予約と電話番号が書かれています。
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進路を右にとり 先に空木岳に登ります。実は最初の計画では越百山~空木岳周回コースでしたが、小さな越百小屋は団体さんで満員との事で断られたため、逆コースに変更です。
ここから苦手のなが~い林道歩きがスタートします。途中には一定間隔で距離標があります。これで最終の距離がわかれば励みになるのですが・・・
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流れに沿って曲がりくねった林道は退屈そのものです。地形図には途中に避難小屋があり、そこから右に登山口に向かう近道がありますが、避難小屋はすでに倒壊してしまったのか見当たらず、結局金沢土場の分岐まで来てしまいました。時刻は10:10、スタートから林道歩きが1時間25分かかっています。

道標では伊奈川ダムまで6.7キロとありますが、ダムから駐車場まで1.5キロなので、駐車場からここまで5.2キロ歩いたことになります。空木岳登山口はここで右折し、さらに1.3キロの林道を歩かねばりません。
道標の直進は6.5キロでJR中央線・倉本駅に出ます。
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10・35広場になったうさぎ平登山口に到着です。駐車場から1時間50分、6.5キロの林道歩きは終わりましたが、すっかり疲れてしまいました。これからが本番ですが、大丈夫かいな・・・
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うさぎ平からジグザグ道を1652.3mの三角点のピークまで登ると、しばらくは等高線に沿った道になります。
やがて谷に向かって下ると東川に架かる吊橋に出ます。ここには北沢の道標があります。時刻は11:30になりました。
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水量は少ないですが、キレイな流れです。
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北沢からは木曽殿山荘まで標高差約900mのキツイ登りが待っています。
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いい加減疲れた頃(仙人の泉)に着きました。冷たい水で喉をうるおしましよう。
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13:35八合目です。15分ほど休憩します。
展望のない朽ちた道標の(見晴らし台)を通過
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すぐに(見晴らし場)に着きました。しかし残念ながらガスで何も見えません。
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時期的に花はないものと思っていましたが、トリカブトが咲いています。
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木曽(源)義仲が飲んだと伝えられている水飲場です。義仲が伊那谷から木曽谷に向かう時に中央アルプスを越えた峠が木曽殿越で、峠から少し下ったここで水を飲んだところから、義仲の力水と伝えられているのでしょう。
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やっと木曽殿山荘が見えてきました。
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15:10やっと木曽殿山荘に到着しました。約6時間30分、所要時間からするとたいしたことはありませんが、
もっと長時間歩いたような気がします。やはり林道歩きが原因かもしれません。
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小屋は北の東川岳と南の空木岳のコルの木曽殿越に建っています。
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東川岳方面のガスは晴れましたが、空木岳方面は深いガスの中です。
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食堂と夕食の献立。炊き込みごはんとおでんです。
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前回2008年8月は駒ケ根高原から空木に登り、尾根を縦走してロープウエーで下山していますが、その時に宿泊しています。おでんはとってもおいしかったと書いていますが、メニューは炊き込みご飯こそ違いますが、小鉢のおかずも全く同じです。もっとも山小屋の料理はだいたいきまっています。カレーが定番の山小屋もありますね。今日のおでんもとっても美味しいです。

寝床は2階の大部屋一つです。場所は管理人の指示で決まりますが、定員80人に対して今夜は20人足らずでガラガラです。明日の縦走に備えて今夜はグッスリ眠りましょう。
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[今日のデーター]

登山口スタート8:45→金沢土場10:10→うさぎ平10:35→北沢吊橋→仙人水12:40八合目13:35~13:50→見晴らし場14:20→木曽殿山荘15:10



by hotaka443 | 2014-10-15 05:21

No360 焼岳 中ノ湯温泉から田代橋へ

焼岳(北峰)2444.3m 長野県松本市・岐阜県高山市 2014・9・2~3 天気・晴れ メンバー・6人

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9月2日 (火)

焼岳は前回2007年のお盆に登っているので、ちょうど7年ぶりになります。

焼岳は山友Aさんが以前から登りたいといわれていた山の候補の一つですが、メンバーが6人になったのでSさんの車をお借りし、7時に出発します。
遠方行きにしてはのんびりした時間ですが、今日は宿泊まりなのであわてることはありません。

山陽・中国・名神・東海北陸を渋滞もなく順調に走り、飛騨清見JCTから中部縦貫に入り終点の高山で下ります。将来は松本まで走り長野道につながるがるのですが、さていつのことやら・・・完成は未定です。

狭い高山の市内を避け、走りやすい県道457・R41・県道89を経由して松本に向かうR158に合流します。
途中で乗鞍の話になり、メンバーさんでまだ登っていない人がいるといる事がわかったので、ちょうど道筋であと少し走ったところにある ほおの木 平バス停に寄ってみます。

係員さんによると次の発車が12:55で山頂まで45分。剣ケ峰往復が約3時間かかるが、山頂発の最終便が16:50なので・・・・
急げば乗れるでしょうが、あわただしいのでまた次の機会としましょう。そういえば乗鞍や上高地も、以前は車が入れるよき時代でした。
帰宅後記録を調べると、私も最終が2002年で、どんな山だったか、ほとんど記憶に残っていません。

もう少し早く出発していたら登れたのに、乗鞍は全く頭にありませんでした。

12:30平湯温泉バスターミナルに着きました。さすが9月、夏場のあの混雑ぶりはどこえやら、閑散としており、駐車場も無料です。
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昼食を済ませ、時間は早いですが今夜の宿(中ノ湯温泉旅館)に向かいます。コースは上高地側と新穂高温泉側、そして展望のいい中ノ湯温泉側の3ケ所がありますが、アプローチのいい中ノ湯コースを登ります。

平湯温泉からは中部縦貫道安房峠道路ができてから、ほとんど車が走らなくなったR158で岐阜・長野県境の安房峠に登ります。

安房峠道路の安房トンネル(全長4370m)はわずか5分程で走りぬけますが、1997年の完成以前の安房峠越は観光シーズンになると5時間、ひどい時は8時間かかったそうです。
トンネルは何度か走りましたが、峠越えは始めてで期待していましたが、普通車の離合さえ部分的に困難なヘアピンカーブが連続しており、ここにバスが入り込む行楽シーズンの大渋滞は納得です。
安房峠を越え少し下ると瞬間焼岳が樹間からのぞきます。
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焼岳登山口です。広い路肩に数台の車が停まっていますが、小さなわかりづらい道標があるだけで、うっかりすると通り過ぎてしまいそうです。
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13:45ヘアピンカーブの途中に建つ(中ノ湯温泉旅館)に着きました。
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玄関には「日本秘湯を守る会」の提灯がかかっており、なかなか立派な温泉宿です。
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さて登山コースですが、前回は平湯温泉のアカンダナ駐車場に車を停め、バスに乗って中ノ湯温泉で下車、すぐ近くの中ノ湯コース登山口から登りましたが、この中ノ湯コースは崖崩れで現在は通行止め。
したがって車の関係で新中ノ湯コースのピストンになってしまいます。

上高地側に下りたらいいのだけど、旅館に戻る便がない、なんてロビーで話しをしていたら
「上高地でバスに乗り、中ノ湯温泉で降りたら傍にある1軒屋の「中ノ湯売店」で電話して下さい。迎えに行きますから」と傍で話しを聞いておられた係の人のありがたいお言葉。決まり!」
また旅館横から上の登山口まで専用の登山道があり、15分位で行けるそうです。

部屋で落ちついてからまだ時間が早いので、教えていただいた登山口までひと登り、10分で登れました。

ロビーの窓から狭い範囲ですが、明神や穂高が眺められられます。
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温泉に入り、食事を済ませて早目に布団にもぐりこみます。


9月3日 (水)

朝5時5分、穂高の表情。
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朝食は7時からなのでお弁当をいただき、5:55出発、上の国道沿いの登山口に登ります。
3台ほどの車が路肩の広場に停まっており、1台は出発の準備をされています。

6:05スタート、ほぼ等高線に沿った緩い登りから尾根に取り付きます。自然林の中で視界はありません。
木の根や岩の露出した所もありますが、おおむね歩きやすい道が続きます。
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1時間半ほど登ると、ようやく焼岳が姿を現しました。
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リンドウです。まだ蕾ですがあちこちにに見られます。
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早くも秋色に染めたナナカマドと、焼岳の左南峰と右北峰。
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登山道崩壊で通行止めになった中の湯ルートとの合流点付近。バック右は霞沢岳と左明神岳。両山の谷筋のバックは蝶ケ岳あたりか・・・
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白い噴煙がはっきり見える位置まで登ってきました。
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南北の峰を結ぶ尾根に出ました。火口湖の正賀池。
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ガスが谷から登ってきました。硫黄で黄色くなった噴気孔。
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近づくと暖かい。
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三角点のある最高峰南峰は立ち入り禁止。
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無数に空いた噴気孔。
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北峰とすぐ東の小さな峰とのコルにザックを置いて、北峰に向かいます。蒲田川方面もガスで閉ざされていましたが、瞬間笠ケ岳がチラリ。
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所どころで噴煙立ちあげる岩場を登ると、北峰山頂です。しかしガスで残念ながら視界は閉ざされています。
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北方を見つめていると、ガスの間からボンヤリと槍の穂先がのぞききました。槍から右へ大喰岳・南岳に続きます。
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正面に穂高連峰と左端に槍ケ岳。
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ガスは深くなるばかりなので大展望は諦め コルにむかって下ります。
今突然噴火したらどうなるのだろう・・・なんて考えながら噴気孔の傍を通ります。

登山日から1ケ月も遅れてこのブログを書いていますが、実に不幸な噴火が御嶽山で発生しました。そして乗鞍やこの焼岳も火山性微動が増えているとか。今だともう興味本位で噴気孔をのぞきこむなんてできないでしょうね。
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さて当初の予定変更で上高地方面に下りましょう。下の谷間に点のような青い屋根の焼岳小屋が確認できますが、ここからは激下りです。正面の穂高連峰にまつわりつくガスは晴れそうにありません。
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岩がゴロゴロする急な下りです。
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下山道の所どころにも噴気孔があります。
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ガスの切れ目から瞬間西穂高ロープウエーの支柱がのぞきました。
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10:10中尾峠下りてきました。ここから分岐する中尾温泉への道は、新穂高温泉郷と新穂高ロープウエーの中間あたりに下ります。道標の下の禿げた文字は、焼岳小屋・西穂高岳になっています。
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激下りもここで終わり、すぐに二つの大岩が並んだ焼岳展望台があります。
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しかしガスで焼岳は隠れてしまいました。傍にある二つの噴気孔。かすかに噴煙が上がっていますが、人間の身体がすっぽり入りそうです。
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右下に大正池が見えます。建物は大正池ホテルかな?
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谷間にひっそりとたたずむ焼岳小屋。
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10:30 小さな焼岳小屋に着きました。
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15分ほど休憩し下山しましょう。つづら折れの急降下です。
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やがて何か所かのハシゴ・クサリが現れます。
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30分近く歩くと傾斜も緩くなり深い林の中に入ります。
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変化のない退屈な樹林帯がやっと終わり、12:05広い林道に飛び出しました。道標は左河童橋・田代橋方面のみです。
旅館に帰るには田代橋は遠回りになります。確か反対方向に行くと大正池ホテルあたりに出るはずでが・・・しかし記憶は定かでありません。今回は中の湯ピストンの予定だったので地図の用意もしていません。
記憶間違いだとまずいので 間違いのない田代池に向かってテクテク歩きます。
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15分ほど歩くと三差路の交差点があり、左側が西穂高岳登山口です。田代橋は右に折れます。
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少し歩くと梓川の流れが二つに分かれた所に橋が架かっており、手前が穂高橋でその向こうが田代橋です。
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ここまで帰ってくると人通りも多くなり、特に若者が目立ち活気があふれています。
穂高橋から見る穂高方面は雲が低く垂れこめています。
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田代橋を渡り終えた所にある案内板。まわりは観光客やツアーの団体さんで溢れています。
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大勢の人の流れに乗りゾロゾロ歩きます。が途中で方向違いに気がつきました。田代橋からそのまま東に進むと、すぐに帝国ホテル前のバス停に出るはずですが、今は南に向かう遊歩道を歩いているのです。
今さら引き返すのも面倒だし・・・遊歩道が枝分かれし、歩行者も減ってあたりはり静かになってきました。
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地図なしの大失敗ですが前進あるのみです。1時間近く歩いてようやくバス道に飛び出しました。少し先に大きな建物とバス停が見えてきました。大正池ホテルです。

バス停の時刻表を見ていると、すぐに沢渡行きのバスがやってきました。ラッキーです。
車窓からながめる焼岳はガスの中です。
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釡トンネルを抜けると中の湯バス停で、5分あまりの乗車で¥470は ちと高いかな?と思うけど山岳地帯なのでこんなものでしょうか。

釡トンネル。右は新釡トンネルで左が旧釡トンネル。一番最初にここを訪れた時は車で上高地まで入れたのですが、今思うと懐かしいですね。
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旧トンネルをのぞくと・・・
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釡トンネル入口に中の湯温泉旅館の直営の小さな売店があり、ここで中の湯温泉旅館に電話してもらうと、温泉のバスが迎えに来てくれるようになっています。

10分ほど待つとマイクロバスの到着です。
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つづら折れの旧R158の急坂を5分ほど登ると、中の湯温泉旅館に帰ってきました。宿泊者にはもう一度入浴可のサービスがついているので、ゆっくりと山の汗を流します。
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14:50 旅館を後に帰路に着きます。往路を引き返し、21:15自宅に帰ってきました。

何の予告もなしに噴火した御嶽山を思うと、その延長線上にある焼岳も今となっては登山者は躊躇するかもわかりません。尊い命を奪われた山仲間の御冥福をお祈りいたします。

[参考データー]

9/2(火)
姫路自宅7:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・東海北陸・中部縦貫)高山IC⇒県道457・89⇒R158⇒平湯より旧R158⇒中の湯温泉旅館13:45

9/3(水)
中の湯温泉旅館5:55→旧R158登山口6:05→焼岳9:05~9:30→焼岳展望台10:15→焼岳小屋10:30~10:45→登山口12:05→田代橋12:20→大正池ホテル前バス停(13:20⇒13:25)中の湯バス停
(13:35⇒13:40)中の湯温泉旅館

中の湯温泉旅館14:50⇒往路引き返し自宅21:15着

(歩行距離 約11.5キロ  累積標高差約1180m)

by hotaka443 | 2014-10-07 15:00