みちくさおじさん山を歩く

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No302 越美山地東部 大展望の高賀山

高賀山 (1224.2m) 岐阜県関市・郡上市 2013・7・14(日) 天気・晴れ メンバー・2人 

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連休です。といっても現役引退人間には関係ない話ですが、遠方の山まで走るには休日特別割引を利用するので、やはり連休は貴重です。
さてこの連休、比較的近い岐阜の未登の山2座、高賀山と鷲ケ岳を目指します。

13日の土曜日、相棒さんの仕事帰りを待って出発します。朝発ってもいいのですが、このところ相棒さんがラクチン登山を心がけておられるので、お付き合いです。
宿は高賀山の位置を考えて、岐阜の各務原市に決め、18:30出発、東海北陸道の岐阜各務原ICを下り、21:30宿に着きました。

14日はゆっくり朝食をいただき、7:15出発です。R156を北に向かい関市内でR418に入ります。すぐに現在の東海環状の西の終点 関広美ICです。

5月に舟伏山に行きましたが、あの時はここで下りR418を北西に走っているので、同じ道を走る事になります。
R418を10キロほど走り、次は右折R256に入ります。
舟伏山はさらに7キロほど先になりますが、両山は30キロと離れていません。R418を約15キロほど北上し、高賀神社の方に右折します。
4キロほど走ると大きな鳥居が見えてきました。高賀神社の大鳥居です。
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何本かの枝道があるので適当に走っているとすぐに行き止まりになり、畑仕事の男性に登山口を教えていただきます。
バックして大きな規模の神社の横から急坂を登って行くと、広い高賀の森駐車場に着きました。8:35です。
駐車は2台だけでガランとしています。写真は下山時のものです。
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支度を済ませ8:45スタートです。登山口は道路の反対側からです。
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登山道に入ります。
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緩い坂道を600mほど登ると、林道と交差します。駐車場の先にゲートがありましたが、あの林道です。
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林道を横切った所に登山口があり、折れまがった看板があります。右手林道沿いには大きな東屋があります。
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登山道を少し進むと沢に出ます。
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(一度に5人以上渡らないでください)の注意書の木橋を渡ります。
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やがて岩がゴロゴロした歩きにくい道に変わります。
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大きな岩屋があります。頂上まで1400mの標示があります
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横から見る岩屋。かなりの人が入れそうです。
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相変わらず岩場が続きます。
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道は急登にさしかかり、しばらくガマンして登ると四つ角の峠に飛び出しました。10:20になっています。
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峠の反対側を見ると、すぐ下に舗装林道が上がってきていますが、郡上市の方からの道のようです。
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案内看板の下にカタクリ群生地とあり、「高賀山山頂で満開しています」とあります。今頃まで咲いているはずはなく、外し忘れているのでしょう。 
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峠からは雰囲気のいい尾根歩きです。頂上まで標高差150mくらいと緩くなります。
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まだカタクリ満開の標示が見られます。
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やがて前方が明るくなってきました。頂上です。
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頂上手前に御嶽・乗鞍の道標があります。目を凝らしますが道標の方向は雲が厚く見えません。
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10:50高賀山山頂に着きました。素晴らしい展望です。
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早速正面の白山を探しますが・・・う~ん残念!雲の下です。
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道標の左側の蕪山方面は平家岳と滝波山が確認できます。↓ あたりには荒島岳が見えるはずですが・・・
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さらに左に標示されている能郷白山を探すと、頂上は雲に隠れていますが 何とか確認できました。一番後方の山です。
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少し時間をおいてアップで荒島岳を・・・平家と滝波の間にバッチリです。
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しかし残念ながら北東方面は雲が多く、北アルプス方面は全滅です。また伊吹や鈴鹿方面も確認できませんでした。
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三角点は一等で点名は高賀山です。
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狭い山頂は食事をしている間に8人ほどになり、会話が弾みます。
気がつくと12時になっています。そろそろ下山しましょう。登りの急登でお疲れの相棒さんも、1時間10分の
長い休憩で元気になられた様子です。
15分で御坂峠へ。ここから急坂を下ります。雨がポツポツ落ちてきました。ちょうど岩屋の近くまで降りてきていましたので、少し雨宿りをします。
ザックカバーを付け、さて雨具にしようか、傘にしょうか考えていると、雨は上がりましたので、出発します。
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登りの時は気が付きませんでしたが、小滝の所に(垢離取場)の標示があります。最初の垢は ”あか” なので、身体のあかを取る所という意味でしょうか? そういえばこの山は信仰に支えられてきた山です。
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帰宅ご調べると(こりとりば)と読み、身体の垢を洗い落す場所 と言う事です。
13:20東屋の建つ林道に降りてきました。
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ここから駐車場まで緩い坂道をのんびりと歩きます。
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13:40駐車場着です。1224mと低い山ですが、なかなか変化に富んだ楽しい山歩きが出来ました。
ただ期待していた展望はダメでしたが、湿度の高い夏場のこの時期は当然でしょうね。
13:50 出発、今日の宿白鳥に向かいます。
朝方は気がつきませんでしたが、途中に車でいっぱいの駐車場、茶店、小さな神社などがあり多くの人が集まっています。ここは?車を茶店の前で止めます。氷を食べているカップルや家族ずれにつられ、300円で注文します。とにかく暑いです。
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看板があります。ここは癒しの郷です。
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下を流れる清流高賀川では水遊びの家族連れで賑わっています。道路の反対側にはポリタンクを持った人の行列です。小さな神社と思ったら、水汲み場でした。
驚いたことに次々と車でやってきた人が行列の後ろに並びます。そんなに有名な水なんだろうか?人の列が途絶えた瞬間に1枚写真を。
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帰って調べると、高賀神社の氏子らが参道わきの地下50mの井戸を掘削、宮水として利用し、高賀の(ふくべの霊水)と命名。
ところが飲んだ人からの反響が大きく(奥長良川高賀の森水)として発売を開始。
シドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子選手が給水に使用したことが報じられると注文が殺到。
癒しの郷の(高賀の神水庵)にも水を汲みに来る人が殺到し、入庵時に初穂料100円を御奉納すれば、1回40Lまで汲めるそうです。

R256に出ると、長良川の支流板取川に沿って北に向かいます。河原のあちこちではキャンプや水遊び、バーベキューなどで大賑わいです。
8キロ余り走るとR256は板取川を直角で渡り、4571mのタラガトンネルに入ります。
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実はこのトンネルを走るのが楽しみの一つでした。タラガトンネルが開通するまでは細いカーブの道で山越えし、東隣の郡上八幡のR156に合流していましたが、2007年にトンネルが開通。国道フアンとして是非走ってみたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。
待望のトンネルを抜けると しばらくの間は昔のままの細い山道が残っています。
タラガトンネルは無料の道路のトンネルの長さとしては はベスト5に入るのだったかな?

よく走る道路では四国のR194寒風山トンネルや、滋賀のR303八草トンネルなど、以前は長時間かけて細いクネクネ道で山越えをしていましたが、今はほんの数分で駆け抜けてしまいます。

R156は長良川に沿って北上します。約25キロ走ると白鳥の町に入ります。今夜はここで泊り、明日は鷲ケ岳に登ります。

[本日のデーター]

高賀の森駐車場8:45→御坂峠10:20→高賀山10:50~12:00→御坂峠12:15→駐車場13:40

(歩行距離 約5.3キロ 累積標高差 約760m)

by hotaka443 | 2013-07-30 21:33

No301 岡山・那岐連山の広戸仙(爪ケ城)滝めぐり

広戸仙 (1115m) 岡山県津山市 2013・7・9 (火) 天気・晴れ メンバー・4人

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近くで涼しい山ない?難しいリクエストが入りました。この時期の低山はどこに行っても暑いものですが、とっさに思いついたのが広戸仙のふるさとコース、別名滝めぐりコースです。

もう10数年前、コースが開かれた直後と少し経ってからの2度歩いていますが、7つの滝があり、それぞれの滝の発見者が命名し発見者の名前を記入した看板がある。

しかし印象に残るほどの大きな滝ではない・・・これくらいの記憶しか残っていません。
まあ滝めぐりだから、気分的に少しは涼しいだろう、と安易な気持ちで出かけます。


6:40播但道砥堀ICに入り、中国道に乗り換えて美作ICで下車。県道51を北上、R53に出て左折、少し走った日本原交差点を右折、県道450で声ケ乢の駐車場に7:50に着きました。

今日は平日、停まっている車は1台のみ。もっとも休日でも夏の低山は暑いだけで 登山者は少ないでしょう。

8:00スタート、道路の向こう側の登山口に向かいます。マムシ・クマ注意の標識がありますが、クマはともかく、滝山にかけてはマムシの多いところです。
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登山道は最近手入れされたようで、雑草がキレイに刈られてています。
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8:40第一展望所に着きました。暑いなあ~ しんどいな~、で20分も座り込みました。先が長いのに、さてさてどうなることやら・・・
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第二展望所分岐に着きました。トイレの案内がありますが、入るには勇気がいります。
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トイレの先が第二展望所です。
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滝めぐりのスタートはここからですが,ここ西入口から入ると最後の広戸山への高度約220mの登りがきついので、逆コースの東入口から入ります。
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尾根筋に一か所展望のきく大岩があります。
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北側の大展望台ですが、北東方向目と鼻の先に広戸仙がどっしりと構えています。冬は樹氷がとってもキレイなところです。
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一度下ってから急な丸太の階段を登ると、9:45第三展望所です。
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三等三角点「爪ケ城」
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5分ばかり休憩して広戸仙最高峰に向かいます。最高峰は三角点峰より40mほど高いです。
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10:15最高峰着。すぐ東には滝山で那岐山はちょうど滝山に隠れています。左後方は氷ノ山。右に位置する後山や日名倉山はモヤッて見えません。
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陽射しが強いので10分ばかりの休憩で次に向かいます。最高峰からはあがけ峠の分岐への下りです。
10:55峠に下りてきました。ふるさとコースの滝めぐり入口です。直進する滝山~那岐山の縦走路にさようならします。
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最初の間は雰囲気のいい道1で1:10「静かの滝」に着きましたが、これが滝?チョロチョロ斜面をかすかに流れているだけです。
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11:35次の滝に着きました。看板がありませんが、たぶん布引の滝でしょう。逆光と未熟な腕前の写真です。おなかも空いたので滝の下で食事にしましょう。
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メンバーさんが作ってこられたソーメンや巻きずしのごちそうをいただきます。
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12:15お腹にいっぱい詰め込んで次に向かいます。クサリ場です。あまり整備されておらず、足許が崩れているところ間あります。
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5分もたたないうちに滝に着きました。あれ?こちらが「布引の滝」でした。位置的には先ほど休憩した少し下流になります。
命名者の名前入りの看板です。
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「せせらぎの滝」に向かいます。植林の激下りです。
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次にクサリ場ですが道の一部が崩れたりで要注意です。
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クサリを直接木に巻きつけてあり、痛々しくかわいそう。もう少し考えてほしかったですね。
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12:50 逆光の「せせらぎの滝」です。緩い斜面を少量の水が這っている程度です。
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すぐに「シャクナゲの滝」に着きます。しかしほとんど水は流れていません。
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相変わらず整備されていない道は荒れています。ふるさとコースの名前からファミリーを連想しますが、子供にはむずかしいコースです。
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13:30「黒媛の滝」です。ここは水が勢いよく流れています。
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もうアカン、滝も想像していたものと違うし、歩き疲れたわ、と座り込まれてしまいます。
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10分ほどの休憩で次の「広戸仙大滝」にレッツゴーです。大滝と名付けているので、きっと大きい滝でしょう。
14:00着きました。何段かに分かれていますが水量は多くありません。
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5分ほど歩くと「ひめ滝」ですが、空滝です。
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これで7つの滝めぐりは終わりました。「滝と言うから涼しさを求めてきたのに、こんなの滝と違うやんか」
はい、すいません。
西入口に向かいます。途中から「巨岩コース」に入ります。あちこちに大きな岩が点在しています。
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14:50 約4時間でふるさとコース終点の西入口にある第二展望所着です。
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10分ばかり休憩して下山開始、15:45駐車場に帰ってきました。先着の1台はまだ停まったままです。途中で会わなかったけど、どちらに行かれたのでしょうか。
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滝らしくない滝めぐりでしたが、少し登山道の手入れが必要です。また各滝も倒木や枯れ枝が散乱、、雰囲気をこわしてしまっています。

もし滝めぐりコースを案内して、と声をかけられたらどうするって? う~ん・・・・
この広戸仙、地形図を見ると尾根の南側は流れが1本もなく、5本の沢はすべて北側に集中しています。面白いですね。
暑い中の8時間歩行で全身汗まみれ。最終仕上げの湯郷温泉行きです。

15:50スタート、湯郷鷺温泉館には16:30に到着しました。平日のせいか、それとも暑い時だけに客足が鈍っているのか、温泉はガラガラです。
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17:30温泉スタート、19:00姫路に帰ってきました。

[本日のデーター]

6:40 播但道砥堀IC(播但・中国道)美作IC⇒県道53⇒R53⇒県道450⇒声ケ乢7:50

出発8:00→第二展望所(ふるさとコース西入口)9:10→広戸仙三角点10:00→最高峰10:15→あがけ峠(ふるさとコース東入口)10:55→第二展望所(ふるさとコース西入口)14:50→登山口15:40

出発15:50⇒県道450⇒R53⇒県道51⇒R179⇒R374湯郷温泉16:30~17:30⇒R374⇒R179⇒県道51 美作IC(中国・播但 )砥堀 IC18:50


(走行距離 約310キロ  歩行距離 約12・2キロ  累積標高差 約1050m)

by hotaka443 | 2013-07-24 18:14

No300 奥越の名峰・経ケ岳

経ケ岳(1625.2m)福井県大野市・勝山市 2013.6.29(土) 天気・晴れ時々ガス メンバー・3人

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今日は奥越の経ケ岳に登ります。予定では三ノ峰でしたが、昨日宿での打ち合わせで急遽変更になりました。朝食前に宿の前を走るJR越美北線の勝原駅を覗きます。手前の平屋が駅舎で、無人駅です。
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5時に朝食をいただき、5:40出発します。勝原駅5:45発九頭竜湖行き下りがやってきました。キハ120型気動車で、ワンマンカーです。
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すぐ傍の勝原駅に行ってみます。ちょうど登山姿の男性1人が下車され、駅前の荒島岳登山の案内図を見ておられます。駅の東に走り、もう1枚写真を撮っておきます。朱色5号に塗られた気動車には人影が見えません。
九頭竜湖からは折り返しの上り福井行になるので、大野・福井へ通勤通学で混むでしょう。

時刻表を見ると、九頭竜湖~大野間は上下合わせて1日10本、大野~福井間は上下合わせて18本、典型的なローカル線です。

国鉄時代、越美北線の九頭竜湖駅と、岐阜県側から北上して北濃でストップしている越美南線をつなぐ予定でしたが,赤字確実のため直線距離でわずか15キロを残して計画は中止。
越美南線は現在第三セクター長良川鉄道になっています。越美とは福井の越前と岐阜の美濃からとったものです。
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無人駅の勝原(かどはら)駅。バス停の標識が見えます。鳩ガ湯行きが発着、車に乗れない年配者が利用されていたそうですが、閉館された今は・・・・
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R158に出て西に4キロほど走って右折、県道239に入るとすぐに踏切があり、無人駅下唯野があります。
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都会の喧騒からかけ離れた静けさ、じっと佇んでいたくなる雰囲気です。ローカル線っていいですね。
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勝原から二つ西の駅で、勝原から7~8分です。先ほどの九頭竜湖行きが引き返してくる時刻が6:25で、その次は約5時間後の11:16までありません。運賃表です。
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時刻は5:55 折り返してくる列車を見たい気もしますがあと30分もあるので山に向かいます。すぐに県道25に入り、すぐに県道26に出ます。5分も走ると左に 広域基幹林道法恩寺線が右に分岐します。
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林道に入るとゲートです。昨年7月にも訪れていますが、このゲート、よく見ないといけません。
3本の電流線が走っているのですが、昨年は早朝でまだ暗かったため電流線が見えず、危うく突入するところでした。
そして昨年はなかった緑と白のコーンが置いてあります。これがないと突入するでしょうね。
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林道は標高差450mを8キロあまりの距離で駐車場まで登ります。駐車場の前は銚子ケ口展望所が設けてあり、南側の大展望台です。すぐ目の前は経ケ岳と双壁をなす奥越の名峰荒島岳です。
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駐車場から少し林道を西に下った所に登山口があります。昨年の7月に来たときは雑草が刈られた直後でしが、今年は青々と茂っています。
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林道を挟んだ反対側からは六呂師スキー場からの道が上がってきます。本来の登山口はスキー場にありますが、林道登山口までの1時間ほどがカットになります。登山道は大野と勝山の市境になっています。
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尚歴史ある六呂獅スキー場は昨年12月、経営破たんにより閉鎖されました。遊びの多様化によるスキー人口の減少が主な原因です。それに伴いスキ場に隣接していた(トロン温泉施設・うらら館)も廃業です。
何度か利用しましたが、いい温泉だっただけに残念です。
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最初は薄暗い杉林ですが、すぐに自然林になり、美しいブナ林に変わりますが急登です。
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ササユリのお出迎えです。
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誰が名付けたのか・・・アダムとイブの木です。ブナともう一本の木が根元からしっかり絡み合っています。羨ましい・・・なんちゃって
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前方の視界が開けると保月山です。時刻は7:45になっています。
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三角点は三等で点名は笹谷です。
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5分ほど休憩し出発します。一度下ると杓子岳に向かっての登りになり、長いハシゴがあります。
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梯子を登るとその先には短いですが岩稜歩きが待っています。これは経ケ岳が噴火した際の溶岩の塊です。
経ケ岳は140~70万年前に噴火、麓の六呂師高原一帯は流れ出した溶岩によって形成されたそうです。
バックは銀杏峰と部子山。
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もう一度ハシゴを登ります。
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鋭く尖った「牛岩」の巨岩を巻きます。
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やがて笹原の高原歩きに変わり、ニッコウキスゲが迎えてくれます。
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8:35地形図では無名峰の杓子岳に着きました。山頂らしきヒピークはなく尾根の一部のようです。
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少し休憩して中岳に向かいます。ガスが湧いてきました。
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中岳が見えてきましたが、深いガスで、経ケ岳は見えません。
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中岳からは100m近くの激下りです。ロープも設置されていますがツルツル滑る赤土には役にたたず、灌木の中をそろりそろり・・・
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下る途中から経ケ岳を見ますが、ガスで頂上は隠れています。
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9:15降り立ったところは「切窓」と言われるコルで、右下から登ってくる唐谷コースが合流します。
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ここから経ケ岳まで標高差240mの激登りになります。右下は噴火口跡の原始林ですが、ガスで全容は見えません。
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頂上を見上げますがまだまだ先です。
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10:00ジャスト 経ケ岳山頂に着きました。
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昨年の7月もガスで山頂からの視界はゼロでしたが、今年も同じ条件です。この時期ですから仕方ありません。まだ早いですがお昼にしましょう。

経ケ岳の三角点はまだ未確認です。山頂の小広場の北に密生しているネマガリダケの中だと思うのですが、
今日も見つける事ができませんでした。

またここは南岳で少し北に北岳があり、吊尾根で結ばれています。白山の大展望台ですが、ネマガリダケが深く、昨年に続き挑戦しましたが、格闘の末、諦めました。

ガスは晴れそうにありません。展望はお預けで10:40山頂を後にし、切窓に向かって急坂を下ります。
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左側のガスの中から、噴火口跡が現れました。
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見るみるうちにガスがとれ 原生林に覆われた噴火口の全容が望めます。右上にボンヤリ荒島岳の姿も・・・
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原生林を二つに割っているところが唐谷コースです。
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さらにガスは薄くなってきました。手前中岳とその向こうが杓子岳です。
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11:20 切窓に下りてきました。
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中岳への急斜面の登りですが、赤土は朝と違いかなり乾いています。
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11:40 急坂を登りきると中岳です。ここでコーヒータイムです。経ケ岳のガスが切れました。急斜面に刻まれた登山道がはっきり見えます。
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12:05 美味しいコーヒーをいただき12:05、次の杓子岳に向かいます。ここからは快適な尾根歩きです。
中央左は荒島岳です。
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12:25杓子岳を通過、ハシゴを下ります。
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ブナ林まで下ってくると、ほどなくアダムとイブの木です。
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あとは樹林帯の道をひたすら下り、登山口の林道に飛び出します。林道を少し歩くと駐車場です。登る時はガラガラでしたが、途中で何人かに会った人たちの車が停まっています。時刻は14:05、約7時間半の山旅は終わりましたが、今回も山頂からの展望はダメでした。
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14:20出発します。すぐにでも温泉に入りたいところですが、トロン温泉が閉鎖されたので、こちらに来たときによく利用する、福井IC手前の宿泊施設を兼ねた(美山森林温泉・みらくる亭)に向かいます。
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15:25温泉着です。山の斜面に建てられており、2階までのエレベーターを使わずに歩くと、最上階の温泉まで90段の階段歩きになります。「あるけ あるけ ながいきろーか」 
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16:35ゆっくりと山の汗を流し帰途に着きます。

[本日のデーター]

宿出発5:40⇒登山口P6:25⇒R158⇒県道239⇒県道26⇒林道法恩寺線 経ケ岳駐車場6:25

出発6:40→保月山7:45→杓子岳8:35→中岳9:00→切窓9:15→経ケ岳頂上10:00~10:40
→切窓11:20→中岳11:40~12:05→杓子岳12:05→保月山13:05~13:15→駐車場14:05

出発14:20⇒法恩寺林道⇒県道26⇒R157⇒R158美山森林温泉15:25~16:35⇒R158⇒福井IC(北陸・名神・中国・山陽)姫路東IC20:00

(走行距離 約390キロ  歩行距離約 8・3キロ  累積標高差1040m)

by hotaka443 | 2013-07-18 05:38

No299 越美山地・冠山

冠山 (1256.6m)岐阜県揖斐川町・福井県池田町 2013・6・28(金)天気 曇り・ガス メンバー・3人

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             21世紀に残したい自然100選の冠山 冠山峠から見る

 

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金曜・土曜の二日間で福井県の銀杏峰(げなんぽ)と三の峰の予定を立てました。が直前にいろいろあり、銀杏峰を冠山に変更で出発します。

6:10 山陽姫路東ICに入ります。平日だけに名神の通行量は多く、かなりのスピードダウンで草津PAに到着。ここで弁当を購入します。東に走る場合ほとんど最初の休憩が草津になります。

北陸道木之本ICをおり、R8からR303に入ります。横山岳への進入路を左に見送り、やがて長い八草トンネルに入ります。
このトンネルが出来るまではヘアピンカーブの細い道を延々と八草峠まで登ったものですが、ほんの数分で岐阜県側に出ます。夜叉ガ池への道を左に分け、道の駅(夜叉け池の里さかうち)でトイレ休憩をします。

スタートするとすぐに奥いび湖の湖畔沿いに進み、横山ダムの堰堤を渡ると三差路に出ます。
右は岐阜へ、左はR417で福井県に向かいます。今回はこのR417を走れるので、内心ワクワクしています。
前回は2008年7月に走っているのでまる5年ぶり。国道フアンとして走りたい道の一つです。

奥いび湖に流れ込む揖斐川に沿って北上すると、右下の樹木の間に藤橋城が姿を現します。
これまでは素通りしていましたので、今日は寄り道します。坂を下ってお城の前に行くと、実は彦根城を真似た「西美濃プラネタリュウム」でお城ではありません。
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昔は杉原砦がこのあたりにあったとか、しかしお城はなく これは単なる観光施設で、入館は500円です。

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お城の下には民族資料館や宿泊施設なども整備されています。
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9:50分です。25分ほど時間をつぶしたので、冠に向かって出発しましょう。
しばらく走ると、右に大きなダムが見えてきます。堰堤の高さ161m、幅427m、貯水量はなんと浜名湖の2倍で日本一だそうですが、想像がつきません。
堰堤はコンクリートを使わず岩石や土を盛り立てて作る、ロックフエルダムです。
その堰堤方面の遠望。
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全く車の走らない快適なR417は、この徳山ダム建設によって2006年に付け替えられた新しい道です。
旧の細い道路は徳山村と共に水没しました。10年ほど前に始めて冠山に行った時はダム工事中で、ガタガタ道を砂ほこりをたてて走った記憶があります。それだけにこのR417は思い出深い道です。
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橋でダム湖を左岸に渡ると、トンネルの連続となりますが、対向車は全くありません。〇〇キロで快調に走ります。最後の長い塚白椿トンネルを抜けると、R417はここで終わります。

この先は塚林道・冠山林道がR417の代役を引き継ぎます。広大な徳山湖はぐっと巾を狭くしてまだ続いています。
ここから先は2024年完成目標で冠山トンネル、全長約8キロの工事が始まりました。前方の白い囲いが現場です。完成はあと11年先の予定。国道フアンとしては是非走ってみたいが、ウ~ン・・・・
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広い2車線道路から林道に変わりますが、ダムが終わるまではダムの管理道路となっています。5分も走ると
ダムは細い流れに変わり、道路も県管轄の林道塚線になります。

舗装された林道は二又に着きます。直進が塚林道で,R476から北陸道今庄ICに至ります。
県境の高倉峠は日本海を見下ろす素晴らしい展望台とか。走って見たい林道です。
右は冠山林道で、海抜1050mまで登ります。右手の冠山はあいにくガスの中です。
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左のガケにキスゲが群生しています。
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10:30 冠山峠に着きました。路上には多くの車が停まっています。岐阜県側はスペースがないので、福井県側に下ります。こちらのかなり広い駐車場は3台ほどでガラガラです。
福井県側から岐阜県側を見ます。
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冠山峠と彫られた大きな石碑の後に冠岳の美しい山容が控えているのですが、残念ながらガスで何も見えません。
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冠山は峠から東に向かいますが、西に向かう金草岳への登山道。5年前に来た時は両方登りました。展望は冠に負けないくらい素晴らしく、冠だけだとちょっともったいないので、2座登るといいと思います。冠山があまりにも有名なため、登山者は少ないようです。冠山よりも時間はかかりますが・・・
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10:50  支度を済ませ出発します。ガスが少し薄くなり、冠が少し覗きます。左側に福井県側の駐車場が見えます。
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最初は日あたりのいい快適な道です。
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やがて雑木林からブナ林になりますが、ガスが深くなってきました。幻想的な世界です。
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春は高山植物が多いですが、この時期はほとんど花はありません。せめてギンリョウソウだけでも撮っておきましょう。
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小さなアップダウンがある程度で冠平に着きました。低い笹原と草原が広がる、のんびりしたくなるところです。
これから登る急斜面の冠岳の岩壁も、深いガスで何も見えません。入口あたりのキスゲをカメラに収め、冠平はパスします。
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頂上に向かいますが、いきなり濡れた岩壁が出迎えてくれます。ちょっとしたアルペンムードが味わえる岩壁です。
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急斜面の岩場には何本かのロープが下がっていますが、一番歩きやすい所を選んでよじ登ります。
岩が濡れているだけにスリップ要注意です。
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頂上が見えてきました。
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三等三角点冠山の狭い頂上に着きました。
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南側は切り立ったガケになっています。
白山をはじめ伊吹山なども見える360度の大展望台ですが・・・山はやはり天気ですね。
風が冷たいですが、12:10になっているので食事をすませましょう。

12:45食事中は登山者ゼロです。ガスは晴れそうにないので下山します。
濡れた岩場の下山は特に神経を使います。
すれちがった単独の男性「なんとか登れそうだけど、果たして下れるのかな?」と心配顔です。
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やっと冠平に下りてきました。 「心臓パクパクやったわ」と相棒さん。冠平は相変わらず深いガス、諦めて帰りましょう。
下山途中ふと振り返ると、ようやくガスも薄くなり、冠が姿を現しました。
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14:15 登山口に下りてきました。冠山のガスもようやも晴れてきました。登山道は左の斜面につけらています。
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冠山の石碑の位置が県境として、それぞれ地名の小さな石碑が建てられています。左は福井県で昔の国名、越前の国池田町、右は岐阜県美濃の国、今は揖斐川町です。徳山村、藤橋村は平成の大合併で揖斐川町に合併されています。
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14:25車に帰ってきました。
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15:00 冠山をあとにし、帰りは福井県に下り、大野に向かいます。福井県側の冠山林道はヘアピンカーブの連続で、左下は深い谷です。
対向車もなくのんびりと下ります。田代第三トンネル入口。この手前約800mあたりで冠山林道は終わり、再びR417に復活です。
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次第に道路沿いに集落が増えてきます。右折R476大野の道標が上がった三差路を右へ、R476に入り、5キロほど走ると右折県道34に乗り換えます。大野に出るにはどちらを走っても大差ないのですが、どちらも池田町と大野市の境の山越えがありす。この県道34は登る予定だった銀杏峰の近くを走ります。

県道34はすぐにすれ違い困難な山道に変わります。とあるカーブを曲がると、左に突然大きな滝が目に飛び込んできました。
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落差60m 見事な滝です。
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狭い道路上に8チャンネルと書かれた品川ナンバーのワゴン車や地元のTV局など、4~5台が停まっています。車を下りて河原を覗くと、大きな白い板状の上に2本のレールが走り、大きなカメラが移動しています。
撮影中です。納涼番組か何かで放映するのでしょう。どうやら撮影が終わったらしく大きな掛け声と拍手が起きました。
思わず私も大声で「ご苦労さん」とさけんで拍手をすると、下から見上げグーのサインが返ってきました。
いつ放映されるのか聞いておくべきでした。
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滝を後に出発します。ますます狭くなる道路は峠を越え、大野市に下ります。
峠から下る途中、中央に部子山(へこさん)と左に銀杏峰(げなんぽ)が見えてきました。部子山は頂上の反射板がはっきり確認できます。
銀杏峰は一昨年登りましたが、素晴らしい山です。部子山はまだですが、どちらも大展望の山、部子山は是非登りたい山です。
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16:50 今夜の宿に到着しました。、JR越美北線勝原(かどはら)駅北側の 民宿林湊さんにお世話になります。荒島岳登山でよく利用される宿です。
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鳩ケ湯温泉閉館

今日はここから14キロほど県道173を北上した所にある、有名な(鳩ケ湯温泉)に泊まる予定でしたが、5月13日 
ご主人が旅館近くの波打川で山菜採りをしておられた際足を滑らせて川に転落、お亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
後を継ぐ方がおられないので100年の歴史に幕を下ろされ、5月24日に廃業されました。
三ノ峰や赤兎登山の基地でもあっただけに残念です。
由緒ある温泉だけに、大野市かどこかが買い取ってでも運営してほしいものです。

            
                        鳩ケ湯温泉
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[本日のデーター]

6:05⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・北陸)木之本IC⇒R8⇒R303⇒R417⇒塚・冠山林道 冠山峠10:30 (途中藤橋城あたり25分散策)

冠峠駐車場10:50→冠山12:10~12:45→冠峠駐車場14:25

冠山峠15:00冠山林道⇒R417⇒R476⇒県道34⇒R158⇒県道173 民宿林湊16:50

(走行距離 約390キロ 歩行距離 約4.2キロ 累積標高差 約400m)

by hotaka443 | 2013-07-07 09:27

No298台高山脈 明神平から薊岳ピストン

薊岳(1406m)奈良県東吉野村・川上村 2013・6・25(火) 天気・曇り メンバー・4人

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記録をとりだしてからの明神~薊は平成13年、18年、そして今回だから5年ごとになります。広々とした開放感あふれる明神平
そしてそこに建つ天王寺高校所有の(あしび山荘)が明神平の印象を濃くし、鮮明な記憶として残っています。薊は岩の山頂くらいしか記憶にありませんが・・・

5:15姫路BPに入ります。阪神・阪和・南阪奈からR165・166・県道219・R166県道16・220で終点まで、そしてその先林道に変わりますが、最終のゲートまで走ります。
目まぐるしく国道・県道を乗り継ぎますが、これが最短コースです。

最終のゲートの手前にもゲートがあり、広い駐車場がありますが、ちょうど3人の女性グループが支度をされているところです。
本来はここに駐車すべきでしょうが、最終ゲートまで走ったような記憶があり、ゲートの隙間を通って進みます。
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500mあまり走ると林道終点です。ところがここには駐車場はありません。少し道巾が広いので転回に必要なスペースを残して道路の端に停めます。「今日は平日で多分登山者はいないわ」のマナー違反の声についつい負けて・・・
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8:20登山届を出して出発、ゲートから先も林道は続きますが15分も歩くと山道になります。
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傍に雑草が4~5本、背が高いだけにすごく目立ちます。
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明神谷沿いの道は15分ほどで谷に下り、左岸に飛び石伝いに徒渉しますが、濡れた岩は滑るので、注意が必要です。
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10分ほどで再び右岸に徒渉です。ロープが張ってありますが距離が長いのでユーラユラ、頼っていると振られてドボ~ンです。
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左の斜面の倒壊した作業小屋を見送ります。
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さらに10分近く歩くと(あしび山荘)です。以前はまだしっかりしていましたが、年月の経過で完全に倒壊して醜い姿をさらけだしています。
林道まで運び出すのは大変でしょうが、美しい自然が泣いています。
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三度目の徒渉地点です。水量が少ないので問題なく渡れますが、増水時は大変です。
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右側奥に大きな滝が見えてきました。明神の滝です。
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9:10 のんびり歩いて50分かかっています。休憩していると、3人連れに追いつかれました。ここで休憩されるそうなので場所を譲って出発しましょう。

また谷へ下ります。左の梯子は上で崩れており、右へ巻き道があります。
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最後の徒渉が終わると谷から離れ、美しい自然林の中を登っていきます。気持ちのいい道ですが、つづら折れで高度を稼ぎます。
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パイプから美味しい水が流れ出しています。やはり山の水は一味違いますね。
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10:05明神平に飛び出しました。(あしび山荘)の存在がなければごく平凡な風景でしょうね。
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手前にある東屋で休憩します。R166の道の駅(宇蛇路大宇蛇)の喫茶店でモーニングコーヒーをいただいただけなので、おやつをいただきます。

ついでにこの道の駅の喫茶店のPR。8時オープンでちょうどトイレ休憩で前を通りかかったところ,トースト付きでなんと¥200の標示。つい安値につられて入りましたが、グーでした。

3人連れの女性も到着され、早いですがお弁当を広げられます。富田林を6時に出発され、桧塚に登られるそうです。
桧塚はここから東で、西に向かう私たちとは正反対の方向です。時間的には薊の方が少し早いかな?
どちらか早く着いた方がベンチの上に目印の石を置くことにして10:20 お先に出発します。
尾根の向こうに聳えている薊岳。
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緩い傾斜を三ツ塚に向かい登ります。このあたりは元スキー場があったところで、一部残骸が残っています。
ここまでスキー板を担いで長い道のりを登るとなると、それだけで疲れてしまうでしょう。
斜面は今 コバイケソウの大群生地に変わっています。
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このあたりで1400m、三塚分岐です。
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スキー場跡で右端に設備の残骸が見えます。正面は水無山、左は国見山でしょうか。ここから明神平見えませんが水無山の手前下になります。
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薊への尾根に乗ります。ブナやカエデの美しい尾根で、多少のアップダウンはありますが、ルンルン気分で歩きます。
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行方不明者の協力願い。平成21年12月、登山経験ない70歳の単独者。12月だともう冬山です。
作業服にスニーカー姿で道に迷ったり滑落して動けなくなると、夜になると待っているのは凍死です。
携帯は繋がらないしお気の毒ですが無謀登山と言われても仕方ないでしょう。
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11:40 岩峰の薊岳(雄岳)に到着しました。尚薊には三角点はありません。
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食事にしましょう。
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台高山脈の大部分が見えるのですが、雲底が低く、なじみの薄いこともあり同定ができません。
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ポツポツと雨が落ちてきました。上空を流れる黒い雲からですが、すぐに上がりました。しかし安心はできません。12:25 下山しましょう。
雨はあれっきりです。1時間ほどで前山に帰ってきましたが、ここから三ツ塚に寄らずにスキー場跡を横切る道が見えたので、この道を下ります。
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しばらく歩くと登りの道に合流しました。ガスが下りてきます。あしび山荘と左に東屋が見えます。
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13:40東屋に到着、ベンチの上に石はありません。桧塚の3人組はまだのようです。その時スキー場跡の上からオ~イの元気な声が聞こえてきました。
東屋で再会です。途中でお互いクマの足跡を見つけましたが、ここはクマの生息地です。
しばらく情報交換をしてから一足先に下山します。スタートは13:55です。
3か所の徒渉地点を慎重に通過します。
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15:05、駐車地点に帰ってきました。
重い靴から解放され、15:15スタート。途中の道沿いにある七滝八壺の滝の前で車を停めます。
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写真には入っていませんが、まだ滝の上部があり、かなりの高さです。
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大又の集落の先にやはた温泉がありますが、火曜日は残念ながら休みでした。
大宇蛇の道の駅ちかくにある大きな(あきのの湯)に向かいます。
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16:00~17:00汗を流しサッパリしたところで帰途に着きます。
沿線にSAがないので夕食抜きで19:30自宅に帰ってきました。

スキー場跡でクマの足跡発見でHさんの怖がることこわがること。以前は同行者が前山付近ではっきりと草むらに逃げ込むクマを目撃されましたが、クマの生息地に私たちが勝手に踏み込むので、クマの方がありがた迷惑していることでしょう。
晴れていれば三ツ塚から薊にかけての自然林の尾根歩きは、素晴らしいでしょうね。
また明神平は美しい樹氷でも有名です。

[本日のデーター]

5:15 姫路BP姫路南IC⇒姫路・加古川BP・第二神明・阪神・阪和・南阪奈⇒R165・166・370⇒県道219
⇒R166⇒県道16・220⇒大又林道ゲート前8:05

出発8:20→林道終点8:35→明神滝9:10~9:20→明神平10:05~10:20→三ツ塚10:35→薊岳11:40~12:25→前山13:30→明神平13:40~13:55→駐車地点15:05

出発15:15⇒往路引き返し・道の駅大宇蛇近くの(あきののゆ)16:00~17:00⇒姫路南IC19:10

(走行距離 約390キロ 歩行距離 約12キロ 累積標高差 約850m)

  
 
by hotaka443 | 2013-07-03 07:58