みちくさおじさん山を歩く

<   2012年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

No210 鈴鹿・御池岳が岡山・伯州山に変更 イワウチワは咲き始め

伯州山 (1044.9m) 岡山県鏡野町 2012.4.24(火) 天気・晴れ(黄砂飛来) メンバー・3人

b0185573_18441536.jpg



b0185573_1826351.jpg


今日は鈴鹿の御池岳に登るため 予定通り5時にIさん宅に行くと、Tさんから「朝起きてみると体調が芳しくないので 今日はキャンセルしたい」との電話が今入ったばかり との事。
私は何度も登っているが メンバーさんは始めてなので 次回に3人揃った時に登ることにした。

さ~てどうしょう・・・3人とも朝食をとってないので、喫茶店に入って行き先を決めよう、と言ったら パンを焼いてきたのでどこかの公園でコーヒーを入れて朝食にしようとおっしゃるので、それじゃ と目的もなく西に向かって車を走らす。

そのうちに岡山の山に行こうか、という話になり、R29を北上、山崎ICに向かう。
高速に入ると、勝央SAで朝食を食べながら行き先決めよう、というになり、SAに着くと誰もいない休憩所で朝食を食べる。行き当たりばったりもいいところだ。

「どこかお花の咲いている所ないかな?」「それならこのすぐ北側の那岐山の鳥取県側、今ならイワウチワが咲き始めている頃じゃないかな」
「那岐山は過去に何度も登っているので新鮮味がないな」
「それじゃ伯州山は?」「伯州山って聞いたことないけど、どこにあるの?」
という事でやっと伯州山に決定する。しかしまだ7時前で少々早い。
ここからだと1時間もあれば着いてしまうので、どこかでみちくさしょう・・・・

みちくさを意識した訳ではないが、上斎原を過ぎてからうっかりして伯州山に入る道の一つ手前のR482に入ってしまった。
恩原高原まで走り、スキー場のゲレンデでワラビでも採るか、なんて考えていたらストップがかかる。道端にフキノトウ発見だ。
b0185573_6324346.jpg

まだ道路脇には雪の山も残っている。
b0185573_633338.jpg

すでに花が咲き終わったものから顔をのぞかせたものなど、あっという間にビニール袋いっぱいになる。
b0185573_6383266.jpg

大収穫にニンマリ、さて今度はイワウチワだ。正規ルートに戻り、赤和瀬集落の登山口に向かう。

そこにはマイクロバスが止まっており、団体さんが続々降りる途中で、ナンバーを見ると香川だ。
頂上で食事をされるだろうから、狭い山頂はラッシュになりそうだ。

バスの横を抜け少し先の林道入口の広くなった所に駐車する。8:40
下山はこの林道の本谷コースを予定しているので様子をうかがうが、まだすごい残雪だ。平地でこれだから無理かな・・・
b0185573_6524076.jpg

最初来た時、ブロックが立ち並ぶ異様な光景に驚いたものだが、最後の民家のおばさんに尋ねたところ、ブロックの上に板を敷き、胡蝶蘭を栽培するビニールハウスだと教えていただいた。
しかし後を継ぐ人がいなくなったのか、ここは荒れたままになったいる。
b0185573_7142557.jpg

b0185573_712273.jpg

8:50出発。最後の民家は屋根も新しくなり、軒先は新しい柱で補強されている。
b0185573_7525545.jpg

昨年は4月17日に来ているが、このあたりは一面銀世界。今年は少し林道を入ったあたりから残雪が現れる。後ろから高砂から来られた単独の男性に追つかれる。
昨日は米子の知人宅へ遊びに行き、帰りに以前から登りたかった伯州山に立ち寄ったとのこと。
b0185573_757675.jpg

直進滝谷コースと右折遊歩道の分岐に着いた。
山頂へは谷沿いの滝谷コースが早いが、この残雪では登山道は雪で埋め尽くされているはずだ。
高砂の男性は分岐で立ち止まったが、直進を選ばれ、カーブへ消えていった。
b0185573_816267.jpg

遊歩道に入り、谷沿いを進むと、沢から離れ階段道はジグザグしながら尾根を登って行く。
b0185573_854548.jpg


「咲いてるよ」に振り向くと、気が付かなかったがイワウチワが、あちこちにピンクの花を付けている。
しかしまだ早いのか蕾が目立つ。
b0185573_8244191.jpg
b0185573_824588.jpg

階段が終わると快適な尾根道に変わる。
b0185573_8574792.jpg

少し先で新コースを右に分ける。直進の遊歩道は谷に下り滝谷コースと合流するが、我々は新コースに入る。イワウチワは新コースに多い。
b0185573_92218.jpg

取り付きは少し急坂があるがすぐに尾根に出ると、早速イワウチワのお出迎えだ。
b0185573_941990.jpg

b0185573_9131977.jpg

しかし咲いているのは部分的で、蕾や蕾すらない方が多い。あと1週間先くらいになると花を咲かせることだろう。

先ほどの高砂の男性が後ろからやってきた。滝谷コースは雪が深くて道がわからず、引き返してきて新コースを登って来られたそうだ。
このコースはイワウチワがきれいですね、と話しかけたが、花には無関心らしく、イワウチワってなんですか?の返事が返ってきた。

そういえば私だって20代の頃はひたすらピークハンターに励み、花なんて眼中になかったな~
b0185573_9231182.jpg

まだ冬から目覚めていない木々が大部分だが、やがて芽をふく日も近い。
b0185573_9205234.jpg

その後も何か所か花弁をいっぱい広げた群生地を通過。
b0185573_144417.jpg
b0185573_14443559.jpg
b0185573_14464714.jpg

花ばかり見つめて歩いていたが、ふと左を見ると、滝谷コースを挟んだ向こう側の直線状の尾根と緑のササ、残雪、青い空・・・とっても美しい。
b0185573_14551329.jpg

小さなコブを越えると植生が変わり、イワウチワは姿を隠す。
b0185573_14562669.jpg

やがて伯州山荘が木立の間から姿を現す。
b0185573_1458014.jpg

b0185573_18523371.jpg

清掃がいきとどき、いつ来ても小屋の内部はキレイだ。
b0185573_18525455.jpg

小屋から見る伯州山は近い。
高砂の男性が降りてこられた。大勢の人で1人の私がいる場所がないです、と苦笑しながら来た道を降りて行かれた。

b0185573_19191149.jpg

10:50先ほどの団体さんで賑わう山頂に着いた。確かにあまり広くない山頂は団体さんに占領されており、隅の方に場所を確保する。
b0185573_19215158.jpg

時間は早いが食事にしよう。やがて団体さんは帰って行かれ、静寂が戻ってきた。
すぐにカップルが登ってこられたが、記念写真だけで下山される。それ以後登山者はない。
遠慮していた三角点の写真を1枚。三等で点名は白作山だ。
尚この伯州山は地図では無名峰になっている。
b0185573_20541897.jpg

晴れていれば西の方向に、下の写真のように大山が見えるのだが、今日も黄砂で視界不良だ。
b0185573_215358.jpg

b0185573_21394421.jpg

南にはこの山々が見えるのだが・・・いずれも前々回と前回に撮影した写真。

b0185573_21554738.jpg

11:50 山頂でのんびり1時間過ごして下山開始。
今日は暖かいので、登りの蕾みも開いてる可能性あるので、ピストンにしようという事になった。
途中で4人の女性グループが「イワウチワ、とっても素晴らしいですね、感激しました」と言いながら登ってこられた。
確かに蕾だった所は一斉に開き、とっても美しい。
b0185573_228366.jpg
b0185573_2282997.jpg

b0185573_22104215.jpg

登るとき異常なかった対岸の谷筋を埋めていた雪が、気温が上がったせいか、雪崩れを起こしている。
b0185573_22243769.jpg

13:00滝谷コース分岐に降りてきた。
b0185573_222684.jpg

ここから下はもう花はない。13:15駐車地点に帰ってきた。
たっぷりとイワウチワを観賞させてもらって満足だった。
13:30出発。帰りはおなじみ上斎原温泉・国民宿舎いつきの「クアガーデンこのか」へ直行。
少し遅れて今桜が満開だ。
b0185573_2238319.jpg

三ケ上を露天風呂から眺めながら、のんびりと温泉につかる。
b0185573_22405992.jpg


[参考データー]
歩行距離 約5.2キロ 累積標高差 約360m その他はみちくさが多すぎたので省略します。


前回2011/4/16アリ
by hotaka443 | 2012-04-27 18:16

No209 展望抜群、ツツジ満開の姫路市南部の低山徘徊 

大日山(107.4m)~坂の山(110.7m)兵庫・姫路市 2012・4・23(月) 天気・晴れ メンバー・3人


b0185573_841614.jpg


姫路BP姫路JCから姫路東ICの間を走っていると、南側に100m前後の低山が横たわっている。
無数の登山道が走っており、それに加えて地元の人が新しく道をプラス、2~3時間の低山歩きが楽しめると聞いていたが、あの程度の里山で?と半信半疑だった。

そこで今日はウソかホントか、いよいよTさんに案内してもらう事になった。
登山口は山陽電鉄八家と的形のほぼ中間の山側にある団地、ネオポリスの奥まった所からであるが、ただここに道標がないので始めての人にはわかりずらい位置である。

14:00 団地奥から山に取りつく。道はしっかりしているが、両側は背の高い笹が密生している。
b0185573_8444178.jpg

すぐに道標がある。右大日山へ。青の山は帰りに通る。
b0185573_846261.jpg

b0185573_8475147.jpg
b0185573_848426.jpg

つづら折れの道を登って行く。
b0185573_8531931.jpg

大日山に着いた。立派な東屋にビックリ!
b0185573_8541731.jpg

b0185573_8544312.jpg

b0185573_8553315.jpg

素晴らしい展望が広がる。南東方向の眼下に的形の町が広がり、左には高砂の工場群。あいにくの黄砂で遠くはボンヤリ、瀬戸大橋や淡路島方面は見えない。
b0185573_8593622.jpg

南には高坪山。足を延ばす予定だったが、時間切れで後日に回す。山麓の白いラインは国道250号。
b0185573_954178.jpg

次の坂の山へ向かう。
b0185573_9161788.jpg

b0185573_917355.jpg

15分位で坂の山に着く。
b0185573_9175656.jpg

b0185573_9212349.jpg

新しいベンチが設けられている。
b0185573_922334.jpg

大日山とほぼ同じ展望が得られる。
b0185573_9282246.jpg

途中のコルまでまで引き返し、北に向かう。道標の写真忘れ。
b0185573_16155349.jpg

左下の樹木越しにチラチラ池を見ながらゆっくり下ると、やがて田圃に出た。
b0185573_16182872.jpg

畦道をのんびり歩く。
b0185573_16192511.jpg

再び山に取りつき、しばらく歩くと尾根に出た。そこはつつじ街道だ。
b0185573_16204349.jpg

やがて道は標高点89m上に立つ鉄塔で行き止まりになる。
b0185573_16234664.jpg
b0185573_1624222.jpg

この先は姫路BPとその側道が走っているが,急斜面で下に降りられないそうだ。
帰りは尾根道だが、高圧線が走っており、巡視路を歩くことになる。しかしやたらと枝道が多い。
分岐点にへり岩の道標。へり岩って何だ?
b0185573_16315637.jpg
b0185573_16321183.jpg

西側を見下ろす展望台だ。ただ黄砂で視界がぼやけている。東西に走るのが姫路BPで、白い建物が姫路東IC付近のホテル街。
b0185573_16325041.jpg

b0185573_16362358.jpg

つつじ街道をテクテク。14時ごろスタートしたが、17時近くになってきた。
b0185573_16443558.jpg

b0185573_1732056.jpg

登山口はもうすぐ。黄色い・・・忘れた草が咲いていた。
b0185573_17341046.jpg

今日のお楽しみはタケノコ掘り。持主さんの了解を得ています。
b0185573_17373554.jpg
b0185573_17375291.jpg
b0185573_17381097.jpg

あちこちにニョキニョキ。しかし園芸用の小さなスコップでは作業がはかどらず、4本で打ち切り。煮ものに天ぷら、さっそくいただきました。

(本日の歩行距離 約6.5キロ  累積標高差 約380m) これ以外のデーターは取らず

Tさんの話では、道が縦横に走っているのでいろんなコースがとれるとのこと。
里山にしては歩きがいのある楽しい山だった。
by hotaka443 | 2012-04-25 05:22

No208 つつじと「みづめ桜」の御祓山は △と×

御祓山(773.1m) 兵庫県養父市 2012.4.17(火) 天気・晴れ メンバー・4人


b0185573_1320994.jpg


一昨日の和気アルプス&外国山はつつじが満開だった。しかし雪の多い御祓山はどうだろう?
去年は24日に登っており、つつじ、そしてみづめ桜も満開だったが、今年はいつまでも寒かったし、去年より1週間ばかり早いので行ってみてのお楽しみだ。

今日はまだ登ったこといのない火曜日のメンバーで8:05姫路を出発、R29~県道6で富士野峠を越え、但馬に入る。鉱山が閉鎖された明延の町は閑散としているが、道路沿いの桜は今が満開で素晴らしい眺めだ。

9:50 駐車場に着いたが1台の車もいない。シーズンに入ると平日でも誰か来ているはずだが、まだ早いのかな?
b0185573_16401584.jpg

b0185573_16432125.jpg

支度をしてスタート。しばらくは沢沿いのジメジメした植林の中を歩くが、10分ほどすると東屋が見えてくる。このあたりまでくると、東屋のバックがピンクで燃えているのだが、その気配がない。
b0185573_1643189.jpg

尾根に取りつくあたりのつつじは、まだつぼみだ。
b0185573_16473641.jpg

山桜は満開だ。
b0185573_16483578.jpg

登るにつれ、花いっぱいの木も所どころに見られるようになる。
b0185573_16522138.jpg
b0185573_16523483.jpg

それでも大半の木はまだ蕾ふくらむ程度だ。
b0185573_16552471.jpg

b0185573_16573416.jpg
b0185573_16582656.jpg

つつじのトンネルを期待していたが、こればかりは・・・
10:55見晴らし台の下に着いた。
b0185573_17161113.jpg

見晴らし台
b0185573_17191593.jpg
は小高いピークの上だが、倒木やアセビが邪魔をして登れないので、すぐ下のベンチでコーヒータイム。目の前の須留ケ峰はガスの中だ。
b0185573_1733029.jpg

このあたりはアセビが集中している所だ。
b0185573_1720388.jpg

b0185573_17202980.jpg
b0185573_17204436.jpg

見晴らし台から植林の中のコルに下り、登り返す。前方にみずめ桜の大木が見えてきた。しかし花は付けていないようだ。
b0185573_17234432.jpg

b0185573_17273036.jpg

この時期になって花芽がないという事は、今年は咲かない年のようだ。
もう老木で、咲かない年もあり、何年か前に来たときも花芽がない時があった。
気になるのは幹の部分がかなり空洞になっているが、新しい木クズが積もっていることだ。
空洞化がさらに進んでいる事がうかがえる。対策を練る時期のような気がするのだが・・・
b0185573_1728198.jpg

この写真は昨年4月24日で、満開近しだった。
b0185573_1733108.jpg

須留ケ峰に続き、氷ノ山方面もガスの中。
b0185573_1742738.jpg

下は一昨年4月10日の写真。
b0185573_17435774.jpg

御祓山に向かう。少し登ると三差路がる。鋭角に左に曲がると山頂へ、直進は南ルートだが、登山道が荒れており数年前より通行止めになっている。
b0185573_20105711.jpg

b0185573_20102919.jpg

ここから登山道は急登に変わる。ロープの激登り。
b0185573_20124727.jpg

2か所目のロープ設置場所。
b0185573_20504060.jpg

最後の直登も結構キツイ。
b0185573_20155915.jpg

11:50誰もいない山頂に着いた。
b0185573_2018263.jpg

四等三角点糸原。標柱の角が欠け紐で結んである。自然に欠けることはまずないので、誰かの悪戯だろう。
b0185573_5385769.jpg

さあ食事だ。
b0185573_5423299.jpg

その時賑やかな声が上がってきた。
「きつい登りやったな~おなかへったわ」
21名の大阪・神戸の団体さんだ。姫路駅で集合、バスで来られたそうだ。狭い山頂はいっぱいになった。
コーヒーをいただいて食事終了、下山にしょう。12:30だ。
この急坂、あまり急ぐと落ち葉で滑るで~
b0185573_5521610.jpg

b0185573_5525317.jpg

13:10見晴らし台まで降りてきた。相変わらず須留ケ峰頂上付近ははガスの中。
b0185573_5562961.jpg

登るときより蕾が膨らみ、花もかなり開いたようだ。この調子だと週末から来週にかけてが見頃になりそうだ。
b0185573_5594715.jpg
b0185573_60878.jpg

b0185573_625781.jpg

13:45駐車場に戻ってきた。団体さんを乗せてきたマイクロバスの運転手さんが退屈そうにブラブラされている。
「団体さん、降りてきそうですか?」バスは駐車場まで入れないので下の県道に駐車、このあと樽見の大桜と天滝にまわり姫路駅まで送り、地元のバスなのでまたこちらに帰られるそうだ。

帰り道にある温泉(まほろばの湯)を予定していたが、本日休業につき、山崎の手前の(よい温泉)で汗を流し、17時過ぎ姫路に帰ってきた。
b0185573_745157.jpg


[参考データー]

8:05出発⇒R29⇒県道6⇒みづめ桜看板右折・駐車場9:50
スタート9:55→東屋10:05→見晴らし台10:55~11:05→みづめ桜11:15~11:25→御祓山11:50~12:30→みづめ桜12:50→東屋13:35→駐車場13:45
出発13:55⇒よい温泉14:45~16:00⇒姫路17:05

(走行距離 約170キロ  歩行距離 約5.9キロ 累積標高差 約660m)

by hotaka443 | 2012-04-22 13:53

No207 和気アルプス・衝立岩~最高峰 おまけの外国山

衝立岩神ノ上山(370.2m)&外国山(257.7m) 岡山県和気町 2012.4.15(日)天気・晴れ メンバー4人


b0185573_2217271.jpg


今日は山仲間の案内で和気アルプスに向かった。
のんびりムードで9時半に家を出て、1時間ほどで和気鵜飼谷温泉の駐車場に着いた。
私には3度目、最近ではこの2月に登ったばかりのザイテングラードコースだ。

下山後温泉に入るので駐車場をお借りし、支度を済ませて出発、県道414を北に向かって歩く。
舗装された道を歩くのは苦手だ。交通量の少ない道路の端のわずかな隙間に、スミレが数メートルにわたって咲いている。
日射による路面の熱や少ない土・水など過酷な条件を克服、可憐な花にしてはたくましい限りだ。
b0185573_5193598.jpg

民家の庭先からこぼれる花。春だな~
b0185573_5235988.jpg

b0185573_527710.jpg

20分余り歩くと、集落の最後の民家の手間から、見逃しそうな標識に従って右折する。最初来た時はこの標識がわからず、向こうの電柱の先の道を右折して、民家の庭に入ってしまった。
b0185573_5335577.jpg

車が入れそうな道はすぐ狭くなる。平凡な景色の中にピンクのツツジがひときは艶やかだ。
b0185573_5381395.jpg

b0185573_5383221.jpg

10分ほど歩くと分岐がある。和気アルプス一帯を整備されている地元の藤本正道さんが開拓された道だが、開通から9年、道標の文字も時代を感じさせられ、読みにくくなってきた。
b0185573_5445158.jpg

b0185573_5522146.jpg

小滝のかかる小さな沢を渡る。
b0185573_6215648.jpg

ここからはシダの多い激斜面に取りつく。
b0185573_6184926.jpg

シダが終わると岩場に変わる。ザイテングラードだ。
b0185573_6244330.jpg

激斜面を喘ぎながら ひたすら登る。
b0185573_630038.jpg

岩が張り出した(崖っぷち)に着いた。谷の向こうに40mの衝立岩が。
b0185573_633815.jpg

一休みして振り返る下界の眺め。中央を横切るのは吉井川。外国(そとくに)山は下山中に、まだ時間が早いのでおまけの山として急に登ることに話がまった。
b0185573_185185.jpg

少し登ると分岐に着く。左は衝立岩、右はザイテングラードだ。
b0185573_18102195.jpg

衝立岩ルートは結構ハードど書かれており、どちらのコースも開拓者の正道さんのネーミングが付けられている。
b0185573_1811971.jpg

最初単独で来た時途中まで入ったが、岩場で万一の事があるとまずいので引き返している。
よく見ると下山してくる人影が見えたので、入ってみようということになった。
以前に比べると踏み跡もしっかりしている。かなり入山者も増えたようだ。狭い岩場を慎重に通過。
b0185573_18232682.jpg

b0185573_18271552.jpg

立ちはだかる絶壁。
b0185573_18295959.jpg

先ほどの人影は若い男女のカップルだ。
b0185573_18315931.jpg

慎重に足場を選ぶ。下に樹木が生えてなかったら、足がすくむ場面だ。
b0185573_18331095.jpg

b0185573_18395325.jpg

前方が衝立岩か
b0185573_18405348.jpg

「気合を抜いたらすべります」の標示。
b0185573_18433273.jpg

衝立岩の下に立つ。どうやって登るのか?とあたりを見渡すと、岩と右のブッシュの狭い間に道があった。
b0185573_18472985.jpg
b0185573_18511357.jpg

一息ついて南側のザイテングラードの尾根を見る。
b0185573_18554042.jpg

狭い衝立岩の上部に立つ。「そっとのぞいてみてごらん」の案内。 うひゃ~!
b0185573_18583941.jpg

衝立岩が終わると剣峰は近い。
b0185573_1951293.jpg
b0185573_1953314.jpg
b0185573_1955082.jpg

剣峰頂上に着いた。南側が開けた小広場になっている。
b0185573_199356.jpg

衝立岩の上部に位置するだけに南側は遮るものがなく、素晴らしい展望が広がっている。
b0185573_548296.jpg

11:55ゆっくり食事をしたい所だが、最高峰の神ノ上山まで行く事にする。左から上がってくるザイテングラ-ドコースを見送り、迷いのピークを通過、剣峰から10分あまりで右に縦走路を分ける。
b0185573_6285640.jpg

12:10 神ノ上山に着く。
b0185573_6325929.jpg

三角点は2等で点名は日笠下。
b0185573_2033598.jpg

那岐連山
b0185573_2042175.jpg

途中ですれ違ったが、頂上は誰もいない。食事をしていたら団体さんが登ってこられ、賑やかになる。下山は先ほどの分岐まで戻り、縦走路に入る。少し歩くと分気があり、左は鷹ノ巣に向かい右が縦走路だ。
b0185573_20113070.jpg

ツツジが満開の快適な縦走路。
b0185573_20152834.jpg
b0185573_2016317.jpg

宗堂池を見下ろす。
b0185573_20193912.jpg

あちこちでツツジのトンネルをくぐる。
b0185573_922534.jpg

縦走路との分岐の奥の峰は特徴のないごく小さなピークで、道標もなくわかりずらいが、ここを右折。一度コル下って登り返すと槍ケ峰だ。槍の穂先に神ノ上山で先発されたグループの数人の姿が見えるが、立木と同化している。
b0185573_9335648.jpg

もうすぐ槍ケ峰だ。
b0185573_9371833.jpg

13:20 槍ケ峰山頂。狭い岩山の槍からザイテングラードと衝立岩を見る。
b0185573_10473865.jpg

奥ノ峰を振り返る。
b0185573_1654326.jpg

槍ケ峰からコルに降り、少し登り返すと白岩山の小ピークで、ここからは下りになる。白い屋根の交通公園と,鵜飼谷温泉の建物が見えてきた。
b0185573_16201232.jpg

b0185573_1622018.jpg
b0185573_1622166.jpg

13:40。まだ帰るのには早すぎる時間だ。もうひとつ すぐそこの外国山に登ろうか・・・
左の斜面から登り、右のコルに降りてきて駐車場に戻る、約2時間のハイキングコースだ。
b0185573_16273284.jpg

岩場が結構多い。
b0185573_16303697.jpg

ゴールが見えてきた。あと一息だ。
b0185573_1640983.jpg

13:50登山口に降りてきた。先月はなかった獣除けフエンスが設けられている。
b0185573_164234100.jpg

13:55 鵜飼谷温泉駐車場に到着。このまま温泉直行とするか・・・
一瞬迷うが、外国山に登り、また温泉に戻ってくる事に決定。靴を履いたまま出発だ。

外国山に移動

b0185573_1853186.jpg


和気橋から眺める吉井川右岸の堤防沿いの桜の名所。大勢の人で賑わっている。
b0185573_1651113.jpg

これが外国山。この1月に県道417より写したもの。二つの鉄塔の間のピークに三角点がある。
b0185573_16515581.jpg

集落の入り口に案内の看板があり、左に入り少し走ると電柱にも表示がある。
b0185573_1810761.jpg

b0185573_18122540.jpg

狭い道の突き当たりが5~6台は停められる駐車場になっている。
車は1台も無い。水だけを持って出発。貴重なデーターを紛失してしまったが、14:10頃だろうか。駐車場の入り口に登山口はあり、獣除けフエンスを開けて入る。
b0185573_18213292.jpg

この道は鉄塔巡視路らしく、プラ階段が所どころにある。東に歩いてきた和気アルプスがクッキリと眺められる。
b0185573_1846589.jpg

20分ほどでNo223鉄塔下に着いた。
b0185573_18482845.jpg

南側が開けた大展望台だ。ゆったりと流れる吉井川。流れは左から右で、二つ目の橋が山陽道。前の山は大きな熊山山塊。
b0185573_18535317.jpg

縦走路のあるNo224鉄塔とその手前が三角点のあるピーク。
b0185573_5393570.jpg

通称ナイフエッジへの登り。
b0185573_540441.jpg

先ほどの和気アルプスほど多くはないが、ミツバツツジが出向けてくれる。
b0185573_5403845.jpg

名前ほど狭くはないが、ナイフエッジの頂上付近。
b0185573_5461079.jpg

右下には岩場を避けた迂回路がある。これは巡視員用だろう。
b0185573_5494231.jpg

短い距離だがナイフエッジの終わり。最終部分の下りの岩場は要注意だ。
b0185573_5502969.jpg

振り返って見るナイフエッジとNo2223鉄塔。鉄塔も各電力会社により微妙な違いがある。
b0185573_5514896.jpg

b0185573_615517.jpg

14:40すぐに四等三角点外国山に着く。
b0185573_5571136.jpg

ここからは展望のない平凡な尾根歩きになる。引き返してもいいが、直進する。
次のNo224鉄塔
b0185573_633854.jpg

鉄塔を過ぎると高度80mの急坂を下り50mを登る。そのあと100mの激下りで沢を渡り、林道に出た。
15:10になっている。
b0185573_6125758.jpg

1.2キロの退屈な林道歩き。桃と白い桜。
b0185573_6175173.jpg

b0185573_6181586.jpg

交差点に出るので右へ。
b0185573_6184312.jpg

満開の桜を見る。
b0185573_6195570.jpg
 
交差点から1.4キロほどの舗装道路をテクテク、15:55駐車場に帰ってきた。
靴を履き替え、再び鵜飼谷温泉に引き返し、ゆっくりと二山の汗を流す。登山の後の温泉は何よりの御馳走である。
データー紛失したが、18:30頃自宅に帰ってきた。

[和気アルプス 歩行距離 約5.7キロ 累積標高差約460m ・ 外国山 歩行距離 約4・6キロ 累積標高差 約350m ]
by hotaka443 | 2012-04-18 21:00

No206 四国・法皇山系・赤星山~豊受山縦走

赤星山(1453.2m)~豊受山(1247.4m) 四国中央市 2012・4・9(月) 天気・晴れ 
メンバー・2人+犬一匹



b0185573_2191760.jpg



本日の飛び入りの道案内役のハナちゃん、8時間、約11キロの道のりをお付き合いしてくれました。
b0185573_21175345.jpg


Yさんと赤星に登ったのはもう10年近く前になるが、久しぶりに登ってみたい、と連絡があったので早速登ることにした。
赤星は一番最初に登ったのは平成10年で、それ以後何度となく登っているが、瀬戸内側からの土居コースばかり。
土居ICから20分ほどで登山口に着くので便利がいいが、海岸線からかいきなり標高1453mまで、壁のようにそそり立つ激登りだ。
しかし激流の皇子渓谷にはいくつもの滝が架かり、とっても素晴らしいコースだ。
ただ今回は赤星山の東に位置する、まだ未踏の豊受山も登りたいので、所要時間の短い南側からのコースを歩くことにした。
南の中尾コースは一昨年始めて登ってみたが、北側は植林が多いのに比べ、南側は大部分自然林で花も多く、特に5月の連休頃は頂上近くがカタクリ街道になる。
また登山口の標高が北側の320mに対し、南側は720mだ。

5:30自宅出発、山陽姫路東から山陽道に入る。途中豊浜SAで休憩の後、松山道三島川之江で降りてR11からR319に入る。R319は法皇トンネルに向かって標高差500mほどを急坂のヘアピンカーブで登るのだが、やっと拡張工事も終わり,酷道から国道に大変身した。

坂の途中から、北面の景色。赤星山から豊受山をピストンする。
b0185573_1649305.jpg

1~1.5車線の狭い法皇トンネルを抜け、坂を下ると金砂湖だ。湖畔に桜が植えられており、公園になっている。バックの山は佐々連尾山1404mで登山コースがある。
b0185573_16563139.jpg

赤い橋を渡ると道は二分し、R319は左に、右は県道6だ。
この県道は二ツ岳・東西赤石山・平家平・冠山などの登山口を経て 新居浜市でR11に合流する。
県道6をしばらく走ると、前方に鋭くとがった豊受山が見える場所がある。
見る方向によって表情が変わるが、この方向の山容が一番美しい。あの山の頂に立つのか、と思うとワクワクしてくる。
b0185573_20313533.jpg

国道別れから6キロほど走ると、右折中尾の標識がある。
b0185573_20355668.jpg

舗装された細い中尾谷林道は、激しくカーブを繰り返しながら山を登って行く。人家もなく、心細くなる林道だ。
やがて左折の→に、赤星山登山口4.8kの標識がある。こちらからも行けるが未舗装林道は相当な悪路らしいので無視。そのまま舗装道路を登って行く。
b0185573_21155887.jpg

少し走ると右側に中尾集会所があるので、駐車場をお借りする。すでに2台が駐車しており、1台の2人連れが出発されるところだ。
「どちらからですか?」女性の方が尋ねてこられた。
「下旬から連休頃になるとカタクリ見物の車で路上駐車がズラリですが、この時期は静かですね。お先にです」 
写真は下山時に写したもの。
b0185573_21204741.jpg

9:30 出発。集会所のすぐ先を左に入る。茶畑の角に小さな道標がある。
b0185573_531524.jpg

お茶の花
b0185573_5321969.jpg

満開の桜の横を登山口に向かってのんびり歩く。
b0185573_5342974.jpg

遠くで犬の声がしていたが、いつの間にか近くにやってきて、うるさく吠えだした。飼い主さんがどこかで犬の名前を呼んでいるが、黙る気配はない。
あまりうるさいので持っていたパンを与えると、警戒しながらそっと口にし、食べ終わるとまた吠える。
もっと欲しいと鳴いているのか、と次々与えると、やがておとなしくなった。
やはり食べるものには弱いな。手にしていたパンがなくなると、どこかに行ってしまった。

薄い石を積んだ中尾集落最後の民家の左端に登山口がある。
集落といっても見る限り5~6軒が点在しているだけで、ひそりと静まりかえっている。
四国は急峻な地形が多いが、想像もつかないほど山の上に集落があるのには驚きだ。
人の目を避け、山奥に逃れた平家がご先祖さんにあたるのだろうか・・・
b0185573_5535789.jpg

登山口に着いた。ミツマタが満開だ。
b0185573_6193594.jpg


飲水用に山の冷たい水がパイプで引いてあり、ワサビも元気がいい。
b0185573_6141188.jpg

同じ場所の一昨年の5月連休の写真。クリンソウが満開だったが、さすがこの時期は蕾も見当たらない。
b0185573_61728.jpg

9:35 登山口スタート。しばらくは植林の中を歩く。
ところどころに四国電力の道標が立てられている。巡視路のようだ。四国電力は略して「よんでん」と呼ぶ。
b0185573_8541752.jpg

高度を増すにつれ雪が現れる。先週末の寒気流入で降った雪だ。先ほどの犬が前方に現れたが、すぐに姿を消した。
b0185573_8345324.jpg

上の方から激しく吠える犬の声が流れてきた。先ほどの犬に違いない。
鉄塔が見えてきた。休憩している2人連れの男性の周りをウロウロしながら、うるさいほど吠えまくっている。
メス犬なので適当に「ハナ」と呼ぶと、鳴きやんでこちらにやってきた。
そのすきに2人連れは登って行かれた。Yさんがお菓子を与えると、私たちへの警戒心はすっかり解けたのか、嬉しそうに食べている。
b0185573_8461787.jpg

この三島西線No21鉄塔、高圧線は北に向かって山越えをしているが、山の向こうは製紙工場の町、四国中央市の旧川之江の町だ。
もしや と思って帰ってから高圧線の旅をすると、やはり世間を騒がせた あの「大王製紙」が行き先だった。
b0185573_954299.jpg

9:35 足跡がある分岐点を通過。振り返ると道標はないが、右は鉄塔登山口からの道のようだ。
b0185573_9124562.jpg

すっかり慣れたハナちゃん、そのうちに帰るだろうと思うが、前後してどこまでも付いていてくる。
b0185573_11193962.jpg

大岩が点在する傾斜が緩んだ所に着いた。前回はこのあたりで多くの人が休憩していた所だ。
b0185573_11243763.jpg


前回来た時地元の人から、このあたりはシコクブシ(四国附子)が多いと教えていただいた。
トリカブトによく似ているが、開花は9~10月のようだ。
b0185573_1673889.jpg

b0185573_11253682.jpg


やがてシャクナゲ通りにさしかかる。しかしどの木にも花芽が見当たらない。シャクナゲは隔年開花の傾向がある、といわれるが、そういえば一昨年もほとんど咲いていなかったので、来年は一斉に咲くのかな?
b0185573_11312180.jpg

シヤクナゲ尾根が終わると赤星大権現の石碑の前に出る。
b0185573_11414798.jpg

b0185573_11435793.jpg

石碑には赤いマークが。

養老4年(720年) 伊予の国司が(大山つみ)の神をお迎えした時、土居(赤星山の北側の町)の沖で激しい風が吹き、舟が転覆しそうになった。
そこで国司が赤星山の東にある豊受山に向かって祈ると、豊受山の西にある山の山頂に火が現れ、赤い星のように海を照らすと、風が収まったという。
それ以来赤い星の現れた山を赤星山、海を火映灘(現在は燧灘)と呼ぶようになったといわれている。

石碑をすぎると緩い登りになり植生も灌木と笹に変わる。ここから登山道の両側に、立ち入り禁止のロープが張られたカタクリロードになるのだが、この雪だし、まだ1ケ月ほど早い。ハナは頂上が近づくと、「お先に・・・」と駆けていった。
b0185573_1803746.jpg

b0185573_181991.jpg

10:40 赤星山山頂に着いた。三角点は二等で点名は赤星山。
b0185573_21161630.jpg

b0185573_1810669.jpg

西の空には特徴ある二ツ岳は確認できるが、霞んでその先は見えない。気象庁は黄砂が確認できた、といっていたが、そのせいか・・・・
b0185573_21192190.jpg

山が出来るだけはっきり見えるように調整してみると・・・
b0185573_21233016.jpg

瀬戸内海や土居の町もかすんでいる。
b0185573_21492437.jpg

犬に吠えられた2人と、お話をさせていただいた先発の男女2人、それともう1組が食事中だ。
少し早いが私たちも食事にしよう。ハナはあれだけうるさく吠えていた2人の所に行って尻尾を振っておねだりをしている。
あちこちを巡回し、こちらにやってきた。私はラーメンを炊きながら巻き寿司をほおばるが、ハナにじっと見つめられると、無視出来なくなる。まあこれも何かの縁、仲良く食べるとするか。
11:15 豊受山に向かってスタート。その後何人か登ってこられ、ハナがそちらへおねだりに行っているスキを狙っての出発だ。まだ1時間以上かかる豊受山まで付いてこられたら大変。早く山を降りてくれよ・・・・

一番最初に訪れた頃はまだ未整備だったと記憶している豊受山へのルート、今は山上のスカイラインといった感じの雰囲気のいい登山道で、まわりはツツジの木のようである。尚このコースは地形図には記入されていない。
b0185573_5424769.jpg

少し行くとシャクナゲに変わる。注意しているとやっと数本花芽の付いている木を見つけたが、今年は裏年のよう。
その時後方で物音がするので振り返ると、ハナが猛スピードで駆けてきた。
だまって行ったらアカン、というように体をこすりつけて追い抜いていく。ありゃ、どこまで付いてくるんだろう。今日はピストンだからいいようなものの、もし別の場所に下山したらどうするんだろう・・・
b0185573_5494473.jpg

スカイラインも長くは続かず、コルへ降りたりピークを巻いたり、結構アップダウンを繰り返しながら,12:10野田登山口分岐に着いた。縦走路の最低コルになる。
b0185573_6134866.jpg

コルから5分ほど登ると1210mほどの展望が開けるピークがある。振り返る赤星山、ずいぶん歩いたものだ。だがこの道のりを引き返す事を思うと・・・・
b0185573_945541.jpg

豊受山が迫ってくる。しかし来る道中の県道6から眺めた槍のように天を突く山容とは随分かけ離れている。山は見る方向によってさなざまな表情をしているものだ。
b0185573_9523290.jpg

一度コルに下り、高度70mの直登で三角点と三度ガ崖との分岐に着いた。左は三角点、右は崖方向なので、先に三角点に向かう。
b0185573_9561425.jpg

三角点への道はヤセ尾根になっている。樹木なければ緊張するだろうな。
b0185573_1004122.jpg

12:40 豊受山に到着、先にハナが頂上タッチ。赤星山から1時間25分を要した。樹木に囲まれ展望はない。
b0185573_1035017.jpg

三角点は三等で鳥子山。三角点は必ずしも一番高い所にあるのではなく、経度緯度の基準点、位置の標示で、高さは基準点だ。ここも途中に最高点らしきところがある。
b0185573_10633.jpg

ハナとは登山口からざっと4時間余りのお付き合い、お腹もすいたでしょう、とお菓子タイムにする。帰りの道のり遠いで~
頑張って歩いてや。いやそれは我々人間の方かな・・・
b0185573_10141328.jpg

5分ほどしてから三度ガ崖に向かう。このあたりが最高点のようだ。
b0185573_10315877.jpg

10分余りで三度ガ崖に着いた。先に着いたハナちゃんがお出迎え。
b0185573_10343610.jpg

崖下には樹木が茂り、西側のみ展望が開けている。
赤星山に続く長い尾根と、かすかに二ツ岳が見える。
b0185573_10511234.jpg

足許は深く落ち込み、高度感はタップリだ。
しかしハナがまとわりつくので、向こうに行けと手で追い払おうとすると、遊んでくれるの?とばかりにじゃれて余計にまとわりつく。
長旅で興奮しているのか、しきり飛びついてくるので狭い岩の上では危なくてしょうがない。
10分ほどで景色もそこそこに引き上げることにした。
三角点との分岐の手前で、ふと右下に山小屋があるのが目についた。
b0185573_10535455.jpg

ハナが斜面を駆け下りて行くので、私も確認することにした。Yさんは下に降りるのは面倒だから行かないといとおっしゃるので、先に行ってて、と言い残しハナの後を追う。急斜面を降りると豊受神社のようだ。下から登山道が上がってきている。
b0185573_11255959.jpg

それだけを確認して急斜面を登り、三角点への分岐に戻ると赤星山へ速足で引き返す。
しかしいくら歩いてもYさんに追いつかない。おかしいな?野田登山口分岐に降りても姿が見えないのだ。
不安になってきた。「オ~イ」と叫んでみるがあたりは静寂の世界だ。
姿が見えなかっハナがどこからともなくやってくる。

大声で叫ぶ私をしばらく首をかしげて見つめていたが、異常な気配を察したのか豊受山の方に走っていった。樹木が茂った尾根やピークを一つ越しただけで、声が届かない事は山では常識だ。
先に行ってたらどこかで待っているはず、とするとまだ後?その時ハナが戻ってきてしきりに後方に何度も首をふって見つめている。

オ~イ、ともう一度豊受山の方に向かって叫ぶと、やっと返事が返ってきた。
ハナはもう一度バックし、しばらくしてYさんといっしょに戻ってきた。ハナ、ご苦労さん!

Yさん、三度ガ崖の方に戻って待っていて、といわれたものと勘違いし、崖の上で待っていた。しかしあまり遅いので豊受神社に降りてみたが,誰もいないので赤星山の方に歩きかけたところに、ハナちゃんが走ってきた。そして私の呼ぶ声がかすかに聞こえてきた・・・・

一本道なので迷う事はないが、一瞬ヒヤリとさせられた一幕、モノは言わないが心強い犬ではある。

14:30雪もすっかり融けた赤星山に帰ってきた。
b0185573_15212722.jpg

もうこの時間,誰もいない。1時間半もあれば降りられるのでお茶休憩しよう。ハナにもおやつだ。
b0185573_1521558.jpg

黄砂か、午前中よりさらに視界は悪く、二ツ岳もかすんでしまった。
b0185573_15343730.jpg

14:45 さあそろそろ下山しよう。すぐに二股に道は分かれているが、迷わずハナは中尾方面に進む。
b0185573_1538595.jpg

カタクリロードはすっかり雪も融けている。しかしいくらさ探してもカタクリの葉1枚も見えない。下は一昨年の写真。
b0185573_15411786.jpg

b0185573_15424538.jpg

豊受山が見える瞬間
b0185573_15454136.jpg

傾斜が緩む大岩まで降りてきた。雪もすっかり融けてしまっている。ふとあたりを見渡すと、これはイチリンソウの葉?花が咲くとわかるのだが・・・
b0185573_15484174.jpg

b0185573_18531425.jpg

花が咲いてるよ、とのYさんの声にあたりを見渡すと、沢山咲いている。ここでしばらく休憩しよう。
b0185573_15553985.jpg
b0185573_1556213.jpg
b0185573_1556521.jpg

まだ冬装備の残る林の中をハナは元気いっぱいに進む。
Yさんの話によると、お花摘みの時、ハナも横に並んでお花摘み、これには笑ってしまった、と。
b0185573_167883.jpg

16:00 三島西線No21鉄塔まで帰ってきた。ハナは尻尾を振って待っていてくれ、身体をすりよせてきたが、やがて登山道を離れ、斜面を一直線に下って行く。里も近い。自分のルートがあるのだろう。ハナとはここが最後の別れになってしまった。
b0185573_17381968.jpg

16:15登山口に降りてきた。電柱の向こうの白い屋根が集会所だ。
b0185573_17405740.jpg

ハナがどこからか飛び出してくるのでは、と期待したが、ついに姿を見せてくれなかった。家に帰りクサリに繋がれてしまったのか、それとも長時間の登山で疲れてねむっているのか・・・ありがとう、楽しかったよ、さようなら・・・が言いたかったのに・・・・
もしかして、と時々ふりかえるが、動くものは何もない。物音ひとつしない静寂があるのみだ。
b0185573_18594043.jpg

16:20 駐車場に帰ってきた。8時間の山旅は終わった。
16:30 中尾集落を後にして、長い坂道を下る。

三島川之江IC近くに(湯の華温泉)があり、こちらに来た時は利用していたが、数年前に閉鎖されてしまった。
もうひとつ、スーパー銭湯(三島之湯)があるが、今日はパスして帰ろう。

17:10 ICに入る。豊浜SAで休憩し、あとはノンストップで19:00自宅に帰ってきた。

[参考データー]

自宅出発5:30⇒山陽姫路西IC (山陽・瀬戸中央・高松・松山道)三島川之江IC⇒R11⇒R319⇒県道6⇒中尾谷林道⇒中尾集会場駐車場8:15

出発8:30→登山口8:35→No21鉄塔8:55→鉄塔登山道分岐9:35→赤星大権現10:35→赤星山10:40~11:15(昼食)→野田登山道分岐12:10→豊受山12:40~12:45→三度ガ崖13:00~13:10→野田道分岐13:30~13:40→赤星山14:30~14:45→鉄塔登山道分岐15:25→No21鉄塔16:00→登山口16:15→駐車場16:20

出発16:30⇒往路経由⇒自宅19:00

(走行距離 約440キロ  歩行距離 約11・7キロ  累積標高差 約900m)

前回類似2010・5・3 アリ 
by hotaka443 | 2012-04-09 20:00

No205 大段山とおまけの段ケ峰

大段山(966m)段ケ峰(1103.4m) 兵庫県宍粟市・朝来市 2012・4・1(日)天気・時々雪 メンバー5人


b0185573_1114528.jpg


今日は奈良の台高の明神・薊の予定だったが、メンバーさんの3人がカゼの病み上がりで体調がいまいち。じゃ近くにしょうという事になり、宍粟50山の一つ、大段山に向かった。

7:30自宅を出発、R29の一宮町安積橋から県道6に入り、三方町でR429に進む。
約2・4キロ、右側百千家満(おじやま)の公民館を過ぎた先に、(こぶしの村)の標識があり右折。
狭い道は陰気な植林のヘアピンカーブを登りきると草木峠だ。尚、峠を左に入った所に草置城跡がある。
峠を下ると草木の集落で、草木川沿いに進むと、千町ケ峰の登山口のあるこぶしの村の駐車場に8:45着いた。
4月に入ったというのにあたりはうっすらと雪が積もり、山々は白い。
b0185573_6252455.jpg

b0185573_625534.jpg

8:55スタート。駐車場の道路の向こう側に登山口があるが、反時計まわりに歩くので、ここは下山口になる。
上千町の登山口まで1.5キロは道路歩きだ。
b0185573_6292652.jpg

これは?桧の実に積もった雪。
b0185573_6312954.jpg

9:15登山口に着いた。
b0185573_6343367.jpg

横で畑仕事をしておられるおじさんに挨拶。雪は昨夜降ったそうだ。薄暗い植林の中を歩く。よく登場する逆さ道標の力作と新しい道標。
b0185573_77538.jpg

白さが増してくる。
b0185573_785072.jpg

700m当たりで尾根に乗る。
b0185573_712414.jpg


樹液入りのツララ。
b0185573_715086.jpg

雪が舞う。積雪は2~3㎝くらいなものだが、指先が冷たい。薄いガスがかかってきた。
b0185573_7262366.jpg

枝を四方に張った木。
b0185573_7295015.jpg

山頂近くはなだらかな地形だ。三角点は少し右に入った所にある。
b0185573_732769.jpg

10:10大段山頂上着。三角点は二等で点名は繁盛。
b0185573_7345969.jpg

展望はなく寒いので歩くことにする。フラットな地形なので、ガスの時は要注意だ。
b0185573_7483053.jpg

大きな鳥の足跡。
b0185573_7535895.jpg

尾根から外れ方向転換、下山口に向かう。途中で19名のグループとすれ違う。
b0185573_752651.jpg

雪を冠ったアセビ。
b0185573_8312762.jpg

くちばし岩。
b0185573_8322868.jpg

b0185573_8325375.jpg

手入れの行き届いた植林は明るく気持ちがいい。
b0185573_1161212.jpg

登山口に降りてきた。11:00だ。車は道路の向こう側。
b0185573_1172921.jpg

まだ帰るには早すぎる時間だ。もうひとつ、この近くで短時間で登られる山・・・・段ケ峰に行こう!

b0185573_16453596.jpg

靴を履いたまま千町峠に向け出発、生野に通ずる千町林道に入る。千町峠まで雪は大丈夫だろうか?
快調に登って行くと、突然前方路上に雪!ありゃ・・・ノーマルタイヤではちょっと不安、ここまで登ったのだから峠まで近いはず。地形図912m標高点近くに駐車しテクテク歩きだ。峠まで約800m。
b0185573_11444679.jpg

積雪区間は2か所。やがて林道千町・砥峰線と合流するが、合流地点は整備され随分広くなり、以前の面影は全くない。
悠友山荘が見えてきた。今日は窓に明かりがともっている。
b0185573_13343155.jpg

11:40山荘の横から登山道が始まる。峠で約970m、段ケ峰山頂まで標高差わずか130mほどだ。
b0185573_1359394.jpg

快適な尾根道を行く。
b0185573_1421377.jpg

山頂方面を見る。
b0185573_14259100.jpg

b0185573_1433921.jpg

12:00段ケ峰最高点に着いた。高さが違う標識が並んでいるが、ここは1106mで、北に140mほどの所に三角点1103.4mがある。宍粟50名山標識は三角点の方に立てるべきである。
b0185573_1472020.jpg

二等三角点段ケ峰。
b0185573_1420938.jpg

縦走路のフトウガ峰。
b0185573_14223485.jpg

右は千町ケ峰、左は夜鷹山。二つの山の間に暁晴山が霞んでいる。頂上の鉄塔がかろうじて見えるのだが・・・
b0185573_14311383.jpg

お腹が空いたが、風が冷たく食事する場所を求めてピッチが上がる。
b0185573_14343674.jpg

正面は千町ケ峰で右が大段山。
b0185573_1435388.jpg

12:20樹木の蔭で北風が遮られるところでランチタイムにする。大段山は雪が舞い寒かったが、段ケ峰は薄日も差しまだましな方だ。
12:45 コーヒーを頂きお腹も満タン。さあ下山だ。
12:55 あっという間に林道に降りてきた。帰り道 まだもう一つは登れるが、これで本日は終わりとしよう。
13:10 駐車地点に戻ってきた。さて次は温泉だが、こちらに来ると三方町の(まほろばの湯)になる。
来た道を引き返し13:40温泉に着いた。
b0185573_14471568.jpg


[参考データー]

自宅7:30⇒R29・県道6・R429・町道・こぶしの村駐車場8:45
出発8:55→登山口9:15→大段山10:10→登山口11:00⇒(段ケ峰に移動)千町林道・千町峠手前駐車11:20→千町峠11:40→段ケ峰12:00→途中食事12:20~12:45→登山口12:55→駐車地点13:10出発13:15⇒まほろばの湯13:40~14:50⇒往路引き返し自宅着16:30

by hotaka443 | 2012-04-03 20:00