みちくさおじさん山を歩く

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No351 兵庫多紀アルプス・三嶽のクリンソウ

三嶽のクリンソウ&白毫寺ふじまつり 兵庫県篠山市・丹波市 2014・5・13 (火)
天気・晴れ メンバー・3人


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先週 Jさんから三嶽のシャクナゲ見物に誘われましたが結局わからず下山、今日は同じく三嶽のザゼンソウ見物です。
今日はもう三嶽には登らず、ザゼンソウ群生地まで。場所は山頂に向かう登山道の途中から左の谷に下りたあたりだそうですが、私には始めてです。

以前は火打岩バス停あたりの路肩に停めた記憶がありますが、バス停の小広場に一台車が停まっています。少し先で農作業をされているおじさんに駐車場を尋ねると、この先に20台ほどの駐車場があるとの事。
念のためにバス停に一台停まっていると話すと、空いていれば停めていいとの返事です。
以前はバスの転回場で駐車禁止だったように記憶しているのですが・・・ホントにいいのかな?
半信半疑ですがOKの返事をいただいたのでバックして停める事にします。
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それでもバスの時間が気になるのでバス停の標識を見ると・・・
なんとバスは撤退、乗り合いタクシーに変わっていました。ダイヤは平日3便、土・日・祭日は2便で1時間前までに氏名・人数等を営業所に連絡を入れる予約制になっています。
沿線の過疎化が進み、車社会の現在バスを利用する人も限られてきたので仕方ない事です。
さて現在の時刻は9:30でタクシーは10:58発になっています。邪魔にならないか気になるところですが、まだスペースがあるのでターンは出来るでしょう。
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余談になりますが、過疎化といえば1979年(S42年)に廃止されるまで現在の福知山線・篠山口から国鉄篠山線が福住までの17・6キロを走っていました。ちょうど今のR372とR173が交差する少し東に福住駅があり、山陰線の園部に繋ぐ予定でしたが、篠山線そのものが赤字で採算が合わず、廃止されてしまいました。

さらに戦前は京姫鉄道なるものが京都~篠山~姫路を結ぶ鉄道を計画されていたとか。戦争で山陽本線が爆撃された際のバイパスが目的だったそうです。

準備を済ませ出発しましょう。バス停にある案内板。
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三嶽への登山道は近畿自然歩道になっており、三嶽からは先週歩いた粟柄への下山道に続きます。
県道を北に向かって歩くと、三嶽への登山道の記憶が甦ってきました。二軒並んだ民家の間の矢印にあります。
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前方の獣除けネットを開いて中に入ります。
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最初は杉林の中の階段道ですが、登るにつれ自然林の快適な道に変わります。
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やがて尾根に出ます。丸山コースとの合流地点です。
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マナーのない盗掘者には困ったものです。
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なだらかな尾根道を進むと、鳥居堂跡を通過します。
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バス停寄り1時間ほどでザゼンソウ群生地の分岐に着きました。過去のデーターを調べてみると最後に登ったのが平成18年、その時はまだこの看板はなかったので、ザゼンソウが発見されたのはそれ以後かな?
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谷に下りていくと、すぐにロープが張り巡らされた所に着きます。
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入口でパンフレッドをいただきます。
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時計回りの順路を歩くと早速クリンソウのお出迎えです。
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順路から外れて先に五輪塔に向かいます。ここにもパンフレッドの置き場があります。
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大きな塔を想像していた五輪塔は、塔を象った五層の小さな石が5ケ並べられています。
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五輪塔の前にクリンソウが群生しています。
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このあたりが一番身近に花が眺められる場所のようです。
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平日にかかわらず次々と登山者が訪れます。大阪からの女性グループが、これから小金ケ嶽に登り16:03の便で帰りますが、間に合いますか?と尋ねられたので、OKと答えます。
大阪のおばさんたちは賑やかで、元気いっぱい、エネルギーをもらったような気になりました。

おばさんグループから少し遅れて五輪塔を出発、順路へ戻り、谷の周りを一周します。
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入口に戻ってきました。今日は三嶽には登らず下山します。帰り道で登山道から少し離れた開けた場所があったのでお昼にします。

メンバーさん持参の御馳走をいただき、駐車場に戻ってきました。時刻は13時です。

このまま帰るには早いし、今だと白亳寺(びゃくごうじ)で「ふじまつり」が開かれているはずだから行こう、とJさん。白毫寺は丹波市の五大山の麓にあるお寺です。
舞鶴若狭道丹南篠山口まで戻り、一区間の春日ICで下車、R175で北上します。5分ばかり走ると伯毫寺の標示があり左折、白毫寺の案内標識に従って走ると駐車場があります。

少し手前の駐車場がガラガラなのでそこに停め、お寺まで歩きます。
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観光バスも止まっており大勢の人出です。
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参拝料金¥300で境内に入ります。
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後でわかったのですが、料金所に回らなくとも参道を歩けば無料で、大勢の人がフリーパスで境内に入っています。
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パンフレッドによると(第13回九尺ふじまつり、5月3日より開花期間中)とあります。
白毫寺は法道仙人が開いたとされ、宗派は天台宗で本山は比叡山延暦寺だそうです。

境内には広場があり、120mあると言われるふじ棚からは見事なふじの花がこぼれています。
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カメラマンやキャンバスに向かう人など、それぞれ満開の ふじ を楽しんでおられます。
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境内をひと廻りして白毫寺を後にします。
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クリンソウはちょうど見頃で、これだけの群生地を見るのは始めてです。
白毫寺のふじ棚も素晴らしく、花は最盛期をすぎた感じでしたが、見事なものでした。

今日は登山ではないのでデーターは取っておりませんし、汗をかいていないので温泉もパスで、舞鶴若狭道・中国道そして山陽道にまわって帰ってきました。
by hotaka443 | 2014-06-22 22:33

No350兵庫多紀アルプス・シャクナゲ尾根ってどこ?

西ケ嶽(727m)~三嶽(793・4m) 兵庫県篠山市 2014・5・7(木) 天気・晴れ メンバー・4人

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Jさんから三嶽のシャクナゲを見に行こうと誘われました。コースは栗柄の八柱神社から西ケ嶽に登り三嶽へ縦走、シャクナゲ尾根を下って八柱神社に戻る回遊コースです。

以前は多紀アルプスの三嶽~小金井はよく縦走しましたが、西ケ嶽は登ったことがありません。
三嶽もいつが最後だったのか もう記憶にないくらい過去の山になっていますし、三嶽のシャクナゲ尾根も始めて聞く名前です。

コースはJさんにまかせる事にして7:30出発、播但道から中国道・舞鶴若狭道を走り、丹南篠山ICで下ります。
あとはR176・県道97を走り、栗柄の八柱神社の駐車場に8:50に着きました。
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9時 支度を済ませ出発、登山口まで県道97を約1.4キロほどを西進します。
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道端の空き地に群生している咲く ムラサキサギゴケ。
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登山口手前にあるバス停。
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バス停の少し先にある道標を見て左折、民家の前を通って山に向かいます。
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すごいワラビや!の声に振り向くと、なるほど、斜面にニョキニョキとワラビがいっぱい。しばらくワラビ狩りです。
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採ったワラビはビニール袋に入れて人目に着かない所に隠しておき、帰りに取りに来ることにしましょう。
出発進行、行く手に獣除けフエンスがあります。
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植林の中の道はすぐに階段になります。緩い登りなので、あってもなくてもいいような階段です。
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やがて自然林に変わります。
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尾根に出ました。
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気持ちのいい尾根道を10分ほど歩くと次の分岐です。
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ヒカゲツツジ、ミツバツツジもまだ花をつけていました。
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シャクナゲです。左の邪魔物が目ざわりですが・・・あたりを見渡しますが、結局シャクナゲはこの一本だけでした。
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西ケ嶽山頂に着きました。
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北から東方面にかけて素晴らしい展望が開けています。すぐ東にはこれから向かう三嶽、美しい光景ですね。
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山頂のミツバツツジは今が満開。
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時刻は11:10.少し早いですが素晴らしい展望をおかずに、お昼にしましょう。
11:50スタートです。快適な尾根道を20分ばかり歩くと近畿自然歩道分岐です。
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尾根道は小さな岩場のアップダンに変わります。
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前方の山の斜面にピンクの固まりが見えます。シャクナゲ?
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やがて三嶽山頂の御嶽山中継局のアンテナの建物が見えてきました。
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12:35三嶽山頂です。
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方位盤傍の一本の木に花が咲いています。白い花が満開ですが、名前はなんだったっけ・・・
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一等三角点 点名は御岳山です。
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山頂は樹木が邪魔をして見晴らしは北側の一部だけです。
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少し東の石室の背後の岩場に上がれば展望が開けます。
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石室の中には役行者が祀ってあるそうですが・・・
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岩場から東を見ると、小金ケ嶽から鋸山へのギザギザ尾根と、その先に八ケ尾山が見えます。
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三嶽を振り返りますが、アンテナが見えます。
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12:45 さあシャクナゲ尾根に向かって下山しましょう。山頂から少し下って左の尾根に入るそうで、分岐にテープが巻いてあるとか。しかし山頂から5~6分歩いてもそれらしきテープは見あたりません。行きすぎたかな?とバックしますが・・・
山頂まで引き返してまたバックします。そして最初引き返した地点まで降りてきます。
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ここから先は大乢に向かって階段の急な下りになるはず。Jさんはコピーしてきた略図としきりににらめっこ。
ここまでは北に向かうはっきりした尾根は見あたりません。
地形図があればいいのですが、Jさんの案内なの私も何も持ってきていません。結局シャクナゲ尾根を下るコースはあきらめ、山頂に引き返す事にしました。

このコースは登山者が踏みこんでシャクナゲが咲いていたので名付けたもので、整備された道ではなくガイドブック等には載っていない道です。

13:50三嶽山頂に戻ってきました。約1時間もウロウロしたことになります。下りは西ケ嶽まで戻らずに途中にあった近畿自然歩道を歩いてみます。道標に栗柄と書かれていたので神社近くに下りるはずです。

14:25分岐です。
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5分あまり下ると大きな岩場に着きました。西の覗きです。
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三嶽と山頂のアンテナが、そして目の前の斜面にはシャクナゲが咲いています。
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気持ちのいい道から次第に岩混じりの急斜面になり、何ヵ所かのクサリがあります。
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自然歩道にしてはやや厳しい地形のようです。急斜面のジグザグ道が一段落すると、15:00 愛染窟の標識の所に出ました。愛染窟って・・・?
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洞窟の中を覗いてみましょう。
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どうも気持ちが悪くて奥まで入れませんが、あれが愛染明王でしょうか。
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急な下りは終わりやがて植林に入ります。
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林道終点の登山道口に下りてきました。
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林道を歩いていると獣除けフエンスにぶつかります。鹿害に悩むどこにでもある山村風景になってしまいました。
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道路に出ました。傍に立つ登山案内板。
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ここから八柱神社の駐車場までは5分ほどで、15:30無事車に戻ってきました。

一昨日、福井の火燈山~富士写ケ岳でタップリ シャクナゲを見てきましたが、メンバーさんたちはまだのようで、楽しみにしておられただけに残念です。
そのシャクナゲ尾根は帰って調べたところ、地形図に記入している緑の波線と思われます。

15:35いつものように下山後は温泉です。その前に今日の収穫ワラビを取りに登山口まで走ります。

さて温泉ですが、何回か行ったことのある篠山市内のささやま荘(大地山まけきらいの湯)が帰り道にありますが、随分以前三嶽帰りに一度だけ行ったことのある草山温泉を思い出しました。
たしか走ってきた県道97を北東進、京都府境の手前だったと記憶しています。

15分ほど走ると草川温泉・観音湯に着きました。ボンヤリと記憶に残っていますが、建物横にあったはずのレストランが取り壊され、更地になってフエンスで囲ってあります。¥700
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1時間ほどゆっくり湯につかり16:45出発、18時頃Jさん宅に帰ってきました。

Jさん宅で収穫物の分配をします。早速いただきましたが、とっても美味しかったです。
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西ケ嶽、私には始めての山でしたが、予想以上にいい山でした。

[本日のデーター]

姫路7:30⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)丹南篠山IC⇒R176⇒県道97⇒栗柄集落で旧道に入り、八柱神社駐車場8:40

スタート9:00→尾根10:15→西ケ嶽11:10~11:50→三嶽12:45~12:55→(道探しで約1時間のロス)→三嶽13:50→下山道分岐14:25→西の覗14:30→愛染窟14:55~15:05→林道登山口15:15
→駐車場15:30

出発15:40⇒県道97⇒三草温泉15:50~16:45⇒往路引き返し姫路18:00

(走行距離 約200キロ 歩行距離 約9.8キロ 累積標高差 約925m)

by hotaka443 | 2014-06-10 11:55

No349 2日後にまた北陸へ・シャクナゲロードの火燈山から富士写ケ岳

火燈山(803m)~富士写ケ岳(941.9m)石川県加賀市・福井県坂井市 2014・5・4(日) 天気・晴れ
メンバー・2人

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2日に浄法寺山から丈競山に登りましたが、今日は丈競山から北西に直線距離にしてわずか3.6キロしか離れていない火燈山から富士写ケ岳を縦走します。
丈競山から眺められる火燈山ですが、あの日はあいにくガスで視界が遮られて、何も見えませんでした。

連休の混雑を予想し、少し早目の4:30自宅を出発、相棒は先日に続き北陸の山大好きさんです。
名神で若干の混雑はありましたが、北陸道丸岡ICから県道17・10を走りR364に入ります。
すぐに福井・石川県境の丸岡・山中温泉トンネルを抜けると、右折して旧R364に入り、バックする形になります。

少し走ると駐車場があります。大内登山口でここに下山の予定ですが、すでに満車。溢れた車が路肩にズラリと並んでいます。

登りは500mほど先の大内峠登山口で、車は登山口駐車場の予定でしたが、満車らしく次々バックしてきます。これ以上走ってもムダと判断、早く停めないといずれ路上も止められなくなりそうです。
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それにしても驚きです。相棒さんも耳にした事のない山だけに、果たして登山者がいるのだろうか?と心細そうにしていましたが、このすごい車の行列にただただ驚くばかりです。

急いで準備を済ませ、8:15出発します。その後も次々と走ってきた車は先方でUターンして戻ってきます。
この人出をみると、こちらでは相当有名な山のようですが、私には知識のない山でした。

昨秋、すぐ近くの加賀大日山に登った際、偶然に富士写ケ岳登山口の道標を見つけ、帰って調べてみると枯淵コースという事がわかりましたが、しかし1000mにも満たない山で、高山志向の私には関心のない山でした。

ところが一昨日浄法寺山で「富士写ケ岳はガスで見えないけど、そろそろシャクナゲが満開で賑わう頃・・・」と耳にした言葉が頭に残っており、また初物食いと言おうか、登ったことのない山に憧れるタイプ。

低山ですが、富士写ケ岳というちょっと変わった山名にも興味が湧き、これまた変わった名前の火燈山と縦走出来るという事を知り、よし、ひとつ登ってみるか!とやってきました。

それにしても浄法寺山で耳にした通り、すごい人出に正直驚いています。

旧R364は登山口近くで通行止めになっています。途中に民家がないので、約1キロほどが登山者用に開放されていると言った感じです。
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登山口手前の広場に石碑があります。
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          今大内の者すべてこの村を去る 心だけをこ地に残して

石碑の下にはめ込まれた碑文。胸がつまる想いです。30年ほど前に廃村になったのですね。
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石碑の傍にある白山神社。村人たちがお参りに来ていたのでしょうが、今は訪れる人もなくひっそりと林の中に佇んでいる・・・
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しんみりとした気持ちを振り切って、さあ登りましょう。
白山神社横の 火燈古道・大内峠の道標からスタートです。
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大内村の人々が下の町に行く時に通った峠道。大内村は石川県ですが、峠を越えると福井県です。位置的にみて福井県とのつながりが深かったと思われます。
峠を越える村人たちを静かに見守ってきたお地蔵さん。今では峠を越える人もなく、福井県側は廃道になっています。
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峠からひと登りで県境尾根に立ち、あとは尾根伝いに火燈山に向かいます。
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おおむね自然林で視界はありませんが、高圧線の鉄塔下では二つ谷を越した向こうに、富士写ケ岳が青空に浮かんでいます。しかし遠いな~
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鉄塔を過ぎしばらく登ると、ところどころにしゃくなげの花が見られるようになりました。
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日本海からの強風が吹きつける豪雪地帯だけに、背が低くちょうど目の前に咲いています。
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登るにつれ登山道の両脇はもう花でいっぱい。
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まるでシャクナゲ通りです。
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花に見とれて歩いていると、突然目の前が明るくなり、10時ジャスト山頂に飛び出しました。火燈山です。
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すぐ東はこれから登る小倉谷山です。
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南東方向には一昨日登った丈競山と山頂の避難小屋が見えます。右は浄法寺山です。
わかりにくいですが、丈競山の手前の山が北丈競山です。
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画面左に荒島岳がボンヤリと見えま~す。
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15分ほどコーヒータイムをとり、富士写ケ岳に向かって縦走開始。地元の人の手によって整備された不惑新道に入ります。
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小倉谷山が近づきます。
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火燈山でもう終わったかな、と思っていたしゃくなげが、まだまだ続きます。
10:40小倉谷山に着きました。但し地形図は無名峰で三角点は三等、点名は伏排になっています。
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南東側の展望は位置的に火燈山と変わらず、右から浄法寺山、丈競山、高平山、そして高平山の左後方にボンヤリと荒島岳が見えます。
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そして・・・東には雄大な、まだ雪をまとった白山がどっしりと腰を据えています。
パノラマ写真です。少し霞んでいますが、白山の前には越前大日山・加賀甲・加賀大日山・小大日山など、昨年登った懐かしい山々が並んでおり、拡大してみるとなんと加賀甲山頂の大日小屋まで見えるではありませんか。直線距離で12キロほどです。
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さてここから富士写ケ岳まで、地形図を見ると少なくとも7~8個のピークが並んでいます。私たちと逆回りの人も多く、まだまだシャクナゲは続きますよ、と興奮気味に話されます。
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次のピークです。
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富士写が正面に見えてきましたが、まだかなりの道のりです。
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起伏の少ない次のピークですが、しゃくなげとタムシバに飾られた尾根道を快適に歩きます。
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雲が低くなってきました。ちょうど白山は正面ですが・・・
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いくつピークを越えたかな?富士写がぐんぐん近ずきます。
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気持ちのいい尾根は終わり、最低コルに向かって道は激下りです。ああもったいない・・・
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最低コルを過ぎると再び登りです。コルの手前あたりで姿が見えなくなった、と思っていたシャクナゲが、再び姿を見せてくれます。
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急な登りになってきました。そろそろ山頂近しでしょうか。
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急坂から緩やかな登りに変わります。やがて人の話声が聞こえてきました。
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12:15あっと驚く山頂に着きました。人人人でいっぱいです。
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正面の白山が何とか確認できます。
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三角点上の荷物をのけていただき写真を。一等三角点富士写ケ岳。
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場所がないので山頂から少し下ったところでお昼にします。狭い山頂とはいえ、この混雑には参りました。
今年のシャクナゲはすごいわ・・・地元の人の会話が聞こえてきます。
食事を済ませ白山を1枚。灌木が茂り展望はあまり良くありません。
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日本海方面です。かろうじて海岸線の確認はできますが・・・
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12:35延々と続いたシヤクナゲ尾根に別れを惜しんで、いよいよ大内コースで下山です。このコースにはしゃくなげはないのかな?
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どうしてどうして、そんなことはないですよ。これからです。
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火燈山から歩いてきた尾根を振り返ります。
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シャクナゲロードが続きます。日本海から吹きつける風をまともに受けるこちらの尾根は、背の低い木が目立ちます。
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高度を下げていくと何時しかシャクナゲも終わりを告げ、しばらくは椿が登山道を飾ってくれます。
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やがて花も終わり、深い緑の自然林の中をどんどん下ると13:45林道の登山口に下りてきました。
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林道を少し歩くと、旧のR364に出ます。
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まだ路肩には多くの車が停まっています。
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13:55駐車地点に戻ってきました。いや~すごかったです。4時間ほどシャクナゲの中にいたことになりますが、こんなに延々と続くシャクナゲはこれまで見たことがありません。感激しました。
14:00 白山の展望とシャクナゲを胸に刻んでスタート。すぐ近く、5分ほど走ったところにある(丸岡温泉たけくらべ)に向かいます。¥500 宿泊施設も備えた大きな温泉で、昨秋加賀大日山の帰りに立ち寄った温泉です。
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下山後の温泉は格別ですね。レストランでコーヒーをいただき、15時ジャスト帰途につきます。
帰りはR364~R416で福井北ICに入ります。

敦賀ICを過ぎると、舞鶴若狭道開通の用意が着々と進んでいます。白いカバーの下にはどのような文字が書かれているのでしょう。
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敦賀ICから1.5キロほど南に下ったこのあたりが敦賀JCTになります。

あとわずか、今年2014年7月20日15時開通予定で、小浜止まりだった舞鶴若狭道が北陸道とつながると、混雑する名神を通らなくてもいいので時間短縮と、33キロくらい距離が短くなります。
但し福知山~敦賀JCT間は2車線区間なので、これがネックかな。
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その名神、多少の渋滞がありましたが休憩するのも面倒で、温泉からノンストップで19:15自宅に無事帰ってきました。

[本日のデーター]

自宅4:30⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・北陸)丸岡IC⇒県道17・10⇒R364丸岡・山中温泉トンネルを抜けすぐに右折、旧R364に入り、大内コース登山口過ぎたあたりに路上駐車8:10

スタート8:15→火燈山10:00~10:15→小倉谷山10:40→最低コル11:25→富士写ケ岳12:15~12:35→林道13:45→駐車地点13:55

出発14:00⇒丸岡温泉14:05~15:00⇒R364・416⇒福井北IC[北陸・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅19:15

(走行距離 約680キロ 歩行距離 約10キロ 累積標高差 約1180m)

by hotaka443 | 2014-06-05 20:39