みちくさおじさん山を歩く

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No342 岡山・佐伯天神山 城址跡をブラリ

天神山(409.2m) 岡山県和気町 2014・4・14(月)天気・晴れ メンバー・2人

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そろそろつつじも終わりの天神山に登ってきました。かなり新芽が出ているので、見頃は1週間ほど前だったかな?
ちょうど60キロあまり西にもつつじのきれいな天神山がありますが、区別するため地名をとってこちらは佐伯、あちらは成羽を頭に付けています。

佐伯天神山は吉井川の左岸にそそり立つ、標高こそ低いですが急峻な山で、戦国時代,宇喜多直家に滅ばされた浦上宗景の47年間の居城だった天神山城址が1300mにわたって尾根上に点在していますが、建築物はありません。

8:00自宅を出発します。山陽道を和気で降りR374を北へ走り、和気の町を過ぎるとやがて吉井川左岸の堤防上を走ります。
ICから約9.5キロ、吉井川が北から西へ大きくカーブする地点右に(天右門別神社)があり、登山口は神社左手にあります。
ここから旧国道が右の集落に向かって分岐しており、以前はこの道の広くなった路肩に駐車していましたが、数年前より50mほど西のコミニューテイセンターに駐車してください、の注意書き看板が立てられました。

支柱から外れ草むら落ちた看板。
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国道から一段下ったところにあるコミニュテイセンターの広い駐車場に8:50着です。
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準備を済ませ8:55スタート、集落の中をブラブラ歩いて登山口へ。新しいトイレが設置されています。
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いきなりの急登です。この山はつつじで有名ですが、花は最盛期も終わりかなり新芽が出てきました。
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一か所ロープの張られた簡単な岩場を登ると、(武者おとし上の石畳)です。
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大岩の上に立つと、西側の展望が一気に開けます。ゆったりと流れる吉井川と堤防上はR374です。上流を眺めています。
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少し登ると見張り所に着きます。
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見張り所からの展望。先ほどとの写真より少し登っただけなので ほとんど変わりません。
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下流方面です。吉井川の流れを調整する新田原井堰が見えます。左の山の斜面には今にも転がり落ちそうな危なっかしい岩が見えます。
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アップすると、二つの大岩はそれぞれ固定しているワイヤーが見えます。
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このあたりより少し緩やかな登りに変わります。
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天神地蔵です。30㎝ほどのかわいいお地蔵さんです。
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天神地蔵の岩場からを下ろすと、吉井川が西から南に大きく蛇行、下流に井堰があるためほとんど流れはありません。対岸の山は魚、私にはナマズの頭に見えますが・・・・
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つつじ街道はそろそろ終わりです。
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緩い斜面をを登りきると城址跡で、最初は下の段になります。
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本丸跡に設置されている初期の天神山城鳥瞰図です。下の段から始まり南の段まで、現在は建物は残っていませんが、壮大な規模の山城だったことが想像されます。
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次の西櫓台跡を過ぎると三の丸跡です。北西側の展望が開け、東屋が建てられています。
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鍛冶場を過ぎると大手門跡です。
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時代の変遷を見つめてきたのでしょうか、かごのきの大木。樹皮が円くはげ落ち、鹿の子模様になることから名付けられたそうです。
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桜の馬場跡、帯曲輪跡、長屋の段跡と歩くと二ノ丸跡です。
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二ノ丸跡から空堀を越えると本丸跡に着きます。
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本丸跡からは広の段跡、飛騨の丸跡,竪堀跡、馬屋の段跡、南櫓台跡、空堀跡を過ぎると水の手といわれるコルに下ります。
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コルからは少し傾斜がきつくなります。
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途中に亀の甲があります。
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急坂を登って行くと、下の石門、上の石門と続きます。
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太鼓丸手前の見晴らしのいい大岩に着きました。
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ここから北方を見ると、田土の棚田が広がっています。。
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岩場の南に太鼓丸城跡が広がっています。
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本丸跡に建てられていた鳥瞰図と同じ内容ですが、こちらの方が立派です。
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本丸跡から少し先に軍用石です。
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太鼓丸跡からはほぼ平坦な地形ですが、途中に三等三角点天神山が設置されています。
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ここから先は石門、本丸跡、堀切、郭、曲輪、根小屋などがありますが、雑草や樹木が茂っています。
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道は(和気美しい森)のビジターセンターに向かって続きます。
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美しい森が見えてきました。
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案内板です。
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舗装された遊歩道を進むと、ビジターセンターに着きました。時刻は10:30、登山口から1時間半かかりました。
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私たちは美しい森の裏口から入ってきたので、一度外に出て改めて正門から入り直しましょう。左の建物がビジターセンターです。和気鵜飼谷温泉の方から車道がここまで登ってきています。
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係のおばさん二人が出てこられ、中を見て下さい、熱心にすすめられますので、中に入って見ます。
和室・洋室の宿泊室、展示室、調理室、浴室等があり、原則自炊になっており、外には備前焼や木工が体験できる設備や、キャンプ場、バンガロー、多目的広場などが整っています。

センター前のベンチで、まだ早いですが食事の用意をしていると、中の調理室を使ってください、と親切に言ってくださいます。
しかし気を使うし天気もいいのでていねいにお断りし、ベンチで食事をします。

11:05 ビジターセンターを後にして下山です。車2台なら1台を回しておく手もありますが、同じ道を引き返します。

11:40広の段の南端に建つ天津社まで戻ってきました。
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広の段に登らずに下を巻く道がありますが、天津社下が二又になっており、左侍屋敷跡に下る道を歩きます。
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四十曲と言われるジグザグが切ってあり、展望もなく退屈な道をどんどん下ると、やっと侍屋敷の道標があります。
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道標を左折、侍屋敷はすぐです。12:00最初に着いた広場は ぐるみの段です。
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その奥は中の段。
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その上方の石垣が上の段です。
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中の段の少し下に下の段がありますが、同じようなものなので引き返します。
このあたりまで降りてくると、下の国道の車の音が聞こえてきます。12:15登山口に下りてきました。
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登山口には大きな侍屋敷の配置図の説明看板が設置されています。
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ここから駐車場までの約1キロは舗装された自転車専用道路歩きです。
片鉄ロマン街道と名付けられたこのサイクリングロードは旧片上鉄道の廃線跡で、1991年(平成3年)7月1日に鉄道は廃止されました。

片上鉄道は赤穂線西片上駅近くの片上港から、約34キロ吉井川沿いに北に入った同和鉱業棚原鉱業所から掘り出された硫化鉄鉱などの輸送に建設された鉄道です。
採掘された鉄鉱は当時は傍を流れる吉井川を高瀬舟に積み込まれ港に運ばれていたそうです。

鉄鉱石輸送と一般旅客輸送も行っていましたが、円高による鉱石産出量減少で輸送はトラックに切り替えられましたが、やがて鉱山も閉山されてしまいました。
もともと沿線人口希薄地帯のうえ過疎化がすすみ、残っていた旅客輸送も見通しが立たず、1991年に廃止されてしまいました。

現在は終点の吉ケ原駅周辺は(棚原ふれあい鉱山公園)として整備され、毎月第一日曜日は保存会のメンバーにより、動態保存されている車両による展示運転が行われています。
保存車両は11両で、旧国鉄からの譲渡車両で現役最後のキハ41000形も保存されています。
(キは気動車、ハは旧の呼び方で3等車、現在の2等車。JRの普通電車はモーターのモからモハ。車体側面に記入されています)
また一時騒がれたネコの駅長も第一日曜日に吉ケ原駅に出勤。人気のあったコトラ駅長は平成24年に退職し、現在の駅長は二代目ホトフです。

余談になりましたが、数人の自転車とすれ違います。前方は第一、第二天神山トンネルです。
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R374に沿ったサイクリング道を私も一度だけ走りましたが、途中にプラットホームや信号機が残っており、また100m毎の距離表があり、鉄道フアンにはワクワクするサイクリング道です。

下の2枚の写真は2011・3撮影
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ありし日の終点吉ケ原駅とキハ303形気動車(旧国鉄キハ41000形気動車)保存会の資料をお借りしました。
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12:30 駐車場に戻ってきました。駐車場横から眺めた天神山城址左と右太鼓丸城址のあるピーク。
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12:35出発、帰りはいつもの和気鵜飼谷温泉に入って汗を流します。
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[データー]

自宅8:00⇒山陽姫路西(山陽道)和気⇒R374⇒河本コミニュテーセンター駐車場8:50

出発8:55→登山口9:00→本丸跡9:50→太鼓丸跡10:15→三角点10:20→ビジターセンター10:30~11:05→侍屋敷分岐11:40→侍屋敷跡12:00→登山口12:15→駐車場12:30

出発12:35⇒和気鵜飼谷温泉12:40~13:25⇒往路ピストン⇒自宅14:10

(走行距離 約140キロ  歩行距離 約6キロ  累積標高差 約420m)

by hotaka443 | 2014-04-29 15:01

No341兵庫・赤穂市 黒鉄山笹谷コースはつつじ満開

黒鉄山(430.9m) 兵庫県赤穂市 2014・4・12(土) 天気・晴れ メンバー・3人

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始めて黒鉄山に登ったのは8年ほど前になります。それからしばらくして来てみると、「里山防災林整備事業」の指定を受け、歩道整備が行われたため旧来の登山道は廃止、新しく遊歩道が作られたためすっかり山の様子が変わっていました。
今日は3年ぶりの黒鉄山になります。

姫路を8時に出発、山陽道赤穂ICで降り県道96を西へ、1.5キロほど走って右折し県道557に入ります。
すぐに新幹線のガードですが、手前に道標があります。
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新幹線に沿って少し走るとガードを潜って新幹線の北側に移り、その先に車3台分ほどの空き地があります。
8:35です。駐車位置は山の斜面のため道路は線路より高く、ちょうど新幹線見下ろす形になり、時折疾走してくる列車の早い事、早いこと。
新幹線はほとんど高架のたいつもは少し離れた下から見上げていますが、すぐ目の前を轟音を立てて走るスピードには圧倒されます。
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8:40 出発します。すぐに獣除けフェンスがあるので開いて入ります。
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しばらくは林道歩きです。
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10分ほど歩くと鳥居が見えてきました。鍋森神社です。
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鳥居をくぐって石段を登っていくと小さな祠がありますが、今日はパスしましょう。

以前撮影した写真です。
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鳥居手前に(災害に強い森づくり)の看板があります。
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災害に強い森づくりを目的とした新兵庫の森づくりの候補地に選ばれ、干ばつや里山林の再生に取り組んだ結果、常緑樹の密生で薄暗かった森も伐採ですっかり明るくなりました。同時に遊歩道が整備されて直登気味だった登山道は廃道になってしまいました。
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伐採した木を筋状に置いて、土砂の流出を防ぐ役目をします。、
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遊歩道は標高350mあたりで終わって旧登山道に復帰しますが、ほんの数分歩くと笹谷分岐に着きます。笹谷コースは下山に歩く予定です。
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笹谷分岐から数分で関電のマイクロウエーブの反射板です。山陽道からも確認できます。
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反射板のフエンスに沿って歩くと、黒鉄山山頂が見えてきました。
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地形図に見られるようにほぼ平坦な広々とした山頂で、岩や木を適当に配したちょっとした日本庭園のようです。向こうに登頂記入名簿の置かれたボックスが建っています。
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三角点は二等で点名は西有年です。
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南側の展望が開け、赤穂の町と瀬戸内海が広がっていますが、今日はモヤッて遠望はききません。
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視界が良ければ鹿久居島の向こうに小豆島がはっきり見えます。
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おやつタイムをとり10:00百間岳に向かいます。登山道脇で見かけたタムシバは この2本のみです。
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踏み跡もしっかりしており快適に歩けますが、一か所だけうっそうとした陰気な雰囲気の灌木帯があります。
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10:35ケルンが積まれた百間岳に着きました。三角点はありませんが、この山塊の最高峰になります。
黒鉄山と似た雰囲気の山頂ですね。
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黒鉄山より奥に入っているので展望は北側になります。中央左の高い山は八塔寺山でしょうか?
その右後方かすかに見える山並は那岐連山です。八塔寺山のすぐ右は山形仙で右に向かって広戸仙、滝山、那岐山と続きますが、雲が低く山頂を隠しています。後山方面は雲の中で見えません。左の中ほどの山肌に無数に白く見える点は、播磨自然高原の別荘の建物です。
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天狗山アップです。
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黒鉄山にUターンしましょう。登りと同じように約35分後の11:20黒鉄山に戻ってきました。先ほどはほとんど見えなかった小豆島が、かすかにその島影を瀬戸の海に浮かべています。画面右の方です。
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10分ほど休憩して下山スタートです。笹谷分岐まで戻り、笹谷に向かって下山開始します。P390を過ぎるとシダの多い下りになります。以前は踏み跡も薄く、シダの密生や切株が多くて歩きにくかった道ですが、立派な登山道になっています。
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下るにつれてつつじがあたりを埋め、色どりを添えてくれます。登りの道にはつつじは全く見られませんでた。
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前方の山肌もピンクを点々と散らしていますが、写真では確認できません。
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11:55笹谷に下りてきました。小さな流れですが、とってもキレイな水が流れています。
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ナメ滝、小滝が続き、雰囲気のいい流れです。
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紅葉と間違えそうな山ザクラの新芽。
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散りゆく桜の花びらを そっと水面に浮かべて・・・
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30分余りのとっても美しい谷歩きは終わり、12:30県道557に下りてきました。
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登山口の道標がなく、始めての人には登山口がわかりませんでしたが、どなたかによってペイントされています。
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ほとんど車が走らない道を駐車場に向かって歩きます。
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エメラルドグリーンとでもいうのでしょうか・・・とっても神秘的な色合いの池の傍を歩きます。
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12:55駐車地点に帰ってきました。休憩入れて4時間あまりの周回コースでしたが、笹谷コースはこの時期には特にお薦めのコースです。

帰りはR250を岡山県に入り、寒河の有名なカキオコ(カキ入りのお好み焼き)〇〇ちゃんに入り、お腹を満タンにして帰ってきました。

[データー]

登山口8:40→笹谷分岐9:30→黒鉄山9:40~10:00→百間岳10:35→黒鉄山11:20~11:30→
笹谷11:55→県道557 12:30→登山口12:55

by hotaka443 | 2014-04-19 17:14

No340 四国 二ツ岳は岩場凍結 途中でリタイア

二ツ岳(1647.3m) 愛媛県新居浜市・四国中央市 2014・3・23(日)天気・晴れ メンバー・3人

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No338 3月22日 四国寒峰の続きです。

池田の宿でメンバーさんの意見を聞きます。昨日の雪山の疲れを考慮、ここから近くて山らしい山?ということで行き先を二ツ岳に決めました。早朝より温泉に浸かり、食事をいただき7:45出発です。

井川池田ICより徳島道に乗り、松山道に入ってすぐの三島川之江で下り、R11からR319に入るとヘアピンカーブを切ながら急坂を登り、法皇トンネルに入ります。

ドライバー泣かせだった酷道も拡張・新設工事も終わり生まれ変わりましたが、長さ1663m幅4.5m、昭和35完成のトンネルはそのままで、若葉マークのドライバーは突入を躊躇するかもわかりません。
尚トンネル内には8~9か所だったかの退避所がありますが、大型車は入れません。

またこのトンネルの出口側に公衆電話ボックスがありますが、夜になると幽霊が出るとの噂が流れ、心霊スポットになっているそうです。
通行慮の少ない真っ暗な山の中、ボックス内にボンヤリと灯りがともり、トンネルからこぼれるこの照明といい、演出十分かもしれませんね。
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トンネルを抜け坂道を下ると銅山川を堰止めた美しい金砂湖に出ます。バックは佐々連尾山です。
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紅い平野橋を渡るとT字路交差点があり、国道は左、二ツ岳は右の県道6に入ります。平野橋から6キロほどは走ると、赤星山登山口のある中尾集落に登る道を見送ります。
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さらに10キロあまりで禿げかかった案内板があります。赤石山系登山口とありますが、二ツ岳は赤石山系の東の端になります。
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ここで標高540mあり、900mの登山口まで県道131号を登っていきますが、標示もなく林道そのものです。

9:00登山口に着きましたが、途中積雪が2か所あり、そのうちの一つは道路の半分が雪に覆われ、左のタイヤを乗り上げた途端横滑り、危うく右側がガードレールにぶつかるところでた。
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ほとんど回転スペースがなく、先客がいると四苦八苦しますが、今日は登山者の車はありません。
9:15出発、登山届を出して鉄梯子を登ります。ジグザグを切ながら植林の中を登りますが、木・金曜日に降った雪が現れます。
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斜面の雪が登山道を埋め、ハラハラする場面が随所にあります。
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何か所かの沢を渡ります。
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日あたりのいい斜面はルンルン気分で歩けます。
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しかし大半の登山道は雪に埋もれています。
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峠が近ずいてきました。
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10:50峨蔵越です。2本の道標が立っています。赤石山系は北側の瀬戸内海方面からと、南側の別子谷方面の両方から登れますが、北側は植林が多くまた登山口の標高が低いのでやや時間がかかります。
私は明るい雰囲気の南側の別子谷からが好きです。
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峠から見る二ツ岳は奥右側。左は1580峰。
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実働時間は削り取られていますが、平均1.5時間位でしょうか。この狭いスペースでは1の文字以外は入りきれませんが・・・
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最初はササの茂った快適な道ですが、すぐに岩が現れます。
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何か所かの岩場を通過、小ピークからコルへの下りにさしかかりますが、急な崖の下降は至る所が凍結、安全な足場を探しに四苦八苦です。
このあたりはまだ序の口、これから岩場が増えるのでこれ以上は無理と判断、崖の途中のメンバーさんにそのまま登って、と声をかけます。
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「怖かった、もういいから帰ろう」メンバーさんも納得です。途中からゆったりした裾野を広げた赤星山が見えます。
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11:20峨蔵越に下りてきました。10分ほど休憩します。人気のある山ですが他に登山者はありません。
昨日の寒峰の賑わいから一転、雪の積もった二ツ岳は岩場が多く、危険なので見合わしているのでしょうか。

滑らないように慎重に斜面を横切ります。
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11:30になりました。日当たりのいい登山道で座り込み、お昼にしましょう。
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30分ほどで腰を上げ、下山します。アイゼンがあれば問題ない緩い斜面でも、足に力が入ります。
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13:10道路に無事下りてきました。
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13:20出発します。が横滑りした場所の雪はどうなっているか、気になるところです。
現場に着きましたが、少しは融けているかな、との期待は裏切られ、朝方と全く変化がありません。
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固まって凍結しているので、こうなれば手作業で雪かきです。木切れでは折れてしまうので石を拾ってきて氷を砕きます。10分ほどでなんとか車巾分を確保、恐る恐る通過します。やった~、歓声が湧きます。
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無事県道6に下りてきました。今日は汗もかいていないので温泉はカットします。
まだ時間は早いのでSAでゆっくり休憩し、16:55姫路に帰ってきました。来年の春、アケボノツツジが咲く頃に再度挑戦したいとメンバーさん。

[本日のデーター]

三好市池田町宿泊地7:45⇒R32⇒井川池田IC(徳島道・松山道)三島川之江IC⇒R11⇒R319 ⇒県道6⇒県道131二ツ岳登山口9:00

出発9:15→峨蔵越10:50~11:00→途中で断念Uターン→峨蔵越11:20~11:30→昼食11:55~12:25→登山口13:10

出発13:20⇒(往路引き返す)⇒姫路16:55

(走行距離 約315キロ 歩行距離 約5・5キロ 累積標高差 約530m)


前回 の記録は2013.4.29 No287にあります。

by hotaka443 | 2014-04-14 21:33

No339兵庫・但馬 満開の樽見の大ザクラと五分咲き御祓山のツツジ回廊

樽見の大ザクラ&御祓山のツツジ回廊 兵庫県養父市 2014・4・9(水)天気・晴れメンバー・2人

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体調不良で外出の機会の少なくなった家内を連れ、さてどこに行こうか?久しぶりに出石あたりにでも、と車の少ない播但道を北上します。
和田山手前の城山トンネルに入る直前、今大人気の竹田城址がチラリ。山頂が白く見えたのは満開の桜でしょうか。

さくら・・・・さくらといえば咲いているかどうかわからないが、久しぶりに樽見の大ザクラを見に行こうか、と気が変わり、和田山JCTから2012.11開通の北近畿豊岡自動車道に入ります。
(和田山から部分開通している八鹿氷ノ山ICまでは通称和田山八鹿道路。2016年度中にはさらに豊岡南ICまで開通予定)
今まではR29~県道6を走っていましたが、播但道~北近畿道を走れば早く着きます。但し高速料金が高いですが・・・

養父ICで降り、県道6へ。約8キロ走ると(樽見の大ザクラ)の のぼりが風にはためいています。左折して山道を登ると駐車場に着きました。係員の誘導でちょうど1台分が空いていたので駐車します。登山道入り口にはテントの下で売店が営業しています。
巡回のパトカーが到着、警察官が3人下りてきて売店の人とお話をされています。今日は327人という声が聞こえてきました。
気をつけて、と警察官に声をかけていただき出発します。
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募金箱があります。協力しますがもちろん小額です。
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駐車場は24台分で、入れなかった車は少し上の路肩に何台か停まっています。
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植林の中の登山道の両側には、石積みがあちこちに見られます。
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10分あまり歩くと樽見の大ザクラが見えてきました。(右)
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北側より
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東側より
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南側より
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西側より
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残雪輝くザゼンソウで有名な妙見山1139m。
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足許にも及びませんが、親分の傍で力いっぱい花をつけています。
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地味ですが、ミツマタも満開です。
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平日にもかかわらず、花見客が次から次と登ってこられます。

せっかくここまで来たのですから、ついでに御祓山登山道にある天然記念物の みずめの桜とつつじ回廊に足を延ばしてみましょう。ここからざっと7キロほど南です。

入口の標識。この案内標識は南から北を向かって写したものです。。
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県道から少し入ると広い駐車場があります。
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私の車を入れて3台のみ、樽見の大ザクラにくらべると寂しいものですが、こちらは山道を1時間半あまり登る必要があり、一般の観光客にはちょっと無理です。
駐車場と言えば、二つだった簡易トイレが一つ増えています。
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駐車場の案内板。
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しばらくは植林内の林道歩きです。
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南尾根上を歩く南ルート分岐ですが、以前の大雨で一部崩壊して通行止めになったままです。回遊コースが歩けないので、今はピストンです。
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東屋が見えてきました。
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下りてこられた登山者は「みづめ桜は蕾が膨らんだ程度ですが、暖かいので一気に咲きそう、つつじは5分咲きです」とのことです。東屋から急坂の登りになります。
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ヤマザクラは今が満開です。
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そろそろつつじのご登場です。
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東屋から10分あまり、私には何でもない登りですが、体調不良の嫁さん「もうしんどい!」と説明板の所でギブアップです。
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足も痛めているので御祓山は無理としても、せめてみづめ桜までと思っていましたが無理は禁物です。つつじ回廊の終点、見晴台までは連れて行きたいけど、入口だけで諦めましょう。私だけ少しあたりをウロウロします。
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まだ蕾の木も結構あります。
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これだけ見られたらよしとして下山します。この調子で暖かい日が続けば、週末はつつじは満開でしょう。
みづめ桜は裏年もあり、今日は見ていないのでわかりませんが・・・下は満開時の写真です。
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by hotaka443 | 2014-04-11 13:52

No338 四国寒峰・福寿草は雪の下、思わぬ樹氷に感激!

寒峰(カンポウ)1604.6m 徳島県三好市 2014.3.22(土) 天気・晴れ メンバー・3人

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飛び石の三連休は金時山から富士山を眺め、そのあと丹沢に登りたいとメンバーさん。
そこで正月明けから計画を立て、地元の温泉と山小屋を予約していましたが、3月に入って二度の発達した南岸低気圧通過で記録的な大雪に見舞われた山梨県から関東地方。

丹沢も一時120㎝を越える積雪で、これだけ積もれば暖かくなっても日あたりの悪いところには残っているだろうし、わざわざ遠くまで行って雪道を歩くのは嫌です。

それじゃいっそ福寿草を見に行こうか、というと、 藤原岳や霊仙は新鮮味がないとおっしゃいます。
そうじゃなく四国ですよ、というと、四国に福寿草なんて咲いてるの?まだ行ったことがないので面白いじゃん、それに寒峰って山名も興味魅かれる名前、行こう行こうと言う事になりました。

四国の福寿草は四国福寿草と呼ぶらしく、高知県と徳島県に限られています。高知は南大王と徳島では寒峰と西三子山(にしみねやま)が有名です。
南大王と寒峰は何度か行っていますが、西三子山はアプローチが悪くまだ登っていないので調べてみると、なんと西三子山の福寿草は盗掘によりほとんど消滅してしまったとのことです。
心ない一部の人により、各地の珍しい高山植物が絶滅の危機にさらされている現実に、心が痛みます。

さて寒峰は日帰りの山ですが、最初の計画では二泊三日だったので、一泊してもう一つ登ろうと言う事になりました。
寒峰のすぐ近くに私の好きな矢筈山(1849m)がありますが、登山口に入る県道が4月1日まで冬期閉鎖です。

さてどこに行こう・・・・四国の山ならほとんど地図なしでも行けるので、二日目の行き先は宿でゆっくり考えることにして、とりあえず寒峰に向け出発しましょう。

5:30出発、豊浜SAまでノンストップ、ここでコーヒータイムにします。日曜日でも比較的よく空いているSAですが、さすが連休、車内で眠っている人もあり かなりの車です。 

ところで視界に入る法皇山系の山々は真っ白です。木・金は季節外れの上空5500mで-36℃以下という超一級の寒気流入で、四国の山々もかなりの雪が降ったようです。

まいったなあ、当然寒峰もかなりの積雪が予想されます。登山口まで入れるかな?心配になってきました。林道登山口は標高約970mあります。こりゃ福寿草どころではなく雪山だな・・・

徳島道を井川池田で降りR32に入ります。大歩危の(まんなか)でトイレ休憩します。毎年このシーズンは大歩危峡をまたぐ鯉のぼりが元気に泳いでいます。まんなかは大歩危峡の川下りの乗船場です。
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上名交差点で左折、県道45に入ります。急坂を登り、祖谷トンネルを越えて坂を下りた交差点を右折、県道32に入ります。ついでだから(かずら橋)に寄ってみましょう。時刻は8:30、早朝にかかわらずパラパラと観光客の姿があります。ここから見る上流の山々は雪をかむっています。
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祖谷川に沿ったカーブの連続した道はやがてR438に合流します。438直進は30キロ足らずで剣山へ、右折は土佐矢筈山登山口のある京挂峠ですが、ここも冬期閉鎖中です。
部分的に拡張された道を剣山方面に走ります。

あれ、おかしいな?いつの間にか矢筈山(阿波矢筈山)の登山口分岐まで来てしまいました。
林道入口を見過ごしたはずはないのに・・・とりあえずUターンしますが、少し走って謎は解けました。
道幅の狭いR438は部分的に道路拡張やバイパスが新設されており、登山口に入る道の横にはパイパスが完成していました。写真は新設された下瀬トンネル。寒峰へは右の旧道に入らなくてはなりません。
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旧道に入るとすぐに直進剣山、左折八幡神社の標識がありますが、寒峰の標示はありません。最初来た時は地形図が頼りでした。
右のバス停の標識は下瀬です。福寿草を求めて大勢の人が訪れる山だけに、道標の完備をお願いしたいものです。
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道は新設のトンネルの上を通り、カーブを切りながらどんどん登っていきます。山の急斜面に点在する栗枝渡(くりしど)集落。
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日陰に入ると路肩にはかなりの積雪ですが、轍はしっかりしています。しかし集落が終わり、登山口のひとつ住吉神社まで来ました。が、ここが思案のしどころです。

ここから林道は植林の中を走り、寒峰大橋手前で左折、新設の林道に入り坂を登っていくと住吉神社からの登山道が林道を横切りますが、距離にすると1.7キロほどあります。
しかしこの先の雪の状態がわかりません。ここ住吉神社登山口から林道登山口まで登山道を歩くと、20~30分かかります。
ソロソロ車を走らすと急に雪が多くなってきました。ノーマルではとても走ることはできません。
弱ったな、ボヤキながらバックします。
この住吉神社登山口には5台ばかりの駐車場がありますが、大きな重機が2台分を占拠、その横に贅沢な止め方をした2台と、重機の横に無理やり停めた車が1台が駐車しています。

重機の前には1台分の余裕がありますが、停めていいものかどうか・・・
重機には電話番号が書いてあるので、電話を入れてみます。今日は休日で休みです、の言葉を期待して・・・・

しかし「動かすかもわからないので・・・・」とあいまいな返事です。仕事の邪魔をしてはならないので再び前進、駐車できそうな路肩を探します。
その時7~8人の登山者が前方から歩いてこられたので、この上に駐車で来そうな場所は?と尋ねると
「この先は四駆の世界、路肩は雪が深くてスペースはありません。我々は全員で雪をとりのぞいていてやっと駐車しました。林道登山口は諦め、神社から登ります」

はるか前方は私の車。路肩の雪かきをして、何とか駐車場所を確保しました。お尻を出している車は私より少し先に来られましたが、重機の横の隙間にかろうじて頭から駐車されています。
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ウロウロしたおかげで到着タイムの確認を忘れていましたが、9:45住吉神社をスタート、階段を登ります。
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本殿横から登山道に入ります。最初は竹林ですが、すぐに人工林に変わります。展望のない植林の中をモクモクと歩きます。雪は30センチ平均です。この雪では福寿草なんてとんでもない話です。
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10:10新しい林道の登山口に着きました。ここまで25分かかっています。ここは日当たりのいい地形なので轍の部分の雪が融けかかっています。
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下の写真は下山時15時のものですが、陽射しがありかなりの雪が融けています。向こうの方に駐車している車が見えますが、あのあたりは路肩が広くなっており、予定ではあそこまで入る予定でした。
左のガードレール横の矢印は登山道です。
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林道登山口から20分たちました。積雪量は増えるばかりです。この右下あたりが第一群生地だったかな?
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さらに10分ほど歩くと目印の看板が見えてきました。第二群生地です。
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四、五人が雪の中に入って福寿草を探していますが、この雪じゃね。
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最近では2010年が4月8日、2012年が3月23日に来ています。せめてその時の福寿草を・・・
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ついでに2011・3・6高知県大豊町南大王の福寿草。ここは山中でなく 山の斜面の集落のあぜ道や田畑、そして民家の軒先あたりまで黄色一色に埋れます。毎年2月下旬ら福寿草祭りが開かれ、混雑を避けて道順の道標が立てられます。
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あぜ道に咲いていると、タンポポのようですね。福寿草=山 の概念からかけ離れています。
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脱線してしまいましたが、この群生地で踏み跡入り乱れています。登山口で会ったグループのリーダーが、ここにある足跡をたどって直登すれば登山道に復帰します、と急斜面に取りつかれます。
先行者の足跡があるとはいえ、8人の足で踏み固めた後を歩くのはラッセルドロボーのようで気になりますが、私たちも後に続きます。
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樹間から始めて東の視界が開けます。
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北に向かっていた道は標高1220mあたりで西に方向転換、植林の中の急登に変わります。コース中一番きつい登りです。
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高度差100mほどを登りきると傾斜は緩くなり、再び北に方向転換、植林も終わり四等三角点栗枝渡の小ピークに着きました。
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時刻は11:40 8人のグループが食事中です。ここからは西寒峰の裾を巻く以外はおおむね尾根歩きになります。高度を上げるにつれてまわりの枝が白くなり始めました。樹氷です。まさか樹氷に会えるなんて思ってもいませんでした。
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振り向くと樹氷の向こうに尾根筋を白く染めた三嶺あたりの山々が見えてきます。天気のいいうちに早く頂上に立ちたい!
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樹氷は青空にお似合い。青と白のコントラスは素晴らしいです。
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やがて尾根から離れ、西寒峰の裾を巻きます。
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寒峰がチラリとのぞきました。ここから見ると富士山のような端正な三角形の山容です。
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西寒峰と寒峰のコルで、夏場は一面カヤが茂る広場です。前方の赤い矢印は寒峰と書かれています。
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カヤの原っぱから小ピークのアップダウンが続きますが、樹氷に見とれていると、いつのまにか頂上が見えてきました。山頂に大勢の登山者の姿があります。
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12:45二等三角点寒峰山頂です。正面左烏帽子山、右は前烏帽子山です。
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360度の大展望、東方面です。右の方に剣山とジロウギュウが見えますが、雪と雲の白が合体して確認しにくいです。
赤丸は休憩されているパーティです。
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南方の大展望。
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左剣山、右ジローギュウ。
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左三嶺、右西熊山
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左落禿、中央一番高いピークが矢筈山。ここから約5時間半位で頂上に立てます。
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西方を見ます。右端の端正な三角形は中津山でその後方左が国見山。国見山の左,画面中央奥の霞んだあたりが法皇山系。
左はるか後方は石鎚方面です。
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展望を楽しみながら昼食を終えたので、そろそろ下山しましょう。13:45分です。ちょうど山頂に1時間いたことになります。さすが人気の山、大勢の登山者です。期待した福寿草は雪の中ですが、思いもよらぬ美しい樹氷に、皆さん満足されていました。

さて下山ですが、ピストンか東尾根コースか、頂上にいる人達に尋ねたところ、ピストンが多いようです。東コースは少し時間的に早いですが、植林と林道歩きで退屈ナコース。私たちもピストンにしましょう。

今まで気がつきませんでしたが、右端に土佐矢筈山が見えています。昨年5月に登りましたが、雲上の庭園で素晴らしい山です。左は三嶺。
矢筈山は全国に17座あると言われており、そのうち四国に5座あります。
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下りはピッチが上がります。剣山から牛ノ瀬に至る長大な尾根もこのあたりで見納めです。
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カヤの原っぱまで降りてきました。
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西寒峰の東を巻きます。
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14:30 栗枝渡三角点通過です。ここから植林の激下りをですが、積雪のおかげで早い早い・・・・
1120mのカーブを過ぎ、福寿草の群生地に下りてきました。数人の人が福寿草探しをされています。
思わず私も雪の中に飛び込みウロウロします。、あった!日あたりのいい木陰に蕾が一輪。パチリ。
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その時下の方から数人の話声が聞こえてきました。福寿草が見つかったようです。声の方に行くと、かき分けられた雪の中から「こんにちは!」 思わぬ雪できっと重かったでしょうね。
掘り起こした人にお断りして写真を1枚撮らせていただき、お礼をいって登山道に戻ります。
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15:15林道登山口に下りてきました。ここで路上に座り込み、コーヒータイムにします。15分ほど経ったころ上から登山者の車が降りてきたのでお尻を上げ、私たちも出発しましょう。
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15:45無事住吉神社に下りてきました。駐車場に停まっていた車はすでに帰っていますが、重機は動かした形跡はありませんでした。
16:00 出発します。

思わぬ雪で福寿草は残念でしたが、素晴らしい樹氷に感激、思い出に残る山行でした。
今日の宿は池田町にとってあり、17時に着きました。ゆっくり温泉に入って明日の山を決めましょう。

[本日のデータ]

姫路5:30⇒山陽道姫路西IC(山陽・瀬戸中央・高松・徳島道)井川池田IC⇒R32⇒県道45⇒県道32⇒R439⇒寒峰林道・住吉神社近くに路上駐車駐車9:30

出発9:45→林道登山口10:10→栗枝渡三角点11:40→寒峰12:45~13:45→栗枝渡三角点14:30
→林道登山口15:15~15:30→駐車地点15:45

出発16:00⇒三好市池田町宿泊地17:00

(走行距離 約320キロ 歩行距離 約7キロ 累積標高差 約790m)

by hotaka443 | 2014-04-02 20:49