みちくさおじさん山を歩く

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No359富士の展望台と花の山三ツ峠山

三ツ峠山 (1785.2m) 山梨県富士河口町・西桂町 2014・8・5 天気・晴れ メンバー・4名

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ぶっつけ本番の最終日は三ツ峠山です。3日の夜、石和温泉で二転三転決定した山です。もちろん予備知識はありません。ただ昨日民宿の御主人が、一番近い1時間半ほどで登れる登山道を教えて下さったので、そのコースに決めました。なお三ツ峠山は最高峰の開運山・御巣鷹山・木無山の総称との事です。

この三ツ峠は写真家を魅了する山と言う事はきいた事があります。ここからの富士山は左右対称に美しい裾野を広げ、端正でとっても美しい姿を見せてくれるそうで、楽しみです。

6時に民宿を出発。途中のコンビニで朝と昼の食料の調達します。
その前にメンバーさんのご希望で忍野八海と富士浅間神社の観光です。忍野という地名は聞いたことがありますが、それが何かは?ですし、神社仏閣には関心が薄く、富士浅間神社のことは知りません。

朝6時すぎR139からの富士山。
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まづ富士吉田市の隣、忍野村の忍野八海(おしのはっかい)に向かいます。

忍野八海は、富士山の雪融水が地下の溶岩の間で約20年の歳月をかけて濾過され、湧水となって8ケ所の泉から湧き出ています。

忍野村から望む富士山。虹がかかっています。ここ忍野村から眺める富士山は(忍野富士)として有名で、撮影ポイントがあちこちにあるそうです。
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忍野村は富士山麓に湧きだす名水の里で、わずか約25平方キロの小さな村ですが、人口は約9200人で年々増加しているそうです。

忍野八海は有名な観光地で、あちこちに駐車場がありますが、庭や空き地を駐車場に提供している家が多く、そんな一軒に駐車、順路に従い池巡りに出発します。
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美しい川の流れ。
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日本名水百選地の標示がありますが、調べてみるとここは個人所有の中池でした。
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地元PR誌より鏡池と富士山。私たちが池巡りをしている時はどこからも富士山は見えませんでした。雲がかかっていたのでしょう。
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池巡りが終わると富士吉田市内に戻り、富士浅間神社にお参りしましょう。正式名は北口本宮浅間神社と呼ばれるそうです。
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私は神社仏閣は関心が薄いですが、あちこちでよく耳にする浅間神社って同じもの?の疑問で調べてみました。

全国に浅間神社はどのくらいありますか?
それを統括する神社はどこですか?

 日本国内には1316社あるとされています。(山梨県38社)
 仏教寺院のように宗派別の総本山に相当する神社がある訳ではなく、浅間神社に限らず全国の神社約8万社は神社本庁が統括しています。(本宗ほんそうは伊勢の神宮)
 浅間信仰については、規模の大きな神社は静岡県富士宮市の浅間大社、同静岡市の静岡浅間神社などがありますが、ある一社から他の全ての浅間神社に御分祀されたものではありません。
 富士信仰としては、富士山麓の神社から御分祀された場合と、富士山が遠くに見える場所にいつしか祀られるようになった場合など各々の由緒があると考えられます。関東一円と甲信越、東北、北陸、岐阜県の一部の浅間神社や富士塚の神社は、当社より分祀されている可能性が高いです。


いよいよ最後の三ツ峠山へ走ります。多くのホテルと人出で賑わう河口湖畔を走り、R137は富士河口湖町と、笛吹市境の御坂トンネルに向かって登っていきます。残念ながら河口湖のバックに聳える富士山は雲隠れです。

御坂トンネル入り口の三ツ峠への道標に従い右折、ヘアピンカーブを登っていきます。今は県道708になっていますが、御坂トンネルが出来るまでの旧国道のようで、路面は舗装され快適です。

約4.5キロほどで二又があり、標示に従い右へ 。600mほど走ると左側に7~8台分の駐車場があるので停めます。

みちくさしたので時刻は9:35分になっています。
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9:45スタートです。舗装道を少し歩くと二又で舗装道は右へ、左が登山口で奥に駐車が見えます。
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登山口には立派なトイレがあります。
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上に延びている林道を歩きますが、展望のない林の中の退屈な道です。路面には轍の跡が残っています。
こんなガタガタ道もありますが、車が入ってくるのですね。
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路肩にジープが停まっています。後輪にはチエーンが巻かれ、ナンバープレートはありません。
な~るほど、結構荒れた部分があるので、チエーンがあれば安心です。しかしなぜこんな所に未登録のジープを放置しているのだろう・・・
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急に登山道の両側は高山植物で賑やかになってきました。美しく色どりを添えてくれる・・・疲れが吹っ飛びます。どちらかというと関西ではなじみのない山、それもぶっつけ本番できたので、ここが花の山とは知りませんでした。
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フウロはそれぞれ土地の名前が付けられていますが、甲府は甲斐の国。カイフウロと言うそうです。
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山道が分岐しています。直進は三ツ峠山荘、左は四季楽園のそれぞれの山小屋のPR看板がありますが、直進します。
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分岐から少し登ると右へ尾根伝いの道を分けます。木無山からロープウエー方面の標示がありますが、こんな所にロープウエーがあるの?
少し尾根道を進むと素晴らしい展望台に出ました。富士山の展望台です。しかしあいにく雲が低いです。
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こんな富士山を見たかった!
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(帰宅後地図を調べると、7キロほど尾根伝いに下った所に富士見台駅があり、河口湖畔に下りるカチカチ山ロープウエーがありました)
分岐に戻って少し登ると前方の視界が開け、テラスの前に出ました。左に三ツ峠山荘があります。
目の前に素晴らしい岩壁が立ちはだかっていますが、屏風岩です。富士山は相変わらずかくれんぼしています。
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三つ峠山荘。前にナンバープレートのないジープが数台停まっていますが、途中の林道に停まっていたのも山荘所有の車ようです。部分的にすごく荒れた林道ですが、チエーンを巻いたジープなら強いものです。
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山荘の先は広場になっています。
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広場から右開運山、左御巣鷹山。まるで両山ともアンテナ山ですね。手前の建物は四季楽園。
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開運山と南西直下の屏風岩。クライマーの姿がありますが、この写真ではむずかしいですね。
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花崗岩が風化した滑りやすいザレ場を急登すると三つ峠山(開運山)山頂です。下の写真のように富士山をバックに、を期待していましたが・・・
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三角点は二等水峠です。
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登ってきた方向です。
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垂れこめた低い雲は動きそうにないので下山しましょう。三ツ峠山荘前を通り、すぐ下の分岐からロープウエー方面への道に入り、展望台で食事にします。少しでも姿を見せてほしい富士山は相変わらず雲隠れです。

かなり下りてから、この山によく通われている女性から、レンゲショウマが咲いていますよ、と声をかけて下さるので近寄ると、それは始めて目にするとってもかわいい花です。
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まだ咲き始めたばかりでよく探さないとわからないですが、中旬頃にはあちこちに見られるそうです。
レンゲショウマと聞くと、四国剣山のキレンゲショウマが浮かびますが、全く違う種類です。
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12:55 駐車場に下りてきました。
13:10 出発、R708を笛吹市側に下りR137に合流、途中でももの里温泉¥600に入ります。
周りをぶどうやモモ畑に囲まれています。見知らぬ土地でのんびり湯につかり、方言を聞きながら疲れた身体をほぐすって、いいものですね。
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帰りに温泉前で1パック4ケ入りのモモがわずか100円。市場に出せないわずかに傷の入ったものですが、さすがくだもの王国です。早速帰っていただきましたが産地直送、とっても美味しかったです。
15時ジャスト、温泉出発。すぐ近くの中央道一宮御坂ICに15:10に入り、21:30に自宅に帰ってきました。

南アルプス行きを予定していましたが、出発前夜の21時に林道ガケ崩れの一方が民宿から入り、急遽予定変更。予備知識を得る時間もなく、道路地図を頼りにぶっつけ本番の5日間の山行でしたが、これで無事終了しました。
但し帰宅後いろいろ調べてみると、見落としているところがあり、折角行ったのに残念!です。まあ仕方ない事ですが・・・ 

また今回の富士山の見える山、天城・丹沢・大菩薩・三ツ峠は丹沢のみで終わりました。

[データー]

駐車場9:45→三ツ峠山荘10:55~11:05→開運山11:20~11:25→三ツ峠山荘11:40→駐車場12:55

(歩行距離 約11.2キロ 累積標高差 約560m )

駐車場13:10⇒県道⇒R137⇔県道34(ももの里温泉13:30~15:00)⇒一宮御坂IC(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅21:30   

(5日間合計 走行距離 約1560キロ 歩行距離 約53キロ 累積標高差 約4250m)

by hotaka443 | 2014-09-01 18:04