みちくさおじさん山を歩く

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No259 高知・ブナの巨木大座礼山と急登の東光森山

大座礼山(1587.5m)高知・大川村 ~ 東光森山(1466.1m)高知・大川村 /愛媛・新居浜市
2012・11・18 天気・晴れ メンバー2人




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ブナの巨木を求めて四国高知の大座礼山に、やっと行く事になった。ただ時間的に一座ではもったいないので、隣の東光森山と二座登ることにします。
日帰りでも可能ですがこの季節、日暮れが早いので用心のため前夜発とします。

善通寺市で宿をとり、日曜日は5:30に出発、さぬき豊中より高速に乗り、三島川之江で下車、R11 からR319に入ります。
金砂湖に架かる平野橋を渡ると左折する国道と分かれ、右折して県道6に入ります。
この県道沿いには赤星・二ツ岳・東赤石・西赤石など法皇山脈の山々の登山口があります。

三島川之江ICより約33キロ走ると東赤石山の登山口があり、県道下を流れる銅山川沿いに筏津山荘があります。 

(筏津山荘は赤石山系の登山者にとって貴重な山荘でしたが、2012年度に廃止されました)

県道6はこの山荘に向かて下ります。道標には高知県大川村とあります。
路肩には東赤石山登山者の車が3台停まっています。(この写真は帰る時に撮ったものです)
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山荘横を通って再び南に向かって山を登って行き、6・2キロ登ると、高知・愛媛県境の大田尾越えで、ここに東光森山登山口があります。写真は高知県側から愛媛県側を見ています。
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6:50 峠に出ると南東方向が開け、眩しい朝の光にご対面、御来光です。
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峠から高知県側に600mほど下ると、三差路があり、県道は鋭角を切って左下へ、右は未舗装の林道が山に向かって延びています。道標は峠の東光森山と林道の大座礼山を案内しています。
いずれも下山時の写真です。
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三差路の広くなった路肩に倉敷ナンバーが停まっており、登山姿の単独のおじさんが何か食べておられます。
無意識に後ろに駐車します。林道に入って登山口まで走ればいいのに・・・
見上げる東光森山。地形図を見ると山頂直下は激登のようです。
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7:15支度をして出発、林道を歩きます。
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5分足らずで林道は大きくカーブしますが、広い空き地があり、1台の車が停まっています。
登山口はカーブが終わった右側の石垣にあり、道標があります。まわりは眩しい朝日に輝いています。
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道標のうしろに何かの木の枠組みが残っています。

以前はこのボックスがありました。
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横に貼り付けてある印刷物
「ブナの根元が露出しているので、一握りの土を播いてください・・・」
ボックスの中に土とビニール袋が置いてあったそうです。
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7:20登山口出発、少し歩くと沢に出ます。滑らないように注意して渡渉します。
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しばらくして真新しい木橋を渡ります。
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途中の道標
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次の橋も新しいです。 
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大北川源流の標識があります。この流れは少し下って吉野川に流れ込み、以前夏場に渇水で有名になった早明浦湖から大歩危・小歩危を経て徳島から紀伊水道に至る四国一の大きな川です。
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登山道は等高線に沿うようにゆっくり登って行きます。地面に置かれている道標。 
通常登山道以外に道があるのかな? 
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8:35尾根に出ました。道は鋭角で右方向の尾根に向かいます。地形図では直進の道がありますが、枝で通せんぼしてあります。 
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尾根を登って行くと右側にロープが張ってあるところに出ました。ブナの巨木地帯で、立入禁止のロープです。
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ここのブナは一般に想像していた姿ではなく、なぜか下の方から多くの枝を張っています。
高さより幹の太さ、枝の張り具合など、普段見ているブナとは大きく異なっています。
どのくらいの年月が経っているのでしょうか?
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小休止のためザックを下ろし、Mさんが何かを取り出そうとした時、風にあおられビニール袋がブナの巨木の方にフワフワ・・・枝に着地です。
ありゃりゃ、ロープの中は立ち入り禁止だけど、このままゴミを残して帰れないし・・・黒い色だから目立たないけど・・・迷った挙句、この際お許しを願うとして中に入らせていただきます。手を伸ばしビニール袋をとろうとしているMさん。人物と比べると大木と言う事がよくわかります。
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何故かこの一角だけに大木がズラリと並んでいますが、写真では対象物がないので なかなか大きさの想像がつきません。
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巨木通りが終わると少し急な登りになり、ほどなく大座礼山頂上です。
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三角点は二等で点名は大座礼です。9:15駐車地点からのんびり歩いて2時間でした。
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展望は東側のみ開けています。手前の東光森山は、なだらかな尾根が終わると急斜面でせりあがって見えます。
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三嶺から剣山まで写っているはずですが、残念ながら同定が出来ません。
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登山道はここから西へ、三ツ森山から平家平、冠山、笹ケ峰方面の縦走路となって西に延びています。
平家平まで5時間少々です。また少し縦走路を進んだ地点から県境尾根を伝って大田尾越に下る道があり、これを通ると回遊できるのですが、少しヤブっぽい箇所があるとのことなので、ピストンにします。
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倉敷ナンバーの男性が登ってこられました。霧氷の写真を撮りたいが、少し時間が遅いかな?と木の枝を見上げておられます。
少し縦走路を歩くと、枝が白くなっています。ありました。
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9:30 次の山が待っているので下山します。ブナの巨木までの急斜面の道は少し悪いので、慎重に下ります。
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ブナの巨木地帯に降りてきました。この写真を見る限りでは、大木には見えませんが・・・
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11:00林道登山口に降りてきました。
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5分ほど歩いて駐車地点に帰ってきました。車の後ろに広い場所があるのでお昼にします。
食後、目の前の東光森山に挑戦です。
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駐車している場所は、大座礼山と東光森山とのコルの大田尾越から吹いてくる冷たい北風の通り道です。
暖かい鍋焼きうどんを食べていても、ブルブル。早々に車に逃げ込みます。

さあ東光森山登山口に向かいましょう。ここからは車で1分とかかりません。大田尾越の登山口の路肩に車を止めます。
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準備をしていると、倉敷ナンバーの男性が窓から首を出し、挨拶をしながら峠を降りて行かれました。
登山口に立てられた、まだ新しい(郷土の森) の案内板。県境尾根の南側の一部が指定されています。
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登山口から1250mの第一のピークまで、高度差140mのいきなりの急登です。
ひと山登り終え、お腹がふくれたあとだけに、Aさん「しんどいな~」 尾根に上がると快適な道に変わります。
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次は1270mの第2のピークに向かいます。ヤセ尾根ですが樹木が密生しています。
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歩きにくい道が終わると、再び快適な道に変わります。P1270の先に東光森山が覗いています。
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P1270から見る東光森山。この山はアケボノツツジやミツバツツジが有名で、ここから見る山肌はピンクに染まり、また白色アケボノツツジや白色ミツバツツジでも有名で、シーズン中は多くの登山者で賑うそうです。
ピンクとシロのアケボノツツジの競演・・・見てみたいですね。
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ピークから1210mの最低コルに下ります。
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あまりはっきりしない最低コルを過ぎると、いよいよ標高差280mの激登区間に突入です。
急斜面に入ると踏跡も不明な区間があり、古い赤テープを探しながら滑り落ちないように、木の根や岩をつかんで登ります。Aさん「この登り きついわ~」
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ますます傾斜はきつくなります。
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上の方の空が見えてきました。そろそろ頂上でしょうか。
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最後の急登を登りきると山頂がすぐそこです。
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13:15狭い東光森山頂上に着きました。三角点は三等で点名は東光森です。
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まわりは樹木に遮られており、唯一西方のがどっしりと腰を据えた大座礼山が望める程度です。
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15分ほど休憩し、下山しましょう。激下りだけに枯れ葉に足をとられないように慎重に下ります。
「登りが遅かった分、下りは早いで~」とAさん。
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西側の展望が開けたところで休憩です。中央やや左のコルの後方、雲から裾野だけをのぞかせている山は、ちち山から笹ケ峰あたりでしょうか・・・すぐ北の赤石山系は樹木の間からのぞく程度で、ついに写真に撮ることができません。
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最低コルからピークを二つ越え、15:00峠に下りてきました。大座礼山では20数人の登山者に合いましたが、こちらはゼロ。
この季節、きつい登りだけの山は敬遠されるるのでしょうか。

このところ始めての山が少ないだけに、今日の2座は新鮮で十分楽しむ事が出来ました。

15:10 出発です。峠を下る途中東赤石山が見えたので、記念に枚写真をとります。
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銅山川を渡り東赤石登山口に出ると、まだ4台停まっていました。(朝の写真)
銅山川沿いの快適な道を走り、R319に合流、超狭い法皇トンネルを抜け、三島の町に下ります。

伊予三島インター近くに以前大きな温泉があったのですが、数年前に閉鎖。海岸近くの(三島の湯)に行きます。
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17:10伊予三島ICに入りノンストプ、18:55姫路西ICで降り、19:10自宅に無事帰ってきました。

[本日のデーター]

(2日間の走行距離 約460キロ 歩行距離約10キロ  累積標高差 約1130m いずれも2座で)

by hotaka443 | 2012-11-27 21:56

No258どこに行く?迷った行き先は富士見台と大判山

富士見台(1739m)~大判山(1696.9m)岐阜県中津川市・長野県阿智村 2012・11・8 (木)
メンバー・4人 天気・ガス時々晴れ



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早朝6:30 外に出てみると、カメラを持ったご夫婦と,散歩をしておられる地元の人以外は閑散としています。一晩お世話になった馬籠宿の白木屋さん。馬籠宿通り下入口から2軒目で、このお店の名物は五平もちで、大きな看板をあげておられます。
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上入口に向かう坂道を見下ろす、紅葉した大木。
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7:00朝食をいただきます。
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遅い時間の朝食です。実は昨日の南木曽岳でちょっとしたアクシデントがあり、今日の恵那山は中止。
そのためゆっくりした朝食になりました。
皆さん馬籠は始めてなので今日は馬籠宿の見物に予定変更です。

しかしこのまま馬籠をウロウロしただけで帰るのはもったいない話しです。
そこで「せっかくここまで来たのだから せめて恵那山の反対側にある往復2時間くらいの富士見台だけでもどう?」と尋ねたところ、皆さん異議なしです。

富士見台は全山笹原の山、と言うより丘といった感じの景色の素晴らしい山です。
見上げる恵那山はガスの中ですが、駐車場のある神坂峠から富士見台あたりはガスが切れています。

7:45出発します。宿の下の県道7を南下、林道霧ケ原線に入ります。
林道入口
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地形図にもあるように、この林道は約13キロ、標高差1040mの急坂を、ヘアピンカーブを切りながら、素晴らしい紅葉の中、車は色を変えながらどんどん登って行きます。
高度が上がるにつれ、ガスが車を包みこみ始めました。

9:20 海抜1569mの神坂峠に着きました。あたりは乳白色の世界に閉じ込められています。
長野県側に少し下った所に恵那山登山者用の駐車場がありますが、ここに来るとクセで、つい路肩に駐車してしまいす。
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傍に恵那山登山口があります。本来はここを登る予定でした。
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9:35 支度を済ませ、恵那山登山口の反対側の富士見台登山口に入ります。
恵那山は峠から南に、私たちは北に向かいます。
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県境の1600mあまりのピークの西側、岐阜県側の斜面を歩きます。
晴れていればササ原の快適な道ですが、絶えずガスが岐阜県側から駆け登ってきます。
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それでも時々下の中津川の町を見せてくれます。
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神坂峠から500~600m長野県側に下った所に(萬岳荘)と言う立派な山小屋がありますが、そちらからの登山道と合流、広い道に変わります。
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快適なササ原の道はやがて富士見台山頂に着きました。9:20です。
ガスに包まれ、360°の大展望台からの視界は、残念ながらありません。
晴れていれば、日本百名山のなんと二十三座の大パノラマが展開するそうですが、富士山は見えません。
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気温3℃。風冷たく、寒いです。
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天気が良ければのんびりしたいところですが、寒いので下山です。
登山道の両側は立ち入り禁止のロープが続きます。
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理由はこれです。
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神坂小屋が見えてきました。二棟ありトイレと山小屋に別れています。
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時刻はまだ9:45です。トイレのついでに小屋でコーヒー休憩としましょう。
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小さな小屋です。
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今日は網とおもちを持ってこられているので、大休止です。
おもちを焼き、続いてアンパンです。
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コーヒーをいただき、ゆっくりしたので10:35腰を上げます。
帰りはコースを萬岳荘にとります。

前回2008・8の写真3枚。
富士見台山頂を見上げます。
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山頂に積まれたケルン。
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恵那山はガスの中です。爽快な気分にさせてくれる雄大なササ原の高原。
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萬岳荘が見えてきました。先ほどから続々観光客が登ってこられます。静まりかえっていた山が急に賑やかになってきました。


観光客は長野県飯田方面からロープウエーと連絡バスで萬岳荘まで、あとは富士見台山頂までの約1キロを散策されます。道は整備されているので登山靴は不要です。
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シャレた建物、萬岳荘です。左のマイクロバスがロープウエー山頂駅とピストンしています。
「空に泊まってみませんか」いただいたパンフレッドのPR文です。
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突き当たりが売店になっています。しばらく建物内を珍しそうにウロウロ・・・・
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肖像権を犯さない程度でよかったのに・・・・ちょっとモザイクが強すぎました。ゴメンナサイ。
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舗装道路を歩いて峠に向かいます。峠手前で右への道を上がると神坂峠の案内板の立つ小広場に出ます。
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神坂峠はかって東山道が通る第一の難所で、急峻で距離も長く、1569mの峠を越えられずに途中で亡くなった人も出ました。
後に神坂峠に変わって新しく整備されたのが馬籠を通る中山道で、馬籠峠が半分の790mです。
また峠の頂上からは古代に祭祀で使用された土器等が多く発掘されたそうです。

峠に帰ってきましたが,まだ11:30です。
さ~てと・・・・帰るにはまだ時間は早いし・・・自然に恵那山登山口に未練タップリの視線が行きます。
もちろん今から登るには時間が足りません。
その時ふと中間あたりの大判山まで行ってみようか、という気になり相談すると、全員賛成!

11:35下山モードになりかけていましたが、気持ちを切り替え、恵那山登山道に入ります。
いきなり高度100mほどの登りですが、尾根に上がるとササ原の快適な道になります。
しかしなかなかガスは晴れません。これは東の南アルプス方向ですが、なんとか晴れてほしいものです。
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地形図1700mのピークに着きました。道標はパノラマコース山頂、1692mとなっています。
パノラマコースとはロープウエー駅からここまで登ってきて、今歩いてきた道を神坂峠に降りるルートです。
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多少のアップダウンはありますが 尾根上のササ原の道はかいてきで歩きやすいです。
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12:30 鳥越峠です。
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ウバナギ(大規模な崩壊地)通過です。転落防止用にロープが張ってありますが、恐る々覗いてみます。
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その後もアップダウンが続き、13:30やっと大判山に着きました。峠から2時間です。
ここは神坂峠と恵那山のほぼ中間点になりますが、地形図は無名峰で、三等三角点水谷があります。
本日はここまで。ここでのUターンは中途半端ですが、またいつかの機会とし、おやつタイムの大休止です。
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休憩中に除所にガスは切れてきて、恵那山の頂上がやっと顔を見せてくれました。北西から南東に長く尾根が延びているので、どこが最高峰か、わかりにくい山頂です。
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頂上は踏めなかったけれど、13:55 次回の宿題を抱えて下山しましょう。

相変わらず南アルプス方面はガスがとれません。
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15:15 パノラマコース山頂に帰ってきました。あと峠までわずかです。
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やっと南アルプス方面がボンヤリ見えてきました。しかしまだ同定はできません。
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富士見台方面はまだガスの流れが早いです。
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15:45神坂峠に降りてきました。通りかかった連絡バスの運転手さんが、ジロリ。
下に登山者用の専用駐車場があるのに、一日中道路上に停めて邪魔な奴だ!と目が怒っています。
どうもすいません。
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少し遅れて下りてこられたAさんが、途中で南アルプスが見えたよ、とおっしゃる。
駐車地点は前の山が邪魔しているので、ロープウエーに延びる道路を少し南に走って見ると、ガスが切れ、見えた!
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しかしボンヤリしているので思い切り調整してみます。
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さらにアップしてみます。南アルプス南部の一部ですが顔を見られて感激です。もう少し高いところに登れば、南アルプスの全容が見えたかもわかりませんが・・・
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本日の予定終了。16:05峠を後にして帰路に着きます。長い坂をどんどん下って行くと、紅葉の世界入りです。
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この林道い沿いの紅葉は美しいの一言に着きます。車から降り、のんびり歩きたい気持ちにさせられる、美しさです。
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下に降りてきました。中央道が恵那山トンネルから出てきたところです。
山も、そして空も・・・紅く燃えています。
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県道沿いの温泉(クアリゾート湯舟沢)で冷えた身体を暖めましょう。
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中津川市健康温泉館の看板を掲げてあり、中津川市が経営。
プールやホテル、レストランも併設された多彩な施設を誇っています。温泉は美人の湯といわれ、ツルツルです。恵那山や馬篭に来た時はここを利用しています。
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入浴後はレストランで食事を済ませ、18:35 温泉をあとに、帰途に着きます。県道7からR19に出て中津川ICに18:55入ります。多賀と三木のSAでトイレ休憩、22:20姫路東ICを下り22:35無事帰宅しました。

ガスとアクシデントで恵那山は途中まででしたが、結構楽しめたダブル山行の2日間でした。
ただ恵那山は過去2回登っていますが、アップダウンの連続のしんどい山、の印象しか残っていないので、もう一度機会あれば登ってみたい山です。

[本日のデーター]

馬籠宿7:45⇒県道7⇒林道大谷霧ケ原線・神坂峠8:20着

出発8:35→富士見台9:20~9:35→神坂小屋9:45~10:35→萬岳荘10:50~11:15→神坂峠11:30
神坂峠11:35→鳥越峠12:30→大判山13:30~13:55→鳥越峠14:30~14:45→神坂峠15:45

出発16:05⇒クアリゾート湯舟沢16:40~18:35⇒中津川IC18:55(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC22:20⇒自宅22:35

(走行距離 約 430キロ  歩行距離 約9.5キロ  累積標高差 約1010m)

by hotaka443 | 2012-11-23 11:30

No257北陸は雨、予定変更で南木曽岳と・・・・馬籠で二転三転

南木曽岳(1676.9m)長野県南木曽町 2012・11・7(水) 天気・ガス時々晴れ メンバー・4人



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紅葉が美しい季節。メンバーさんが荒島岳と能郷白山を希望されているので、福井で宿を確保していましたが
日曜日に朝鮮半島東の日本海北部で寒冷渦が発生。
この寒冷低気圧は偏西風から切り離されているため速度が遅く、3~4日間は日本海側は悪天が続きます。
週間予報も水曜日あたりまで☂マークです。

予定変更、第二希望地は寒冷渦の影響を受けにくい内陸の恵那山に決まりました。
早出すれば日帰りの山ですが、2日の予定なのであと一つ、近くの南木曽岳をおまけの山にします。
そして両山の中間の馬籠に宿をとり、出発です。

5時に出発、草津PAと恵那峡SAに休憩し、中津川ICを8:50に出てR19に入ります。
車窓からの恵那山は、裾野だけを残しガスに隠されています。

R19は木曽路に入り、山口ダムのあたりまでくると、あたりの山々の紅葉は素晴らしいの一言に尽きます。

吾妻橋でR19と分かれR256に入ります。妻籠宿は早朝にかかわらず、カメラを手にした観光客がチラホラ。
R19分岐より6.5キロ程走ると、南木曽キャンプ場の標識があり、そこを左折します。
枝道があり迷いやすいですが、道標を頼りに3キロほど走ると8:25道路終点の南木曽岳駐車場に着きました。
駐車場は下にもあり1台停まっていましたが、今のところ2台のみです。
南木曽岳は御嶽・木曽駒と並び、木曽3山と言われる山岳宗教の山です。
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9:45 出発です。駐車場横の道はすぐにゲートにぶつかるので、道標に従い右折します。
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遊歩道として整備され、東屋もある自然林の中を歩くと、ゲートからの林道に出ます。
林道沿いに(金時の産湯の池)があります。さらに奥に入ると、金時の洞窟があるので、金時はこの地でここで生まれたのでしょうか?
箱根の方にも坂田金時が生まれた地があり、金時山が有名ですが、別人・・・?
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10:05林道登山口に着きました。
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蘭方面とは国道筋にある集落名ですが、難しい読みです。ところで横に立つ案内看板の前で若い女性の単独登山者が一人、看板を見つめておられます。
「登山道に入ったのですが、少し先で登山道にロープが張ってあり、通行止めになっているので引き返してきたところです」と。
朝早く名古屋から来られたそうですが、通行止めならここの入り口に標示しているはずです。
何かの間違いではと思いながらも「ご一緒しませんか?」とお誘いしますが、もう帰ります、とおっしゃる。
若い女性が早朝から一人で、勇気あるな~と感心しました。まわりが薄暗いせいもあるのでしょうね。

登山道を進みます。廻りは美しく色ずいています。
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10:25一方通行分岐です。ここまでは先ほどの女性が話されていた通行止めの規制はありません。多分登山道沿いに張られたロープを、遠くから見て通行止めのロープと勘違いされたのでしょう。

ここからの登山道はハシゴの連続する、特に下りは狭い道なので、時計回りの一方通行になります。
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金時の生まれたとされる洞窟です。以前かなり奥まで行きましたが、見当たりませんでした。
結局この洞穴のことでしょうか?
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洞窟からは大岩のゴロゴロした沢の中を歩きます。
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続いて古くなって危なっかしい橋を渡ります。
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喉の滝と登山道の看板
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西から北に方向を変え、沢筋から尾根に出ると、あたりは背の高いコウヤマキの林に変わります。
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ちなみに木曽五木といわれている木に、このコウヤマキが含まれています。

木曽五木とは、ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラを指し、これは関ガ原の戦い後の江戸時代、城郭・城下町・武家屋敷・造船などの建設により森林の伐採が進み、山々は荒廃。
そこで木曽の山を管理していた尾張藩により森林保護政策がとられ、桧の伐採が禁止されました。
後に誤伐採を防ぐため、似たような木4本も保護される事となり、「木一本、首一つ」と言われるほど厳しい政策がとられました。

コウヤマキ林を抜けると、休憩ポイントの木橋に出ます。
橋が出来る前は、左のガケを登っていました。今も錆びついたクサリが残っています。
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高度をあげるにつれガスの世界に入り、登山道も急なハシゴが現れますが、手摺がないので四つん這いになったほうが安全です。
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谷を挟んだ向こう側の下山する尾根上に(かぶと岩)といわれる巨岩が見えるのですが、あいにくのガス、何も見えません。
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12:00 南木曽岳山頂に着きました。三角点は二等で点名は南木曽です。残念ながら樹木に囲まれて展望はゼロです。
ピントが合わなかったので、これは昨年の写真です。南木曽岳頂上の大きな山頂名標示板は、どうしたことか見当たりませんでした。
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三角点の先に大岩があり、南木曽嶽山大神と彫られた石碑があります。
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反対側に見晴らし台の大岩があり、御嶽山の大展望台ですが、真っ白な世界が広がっているだけです。
この写真は何年前か忘れましたが、ここから撮った御嶽山です。
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三角点から10分ほどで避難小屋が見えてきました。
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小屋の前を通りその先にある展望広場に向かいます。来るたびに大勢の登山者で賑わっているのですが、さすが今日は寂しい限りです。
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左方向に御嶽から乗鞍、そして北アルプスが 又右には中央アルプス全山が整列しているのですが、残念です。
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北アルプスの詳細です。
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中央アルプスは南端の摺古木山から北端の麦草岳までが一列に並んで見えるのですが・・・
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展望はないし、風が冷たいので避難小屋に戻って食事にします。定員25名の立派な小屋です。時刻は12:15です。
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食後展望広場に戻ると、小屋の横から裏のピークに向かってササの切り開きが見えたので、ザックを置いて再びバックして登ってみます。
以前はなかった切り開きですが、ササが苅られたばかりで切株がニョキニョキ、倒れたら大けがです。
切り開きは途中の大岩でストップしていましたの、ガッカリしながらバックします。
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展望広場に戻ってきました。時刻は13:55、そろそろ下山です。
あの雲の下は摺古木山でしょうか・・・
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下山途中からササ原の美しい南木曽岳を振り返ります。
三角点は左の端の方になり、避難小屋は画面から切れていますが、右手になります。
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小さなアップダウンを繰り返して、古びた道標の魔利支天分岐に着きます。
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縦走路から少し入ると、大きな岩の上に魔利支天の石碑が立っていますが、これは裏側で、表はガケになっています。
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その少し先に巨岩があり、登ると南側の大展望が広がっています。灰色の雲の中に恵那山が隠れています。
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巨岩は二つあり、飛び渡れないことはないのですが、命の保証は・・・・(前回の写真です)
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さらに10分ほど下ると見晴らし台の大岩があります。先ほどの摩利支天の真下になり、右上の二つある大岩が摩利支天です。
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見晴らし台を過ぎると道は険しくなり、ハシゴの連続する激下りに変わります。
古びて所どころが歯抜けになったハシゴは、手摺がないので四つん這いになったほうが安心です。
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15:45 やっと一方通行の分岐に降りてきました。
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久しぶり?に見る紅葉です。
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16:10 林道登山口、そして16:25に駐車場に到着です。
16:35 薄暗くなってきた駐車場を後に、今夜の宿 馬籠に向かいます。
R256をバック、妻籠の手前で県道7号に入ります。旧中山道が県道に並行して馬籠に向かいます。
17:00 夕暮の馬籠宿に着きました。
夕食メニューです。
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お風呂です。3キロ程離れた所に大きな温泉があるので、ボーリングすれば温泉が出るかな?
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[本日のデーター]

自宅5:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・中央)中津川IC8:50⇒R19⇒R256⇒約6キロ(木曽山麓蘭キャンプ場)の標識左折、林道終点駐車場9:25

出発9:45→林道登山口10:05→一方通行分岐10:25→三角点12:00→展望広場・南木曽避難小屋12:15~13:35→摩利支天13:55~14:10→見晴らし台14:20~14:35→一方通行分岐15:45~15:55→林道登山口16:10→駐車場16:25

駐車場16:25⇒馬籠民宿・白木屋17:00

(走行距離 約360キロ 歩行距離 約8.5キロ  累積標高差 約840m)
by hotaka443 | 2012-11-17 09:39

No256 大山・矢筈ケ山

矢筈ケ山(1358.4m)鳥取県大山町・倉吉市 2012.11.4(日) 天気・晴れ メンバー・17名



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2年半ぶりの矢筈ケ山は、山仲間17名でマイクロバスでやってきました。
ルートは川床~大休峠~矢筈ケ山の一般ルートで、状況を見て小矢筈まで足を延ばす予定です。

前回は3名なので、小矢筈の向こうの甲ケ山まで往複しましたが、多人数なので今日は時間がかかり無理。
又船上山まで縦走すれば面白いのですが、甲の向こうに50mあまりの岩石帯、ラクダの背があり、全員通過できるかどうかわからないので矢筈ピストンにしました。

先日の冷え込みで、米子道鳥居トンネルを抜けると真っ白な大山が目に飛び込んできて,歓声が上がります。
蒜山SAで早速カメラに納めます。右の烏ケ山の黒と好対照。そしてここから北西方向に見る大山には、烏はなくてはならない存在です。
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溝口ICを降り、ま東に捉える大山は,伯耆富士に恥じない美しさを持っています。
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川床登山口に着きました。周辺の狭い空き地は満車状態です。
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登山口にある通称裏大山の案内板。山には登らず、裏大山のハイキングだけに訪れるハイカーも多く、大山滝あたりはこの時期、紅葉が素晴らしいことでしょう。
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8:30出発です。廻りは紅葉が進んでいます。
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一度道路から20mほど下を流れる阿弥陀川に下ります。
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橋を渡るとジグザグを切って急斜面を登りますが、やがて尾根の中腹あたりを等高線に沿うようにゆっくりとした登りになります。
尾根の北側の道なので紅葉は少し早いようですが陽のあたる所は少し色ずいています。
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9:55 岩伏分岐です。地形図には未記入です。
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登るにつれて紅葉の世界に入ってきました。
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10:30ここも地形図にない、北側の集落香取に降りる分岐です。
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石畳みがしばらく続きます。日あたりの悪いところがあり、いつもジメジメして滑りやすい所です。
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説明文3枚の位置がずれていまが、古くなったのではなくしっかりボルトで固定されています。
そこでY氏 「故意にずらしているのは、凸凹の石畳みを現しているんや」だって。ホンマかいな?
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甲ケ山が樹間から姿を現しました。
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11:25 大休み避難小屋の建つ大休峠に着きました。大勢の人が休憩されています。
川床から約3.9キロ歩きましたが、高度差はわずか130mしか登っていません。
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ユートピア避難小屋(矢印)が見えます。手前の山は振子山。
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烏ケ山です。蒜山SAから見ると槍のように尖って見えますが、北から見るとこんな山容。
丸が頭でその両側が羽を広げたように見える。
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矢筈山頂は狭いのでとても17名の場所がないし、時間的にもここで食事にした方がよさそうです。
12:00出発します。ここから矢筈ケ山手前のP1300mまでが高度差180mのきつい登りになります。
途中に大山が見えるポイントがあります。
手前野田ケ山の後ろに真っ白な大山わずかにのぞいています。
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1200mあたりまで登ってくると、先日降った雪が残っています。
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頂上手前から見る大山。
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12:55山頂に着きました。狭い山頂は溢れんばかりの混雑です。全員17名の居場所がありません。
先に下に見える小矢筈の希望者を確認すると、2名程がここにいるといわれたので、残りはザックを置いて小矢筈に向います。右小矢筈、左甲ケ山。バックは日本海。
ここから甲までは往復2時間はかかります。
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一度両山のコルに降ります。あれに登るの?という声が・・・
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左のガケを登りますが、近くから見ると距離は短かく 注意さえすればそう難しい岩場ではありません。
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緊張しますが3点確保で慎重に登ります。
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2~3人の狭い頂上から見る大山。後方左は烏ケ山で右は大山。手前が矢筈ケ山です。
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さらに北方にもう一つピークがあります。あちらも定員5~6人です。
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北側のピークから甲ケ山と日本海を望む。     
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岩登りは始めてとおっしゃるKさん。あ~面白かった。
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再び矢筈ケ山に戻ってきましたが、前より登山者が増えたみたいで超満員。
山頂標示板の前だけ場所を譲っていただき、証拠写真を撮りました。
なお狭い山頂で友人にパッタリ。偶然ってあるものですね。
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前回の写真ですが、一等三角点二子山があります。
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13:45 山頂スタートし、14:30に避難小屋の建つ大休峠まで降りてきました。
登りは55分かかりましたが、下りは45分です。
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14:45 大休峠を出発します。ここから登山口までは単調な自然林の中を歩きます。
朝方にくらべると、少し紅葉が進んだみたい。
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16:10 川床に帰ってきました。皆さんどうもお疲れさまでした。
駐車場から見上げる大山
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帰りのバスから夕闇せまる大山を。山腹の明かりは桝水高原スキー場の照明です。
右端に烏ケ山が見えます。来る時と比べ、かなり雪が溶けているようですね。
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[本日のデーター]

川床登山口8:30→大休峠11:25~12:00→矢筈ケ山12:55(小矢筈往復)13:45→大休峠14:30~14:35→川床16:10

(歩行距離 約10.2キロ  累積標高差 約850m)

by hotaka443 | 2012-11-14 14:45

No255 白山南縦走路 銚子ケ峰

銚子ケ峰(1810.4m)岐阜県郡上市・高山市 2012.10.31(水)天気・晴れ時々ガス、山頂では俄か雪 
メンバー・4人



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以前から登りたかった山の一つです。出来れば別山まで足を延ばしたかったけど、往復約21キロ、累積標高差約2250m。
9~10時間で歩いている人が多いですが、単独か足並みがそろったメンバーでなければ無理ですね。来年以降の宿題です。

6時半に朝食をいただきます。
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7時に出発しますが、枯れたあじさいの花が欲しいとおっしゃるので、あじさい通りにまわります。

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国道筋のGSがまだ開いていないなかったので高鷲IC近くまで走ったりで、すっかり遅くなってしまいました。
R156と分かれ県道314に入りますが、この314号は一度走ってみたかった道で、海抜476mのR156から960mの桧峠まで一気に駆け登ります。
          峠近くの紅葉  矢印が道路です
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峠には大日ケ岳登山口がありますが、樹木が茂り展望はありませんでした。大きなスキー場をみて坂を下り、石徹白(いとしろ)集落の三差路を右折、県道127に入ります。
県道を約2.5キロ走り集落の最奥の白山長滝神社からは舗装された林道に入ります。
石徹白川に沿った道は燃えるような紅葉の真っ只中。空気の澄んだ深い山の中は都会近郊の紅葉とは、やはり艶やかさが異なります。
7キロ近く走ると、東屋とトイレ、広い駐車場が整備された白山石徹白登山口に着きます。8:20です。
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光線の加減で文字が読み取れませんが、一番上が石徹白道で、白山室堂まで24.3キロ、登り14:10、下り10:20とあります。あとは平瀬道、砂防新道、市ノ瀬道、鳩ケ湯道です。
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8:30 出発します。昔から歩いてみたかった石徹白道、少々興奮気味です。
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いきなり420段の石段登りです。
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階段を登りきると紅葉の世界です。
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すぐに石徹白の大杉の前に出ました。高さ25m・幹まわり13m・樹齢1800年推定で、縄文杉が見つかるまでは日本有数のスギの大木だったそうです。

この石徹白道は泰澄上人が白山を開山する際歩いたとされ、古くからの白山南部の登山道ですが、その泰澄上人が使用していた杖がこの大杉になった という伝承があるそうです。
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反対側に回ると、こちらは元気に枝葉を付けています。
幹の半分は枯れていますが、残り半分は健在のようですね。
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紅葉の美しい快適な登山道です。
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先に出発された若い男女に追いつきます。お話に夢中で、かなりのスローペースです。
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登山口から1キロの道標に着きました。9:10です。
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素晴らしい彩りの世界です。昨日の大日ケ岳はブナやミズナラの背の高い木が多かったけれど、今日は背丈の低い雑木林が多いです。
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2キロ地点を過ぎると(おたけり坂)の急登にさしかかります。撮った写真はピンボケなので、これは下山時のものです。
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おたけり坂の急登が終わると、(あまやどりの岩屋)があります。泰澄上人が雨宿りされたとか。人間が入れるような空間は見当たりませんが・・・
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10:10に3キロポスト通過し、少し歩くと赤い屋根の避難小屋が見えてきました。
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10:15 神鳩避難小屋に着きました。(正式には神鳩ノ宮避難小屋)。近年新しく建て替えられ、中には石油ストーブ2台、コンロ、水、毛布等などの備品が備えられています。
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先ほど追い越した2人連れが登ってこられたので、出発します。
景色は樹林帯から灌木とササに変わってきました。
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4キロ地点です。ササに覆われた1748mのピークと少し下った左斜面に母御石も見えます。
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母御石です。泰澄上人の母親が白山に登ろうとするので、これ以上無理だ、とこの岩場で閉じ込めたそうです。
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登ってきた方向を振り返ります。手前の尾根を右から登ってきました。昨日登った大日ケ岳も見えています。
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銚子ケ峰が見えてきましたが、その右の別山は残念ながらガスに隠されてます。
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11:15 なだらかなササ原に囲まれた銚子ケ峰に到着です。
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三等三角点 点名は銚子峰です。
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前方には一ノ峰、日陰になっている二ノ峰、三ノ峰と並び、その先雲の中の別山に道は延びてます。

別山 いや せめて三ノ峰まででもいいから登りたい気持ちですが、来年以降の宿題としましょう。
鳩ケ湯から三ノ峰を通って別山へ、また白山から別山へと登っているので、銚子ケ峰~別山間のみが残ってしまいました。
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南西方面 後方中央にボンヤリと三角形の山が霞んでいますが 荒島岳です。
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すぐ西に経ケ岳から赤兎山が見えていたのですが、カメラを構えた瞬間、あっという間にガスに閉ざされてしまいました。
南には平家岳が見えるのですが、この写真では残念ながら確認できません。
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食事を済ませコーヒーをいただいていると、雪をお供に強風が吹きつけてきました。気温は3℃です。
遅れて登ってきたお二人は、帽子を真っ白にして雪にも負けずお食事中です。
時刻は11:50私たちは急いで下山します。
母御石を過ぎ、4キロポストあたりから空は晴れてきました。ヤレヤレです。
しかしこの雪で白山は一段と冬が近くなったことでしょうね。
避難小屋で小休止し、おたけり坂あたりまで降りてくると、再び紅葉の世界に入ります
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13:50 いとしろ大杉通過、石段を滑らないように注意しながら14:00 駐車場に無事下りてきました。
空は快晴です。
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水場でドロンコの靴を洗い14:15 駐車場を後にします。

石徹白川沿いの燃える紅葉を楽しみながら、帰りは北陸道福井ICに向かいます。
県道127は九頭竜湖の下流、九頭竜ダムの少し下でR158に出ますが、つい先日、九頭竜ダムで殺された女性の遺体が見つかった、とマスコミは大々的に報道。
せっかくだからその九頭竜湖を見たい、というリクエストに応え、福井とは逆方向の東海北陸道・白鳥IC方向に走ります。ここからはすぐです。
急坂を登る途中で大きな九頭竜ダム、北陸電力長野発電所が見えてきます。
高さ128mのロックフイルダムです。ロックフイルダムとはコンクリートでなく、岩石や土砂を積み上げて建設する方法です。
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九頭竜湖は紅葉の名所で、多くの車で賑わっています。
広大な九頭竜湖だけに、湖畔の道は10キロほどあります。
美しい九頭竜湖と殺人事件の遺体発見場所、結びつけたくないですね。
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適当な所でUターンします。なおダムから7キロ程上流に走ると、瀬戸大橋の試作として建設された吊橋(夢の架け橋)と呼ばれる箱ケ瀬橋があります。
この橋は平家岳に登る時に渡ります。(2009・6撮影)
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イベントで賑わうJR九頭竜駅前を通り、15:20平成の湯に着きました。荒島岳など、こちらに来た時によく利用する温泉です。
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温泉から見る荒島岳。東から眺めると、あの美しい独特の山容の山とはとても思われませんね。
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別山から見た銚子ケ峰方面 (2012・7・26撮影)
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[本日のデーター]

ひるがの高原からまつ荘7:05⇒R156⇒県道314⇒県道127⇒この先林道に変わり銚子ケ峰登山口8:20

出発8:30⇒いとしろの大杉8:40~8:50→2キロ道標9:40→おたけり坂道標9:45→神鳩避難小屋10:15~10:25→母御石10:50~11:00→銚子ケ峰11:15~11:50→母御石12:05→神鳩避難小屋12:25~12:35→おたけり坂13:00→いとしろの大杉13:50→駐車場14:00

出発14:15⇒林道・県道127⇒R158⇒九頭竜湖途中まで、平成の湯15:20~16:05⇒福井IC17:00(北陸道・名神・中国・山陽)姫路東IC 20:15


(走行距離 約450キロ 歩行距離 約9.2キロ 累積標高差 約940m)
by hotaka443 | 2012-11-12 07:10

No254 燃ゆる紅葉 岐阜大日ケ岳と銚子ケ峰

大日ケ岳(1709.9m)岐阜県郡上市・高山市 2012・10・30(火)天気・晴れ メンバー・4人



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2001・10・8以来だから、実に11年ぶりの大日ケ岳です。前回は素晴らしい紅葉だったので、今年も期待してやってきました。
ただ前回は、尾根上さらに1キロ余り先に位置する鎌ケ峰まで足を延ばしましたが、今日のメンバーさんは、明日銚子ケ峰が控えているので、Noです。

4時半自宅を出発、途中草津PAとひるがの高原SAで休憩します。
8時ちょうどにひるがの高原SA着です。
SAからはすぐ西に裾野をいっぱい広げた大日ケ岳が堂々と横たわって見えます。
画面右から延びる尾根を歩きますが、この写真では、山と言うより丘のように見えますね。
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少し画像を調整すると、右端に雪化粧の白山と、左端別山に延びる尾根が見えます。
お花畑の連続するとっても美しい尾根です。
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白山をアップしてみます。左の高い峰が御前峰、右が大汝峰です。
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カメラ片手に次々と車から降りて展望台にやってこられます。私たちは(ひるがの高原スマートIC)から県道317に出ます。
県道走行中左に白山がついてくるので、車内からもう1枚と停まった時、後ろから警笛を鳴らされ、あわててシャッターを切ったら、かろうじて片隅に写っていました。
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R156に出て右折、あとは記憶に残っている道を走ると、大日ケ岳登山口の道標があります。
ICから8キロ余り、15分前後と便利のいい位置の登山口に8:30に到着、自宅からちょうど4時間です。
フェンスの中は簡易水道貯水場です。
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8:40 支度を済ませ出発。貯水槽の横の舗装道路を進むと登山口になります。
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色とりどり、色彩の世界を進みます。
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15分ほどで鉄塔に着きました。
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振り向くと、なだらかな斜面を引く山は鷲ケ岳でしょうか?
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特別急な登りもなく、ほぼ直線状の歩きやすい快適な道です。
ブナやミズナラなどとっても背の高い木が多いけれど、何故か写真は紅葉した低木ばかりです。
三等三角点鎌ケ洞1356.3mを通過します。
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三角点のすぐ先、ぶなの大木に囲まれた(いっぷく平)に着きました。10:20です。
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緩やかな登りなので休憩するほどでもなく、先を進みます。
巾の広い尾根道ですが樹木が茂り、展望はほとんどありません。
そんな中、樹木の間から左別山、右白山がチラリとのぞきます。
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1500mあたりから樹木は葉を落とし、冬の準備に入っていきます。東側に御嶽山が見えました。
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植生は樹木からササ原に変わっていきます。
11:25展望台に着きました。大日ケ岳はすぐ目の前です。
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白山方面はガスがかかっていますが、東方面は何とか視界は確保されています。
思い切り調整してアルプスをアップ。右は乗鞍ですが、位置関係から山名を入れてみました。
もう少しはっきり見えたらわかるのですが・・・北穂の左の低い部分は大キレット?
とすると、その左の雪を冠ったあたりは南岳・中岳・槍ケ岳・・・?この写真では判別が難しいですね。
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ひるがの高原と右御嶽山、左乗鞍岳。
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一度下ってから最後ひと踏ん張りで大日ケ岳山頂に着きました。
山頂はなにか雑然とした感じがします。
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三角点は1等で、点名も大日ケ岳です。
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北方面はガスが切れず、白山方面は残念です。
時刻は11:50 ここでお昼にしましょう。
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1時間ほどのんびりして12:50 山頂をあとにします。
登りと同じ道を引き返し15:05 登山口に降りてきました。
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全体的になだらかな山で、下がスキー場なのでリフトを利用すると、標高1500mあたりまで登れるので、スノーシュハイクにもいい山です。
15:20 出発。今夜の宿は2~3分走った所にあります。11年前もお世話になった宿です。
あじさい通りを走るのですが、名前通り今もあじさいが咲いているのには驚きです。
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夕食は鍋物です。11年前も鍋でした。
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宿泊者は私たちだけ。やはりここはスキーシーズンが稼ぎ時でしょうね。
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部屋は二部屋用意されていましたが、ふとんを敷くのが面倒なので四方からこたつに足を入れ、文字通りの雑魚寝で、朝までグッスリ眠りました。

 両側になだらかな斜面を広げた大日ケ岳。(2012・7・26別山より撮影)
白山から南に延びた白山山系は、この大日ケ岳で終わりを告げ、緩やかに長良川に下って行きます。
長良川の源流にもなっています。
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[本日のデーター]

自宅4:30⇒姫路東IC(山陽・中国・名神・東海北陸)ひるがの高原スマートIC⇒県道317⇒R156⇒ひるがの高原町内を走り、大日ケ岳駐車場8:30 

出発8:40→鉄塔8:55→いっぷく平10:20→展望台11:20~11:30→大日ケ岳11:50~12:50→
展望台13:00→いっぷく平13:55~14:05→鉄塔15:00→駐車場15:10

出発15:20⇒宿泊地15:25

(走行距離 約360キロ 歩行距離 約11.6キロ 累積標高差 約900m)

by hotaka443 | 2012-11-06 21:18