みちくさおじさん山を歩く

<   2011年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

No174 3年ぶりの夜叉壁と夜叉ケ池

夜叉ケ池~三周ケ岳(1292m) 岐阜県揖斐川町・福井県南越前町 2011・10・26 (水) 
                                           天気・ガスのち晴れ メンバー・4人



b0185573_19305723.jpg
                                               
b0185573_1943227.jpg

前回は2008.11に登っているので3年ぶりになる。2001.6に始めて訪れたが、初夏の頃はニッコウキスゲが咲き乱れ、感激したものである。
雪深い冬を除いていつ行っても楽しめる、好きな山のひとつだが、通行料金を考えないのなら北陸道・今庄ICから行く方が便利で、実際多くの人が訪れている。
しかしアルプスにも匹敵する夜叉壁の絶壁を見ようと思えば、狭くて長い林道走行があるが、やはり岐阜県側からに限る。 


5:15自宅を出発、集合場所の Iさん宅に。今日はサントリーのITKYのメンバーで、5:35スタートする。中国道の集中工事で渋滞が予想されるが、上りは快調、しかし下りは宝塚東トンネルを先頭に大渋滞している。帰りはどうなることやら・・・多賀SAで朝食をとる。

北陸道木之本ICを降り、R8からR303へ。この303は狭いカーブの連続で、泣きたくなるような滋賀・岐阜県境の八草峠越えがあったが、今ではトンネルが貫通、新しく道路も付け替えられ、快適なドライブコースに変わっている。
岐阜県に入るとほどなく「夜叉民俗資料館」の大きな建物がありそこを左折、あとは約14キロ、川沿いの狭いカーブの連続した舗装林道走りになる。

今日は平日、登山者はいないだろうと思っていたが、駐車場にはなんと16台もの先客がいた。やはり人気の山である。ちなみにナンバーを見ると、大阪・京都が一台ずつで、あとは中京圏ばかりだった。
b0185573_1043490.jpg

8:50駐車場到着、9:05に出発する。雨上がりだが回復は山間部だけに遅れており、山の方はガスに包まれている。
心配なのは雨の後弱いが一時的に冬型になり、北陸から山陰沿岸にかけ、上空1500mで0度の寒気が南下していることだ。
1100mから1300mの稜線歩きは、寒気の影響で荒れているのでは・・・・
b0185573_1185859.jpg

駐車場から階段を下り沢を渡る。このあたりの紅葉はそろそろろ色づき始めたころだ。
b0185573_11142553.jpg
850mあたりまで登ると、しばらくはほぼ等高線沿いの気持ちのいい道が続 く。
b0185573_12472168.jpg

20分近く歩くと、夜叉壁がチラリと顔をのぞかす。上はガスがかかったままだ。
b0185573_1250234.jpg

快適な道は続く。このあたりはイワウチワが群生している。                            
b0185573_12533248.jpg

ゆっくり高度を上げ、美しい紅葉の世界に入ってきた。しかしよく見ると、枯れて茶色く変色した木も多い。
b0185573_12553458.jpg

1/2の標識を過ぎ夜叉壁が近づいてくるが、ガスは取れない。
b0185573_13730100.jpg
b0185573_1374631.jpg
 
10:00幽玄の滝に着いた。夜叉姫にまつわる伝説の説明文があるが、読みにくい。
b0185573_1384418.jpg

荒々しい夜叉壁と昇龍の滝
b0185573_1326614.jpg
b0185573_13262348.jpg
b0185573_13264626.jpg
b0185573_1327272.jpg

滝を過ぎると岩場の急な登りになる。水が流れていて滑りやすい。長いロープが設置されている。
b0185573_1338127.jpg
 
登りきると県境尾根に出る。ちょうど峠になっており、右は三周ケ岳、左は夜叉ケ池山から三国岳に至る縦走路で、直進してそのまま下ると夜叉ケ池の傍を通り福井県側の登山口に至る。
b0185573_13452257.jpg

峠に立つと予想通り、福井県側から強風とガスが駆けあがってくる。寒い! 夜叉ケ池は夏場と違い寒々しく見える。あれ、景色が変わっている、人工物がふえているのだ。左の湖畔沿いの木道はあったが、正面にも木道が設置されているのだ。
b0185573_13492189.jpg

夜叉ケ池へは階段で少し下って木道を歩くが、その先に夜叉龍神社が祀られてられている。
b0185573_1513466.jpg

夜叉ケ池には「龍神伝説」がある。

美濃の国が大干ばつに見舞われた時、草むらで小さな蛇を見つけた村の長者は「雨を降らせてくれたら娘をやる」と蛇に約束したため、大雨が降って干ばつは救われた。
その後蛇は立派な若者の姿になって娘を迎えにきたので、娘は夜叉姫となって龍の棲むこの池に見を捧げた、という。
娘の名を夜叉といい、池を夜叉ケ池と名付け、龍となった娘を祀るため、池のほとりと自宅に龍神を祀る祠をたてたといわれている。
なお、この長者の子孫は現在も岐阜県で健在で、事前連絡で祠は参拝できるという。          

以前は水際の砂浜で休憩をしていたが、夜叉ゲンゴロウを保護するため木道が設置された、と説明文がある。
瞬間池面を覆っていたガスガ切れた。
b0185573_1684640.jpg
b0185573_169277.jpg
b0185573_1691948.jpg

10:35 少し早いがお昼にしよう。木道は休憩するために広く作られ、ベンチも設けられているが食事中の人で狭い。
何とか場所を確保したが風が吹き付け、寒い!ちょうど風の通り道になっているのだ。

食事を済ますと皆さん早々に立ち去って行かれる。寒さで指先が少ししびれてきた。
透き通った池の中では黒くて小さな夜叉ゲンゴロウが元気に泳いでおり、黒いイモリもノロノロと底を這っている。
尚この池は河川への出口がなく、伏流水となって福井県の日野川に流れ出るのでは、と言われている。

11:20寒さに耐えかねてお尻を上げる。このガスと強風だ、三周ケ岳まで行っても展望は無理だし、ただ歩くだけなら帰ろうか、現にほとんどの人が夜叉ケ池まで来て帰っているのだから。じゃ帰るとするか。賛成!
b0185573_1731287.jpg

瞬間、ガスが途切れたのでもう一枚。
b0185573_17331970.jpg

ところが下りかけてから気が変わった。
「せっかく来たんだからやはり三周まで行こう」 に「えつ ホントに行くの?」と不満そうな声が返ってくる。

夜叉ケ池を見下ろす絶景の夜叉ケ池山が南側に聳えており、登山者の姿が見えるが、我々は反対の北に向かう。
b0185573_1917554.jpg

先行の6人ほどのグループの足が遅いのでお先に失礼で追い抜く。相変わらず行く手はガスが遮っている。
b0185573_19225861.jpg

ガスの中から岩峰が次々とあらわれる。
b0185573_1927638.jpg

b0185573_19273423.jpg
b0185573_19275060.jpg

次第にササの背丈が高くなってきた。3年前はこんなにひどくはなかったはずだが・・・
b0185573_19291950.jpg

踏み跡はしっかりしているし、尾根歩きだから迷う心配もない。ヤブの中はこんな状態だ。
b0185573_19553987.jpg

ガスでササも水分タップリで全身べたべたになる。次々と現れるピーク、景色が見えないので三周ケ岳がどこにあるのかわからない。相変わらず風が強い。
b0185573_2025586.jpg

見覚えのあるピークだ。一番最初にきたとき、大勢の人が休んでいたので、ここが頂上と勘違いして引き返した場所だ。
b0185573_205715.jpg

ヤブから解放され、ほっと一息つく。誰一人会わなかったが、単独行の男性が向こうからやってきた。
「いやー やっと人に会えました」彼はホットした表情で笑顔を浮かべた。こちらも同じ心境だった。
b0185573_20341086.jpg


12:35やっと三周ケ岳山頂に着いた。頂上は狭く、成長した樹木が周りを取り囲んでおり、展望が効かなくなっている。
三角点は一等で、点名は三周岳だ。
b0185573_2014407.jpg

b0185573_2375835.jpg

少し北に寄った所から北方向が見えるが、もちろん真っ白な世界が広がっているだけだ。
しばらくしてから2人連れの男女が登ってこられた。
「先週登ってきたのですが、冠山はどちらの方向ですか?」と聞かれたので
「冠も、能郷白山もだいたい北東方向になるのですが、このガスでは残念ですね」
「せっかく楽しみにやってきたのに残念です。まあ見えた事にして、また出直してきます」
福井から来られたそうだ。しばらくお話をして12:45引き返す。

ガスは相変わらず福井側から強風に乗って運ばれてくる。
b0185573_2362322.jpg

ひたすら歩いてようやく夜叉ケ池の見える所まで降りてきた。正面の山は夜叉ケ池山。
b0185573_23145747.jpg

13:55峠に降りてくる。心なしかガスが薄くなってきたようだ。池のベンチには2人の姿が見える。       
b0185573_23161865.jpg
 
夜叉ケ池に別れを告げ、さあ下山だ。岐阜県側はどうやらガスが晴れてきたようだ。
空が明るくなると、夜叉壁も登りの時のくすんだ景色から一転、全体的に明るい雰囲気が漂ってきた。
b0185573_2323620.jpg
b0185573_23232456.jpg

このあたりが最後の夜叉壁となる。
b0185573_945472.jpg

若いキレイなおねえさんとすれ違う。14:25こんな時間から一人でどこまで登られるのだろう・・・
「心配でしょう、ついて行ったら・・・」とからかわれる。
b0185573_9491914.jpg

15:10 駐車場に無事帰ってきた。5時間歩行は普通の山だが、強風とガス、寒気、ヤブコギなどで今日は非常に長く感じられた。しかし夜叉壁にご対面できて満足でした。
b0185573_1013390.jpg

15:20 駐車場出発。帰りは木之本ICの少し手前、己高山登山口近くの「古今の夢行き交う宿」己高庵のお風呂を利用させていただく。
16:00己高庵に着く。温泉ではないが、山野草風呂や露天風呂もあり¥500とお手頃。
湖北の山の場合よく利用させていただくが、静かな環境でゆったりできるいいお風呂だ。
b0185573_1012359.jpg

17:00 己高庵を出発、17:10木之本ICに入る。
大きな渋滞もなく茨木ICまで帰ってきたが、中国道の吉川Jctまでの集中工事で5キロ渋滞の標示が出ている。
一車線通行で時間がかかりそうなので、久しぶりに阪神高速経由に変更。吹田SAで夕食をとり、20:10 Iさん宅に帰ってきた。
                                              
[ 参考データー]

山陽姫路東IC5:40(山陽・中国・名神・北陸)木之本IC⇒R8・303⇒池ノ又林道終点駐車場8:50
登山口出発9:05→幽玄の滝10:05→夜叉ケ池10:35~11:20→三周ケ岳12:35~12:45→夜叉ケ池
分岐13:35→幽玄の滝14:15→駐車場15:10
駐車場出発15:15⇒林道・R303・県道281⇒己高庵16:00~17:00⇒県道281・R303・8⇒木之本IC(北陸・名神・阪神高速・第二神明・加古川・姫路BP)市川IC20:00

(走行距離 約550キロ  歩行距離 約9・5キロ  累積標高差 約970m)

by hotaka443 | 2011-10-30 17:09

二週連続で鈴鹿山系・入道ケ岳へ

入道ケ岳(906.1m) 三重県鈴鹿市 2011・10・23 (日) 天気・晴れ メンバー・4人



b0185573_14501543.jpg


先週に続いてまたまた鈴鹿行き。メンバーさんの2人が入れ替わっているが、今日もまだ未登で、前々から行きたかった入道ケ岳である。

5:30 自宅出発、名神草津PAで休憩し、決めてなかった今日のコースの打ち合わせをする。
放射状と言っていいほど登山道が多く、宮妻峡に入って鎌ケ岳まで廻ろうか、なんて案も出たけど、欲張りしないで入道だけに絞り、椿神社から北尾根コースを登って二本松尾根コースで下山することに決定した。

東名阪の鈴鹿で降り、県道27・560・11と走り、椿大神社の駐車場に車を停める。
7:55だ。この椿大神社はすごく大きな神社で、駐車場も方々にあり、社殿、休憩所、食堂や宿泊施設も点在している。
登山口に一番近い駐車場に入ったが、すでに多くの車が停まっている。
登山者だけでなく神社の関係者も多いと思われる。
b0185573_1953930.jpg

8:05 スタートだ。駐車場横の舗装道路を少し北西に進むと、北尾根コースの登山口がある。
長い階段が延びており、横に巻き道もあるが、階段を登ることにした。
b0185573_20185570.jpg

ところが長い長い、数えて登ると276段あった。祠は愛宕神社。
b0185573_20322740.jpg

神社裏で巻き道と合流し、道は植林の中に入る。ジメジメして陰気な所だ。
今日は暖かいので、鈴鹿名物のヤマヒルのご出勤では・・・と思ったら、早速Nさんのズボンを這いあがっているではないか。
でた~。 地面をよく見ると、いるいる、のんびり歩いていると餌食になりそうだ。急がなくちゃ!
かなり登ると、まわりは自然林に変わる。もうヒルはいないだろう。                           
b0185573_20472187.jpg

9:00 No5ポイント通過。
b0185573_20492373.jpg
 
丸い山容のわりには傾斜はきつく、何か所かにロープが設置されている。但しこちらは黄色と黒のトラロープは見られない。           
9:15北尾根避難小屋に着いたので、休憩しよう。両側に木のベンチが並べられている構造だ。
b0185573_2057440.jpg
               小屋を出ると、また急登が待っている。しかし樹相が変わり、明るい雰囲気になる。
b0185573_617532.jpg
                
b0185573_6162149.jpg

傾斜が緩やかになり、次第にアセビの木が多くなってくる。
b0185573_6191251.jpg

登るにつれ完全にアセビの世界に入り混み、アセビのトンネルになる。春一斉に花が咲くと、見事だろうな。
やがてアセビの群落がまだらになりササが混じるようになると、今まで閉ざされていた視界が瞬間開け、鎌と御在所が顔を出した。
b0185573_6311579.jpg

アセビ林はまだまだ続く。左側のアセビ林の切間から入道ケ岳が始めて姿を見せてくれた。左が入道で右は北の頭だ。
b0185573_643541.jpg

10:30 北の頭に着いた。北側が開け、素晴らしい展望だ。左に鎌ケ岳、中央が御在所岳、右に先週登った釈迦ケ岳が見える。笹原に横になり、雲を眺めて時を忘れたい・・・そんな想いにさせるところだ。
b0185573_649742.jpg

ところで先ほどからヘリが、入道の北側の宮妻峡から水沢峠にかけての沢筋を低空旋回している。
沢沿いには登山道があるが、遭難者でも探しているのだろうか。
宮妻峡から登ってきた登山者の話では、消防車やパトが停まっていたとの事だ。

やがてヘリはホバリング体制に入った。視力のよくない私には見えないが、へりからロープで降りていく人が見えるという。適当にシャッターを押す。
b0185573_892315.jpg

再びヘリは旋回を始めた。観客も増えてきた。しばらくしてヘリは旋回をやめホバリングへ。
やがて人が吊りあげられていく・・・が私には見えない。せめて写真でも、と拡大してシャッターを切るが、ヘリの位置が確認できていない。
その写真をみると、上の方ギリギリでかろうじてヘリが写っており、ロープにぶらさがっている人らしき姿が見える。
b0185573_831643.jpg

15分余りヘリ観戦に費やしたので山頂に向かう。振り返ると、まだヘリの行く末を見届ける人の姿が。
b0185573_8375998.jpg

逆光で見るアセビ群生地と入道ケ岳。山頂に鳥居が見える。
b0185573_8435121.jpg
 
10:50 のびやかな丸みをおびた山頂に着いた。一面気持ちのいい草原、これぞ入道の頭だ。        
b0185573_8482059.jpg

これだけあかるくおおらかな草原の山は珍しいと思う。ただ先週と同じで、モヤって視界不良だ。
b0185573_1329281.jpg

b0185573_13293822.jpg

鎌と御在所をアップで。                                            
b0185573_13301483.jpg

三角点より椿大神社の標石の方が立派だ。
b0185573_1344451.jpg

もっとのんびりしていたい気持ちを断ち切って11:50 下山にかかる。帰りは二本松尾根だ。
b0185573_13475419.jpg

二本松尾根もアセビが延々と続く。最初は緩やかだった道は次第に激下りとなる。登りの北尾根コースよりもキツイかもわからない。
b0185573_142751.jpg
b0185573_1422769.jpg

12:15 二本松避難小屋を通過。登りの北尾根避難小屋と同じ構造だ。
b0185573_14513100.jpg


避難小屋を過ぎると植林になり、ポイント1で山道は終わり河原に降りる。
b0185573_1472293.jpg

登山口の看板。
b0185573_1484059.jpg

河原のゴロゴロした石で方向がつかみにくいが、林道に出た。、舗装された林道を下ると、駐車場に戻ってきた。
b0185573_843769.jpg


13:05とまだ早いので、コーヒータイムにする 。
13:30大勢の参拝者で賑わう神社をあとに、温泉に向かう。小山田温泉・地域交流センターが近い。
PCを見ると三重県の日帰り温泉に掲載されているが、名前から判断してお役所が絡んだ温泉のように思えるが・・・・

温泉に着いた。大きな病院である。こんな病院の中に日帰り温泉があるの・・・・?
b0185573_1429385.jpg

温泉客の姿なんか見当たらない。どないしょう・・・・仕方ない、とにかく入って見るか!
玄関を入ると中は完全に病院そのもの、車いすの患者さんがロビーでウロウロしているだけで、休日の病院は閑散としている。
幸い受付に女性の職員さんが座っておられるので、勇気を出して、恐る恐る尋ねてみた。
「温泉があると聞いてきたのですが・・・」 果たして彼女 「この病院に温泉ですか?」
しばらく考えてから「温泉かどうか・・・お風呂ならお金を払えば向こうのコミニテイホールの建物の中にありますが・・・」
礼を言って外に出る。冷や汗が出てきた。

その建物は本館の横にある。
b0185573_14483085.jpg

中に入ると、若い男性が受付らしき所に腰かけている。「温泉はこちらですか?」
「そうです。一般の方は500円いただきます。ここに名前を書いてください」病院の規則になっているのだろう。

やっと温泉に入れた。狭い浴槽と外に一応露天風呂がある。成分表がかかっており、本格的な温泉で、湯は少し黄色がかっている。
b0185573_1510753.jpg

少し温度が高く、私が出る時に入ってきた老人が、熱すぎるわ、とホースで水を注ぎだした。
入院患者さんが主で、一般入浴者はほとんどいないのでは、と思われる、温泉である。
面白い経験をさせてもらい、記憶に残る温泉となった。 

素晴らしい山と冷や汗の出た温泉、ありがとう!                                  

14:45思い出深い温泉をあとに帰途に着く。山陽道三木SAでうどんを食べ、17:40自宅に帰ってきた。
              
[参考データー]

自宅出発5:30⇒山陽姫路東IC5:40(山陽・中国・名神・新名神・東名阪)鈴鹿IC7:45⇒県道27・560・11⇒椿大神社駐車場7:55
出発8:05→避難小屋9:15→北の頭10:30~10:45→入道ケ岳10:55~11;50→避難小屋12:15→登山口12:55→駐車場13:05
駐車場出発13:30⇒温泉13:50~14:45⇒フラワーロード⇒県道27⇒鈴鹿IC15:00(東名阪・新明神・名神・中国・山陽)姫路東IC17:25⇒自宅17:40

(走行距離 約450キロ  歩行距離約6キロ  累積標高差 約780m)

by hotaka443 | 2011-10-29 14:51

鈴鹿山系で始めての釈迦ケ岳へ

釈迦ケ岳 (1091.9m) 三重県菰野町・滋賀県東近江市 2011・10・16 天気・晴れ メンバー・4人


b0185573_21135359.jpg


鈴鹿山系は何度も登っている山がある半面、未登の山もある。今日はその未登の釈迦ケ岳に登ってきた。

6:00自宅を出発。名神八日市で降りR421へ入り、滋賀・三重県境の4・2キロの石欂トンネルを抜ける。
今年3月26日にこのトンネルが開通したが、それまではカーブの連続した山道を登り、峠では2メートル巾の制限がある文字通りの酷道だった。
三重県に入るとR306へ。8キロ弱で右折県民の森の標識があるので、それに従って進むと明朝渓谷沿いになり、やがて広い駐車場に着く。¥500
時刻は8:30、すでに多くの車が停まっている。
b0185573_9164794.jpg

8:45支度をしてスタート。駐車場の向こうに登山口がある。
b0185573_202022.jpg

b0185573_2021572.jpg

今日は庵座谷を登る予定だ。緩やかに登って下ると、庵座谷のキャンプ場のような広い河原を右に見ながら、広い道を流れに沿って登る。工事は終わっているが、堰堤工事用の道のようだ。庵座谷登山道の標識があり、少し先にも木の道標が見える。
b0185573_2023558.jpg

新しい堰堤が終わると広い道はここまで。あれ?おかしいな・・・キョロキョロあたりを探すが道らしきものはない。地形図は右岸に沿って記入されているが、堰堤工事で付け替えれたのだろうか?
誰かに尋ねるにも、駐車場にあれだけいた登山者は誰も来ない。
結局あきらめて中尾根コースの道標まで引き返す。中尾根コースは2009・5に開かれたもので、私が持っている2005発行の登山地図には当然記入されていない。                                            
庵座谷に架かる橋を渡り、登山口へ。
b0185573_20261651.jpg

9:10仕切り直しだ。
b0185573_20202424.jpg

ジグザグに切られた道は、10分余りで尾根に出る。雰囲気のいい道だ。
b0185573_20222571.jpg

穏やかだった道は、高度を上げるにつれ岩の多い道に変わってくる。
b0185573_20332371.jpg
              9:50標高770mあたりの鳴滝のコバ通過。
b0185573_20361492.jpg

25分ばかり登ると庵座谷に下る分岐に着いた。ここを登ってくる予定だったが・・・
b0185573_20473363.jpg

樹林帯を抜けると、庵座谷を挟んだ向こうの尾根の猫岳が。下山コースだ。
b0185573_2049589.jpg

この写真では高度感がわからないが、激登り地帯に突入だ。
b0185573_20534242.jpg

頂上かな?と思ったが甘い甘い。
b0185573_2056569.jpg

ゴロゴロした岩場を通過。
b0185573_20571317.jpg

さらに激登りが続く。
b0185573_20585567.jpg

青空がとってもキレイだが、頂上はまだかいな・・・
b0185573_2115298.jpg

10:45ビヤッコウに着く。ここは谷を一つはさんだ東側の尾根道の松尾尾根との合流点になる。
b0185573_2135477.jpg

きつい登りだが、あれを登ると頂上か?
b0185573_2152652.jpg

そこは小さなピークで少し下ると大蔭と呼ばれる切り立ったガレ場だ。
 
b0185573_2193878.jpg

ガレ場へ慎重に下る。
b0185573_21114614.jpg

ガレ場から一登りすると、釈迦ケ岳最高点に着いた。1097mで三角点より5mほど高い。
b0185573_2147415.jpg

天気ははいいがモヤっており、遠望が効かない。御在所をかろうじて確認、左に切れている山は雨乞岳か。
b0185573_7134322.jpg

北へ300m程歩くと、三等三角点のある 釈迦ケ岳に着いた。1092.2mの標示だが、新しい地形図は1091.9になっている。
b0185573_7204634.jpg

b0185573_721649.jpg

11:15 お昼にしよう。頂上は樹木が茂り、東側のみ展望が効くがモヤっており、すぐ下の伊勢湾すら見えない。時おり聞こえる飛行機の音は、伊勢湾に浮かぶ中部国際空港発着便だろう。
11:45 重いお腹をかかえて出発しよう。少し引き返し、最高点との中間あたりの分岐で右羽取峰(ハト)に向かう。
b0185573_733513.jpg

ハト峰へは、自然林の中の快適な道を行く。紅葉を期待していたが、ほとんどは枯れて茶色く変色している。 
b0185573_753686.jpg
 
庵座谷を挟んで登ってきた大蔭のガレを見る。どことなくアルペンムードが漂う。                  
b0185573_757167.jpg

12:05なだらかな猫岳に着いた。山名の由来はどこからきているのだろう。
b0185573_7581421.jpg

b0185573_7594333.jpg

ハト峰に向かう。登りの険しさがウソ見たいな快適な道が続く。
b0185573_813998.jpg

b0185573_82450.jpg

駐車場に降りる林道コースを左に見送り、私たちはハト峰経由猫谷コースで降りる。ハト峰が見えてきた。
b0185573_94514.jpg

狭いハト峰頂上は岩が折り重なっている。
b0185573_953889.jpg

ザレ場の急斜面に滑らないように気を付けながら降りる。すぐ下がハト峰峠で、下山は左の谷へ。直進は中峠を経て御在所方面になる。
b0185573_995875.jpg

道標
b0185573_9141061.jpg

峠から見るハト峰。砂遊びで出来た小山のような、とってもかわいいピークだ。
b0185573_916503.jpg

猫谷は最初は白い石を敷き詰めたような明るい水のない谷だが・・・
b0185573_9184158.jpg

やがて谷が深まり、赤いロープの急斜面が現れた。
b0185573_9214137.jpg

下ると渡渉だ。
b0185573_9244121.jpg

次は堰堤の端を降りる。今日暖かいが、凍結していたら危険な下りになる。
b0185573_9265389.jpg

下に降りると石碑が二つ並んでおり、登録有形文化財とある。
b0185573_9343931.jpg
               いま降りてきたのが 縄だるみ堰堤、と言うらしい。そういえば始めてみる構造だった。
b0185573_9371997.jpg

沢から離れ広い道にでてしばらく行くと、芝生を敷き詰めた広場に出た。
b0185573_9391922.jpg
 
入口に廻ると「砂防学習ゾーン」 とある。
b0185573_9403395.jpg
 
14:00駐車場に帰ってきた。
b0185573_9412186.jpg

靴を履き替え、ここから帰り道すぐの所にある日帰り温泉「釈迦の隠し湯・三休の湯」に向かう。道路から左へ、おなかをガリガリ擦りそうな砂利道の急坂を登ると、温泉がある。
b0185573_9442741.jpg
               
建物の中に入って、うん・・・?一般的な日帰り温泉を想像していたが、勝手が違う。山小屋に来た感じだ。おばさんが来られたので¥600を払う。土間のような真ん中に囲炉裏があり、囲むように長椅子が並んでいる。
b0185573_1031921.jpg

                                                
お風呂は7~8人位入れるタイル張りの浴槽が一つだけ。
b0185573_1033324.jpg

湯は昔懐かしいポンプから出ている。
b0185573_10362064.jpg

足を入れると、ありゃ、なんとぬるいこと。ポンプから出ている湯も話にならない。出るに出られず、こりゃ風邪をひくぞ!
身体を洗うにも、蛇口から出るのはまるで水のようだ。結局湯?に浸かるだけであがる。
成分表が壁に貼ってあるので、温泉であることには違いないが、ボイラーで加熱しているのだろう。

「始めてきたが、もう二度とこないぞ」と登山客がボヤいている。

14:50 温泉出発、名神桂川で食事をとり、18:30自宅に帰ってきた。

釈迦ケ岳は想像以上にいい山、登り応えのある山だったが、楽しみにしていた温泉がちょっと残念だった。

帰ってから三休の湯、をネットで見ると、入浴客が少なく燃料費の高騰で経営が苦しく、営業日は金・土・日・祝にします、とある。なるほど、そうなんだ、と一応納得はするが・・・

[参考データー]

自宅出発6:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神)八日市IC⇒R421⇒R306⇒県民の森道標を右折⇒朝明駐車場着8:30
駐車場出発8:45→(庵座谷コースわからず10分あまりのロス)→中尾根登山口9:10→鳴尾コバ→ヒャクゴウ10:45→最高点11:00→釈迦ケ岳三角点11:15~11:45→猫岳12:05→ハト峰12:55→縄だるみ堰堤13:25→駐車場14:00
駐車場発14:05→三休の湯14:10~14:50→八日市IC (名神・中国・山陽)姫路東IC→自宅着18:30

(走行距離 約460キロ  歩行距離 約10キロ  累積標高差 約910m)
                                             
by hotaka443 | 2011-10-25 18:35

三日目はなが~い水平歩道を歩く

仙人池ヒュッテより欅平まで

10月10日(月)

b0185573_11311227.jpg


頭がボーとした朝、食欲もあまりないが一番に並んで4:30朝食をいただく。
b0185573_5165772.jpg
 
今日は宇奈月温泉まで下らなければならないので、食事を済ませ5時出発。
ヘッドライト使用は何年ぶりだろうか。長丁場なので気持ちを引き締めて、ライトの明かりを頼りに歩く。
ようやく明るくなってきたので、適当な所でモーニングコーヒーをいただく。
前方の大岩に,仙人温泉の文字が見えてきた。
b0185573_5313124.jpg

30人程の小さな仙人温泉小屋、ちょっと立ち寄りたかったが人の気配が全くしないので通過する。時刻は6:30だ。朝食は4時から提供されるので、もうこの時間は宿泊者はいないのかも。
b0185573_5344381.jpg

小屋から少し先の仙人谷を渡ると、山の斜面に白い噴煙が舞いあがっている。仙人湯の源泉だ。指を入れてみると結構熱い。
b0185573_5535112.jpg

b0185573_5542050.jpg

昨夜は夕暮の裏剱を見るために仙人池ヒュッテに泊まったが、あの混雑を考えると、ここでのんびり露天風呂に浸かっていた方がよかったかな・・・・
ここからは2007年に付け替えられた雲切新道を歩く。
b0185573_691258.jpg

遠くなる仙人温泉小屋を見下ろす。
b0185573_62551.jpg

P1629まで登ると後は仙人ダムの870mまで急降下だ。ハシゴ・ロープが多く、また切り株やむき出しの木の根も多くあり、登山道としてまだなじんでいないようだ。しかしこれだけの新道を付けられた労力には感謝しなければ。最後のハシゴを下る。
b0185573_61795.jpg

仙人谷を渡り、細い道をロープを頼りに進む。はるか下には黒部川だ。
b0185573_6232715.jpg


次に待ちうけているのは複雑な ほぼ垂直な階段である。目がくらみそうで高度感はタップリだ。
b0185573_6215144.jpg

8:55仙人ダム堰堤上に着く。振り向くと三段になった滝が・・・名前を聞いたが忘れてしまった。
b0185573_8551390.jpg

関電の黒部専用鉄道が、黒部川を右岸から左岸に渡る。もちろん客扱いはしていない。
b0185573_8584524.jpg

この路線は黒四地下発電所と欅平間6.5キロを結び、一日4便と不定期2便がほぼ2時間おきに運行されている。
オールトンネルで地上に顔を出すのはこの鉄橋部分のみ。
途中に(高熱隧道)と呼ばれる超高温区間があり、壁には硫黄が付着している。
機関車は安全のため蓄電池式で、人間の乗るトロッコも機関車同様耐熱構造になっている。
ヂーゼルだと燃料に引火の恐れがあり、電化だと硫黄が配線を腐食さすからだ。
年何回かの見学会があるそうで、競争率は2~3倍とか。一度乗って見たいものだ。

堰堤から登山道は関電の施設管理の建物内に入り、細い通路を進む。
b0185573_9501855.jpg

b0185573_9515685.jpg

約5分程で外に出た。外に出ると5階建ての大きなビルで、所どころ窓に明かりがついている。関電社員の宿舎も兼ねている。
b0185573_9522722.jpg
 
再び道は登山道に変わり高度を上げ、970~980m当たりの等高線に沿って進む。途中に短いトンネルもある。下に建物が見えると急坂で下り、10:00阿曽原温泉小屋に着いた。
b0185573_1054945.jpg
 
少し先にひろばがあるので、時間はは早いが食事にしよう。キャンプ場らしく、水道施設もある。
b0185573_1083562.jpg

食事も終わった、さあ 名物の温泉でひと風呂、と思ったが・・・                             
b0185573_10343781.jpg
 
10:40最終行程のなが~い水平歩道歩きに入る。ここの840mから970mまでひと登りすると、ほぼ等高線沿いの900mから1000mの間を上下しながら進む。岩壁をコ字型にくりぬいた細い道が続く。200~300m下には黒部川が流れているが,谷側は樹木が茂っているのでほとんど水面は見えず、恐怖感は余りない。
1時間ほど歩くと奥鐘山西壁が、目に飛び込んできた。ものすごい迫力だ。
b0185573_1112174.jpg

         
黒部川に流れ込む谷が深く切れ込んでいるので、等高線沿いの道は谷に沿って曲がりくねっている。折尾谷
にかかる折尾の大滝。時刻はすでに12:15になっている。
b0185573_11123867.jpg

面白いことに滝の下に堰堤があるが、登山道は堰堤の中をトンネルでくぐり抜けているのだ。
向こう側から入りこちらの出口へ。距離は短い。
b0185573_11171050.jpg

道巾は70~80センチ位、昔のように横長のキスリングだと、危険と隣り合わせだろう。この水平歩道の歴史は古いが、黒部川上流に発電所を建設するため、その調査のために作られた道だ。
b0185573_1118932.jpg

こんなスリル満点の所もある。
b0185573_12482418.jpg

b0185573_12503651.jpg

13:15 大太鼓と言われる撮影ポイント。
b0185573_12534391.jpg
b0185573_1254851.jpg

奥鐘山西壁。黒部の怪人と呼ばれ、日本最大級の岩壁。また黒部の三大岩壁の一つと言われている。
b0185573_1258226.jpg

次の志合谷は150mのトンネルだ。手掘で内部で半円形に曲がって真っ暗。入った途端に天井の岩がゴロゴロ転がっており、よく見ると今にも落ちてきそうな岩もある。どうやら先日の地震で崩落したのだろうか。また天井や壁から水が流れ落ち、足許は岩と水ぜめだ。
b0185573_13133426.jpg

b0185573_13135743.jpg

谷の対岸から水平歩道を見る。
b0185573_13121593.jpg

b0185573_1315074.jpg

再びトンネルだがこれは短い。
b0185573_13154624.jpg

右側の山が切れ、突然雪をかむった白い山が覗いた。白馬の杓子?西側から見るのは始めてでよくわからない。
b0185573_131954100.jpg

少し歩くと景色は変わる。右のゴツゴツした険しい山並みは、不帰剣のようだ。欅平のアナウスの声が流れてきた。
b0185573_13272241.jpg

歩くにつれ見える角度が変わってくる。高圧線が邪魔をするが、山名は想像で、こんなものかな?
b0185573_1672154.jpg

欅平のアナウスの声が近くなってくる。行く手に鉄塔が見えてきた。鉄塔より高度250mのジグザグの急降下で15:45 大勢の観光客で賑わう欅平に無事おりてきた。10時間45分の歩行、どうもお疲れさまでした。
b0185573_13521411.jpg
b0185573_13522852.jpg

すぐ下は黒部の流れ。
b0185573_13532716.jpg
Tさんにキップを買に行って もらったが17:04発しか乗れない、と戻ってきた。
どうしてもっと早い便に乗れないの、と大阪のおばちゃんになりきって交渉したけど、だめだった、と笑っている。Tさん倉敷の人だから、迫力がたりないんだ、なんちゃって。
宇奈月温泉から到着する列車。
b0185573_14104918.jpg
谷合の日暮は早く、屋根のない列車は切る風が冷たい。車窓の風景を、と思うが適当な所がない。そのうちにトップリ陽が暮れる。18:19 宇奈月温泉に定刻に到着した。
b0185573_1652812.jpg

駅の西側にある大きな駐車場に 回送していただいてる車へ。
18:30 駐車場出発。Tさんが、欅平で聞いてきたという帰り道にある温泉を探すが、暗くて看板がわからない。
時間も遅いし、列車の風の冷たさ で汗はとっくに引いているので、パスしよう。
黒部ICに18:45入る。途中のSAで豪華な夕食をとり、あと2回 の休憩で24:00姫路東ICを出る。  

期待していた仙人池ヒュッテからの裏剱、あいにく視界悪くいまいちで、一番楽しみにしていた水平歩道からの紅葉の渓谷美は、まだまだ早すぎてダメだった。
山小屋の話では今年の紅葉は暖かすぎて遅れる、との事だ。
このロングコース、もう一日余裕を持て、ゆっくり景色を堪能しながら歩きたいものだ。
                                            
[参考データー]

10月8日(土)

山陽姫路東IC3:35(山陽・中国・名神・北陸道)立山IC8:00⇒県道3・6⇒立山駅8:30
バス立山発9:30⇒室堂着10:35 
室堂出発10:40→雷鳥平キャンプ場11:20→(雷鳥坂で食事休憩20分)→剱御前小屋13:10→剣山荘14:15                                           

10月9日(日)

剣山荘出発6:10→剱沢雪渓取付7:20→長次郎谷出合8:00~8:20→真砂沢ロッジ8:50~9:05→二股10:05~10:25→(仙人新道食事休憩35分)→仙人峠12:45~12:55→池の平小屋13:20~13:35→仙人峠14:00→仙人池ヒュッテ14:15

10月10日(月)

仙人池ヒュッテ出発5:00→仙人温泉小屋6:30→仙人温泉源泉6:40~6:50→仙人ダム8:55~9:05→阿曽原温泉小屋10:00~10:40→折尾の大滝12:15→志合谷トンネル入口13:30→欅平15:45
黒部渓谷鉄道欅平発17:04⇒宇奈月温泉着18:19
駐車場出発18:30⇒県道13・53⇒黒部IC18:45(北陸・名神・中国・山陽道)山陽姫路東IC24:00

(走行距離 約1020キロ  3日間の歩行距離 約35キロ  累積標高差 約2890m)

[信濃毎日新聞の記事]

 今月に入って相次いだ北アルプス後立山連峰付近を震源とする地震の影響で、大町市が入山口となる黒部峡谷沿いの登山道が通行不能になっている。大量の残雪のためこの時期だけ通れ、断崖にへばりつくように付けた道を歩くのが人気の下ノ廊下(旧日電歩道)では大規模な斜面崩落や落石による事故も。黒部ダム上流でもあちこちで崩落や落石があり、復旧の見通しは立っていない。

 登山道を整備している関西電力によると、下ノ廊下は仙人ダム~黒部ダム間約17キロの複数箇所で斜面崩落があり、黒部ダムなどの登山道入り口で通行禁止を告知している。

 仙人ダム近くの阿曽原温泉小屋を経営する佐々木泉さん(51)によると、5~7日にかけて続いた地震後、ルート上には至る所に落石があったという。7日には新潟市の女性2人が落石を受けて死傷。高さ数十メートルの斜面が登山道もろとも崩れ落ちるのを目撃した登山客もいたといい、「こんなことは初めて」。客が見込めないため、今季は19日で小屋を閉めるという。

 黒部ダムから湖沿いに上流に続く登山道(タンボ沢~東沢谷出合約15キロ)でも土砂や岩が崩れやすい状態で、5日から看板を出して注意喚起している。補修工事を請け負う大町市の建設会社社員が6日に巡視したところ、「あらゆる斜面から石が落ちている。登山道に亀裂が入った場所もあり危険」としている。

                         
                      
by hotaka443 | 2011-10-25 11:32

No170 早すぎた紅葉と新雪の裏剱

室堂~剣山荘~千人池ヒュッテ~欅平 2011・10・8(土)~10(月) メンバー・3人



b0185573_17511572.jpg


10月8日(土) 室堂より剣山荘まで

今日は楽しみにしていた裏剱行き。当初の計画では3日~5日の予定だったが天気が悪く、8日~10日に変更したのだ。
ただ、昨日岡山の大空山~富栄山に登り、床に入ったのが22時。
今朝は2時起きだからやや睡眠不足気味。ザックに詰めかえたり 何やかんやでバタバタし3時に自宅を出る。
メンバーはサントリーの一人が用事のため3人で、3:25 Iさん宅を出発する。
今日は立山まで。長距離運転は得意とするところだが、何か忘れ物をしていないかが気になるところだ。  

本日の目標は真砂沢ロッジなので、かなり急がなくっちゃ。山陽姫路東から高速に乗り、トイレ休憩は賤ケ岳SA・徳光PA の2か所で、立山ICを8時に降りる。 ちょっと飛ばしすぎたかな?県道3から6へ。 

途中にあるアルペン村ツーリストの駐車場には沢山の車が並んでいる。3連休だから入山者は多そうだ。
今からだと9時の室堂行きがある。

8:30 立山に着いた。今回は宇奈月温泉まで車回送業者にお願いするので、踏切手前の事務所に入る。
10日引き取りで¥11.000円。他の業者よりここは安い。

係のおじさんの話では、先日降った雪が室堂あたりで5センチ位積もっている。また3日だったかの新潟地震で下の廊下、十字峡あたりで大規模な崩壊があり、死傷者が出て、現在通行止めになっている、など説明を受ける。
(帰宅後、富山県警のHPで確認すると、写真を見る限り登山道の50m程が崩落し、切り立った崖に登山道を付けるのは困難な状態に見える。下の廊下は永遠に通行止めになるか・・・)

キップ売り場に行くと、9時の直通バスがある。が、もう満席で次は9時半だ。ケーブルとバスに乗り継いでもそう変わらないとの事なので、それなら乗り換え不要の直通バスを約1時間待つことにした。
9時の直通バスを待つ行列。正面の3階建ては、2週間前の9/25に泊まった千寿荘。安くていい宿だ。
b0185573_20582820.jpg

9:30 定刻にバスは発車。樹林帯を抜け弥陀ヶ原に出ると一気に大展望が広がる。新雪の山々は白く輝いてとっても美しい。しかし楽しみしていた弥陀ヶ原の紅葉は早すぎたようだ。
b0185573_9204937.jpg

右に落差130mのソーメン滝が、左の大日岳への尾根の上に剱が、ほんのちょっと頭を出した。        
b0185573_2025891.jpg
               さらに高度を上げると、左側障害物がなく、劍岳がクッキリ見える場所がある。
b0185573_2141138.jpg

室堂が近付いてくる。立山三山がキレイ!
b0185573_2173069.jpg
               10:35 室堂着。きょうも大勢の人だがさすがは秋、お盆にきた時のあの騒々しさはない。雪はかなり融けたのか、歩く分には支障はないようだ。立山室堂山荘と立山三山。
b0185573_2153369.jpg
 
観光客を避けながら、急ぎ足で進む。5時間もあれば真砂沢ロッジに着くので、そんなにあわてなくてもいいのだが、劍沢雪渓の状況がわからないので、つい速足になってしまう。地獄谷から流れてくる噴煙にせき込みながら、雷鳥沢キャンプ場を見下ろす高台に着く。夏とは比べようがないが、それでもかなりのテントが見られる。
b0185573_21231169.jpg

前方にはにがてな雷鳥坂が待っている。
b0185573_21285424.jpg
              キャンプ場から見るロッジ立山連峰と大日三山。下は同じく立山三山。
b0185573_7545366.jpg

b0185573_7554870.jpg
 
キャンプ場を過ぎ、称名川に架かる木橋を渡る。時刻は11:25だ。 
b0185573_7583218.jpg
 
さあいよいよ雷鳥坂だ。標高差約500m、石がゴロゴロした歩きにくい道は、稲妻を切っての直登で、変化がなく退屈してしまう。
お腹がすいたので途中でお昼を済ませ、13:10剱御前小舎に着いた。
b0185573_855222.jpg
               
順調にけば真砂沢ロッジには16時頃には着きそうだな、とその時ふと広場横の立看板が目についた。
[剱沢小屋は本日予約がないと泊れません]
嫌な予感がしてきた。予約をしていないだけに、40人規模の小さな真砂沢ロッジは大丈夫かな?
南ア等結構予約のいる小屋は予約を入れるのだが、北アは必ず泊れるという甘えがあったのは事実。とにかく急がなくっちゃ。足許に気をつけながら剣沢小屋への道を下る。
b0185573_8222499.jpg

あいにく剱岳はガスの中だ。剣沢小屋が見えてきた。
b0185573_8402639.jpg
                                                   
富山県警山岳警備隊剱沢派出所野前を通りかかると、入口におられた若い隊員さんが「剱沢雪渓は一部危険な所がありますから、十分気をつけて下さいね」と話しかけてこられた。

「今日の泊りは真砂ですか?ずいぶん混んでいるようで、予約ない客は泊れないそうですよ」
「えっ、そうなんですか?」さて困った,どうしょう・・・「詳しいことは剣沢小屋で確認されたらいいでしょう」
隊員さんに礼を言って、剣沢小屋へ急ぐ。                                               

「私ところと同じで、真砂さんは予約なしでは無理ですよ」受付のお兄さんのつれない言葉。
これで完全に予定が狂ってしまった。「剣山荘はどうですか?」と私。
「あちらは空いているはずです。劍は一般の登山客は雪と凍結で禁止になっていますから」
よかった、今夜は剣山荘に変更だ、助かった!

ついでに明日のために剱沢雪渓の状態を聞いておこう。コピーされた略図をいただき説明を受ける。雪渓は2か所、アイゼン着用だ。14:00 お礼を言って剣沢小屋を後にする。
b0185573_12341786.jpg

剱岳は相変わらずガスが張り付いている。剣山荘が画像の左端に。                         
b0185573_1229341.jpg
 
14:25 営業しているの?夏の喧噪はウソみたいに閑散とした剣山荘に着く。お盆からまだ2か月たらずで、まさかまたここにお世話になるとは思わなかった。
b0185573_1231582.jpg

中に入ると受付・売店は閉まり、土間には雑多なものが所狭しと並んでいる。明日で営業は終わりなんだ。
受付を済ませ、まず衛星電話を借り、仙人ヒュッテに電話を入れる。今からだと布団一枚に2人になります、との返事。仙人池に浮かぶ裏剱を見るのが一つの目的だから、我慢するか。                          
部屋に案内される。8人部屋に私たち3人だけ。それにしても建物の中は底冷えするほど寒い!
もともと寒がりの私、今夜果たして眠られるだろうか、ふと心配になってくる。
せめてシャワーでぬくもりたいが、もう閉鎖したとのことだ。見かねたI・Tさん、余分に持ってきているパンスト、首巻き、暖かそうな手袋等を、貸してくださる。生まれてこの方女性用のパンストは始めて、無様な格好だ。

17:00夕食。数えてみるとそれでもざっと60人の宿泊者だ。
b0185573_1436459.jpg



10月9日(日) 剣山荘より仙人池ヒュッテまで

b0185573_1652327.jpg

4:30 お目覚めだ。寒さを心配していたが、目が覚めることもなく眠れたので快調な朝を迎える。問題は今夜だ。5:30朝食をいただく。
b0185573_2072526.jpg
 
今日でこの小屋も冬眠だ。昨日の剱沢小屋の話では、剣山荘から剱沢雪渓に下る道は急で危険だから、もう一度剱沢小屋まで戻った方がいい、とのことだったが、こちらの人の話では全く問題ないとのこと。
6:10 剱沢雪渓に向け出発。朝の別山と左下は剣沢小屋。
b0185573_20142352.jpg
 
剱沢小屋からの道と合流、剱沢小屋からの方が人の数は断然多い。7:20 いよいよ剱沢雪渓にさしかかる。正面には左五竜、右鹿島槍のシルエットが美しい。
b0185573_20211882.jpg
 
雪渓の中に入るが、すぐに右の山の斜面に逃げる。振り返ると青空がとっても美しい。雪渓を下る登山者の姿は米粒のようだ。         
b0185573_20271367.jpg

平蔵谷。手前の岩は平蔵の大岩。この方向から見ると、単なる平凡な岩にすぎない。
b0185573_315751.jpg

ウヒャー、これはえらい所に出たぞ!クレパスを避けた巻き道。小屋で説明を受けた最大の難所だ。定員2~3名の15mの板。ロープがあり、山側に傾斜が付けられているのでまだ歩きよいが、急傾斜の岩肌がカッチンカッチンに凍って降り、恐怖感をあおる。はるか下には口を開いたクレパスが待っている。
b0185573_3204659.jpg

ヘッピリ腰で渡り終えると、定員一人のアルミのハシゴだ。
b0185573_3325368.jpg

一安心する暇もなく、次の難関が待っている。ロープで下降だが岩肌が凍結、足場がないのだ。左端の窪みに水が流れているので、この中に足を入れる以外に方法はない。ここが凍結すればお手上げだろう。
b0185573_3381994.jpg


下の安全な場所に降り立って、お互いの無事を喜び合う、と言った心境だ。
しばらく下ると、右岸から左岸への雪渓横断だ。必ずアイゼン着用、と言われていたが、多くの人が歩いてい
るのでその必要はないようだ。写真の上部から下りてきて、水引パイプに沿って横断する。
雪渓を横断すると、写真右から長次郎雪渓が下ってくる。
b0185573_4161785.jpg

長次郎雪渓上部は長次郎の頭?
b0185573_3473920.jpg

もう危険な所は終わった、大きな岩の上でコーヒータイムにしよう。長次郎雪渓の上部は長次郎の頭?
20分ほど休憩して出発。8:30剱沢雪渓末端にきた。いよいよ雪渓もここで終わる。
b0185573_3585747.jpg

流れに沿って下って行くと要塞のように石だ囲った真砂沢ロッジが見えてきた。
b0185573_435116.jpg

8:50 真砂沢ロッジ到着。場所柄定員40名の小さな小屋だが、ここも閉店準備で忙しそうだ。100円でトイレをお借りする。
b0185573_48296.jpg

b0185573_4213063.jpg

9:25 木橋を渡って黒部ダム方面に至る分岐。
b0185573_428811.jpg

しばらくするとハシゴでガケに登り、足巾しかない狭い岩場をクサリを頼りに進む。
b0185573_4334295.jpg

次に長いハシゴで河原に降りる。川幅は広く岩がゴロゴロしており方向を確認、やがて三ノ窓雪渓からの流れが剱沢と合流する二股吊橋を渡る。
b0185573_4422142.jpg

10:05 渡り終えると大岩があり、大勢の人が一息つく休憩ポイントだ。三ノ窓雪渓を見上げる。左は八ツ峰の岩峰。お菓子休憩をとる。
b0185573_4475836.jpg

10:20 本日の急登、標高差560mの仙人新道に取りつく。左五竜と右鹿島槍はすぐそこに見える。
b0185573_5155923.jpg
                                               
今秋は冷え込みが少なく紅葉は遅れているが、仙人尾根はまずまず。
b0185573_7272231.jpg

尾根の途中にベンチのある展望台があるが、大勢の人が休憩したり食事中だ。八ツ峰方面の展望が素晴らしい。左は三ノ窓雪渓と八ツ峰。右は小窓雪渓をはさんで池の平山。
b0185573_7313877.jpg

b0185573_1033170.jpg

11:40適当な場所がないので尾根上の少し広くなった道沿いで、お昼にする。鹿島槍はるか上空をジエット機が・・・
b0185573_1082686.jpg
 
12:15 さあ出発だ。お腹がふくれると登りはしんどいものだ。
仙人山が見えてくる。
b0185573_15365234.jpg

ようやく今夜の宿仙人池ヒュッテが見えてきた。バックには右の五竜から白馬にかけてのパノラマが広がっている。
b0185573_10132139.jpg

12:45 仙人峠に着いた。左が二股から登ってきた仙人尾根で、仙人池ヒュッテは手前の桟道へ。池の平小屋は画面の上の道に入る。正面の山は池ノ平山。
b0185573_12354137.jpg
まだ時間は早いので仙人池ヒュッテとは反対方向の西にある、池の平小屋まで行く事にした。
往復1時間ほどだ。ところがTさん、疲れたので先に仙人池ヒュッテに行って待っているとおっしゃるので、ザックを置いてカラ荷でIさんと池の平小屋に向かう。
往復1時間ほどの距離だ。峠近くに多くのザックがおいてあるが、池の平方面に行かれたのだろう。

池の平小屋の下にある平の池が見えてきた。10人程のグループが池に向かって歩いている。
b0185573_1625175.jpg
 
                               
山を廻り込むと池の平小屋が現れる。池ノ平山がデカイ。剱岳までの北方稜線ルートの始点だが一般登山は入れない難コースだ。                                               
b0185573_179561.jpg

30名程の小さな小屋だが、どことなくノンビリした雰囲気だ。しかしHPは充実した内容である。
今夜は15名でガラガラ、池の平ヒュッテは超満員 だろう・・・とおやじさん。
布団1枚に2人、こちらでもよかったな、と一瞬思うが、Tさんがすでに小屋に行ってる事だし、まあガマンするか・・・       
b0185573_17213585.jpg

小屋の前に風呂があった。おじさんが気持ちよさそうに入っている。どんな風呂か傍に寄って見る。
「いい湯かげんだよ、手を入れてみたら?」なるほどいい湯だ。「次がいないので入るのだったら上がるよ」
手ぶらなので入りたいけどガマンしよう。
b0185573_17284193.jpg

小屋の前の草むらでIさんと話をしていると、下の平の池から返ってきた女性一行がお風呂に入りたい、とおやじさんに交渉している。
「女性が入りますので場所を移動してくれませんか」

仙人峠から桟道を、右の鹿島槍から五竜、唐松を眺めながらヒュッテに下る。                   
b0185573_17473399.jpg

14:15 ヒュッテに着く。横に仙人池があり大勢の人の会話が流れてくる。
b0185573_17514951.jpg

受付で部屋を確認、2階へ。狭い部屋だ。通常は6人部屋でフトンが6組ある。
ここに12人?途端に憂鬱になるが、ここは裏剱撮影の絶好のポイント、紅葉の時期は特に混むのだ。    Tさんの姿がないので仙人池に行ってみる。大勢の人だ。数名が三脚を立て八ツ峰に焦点を合わせている。まだ太陽の位置は高いが、ちょうど逆光になる。ガスが流れてきた。
池の周りはまだ緑が残っており、紅葉は早そうだ。
Tさんが三脚を立てたカメラマンと話しこんでいる。声をかけると、いささか興奮気味で「あの人、テントでもう1週間ここでシャッターチャンスを狙っているんだって。適当に雲がないとダメだし、紅葉が今一で、なかなかいい写真が撮れない、とボヤいているよ」

ようやく八ツ峰に陽が落ちたが明るさが残り、ガスは取れない。適当にシャッターを押すが、素人の悲しさだ。
おまけに左橋の1峰が欠けている。朝焼けの写真がほしいところだが、あいにく明日は早立ちだ。
b0185573_18155854.jpg
              
こちらは1峰がはっきりと写っている。後は別山と立山?
b0185573_18214545.jpg


夕食まで雑談していると、中年の単独行者が入ってこられた。「ここで12人も寝るんですか?」戸惑いの表情だ。
池の平小屋がガラガラの話をすると「ありがとう、じゃここを断って池の平小屋に行ってきます」と出て行かれた。
すぐに入れ替えに中年の単独行者が来られた。「ビールを飲んだらすぐ寝てしまいますが、そのビール、昼過ぎに売れてしまったそうで、ちょっと心配です」
そこでまた池の平の話を持ち出す。「今夜は15人でガラガラと言っていましたので、うまくするとまだビールがあるかもわかりませんよ」半ば冗談のつもりで言ったのだが
「それはいいこと聞きました。さっそく散歩がてらに行ってきます」往復1時間半程かかるが、時間よりビールなんだ。
飲めない私からすると、そこまでして飲みたいの?と思ってしまう。

さてどう寝るか?居あわせた人たちと話し合って寝る場所を決める。運悪く私の隣で横になって化眠していたのは単独の30歳代のよく肥えた男性だ。嫌な予感がする。壁際にTさんとIさんでその横が私だ。

食後 3人は入れるお風呂に。こんな山中でお風呂に入れるのはありがたい。但し宿泊者が多いので、のんびりは出来ない。
ビールを買いに池の平小屋に行かれた人が入ってこられた。
「サブザックにいっぱい買ってきましたよ。但し部屋に入って見ると私の寝る場所がないので、よその部屋に行きます」                                         

嫌な予感が現実になる。隣の人の寝相がよろしくない。その上よく肥えているので喉が渇くのか、たびたび起き上がり水を飲む。あちこちでいびきや寝言、歯ぎしり・・・繊細な私にはつらい夜である。隣のIさんも眠れないようだ。                                       

10月10日(月) 仙人池ヒュッテより欅平に続く
by hotaka443 | 2011-10-19 15:53

またまたやってきました大空山~富栄山

大空山(1103.7m)~富栄山(1205m) 岡山県鏡野町 2011・10・7 (金) 天気・晴れ メンバー・6人


b0185573_1924676.jpg


過去何度も登った山であり、最近では8月に登っている。死ぬほど恋している山ではないが、近くて手頃で行きやすい山で、ブナの原生林などもあり、新緑と紅葉の頃は素晴らしい。また視界がよければ目の前に大山が、その存在感を示している。。
今日のメンバーは加古川方面の山仲間6人で、皆さん初めての山である。

姫路BP別所PAで待ち合わせをして、7:10出発。播但道から中国道に入り,院庄で降り、R179から県道56・65を経て富栄山登山口に8:55に到着する。

9:10 支度を済ませ出発。いきなりの階段を登ると植林と自然林が入り混じった道になる。新緑の季節のように緑がキレイだ。              
b0185573_20345188.jpg

新しく建設中の林道が上がってくる。
b0185573_20373838.jpg

只今クリひろい中です。
b0185573_20395599.jpg

9:35 井手の谷川を丸太橋で渡る。これだけ広いと、残念ながら?落ちる事はない。
b0185573_20411537.jpg

すぐにまた工事中の林道が上がってくる。地形図では井手の谷川沿いの林道が途中で止まっているが、その伸延工事だろうか・・・大空と富栄の分岐まで90分とあるが、大体1時間くらいで登れるようだ。
b0185573_20493965.jpg

三か所程の急斜面にはロープが設置されているが、頼らなくても登れる。
b0185573_20515754.jpg

道を塞ぐ倒木に、キノコが気味悪い程ビッシリと。
b0185573_2055873.jpg

b0185573_21105335.jpg

まわりは春の新緑の季節のようだ・・・
b0185573_21133493.jpg

はじめて登った4年前はキノコの倒木が一本だったが、3本に増えている。地面を這うように腰を落とすのも疲れるものだ。
b0185573_2117465.jpg

ところで4年前のデーターを何気なく見てみると、当時とほぼ同じ時間ペースで歩いているが、丸太橋から25分位の所に (これより ふぐるみ原生林 分岐まで50分)の看板アリと書いている。
時間的にはちょうどこのあたりになるが そんな標示看板は見当たらない。ところで「ふぐるみ原生林」って何だ?
早速鏡野町の資料を見ると「標高900mあたりの面積10ヘクタールの中に、樹齢約600年のブナやミズナラ等の広葉樹が林立、高山植物も多く、四季の魅力が楽しめる」とある。

高度を上げるにつれ、かすかに樹木に色の変化を感じるようになってきた。後しばらくすると素晴らしい秋がやってくることだろう。
b0185573_5521685.jpg

頑張って!
b0185573_5555661.jpg

10:40 丸太橋より1時間、大空山と富栄山の分岐に着いた。あれ!新しい道標が設置されているぞ。8月にはなかった真新しい道標だ。
b0185573_615965.jpg

裏側に回る。登山口と書かずに「のとろ温泉」の標示だ。
b0185573_7554770.jpg

先に大空山に向かう。快適な尾根歩きだ。
b0185573_7572141.jpg

11:00 大空山に着いた。山頂は狭い。ここも新しい道標が立てられている。三角点は三等で点名は大山。
b0185573_7591581.jpg

モヤっているが、後方の大きな山が泉ケ山。左の一番高い峰が泉ケ山でその右が中央峰、右端が井水山になる。右後方の那岐連山はかろうじて確認できる。
b0185573_9274673.jpg

記念写真を撮りUターン、気持ちのいい道を富栄山に向かう。
11:25 先ほどの分岐に戻ってきた。お腹もすいてきたが、あと一息頑張って。樹間から富栄山が覗く。
b0185573_9314093.jpg

以前は猛烈なヤブ山だったが、地元の人の手によって縦走路が切り開かれたのが2006年だったと記憶している。
最初に訪れた2007年頃はまだネマガリダケの切り株が多く、慎重に歩いたものだが、今は登山者も多く、しっかりした登山道に変わっている。
頂上の展望台が見えてきた。
b0185573_9433075.jpg

11:45 四等三角点大山の富栄山 山頂に着いた。
b0185573_9445557.jpg

ここにも新しい道標が設置されている。
b0185573_9481219.jpg

北に延びる快適な尾根道、どこに通じているのだろうと前々から思っていたが、2.3キロほど北方の乗幸山と言う事がわかった。是非歩いてみた尾根道だ。
後方左は津黒山、その右のきれいな三角形の山は「オキナグサ」で有名な若杉山。さらに右に岡山森林公園から人形仙へと山並みは続く。
b0185573_9542450.jpg

北西方向は蒜山三山と大山がかろうじて見える。
b0185573_1011144.jpg

風が冷たいので、少し下がった草むらの陰で待望のお昼にする。
展望にも優れ、最近では雪山で訪れる人が多いとか。温泉客のために、除雪は通年行われているそうだ。
12:30 乗幸山まで行こうという人もいたがまたの機会とし、下山としよう。大空山分岐までバックだ。
b0185573_10112390.jpg

お腹もふくれたし、歩くのがしんどいな、といった感じ。うしろの4人 早く歩きな、と振り返って・・・
b0185573_10172079.jpg

12:45 大空山への分岐通過。ロープの急坂を下る。
b0185573_10202480.jpg

丸太橋には分岐から50分、登りより10分早い。
14:00 登山口に無事降りてきた。お疲れさまでした。
b0185573_10225974.jpg

のとろ温泉は駐車場のすぐ下。平日なので車もパラパラだ。
b0185573_10252625.jpg
b0185573_10254186.jpg

駐車場から見る富栄山。
b0185573_10263174.jpg

同じく露天風呂からの富栄山。南は余川沿いの山々、西には霰ケ山と自然が手に取るように眺められるこの露天風呂は最高だ。後しばらくするとこれらの山々は、燃えるような山肌に変わることだろう。
b0185573_10272573.jpg

のんびり湯につかり、15:10帰途に着く。
通勤割引適用の17時まで、中国道安富PAで30分ほど時間調整のため、お菓子ボロボリのおしゃべりタイム。17:10 いい時間になったので私はここで皆さんとお別れし、播但道砥堀ICで降りる。

[参考タイム]

姫路BP別所PA7:10(播但道・中国道)院庄IC⇒R179・県道56・65⇒のとろ温泉下より林道・登山口着8:55
出発9:10→丸太橋9:35~9:40→大空・富栄縦走路出合10:40~10:45→大空山11:00~11:05→出合11:25→富栄山11:45~12:30→出合12:45→丸太橋13:35~13:40→登山口14:00
出発14:10⇒のとろ温泉14:13~15:00⇒往路・中国道安富PA16:40~17:10⇒中国・播但砥堀IC17:25⇒自宅17:40

(走行距離 約240キロ 累積標高差 約670m 歩行距離 約9.6キロ)

by hotaka443 | 2011-10-17 19:10

No168 登る気がしなかった岡山・熊山に登る

熊山(507・8m)岡山市・赤磐市・備前市 2011・10・5 (水) 天気・晴れ メンバー・4名


b0185573_18462276.jpg
 

近い山でありながら、車道のある山は登山の対象外として敬遠してきた山、熊山。
また10数年前、営業帰りに車で登った事があったが、落ち葉が山積、スリップしかねないほど至る所がコケむして、すご~く陰気な山との印象もあり、未登の山として残っていた。
ところがサントリーのメンバーさんが、まだ登ったことがないので行こう、という話になり、ようやく登る事になった。


今日も Iさんの車に乗せていただく事にし、8:10出発。山陽姫路東ICより山陽道に入り、和気ICからR374、県道96・79と乗り継ぎ、熊山橋で吉井川を渡る。
右折すると左側堤防下に大きな駐車場があるので、ここに停める。
すぐ近くにあるJR熊山駅の利用者を主とする駐車場かな。駐車場から南に入る道路があり、(熊山遺跡・ハイキングコース)の標識が立っている。
b0185573_154997.jpg

9:25スタート。すぐにJRのガードをくぐり向こうに出ると、熊山登山口の大きな看板が迎えてくれる。
b0185573_155222100.jpg
b0185573_15523793.jpg

今年は柿の当たり年か、あちこちでたわわに実った柿の木が目につく。
b0185573_15541172.jpg

集落の中の舗装道路をゆっくり登って行くと、かわいい看板が道端に立てられている。
b0185573_1556333.jpg

最後の民家を過ぎると舗装道路は終わり、山道に入って行く。
b0185573_165693.jpg

b0185573_15583144.jpg

b0185573_1632223.jpg

石のゴロゴロした道や石畳、階段と変化歩ある道を緩やかに登って行くと、10:00に一本松の標識の所に着いた。
b0185573_1625464.jpg

10分ほど休憩して出発、展望のない樹林帯を登ると15分ほどで舗装林道に飛び出すが、少し先で再び登山道に入る。
b0185573_16103748.jpg

その先はマッタケ山か、テープが張り巡らしてある。見る限りでは荒れた山林で、へ~ここでマツタケが採れるの、といった感じだ。
b0185573_1612616.jpg
b0185573_16122347.jpg

10:40 5合目の標示がある展望東屋に着いた。
b0185573_16172998.jpg

北西方面の展望。北方向に那岐山があるはずだが,確認できず。
b0185573_16194219.jpg

20分ほどコーヒータイムをとり、出発。カエル岩がある。なるほどそう言われればカエルに見えるな。
b0185573_16221373.jpg

11:20 どこが峠?とよくわからない赤松峠通過。下の一本松が赤松峠と言う人もいるが・・・
b0185573_16263911.jpg

登山道から左に入った所に東屋がある。下に池があるが 熊山池と言うらしい。
b0185573_16284232.jpg

b0185573_16292786.jpg

11:40 前方に建物が見えてきた。
b0185573_1632766.jpg

雄と雌の竜神二つ井戸、とあり、名水が湧きでている。Kさん曰く、「雌の方は子宮に似た形をしている」と。
しげしげ見るが、私にはわからない。
b0185573_202552.jpg

天然記念物の天然杉。樹齢約1000年、高さ38m,幹の周囲4.5mあるそうだ。
b0185573_2002062.jpg

熊山神社の長い石段の前に着いたが、神社は後にして先にお昼にしよう。すぐに右に万富方面への道が分岐、その先の道標の前に出た。
b0185573_857776.jpg

11:55すぐ前に南が開けた展望台があるので、ここで食事だ。階段で登る東屋には先客があるので、下のベンチにドッコイショ。
b0185573_8595171.jpg

あいにくモヤっており視界不良。吉井川の流れを追っても、瀬戸内海がかろうじて確認できる程度だ。
b0185573_939529.jpg

12:35 延々と続くおしゃべりを打ち切り、出発。すぐ傍の熊山遺跡へ。
b0185573_943188.jpg

奈良時代前期の仏教遺跡で、流紋岩を正方形に組み上げ,基底部の一辺が11・7m、その上の一段目が一辺7.7m高さ1m、2段目が一辺5・2m高さ1・2m、3段目が一辺3・5m 高さ1・2mの石を積んでいる。2段目には仏像を納める四角い横穴が四面にあけられている。基壇の中央には竪穴石室があり、高さ162㎝の陶製の五段重ねの陶型容器が納められていた。
b0185573_9415962.jpg

熊山神社へ。
b0185573_1463975.jpg

長い階段を上り熊山神社にお参りを済ます。
b0185573_1465430.jpg

次に熊山三角点へ。神社から東に歩くと林道の広い駐車場に着く。大きな山頂案内図が立っている。
b0185573_1413351.jpg

この林道は登山道が途中で飛び出したあの林道である。北から上がってきたこの林道は東に方向をかえるが、この林道を少し歩くと、左へ、電波搭に登る道がある。ダラダラと舗装道路を登って行くと、広い敷地内に大きな電波塔が建ってある。
b0185573_14191518.jpg

二等三角点熊山は、この電波搭の南側の少し高くなった茂みの中にあった。わかりにくい場所だ。
b0185573_14261755.jpg

13:10 三角点にタッチして下山にかかる。Uターンして神社下を通り、展望台に戻る途中の、万富方面の道標を右へ。
b0185573_143234100.jpg

陰気な林の中に入るがやがて明るい雑木林に出た。
b0185573_14334467.jpg

10分ほどで林道に飛び出すが、すぐ先に右に入る登山道が見える。
b0185573_14363610.jpg

少し登ると赤白鉄塔が見える。
b0185573_15282455.jpg

鉄塔の周りは広い台地状になっており、地形図を見ると、三角点と同じ500mの等高線が丸く閉じている。熊山山塊では一番高い事になる。このコースは反射板コースと言われており、目の前に目標の反射板が見えているが、さあ困った。ススキや雑草が広い台地一面を覆い、あちこち探してみるが踏み跡が見つからないのだ。
b0185573_1542294.jpg

鉄塔まではしっかりした道だったが、この先はあまり歩かれないコースのようだ。
いさぎよく撤退に決め、引き返すことにしょう。林道に出ると今度は左折。どこにつながっているのだろう、としばらく歩くと竜神二つ井戸の横に出た。ここからは登ってきた道を引き返せばいい。
時々左の樹間から覗く赤白鉄塔、雑草の枯れる冬場に再度挑戦だ。
b0185573_15595541.jpg

14:45 5合目展望台着。15分ほどコーヒータイムをとり、15:30駐車場に戻ってきた。
本日は和気鵜飼谷温泉の予定だったが、都合でパスする。

[参考タイム]
姫路東IC 8:25 (山陽道)和気IC⇒県道96・79⇒熊山橋右折、駐車場9:15
出発9:25→一本松(赤松峠?)10:00~10:10→5合目展望台10:40~11:00→竜神二つ井戸11:40→展望台11:55~12:35→熊山三角点13:10~13:20→万富分岐13:35→反射板コース鉄塔14:10~14:15→5合目展望台14:45~15:00→駐車場15:30
出発15:40⇒往路引き返し、山陽姫路東IC16:45

(歩行距離 約8キロ 累積標高差 約820m)
by hotaka443 | 2011-10-14 18:27

西脇の三角点(山名)

三角点(457m) 兵庫県西脇市 2011・9・27 (水) 天気・晴れ メンバー・5名

 
b0185573_1771264.jpg


2回もの大病・手術で何年も山から遠ざかっていたNさん、未登で低い山のハイキング程度なら歩いてみたい、とおっしゃるので、三角点に行くことにした。    
メンバーはサントリーを加えた5名で、8:30に I さん宅を出発。
播但道・中国道を経由し滝野・社ICで降りR175を北上。畑瀬橋で加古川を渡り、福谷公園外れの池の傍に9:30駐車する。
今日は久しぶりにハンドルから離れ、乗せていただくが、ラクチンだな~。
b0185573_18373348.jpg

9:45 スタート。鳥居の続く稲荷神社参道を歩く。この鳥居、以前数えたら116と、少し離れてその上に6つ(単位は?)建っていたと思うのだが・・・
b0185573_18495351.jpg

稲荷神社の拝殿に着く。
b0185573_12493045.jpg

神社境内を左にとると舗装道路が上がってきているが,道路終点の左側に登山口がある。以前あった道標は見当たらない。
b0185573_1253171.jpg
 
雨水の流れで洗われ、岩がゴロゴロした歩きにくい道。以前に比べるとかなり荒れた感じだ。
b0185573_12563858.jpg
 
クモノ巣が多く、枯れ枝でクモの巣払いをしながら歩くが、ウッカリすると顔やメガネにベッタリだ。
道は谷筋から離れ左に曲がり、尾根筋に出る。展望のない樹林帯の中に祠が祭ってある。愛宕さんだ。
b0185573_1311930.jpg

何か所かシダ街道の部分もあるが、植林がないのがありがたい。
b0185573_1381956.jpg

一度小さなピークに立ち、正面に三角点が見えるが、すぐに下りになり、再び頂上への登りになると、右から上がってくる南福谷コースと合流する。
b0185573_1321506.jpg

すぐに頂上手前の大岩が見えてくる。
b0185573_13255480.jpg

10:50三角点の三角点は二等で点名は「上比延」
b0185573_13302376.jpg

久しぶりの山に満足そうなNさん。
b0185573_14104135.jpg
 
西光寺山方面
b0185573_14555782.jpg
 
白山~妙見山
b0185573_1457116.jpg
 
すぐ下には西脇CCがある。
b0185573_17531329.jpg

まわりの木が茂りすぎ、ずいぶんと視界が悪くなったようだ。少し西に行くと南西方面の視界が広がる。
黒田庄ノ町を見下ろす。
b0185573_1521687.jpg

遠くに西脇の町
b0185573_1535694.jpg

陽射しが強く、遮るもののない山頂をあとに下山開始。すぐに先ほどの分岐に着く。愛宕ルートから登ってきたので、南福谷コースをとる。
b0185573_15102149.jpg

b0185573_17194832.jpg
 
愛宕コースと違い、こちらのコースは岩場と背の低い灌木帯で視界も良く、明るく開放的な雰囲気だ。
頂上から10分ほど下った岩場で、陽射しはきついがお昼にする。11:10だ。会話に花が咲き、気が付けば1時間35分も経過の12:45、よくやるよ。
b0185573_1724356.jpg

快適なピッチでどんどん下る。
b0185573_17313914.jpg

13:15 林道に降りてきた。
b0185573_17361934.jpg

まだ話足りないのか、時間も早い事だし、どっこいしょ、と腰を下ろす。
b0185573_17381736.jpg

13:50やっと駐車場に戻ってきた。さあ次は温泉が待っている。
13:55スタート。途中北はりまエコミュージアムに立ち寄りお買いもの。
今日はあちこちでみちくさばかりだ。横の広場から見える三角点。
b0185573_1747647.jpg

14:35へその湯に着く。ここは好きな温泉の一つだ。
b0185573_1750599.jpg

15:30温泉出発、帰途に着く。

本日の歩行距離は約3・5キロ、 累積標高差 約370mでした。 
by hotaka443 | 2011-10-13 17:08

こつぶり山~取立山は白山の展望台

取立山 (1307.2m) 福井県勝山市 2011.9.26 (月) 天気・曇り メンバー・5人


b0185573_1528487.jpg


畳の部屋に布団の昨夜はグッスリ眠り、昨日の薬師岳の疲れをとる。朝食時間はご希望に合わせます、とのお言葉に、能郷白山に寄って帰る予定なので、5時の早い時間に食事をいただく事にした。
b0185573_1734442.jpg

5:45支度をして出発。立山ICには6:05に入る。能郷白山には過去2回、H12年と17年にいずれも温見峠から登っているが、ほとんど記憶に残っていない。メンバーさんは今日が始めてだ。

福井ICを7:50に降り、R158を東に向かう。ところが大野に入る手前の電光板道路標示に、雲川~温見峠間通行止めの標示が・・・
能郷白山の最短登山口は温見峠から登る。ちょうど給油に立ち寄ったGSで確認すると、詳しい状況は知らないが、先日の大雨でガケ崩れが何か所で発生したようだ、とのこと。
国道とは名ばかりの細いカーブの連続した道が標高1000mまでかけ登る、まさに酷道。そのかわりに紅葉がとっても美しい道路だ。

楽しみにしておられたが通行止めでは仕方ない。さてどこに行こうか・・・ここからだと短時間で登れる山は赤兎か取立山になる。しかし赤兎は林道走行が長いので、メンバーさん未登の水芭蕉で有名な取立山に向かう事にした。

R157を北上、勝山を抜け山間部に入ってゆく。直進すると白山は近い。右に赤兎方面の道を見送り、七つめのトンネルを抜けた所に、「東山いこいの森」の大きな看板が右手に立っている。

東山いこいの森は各種スポース施設・バンガロー・キャンプ場等の宿泊施設が整った広大な敷地にある。

昨年は10月24日に訪れているが、ちょうど紅葉のシーズンでキャンプ場などは賑わい、林道には仮設の料金所が設けられていたが、今の時期は人の気配もなく、閑散としている。

3.5キロの舗装林道の終点の広い駐車場には、車が1台だけ停まっているだけだ。時刻はちょうど9時。
b0185573_19564998.jpg


9:15支度を済ませて出発する。駐車場の大きな案内板。昨年は(熊に注意)の立看板があったが、今年はなくなっている。
b0185573_2041245.jpg

駐車場から階段を登ると、道は二俣になっていおり、左、大滝経由で時計回りに回遊ルートを歩く。
b0185573_2072543.jpg

一部植林があるがおおむね自然林の中を歩く。
b0185573_2112685.jpg
b0185573_211574.jpg

9:35 落差40mの大滝に着いた。紅葉の頃は美しい所だ。
b0185573_2131023.jpg
b0185573_2132950.jpg

大滝の上には小滝があり、ここから滝の上部を越すまでの間は足場が悪く、ロープが設置されている。
b0185573_2172947.jpg

b0185573_2192178.jpg

b0185573_2194420.jpg

b0185573_2195953.jpg

沢から離れ斜面に取り付き、しばらくすると平坦な尾根に出て、視界が一気に広がる。前方はおわんを伏せたようなこつぶり山。
b0185573_21155733.jpg

このあたりから登山道沿いにリンドウが見られるようになる。こつぶり山が近くなる。
b0185573_5365381.jpg

一部階段もあるこつぶり山への登り。
b0185573_5382882.jpg

こつぶり山は取立山への縦走路から少し右に入った所にある。正面は取立山。
b0185573_5393838.jpg

10:50 こつぶり山に着く。山といっても縦走路と同じ高さで、ちょっとした小広場になっている。
今日は曇り空なので白山はどうかな?と楽しみに登ってきたが、見えた!
雪をかむっている時の白山は迫力があり美しいのだが、こうして見ると平凡な山に見えてしまう・・・・
b0185573_5474840.jpg

小広場の中央で一台停まっていた車の人だろう、若い男女二人がお食事中なので、山頂の写真は遠慮して、取立山に向かう。
滑りやすい急坂をコルまで下ると、左に入る踏み跡があり、枝に赤テープが巻いてある。
b0185573_21394048.jpg

昨年はこの入口は雑草が茂り気がつかなかったが、この奥が水芭蕉の群生地かな?どんどん奥に入って行くと、左手に湿地帯ある。しかし背丈以上の雑草や灌木が茂り、湿原の様子がわからない。背伸びして撮った写真。
b0185573_21465257.jpg

奥に入るにつれ踏み跡が薄くなってくるので途中から引き返し、元に戻って少し進むと、また左にはっきりした道が延びており、朽ちた看板が足元に転がっている。
この道も昨年は気が付かなかったし、看板も雑草に埋もれていたのだろうか?この道は湿原を一周し、先ほどの道に出るのだろう。ここはパスだ。
b0185573_2201891.jpg
              
11:10避難小屋に着く。結構内部は広い。小屋から進路を右に、自然林を抜けると取立山は目の前だ。
b0185573_9287.jpg

昨年10/24、こつぶり山と取立山のコルあたりの紅葉。
b0185573_14223279.jpg

少し急な坂を登ると11:30取立山山頂に着く。こつぶり山と同様、目の前には白山が大きく羽を広げている。
剣ケ峰は御前峰の左だが、ほとんど見えない位置になる。
b0185573_957088.jpg


白山の雄姿を前にお昼にしよう。
b0185573_975078.jpg

12:00食事も終わった。さあ下山だ。三角点は少し西のやや低い位置にある。
b0185573_10342890.jpg

経ケ岳方面を見る
b0185573_10405077.jpg

8月28日に登った銀杏峰(左)と部子山(右)
b0185573_10454639.jpg

頂上から植生が変わり、延々と目を楽しませてくれたリンドウが姿を消してしまった下山道。男女二人が登ってこられたが、私たちを見ると、2人とも見られまいと顔をそむけてすれ違う。この2人と、こつぶり山の2人が本日出合った登山者だ。
b0185573_1048043.jpg

二つの大日岳。(右)加賀大日岳と(左)越前大日岳。
b0185573_10514871.jpg

ススキと大日岳。
b0185573_10531799.jpg

下るにつれ登山道脇のススキが多くなる。
b0185573_10563222.jpg

13:05駐車場に戻ってきた。駐車場横の斜面は一面ススキの原で、とっても美しい。
b0185573_10585984.jpg

二日間の楽しい山旅は無事終わった。
13:20駐車場出発。
帰り道にある、「勝山温泉センター水芭蕉」に13:40立ち寄る。設備の整った大きな温泉だ。
b0185573_1111944.jpg

14:35温泉出発、帰途に着く。

(参考データー)
立山駅前・千寿荘出発5:45⇒県道6⇒立山IC6:05(北陸道)福井IC7:50⇒R158・R157⇒いこいの森・取立山駐車場9:00
出発9:15→大滝9:35→こつぶり山10:50→避難小屋11:10→取立山11:30~12:00→駐車場13:05
出発13:20⇒R157⇒温泉13:40~14:35⇒R157⇒県道261⇒R416⇒福井北IC15:00(北陸・名神・中国・山陽)山陽姫路東IC18:35

[ 走行距離約590キロ  歩行距離約6・5キロ 累積標高差 約650m] 

by hotaka443 | 2011-10-05 14:58