みちくさおじさん山を歩く

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No348 花いっぱい・福井 浄法寺山~丈競山

浄法寺山(1052.8m)~丈競山(1045m) 福井県永平寺町・坂井市 2014・5・2(金)天気・曇り 
メンバー・2人


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私の好きな福井の主たる山はほとんど登りましたが、自分の中での低山の部類に入る山はまだ残っています。
今日はそのうちの一つ,1000mあまりの浄法寺山と丈競山に登ってみます。

このうち名前に興味あるのが北峰と南峰からなる丈競山(たけくらべやま)です。遠くから見ると二つの峰が並んだ双耳峰で、その名の通り北と南の峰が背くらべしているように見えるところから、丈競山の名前が付けられたそうです。
また一山で背くらべの名がつく山は、全国でここだけだそうです。

相棒は福井の山大好きさんで、5時に出発します。山陽・中国・名神・北陸道を走り、福井北ICで降りてR416の旧道に入ります。
4.6キロほど走ると東古市交差点でR364と交差。ここを左折してR364の九頭竜川に架かる鳴鹿橋を渡り終えるとると三差路に出るので右折、県道17に入ります。
3キロ弱で青少年旅行村の案内板があるので左折、あとは道なりに山に登ると、青少年旅行村に着きます。管理棟横の広い駐車場をお借りしますが、他の車は5台ほど止まっています。時刻は8時40分です。
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管理棟を覗くと、只今バーベキュウハウスに行っております、の札がかかっています。
広い敷地内にはバンガロー・テント場・バーベキュウハウス等の設備が充実しているようです。
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9:00 登山届を出して出発します。管理棟右に登山口があり、先に冠山に登る冠岳コースを登り、ツツジが原コースを下りてきます。 ピンボケ写真の道標。今日は何故かピンボケ写真が多い日です。
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緩い道は少し歩くと階段になります。しばらくの間はイカリソウがお供してくれます。
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階段が終わり傾斜が増してくると岩場も現れます。
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岩場の急登が終わると尾根に出ました。
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左に行くと展望台ですが帰りに寄るとして、右へ浄法寺山に向かいます。
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ものの1分あまりで冠岳です。これも見事なピンボケですが、山頂の様子はわかると思います。三角点はありません。
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山頂から少し下るとすぐに分岐があります。帰りの ツツジが原コース分岐です。
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冠岳からの急な下りが終わると、イワウチワやショウジョバカマが目を楽しませてくれるようになります。
この春は福井の頭巾山や岡山の伯州山でタップリとイワウチワを楽しんできましたが、いつ見ても可憐でかわいい花ですね。

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標高900mを過ぎるころ、残雪が現れました。
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タムシバ。
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このあたりで長い間目を楽しませてくれたイワウチワとショウジョバカマ終わり、登山道はいたるところで雪道に変わります。
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まわりの木々は 長い冬からやっと目覚めたところです。
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雪を避けたり雪の中を歩いたりしていると、やっと11時ジャストに山頂に着きました。
登山者は10人ほど。気温は7度で風は冷たく、陽射しがないので寒いです。
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三角点は二等で点名は浄法寺山。期待していた白山方面はガスが垂れこめています。
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バックの山は丈競山(南丈競山)で矢印は避難小屋です。
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丈競山をアップで。目標は丈競山を越してその先にある北丈競山ですが・・・・
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少しでも風の通らない展望台の下でお昼にします。しかし気温は7℃、風があるのでじっとしていると寒いので
急いで食事を済ませます。
さて丈競山ですがすっかり身体が冷えてしまい、正直あまり気乗りがしなくなってきました。ここで相棒さんが展望は期待できないし、寒いので帰ろう、と言えば即賛成ですが、はるか彼方の山小屋を指して「1時間もあれば行けるんと違う?」と元気いっぱい、やる気満々です。

11:30仕方なく?丈競山に向け出発。北斜面になるので雪がタップリ、歩きやすいところを選んで下ります。急斜面から緩やかな道に変わる頃、カタクリガ咲いている、と後ろから相棒さんの声。
見ると道路脇の笹の中にカタクリが点々と・・・曇天のせいか、花の開きは悪いようです。
しかしカタクリの花をみていると急に元気が出てきました。
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しばらく歩くとカタクリは姿を消してしまいました。丈競山ははるか彼方です。
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浄法寺山出発から40分後の12:10、丈競山に着きました。地元の丸岡山の会が管理されている立派な避難小屋です。
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小屋前の石積みの祠には、白山三所大権現が祀られています。
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雲が低く期待した展望は残念です。中央のボンヤリした山の後に白山が位置しているはずですが・・・右の山は高平山。
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高平山左と右浄法寺山。
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山頂の道標。
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雲は動かないので展望は諦めるとして、さてここから三角点のある北丈競山に行くかどうかです。
往復40~50分位ですが、ただ歩くだけならやめようか、という事になり、引き返すことにしました。
12:10浄法寺山に向かって来た道を引き返します。
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ゆっくり道中の花を楽しみながら、13時ジャストに浄法寺山に帰ってきました。もう登山者の姿はありません。
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登ってきた時は数人の登山者が占拠していたので遠慮していましたが、展望台に登って見ます。しかし前より雲が厚く、視界はありません。これらの山々を見たことにしておきましょう。
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展望がないので5分ほどで下山します。途中樹間から、つい先ほどまで居た左丈競山と、右奥が浄法寺山。
丈競山山頂の避難小屋が点になって見えます。
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イワウチワが咲き乱れる道を快調に歩き、冠岳下の分岐に14時着きました。登ってくるときは寄らなかったので、展望台に回って見ます。一度冠岳を踏み、登ってきた道の分岐を過ぎると展望台に出ます。
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すぐに引き返し、冠岳下の分岐に戻ると、ツツジが原コースで下山します。尾根道を15分ほど西に歩くとびんけつ地蔵の案内板があり、奥の方に地蔵さんが祀ってあります。。
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5分も歩けばツツジが原の下降点です。
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急斜面の道は岩場となりをロープの助けを借りながら慎重に下ります。
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岩場の下りが終わる頃、しし岩と書かれた巨大な岩に着きました。見る方向によっては(しし)の形に見えるのでしょうが、私にはわかりません。
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左側に黒岩と言われるクライミングの出来る岩壁があります。
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道はやがて旅行村内の舗装道に出ます。立ち並ぶバンガローを見送り、やがて管理棟を通って15:15 駐車場に戻ってきました。
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天気がいまいちで展望には恵まれませんでしたが、期待していなかった花に出会え、まず満足な山行でした。
下山後の温泉ですが、場所的に適当な所がないので今日は自宅に直行です。

[本日のデーター]

自宅5:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・北陸)福井北IC⇒R416・364⇒県道17⇒浄法寺林道終点8:40

出発9:00→冠山9:50→浄法寺山11:00~11:30→(南)丈競山12:10~12:20→浄法寺山13:00→展冠山展望台14:05→びんけつ地蔵14:30→ツツジが原14:35→しし岩14:45~14:55駐車場15:15

出発15:25⇒往路引き返し自宅19:40着

(走行距離 約660キロ 歩行距離 約9.3キロ  累積標高差 約960m)

by hotaka443 | 2014-05-31 23:44

No347尾根はイワウチワ満開、谷は残雪の岡山・伯州山

伯州山(1044.9m) 岡山県鏡野町・鳥取県三朝町 2014・4・27(日) 天気・晴れ メンバー・2人

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昨日、福井・頭巾山でたっぷりとイワウチワを見てきましたが、今日はもう一度イワウチワを見に、岡山の伯州山に行きます。
毎年のようにイワウチワのシーズンに訪れている伯州山ですが、始めて知った山とおっしゃるYさんを案内して、今年も登ってきました。

7:40自宅を出発、R29を山崎まで走り、中国道を院庄まで走ります。あとはR179を北上、泉山や奥津温泉、三ケ上を右に見て走り、上斎原をすぎてからR482を右に分岐します。
このR482交差点より700m走ると、昨年設置された右折伯州山の看板があります。
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あとは道なりに赤和瀬渓谷を過ぎ、赤和瀬集落を通って集落最後の民家の手前角に、登山口の標識があります。
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到着が9:30と遅かったので、路肩やあぜ道などかなり広範囲に登山者の車でいっぱいです。本谷コースとなる林道のわずかな路肩のスペースに、なんとか車を停める事ができしました。
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林道のアチコチに残った雪を避けるように駐車している車。
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9:45 出発します。グループや団体さんの姿も見られ、今日はすごい人です。
最後の民家の角から山に向かう林道に入ります。標高700mあたりでもさすが雪国。所どころにタップリ雪が残っています。
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15分程で遊歩道分岐に着きました。多くの人が伯州山の矢印に従って直進(滝谷コース)されていますが、イワウチワの群生地は右の遊歩道に入ります。大きな案内板は禿げてしまい文字が読めないので、新しい道標がほしいところです。
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斜面に雪の残った谷沿いの道を歩きます。
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やがて登山道は沢から離れ尾根に向かって登りになりますが、さっそくイワウチワのお出迎えです。
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所どころ階段のあるジグザグ道を登っていくと、右の尾根に取りつく踏み跡がありますが、注意していないと通り過ぎてしまいます。
そのまま進むと少し先で沿いの滝谷コースに下りてしまいます。以前は新コースと書かれた私設の木札がぶら下がっていましたが、昨年からなくなっており、今年はテープが2か所木の枝に巻いてありました。新コースで尾根にのると、いよいよイワウチワロードの始まりです。
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新コースの尾根は登ってくる人が少なく、快適な散歩道といった雰囲気です。下の方はブナの新緑と青空がまぶしいくらいでしたが、このあたりはまだ芽吹きかけたブナが多いです。
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所どころ雪が残る谷の向こうの尾根。道はありませんが歩いてみたくなります。
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最後のイワウチワに別れを告げしばらく歩くと伯州山荘が見えてきました。
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時刻は11:10です。小屋横の道標、ここから山頂はすぐです。右の道はしばらく県境尾根を歩く本谷コースです。
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ようやく冬衣装から目覚めたばかりの木立の向こうに、伯州山がかすかにのぞきます。
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途中の残雪を乗り越えて、中国山地の春は遅い・・・
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11:15大勢の人で賑わう伯州山頂上に着きました。三角点は三等で点名は伯作山です。但し地形図では無名峰です。
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薄くモヤがかかり、大山方面は私には確認できません。Yさんはかすかに見える、とおっしゃいますが・・・
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数年前の同じ場所からの写真。まっ白い大山がボンヤリとですが確認できます。
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視界が良ければこれらの山々が見えます。
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南方の展望。三十人ケ山の左後方には那岐山が見えるのですが、今日はモヤッています。
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東方の展望です。
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北東右は鷲峰山、左は三徳山です。
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お昼にしょうと思いますが、満員で場所がありません。ひとまず小屋に戻りましょう。
途中笹原の中にショウジョバカマが沢山咲いています。
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11:25小屋に戻ってきましたが、いいお天気に小屋に入る気にはなれず、本谷コースの尾根を少し歩くと適当な場所があったので、ここで食事にします。

帰りですが、このまま本谷コースを下ってもいいのですが、林道歩きが長いのでパス。もう一度イワウチワ街道を歩いてもいいのですが、タップリ観賞したので滝谷コースを歩くことにします。

11:50下山です。小屋の前から残雪の滝谷コースに入ります。
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下るにつれて雪が深くなってきます。
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12:20遊歩道分岐におりてきました。
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林道をテクテク歩き最後の民家の手前まで帰ってくると、溝の土手に一か所だけキクザキイチゲがかたまって咲いているところがあります。心なしか昨年より少なくなったような気がします。
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13:30車に戻ってきました。かなりの車が帰られたようです。
13;40スタート、帰り道300mほど寄り道をして(うたたねの里)に寄ってみます。多くの車が停まっています。
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駐車場横の小屋の前で、年配のおじさんが串刺しのアマゴを焼いておられます。いつもはいっぷく亭の中の囲炉裏で焼かれるそうですが、今日はお客さんが多く間に合わないそうです。
ふと前を見ると、乾燥した窪地で水芭蕉が満開です。水がなくかわいそう・・・
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萱葺き屋根のいっぷく亭
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中に入ると囲炉裏を囲んだ板の間と、さほど広くない隣に畳の部屋があり、大勢の人が食事中です。
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地元の食材を使ったおふくろの手料理、山菜のテンプラ、アマゴの塩焼き、だんご汁等がメニューです。
ちょうど囲炉裏ばたの席がひとつ空いたので、山菜定食(1100)円でもいただきたいところですが、食事を済ませたばかりなのでコーヒー(300円)を注文します。調理場の皆さんは近くの集落の御婦人だそうです。

日ごろ見る事のない珍しい建物なのでキョロキョロしていると、隣に座っておられた女性から声をかけられ、ビックリ!なんとお隣さんです。
こんな所で会うなんて悪い?ことはできないものです。よく山に登られるので尋ねたろ、今日は仲間5人と食グルメツアー中で、まだあと一軒まわられるそうです。

帰りは上斎原の国民宿舎いつきの温泉(このか)に入ります。
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駐車場から眺める三ケ山。左側が山頂です。四季おりおり、なかなかいい山です。
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下山後のんびり温泉につかるなんて最高の御馳走です。今年で山に登り始めて50年、登山スタイルも随分変わったものです。

寄り道して家に帰ると、お隣さんもちょうどお帰りになったところです。はい 今日はどうもお疲れさまでした。

[今日のデーター]

自宅7:40⇒R29⇒山崎IC(中国道)院庄IC⇒R179⇒伯州山道標右折、町道終点まで9:30

出発9:45→遊歩道分岐10:00→写真を撮りながら伯州山荘11:10→伯州山11:15~伯州山荘11:25→(食事)→11:50→遊歩道分岐12:20→駐車地点13:30

13:40出発⇒いっぷく亭13:45~14:05⇒温泉14:15~15:05⇒みちくさしながら帰る

(走行距離 約270キロ 歩行距離 約5・5キロ 累積標高差 約370m)

by hotaka443 | 2014-05-22 16:13

No346 シャクナゲ・イワウチワ満開の若狭頭巾山 三国岳は断念


 頭巾山(871m)福井県おおい町・京都府綾部市 2014・4・26 (土) 天気・晴れ メンバー・3人


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久しぶりに頭巾山に登りたくなりました。前回を調べてみると4年前に、そして5年前には綾部市側から登っています。
しかしいずれも夏で、イワウチワとシャクナゲの花のシーズンは今回が初めてになります。

MさんとYさんに声をかけ、OKの返事をいただいたので6:30、自宅を出発します。
播但・中国・舞鶴若狭道を経由、大飯高浜ICで下り、県道16で石山坂峠を越えてR162に出ます。
交差点を右折、3キロほど走ると再び右折県道771に入りますが、ここに(日本の滝100選・野鹿の滝)の道標があります。
県道711は京都・福井の県境の山中で行止まりで、途中に民家もなく通行車両はありません。
7キロほど走ると野鹿の滝への道標と頭巾山の小さな道標があります。
道標に従って左折、林道頭巾山線に入ります。
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野鹿谷に沿った林道は約2.6キロ走ると舗装は終わりますが、路肩が少し広くなっているのでここに駐車します。時刻は8:45自宅から2時間15です。
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なお少し手前に野鹿の滝に下りる遊歩道があり、滝見物者用の狭い駐車場があります。
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8:50出発します。しばらくは地道の林道歩きです。所どころ荒れていますが四駆なら登山口まで入れそうです。
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駐車地点から約1.4キロ野鹿谷沿いの林道を歩くと、シャクナゲ群落保護林と登山口の道標が見えてきました。9:15ですから駐車地点から25分かかっています。
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登山口は階段で河原に降り、渡渉した対岸にあります。渡渉と言ってもこのあたりは伏流水になっているのか、水は流れていません。
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対岸に渡ると、いきなり植林の中の急登です。規則正しく激斜面に切られたジグザグは23回で終わると、斜面はいくらか緩くなります。

このあたりは植林の混じった雑木林ですが、植林優先保護のため、多くの雑木が切り倒されています。
自然保護の立場からみれば逆ですが、良質の木材を出荷するという生活がかかっており、前回来た時は林道を通行止めにして、山のように積まれた木材をトラックで搬出していたことを、ふと思い出しました。
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30分余り登ると、ピンクのシャクナゲがお出迎えです。キレイ!思わず叫んでしまいました。
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シャクナゲと同時にタムシバも満開です。
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イワウチワの群生地にさしかかります。可憐な花が力いっぱい咲き誇っています。
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ロープの張られた急斜面にもイワウチワがいっぱい!
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大岩の横の急斜面を登ります。ここを登りきると尾根に出ます。
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斜面にはまだ雪が残っています。標高わずか870mあまりの低山ですが、さすが豪雪地帯の山だけあります。
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木々もようやく冬から目覚めた状態です。
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尾根に出ました。このあたりのイワウチワは日当りがいいせいか、すでに花は終わっています。
右の木の下の私設の道標は、尼来峠と書かれています。尼来峠は3・8キロほど県境尾根を北に縦走した所の峠で、県道771に下ることが出来ます。また200mほど行くと、綾部市に下るルートもあります。
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左へ100mほど歩くと頭巾山で、山頂の祠が見えてきます。
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10:30三等三角点頭巾山と権現堂。祠は裏側で、右下に少し見えているトタン屋根は倒壊したおこもり堂。
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5年前に登ってきた時は一面ガスで肌寒く、傾きかけていたこの小屋の中で食事をしたのですが・・・
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(ときんさん)という変わった山名は、遠くから見ると修験者の頭巾に似ているところから付けられたそうです。
抜群の展望は北西方向に双耳峰の青葉山が聳えています。
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西にはきれいな三角形の弥仙山。
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東は八ケ峰方向です。
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展望を楽しみ、10:50下山開始です。あまりかわいいので、もう一度イワウチワを・・・
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11:35登山口に下りてきました。河原を横切り林道に上がります。
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あとはテクテク林道歩きで11:55車に戻ってきました。せっかくですからすぐ先の野鹿の滝の駐車場に車を移動、滝見物をしましょう。滝へは階段を下ります。
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野鹿の滝は高さは30mあるそうです。
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今日は寄りませんが野鹿の滝から下流に向かって川沿いに遊歩道が付けられており、少し下流に鱒止の滝があります。次の写真2枚は前回撮ったものです。
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滝見物を終え車に戻ります。今日はこれから八ケ峰を登る予定ですが、まずどこかでお昼にしましょう。

12:10 出発します。ここから八ケ峰登山口の家族旅行村までは約26キロ、30分余りです。
R162に出た所に道の駅名田庄があるのでここでお昼にしましょう。休日なので多くの車やバイクが停まっています。
建物の奥に広大な芝生広場があるのでず~と奥の方に入り、ベンチでお昼にします。時刻は12:20になっています。
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食事をしながら午後の予定を考えます。八ケ峰は以前は旅行村の駐車場から登っていましたが、4年前に来た時は林道がかなり上まで延びており、林道駐車場から山頂まで登り55分、下り40分の記録が残っています。
前回は単独なのでノンストップでしたが、休憩など入れると最低でもここに戻ってくるには3時間以上はみておかなくてはなりません。

のんびりしていると面倒くさくなってきました。メンバーさんもあまり気乗りがしないようで、一人が三国岳はどう?とおっしゃいます。
三国岳ならちょうど帰り道です。帰りは県道1、京都に入ると府道1になりますが、あやべ温泉を予定しているので好都合です。

13時ちょうどにスタートします。大飯高浜IC手前を左折、県道1に入ります。府・県境の峠を越え、1キロ余りで右折ですがうっかり行きすぎてしまい、引き返します。

2011・6の地形図です。今回も同じ場所に駐車、林道分岐から左に入り胡痲峠を目指します。
(なお、胡麻峠に至るこの登山道、正式には府道487号線で、点線府道で峠を越え、舞鶴市八反田で府道51に合流します。)
しかし矢印のあたりまできましたが、おびただしい倒木で前進不可能。

それじゃ前回三国岳から林道に下ってきた道から登ろうと探します。確か沢沿いに下りてきたような記憶が残っていましたが、らしき沢も荒れています。結局はっきりした取り付点がわからず、三国岳は諦めました。
地形図があれば何とかなったのですが、登る予定ではなかったので・・・・
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府道1を南下、二王公園の南の高台にある宿泊施設併設の(あやべ温泉・二王の湯)に着きました。
ちょうど15時です。
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ゆっくり汗を流し15:50温泉を後に帰路に着き、18:00自宅に帰ってきました。
予定していなかった三国岳では涙を飲みましたが、頭巾山の満開のシャクナゲとイワウチワに感激、楽しい一日でした。

[今日のデーター]

自宅6:30⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)大飯高浜IC⇒県道16⇒R162⇒県道771⇒林道頭巾山線駐車地点8:45

出発8:50→登山口9:15→頭巾山10:30~10:50→登山口11:35→駐車地点11:45

出発12:10⇒往路引き返しR162道の駅名田庄12:20~13:00⇒県道・府道1⇒三国岳登山道探しでうろうろ⇒あやべ温泉15:00~15:50⇒府道1⇒綾部市道・府道74⇒綾部IC(舞鶴若狭道・中国・播但道)砥堀
IC⇒自宅18:00

(走行距離 約390キロ  歩行距離 約5・8キロ  累積標高差 約590m)

by hotaka443 | 2014-05-16 23:59

No343 奈良 明神平~明神岳 薊岳は断念

明神岳(1432m) 奈良県川上村・三重県松阪市 2014・4・22(火) 天気・ガス後晴れ メンバー2人


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心配していた雨も上がり、始めての明神~薊を楽しみにしておられるAさんと5:30出発、私は昨年7月以来になります。
阪神高速・阪和道・南阪奈道を乗り継ぎ、R165・R166・県道219・R166・県道16、そして県道220をゲートのある終点まで入ります。
この県道220は途中のどこかで大又林道になるものと思っていましたが、地理院地図(新版)によると、最終ゲートまで県道220になっています。

ところで七滝八壺を過ぎてからだったか、正確な場所は記憶していませんが、なんと通行止めの標示があるではありませんか。
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ここまで来て通行止めなんて殺生な・・・どうするか思案しながらよく見ると、通行止め看板の右側から回り込むと、向こうに入れそうです。
それに看板には日時も何も書いてないので工事はやっていないかも知れないし、かなり奥まで入ってきているので、仮に工事中ならそこから歩いてもいい、よ~し、ここは突破だ。

どんどん走ると、ライトバンが停まっており、二人で作業をされています。やはり工事中でした。下りてみると路肩が少し崩れており、修復工事をされていますが、場所的には車の走行にはあまり影響のない道路端にあたります。

これなら通れそうなので丁寧に通行許可をお願いをしますが「通行止めの看板を出していたやろう、4時まではダメや!」
はるばる姫路から来たのに,今さら帰られない・・・と泣き落し戦術に出ますが「姫路だろうがアメリカだろうが、ダメなものはダメ」の一点張りです。

じゃこのあたりに停めてここから歩くか、と相棒さんと話していると、今まで黙っていたもう一人の方がOKの許可を出して下さいました。この人が親方のようです。

ダメ一点張りだったおじさん「工事は4時まで、それまでは通られへんで~」の声に送られて、出発!
やがて広い駐車場に着きますが車はありません。
駐車場の先にはゲート(昨年の写真)があり、車はここまで。この先登山口の最終ゲートまでの6~700mは歩きになります。
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マナー違反になりますが、ゲート横を通って最終ゲートまで入ります。ここには3台程度の駐車が可で、県道220もここで終わりです。時刻は8:30になりました。

黄色の看板には(これより先は道路交通法の適用を受けない道路で、一般車両の進入は禁止されています)とあります。
つまりここまでは県道なので通行できますが、ターンの余裕がないので下の駐車場を利用して下さい、ということでしょう。登山届を出して8:40出発します。
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しばらくは苦手な舗装林道をゆっくり登ります。20分ほどで林道終点に着きました。
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明神谷沿いの道を登って行くと、右岸から左岸へ渡渉します。
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せっかくと渡渉したのに、また渡渉で再び右岸に戻ります。
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倒壊したあしび山荘が、醜い姿をさらけ出しています
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左岸右岸へと渡渉を繰り返します。水が少ないので安心ですが、雨後の水流の多い時は要注意ですね。
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前方に明神滝が見えてきました。
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沢から離れた高巻きの道になりますが、一部が崩れ木橋が架けられています。
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しばらくすると青々とした緑の元気のいい植物の群生地に出ました。小さな紫色の花をつけています。
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帰って調べてみるとハシリドコロでした。
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群生地を抜けると再び沢に出ました。崩れた旧道の橋を横目に渡渉します。ここが最後の渡渉です。
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渡渉を終えると次はコバイケソウの大群生地です。花をつけるころは見事でしょうね。
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まだ冬枯れの中の道を高度を上げます。上の方はガスです。
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埋め込まれたパイプが5本。夏にはありがたい水場を通過します。
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水場より10分ほど登ると明神平に飛び出しましたが、あたり一面まっ白なガスの世界、あしび山荘もガスの中に沈んでいます。
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あしび山荘は大阪天王寺高校所有の山小屋で、一般開放されていないので、小屋の横で小休止します。時刻は10:30。気温7℃寒いです。このあたりから見える薊岳も、深いガスで視界が効きません。ふと不安が頭をよぎります。
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じっとしていると寒いので10分ほどで出発。深いガスの中を三ツ塚分岐に向かいますが、いつも持ってくる地形図とコンパスを忘れてきたので、ガスの中をキョロキョロ。このあたりは迷いやすい地形です。

踏み跡を頼りに歩きますが、ある地点まで来て はてな?三ツ塚分岐まで時間がかかり過ぎているし、薊岳に向かう道とはどうも様子が違います。相変わらず周りはガスで何も見えません。
薊岳には過去5回ほど来ていますが、詳しく地形を把握しているわけでもなく、しかも好天時ばかりなので、ガスにまかれるとお手上げです。

仕切り直しで明神平あたりまで戻り、再度挑戦です。踏跡は交錯していますが、別の踏み跡に入って見ます。

以前撮った写真の三ツ塚分岐の道標を探しますが・・・
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視界のないガスの中、むやみに歩きまわると危険です。相棒さんがコンパスを持っていましたのでお借りしますが、地形図がないと役に立ちません。
ただ進んでいる方向が記憶している薊岳の方向と違っています。どうするか思案しながら歩いていると桧塚方面の道標に出ました。

薊岳は明神平からは西方向になりますが、桧塚は南に向かい、明神岳に登ってからから東に向かいます。
これで位置関係がわかりましたが、全く方向違いの所を歩いていました。

明神岳はまだ登ったことがないので、ここまで来たのですから明神岳に登りターンしましょう。
快適な道の前方にピークらしき所が見えてきました。
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頂上らしくない明神岳山頂です。それでも1432mは台高山脈北部の最高峰です。時刻は11:20になっています。道標にタッチしてUターンしましょう。
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明神平近くまで降りてくると、ベッタリと張り付いていとガスに切れ間が出てきました。
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薊岳にまだ未練が残っており再びウロウロ、明神岩の前の踏跡に入ります。ガスが切れたので前方の視界が広がってきました。すると記憶が甦ってきました。前方は前山で、三ツ塚をカットして薊に行く道です。

どうするか・・・時刻は12:10。まずは風の当らない岩陰で腹ごしらえをしましょう。少しずつガスは薄くなってきました。
昨日の雨の余韻で、下界は晴れていましたが山はどうしても回復が遅れます。

落ちついていると、戦闘意欲が薄らいできました。ここから薊を往復して駐車場に戻ると16時頃になりそうです。せっかく楽しみにされている相棒さんには悪いけれど私のミス。今日はいさぎよく撤退、また美しい紅葉の季節にでも出直しましょう。

12:35下山開始です。明神平まで降りてくると、すぐ北の水無山がガスの切れ間からのぞきます。明神平から少し下った頃、ようやく樹間から薊岳が覗きました。空も完全に晴れてきたようです。
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13:35 駐車地点に戻ってきました。今日は登山者ゼロでした。

13:40スタートします。今まで忘れていたあの工事現場のおじさが頭に浮かんできました。帰りはしきりに4時以降を強調、それまでは通れない、言っておられましたが、いざとなれば泣きつくしかありません。
ところが、鉄板を敷いた工事現場を通過しますが、人の姿は見えません。本日の工事は終わったのでしょうか?ヤレヤレです。

今日は火曜日、道沿いに「やはた温泉」がありますが定休日です。大宇蛇まで戻り「あきののゆ」でのんびり湯につかります。
休日はよく混みますが、今日はガランとしています。
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Aさんには申し訳なく、なんとなく後味の悪い山行になりましたが、18:50自宅に帰ってきました。

出発したばかりの今朝9時の天気図です。まだ弱いですが西から高気圧が張り出し、低気圧は東に去りつつあります。しかしまだ前線が列島南に延びており、地上の天気は回復していますが、山は回復が少し遅れているようです。このあと天気は急速に回復に向かいました。

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[本日のデーター]

自宅5:30⇒姫路・加古川BP⇒第二神明・阪神・阪和・南阪和⇒R165・166⇒県道219⇒R166⇒県道16・220終点ゲートまで8:30

出発8:40→明神滝9:45→水場10:20→明神平10:30~10:40(途中迷走)明神岳11:20→明神岩12:10~12:35→明神平12:40→駐車地点13:35

出発13:40⇒往路ピストン⇒(あきののゆ14:35~15:20)⇒自宅18:50

(走行距離 約 395キロ  歩行距離 約 8キロ 累積標高差 約 780m)

by hotaka443 | 2014-05-09 16:18