みちくさおじさん山を歩く

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No355奥飛騨の名峰位山~川上岳(かおれだけ)位山は断念

川上岳(1625・5m)岐阜県下呂市・高山市 2014・7:23(水) 天気・晴れ メンバー・2人

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何年も前から予定していた川上岳ですが、私からすれば距離的・日程的にも中途半端な山。同じ行くならすぐ近くの位山にも登りたいし・・・ということでなかなか機会がありませんでした。

しかしいつまでも迷っていたらそのうち行けなくなる、と決心、2日間の予定で出発することにしました。
ところが直前にヤボ用が発生。1日だけとなり、川上岳か位山にするか・・となれば川上岳です。

という事で23日の16時出発、東海北陸道の飛騨清見から工事中の中部縦貫道に入り、現在の最終IC高山で下車、21時に高山の宿に到着しました。川上岳はアクセスの悪い位置にあります。

[中部縦貫自動車道は福井北ICから松本の長野道までを結びますが、現在は福井県の一部と、この高山・清見道路、そして安房峠道路(安房トンネル)のみ開通]

翌日宿で朝食をのんびりいただき6:50に出発します。高山からR41を南下、飛騨一宮から県道98へ入ります。最初は直線の2車線道路ですが、途中から苅安峠に向かってヘアピンカーブの登りになり、やがて広い駐車場を持つ道の駅(モンデウス飛騨位山)に着きます。
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モンデウス飛騨位山スキー場のリフトが伸びていますが、位山登山口はずっと右にあり、このリフト終点1160mあたりに至るようです。もちろん位山ははるか彼方でここからは見えません。
この駐車場は位山登山者がよく仮眠されているようです。
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位山は叉の機会として98を南下します。高山・下呂市境にある(あららぎ湖)。
一周2キロの遊歩道をはじめ、諸設備完備の観光スポットだそうすです。バックの山は位山?
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道幅は狭くなり、位山峠を越えるとつづら折れになって山を下りますが、走行車両はほとんどありません。
人家が現れやがて山之口の集落になります。このあたりで右折するのですが・・・道標がないかウロウロします。すると、ありました。
案内標識は南方を向いているので、下呂方面から来ると一目でわかりますが、私は高山方面から、道路の上側から下ってきたのでわかりませんでした。
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最初は数軒の民家がありますが、やがて舗装は切れ、山之口川沿いをどんどん山の中に入っていきます。
各地の林道はよく走りますが、結構舗装されています。しかし5・5キロのこの林道はかなりの悪路で数回おなかをガリガリ。
普通車の場合よほど慎重に走らないといけません。どちらかというと四駆用の道ですね。
宿を出てから1時間10分かけた8時ジャスト、広い登山者用の駐車場に着きました。車は2台停まっています。
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登山口を飾る雑多な道標類。
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矢印の注意書きには「滑落事故発生」と書かれてありますが、この事故は山渓7月号にも掲載されていました。

それによると、3人PTのうちの65歳i男性が下山中、標高980m付近でガケから足を滑らせ70m滑落、頚椎損傷等で死亡とありました。山は全体が危険地帯です。他人事とは思わずに心して歩きましょう。
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8:10スタートです。ほぼ平坦な広い道を少し歩くと、大足谷に架かる丸太橋に着きます。以前は橋がなく渡渉で、増水時は裸足で渡渉していたそうです。
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橋を渡ると自然林の中のジグザグ道で高度を稼ぎます。
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かなり傷んだ鉄製の橋を渡ります。
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ここが滑落場所?テープが張ってありますが、すぐ右下に登ってきたジグザグ道が見えます。その下は急斜面ですが樹木が点在、どこにでもある山道です。こんな所で滑落?標高980mと言う事なのでこのあたりになりますが・・・
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その少し先、ジグザグ道の角にもテープがあります。覗きに行くと鋭いガケになっていますが、わざわざ覗きにいかない限り、普通は手前を歩くので滑落は考えられません。どちらが現場何だろう・・・
おっと 現場確認に来たのではないので推測はやめて先を急ぎましょう。
9:45 1430mあたりの尾根の小ピークに着きました。小休止します。ここからは傾斜も緩くなり、気持ちのいい道に変わります。
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途中樹間から川上岳がチラリと顔をのぞかせました。直進すればすぐですが、間を流れる大足谷の源頭部までほぼ平行に歩きます。
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登山口近くの丸太橋では轟音を立てて流れ落ちていますが,チョロチョロ程度の源頭部近くを渡ります。
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渡渉部からは少し急なジグザグ道に変わります。
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三差路に支柱から落ちた道標が草にまみれています。間違った道標で遭難騒ぎになった例もあるので、方向を確認し立てかけておきましょう。
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P1617あたりの分岐に着きました。
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分岐を右折少し歩くと、やっと見えてきました。素晴らしい草原の川上岳です。
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頂上とP1617の間にはドウダンツツジが密生しています。
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あとわずかです。
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10:55 川上岳頂上着です。ほとんど休憩なしで2時間45分、予定より少し早く着きました。
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一等三角点川上岳。
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そしてあたりを見渡して・・・ なんと360度の大展望は全て雲の中ではありませんか。白山、北アルプス、乗鞍、御嶽、・・・・残念!
この方向に乗鞍から北アルプスの峰々が見えるはずですが・・・すごく楽しみにしていただけに、悔しいですが、こればかりはどうしょうもありません。
ここから位山までは尾根上約8キロ、天空の遊歩道として整備され、人気のコースだそうです。また川上岳・位山・船山を位山三山とよばれているそうです。
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そのうち晴れてくれるのでは、と期待しお昼にします。しかし何時まで待っても雲はとれません。
樹木がなく、陽射しを遮るものがないので展望は諦め、下山しましょう。
時刻は11:20です。
右前方、日が陰っている1617峰に向かって出発します。北アルプスの大展望台には嫌われましたが、位山と川上岳を回遊するコースがあるので、機会があれば挑戦したいと思います。
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同じ道を黙々と引き返し、13:35、ようやく丸太橋が見えてきました。
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13:45 駐車場に帰ってきました。なんと下山に2時間25分もかかっており、登りより10分短いだけでした。
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13:55 出発。慎重に窪地を避けて下りますが、帰りもお腹をガリガリやってしまいました。県道98に出ると、
悪路のうっぷんを晴らすように快調に南下します。県道88に合流すると左折して少し走ると、(飛騨川温泉・しみずの湯)があります。
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行く先々で温泉に浸かるのも、楽しみのひとつ。静かな山峡の温泉で、今歩いてきた景色を反芻します。
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帰りは飛騨川の対岸を走るR41に出て、先週のように下呂の先から中津川に出て中央道に乗れば早く帰れますが、未知の山の中を走るのが楽しみの一つで、またまた走ってみたい道を用意してます。

温泉の後ろを流れる飛騨川を挟んで左岸がR41、右岸が県道88ですが88を南下、途中からR257に入り10キロほど走り、八幡・高山大規模林道に入ります。新しい大規模林道は古い国道顔負けで、2車線の立派な道路で通行車両も少なく快適です。

馬瀬トンネルで下呂市から郡上市へ抜け、ほとんど車が走らない県道86を郡上八幡に向かって走ります。
そして標高850mの小川峠から郡上八幡の標高500mまで、極細のヘアピンカーブで一気に下ります。

道路地図を見て、ものすごいつづら折れのこの県道86を一度走って見たかっただけに、大満足です。
郡上八幡からは東海北陸道に乗り21時、無事帰ってきました。

私は始めての山に行く時は道路地図を眺め、少々の遠回りでも走って見たいな、と想像をかきたてる道を探します。
但し快くお付き合いしてくれる人は限られますが・・・


[データー]

高山6:50⇒R41⇒県道98⇒山之口から林道へ入り終点登山口駐車場8:00

出発8:10→P1430尾根小広場9:45→大足谷源頭部渡渉10:15→P1617分岐10:45→川上岳10:55~11:20→渡渉地点12:00→尾根小広場12:30→駐車場13:45

出発13:55⇒林道・県道98・88⇒しみずの湯14:35~15:25⇒県道88⇒R257⇒八幡・高山大規模林道⇒県道86⇒R472⇒R256⇒郡上八幡IC(東海北陸・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅21:00

(走行距離 約850キロ 歩行キョリ 約9キロ 累積標高差 約870m)

by hotaka443 | 2014-07-31 16:03

No354 飛騨・白草山~箱岩山 超一級の展望も雨

白草山(1641m)~箱岩山(1669.3m) 岐阜県下呂市・長野県王滝村 2014・7.14(日)  

 天気・曇り山頂は時々雨 メンバー・2人

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このところPCの前に座る時間がなく、たまる一方のブログUPも,いつのことやら・・・
①四国剣山山系・丸笹山~赤帽子山 ②大峰山系・稲村ケ岳 ③鳥取・若杉山 ④丹後・赤岩山 ⑤滋賀 高島トレイル・大御影山 これだけたまってしまいました。
時期外れになりますが、いずれゆっくりするとして、比較的新しい山をUPします。

岐阜・長野県境には最高峰の小秀山(1982m)を筆頭に、1600mi以上の山々が列をなしています。
以前に小秀山に登った際、途中から白草山のなだらかな山容が目にとまり、その時のメンバーさんが、機会あれば登ってみたい、とおっしゃっていた山の候補の一つです。が あの時のメンバーさんは北海道行き。
そこで今日はYさんとやってきました。

この山塊は御嶽山の南外輪山にあたり、いずれも山頂から雄大な御嶽山を望む事が出来、今日の白草山も素晴らしい御嶽山の展望台・・・
ですが、あいにくの雨模様で裾野のごく一部だけ。登りたかった山だけに、まあこれでよしとしましょうか。

早朝出発ガンガン飛ばし、ひたすら山頂へ、の急ぎモードと、途中一泊ののんびりモードを状況により使い分けていますが、今日はのんびりモードです。2012年8月完成した新しいトンネルを走ってみたかった、という事情もあります。
鉄道のほか国道(林道を含む道路一般)フアンでもあり、新しい道が出来ると少々遠回りしてでも走りたくなるもので、今日は建設中の(濃飛横断自動車道)の一部、ささゆりトンネルを走ります。

土曜日の夕方出発、途中東海北陸道の関ICまで走り一泊、日曜は宿泊地で朝食をいただき、7時出発の、のんびりモードです。
美濃から東海北陸に乗り郡上八幡で下車、R256に入ります。ヘアピンカーブの細い道で堀越峠に登り、山間部をひた走ると県道86との交差点に着きます。
この86を左折、馬瀬川第二ダムに沿って北上、少し走ると鋭角で右折、真新しいささゆりトンネルへの入口があります。延長4577m、始めての道路を走るちょっとした興奮を覚えながらトンネル内へ。大きな町のない山間部だけに通行車両は1台もありません。
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濃飛横断自動車道はR256のバイパス道路で、東海北陸道の郡上八幡と中央道中津川間約80キロを結ぶ地域高規格道路ですが、全線開通は未定です。トンネルを抜けるとR41です。

どこにでもあるトンネルを走るため曲がりくねった山間部の道を選ぶなんて、どこが楽しいんだろう、変な人、とYさんは思っているでしょう・・・きっと。

R41を9キロほど北へ走ると下呂温泉の手前の帯雲橋交差点で右折、R257に入り、4キロ弱の乗政交差点で左折、県道440に入ります。どんどん登っていくと、2~3軒の旅館が並んでいる乗政温泉を見送り、さらにヘアピンカーブの急坂を登るとやがて臨時駐車場の看板が見えてきました。3ケ所ほど路肩のふくらみを利用した駐車場が設けてありますが、すでに6台が駐車しています。
入れるところまで車を進めると、登山口に着きましたが、ここは駐車できません。
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左の道にも駐車場ありの看板がありますがここはUターン、帰りに便利なように空いている一番下の看板の所に駐車します。
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郡上八幡ICから70キロあまり、時刻は8:40になっています。

今にも降り出しそうな低い雲が足早に北に走っています。8:50スタートです。
先ほどの登山口まで戻ります。道標は白草山と反対方向の寺田小屋山(1505.1m)があります。
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林道入口には進入禁止のロープが張ってありますが、さらにその先には鉄製のゲートがあります。ここからは黒谷林道になります。
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未舗装ですが一般車が入らないせいか、路面状態は良好です。
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ゆったりとした登りが約2キロ、はるか下を流れていた黒谷川の瀬音が近づくと、ほどなく林道登山口に着きました。9:20ちょうど30分かかりました。登山道は右の黒谷川に架かる橋を渡ります。林道はここから先は工事中です。
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道標をアップします。
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5分ほど休憩して出発します。ところどころ岩がゴロゴロした黒谷川左岸を登ります。
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展望のきかない樹林帯の一角が切れ、なだらかな山頂の高森山が覗きます。これから登る箱岩山の北西約1キロ、地形図には登山道が記入されているので登る予定でしたが、実際は猛烈なヤブコギとかで諦めます。
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親切な距離標示の道標のお陰でペースがつかみやすくて励みにもなります。曇り空から雨が落ちてきました。雨具を着用します。
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しばらく歩くと上の方に延びた三ツ岩です。文字はほとんど禿てしまっています。岩にガンバレの文字が。
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10:40白草山と箱岩山の分岐点に着きましたが、先ほどよりかなり雨脚が強くなってきました。
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大木の下で休憩されている先発のグループの一人が「どちらを先にに行かれるのですか?」と話しかけてこられたので「先に白草に行く予定ですが・・・」雨は一段と激しさを増してきました。
「我々もその予定ですが、初心者もいるし、この雨、引き返そうかなと思案しているところです」
私も本音は同じです。しかしせっかくここまで来たのだから、あと700m、頂上だけは踏んでおかないと、の思いが勝り、雨の中に飛び出します。
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分岐地点は木立の中でしたが、草原に出るとかなりの風です。ガスで視界はききません。山は雨がつきもの!なんて言ってたのは過去の話。今は雨具着用の登山は大嫌いです。

分岐点からわずかに下り、雨水がたまった湿地状の道をわずかに登ると白草山山頂に着きました。11:05です。山頂といってもなだらかな起伏の高原といった感じで、分岐からわずか20mほど高いだけです。
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少し雨は小降りになりましたが、目の前にドーンと構えているはずの御嶽山はガスの中。乗鞍や北アルプスも当然雲隠れです。

カメラに水滴が、御嶽山はこの雲の中です。
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白草山から東に7キロの小秀山から見た御嶽山(2011・5撮影) わずかな距離しか離れていないので、ほぼ同じような山容が眺められると思われます
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一輪だけ残っていたササユリ。シャッターを押す瞬間、強風で横を向いてしまいました。
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これから向かう箱岩山。こちらより30mほど高いです。
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ガスが切れ、御嶽山が一瞬でも顔を出さないかな、と10分ほど待ちますが、諦めましょう。
箱岩山に向かいます。なだらかな草原、天気が良ければルンルン気分で歩けるのですが・・・
後方一番高いところが箱岩山山頂。その手前左の高いところ、水滴でぼやけているあたりが両山の分岐点。
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白草山を振り返ります。
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10分足らずで分岐点に戻ってきました。道標横に群生しているこの大きな葉はミズバショウでしょうか?
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箱岩山に向かいます。
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笹原から自然林の登りになりますが、10分ほどで狭い箱岩山に着きました。樹木に遮られ、南東方向のみの展望です。御嶽山を期待していたのですが無理でした。
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三等三角点箱岩山。なお白草山には三角点はありません。
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雨は降ったりやんだりです。少し休憩し、白草山を前にして下山しましょう。左方向の御嶽山は依然雲隠れです。
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11:50 箱岩山から10分足らずで分岐点に戻ってきました。ここで出会ったあのグループは見かけなかったので、山頂は諦め下山されたのでしょうか。

360度の大展望に振られ、すごすごと退散します。山はやはり天気ですね。登る途中に下山中の5人に出会いましたので、あのグループを入れた合計が今日の登山者です。
こちらでは人気の山ですが、この天気ではね・・・その雨は下山途中で上がりました。

分岐からちょうど1時間で林道終点登山口に下りてきました。
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ここから長い林道歩きです。途中に携帯電話通話可域の案内があります。親切ですね。
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13:20 道路に下りてきました。車は1台もありません。

13:30 スタートします。雨はすっかり上がりましたが、雨に濡れて気持ちが悪いので一刻も早く温泉に飛び込みたい心境です。

さ~てどちらから帰るか・・・来た道を引き返すと下呂温泉、中央道中津川に出ると途中にある(付地峡倉屋温泉・おんぽいの湯)があります。
おんぽいの湯は私も相棒さんも度々入っているので、下呂温泉に向かいます。

下呂では温泉街の一角、飛騨川を見下ろす斜面に建てられた日帰り温泉の露天風呂に入ります。
文字通り露天風呂のみです。観光客が次々と訪れます。
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露天風呂の一部。下は飛騨川が流れています。
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14:50 下呂温泉を後にします。下呂は東海北陸道・郡上八幡ICと中央道中津川ICのほぼ中間にあたりますが、道路状態が良く走りやすいのはR257一本の中津川なので、中央道に向かって走ります。

中央道・名神とも大きな渋滞はなく、19:30自宅に帰ってきました。

2012・7小秀山よりの展望
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当日12時、ちょうど下山しかけた時間の天気図です。前線が若狭湾から岐阜県南部を横切り、愛知県に伸びています。平地ではほとんど風は吹いていませんが、1600mあたりの山では風雨強しでした。
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[データー]
自宅18:30⇒山陽姫路東(山陽・中国・名神・東海北陸)関IC⇒宿泊地21:30

宿泊地7:00⇒美濃IC(東海北陸)郡上八幡IC⇒R256⇒県道86⇒濃飛横断自動車道⇒R41⇒R257⇒県道440 白草山登山口

駐車地点スタート8:50→林道登山口9:20~9:25→あと2キロ道標9:50→分岐点10:40~11:00→白草山11:05~11:15→箱岩山11:35~11:40→分岐点11:50→林道登山口12:50→駐車地点13:20

スタート13:30⇒下呂温泉14:40~14:50⇒R41⇒R257⇒中津川IC(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅19:30

(走行距離 約800キロ 歩行距離 約9・5キロ 累積標高差 約850m)


by hotaka443 | 2014-07-30 20:13

No353 岡山のマッターホルン 角ケ仙

角ケ仙(1152.7m) 岡山県鏡野町・津山市 2012・5・20 (火) 天気・晴れ メンバー・4人

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かってはよく登った角ケ仙ですが、2009・11を最後に御無沙汰している山です。
2004年に麓のキャンプ場が閉鎖され、また山そのものも単純で変化に乏しいですし、すぐ南の泉山のような賑わいもなく、不遇の山のような気がします。

今日は姫路駅南口を7:30に出発です。姫路BPから播但道・中国道を走り津山ICで降ります。院庄ICからR179経由の方が道幅も広く走りよいかもわかりませんが、距離の短い方を選びます。

R53~県道6~県道75を走り、津山市と鏡野町の境界の峠を下ると三差路に着きます。
ここは右折、少し先にも三差路がありますがここも右折、しばらく走ると10年前に閉鎖された越畑キャンプ場の管理棟の建物が左手に見えてきます。道路脇に駐車場があるのでここに車を停めます。9:15です。
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一番最初に来た時はキャンプ場は子供たちで賑わっとぃましたが、もう閉鎖されて10年がたっています。
駐車場横のごく簡単な案内板です。
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キャンプ場入口の施設案内板。訪れる人が途絶えたキャンプ場内は草がボウボウです。
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9:30 準備を済ませてスタートしましょう。雑草茂る薄い踏み跡をたどって行くとすぐに行き止まりになりウロウロ、すっかり入口を忘れています。バックして施設案内板の上にある黄色い標示通り、炊事棟に向かいます。
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炊事場の奥から山道に入りますが、早速苦手な階段と有名な[角ケ仙登山道]の大看板のお出迎えです。
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延々と階段は続きますが、比較的段差の低い疑似階段なのは助かります。
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やっと終わったかな、と思ったらまた階段です。
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文句は言わず、設置していただいた苦労に感謝しながら、登りましょう。階段を数える癖がついていますが、今回は多すぎて諦めました。
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南側の泉山方面の展望台です。なんでこんな所に?樹木の成長で何も見えませんが、那岐山や泉山の文字が刻んであるので、設置当時は開けていたのでしょうね。
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イワカガミガ咲いている!Yさんの声に草むらを見ると、コイワカガミでしょうか、可憐な小さなピンクの花が覗いています。雑草をのけて はい1枚。
イワウチワはあちこちでタップリ観賞してきましたが、イワカガミは始めてです。
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次はチゴユリです。登山道脇に群生しています。
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最近あまり見られなくなったヤマツツジが咲いています。
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まるでチゴユリ街道、登山道脇に次々と小さな花を咲かせています。
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もう終わったと思っていた階段の登場です。そういえば以前に来た時、登山道脇に疑似階段が積まれていたのを見て、「いずれこの山は階段ケ仙になるな」と笑った事を思い出しました。
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これまで展望は隠されていましたが、角ケ山が姿を現しました。
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小さなコルから最後の登りにかかります。振り向くと中央が泉山です。頂上わずかが雲隠れしているので、雲底は1200mあたりでしょうか。
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注意していないと見過ごしてしまうコイワカガミ。登山道脇の至る所に咲いています。
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11:05角ケ仙頂上に着きました。
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5年前にはあったこの大きな山名標示板は見あたりません。三角点は三等角ケ仙です。
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展望は南方向のです。泉山の雲はあとわずかでとれそうですが・・・・
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那岐山方面も雲の中です。
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少し早いですがお昼にします。
アップの泉山。山頂の雲は前より低くなってきました。
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40分ほど休憩しましたので、そろそろ下山しましょう。下山コースは足許を隠す急斜面のササ原の道です。
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ところが5年前と違いササが腰あたりまで成長、所どころに岩があったり、雨で掘れこんだりで思うようにピッチが上がりません。
注意して見ると、このコースにもコイワカガミが沢山咲いています。

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ササ原の急斜面から雑木林になり、傾斜が緩くなると植林に入ります。
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やがて荒れた林道に入りますが、とても車が走れる状態ではありません。
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御馳走を発見!ワラビにヤマブキがあちこちに・・・見逃す手はありません。さあ山菜摘みです。
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思わぬ収穫にニンマリ、駐車場に至る道路に出ます。逆コースの場合標識がないので入口がわからないですね。
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しばらく歩いているとまたまた山の幸発見!
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ヤマブキの大群生です。
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13:15 お土産をいっぱい持って駐車場に戻ってきました。
ゆっくり登って1時間半ほどのハイキング気分の山ですが、あまり登る人がいないような印象を受けました。

13:35 駐車場を後にします。帰りは恒例の温泉です。奥津温泉の「花美人の湯」にまわってもいいのですが、料金が高いので帰り道沿いにある「百々(どうどう)温泉」にしましょう。

帰路、越畑ふるさと村から見た角ケ仙。
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14:00~15:00貸し切り状態の温泉でゆっくりと汗を流し、16:15姫路に帰ってきました。
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[本日のデーター]

姫路7:30⇒姫路BP⇒姫路JCT(播但道・中国道)津山IC⇒R53⇒県道6⇒県道75・越畑交差点で角ケ仙方面右折、越畑キャンプ場駐車場9:15

スタート9:30→角ケ仙山頂11:05~11:45→林道12:45→駐車場13:15(下山途中山菜摘みあり)

出発13:35⇒県道75沿道の百々温泉入浴(14:00~15:00)⇒往路引き返し 姫路駅16:15着

(走行距離 約260キロ 歩行時間 約4.2キロ 累積標高差 約540m)

by hotaka443 | 2014-07-08 22:13

No352 ブナの新緑映える若狭雲谷山 あれ、白山が見えない!

雲谷山(786.5m) 福井県若狭町・美浜町 2014.5.18(日) 天気・晴れ メンバー・4人

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第三展望所から見る三方五湖



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雲谷山はこれで5度目かな、アクセスも良く、好きな山の一つで最近ではちょうど1年前に岐阜の舟伏山帰りに登っています。

6時自宅出発、播但道~中国道~舞鶴若狭道を走り終点小浜ICで降り、県道24~R27を北上、三十三間山
登山口の標識を見送り、三方石観音の標識を右折します。観音川に沿った急坂を登るとまるで別世界、森閑とした深い緑の三方石観音の境内に入ります。
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石段の奥に本堂が見えます。
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本堂には片手観音像が安置されているそうですが、これは弘法大使が布教で若狭に巡ってこられた際、三方五湖を一望できる雲谷山山麓の花崗岩に一夜で彫ろうとしましたが、完成前に一番鶏が鳴いたので右手首が未完成のまま下山され、片手観音として伝わったそうです。

手足の不自由な人々の信仰が厚く、御手足堂には全快のお礼にと奉納された木製の手足や松葉杖などが山のように積まれています。
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車は境内から離れ観音川を渡った駐車場に停めます。時刻は8:25になっています。
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準備を済ませ8:35スタートします。境内外れの登山口に立つ案内板。右方向には車道が第三展望所下まで延びていますが、もちろん第一展望所からの歩きです。
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登山口からいきなりの急登です。比較的登山道は広く歩きよいですが、以前数えたらジグザグが24回ほどありました。
ジグザグが終わるとなだらかな道になります。
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スタートから15分ほどで第一展望所に着きました。
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樹林帯に閉ざされていた視界から解放され、眼下に広がる三方五湖が飛び込んできます。といってもまだ高度が低いので視界も狭く、五湖のうちの三方湖のみです。

手前の樹木が茂りはっきり見えませんが、湖岸には2014年7月20日開通の舞鶴若狭道が最後の仕上げ工事中で、拡大すると三方五湖PAが見えます。このPAには3年遅れの2017年にETC専用のスマートICが開設される予定で、完成すると雲谷山はすぐです。
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道の両側には背の高い赤松が多く見られるようになりますが、多くの木は枯れています。
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谷の向こうの斜面を下る雄滝が、アップにするとかろうじてと確認できます。雌滝もあるのですがここからだと見えません。
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ゆったりとした道を15分ほど歩くと第二展望所です。
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第一より高度で50mほど上がっていますが、樹木の成長と共に視界は狭まってきました。
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第二展望所の少し先で右へ、林道に下る道を分け、さらに緩い坂を登っていくと、右から林道が上がってきます。三方石観世音から登ってくる道で、ここが終点です。
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林道終点から第三展望所までは観光客のために舗装されています。わずかな距離ですが高度は20mほど、一部急坂です。
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9:25 駐車場から50分、立派な展望小屋が設置されている第三展望所に着きました。
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東の空は晴れていますが三方五湖の西半分の上空は層積雲でどんより。雲底が619mの久須夜ケ岳頂上スレスレまで下りてきています。
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晴れている五湖の東側、日向湖と手前久々子湖をアップで。バックは日本海。左下は開通間近の舞鶴若狭道。
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第三展望所までが遊歩道で、ここからは登山道になります。道標は雲谷山登山口(三方コース)と書かれています。
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緩いアップダウンの広い道を20分ほど歩くと、ベンチのある小さなコルに着きます。ここが本格的な登山道入り口で、右の道を下ると三方観世音に至る林道になります。小さな道標は 登山口 と書かれています。
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時刻は9:45です。ここから山頂まで、美しい新緑の中を歩きますが、いくつかのピークが待ち構えています。
緑の中にひときわ映えるピンクの花、あけぼのつつじでしょうか・・・
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いくつかのピークを越えると、ブナ林に入ります。
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P628からコルに下りるとブナに続きユズリハの群生地を通ります。
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まだ~ というほどピークを越え11:10やっと雲谷山山頂に着きました。
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二等三角点 雲谷山。
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早速白山を探しますが・・・あれ?樹木の成長で白山方面の視界はたったこれだけです。
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4年前は白山から別山が見えたのに・・・・
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展望は諦め食事にします。

ところで雲谷山の最高峰は、といってもわずか2.4㎝高いだけですが、南に600mほどの所にあります。
是非最高峰を踏んでみたい気持ちがあるのですが・・・

以前単独で来た時最高峰に向かったのですが、あまり人が入らないのか薄い踏み跡を探しながら進んでいたところ、突然前方の茂みがガサガサすると同時に「ウ~」という唸り声が聞こえてきました。

三方石観世音の住職さんから「クマが人里まで下りてきたところを目撃されたので十分気をつけて下さいね」と聞いていたので、クマ!と瞬間青ざめ、逃げるように引き返した記憶が残っています。

今日は4人なのでもしクマがいても大丈夫だろう・・・と迷いましたが、結局最高峰はパスします。

11:50山頂を後にします。下山途中からも白山が見えるポイントが何か所かありましたが、樹木の成長でわかりません。美しいグリーンの林を歩くことちょうど1時間、遊歩道が始まる登山口に下りてきました。
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ここからは広い道を20分歩くと、13:10第三展望所です。登る時の重苦しい雲がとれ、青い空と三方五湖が広がっています。
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10分休憩し13:20出発します。10分ばかり歩くと左に下る分岐があるので、そちらに入ります。私には始めての道で、下ると林道に出て駐車場に戻ります。駐車場にはこちらの方が早いかも。
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ジグザグに切られた急斜面の下りで、部分的に荒れた所もありますす。
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10分ばかりで観音川に沿った林道に下りてきました。
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階段を登ると奥の院ですが、パスします。
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このあたりは公園として整備され、観音川も石が敷き詰められています。
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林道は大きくカーブして坂を下ります。まだ新い観音川の堰堤。
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13:55駐車場に帰ってきました。5時間20分の山旅の終了です。

低山ながらアップダウンが多く、距離も長くて歩きごたえのある山でしたが、白山が眺められなくなったのは残念です。

14:00出発、R27を南に800mほど走り、R162に入ってJRの跨線橋を下りた所にあるおなじみ「三方温泉・きららの湯」に入り、汗を流して帰途につきました。
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[本日のデーター]

自宅6:00⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)小浜IC⇒県道24⇒R27⇒三方観世音道標右折⇒駐車場8:25

出発8:35→第一展望所8:50→第二展望所9:10→第三展望所9:25→谷筋登山道分岐9:45→雲谷山11:10~11:50→谷筋登山道分岐12:50→第三展望所13:10~13:20→林道13:45→駐車場13:55

出発14:00⇒温泉・きらら14:05~15:25⇒R27⇒県道24⇒小浜IC(舞鶴若狭道・中国・山陽道)姫路東IC⇒自宅18:30

(走行距離  約420キロ 歩行距離 約9・2キロ 累積標高差 約910m)

by hotaka443 | 2014-07-06 14:33