みちくさおじさん山を歩く

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No231 百里ケ岳は雨 帰り道に赤石ケ岳へ

赤石ケ岳(736.2m) 京都府福知山市・与謝野町 2012・7・21(土) 天気・晴れ メンバー・5名


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自宅6時出発、百里ケ岳に向かった。
今年は太平洋高気圧が未発達のため寒気が次々と南下、不安定な天気で各地でゲリラ豪雨の被害が発生している。

今日も不安定でいつ雨が降ってもおかしくない空模様だが、なんと百里ケ岳の手前まで来ていきなり雨が降り出した。
登山口で さてどうするか・・・しかし次第に激しさを増す雨には撤退する以外にない。
「せっかくここまで来たのに・・・」とボヤきながら、早く帰っても仕方ないので、一般道をのんびり帰ろうか、とR27に出る。

激しい雨も西に走るにほど晴れ間ものぞくようになる。舞鶴でR175に入り、お昼になったので道沿いの「舞鶴港とれとれセンター」で豪華な食事をいただき しばし雑談。

帰り道、大江山の近くを走るので、ひと登りしようか、と話がまとまったが、何度も登っている大江山は面白くないので、メンバーさん未登の赤石ケ岳に行き先変更、R176に入る。

17キロはど走ると、大江山憩いの広場の道標に従い右折。集落を過ぎ 山道を登ると終点の憩いの広場に着いた。時刻は13:30になっている。
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ここは宿泊施設があり、展望浴場やキャンプ場、バンガロー、子供の遊具、遊び広場等の施設がもうけられている。
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登山口の案内板。
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13:40出発。1時間もあれば登ってしまう簡単な山だ。二又になっている左が登山道で、右の舗装道路のつきあたりの建物には、モノレーター乗り場の看板が上がっている。モノレーター?帰りに覗いてみよう。
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すぐに分岐があり、左が大江山・千丈ケ嶽で右が赤石ケ岳。前回来た時の写真を見ると、千丈ケ嶽2.7キロの道標があったのだが、なくなっている。
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少し登ると千丈・赤石のコルに出る。見上げる赤石ケ岳。
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コルあたりは気持ちのいい草原だが、すぐに赤い岩が多くなる。これが山の謂れだろうか。
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14:20 50分ほどで山頂に着いた。
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南側が大きく開け、端正な姿の三岳が目の前に。
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パノラマ写真。右に以前登った居母山から富岡山、鉄鈷山、床尾山あたりだろうが、同定出来ない。
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三等三角点赤石岳
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山頂北側に2本のレールとその向こうの木立に東屋がある。
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レールは下に向かって林の中に消えていく。これがモノレーターの軌道だ。
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14:50山頂でゆっくりくつろいでから下山開始
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千丈ケ嶽に続く登山道。左端の山は鳩ケ峰。画面中央の白い点は東屋。帰りはコルから少し登り、あの東屋経由で下山。
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東屋から登ってきた位置にある道標。
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赤石ケ岳と赤い屋根の大江山憩いの広場管理棟。
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東屋
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モノレーター駅に寄ってみる。シートで覆われたモノレーター。夏休みで子供たちが来ると運転するのかな?
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山頂に向かって延びる軌道
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15:25東屋まで遠回りして、15:25降りてきた。この写真は昨年12月、千丈ケ嶽から写したもので、右が赤石ケ岳で左が三岳。赤石ケ岳も大江山連峰に入るが、少し離れているので、登山者は少ないようだ。
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15:35長時間ドライブと短時間山行を終え、帰途に着く。帰りは夜久野峠にある夜久野高原温泉・ほっこり館で汗を流し、18:30帰宅した。
by hotaka443 | 2012-07-28 07:14

No230 奥越高原・経ケ岳

経ケ岳(1626.2m) 福井県大野市・勝山市 2012.7.16(月・祝日) 天気・ガス後晴れ メンバー・2人


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前線は日本海に北上、そろそろ梅雨も末期に近ずいてきた。私には関係ないが世の中は3連休だ。
ちょうどタイミングよく、日・月に予定していた用事が急に延期になった。

それじゃ休日割引の高速に乗り、福井の経ケ岳に登るか、と平成11年頃からメモっている記録を探すが、見当たらない。
一度だけYKさんと登っているので、記録モレかそれ以前かもわからない。

そこでYKさんに声をかけると、是非登りたいが、5時出発の日帰りは体力がなくなっているので無理。
現地前夜泊まりなら登れるとだろう、の言葉に予定変更。あわてて宿を確保し、日曜の午後自宅を出発する。

5:50大野市の宿を出発。県道26に入る。東の方の山々は残念ながらガスで包まれている。県道26から広域基幹林道・法恩寺線に入る。雪深い地を走るので冬期閉鎖解除になるのも遅く、一部崖崩れで勝山市までの途中がまだ通行止めだ。
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林道に入るとすぐに見逃してしまいそうな細い電線を3本張ったゲートがある。もう少し暗かったら知らずに通過してしまいそうだ。
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ヘアピンカーブを切りながら標高890mの登山口に着く。すでに駐車場に2台の車が止まっている。6:30だ。

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コンビニで買ってきた朝食をとる。上の方は依然としてガスだか、下界は晴れており、六呂師高原から大野の町がはっきり見える。向こうの雲の下の山は部子山・銀杏峯あたりだろうか。
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準備をしていると、練馬ナンバーが到着。中年の男性が挨拶にこられた。ゲートで地元の人が開けにこられるのをしばらく待っていたが、よく見ると自分で開けるのだった、と苦笑。
三連休を利用して位山、川上(かおれ)岳を目指したが、雨で断念。今日は経ケ岳のあと冠山に登り、帰られるそうだ。川上岳は私も是非登って見たい山である。

7:00同時にスタートしたが、まだ冠まで足を延ばすというだけあり、いかにも足が速そうだ。
YKさん「私たちはゆっくり歩きますので・・・」の声に、それではお先に、と足早に登って行かれた。
登山口は駐車場から林道を少し西に歩いた所にある。
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林道を挟んだ登山口の反対側は、六呂獅高原スキー場のリフト乗り場あたりにある登山口に下る。
前回はスキー場から登ったので、今回は林道登山口まで約1時間ほどの短縮だ。
左の登山道を下ると六呂獅スキー場に至る。
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杉林から自然林の中の道は、所どころ木の階段もあり、結構急だ。
やがてブナが目立つようになるが、YKさんのピッチがあやしくなってきた。かなりしんどそうである。まだ登り始めたばかりだが、大丈夫だろうか・・・
前方の2本の木に標識が見える。
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近寄って見ると・・・な~るほど、ブナともう1本の木が根元から絡み合っている。素晴らしいネーミングだ。
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美しい広葉樹林の道は8:10、やっと保月山に着いた。
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約50分程の歩行時間に対し、1時間10分もかかっている。まだ先は長いが頑張るとおっしゃるので、行けるところまで登るとしよう。
三角点は三等で「笹谷」  バックにはササユリが。
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10分ほど休憩して出発。これから登る右杓子岳、左のガスの中は中岳。
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ドウダンやつつじもまだ見られる道は一度下って杓子岳に取りつくと、長いハシゴが現れ、一人の男性が下ってこられた。すれ違いざまにお話をさせていただくと、頂上は濃いガスで視界はゼロ。登山者は男女3人のグループだけとのことだ。駐車場に福井ナンバーの軽と大阪ナンバーのRV車が停まっていたので、すれ違った男性は福井の方だ。
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結構急なハシゴである。
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ハシゴヲ登りきると短い岩稜に出る。ここは噴火の際の溶岩が固まったものだ。

経ケ岳は今から140~70万年前に噴火しており、六呂獅高原は噴火の溶岩が流れ出して出来たもので、噴火口は経ケ岳の南にあり、今は緑が生い茂る湿原となっていて、水芭蕉が咲く。
この噴火口跡には唐谷コースが横切っている。
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もう一度先ほどと同じようなハシゴを登り、少し進むと、大きな岩峰にぶつかる。
岩の左を巻くが「牛岩」という溶岩の尖ったピークだ。
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ササユリに混じってキスゲが迎えてくれる。
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杓子岳に9:10着いた。地形図には山名も標高点もない1440m程の台地状のピークだ。
ここに一人の男性が横になっておられたが、気が付かなかったのでちょっとビックリ。
男性は起き上がられ「しんどくてダウンしています」と苦笑されている。
「お願いがあります。連れの女性2名が先に登っているんですが、頂上で待っていると困るので、登る元気がないので下で待っていると伝えて下さい」
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60代後半から70代前半位だろうか、もうバテバテである。大阪ナンバーの車の人だ。
お名前をお聞きし、少し休憩をして出発。ここから中岳までは快適な笹原の尾根歩きになる。
ただここから前方は濃いガスの世界だ。
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道筋のササユリとニッコウキスゲが、閉ざされた世界の中で微笑んでくれている。
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下の画像は太陽のもとでの下山時に写した同じ花。ユリは少し開きかけている。
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登山道に沿って咲く花。
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中岳1467mの緩い登りにかかる。
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ここで早々と練馬ナンバーの男性が降りてこられた。
「ガスで期待していた白山は見えず 残念でした。これから冠に向かいます。三連休で東名は混むので、途中のSAで仮眠をとり、明日の朝自宅に帰ります」そう言い残して駆けるように降りて行かれた。

冠山は福井・岐阜県境の山で、「残しておきたい日本の自然百選」に選ばれた、貴重な景観の山である。
実は私も帰り道、時間があれば浄法寺山にでも、と思っていたが、今日は無理のようだ。

後を追うように2人の女性が下りてこられた。ダウンされた男性のお連れの人で、男性とは打って変わって元気はつらつ、見るからに大阪のおばちゃん(失礼!)といった感じの人である。
伝言を伝えると「ありがとう」とオーバーなジエスチャーで手を振って下って行かれた。

9:35尾根上の通過点のような中岳を過ぎると、90mほどの激下りで峠に下り、ガスで隠れている最後の経ケ岳の登りに取りつく。急登の登山道を見て「あれを登るの?」とYKさん溜息をつくが、よ~し頑張るで~
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ロープもある滑りやすい傾斜を下ると(切窓)と言われるコルだ。降りてきた方向を振り返る。
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ここで右から登ってくる唐谷コースと合流する。樹木が生い茂っているが、ここが旧噴火口あたりになる。
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いよいよ標高差250m程の最後の急登だ。
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10:30ガスの中の経ケ岳山頂に着いた。まわりの景色はガスに閉ざされ、何も見えない。
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大長、赤兎、白山、別山など、期待していた雄大な山並みは全てガスの中でかくれんぼ。あ~あ残念なり。
せめて三角点でもと探すが、見当たらない。多分少し北側の少し高いササ原の中だろうが、またにしよう。

ここより北に700mほど歩いたところに北岳があり、白山の絶好の展望台になっている。
景色はダメでも足跡だけは残しておこうとYKさんに言うと「私は疲れたので先に降りかける」とのこと。
それでは中岳で待っていて、と打ち合わせして北岳に向かう。(先ほどの経ケ岳山頂が南岳になる)

ところが背丈ほどのササが登山道を覆い、水分を含んでいるので あっという間に全身ずぶぬれ状態になる。
赤兎への縦走路だが、最近手入れされていないようだ。こりゃダメだ、引き返そう。
山頂に戻ると、YKさんはまだ休んでおられたので、下山することにした。

下山途中で何組かの男女のペアに会う。急に山が賑やかになってきたようだ。
噴火口から駆け登ってくるガスは少しずつ薄くなりだした。
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ガスが切れ、旧噴火口が姿を現した。
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旧噴火口跡を左に見ながら、YKさんも登りと違い帰りのピッチは順調だ。唐谷コースが原生林の中を横切っているのが見える。
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前方に中岳~杓子岳への尾根がクッキリ見える。
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11:15切窓を通過、中岳への登りに取りつく。
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11:35 中岳に着いた。食事を予定したが、数人が休憩されているので通過。杓子岳に行こう。
前方杓子岳の空はようやく青空が広がってきた。
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しかし振り向く経ケ岳あたりはようやくガスが切れ始めたものの、空は暗い。
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杓子まではササ原の雲上散歩、花も多く開放感あふれる快適な道だ。
11:50杓子岳に着いた。幸い誰もいないので食事にしよう。
ガスが急速に解消、経ケ岳方面も晴れてきた。左は中岳。
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天気が回復すると直射日光がきつい。のんびりしていたい所だが12:20スタート、保月山に向かう。
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長いハシゴを下る。
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岩稜を通過。中央の丸い山が中岳で、その右わずかに覗く尖った山が経ケ岳だ。
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保月山で10分ほど休憩し、林道に降りてきた。
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14:00駐車場に戻ってきた。
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駐車場の反対側は展望台になっている。以前はベンチと山名案内図の大きな看板があったように記憶しているのだが・・・・中央の大きな山は荒島岳。
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パノラマ写真
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14:15駐車場スタート、温泉に向かう。ここからだと下の六呂獅高原にあるのですぐだ。
14:35六呂獅高原センター・トロンに着く。スキー場の駐車場なので広い。
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六呂獅高原と六呂獅スキー場。右一番高い山が保月山。今経ケ岳に立つと、正面に白山が見えることだろう。
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15:25 山の汗を流し サッパリしたところで さあ帰ろう。
今日は三連休最後の日。
名神の渋滞が気になるところだが、南条SAを過ぎてからの電光表示板は 北陸道の敦賀~木之本間と名神は早々と15キロの渋滞標示。
名神は時間の経過とともにさらに渋滞が激しくなるのが目に見えている。
いつものパターンで敦賀ICで降り、R27で小浜まで走り、舞鶴若狭道経由に変更だ。
敦賀~小浜間は約1時間近くかかるが、渋滞に巻き込まれるよりましだ。
未開通の敦賀JCT~小浜IC間は2014年度開通だが、開通すると名神を走らなくて済むので、一日も早い開通が待たれるところだ。
こちらの道路は大きな混雑もなく19:30自宅に帰ってきた。

[参考データー]

林道登山口7:00出発→アダムの木7:40→保月山8:10~8:20→杓子岳9:10~9:15→中岳9:35→切窓9:45~9:50→経ケ岳10:30~10:45→切窓11:15→中岳11:35→杓子岳11:50~12:20→保月山13:00~13:10→駐車場14:00   (超スローペースにてあまり参考になりません)

(走行距離 約720キロ 歩行距離 約8.3キロ 累積標高差 約1040m)

by hotaka443 | 2012-07-20 20:00

No229 湖北・己高山(こだかみやま)

己高山(922.6m) 滋賀県長浜市 2012・7・8 (日) 天気・曇りのち晴れ メンバー・5人


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己高山は2009年3月以来になる。前回は残雪が多く、道標の⇒が雪で隠されて方向違いの林道に入り込み、時間ロスをした苦い思い出がある。

6時自宅を出発、北陸道木之本ICを降り、15分ほど走った8:35に登山口の駐車場に着く。まだ登山者の車はいない。
準備をしていると車が一台到着。単独行の男性で先に出発された。
8:50登山届を出して出発。駐車場の左真上の高台にあるのがよくお世話になる宿泊施設(己高庵)で
日帰り入浴が出来るのが、ありがたい。
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駐車場から北に向かう林道はすぐに二股になるが、右は法華寺跡に向かうので、道標に従い左をとる。
ここにゲートが設けられており、簡易詰所が置かれている。
上流で堰堤工事が行われているので、一般車は通行止めだ。
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雨上がりの空は山の上部をガスで隠している。そのうちに晴れてくるだろう。広い林道を歩く。林道は中ノ谷に沿って付けられているが、雨上がりで増水、ゴーゴーと音を立てて流れている。
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林道沿いに看板があるので近寄って見ると,居張瀧とある。
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すぐに林道分岐に着く。道標に従い右へ。
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少し歩くとまた分岐に着いた。ここに大きな道標が立っている。
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道標に近づいて・・・思い出した!前回来た時は雪が道標の上の方を隠しており⇒が雪の下。どちらに行こうかと迷ったが、結局右へ入ってしまい、尾根道を歩くつもりがいつまでも沢沿いなので、途中でおかしいと気付き、引き返した記憶が甦る。
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分岐を左に進み、橋を渡ると登山口がある。今日は尾根コースなので右へ入る。一合目の標示があるが、どこが基準だろう?地元高時小学校の作成だ。
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道は掘れこみ、雨が降ると大変だ。雨上がりの緑が美しい。
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変なものが・・・の声に近寄ると、一見ギンリョウソウに見えるが、ヒゲが8本等間隔に生えている。何だろう?
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高圧線が2本走っているが、最初の1本に着く。敦賀半島にある美浜原発、もんじゅ、敦賀原発からの送電線だ。
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10:05六地蔵に着いた。大きな地蔵さんを中心に左右に三体づつ並んでいる。
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5分ほど歩くと谷ルートからの道が上がってくる。
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馬どめ岩があり、続いて牛どめ岩があって展望台になっている。といっても樹林帯にほんのわずか隙間がある程度だが、モヤっており琵琶湖が確認できない。
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ギンリョウソウ モドキの三兄弟。
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平坦な地形になった。鶏足寺跡だ。うっそうとした大木のため陽が射し込まず、雑草が茂った陰気な雰囲気が漂う。かっては比叡山や白山との信仰が融合し、山岳宗教の拠点として栄えたとも言われている。
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鶏足寺跡をあとにし、最後の標高差100mの激登りだ。一部にロープが設置されている。
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ひと頑張りでどこが山頂かわからない平坦な地形の己高山に11:30に着いた。
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三等三角点「己高山」。
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まわりはうっそうとした林だが、山頂から少し東に入った所に、わずかに景色が覗いている。
なだらかな尾根が見えるだけだ。
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展望もなく長居は無用、12:00下山開始だ。帰りは南に下り、途中から西に向かう南西尾根コースを歩く。
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2本の送電線が北西から南東に走っているが、2本目の鉄塔に着いた。樹木が伐採されており、琵琶湖や竹生島が見える。
ほとんど展望のない山だけに、開放的な気分にさせてくれる貴重な場所だ。
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どんどん下って行くと、地形図にない林道に出た。
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林道を下ると道標があり、左に100m下ると石道寺とあるが、パスして鶏足寺への道をとる。
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ここからは遊歩道が整備されており、茶畑が広がる。
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すぐに十字路に出る。右に進むと鶏足寺だ。奈良時代、行基が開基したお寺で、己高山七大寺の一つとして栄えたといわれている。このあたりは紅葉の名所でもある。
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緩やかな桟道から最後の急な石段を登ると14:00鶏足寺本堂に着く。
庭の片隅にベンチが設けられているので一休みだ。
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10分ほど休憩して己高閣の下にある駐車場に向かう。先ほどの分岐に戻ってきた。
再び茶畑に出た。亀山の茶畑の看板がある。しかし手入れがされておらず、雑草が伸び放題だ。
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遊歩道が終わり、登りに歩いた林道沿いの中ノ谷の下流を渡ると、田畑が広がっている。
歩いてきた方向を振り返る。
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登りに歩いた林道に出た。駐車場はすぐ横にある。14:25駐車場着。
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登山靴を履き替え、すぐ上の己高閣のお風呂へ。登山の後のお風呂は格別の御馳走だ。
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15:35サッパリしたところで帰途に着く。途中SAで食事をとり 18:50自宅に帰ってきた。


[参考データー]

自宅6:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・北陸)木之本IC⇒R9⇒県道281⇒己高閣下の己高山駐車場8:35
出発8:50→登山口9:10→六地蔵10:05→己高山11:30~12:00→鉄塔下展望12:45→遊歩道入口13:50→鶏足寺14:00~14:10→駐車場14:25→己高閣入浴14:35~15:35
出発15:35⇒往路経由自宅着18:50

(走行距離 約520キロ  歩行距離 約9.6キロ  累積標高差 約910m)

by hotaka443 | 2012-07-13 15:28

No228 御嶽山の展望台・小秀山へ

小秀山(1981.7m) 岐阜県中津川市・長野県王滝村 2012・6・30 (土) 天気・晴れ メンバー・3人

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昨年の5月に続いての小秀山、今日はTさんがかねてから登りたいとおっしゃっていたので、案内役である。
ここまできて一座ではもったいないので、これまでは一泊して2座登っていたが、今回は日程の都合で土曜の午後出発
一泊して一座のみにする。
早朝出発、深夜帰りの日帰りも可能だが、奥深い山で時間がかかるので、余裕をもたせての一泊だ。

小秀山は中央道中津川ICからが一般的だが、土曜日午後出発だと時間的余裕があるので、一度走りたかったR41を北上
下呂温泉の民宿泊まりで計画した。

このR41、かなり以前になるが集中豪雨によるガケ崩れで観光バス2台が飛騨川に転落、国内のバス事故史上最高の犠牲者を出し、並行する高山本線も不通になった。
当時マスコミが連日報道していたこと記憶しているので、どのような危険な場所なのか、走って見たかったのである。

金曜日12:30姫路を出発、名神から東海北陸道に入り、美濃・関Jctから東海環状へ。
そして美濃加茂ICで降りると富山に至るR41だ。ここから下呂まで約75キロ、飛騨川に沿って曲がりくねった走ることになる。

ICから15キロほど走ると人家も切れ、山峡に入って行く。両側から迫った山が急斜面で飛騨川に落ち込み、わずかの空間をR41とJR高山本線が縫うように走っている。
このあたりは「飛水峡」と呼ばれ、飛騨川の激流によって川床が浸食されて出来た絶壁の景観が12キロにわたって続く。
また激流が岩をつぼ状に削ってできた甌穴が1000ケあまりも点在し、国の天然記念物に指定されている。
写真を撮りたくても車を停める場所がなく、核心部を通過、かなり上流まで来てしまい川幅も広がってしまった。
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このあたりがバス転落事故現場。対岸はJR高山本線。
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1968年8月、台風が日本海を北東進で飛騨地方は集中豪雨に見舞われ、名古屋の団体客を乗せて乗鞍に向かっていた観光バス15台がガケ崩れで前進不能。バックして名古屋に引き返す途中、再び前方でガケ崩れ発生でバスは立ち往生。
深夜になってそこに運悪く崖崩れが発生し、濁流の飛騨川にバス2台が押し流されたので、何か所かある飛騨川のダムの水を抜き「水位ゼロ作戦」で捜索、結局107名のうち104名が犠牲になり、一人の遺体が海岸まで流されて発見されたが、10人近くが行方不明になったままという最悪のバス事故がこのあたりで発生した。

17:00下呂温泉の民宿に着いた。下呂温泉は始めてなので食事前に町ヲブラブラ。あちこちに足湯がある。
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朝が早いので一泊夕食のみで6450円。その夕食メニュー。
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空が明るくなってきた4:15宿を出発。R41からR257へ。下呂・中津川市境の舞台峠を下ると左折して 乙女渓谷への農道に入る。但しこの道標は農道側に立っているので、国道を走っているとわかりずらい。
中津川からの場合は下の写真のにぎやかな交差点を右折する。直進は下呂方面だ。
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4:45乙女渓谷駐車場に着いた。さすがこの時間一台の車もない。
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4:50駐車場スタート。キャンプ・バンガロー等の管理棟で登山届を提出。二の谷コースは建物横から登山道は始まる。
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美しい本谷川を渡ると、案内板があり、頂上まで5966m、4時間40分とm単位まで掲示してある。
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深いV字形の乙女渓谷に入ると夜がまだ残っており、古いデジカメでは光量不足で撮影不向きだ。
案内板から少し進むと美しい渓谷”乙女渕”だが、画像を見ると真っ暗。時刻は5時ジャスト。調整してみてこの程度までだ。
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2分ほど歩くと”碧水湖”があるがここも真っ暗なので、明るい時の写真を。
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乙女渓谷は深いゴルジェになっており、一部を除き登山道が付けられないので,立派な桟道や木橋が架けられており、夫婦滝までは遊歩道となっている。
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作年は異常なかったが、崖崩れで桟道が押しつぶされている。
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10分あまりで対岸の崖から勢いよく落下する”ねじれ滝”が見えてくるが、樹木が茂りすぎて全容は見えない。
普通これだけの水量だと、岩が削られ真っ直ぐな流れになるものだが、飛騨流紋岩という非常に硬い岩なので、水に削られることはないそうだ。
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シャクナゲ群生地。小秀山はここ以外にもシャクナゲの木が多い。
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“和合の滝” 二筋の流れが下で一つにまとまっているところから名づけられたのか・・・
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耳を澄ませば乙女のささやきが・・・聞こえてくるのは水の流れだけ・・・・
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看板がなければ通り過ぎてしまう天狗岩。
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展望台の標示があり登って見る。天狗岩の正面になるが、視線は夫婦滝に。アップで撮らないとわからないな。
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5:50避難小屋通過
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少し先にエボシ岩の標示。これも標示がなければ通り過ぎてしまいそう。
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旧夫婦滝展望台。桟道横に崩れた岩が積み重なっているが、以前はここに展望台があったのか・・・
適当な岩を登ると、夫婦滝が見えてきた。
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6:15夫婦滝の男滝、落差80mに着いた。女滝は夫婦の間に張り出した崖の向こう側になり、見えない。
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この標識はキョリ約1.7キロ、標高差380mに架けられた桟道・桟橋の数が55箇所目、参道の長さが5.1mを現す。遊歩道を兼ねて延々と架けられた桟道もここまで。美しい渓谷美から登山の世界に入る。
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ベンチが設けられているので滝を見ながら出発前に朝食にする。
コンビニで買ってきているが、昨夜の宿でタップリ出されたご飯、あまり残すのもどうかと思い内緒で作ったおにぎりを頂くが、これがまた美味い!

今日の道のりは長いのであまりゆっくりはできない。6:30出発だ.
ここからはいきなり岩のゴロゴロした激登になる。
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今日始めての登山者が急斜面をグングン登ってくる。単独のようだ。
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激登りが一段落すると子滝だ。
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小滝の真上に孫滝がある。孫も子も一本の流れになり、勢いよく男滝に流れ落ちる。時刻は6:50、ちょうど2時間かかっている。
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15分ほど登ると鎧岩という巨大な岩があり、登山道は鎧岩を巻いて進む。ちょうどこのあたりで単独の男性い追い抜かれる。
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7:10第一展望台の道標に着いた。
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左に少し登った所が狭いが西側のみ開けた展望台になっている。せっかくだから登ってみると、先ほどの男性が休憩しておられた。
しばらくお話をさせていただくと、横浜の方で昨夜は途中で一泊、仕事の都合で今日中に帰られるそうだ。
今はこのあたりを集中的に登っており、次は奥三界岳に登る予定で、登られていたらどんな山か教えてほしい、と言われる。
奥三界岳はここより南東にある1811mの山だが、私もまだ未登の山だ。
このあともう一度どこかでお会いするでしょうが、お先に失礼します、と先に出発された。

西の展望は狭い範囲で、手前三国山の向こうに1641mの白草山が見える。登山道が整備されており登って見たい山の一つだ。
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距離にして130m先に第二展望台がある。ちょうどこのあたりが中間地点だ。う~ん まだ先が長いな~
ここは第一の少し上、展望もそう違わないだろうから通過する。
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7:45 コース最大の難関と言われる(カモシカ渡り)に着いた。高さ7~8mのほぼ垂直な壁だが、木の根や岩の窪みに足場がとれ、慎重に登ればそう危険な所ではない。
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登りきるとナイフリッジだが、両側は木が茂っているので簡単に通過する。
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すぐにカブト岩眺望個所がある。
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見上げるカブト岩。この画像では頂上の岩の確認はできない。
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8」10 傾斜が緩くなり、やがて下山に歩く三ノ谷分岐に出た。画面左から登ってきたが、下山は右に下る。
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地面に這うようなシャクナゲの蕾。果たして咲くだろうか?
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樹間から、西の空に白山らしき山が覗いた。しかし写真では確認が難しい。そこで思いッきり画像調整すると・・・見えた!
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再び急な登りになる。新しいロープが設置されている。
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北側が開け、待望の御嶽が覗いた!残雪を期待したが融けてしまっているようだ。
しかし御嶽さんが見えるかどうか心配していただけに,満足だ。
こうなると一刻も早く頂上に立ちたいが、まだ先は長い。
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巨大なカブト岩が近付いてくる。
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カブト岩の下を巻く
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8:30カブト岩に到着
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「あ~疲れたわ まだ2キロもあるんや 頂上まで・・・」
登山口からここまで4キロで、急登の標高差1000m、結構きつい山だ。 
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手前右の山が小秀山。頂上の避難小屋が見えている。バックは御嶽山。
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北西には白山がかろうじて確認できる。、。
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白山から南に向かって荒島岳、能郷白山、伊吹山、鈴鹿方面が見えるのだが、すべて雲の中だ。
コーヒーをいただく。見上げる空には美しい卷雲が広がっているが、時間とともに一部は雨卷雲に変わっていく。天気は下り坂だ。(西の姫路では午後からポツポツ雨が降りだしている)
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8:45雄大な景色をもっと楽しんでいたいが、先を急ごう。5分ほど歩くと第一高原だ。高原といっても南側が開けた尾根上の狭い一角だ。「晴れていれば名古屋の町が見えます」の標示。
直線距離で60キロほど。しかし残念ながら一面ガスの世界だ。
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カブト岩までの急な登りから一転、尾根上の緩やかな起伏の道は15分ほどで第二高原に着く。
東側が開けたササ原だ。
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ピンボケのツバメオモト
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ランの一種?
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マイズルソウト白いのはギンリョウソウ
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ドウダン
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イワカガミとマイズルソウ
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やっとシャクナゲを見つけた
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ゴゼンタチバナ
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コバイケソウ
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ようやく頂上の避難小屋が近づいてきた。あとひと頑張りだ。
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第三高原。中央アルプスが見えるが、雲が多い。
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最後のひと登りで9:45、5時間かけてやっと小秀山山頂に到着した。
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二等三角点、点名は小秀山
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少し北に降りた所に岩場があり、御嶽山の大展望になっている。直線でわずか14キロの距離だ。
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東に連なる中央アルプス。雲がかかっているので同定しにくいが、中央右の雲がかかっているあたりが木曽駒、宝剣、三ノ沢あたりのようだ。
中央アルプスの後の南アルプスや、ずっと南の恵那山も今日は雲の中だ。
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2010年7月完成の避難小屋。
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横の草むらの(おこじょの家)
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山頂にはただひとり、先ほどの横浜の男性が食事を終えられ、下山準備をされている。われわれも食事にしよう。
「どこかで会えるといいですね」男性が下山された後、入れかわって若い男女が登ってこられた。
不思議なもので狭い山頂の雰囲気がガラリと変わった。
雲が切れ御嶽の西の裾野に山が覗いた。北アルプスだ。思わず興奮してしまう。最大に拡大してみた。
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次々と登ってこられるので場を譲って下山準備をする。

10:30スタート。すぐ先の避難小屋に寄って見る。土足厳禁なので、入口から一枚。
キレイに掃除がされており、バイオトイレもある。
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小屋前から見る下山方向。それぞれのピークを踏み、右端の小さなコブ、カブト岩まで歩く。遠いな~
帰り道ではカブト岩までざっと40人程の登山者とすれ違う。そのカブト岩には11:25に」降りてきた。
あまりアップダウンがないので登り1時間、下り55分だ。
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11:40二の谷・三の谷分岐に着いた。樹林帯の中をひたすら歩く、どちらかというと退屈な道が三の谷コースだが、二の谷へは下りたくないとおっしゃるので、退屈道に入る。
12:00唯一展望がある鶏岩眺望に着く。
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戦国時代、麓にあった寺が襲われ、ここに寺を建て僧兵たちが軍資金と金の鶏を埋めたといわれている。
ところが江戸時代の大地震で寺は崩壊。明治時代になってその噂を知った村人が金を掘り起こそうとして山に入ったが、そのまま帰って来なかったという。
三の谷の向こうに聳える岩峰が鶏岩。
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ここを過ぎると檜の植林地帯で全く展望はない。名前は三の谷コースだが谷ははるか下で、山腹に切られたジグザク道を黙々と下る。

2009年に訪れた時、カブト岩で地元の人とお話をさせてもらったが、姫路からきたというと「親戚みたいなものやなあ」と言われたことがあった。
それはこのあたりは良質の檜を生産しており、東濃の檜として有名で、1956年から8年をかけて行われた姫路城の昭和の大修理に何本かが心柱として使われたそうだ。

三の谷の流れの音が近くなってきて13:30ようやく登山口の林道に降り立った。1時間50分、長かったなあ。
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ここから駐車場まで約2キロの林道歩きだ。途中に(秀宝水)という水場がある。年中枯れることがないそうだ。冷たくて ウマイ!空いたペットボトルに入れておこう。
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大きくカーブする林道を2か所ショートカットして林道通行止めゲートの外に降りる。
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14:05 8時間15分かかって駐車場に戻ってきた。
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14:20駐車場をあとに温泉へ。帰りはR275を中津川に向かうが、その途中に温泉がある。
14:40 付地峡温泉・おんぼいの湯に着く。「おんぼい」とはこのあたりで生産された木材を、川に流す時のかけ声だそうだ。
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8時間の汗を流し、15:30さっぱりしたところで温泉スタート。心配した恵那から多治見にかけてと名神の渋滞もなく、途中のSAで食事をとり、20時頃姫路に無事帰ってきた。

[参考データー]

6月29日(金)
姫路12:30⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・東海北陸・東海環状)美濃加茂IC⇒R41下呂温泉宿17:00
6月30日(土)
宿4:15⇒R41⇒R257⇒小郷農道 乙女渓谷駐車場4:45
出発4:50→夫婦滝展望台6:15~6:20→第一展望台7:10~7:30→カモシカ渡り7:45→一の谷・二の谷分岐8:10→カブト岩8:30~8:45→小秀山9:45~10:30→カブト岩11:25~11:30→分岐11:40→鶏岩12:00→林道登山口13:30→駐車場14:05
駐車場出発14:20⇒R257・R19中津川IC(中央・名神・中国・山陽)山陽姫路東IC19:50 

(走行距離 約790キロ 歩行距離 約14キロ 累積標高差 約1220m)


by hotaka443 | 2012-07-07 20:30

No227 雲上の庭園 白岩山

白岩山(973m) 兵庫県神崎郡神河町 2012・6・26 (火) 天気・晴れ メンバー・4人



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今日はのんびり歩きで 近くの白岩山だ。簡単な行き先と日付のメモ記録は2000年12月頃から残しているが、それによると2003年と2004年の2回登っている。
しかし陰気な植林歩きと、山頂がちょっとした日本庭園のような趣のある山だった、という以外全く覚えていない。
そこで出かける前にちょっとWebを覗き、西コースと東コースがあり、登山口にはしっかりとした道標がある、ということを記憶して7:45出発する。
播但道を神崎北で降り、R312を少し北に走ると 点滅信号・交差点名(猪篠・いざさ)がある。
ここを東に向かって坂を登って行くと、行く手高台に猪篠の集落が見えてくる。
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道なりに走ると、しっかりした道標が立っているが、記憶に残っていない。それもそのはず、2006年の日付が記入してある。
記憶では西コースを往復しているが、東コースがあるようなので東を登り高畑山まで行き、帰りは西コースにしよう。
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浄水場をすぎるとうす暗い植林になり、簡易舗装の路面は雨水でえぐられ荒れてきたので、浄水場近くまでバックして路肩に駐車する。時刻は8:30だ。走ってきた方向を振り返る。
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支度をして8:35 林道を東に向かって歩くと獣除けゲートがあるので、開いて入る。
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林道を進むと登山道らしき道が山に入っている。しかし記憶してきた登山口の道標がないので疑いもせず通過。
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しかしだいぶ歩いてから おかしいぞ、という事に気がついた。予定の東コースは地形図には掲載されていないが、明らかに行きすぎだ。
道標の存在には注意していたが、会話に気を取られ地形図まで見ていない。
歩いてきた記憶と地形図を見くらべると、かなり奥まで来ている。現場地点の証拠写真を撮りUターンだ。
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先ほどの登山口らしき所まで戻ってきた。生い茂った雑草をかき分けてみると、あった!
朽ちた道標が雑草の中で眠っているではないか。とりあえず復元し、写真を撮っておく。
木の道標は永遠ではなく、寿命があるものだ。この間30分ほどロスをしてしまった。
9:50改めて登山口出発。
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薄暗い植林の中を歩いて行くと、すぐに小滝が現れた。感じのいい滝だ。
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植林から岩がゴロゴロとした一角を通過。日が射し込まないので苔むしている。
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壊れた獣除けネットをくぐり、3回ほど渡渉、ウツギが満開だ。
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林道のような道に出たがすぐに二又がある。文字の読めない道標が右を指している。左は地形図の行き止まりになっている破線のようだ。
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植林が切れ、伐採地に出た。ヤレヤレと思ったがすぐ前方に植林が待ち構えている。
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短い植林を通過すると前方の草原に道標が立っている。
西コースとの合流点だ。日付けは新しく、2011.10.16に立てられたものだ。
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草地を登って行くと巨岩が多くなってきた。ツツジが岩とよく似合う。
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アセビが多い。
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山合を南に走っているのは播但道だろうか。
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10:40 山頂に着いた。登山口からわずか50分だ。8年前にはなかったな~この看板。
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それにしても こんな狭い山頂だった・・・?
あちこちに大岩が点在、広々とした開放的な日本庭園、という記憶だったが、随分記憶とはかけ離れている。記憶にはまわりの樹木の成長が入っていないので、当然だが・・・
とはいうものの、雰囲気のいい山頂だ。
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あの高い峰は笠形山だろうか。
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大柿さんのプレートが枯れ葉に埋れていたので移動さす。
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林道ハイクを楽しんだので高畑山は次の機会とし、山頂でノンビリしようということになり、早いがお昼にする。
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11:55 雑談に花を咲かせて1時間15分経過。下山して次の行き先は温泉だが、近くの温泉は思いつかないので、香寺町の(竹取りの湯)まで帰ることにする。
山頂近くはアセビの木が多い。
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先ほどの分岐に降りてきた。西コースは直進だ。
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しばらくは植林尾根を歩いていたが、途中から尾根を外れ、植林の中をジグザグに急降下する。
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激下りが終わる頃、獣除けゲートの前に出る。
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登山口に降りてきた。ここから駐車地点までは1キロ弱だ。
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最近あまり見なくなったタチアオイ。
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浄水場前を過ぎると 駐車場所はすぐだ。
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駐車地点に到着する。13:20だ。
帰りは(竹取りの湯)で汗を流し16時前姫路に帰ってきた。

(走行距離 約100キロ  歩行距離 約6.3キロ  累積標高差 約670m)
by hotaka443 | 2012-07-02 16:35

No227 敦賀三山・西方が岳から蠑螺が岳へ

西方が岳(764.1m)~蠑螺が岳(685.5m)福井県敦賀市・美浜町 2012.6.24 (日) 天気・晴れ


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6時に姫路を出発。今日はマイクロバスだ。北陸道敦賀ICを降り、気比の松原から敦賀半島の東側の県道33から141に入り、安産祈願の神社として有名な常宮神社入口に9:25に着いた。
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常宮神社には秀吉が持ち帰ったとされる新羅製の朝鮮鐘を所蔵しており、国宝に指定されている。
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9:40スタート。神社境内からの道は民家の間に続き、少し歩くと前方の電柱に登山口の標識がかかっているのが見える。
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集落を抜け、水田の間の舗装農道を進むと、登山口に着く。その手前に美しい額あじさいが・・・
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いきなりの階段が迎えてくれるが、ありがたくない歓迎だ。
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樹間から見上げると、奥の院展望所の巨岩が見える。
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途中から鉄塔巡視路が合流、プラ階段に変わる。頭上には敦賀原発からの高圧線が2本走っている。
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10:05 巨岩の奥の院展望所に着いた。
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岩に上がると、敦賀湾と敦賀の町を一望にする素晴らしい景色が広がっている。
ただどんよりとした空を映してか、海面は濁った感じだ。そこで前回の写真を参考までに。
下の写真では画面右から中央あたりまで松並木、気比の松原が延びているのがわかる。
長さ1.5キロに黒松17000本、静岡の美保の松原、佐賀の虹の松原と並ぶ、日本三大松原のひとつだ。
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P236を巻き、なだらかな道を進むと銀命水の水場に着く。狭い岩の中を清らかな水が流れている。年中枯れることはないそうだ。傍にコップが置いてあるのでいっぱいいただく。うまい!
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登山道沿いのあちこちにササユリが花をつけている。
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11:25天然記念物のオーム岩に着く。奥の院展望所のちょうど360mほどの上部になる。
説明看板によると、高さ20m.・横幅30mで、25m離れた所にある呼石からオーム岩に呼びかけると、それに応えるそうだ。
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オーム岩からの展望。前回の写真。
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P580を過ぎると穏やかな道になり、コースで一番美しいブナ林になる。
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頂上が近付くと少し急坂になる。全体的にいえることは、勾配が急なところは雨水の流れで道がえぐられ、2年前に比べるとかなり深い溝が出来ているようだ。
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12:10 西方ガ岳頂上に着いた。
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広い山頂の西の端に避難小屋が建ってっている。
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東に少し下った所に大岩があり、素晴らしい展望が広がっている。
ただ残念なことに今日はモヤっており、視界はあまりよくないが、まず探すのは白山。
よく見るとかろうじてそれらしき白い山並みが確認できる。写真に写らないか、と画像調整してみると・・・
見えた!白山と別山が。
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北方はこれから向かうサザエ方面の山並みと、遠く霞んでいるのは越前岬。
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食事を済ませ12:55蠑螺に向け出発。避難小屋の横を進むとすぐに道標があるので、まず左三角点に向かう。
分岐から数十メートル進んだ小高い丘の上の周りの雑草が刈り取られた狭い場所で、見晴らしはない。
以前はなかった三角点名称板が付けられた二等三角点西方ケ岳がある。これは蠑螺にもあるが私設のものだろう。
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縦走路に戻り、ブナの混じった美しい自然林の中を歩いていると、ササユリがあちこちで我々を迎えてくれる。
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800mほど歩くと、左カモシカ台の道標がある。
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少し下ってから急坂を登ると、狭い台地に巨岩を配したカモシカ台に着く。
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東と西の巨岩の上に立てば、敦賀半島の両側が見渡せる素晴らしい展望だ。
西側には日本海が広がり、すぐ下には運転停止中の美浜原発が見え、視界が良ければ三角錐の青葉山まで見えるのだが、今日はモヤっている。
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東の敦賀湾。巨岩の上部に 肉眼では白山が見えるのだが・・・
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景色を楽しんでから縦走路に戻る。なお途中に尼ケ池への分岐があるが、藻で覆われた小さな池で、見るべきものがないのでカットする。
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多少のアップダウンはあるが、植林が全くない美しい自然林は気持ちがいい。
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14:05 蠑螺ケ岳頂上に着いた。狭い山頂にここも巨岩を配している。
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三等三角点螺ケ岳
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透明度の高い水質を誇る敦賀湾に浮かぶ美しい水島。夏になると海水浴客やダイバー、サーフイー客等が多数訪れ、島が沈んでしまわないか、と思うほどだ。
中央の木が茂った所が島の最高点6mだ。対岸から連絡船が夏季には10分間隔で運んでくれる。
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市のパンフレッドより
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敦賀原発
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14:20最終行程の浦底に向かって下山開始。
途中に一枚岩展望所の大岩があり、敦賀湾の最終展望台になる。
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高度が低くなった分だけ視界は狭まる。
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下界が近づくと植生が変わるので、ササユリも見納めになる。
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どんどん下るとロープを張った滑りやすい赤土の急坂に変わる。
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16:05やっと登山口に降りてきた。おっと危ない、間一髪セーフ。
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少し下ると敦賀原発神明寮に通じる広い道に出る。
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その道はすぐに常宮神社に通じる県道141に出る。
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迎えに来ていただいているバスに乗り、帰りは北陸道を使わずR27で舞鶴若狭道・小浜ICに向う。
尚現在小浜まで開通しているが、北陸道敦賀JCTにつながるのは2014年度の予定で、これが北陸道と繋がると、混雑する名神をパス出来るので、開通が待たれるところだ。
途中、美方町の国道筋(みかた温泉・きららの湯)に立ち寄り汗を流す。
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西紀SAで食事をとって21:50姫路に帰ってきた。   
(歩行距離 約9.3キロ 累積標高差 約940m)
by hotaka443 | 2012-07-01 22:00