みちくさおじさん山を歩く

<   2012年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

No218 佐渡島 あ~悔しい! 電池切れ

ドンデン山荘マトネ(937.5m)~金北山(1172.1m)~白雲台 新潟県佐渡市 2012.5.13(日)~16(水) 天気・晴れ⇒雨⇒晴れ  メンバー・6人


b0185573_20365049.jpg

b0185573_1512776.jpg

b0185573_1458554.jpg


5月13日(日) 天気・晴れ 移動日
姫路から佐渡への道のりは遠い。船は直江津からにするか、新潟にするか、その時の都合ということで 5:30姫路を出発する。
石川県に入ってから右手に真っ白な白山を、そして富山を過ぎてからは立山連峰、剱から薬師の山並みを眼前に快調に走る。
b0185573_8104634.jpg

船のダイヤは直江津港が13:40、新潟港は16:00だが、糸魚川通過でまだ11:40。
新潟の場合は時間が余りすぎるので直江津からの乗船に決定し、12時ジャストに上越ICを降りる。
直江津の町を少しぶらつき、直江津港内の食堂で腹ごしらえをする。
b0185573_8264585.jpg

佐渡小木港からの折り返しになる大型フエリー(こがね丸)の接岸風景。若い女性がワイヤーを引っ張っている。
b0185573_8332318.jpg

全長120m、内部は5階まであり、定員1210人、約4300トンで乗用車にすると151台積載できるとパンフレッドに書いてあるが、めったに船に乗る機会はないので、船に関してはよくわからない。列車、電車なら目の色が変わるのだが・・・
b0185573_8333511.jpg

13:40定刻に出港。バックの雪を冠った山は焼山・火打あたりだろうか。
b0185573_858347.jpg

しばらくヘリが旋廻する。
b0185573_8591382.jpg

ものすごい数のカモメがやってきた。乗客がお菓子を差しだすと上手にキャッチする。食べ物を目当てに集まってくるのだ。
b0185573_945510.jpg

やがて島影が消え、大海原の日本海を北に進む。そして定刻の16:20に小木港に接岸した。小木の町は佐渡の南西端になる。外に出ると冷たい風が吹き、寒い!
小木は”たらい舟”が名物らしい。港に隣接して乗り場がある。
b0185573_9395896.jpg

誰もいないので本日は営業終了か、と思ったら、今のフエリーの乗客がドヤドヤやってきた。
自分で体験できるが、ボートと違い形が丸いので難しそうで、どちらに進むのかわからないので見ていてハラハラする場面も。
b0185573_938532.jpg

寒いので乗る気になれず、今夜の宿、佐渡グランドホテルに向かう。
場所は佐渡の玄関口、新潟からの船が着く両津の町だ。かっては佐渡島唯一の市、両津市だったが、平成の大合併で全島が佐渡市になった。
小木からは島内ただひとつの国道350から県道65を走り両津港に向かう。始めての道、しかも佐渡ケ島となるとあたりをキョロキョロするのに忙しい。
17:45 ホテルに着く。
b0185573_9585218.jpg

私には佐渡は遠すぎて縁のない島だったが、宿を探す時に佐渡は温泉が多いという事を知り 驚いた。
両津は加茂湖という大きな湖があり、両津湾とつながっているが、加茂湖の周りにも温泉が多い。
この佐渡グランドホテルも加茂湖に面しており、温泉である。
夕食と朝食。(一泊二食付き ¥8550 消費税・入湯税含)
b0185573_1021163.jpg
b0185573_1023265.jpg


5月14日(月) 天気・晴れ 大佐渡山地主峰縦走

快晴の朝、ホテルの窓越しに加茂湖と小佐渡丘稜を見る。
b0185573_20121490.jpg

湖畔から今日登る金北山を見る。わずか1172mだがさすが北の国、残雪が眩しい。
左端の山頂の白い建物は自衛隊の施設だが、あの建物の少し下が、本日の最終ゴールの白雲台になる。
b0185573_20234290.jpg


今日のコースは登山口と下山口が違うので、昨夜予約しておいたジャンボタクシーに迎えに来ていただく。
予定のドンデン山荘~マトネ~金北山~白雲台は佐渡登山のメインコースで、登山者用にライナーバスが走っている。
朝両津からドンデン山荘まで(ドンデンライナー)が、下山口の白雲台には(金北ライナー)が夕方迎えに来る。その間7時間半あるので、縦走する時間を見込んでのダイヤだ。
しかし時間制約があると落ち着かないし、何かあると帰れなくなるおそれがある。金額も一人千数百円高いだけなので16:30バスの発車より遅い17時の迎えも予約しておいた。
アクシデントが発生しても、タクシーなら融通が効くので安心だ。

車は夕方までホテルに置かせてもらう事にして7時半、バスの8時より早く出発する。
海抜0mからドンデン山荘の890mまでカーブの連続した急坂を登る。
運転手さんより、佐渡にはシカやイノシシがいないとお聞きしてビックリ。もちろんクマモ。
サルは聞き忘れたが、いないかも。さすが本土から遠く離れた島だけに、誰かが持ち込まない限り 永遠に住みつく事はない。

8時、急坂を登りきってドンデン山荘に着いた。
b0185573_204712.jpg
b0185573_2047204.jpg

最初ここに予約したが、縦走した場合帰ってこられなくなるのでキャンセル。ここからの御来光を見てみたかったのだが・・・
写真左が両津湾、右が加茂湖で、その間に挟まれた細い家並みが両津の町。
b0185573_21220100.jpg

ここからだと近くに見える金北山。しかしグルーとまわるので10.5キロある。
b0185573_4481230.jpg

b0185573_5261910.jpg

b0185573_4535943.jpg
b0185573_457328.jpg

拡大してみると
b0185573_5315859.jpg

b0185573_5404942.jpg

8:20 出発する。最初の灌木地帯は日あたりが悪く、残雪の中を登る。
b0185573_5431775.jpg

少し登ると早速カタクリの歓迎だ。
b0185573_5491373.jpg

よく見ると、佐渡のカタクリの葉には独特のまだら模様がなく、葉の形も丸みがかっている。
b0185573_5493151.jpg

b0185573_5553051.jpg

三等三角点 三ノ平。ドンデン山荘の後50mほどの高さに位置する。
b0185573_634673.jpg

登山道の両脇を埋め尽くしたカタクリが終わると、海を見下ろす平原に出た。爽快な気分だ。
b0185573_8542048.jpg

エチゴキジムシロがとってもかわいい。
b0185573_8565274.jpg

よく見ると、小さな花が密生して咲いている。
b0185573_8582459.jpg

エゾエンゴサク
b0185573_8585844.jpg

尻立山への緩い登り。
b0185573_905337.jpg

歩いてきた道を振り返ると、金北山がどんどん遠ざかって行く。
b0185573_92889.jpg

尻立山頂上、三角点はない。
b0185573_934098.jpg

次はドンデン池に向かって下る。凹地の右端にドンデン池。左の赤い屋根は牧場の施設で、その左の小さい建物が避難小屋のようだ。
b0185573_964238.jpg

キクザキイチゲ
b0185573_992143.jpg

イワカガミ
b0185573_9101469.jpg

ドンデン池の傍に立つ道標
b0185573_911353.jpg

ドンデン池
b0185573_9114962.jpg

池の周りは残雪に囲まれている。ストックで芸術作品の邪魔をするのは,誰だ!
b0185573_9124810.jpg

ドンデン池は今日のコースの一番北の端にあたり、ここから南に方向転換し金北山に向かう。
この花は?教えていただいたが、家に帰ると 忘れた草になっている。
b0185573_9174291.jpg

ミズバショウ
b0185573_9182269.jpg

再びカタクリの登場だ。エンレイソウも多い。
b0185573_9194336.jpg

ザゼンソウ
b0185573_9295333.jpg

b0185573_9321094.jpg

イチリンソウ
b0185573_935935.jpg

シラネアオイ
b0185573_9361431.jpg

b0185573_9353330.jpg

次々現れる花にシャッターを向けていると 「電池残量がありません」 の警告が!一瞬呆然とする。
予備のバッテリーは持ってきていない。「なんでこんな所で・・・・」

全行程約15キロに対して、まだ2キロたらずしか歩いていないのだ。
充電器は持参しており、昨日ホテルで迷ったが、まだ一日位大丈夫だろう、と充電しなかったのが今となっては悔やまれる。

素晴らしい展望、冷汗の残雪のトラーバス、次々目を楽しませてくれる花、そして北に向けての自衛隊の設備・・・等々
もう一度出直そう、なんてできない遠い北の島、ちょっとした不注意で大切な記録が残せず、残念無念!

それにしてもさすが花の島、特にカタクリは部分的に途切れるところはあるものの、ほぼ全山登山道に沿って
咲いているのだから もうビックリ!
ちょうど一週間前、広島~山口県の冠山~寂地山でカタクリ街道を歩いてきて感激したが、それをはるかに上回る規模。それに数々の花が加わるのだから、春の佐渡は花好きな人にはたまらないだろう。

白雲台に着いて売店にいると、朝のジャンボタクシーが迎えに来て下さった。16:50白雲台出発する。

車に戻ってから今日の宿泊地(みなみ旅館)へ向かう。同じ両津で4キロ程離れている。昨夜の佐渡グランドホテルでは登山者は見かけなかったが、ここは下駄箱に登山靴がズラリと並んでいる。もちろん温泉で目の前は両津湾だ。
b0185573_15425671.jpg
b0185573_15432274.jpg


夕食と朝食  (一泊二食¥8550 消費税・入湯税含む)
b0185573_1624767.jpg
b0185573_163561.jpg


[参考データー]

ドンデン山荘8:20→ドンデン池9:20→金北山縦走路入口10:00~10:20→アオネバ十字路10:30→マトネ11:20~11:30→石花越分岐11:45→マサゴの峰12:35~13:00→天狗の休場13:40→役の行者14:10→アヤメ池14:35→金北山15:05~15:20→妙見山分岐16:15→白雲台16:35
(撮影に時間をとったので、かなりのスローペースです)
(歩行距離 約15キロ  累積標高差 約920m)


5月15日(火) 天気・雨

朝方はパラパラ程度だが今日は雨予報なので観光に切り替える。トキの森公園や佐渡銀山入場。
そのあと島の北側の海岸線を一周。尖閣湾や大野亀、二つ亀等景勝地があるが、雨のため通過。
今夜の宿(佐渡グリーンホテルきらく)へ。昨日のみなみ旅館からほど近い距離だ。 
(一泊2食付き¥10.650諸費用含む)

b0185573_16334355.jpg

温泉は道路の向こう側で、左が露天風呂、右の建物は家族風呂になっている。すぐ下は加茂湖で、対岸に一昨日の佐渡グリーンホテルが見える。
b0185573_1634738.jpg

露天風呂から加茂湖を見下ろす。筏はカキの養殖。
b0185573_16343784.jpg
b0185573_1635082.jpg


5月16日(水) 天気・晴れ

b0185573_1727331.jpg


今日はいよいよ最後の日。ドンデン池の北5キロほどにある金剛山と檀特山の4時間あまりのコースを予定。
登山口へはドンデン山より10キロほど北に走った所から山に入って行く。
帰りの船は両津港発16:05だから時間はたっぷりある。

7:30ホテルを出発。県道45の和木集落の外れから、和木川に沿って山に入って行く。
地図では森林基幹道石名・和木船になっている。田畑が終わるとヘアピンカーブを切りながら登って行く。
と道路脇に雪が現れ、大きな落石に出くわした。
b0185573_17482930.jpg

力を合わせ、何とか車巾分を確保、無事通過する。少し坂を登りカーブを切ると、ありゃ、この崖崩れは人海作戦では無理だ。
b0185573_17521942.jpg

そういえば林道入口に雪通行止めの表示が出ていたっけ。開通は確か20日と。
全員ここからの歩きにはNo。もう一泊するのならともかく、私もその気にはなれない。
残念ながら返すしかないようだ。

もう行きたい所はないので、早い船で帰ろうか、と時計を見ると8:15。予約便は16:05だが、時刻を調べるとうまい具合に9:15発があるので、変更をお願いしてみよう。
(行きと帰りの航路が異なる場合は回遊割引があり、帰りは直江津港でなく新潟港に着く)
あわただしくキップ売り場に駆け込むと、よく空いているので変更はすんなりOKで、ギリギリで乗船出来た。
b0185573_18215893.jpg

一昨日歩いた金北山
b0185573_18315931.jpg

金北山の左に自衛隊の施設がある1050峰。一般は立ち入り禁止。左が妙見山で、山頂にここも自衛隊の施設あり。佐渡は日本海を監視する防衛省にとって重要な島だ。
b0185573_18401234.jpg

遠くなる佐渡両津港。中央に金北山、その左が1050峰、一番左が妙見山とキレイに並んでいる。
しばらくするとカモメが。エサをやろうとするがカモメ飛来防止用の細い線がデッキの周りに張り巡らされているので、接近が難しそうだ。それでも何度も挑戦、うまくキャッチすると思わず手をたたきたくなる。
b0185573_18572173.jpg

11:45 新潟港に着いた。新潟市内を走り、12:15新潟西ICから北陸道に入る。
渋滞・事故もなく順調に走ってきたが、敦賀手前の電光表示板に彦根~草津間25キロ渋滞の標示が。
心配していた、14日から始まった名神の集中工事の影響だ。
ノロノロ運転でイライラするより敦賀で降り、R27を小浜まで走り、舞鶴若狭道に入った方が早そうだ。
17:50敦賀ICで降りる。市内で通勤ラッシュの車で少し混雑があったが、18:55小浜ICに。
西紀SAで食事をとり、楽しかった思い出を胸に佐渡の旅を終え 21:30、無事自宅に帰ってきた。
by hotaka443 | 2012-05-29 15:04

No217 昨年末は雪で撤退、5ケ月ぶりの岡山・三ケ上

三ケ上(1062m) 岡山県真庭市 2012・5・12(土) 天気・晴れ メンバー・14名

昨年末は頂上直下で腰までの雪にトレースの限界を感じ、涙を飲んで撤退した三ケ上。今日は14名、車4台でやってきた。
雪のシーズンは国道筋の上斎原振興センターの駐車場をお借りし、約1.8キロの夏道駐車場まで約40分の雪道をテクテク歩くのだが、車だと5分もあれば着いてしまう。
b0185573_14584413.jpg

9:55スタート。登山道脇にはあちこちにワラビがニョキニョキ。採ってちょうだい、と言ってるようなので、数人の女性方が山菜狩りにキョロキョロ。
b0185573_15284765.jpg

20分程で水場に着いた。大カズラの木の案内がある。何度も来ている山だが、いつも通過でまだどこにカズラの木があるのか 覗いた事がないので、休憩のついでに茂みに入ってみた。
b0185573_15331277.jpg

床尾山の糸井の大カズラとは比べようがないが、沢の向こうに何本かに枝分かれしたカズラの木がみえる。
b0185573_15364420.jpg

この沢が水飲み場かな?
b0185573_1553354.jpg

水飲場からジグザグ道になり尾根を登って行く。
b0185573_1610247.jpg

新緑が目に優しい。
b0185573_16221212.jpg

朽ちて読めなくなってきた道標。もう随分前になるが、確か1.6キロと書いてあったように記憶している。その後誰かが黒マジックで1.0に変更。しかしそれももう判読困難だ。
teisei
b0185573_16242994.jpg

まだまだあるよ、ワラビが・・・
b0185573_16252829.jpg

今度は何を見つけたのかな?
b0185573_16282338.jpg

ユウレイソウが地表にやっと頭を出したばかりだ。
b0185573_16294731.jpg

頂上まで500m標識。このあたりはかって牧場があった所で、フエンスの支柱の一部が今なお残っている。
b0185573_1633984.jpg
b0185573_16331775.jpg

コース唯一のロープのある急斜面、積雪時は非常に危険な場所に変わる。
b0185573_16374736.jpg

b0185573_16384330.jpg

危険個所を無事通過。今まで閉ざされていた自然林が切れ、一気に草原に飛び出す。展望よし、爽快な気分だ。
昨年末はちょうどこのあたりで深雪のため前進不能になり、撤退した。
b0185573_16422773.jpg

頂上の役行者の座像がみえてきた。
b0185573_16551550.jpg

11:20役行者の石像が立つ最高峰に着いたが、遮るものがないので 少し強い風は寒く感じる。
b0185573_791520.jpg

頂上の南側は巨岩が美しい。
b0185573_7154414.jpg

b0185573_7151655.jpg

西の森林公園方面は雲が低く、大山はおあずけだ。
b0185573_730572.jpg

同じくヤブ山の湯岳。
b0185573_735740.jpg

南方には泉山。断崖絶壁の巨岩(のぞき岩)は泉山のシンボルだ。
b0185573_85948.jpg

東方面のピンボケ画像。花知ケ山は1247.5mでこのあたりでは最高峰になる。
参考までに岡山の標高順は①後山②船木山③駒の尾山④那岐山⑤鍋ケ谷山⑥ギラガ仙⑦花知ケ山で、
三ケ上は52番になる。
b0185573_13254698.jpg

お昼にはまだ少し時間があるので、先に三角点にタッチしておこう。ここの最高峰は1062mだが三角点は
1035.1mと低い。三角点は一度南に大きく下った別の尾根の西の端にある。
b0185573_13574225.jpg

b0185573_142188.jpg

三角点の尾根から最高峰を見る。白い岩を点在させた とっても三角錐の美しい山容だ。
b0185573_145337.jpg

b0185573_149381.jpg

一部ネマガリダケの中を歩く。その距離は短いが、あるある、あっちにもこっちにもスズコが・・・帰りのお楽しみだ。
 
b0185573_14125448.jpg

11:35三等三角点下斎原に着いた。ほとんどの人は最高峰を踏んで下山するので、こちらは草で覆われている。
b0185573_1513508.jpg

北側は樹木で北風を遮断しているので、ここでお昼にしょう。三角点周りはササが刈られており、14名が腰を下ろすにはちょうど手ごろな広さが確保されている。
b0185573_15221786.jpg
b0185573_15223696.jpg

吉井川とR179が蛇行しながら南に下って行く。
b0185573_16403047.jpg

泉山方面は最高峰からの展望とそれほど変わらない。
b0185573_15373061.jpg

12:00楽しい食事が終わった。さあ下山だ。三ケ上土産採るで~
b0185573_15402592.jpg
b0185573_15404388.jpg

再び最高峰へ。
b0185573_15422731.jpg

b0185573_15425338.jpg

頂上南側の巨岩群の中に不動明王の石像がある。天正4年・・・気が遠くなる程の長い歴史の風雪に耐えてきたが、まだしっかりとした表情を保っている。
b0185573_16445114.jpg

b0185573_1645991.jpg

12:20最高峰に戻ってきた。全員で記念写真を撮って登ってきた道を引き返し、13:10駐車地点に降りてきた。
三ケ上と言えば上斎原温泉(クアガーデンこのか)である。露天風呂から三ケ上を眺めながら、ゆっくりと湯につかる、最高の御馳走だ。
by hotaka443 | 2012-05-27 17:14

No216 若狭富士の青葉山・西峰から東峰へ

青葉山(693m) 福井県高浜町 2012.5.8 (火)天気・晴れ メンバー・4人 


b0185573_8153310.jpg


一年ぶりの青葉山だ。今回は登ったことがないというメンバーの案内である。
一昨日広島の恐羅漢山から帰ったばかりなので、このところ山通いだ。
しかし「山は逃げないが歳は逃げる」、こう自分に言ってきかせている昨今だ。

6時姫路出発。播但・中国から舞鶴若狭道に入り西紀SAで朝食。
舞鶴東で降りてR27の関屋交差点を左折、1.3キロほど走った所の 迷惑にならない道路のふくらみに8:00駐車する。
もう少し走れば広い駐車場があるが、帰りの事を考えると都合がいいのだ。
8:10出発。すぐ先の下山道との分岐に、松尾寺へのの上に「山菜採り厳禁」の注意書きがある。とにかく山菜が多い地だ。
b0185573_8553120.jpg

登り坂の舗装道路を道なりに行くと道沿いの斜面で山菜を採っている女性が。田畑でないので文句を言う人はいないだろう。
b0185573_9151891.jpg

800mほど行くと今寺集落の手前で左松尾寺の道標がある。地形図では破線だが、車が通れる舗装道だ。
しかし400mほど先の谷で行き止まりになっている。昨年は行き止まりからあぜ道を通り、上の広い道に出たが、今年も同じルートをとる。
さてどの田圃の畦を歩くと一番早く上の道路に出るか、思案中だ。田植えが終わったばかりのあぜ道でウロウロしていると,叱られそうである。
b0185573_929779.jpg

結局広い車道を今寺経由で松尾寺に向かった方が早いようだ。
上の舗装道路に出た。地形図は破線だが、広い道路に変わっている。先年は4月末に訪れており、道路両側はトキワイカリソウが多く見られたが、今年はもう咲き終わっているようだ。これは?
b0185573_20175693.jpg

途中みちくさしながら松尾寺に近づくと、なにかザワザワした雰囲気が流れてきた。屋台も見える。この銀杏の大木は1119年鳥羽天皇が手植されたとかで、舞鶴市の文化戝に指定されているそうだ。
b0185573_672577.jpg

正面参道ではなく、横から境内へ入る。松尾寺は西国三十三ヵ所第29番札所だ。
b0185573_685161.jpg

松尾寺本堂。二重屋根の特異な形状をした宝形作りだ。今日は何かの行事がある日のようだが、まだ時間が早く参拝者はまばら。手持無沙汰の屋台でたいやき2ケ購入、半分づつ分けて食べる。売上に協力しよう。
b0185573_1545682.jpg

本堂と右手にある大師堂を結ぶ渡り廊下をくぐった所に、登山口がある。
b0185573_1574183.jpg

廊下をくぐると、賑やかなカエルの合唱が聞こえてきた。小さな流れの中を覗くと数匹のカエルがいる。近くの人の話ではここのカエルは有名らしい。近づいても逃げようともしないので、頭を触って見ても平気である。
b0185573_15121131.jpg
b0185573_15122485.jpg

登山口は階段からスタートだ。
b0185573_15165011.jpg

階段を上がると竹林になるが,いたるところでお辞儀をしているのにビックリ。
4月3日、猛烈に発達しながら日本海を東進した爆弾低気圧のせいだろう。
爆弾低気圧とは、24時間に16hpa以上気圧が低下する低気圧をいうが、あの時は実に42hpaも急降下、超特大の爆弾低気圧だった。
b0185573_17275651.jpg

広い道から途中で右の登山道に入るのだが、倒れた木が道標を隠しており、注意しないと直進してしまいそうだ。
b0185573_17363194.jpg

登山道は至る所で倒木でふさがれており、石の鳥居も無残な状態になっている。
b0185573_17413072.jpg

ここまではほとんど起伏のない道だったが鳥居を過ぎると急な登りになり、植生もがらりと変わって美しい自然林の中を歩くようになる。道端にはトキワイカリソウが急に多くなってきた。
b0185573_17504571.jpg
b0185573_1751115.jpg

何箇所も激登りにはロープが設置されている。
b0185573_17545078.jpg
b0185573_17551261.jpg

教えてもらったが、すぐに「忘れた草」になってしまう。
b0185573_1755274.jpg

新緑が目に優しい。
b0185573_17584896.jpg

b0185573_17573058.jpg

b0185573_17592296.jpg

始めての皆さん、結構面白い山やな~
b0185573_17593959.jpg

トキワイカリソウは多いが、はじめて目が覚めるほどのきれいなイカリソウに出会えた。
b0185573_1641413.jpg

ちょっと私は色が濃すぎるかな?
b0185573_16434379.jpg

やっぱり清楚な白が一番だよ。
b0185573_16471486.jpg

いやいや何といってもピンクの方がキレイに決まっている。
b0185573_16483499.jpg

花は小粒だが、私だって負けないわよ
b0185573_1650519.jpg

私だって真っ白だよ
b0185573_16504099.jpg

なんといっても 目に優しいのは緑に決まっている!
b0185573_16532067.jpg

頂上手前の祠を通過
b0185573_172504.jpg

11:00西峰に着いた。社の後ろの大岩が最高峰だが 三角点はない。
b0185573_17262477.jpg

日本海を見下ろす大パノラマが広がっているのだが、あいにくモヤっており、遠望はきかない。
越前岬や白山、遠く能登半島まで見えるのだが、湿気の多い今頃は無理のようだ。
右側の木の枝に隠されているが、高浜原発がある。
b0185573_17352720.jpg

南側を見ると、一昨年登った三国岳から養老山がかすんで見える。
b0185573_17383337.jpg

食事をしていると、大勢の地元の小学生のグループが、先生に引率されて登ってきたので、押し出されるように東峰に向かって出発する。
相変わらず白と紅紫というか、2種類のイカリソウが登山道に彩りを添えている。イワカガミもまだ元気だ。
b0185573_17494925.jpg

大師洞を通る。泰澄大師の修行場だったとか。
b0185573_175430100.jpg

見事なスミレ山
b0185573_17553854.jpg

東西の間は岩場が続く。かっては満足なハシゴやロープがなく、通過に苦労したものだ。
b0185573_1814750.jpg

b0185573_1854152.jpg

12:30東峰に着いた。西峰より1m高いが、東西とも三角点はない。狭い山頂には祠がある。
b0185573_18425818.jpg

少し下った所に広場があり、ベンチが置いてある。少し先は崖になっており、展望はいいが危険なため柵がしてある。
b0185573_1873645.jpg

西峰を見る。
b0185573_18413297.jpg

東峰より15分ほどで馬の背の岩場に着いた。気持ちのいい風が吹き上げてくる。おやつタイムの小休止しよう。
b0185573_18182938.jpg

馬の背から5~6分下ると、金毘羅大権現が祀られている広場がある
b0185573_1829688.jpg
b0185573_18292685.jpg

さらに少し下ると展望台に出た。相変わらずもやって視界はよくない。
b0185573_18323670.jpg
b0185573_18325313.jpg

青少年旅行村と高野登山口の分岐に着く。
b0185573_18362663.jpg

東峰の下の斜面巻いてどんどん下ると、登山口手前の竹林に入る。
と、登山道のあちこちに、ニョキニョキとたけのこが頭をもたげている。
このままほおっておくと、登山道が竹に占領されて歩けなくなる。
善意の気持ちでと道の真ん中の一本を足で4~5回蹴飛ばすと、ポッキリ折れた。
b0185573_18414961.jpg

「もったいないからもらって帰ったら?」竹ヤブの中に投げ込む寸前にTさんの声。
今年は嫌になるほど たけのこ をいただいたが、捨てられるより私の胃袋に入れた方がたけのこも本望だかもわからない・・・なんちゃってザックに。
よく見ると、あちこちに たけのこ を剝いだ皮が散乱している。登山者が持ち帰ったのだ。
持ち主さん失礼します。
登山口に降りてきた。14時ちょうどになっている。
b0185573_185777.jpg

高野の集落にはいると、最初の家に大きな文字で登山口の案内が書かれている。
b0185573_1859114.jpg

集落の中の細い道を歩いて行くと、ちょうど駐車地点の近くに出た。
b0185573_19093.jpg

あぜ道のヤマブキを少し採りたい、との声に車を走らす。あちこちに「山菜採り禁止」の立て札があるが、田畑の山菜という意味だろう、と都合よく解釈し、土手の斜面に降りてフキを採っていると、上にパトカーが停まった。
う~ん、まいったな。”職務質問”されたらどう答えよう・・・しかしここは公道だから文句を言われる筋合いではないはずだ。
覚悟を決めて恐る恐る立ちあがって上を見ると、何のことはない、狭い道に私の車が邪魔をしているので、対向車を待っているだけだった。
あ~ ヤレヤレ、冷や汗ものだった。

山の汗と今の冷や汗を流すため温泉だ。青葉山の場合は舞鶴西IC近くの(たかお温泉・光の湯)が近い。
一区間だけ高速に乗り舞鶴西で降りる。
b0185573_19274597.jpg


[参考データー]

姫路6:00⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)舞鶴東IC⇒R27⇒関屋交差点左折、8:00高野集落手前駐車
出発8:10→松尾寺8:55~10:05→西峰11:00~11:55→東峰12:30→展望台13:15→分岐13:35
→高野登山口14:00→駐車地点14:10
出発14:40⇒高尾温泉15:05~16:10⇒姫路17:45

(走行距離310キロ  歩行距離 約7.3キロ 累積標高差 約750m)

by hotaka443 | 2012-05-21 09:37

No215 恐羅漢山、十方山は時間切れ

恐羅漢山(1346.4m)広島県安芸大田町・島根県益田市 2012・5・6(日) 天気・雨後晴れ メンバー・2人


b0185573_17433962.jpg


明け方激しい雷雨に見舞われる。日本海に寒気を伴った低気圧が入る、とは昨日の予報だが、その影響だ。
今日は恐羅漢山(おそらかん)と十方山(じゅっぽう)を予定していたが、さてどうするか・・・
この雨ですっかり気勢をそがれてしまった。

ちょうど雨がやんだので、Kさんが食事前に三段峡の入り口まで行こうとおしゃるので外に出てみると、雲がかなり速い速度で北に走っているので、まだ雨は降りそうだ。

道路は宿の前で終わり短い階段を降りると紅い橋が架かっている。
b0185573_20361321.jpg
b0185573_20363853.jpg

橋を渡ると三段峡の入り口だ。
b0185573_20373745.jpg

ちょうど小雨が落ちてきたので宿に引き返す。

食事時、TVのニュースで、昨日白馬岳や爺ケ岳などで7名が亡くなった、と報じている。
寒気を伴った低気圧のせいだ。
幸いこちらでは雷雨ですんだが、寒気を伴った低気圧が日本海に入ると、北アルプスは確実に吹雪になり、夏場では激しい雷雨に見舞われる,恐ろしい低気圧である。
詳しい状況はわからないが、痛ましい事故である。

食事が終わった頃、再び激しい雨が降り出した。さてどうしょう・・・低気圧は東に移動しているのでそのうちやむだろうが、気乗りしない。時刻は7時半だ。

せっかくきたのだから登山口まで行ってみたい、とおっしゃるKさん。
それじゃとにかく行ってみるか、とR191を北に向かって車を走らす。一段と雨は激しくなってきた。

R191沿いにある素晴らしい展望の深入山と三段峡、そして恐羅漢の頭文字をとって深三恐ラインと呼ばれる横川林道に入る。
長い林道はようやく二軒小屋の集落のはずれの道標に着いた。十方山と恐羅漢の分岐だ。
b0185573_21395499.jpg

直進の十方山道から右折、登山口のある牛小屋高原へ急坂を登って行く。
雨は激しさを増してきた。スキーリフトを左にながめながら、道路は牛小屋高原エコロジーキャンプ場の看板の前で行き止まりだ。
ケビン・キャンプ場・オートキャンプ場・釣り堀等が美しく整備されている。
b0185573_544484.jpg

駐車場の前に登山口がある。八重桜が満開だ。
b0185573_112677.jpg

b0185573_1125648.jpg

駐車場の横に大きなセンターハウスがあるので覗いてみると、建物の端の方の広い部屋があり、卓球台がおいてある。
そして若い男性3人が卓球をやっておられるので声をかけてみると、登山に来たが雨がやむまで待っておられるとのことだ。

雨は強弱を繰り返している。しかし雲が南東方向に流れだしたので、間もなくあがりそうだ。
いつもなら もうすぐあがるから待ってみよう、というところなのに、気持ちは何故か帰りモードに入ってしまっている。
激しい雷雨で登山意欲がそがれ、すっかり中止モードに入っているのだ。
また激しく降り出したのでちょうどいいタイミングだ。「登ったことにして帰ろう」と車を走らす。

しかし15分程走ると雨が上がり、青空がのぞきだした。やはりあがったか、こうなると引き返すしかない。
陽射しがふりそそぎだすと、ようやく登山モードに切り替わってきた。
もう十方山は時間的に無理なので、恐羅漢だけでも登ろう。

9:10 出発だ。
b0185573_119671.jpg

b0185573_1194446.jpg

b0185573_11122117.jpg

スイセンが満開
b0185573_1114169.jpg

雨上がりの新緑が美しい。
b0185573_11154990.jpg

夏焼峠までは標高差わずか100mのゆるい登りだ。
9:45夏焼峠に着く。
b0185573_11205158.jpg

ここからは尾根道になるが、昨日の冠と違い花は全く見られない。
b0185573_11241039.jpg
b0185573_11243854.jpg

中国地方に多いなだらかな山容の恐羅漢山が近付いてくる。
b0185573_14335946.jpg

快適な尾根道
b0185573_14362344.jpg

b0185573_1437073.jpg
b0185573_14372530.jpg

帰りに歩くスキー場を下る道への分岐。
b0185573_1439539.jpg

10:45 恐羅漢山に着いた。
b0185573_14401142.jpg

三等三角点羅漢
b0185573_14435318.jpg

b0185573_14451425.jpg

山頂は結構広く、南側は遮るものがないので、展望はよい。登る予定だった十方山。
b0185573_15202254.jpg

b0185573_1451915.jpg

早いがお昼にする、といっても何も用意していないので、昨日の残りのありあわせの粗食で済ます。
11:05十方山は時間的に無理なので、予定外の旧恐羅漢に足を延ばすことにする。
尾根続きに南へ30分程だ。両山の中間あたりは起伏がなく、雨水がたまったぬかるみ状態で歩きにくい。
何か所かの水たまりに産み付けられたカエルのタマゴ。
b0185573_14584833.jpg

11:30旧羅漢に着いた。大岩がドーンと腰を据えている以外は周囲は樹木に遮られており、展望はない。
b0185573_158142.jpg

b0185573_1522224.jpg

三笠宮様が登られたようだ。
b0185573_151104.jpg

枯れた大木がハシゴ代わりに岩に寄りかかっている。登ってみるかと途中まで上がった、どうも不安定。昨日のヘリ騒ぎが頭をよぎり、や~めた。
b0185573_15162789.jpg

11:45見るべきものはなく、恐羅漢山にUターンだ。後で知ったのだが、オオヤマレンゲが多いそうだ。
途中から見る十方山。
b0185573_1525830.jpg

12:10 恐羅漢に戻ってきてびっくり。ちょうどお昼時で大勢の人でいっぱいだ。
コーヒータイムにしようかなと思ったが、適当な場所がなく、仕方ない下山しよう。
5分ほどでスキー場経由の下山口分岐に着いた。ここから稲妻型に切られた急な道をどんどん下ると分岐の道標がある。スキー場に出るのもいいが、キャンプ場に向かって直進しよう。
b0185573_15465854.jpg

急な下りだが しばらくは快適な緑の中を歩く。
b0185573_18573764.jpg

スキー場上部に出た。
b0185573_1911362.jpg

閉じ込められたような木立の中を歩いてきただけに 眼下に広がる緑のゲレンデは、まるで別世界に飛び出したようだ。
b0185573_1965599.jpg

b0185573_198466.jpg

ゲレンデに沿って吹き上がってくる風はとっても気持ちがいい。時刻はまだ13時前、このまま降りてしまうのはもったいない、コーヒータイムだ。
寝ころんで 流れる雲でも眺めていたら きっと詩人になれるだろう・・・そんな心境だが、そろそろ下山しよう。
13:10駐車場に降りてきた。下山口の大きな看板を見ると、降りてきた道は立山コースというらしい。
b0185573_1921745.jpg

花こそ見られなかったが広島県の最高峰、ブナ新緑が眩しく、なかなかいいコースだった。
十方山も登りたかったが、またの機会に置いておこう。ちなみに昨日の寂地山は山口県の最高峰だ。

13:20出発する。帰り道の戸河内IC近くに温泉があるが、今日はあまり汗をかいていないのでパス。
今日は連休最後の日。毎年帰省の車で山陽道の赤穂のトンネル手前で渋滞するので、今日はガラガラの中国道経由で17:30姫路に帰ってきた。

白馬の死亡事故と、今朝の雷雨が気になり、帰宅後今朝6時の天気図を調べてみると、日本海に1000hpa
の前線を持たない小さな低気圧がある。
これが日本海に時々現れる寒気を伴った低気圧で、北アルプスに吹雪をもたらした犯人だ。
冬は大雪、夏は激しい雷雨を連れてくる恐ろしい低気圧、これが現れたら北アルプスは特に要注意だ。
b0185573_20133612.jpg


[参考データー] 歩行距離 約6.8キロ  累積標高差約480m
by hotaka443 | 2012-05-18 14:07

No219 岡山・津山市の矢筈山

矢筈山(756.4m) 岡山県津山市 2012・5・17(木) 天気・晴れのち曇り メンバー・3人


b0185573_210019.jpg

昨夜佐渡から帰ってきたばかりだが、今日は火曜日の3人組との山行だ。
火曜日は佐渡だったので今日に延期したのだが、一人用事が出来たので3人になった。
行き先は顔を合わせた時に決める事が多いが、今日は近くに決めていたものの、さてどこにしよう・・・
思いついたのが津山の矢筈山。「大山の近くの矢筈山なら知っているけど、岡山にも矢筈山があるの?」
これで矢筈に決定だ。

8:15 姫路を出発。播但道から中国道に入り津山で降りる。R53から県道6に入りICから約19キロ、右手に千磐神社があり、ひろ~い駐車場に車を停める。9:40

津山市の矢筈山は標高756.4mで、 草刈衡継が天文元年(1532年)に矢筈城(高山城)を築いたが、東西1600m、南北500mの規模を誇る全国でも指折りの高地にある規模の大きな山城で、下を流れる加茂川から標高差430m~480mあり、城としては結構厳しい要害の地だった。        

草刈氏は戦国大名の毛利氏に属していたため、たびたび秀吉等の軍政から攻撃を受けたが、その都度撃退し、天正12年(1584年)毛利輝元や吉川元春からの要請を受け退城するまでの52年間、一度も落城しなかった難攻不落の堅城だった。

b0185573_14343376.jpg

支度をして9:50スタート、知和神社には帰りにお参りすることにして、先に山に向かう。登山の前後に手を合わせるのが本来の姿だが・・・
b0185573_143973.jpg

神社の右側に登山口がある
b0185573_14435997.jpg

急なジグザグ道を登るとさっそく堀切に出た。ここからは植林の尾根道になる。堀切の右上の狭い台地には櫓台が設けてある。
b0185573_14464411.jpg

b0185573_852340.jpg

b0185573_902427.jpg

杉木立の間から知和の集落を見る。
b0185573_195971.jpg

途中の道標
b0185573_1953712.jpg

景色は植林から自然林に変わる。やはり山は緑だ。
b0185573_1975454.jpg

大岩に着いた。名前負けしそうな岩だが、岩のない山にとっては大きいのだ。
b0185573_19113719.jpg

b0185573_1913511.jpg

虎口(こぐち)。虎口とは城郭の出入り口で、城攻めの時は攻防の要所となる。上に伝城門とある。
b0185573_19132381.jpg

次の堀切に出た。その向こうは土塁跡。
b0185573_13503793.jpg

狼煙場跡。その後方一段高いところは櫓台。
b0185573_1352194.jpg

b0185573_13525164.jpg

このあたりは小さなサンショがあちらにもこちらにも、と非常に多い。
b0185573_13545677.jpg

三本並んだマムシソウ
b0185573_135659100.jpg

b0185573_13572599.jpg
b0185573_13574748.jpg
b0185573_13581577.jpg

三重堀切。長い年月で人工物は自然に帰りつつあり、三重が確認できなかった。
b0185573_13585359.jpg

三の丸跡。まっすぐ北に、JR美作河井駅に下って行く道を分ける。
b0185573_1444453.jpg

b0185573_1464015.jpg

11:35矢筈山山頂に着いた。
b0185573_1474023.jpg

想像図
b0185573_1482772.jpg

b0185573_142454.jpg

b0185573_1485720.jpg

木陰でお昼にする。

b0185573_1417985.jpg

上の写真右側の紅いのたるんだ布を引っ張り上げると御覧の通り。
b0185573_14232513.jpg

四等三角点矢筈山。
b0185573_1429539.jpg


北は那岐連峰、左が那岐山、右が滝山。右端の樹木に隠れているのが爪ケ城。
b0185573_14312981.jpg

三角錐の桜尾山
b0185573_14322364.jpg

雲行が怪しくなってきて、今まで見えていた泉山が隠れてしまった。
b0185573_14353748.jpg

12:25 だれも来ない山頂を50分ばかり独り占めしていたが、雨が来ないうちに、急いで下山しよう。
すぐにパラパラと雨が落ちてきた。しかし5分ほどで雨はやみ、空が明るくなってきた。
大岩を過ぎ樹間から下の景色が覗く。ちょうど美作河井駅13:20発の津山行きが通過中だ。
最初は三の丸から河井駅に下り、この列車で登山口近くの和知駅までの一駅も考えたが、これを逃すと16:54発まで列車がない。なにしろこの因美線は典型的なローカル線、美作河井駅は一日5本のダイヤなのだ。
b0185573_14545211.jpg

登山口に降りてきた。神社の方に回ってみる。
b0185573_14565585.jpg

知和神社には樹齢660年・高さ40mの二又の大杉があり、その杉に臥龍藤という樹齢600年の藤が杉に巻きついている。
b0185573_156923.jpg

神社には無事下山の報告をして車に戻る。時刻は13:45。
さて帰りは温泉行き。道沿いから少し入った所にある、おなじみ加茂町の(百々温泉)だ。
「どうどう」と読むのだが、ちょっと読みにくい。14時ジャスト到着。
b0185573_15194849.jpg

1時間あまりのんびりして、16時半頃姫路に帰ってきた。

矢筈城址保存会の方々が定期的に整備されているそうだが、やはりお役所の手を借り、貴重な財産を後世に残す為に、道標、案内板等の整備充実をお願いしたいところだ。

[参考データー]

姫路8:15⇒砥堀IC(播但道・中国道)津山IC⇒R53⇒県道6⇒知和神社駐車場9:40
出発9:50→矢筈山頂上11:35~12:25→駐車場13:45
駐車場出発13:50⇒百々温泉14:00~15:05⇒往路引き返し16:30姫路着

(走行距離 約220キロ  歩行距離 約4.8キロ  累積標高差 約510m)

by hotaka443 | 2012-05-17 11:55

No214 カタクリこぼれる安芸冠山~寂地山と恐羅漢山

冠山(1339m)広島県廿日市市~寂地山(1337m)山口県岩国市・島根県益田市 2012・5・5(土)
天気・晴れ メンバー・2人




b0185573_2114385.jpg



福井の経ケ岳に久しぶりに登りたくなり記録を調べたが、記入モレで書いていない。もう10年ほど前になるかなあ?
直前になって念のために目的地への林道を調べたら、まだ冬期閉鎖中で5月15日に開通との事。アリャー

仕方ないので雪のない西に行くか、で急遽中国道沿いのカタクリ山、寂地山と、そのすぐ東隣りの冠山をセット。
あと一日はインターひとつ隣の恐羅寒山と十方山をセット、二日間で四座登る計画に変更した。
寂地山は過去2度登っているが、あとの三座はまだ未踏である。
寂地山はKさんと始めて登ったので交渉、なんとかOKをもらったので5日5時に出発する。

ところが山陽道広島JCTから中国道に入り、吉和ICで降りる予定が、うっかりミス発生。
ガソリンを満タンにしていなかったので小谷SAで入れるつもりが、休憩しながらつい入れ忘れ。
もう吉和までGSはない。吉和まで持つかどうか微妙。仕方なく広島北で降りる羽目になる。

ウロウロGSを探して給油、再び高速に乗る。そして第二のミスが発生。
吉和IからR186に乗り、途中でR488に入るところを周りの景色に見とれ、うっかり通過してしまう。途中で気がつき、引き返すというダブルミスで30分以上ムダな時間を消費、登山口の松の木峠着が9時になってしまった。

閉鎖された冠高原スキー場の駐車場はすでに満車。大勢の人が登山口に向かっている。こちらでは有名な山である。
なんとか路上に1台分を確保、ヤレヤレ。   これは下山後の写真で多くの車は帰ってしまっている。
b0185573_964445.jpg


9:10 出発。登山口はほんの少し西に歩いた広島県廿日市市と山口県岩国市の県境にある。
b0185573_9223066.jpg

まぶしい新緑のなだらかな道を、多くの登山者に混じって歩く。
b0185573_9245913.jpg

登山道は広島・山口の県境尾根に付けられている。
b0185573_13252234.jpg

部分的に急な登りはあるが、比較的緩やかな道だ。
b0185573_930384.jpg

1時間半程歩くと、前方から賑やかな声が流れてきた。近寄るとカタクリだ。
b0185573_9342837.jpg

あちらにもこちらにも・・・・
b0185573_937647.jpg

多くのカメラマンが忙しく動いている。最初はパラパラ程度だったが、進むにつれ多くなってきた。
10:55 冠と寂地の分岐に着く。どちらを先に行くか・・・冠の方向から帰ってこられた女性が、この先はすごいですよ、と興奮気味に話されているので、先に冠に行くことにする。
b0185573_9395634.jpg

なるほど、思わず「すご~い」と叫んでしまう。カタクリだらけといっていいほど咲き乱れているのだ。最初見つけた時は興奮気味に、咲いてるで~と口走ったものだが、これだけ群生している姿を見ると感激してしまう。
ミヤマカタバミも負けぬくらい混じって咲いているが、カタクリの中では控え目な存在だ。
b0185573_9584199.jpg
b0185573_9591134.jpg

カタクリ街道はやがて小さな沢に下り、流れを渡る。
b0185573_21501895.jpg

これで植生も変わるかな、と思ったら再びカタクリ畑だ。
b0185573_21523997.jpg

b0185573_22134073.jpg

道は冠山に向かって高度を増すと、カタクリは蕾が多くなってきた。
11:45 大勢の人で賑わっている冠山頂上に着いた。無人の山頂風景が撮りたいのでしばらく待つと、瞬間誰もいなくなったのでカメラを構えた瞬間、2人連れが視界に入る。まあいいか。
b0185573_2253383.jpg

三角点は一等で点名は冠山。
b0185573_21582450.jpg

展望は少し北に行くと断崖絶壁がある。北方の展望台になっているが、なじみのない山々が広がっている。
b0185573_2271862.jpg

少し風が冷たいので木陰でお昼にする。その間も続々登山者が登ってくる。
12:15コーヒーを頂き、次の寂地に向け出発。カタクリ畑にも強い日差しを受け、少々お疲れの様子だ。
勝手なもので、これだけ続くと始めて対面した あの感動はなくなりつつある。
b0185573_7443983.jpg

12:40分岐に戻ってきた。ここで右折、寂地に向かう。少し歩くと(オオヤマレンゲ)の自生地に着いた。
ロープの内側を見るが、まだ木々は冬枯れ状態でわからない。
b0185573_746461.jpg
b0185573_7475590.jpg

寂地までは若干の起伏はあるが、ほぼ平らな広い尾根状の道だ。淡い新緑が眩しい。所どころで切れるが、カタクリ街道は続く。エンレイソウ、ミヤマカタバミも多い。
b0185573_7555982.jpg

b0185573_759307.jpg
b0185573_7595134.jpg

寂地に近づくにつれカタクリが多くなってきた。
13:25寂地山に着いた。木立に囲まれ展望はなく、三角点もない。
時間が遅いせいだろうか、登山者の姿は少ない。
カタクリはここから南西へ約3キロ、尾根続きの右谷山まで群生しており、過去は寂地峡コースから登り、寂地林道コースを下ったので右谷山まで足を延ばしたが、今回のコースでは時間的に無理なので、頂上からUターンだ。
b0185573_825330.jpg

b0185573_851345.jpg
b0185573_854086.jpg
b0185573_855633.jpg

13:45寂地山に別れを告げ、松の木峠に向かって下山開始。長い道のりだ。
b0185573_8265696.jpg
b0185573_8273338.jpg

b0185573_829936.jpg
b0185573_8292916.jpg

14:30 冠分岐通過。やがてカタクリ群生も終る。どんどん下ると一か所 ロープ設置の滑りやすいい急斜面がある。
ここで4人グループが真剣な表情で話し合っている横を通過。ケガとか冷や汗が出た、など断片的な会話が聞こえてくる。
やがて下のほうで救急車らしきサイレンが聞こえてきた。そういえば先ほどからヘリが上空を旋回している。何かあったのかな?
16:00 やっと松の木峠の登山口に着いた。救急車が空き地で待機、上空でヘリは旋回を続けている。
b0185573_8553089.jpg

先に降りた登山者が状況を見つめているので尋ねてみると、やはりあのロープのところにいた4人メンバーのうちの1人が滑り、負傷して、ヘリを要請したらしい。
消防車とパトカーがやってきた。広島・山口の県境だが、いずれも岩国からの車なので、県境での事故は山口県が担当かな?
後からの下山者も何事か、と状況を見つめている。
b0185573_8545697.jpg

かなり長時間旋回に、何をしているんだろう、と観客?の声。
そのうち「救助を要請された方、ヘリが来ています」と空から放送。下では救急車からタンカが下ろされ待機する職員。
あの場所は樹木が茂り、ヘリからは確認できないはず。どうするのだろう・・・・
しかしいつまでたっても状況は変わらず、相変わらずヘリは上空を旋廻している。そのうちヘリは旋廻から飛行体制に変わり、やがてどこかに飛んで行ってしまった。 見物していた登山者は一斉に動き出す。 
1時間近く時間の浪費だった。
16:55 あ~疲れたな。宿に急ごう。今夜は三段峡泊まりだ。一般道を走る予定だったが、ムダな時間を消費してしまったので、1区間だが高速に乗り,戸河内で降りる。
三段峡は国の特別名勝で、全長13キロにわたる渓谷美が有名で、紅葉の季節は特に賑わうところだ。
17:30三段峡に着いた。三段峡の入り口にある三段峡ホテルは満室で断られたので、道路反対側の宿に泊まる。
b0185573_13414664.jpg

b0185573_13451520.jpg

冠山系の冠山から右谷山まで 延々と続くカタクリには驚きである。十分満足した一日は終わった。さあ三段峡温泉にゆっくりつかって、明日に備えよう。

[参考データー] 歩行距離 約13.5キロ  累積標高差  約810m
by hotaka443 | 2012-05-10 21:15

No213鳥取・智頭の牛臥山~海上山へ

牛臥山(614m)~海上山(786.4m) 鳥取県智頭町 2012・5・1(火) 天気・晴れ メンバー・4人


b0185573_8593359.jpg


昨日四国が帰りで連ちゃんになるが、昨年篭山に登った時、密生している山菜を見つけたTさん、来年登山を兼ねて山菜刈りに行こうと約束していたので 火曜日のメンバーで8時出発。
先に篭山の東に対峙する牛臥山と海上山に登ることにした。
私は2度目になるが、メンバーさんは始めての山だ。山といっても450mあたりまで車で登ってしまうので、賞味高度350m程しかない。
鳥取道を智頭で降りR53を少しバック、智頭東交差点を左へ細い道に入る。右折はR53,直進はここからR373になる。400mほど走るとに左側に牛臥公園案内看板がある。
b0185573_9522590.jpg

左折してつづら折れの舗装された林道牛臥線を登って行くと、途中にイカリソウが密生している所があったので 写真を1枚。
b0185573_13192565.jpg

4キロほどで終点の広場に着いた。この広場のどこかの片隅に、4等三角点牛臥山があるのだが、探すのを忘れていた。
b0185573_13204380.jpg

地形図通りここには数本のアンテナが設置されている。
b0185573_13362636.jpg

それよりもアレ?くるくる回っているはずの風車がない!下は一昨年に撮った写真。
(下山時に工事人が屋根の修理に来ておられたので尋ねると、先日の爆弾低気圧でどこかに吹き飛ばされてしまったとの事。爆弾低気圧とは、24時間で16ヘクトパスカル以上低下する低気圧の事で、4月3日の低気圧は実に42ヘクトパスカルも急降下、超最大級だった)
b0185573_1339537.jpg

b0185573_13405670.jpg

左の三角形が袴ケ山で右は那岐山。
b0185573_13564652.jpg

9:55スタート。広場の北側のトイレの前に登山道がある。
b0185573_13582999.jpg

最初は広い道で、すぐに展望台がある。
b0185573_1411732.jpg

やがて新緑燃える気持ちのいい登山道に変わる。
b0185573_1441827.jpg
b0185573_1443117.jpg

途中急登があり、ひと汗かかされる。
b0185573_14788.jpg

急登が終わると見晴らしのいい常盤岩に着く。ひらかなで(とぎわのがんきょう)の道標が立つ。
b0185573_14114395.jpg

b0185573_1481172.jpg

ふと下を見るとなんとワラビが「摘んでちょうだい」とささやいているではないか。那岐山と智頭の町をバックにワラビ刈りだ。
b0185573_14232815.jpg

ほんの1~2分での収穫。穂高の赤シャツが映える。
b0185573_14335118.jpg

海上山への縦走路と牛臥山への分岐。
b0185573_14351964.jpg

分岐からほんの数分で牛臥山に着いた。
b0185573_14381894.jpg

b0185573_14394493.jpg

見下す智頭の町並み
b0185573_16194818.jpg

目の前には篭山がどっしりと腰を据えている。
b0185573_16211622.jpg

b0185573_16302171.jpg

10:50 まだ早いが篭山を前にして、素晴らしい展望のここで食事にしようという事になった。
b0185573_16364040.jpg

11:45 食後のコーヒーを頂き、さあ海上山に行こうか。少し歩くと北の板井原集落からの道が上がってくる。
b0185573_16405525.jpg

坂を下ると地図にない林道が横切る。
b0185573_16445953.jpg

小さなピークがいくつか越える。
b0185573_16473954.jpg

海上山への最後の急登。
b0185573_16492659.jpg

12:20海上山山頂に着いた。三等三角点智頭山があるが展望はない。
b0185573_16502781.jpg

Uターンして同じ道を引き返す。帰りは牛臥山には寄らずに常盤岩に向かう。ここに洞窟があるので見物することにした。
b0185573_17221765.jpg

急斜面を下るのだがほとんど人が入らないのか、満足な道がないので適当に下る。ちょうどワラビ摘みをした
下あたりになる。
b0185573_1724521.jpg

洞窟発見
b0185573_17273092.jpg

照明を持ってきていないので内部の詳細は暗くてわからないが、二股になっている。しかしオ~イと叫んで反応を確かめるが浅いようだ。
b0185573_17283094.jpg

斜面を這いあがり駐車場に向かう。
b0185573_1736222.jpg


13:50 駐車場に帰ってきた。まだ時間は早いのでベンチでコーヒーを頂く。正面の端正な山は穂見山(977m) 登ってみたいが登山道はないようだ。
b0185573_1738865.jpg

14:10 次の目的地は山菜だ。しかしその地に行くともうシーズンが終わったのか、誰かに先を越されたのか・・・Tさんは近くで畑仕事をしている人に尋ねると、少し先まではあちらに〇〇はあったけど、もう終わったかもわからない、と教えていただく。
b0185573_17495279.jpg
b0185573_17501484.jpg

場所を間違ったのか、時期が遅すぎたのか、諦めて帰ろう。
b0185573_17511643.jpg

雨が降り出してきた。車窓から見る牛臥山。
b0185573_1752265.jpg

帰りは「あわくら温泉黄金の湯」へ。だいたい600円が相場だけど、ここは700円、チト高いな~、と大声で話していると、「山帰りですか?」と係の人の声。
そうです、というと、じゃ500円にまけときます、とありがたいお言葉。
ここの温泉を利用するほとんどの人は、後山や駒の尾登山の人で、牛臥山~海上山なんて聞いたことがないとおっしゃる。確かに知名度はないだろうな。

平日で温泉はガラガラ。昔は考えられなかった山と温泉のセット。の~んびりと湯につかる。

[参考タイム]

8:00姫路出発⇒砥堀IC(播但・中国・鳥取道)智頭IC⇒R53⇒智頭東交差点左折⇒林道牛臥線終点駐車場9:40
スタート9:55→(途中山菜摘み)→牛臥山10:50~11:45→海上山12:20→牛臥山分岐13:10→(洞窟見物)→駐車場13:50
出発14:10⇒途中山菜摘み⇒智頭IC(鳥取道)西粟倉ICより温泉へ15:15~16:20 後はみちくさしながら帰る。

(走行距離 約210キロ  歩行距離 約5.6キロ  累積標高差 約480m)

by hotaka443 | 2012-05-10 10:27

No212 四国寒風山から笹ケ峰へ 伊予富士・瓶ケ森は雨中止

寒風山(1763m)~笹ケ峰(1859.5m) 高知県いの町・愛媛県西条市 2012・4・29(日)
 天気・晴れのち曇り メンバー8人



b0185573_1457257.jpg


ゴールデンウイーク前半の29~30日は山仲間と四国行きだ。
29日は寒風山から笹ケ峰往復、30日は伊予富士と瓶ケ森の予定で5時に車2台で姫路を出発した。
30日の天気は?なので、どちらを先に登か・・・メンバーさんは始めてなのでどちらでもいいとのことなので、私にとっては7年ぶりになる笹ケ峰を先に登ることにした。他の3山は最近では昨年と一昨年に登っている。

吉備SAで朝食休憩をとり、R194旧寒風山隧道南出口の駐車場に9時ちょうどに着いた。しかし30台ちかく停められる駐車場はすでに満車。瓶ケ森林道に少し入った所に広場があるので そこに駐車する。
b0185573_9115344.jpg

9:25支度を済ませスタート。

石鎚山系元気ウオーキング大会による通行規制の案内が、冬期閉鎖用のゲートに取り付けられている。
ここから土小屋まで約26キロ、展望抜群の舗装林道だ。
b0185573_9232433.jpg

駐車場の端に登山口がある。
b0185573_924576.jpg
b0185573_9241618.jpg

最初はいきなりの急登だが、少しすると低木とササの快適な道に変わる。
b0185573_1059342.jpg

植生がササに変わると、右前方に冠山が独特の姿を現した。昨年5月に登ったが、素晴らしいあけぼのつつじの歓迎を受けた記憶が甦る。
b0185573_115667.jpg

10:10一面ササ原の桑瀬峠に着いた。昔の土佐から伊予に抜ける峠で、登山道も北が寒風山、南が伊予富士とに分かれる。
b0185573_118564.jpg

寒風山前衛の懸崖の絶壁が見える。
b0185573_1191971.jpg

10分ほど休憩して出発、ササ原を行く。振り返ると伊予富士が大きい。
ただ北東方面から見るとコブが並びどうしてこれが富士?といいたくなる。
一番高いピークが伊予富士で、南側から眺めるとコブが隠れ富士山らしく見える。
b0185573_13381681.jpg

懸崖が立ちはだかる。その向こうはP1630、寒風山は→のピークになる。
b0185573_14102058.jpg

懸崖はすそを巻くが,一帯は岩場でハシゴやロープが続く。
b0185573_14145875.jpg

b0185573_14184598.jpg

この標識から一度下るが、コース唯一の要注意個所になる。
b0185573_14225666.jpg

b0185573_14251639.jpg
b0185573_14253763.jpg

最近では昨年の残雪期に登ったが、ロープ位置が高くて手が届かず、雪で滑りやすい狭い足場はノーアイゼンでヒヤヒヤものだった。
b0185573_14292345.jpg

b0185573_14332042.jpg

岩場を無事通過、ヤレヤレと立ち止まり一息つき、雄大な景色に見とれる。バックは伊予富士。
b0185573_14352026.jpg

冠山がだいぶ近くなる。その右奥にモヤって見えにくいが、丸い形の平家平がのぞく。
b0185573_14433579.jpg

背の低い四国ザサの快適な道。
b0185573_1513484.jpg

11:20 大勢の登山者で賑わう寒風山に着いた。
b0185573_1582095.jpg

腹へった~の声があがるが、8人座って食事する場所がない。笹ケ峰ははるか彼方だし、途中のどこか適当な場所まで食事はおあずけで、出発だ。

左が笹ケ峰だが、その手前に深いコルがあり、まだまだ遠いな~ 右はちち山。その右で霞んでいる山は東赤石山のようだ。
b0185573_15132763.jpg

b0185573_17531185.jpg

地形図では寒風山から一度1620mほどのコルまで下り、コルから笹ケ峰まで240mほどの登りになる。結構キツそうだ。目の前にそのコルが迫ってくる。
b0185573_1853517.jpg

コルへの下り
b0185573_1892980.jpg

間違って降りないようにステンレス製の通行止標識。以前はステンレス素材のままだったように記憶しているが・・・コルへの下りはササ原から一転、ゴツゴツ下岩場に変わる。
b0185573_18143371.jpg

ロープで最低鞍部に降り、再び登りになる。
b0185573_1820121.jpg
b0185573_18203219.jpg

結構歩いたつもりなのに、まだ50分もかかるのか・・・急に南寄りの風がきつくなってきた。
b0185573_18413485.jpg

12:10寒風山から45分、もうアカン お昼にしよう。ちょうど南風が遮られるところで腰を下ろし座り込む。
b0185573_18481028.jpg

40分ばかりのんびりし、12:50 さあ笹ケ峰に向け出発だ。見上げる笹ケ峰。南斜面はコメツツジが群生している。
b0185573_1851848.jpg

まだ経験の浅い一人がペースダウン気味。それでも頑張って頂上を目指す。あと少しだ。
b0185573_19505682.jpg

振向けば石鎚山が。
b0185573_2072917.jpg

尾根を直接登らずに北斜面を巻き、北側の丸山荘からの道と合流する。正面丸山荘側から母子連れの姿が見える。元気な男の子、3歳だ。有人小屋の丸山荘からだと、1時間弱で山頂に立てる。
b0185573_20125725.jpg
b0185573_20173380.jpg

13:45 ようやく笹ケ峰山頂に着いたが、猛烈な南風にじっと立っていられない。親子連れが石積みの蔭で身を寄せている。
b0185573_20492695.jpg
b0185573_2019473.jpg

三角点は一等で点名は山名と同じく笹ケ峰。
b0185573_20302072.jpg

東南東方向に右冠山と左平家平がすぐそこだ。冠山へは2時間弱で行ける。
b0185573_20373139.jpg

北東は手前のちち山の左に、西赤石山から東赤石山にかけての山並みが連なっている。
b0185573_20433888.jpg

西の大展望のパノラマ。
b0185573_2045287.jpg

b0185573_2055199.jpg

しかしこの強風、ゆっくりと大展望を楽しむ時間を与えてくれない。風の息に瞬間吹き飛ばされそうになる。

帰ってから12時の地上天気図を調べてみて納得だ。
紀伊半島東に高気圧があり、地上では風弱く晴れていることだろうが、2000m近い山頂では南寄りの強風が吹き荒れている。上海付近に延びてきた前線の影響だ。高い山では地上より一足早く天気は崩れる。(実際翌日は朝から雨になった)
b0185573_21153446.jpg

13:50 残念ながら5分ほどで下山だ。来た道を引き返し15:20寒風山に帰ってきた。賑わっていた登山者の姿はすでにない。
b0185573_21402861.jpg

特徴ある六つのコブの伊予富士を前にして寒風山にお別れだ。
b0185573_21463686.jpg

南の眼下にはR194が高知に向かって山合いを下っていく。
b0185573_21491568.jpg

懸崖あたりのハシゴ・ロープを通過、やっと桑瀬峠が見える所まで帰ってきた。
b0185573_21543916.jpg

16:20 桑瀬峠。高知側から風が吹き上がってくる。愛媛側への風の通り道で 寒いくらいだ。
b0185573_21514487.jpg

10分ほど休憩して駐車場に向けスタート。
多くの登山者で賑わっていたが人影もなく、展望のない樹林帯の静かな道をゆっくり下る。
ようやく駐車場が見えてきたが、すでに車の姿はない。
b0185573_6472716.jpg

17:20 無事下山、お疲れ様でした。
b0185573_6485366.jpg

本日は登山者が多いので店開きしていた寒風茶屋も店じまい。トンネルは旧R194の寒風山トンネル。
b0185573_6515873.jpg

17:30今夜の宿、道の駅も兼ねた木の香温泉に向かう。R194を高知に向かって下ってすぐだ。私は今日で3度目になる。
b0185573_723385.jpg

b0185573_741539.jpg
b0185573_743527.jpg


4月30日 夜明けごろからパラパラしていたが、やんだすきに外に出てみる。ボンヤリしている寒風山。
b0185573_7331781.jpg

やがて本降になってきた。残念ながら本日の伊予富士、瓶ケ森は中止だ。

食後温泉につかり9時すぎ宿を出る。
途中吉備SAで早めの昼食をとり 13時半頃姫路に帰ってきた。

私にとっては7年ぶりの笹ケ峰に期待、過去は雨やガスで展望が得られなかったが、今回は強風とはいえ360度の展望に満足だった。

帰宅後天気図を見ると、昨日上海付近に延びていた雨を降らせる前線が、九州のすぐ南に近づいていた。
b0185573_782359.png

by hotaka443 | 2012-05-04 07:13

No211 再びつつじ回廊とみずめ桜・満開!

つつじ回廊~みずめ桜 兵庫県養父市 2012・4・25 (水) 天気・晴れのち曇り メンバー・3人


先週17日に来た時はつつじは咲き始め、みずめ桜は?だったが、これだけつつじが群生している所は珍しいので是非見たいとおっしゃるIさんのために、1週間待てば満開になるだろうから23日に行こうと決めていた。
(2012・4・17の記事を見てください)

今日は御祓山には登らず、ツツジ観賞のみ、その後つつじを見ながら すき焼きパーテイ をする計画である。

途中山崎のスーパーですき焼きの材料を調達し、目的地に向かう。今日のつつじ回廊は満開に違いない。
b0185573_9483218.jpg

県道6から右折、駐車場に着くと、すでに駐車場はほぼ満車状態だ。
先週は車ゼロだったが、水曜日にかかわらずこれだけの車には驚きだ。今が見頃に違いない。
支度を済ませ出発。東屋が見える位置までくると、屋根の向こうはうっすらとピンク色に染まっている。
期待通り今が見ごろだ。
b0185573_101850.jpg
b0185573_1012455.jpg
b0185573_1013562.jpg
b0185573_1014977.jpg
b0185573_102312.jpg
b0185573_1021855.jpg
b0185573_1024113.jpg
b0185573_1025713.jpg

b0185573_9545115.jpg

まだ蕾の木も見受けられるが、先週咲いていた木は当然花はしぼんでいる。

Iさんが下山してくる人に「桜はどうですか?」と尋ねると、「今が満開です」との返事が返ってきた。
「満開?咲いているんですか?」半信半疑だ。一週間前は蕾すら見えなかったのに・・・・
そうか、みずめ桜の花びらは白くて小さい。それに離れた遠いところから見るので、蕾の膨らみがわからなかったのだろう。
今日は展望台まで登って引き返す予定だったが、足を延ばしてみずめ桜を是非みておかないと・・・

食材の入った重いザックを置いて から荷で行くため、先に食事場所の確保だ。
旧道に入るとふさわしい場所があるので、そこにザックを置いて桜見物に行く。

展望台までくると、みずめ桜の白い色がはっきり見える。
b0185573_10151744.jpg

b0185573_10421991.jpg

桜に近づくとあちこちにカメラマンの姿が。右下の黄色いシャツの人物と比較すると、木の大きさが判断できる。
b0185573_10322647.jpg

b0185573_10343296.jpg


b0185573_1036094.jpg

しばらく桜観賞を楽しんだ後、つぎの楽しみは すき焼きだ。
最初の登山道は ほぼ尾根上を直登、急傾斜が多くロープを張った個所が多いが、今のルートはほとんど尾根を巻いている。
旧道はまず人が入り込まないが、つつじも多い。
b0185573_10494711.jpg

b0185573_1050614.jpg

さあ食べるぞ・・・
b0185573_10503981.jpg

b0185573_10545218.jpg

下の登山道はひっきりなしに人が通るが、[いい匂いやな~」の声が聞こえてくる。
腹いっぱいすき焼を詰め込んだあとコーヒーをいただき、下山する。
つつじ、みずめ桜、そしてすき焼きを堪能し、満足な一日でした。

帰りの県道6、富士野トンネル入り口の養父市側に咲いている桜、これもみずめ桜と同じ、えどひがんざくらかな?
b0185573_1133918.jpg


今日はデーターありません
by hotaka443 | 2012-05-03 06:59