みちくさおじさん山を歩く

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北ア薬師岳とおまけの奥越取立山・能郷白山は通行止め

薬師岳(2926m) 富山県大山町 2011.9.24~25 (土~日) 天気・晴れ メンバー・5人



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この夏、太郎平小屋に泊まりながら時間の都合で残ってしまった主な山は鷲羽、水晶、薬師で、今回はそのうちの薬師岳に登ってきた。

もともと薬師は室堂から五色ケ原経由で計画していたが、長時間かかるので断念、短時間の太郎さんからのピストンに変更。
日程も23~25日の金~日は三連休で渋滞が予想されるが、都合で土~月に変更、行き帰りともよく空いていた。


24日(土) 天気・晴れ

4時半に自宅を出発。山陽姫路東より高速に乗る。名神に入っても今日は拍子抜けするほどガラガラ。
連休半日だから、すでに車は観光地かな?
天気快晴、北陸道杉津PAから見る、敦賀湾に浮かぶ敦賀半島西方ケ岳(左)から蠑螺ケ岳に流れる山並み。
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立山ICで降り、折立に10:45に着いた。8月6~9日に来た時は駐車場に入れない車が延々と路上に並んでいたが、今回も連休だけあり、同じくらいの行列だ。
Uターンのため道路終点まで入りターン、すると一番奥になんとか路上に一台分のスペースがり、ラッキー。
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11:00支度を済ませ出発。
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登山道入口に建てられているS38年冬、愛知大の大量遭難の碑から太郎坂の登りにかかる。
三角点までの標高差520mは、急登もある樹林帯の中をひたすら登る退屈で疲れる道だ。
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12:35 三等三角点青淵のある広場に着いた。ようやく美しい薬師岳が姿を見せてくれ、感激の瞬間だ。
ここまでくるとあと少し残っているが、樹林帯はほぼ終わり、その先は見晴らしのきく尾根歩きになる。
コンビニで買ってきたお昼にしよう。
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13:00 出発。下山してくる人は多いが、我々がほぼ最終組で、登ってくる人はほとんどいない。
灌木地帯を登ると草原に飛び出す。1934のピークを過ぎると一度樹林帯に下り、登り返すと再び草原に出る。木道があり、距離の入った道標が要所々に設置されている。
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やがて石張道に変わるが、石止めの木枠は朽ちたり、右に左にバラバラ。敷き詰めてあった石も数少なくなっている。8月に来た時は雨が降りだし、あちこちに水たまりが出来、ジャブジャブ歩いたものだ。
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振り返ると有峰湖が
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雪を冠ったような美しい薬師岳.
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14:35五光岩ベンチに着く。折立てから6キロ、太郎平小屋まであと2キロだ。
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正面手前小さな峰、ちょうど日陰になっている五光岩。
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なが~い道は続く。その先に太郎平小屋があるが、まだ先だ。
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15:25 やっと太郎平小屋に着いた。
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さすがこの季節、8月の雑踏がウソのような静けさだ。清算を済ませ部屋に案内される。
大部屋でなく個室でヤレヤレ。まだ時間が早いので、小屋南にある太郎山に向かう。
黒部五郎岳方面の縦走路から、少し右に入った小高い丘のような平らな山頂に、三等三角点太郎がある。
小屋から10分ほど、標高差僅か40mあまりの登りだ。
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正面に北ノ俣岳、左へ黒部五郎、双六、丸山、三俣華蓮と続き、大きくコルに下ってから登り返し、鷲羽、ワリモと続く。尚、画面ではわかりづらいが、コルには小さく北鎌尾根が覗いている。
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正面に薬師岳とぐっと張り出した東南稜。S38年冬、愛知大学生が迷い込み、大量遭難した尾根だ。
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小屋に向かって下る。太郎兵衛平には池塘が多く、きれいな水を蓄えている。
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夕暮近しの快晴の空。右に雲をかむった黒部五郎、標識の左に双六、丸山、三俣蓮華、北鎌尾根,祖父、鷲羽が並ぶ。
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本日夕食の献立。
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[参考データー]

自宅4:30⇒山陽姫路東IC4:40(山陽・中国・名神・北陸道)立山IC9:45⇒県道6⇒有峰林道小見線・折立駐車場10:45
出発11:00→三角点12:35~13:00→五光岩ベンチ14:35→太郎平小屋16:25

(走行距離 約480キロ 歩行距離 約7キロ  累積標高差 約1100m)



25日(日) 天気・晴れ

5:30 朝食をいただく。
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6:05 薬師岳ピストンは、休憩入れても5~6時間もあれば戻ってくるので、最低限度の荷物をまとめ、出発する。小屋の前から緩い木道を登ると、P2350を踏む。
ここから薬師峠に向かって下って行くと、薬師峠キャンプ場が見えてくる。今朝はよく冷えたので寒かったことだろうな。
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峠からは沢に沿って大岩がゴロゴロとした登りになる。
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やがて前方が開けてきた。
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あちこちに霜柱が・・・・今秋になって初めてだ。
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急登は終わり緩やかになると、朝日を浴びて羽毛状になったにチングルマが輝いている。見事な眺めだ。
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夏のお花畑を想像しながら緩い坂を登って行くと、なだらかな地形の薬師平に着く。
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ケルンを過ぎ登山道は左にカーブすると、正面にはこれから登る2701のピークが飛び出してきた。
薬師岳はまだずっと先だ。
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そして振り返ると、大パノラマが広がっている。すごい!思わず叫んでしまう。

パノラマ写真
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2701のピークを巻くと、昨年新しく立て替えられた薬師岳山荘が見えてくる。正面は2900のピークで、避難小屋が見える。薬師岳は左側。
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山荘手前に薬師岳カールの石碑がある。薬師岳カールは、北カール・金作谷カール・中央カール・南稜カールとあったが、北カールは崩壊して所在不明になっている。
金作谷カールは「剱岳・点の記」に登場する、山登りの名人 宮本金作の名をとった、と聞く。
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7:50薬師岳山荘着。小屋横のベンチでコーヒータイムだ。
不意に後ろの窓が開き、先代から引き継がれた 美人の女将が「ゆっくりしていってくださいね」と話しかけてこられた。
もと音楽教室講師で二児の母親とホームページに記載されているが、とっても感じのいいサービス精神旺盛なオーナーだ。
事務的な太郎さんより、こちらに泊まった方がよかったかな・・・

9:35 薬師岳に向かって出発。急な登りにも徐々に広がってくる景色に見とれ、あまり疲れを感じない。
バックには乗鞍・御嶽が視界にはいりだした。北東方面からの笠ケ岳は、槍のように尖っていてすごく端正な山容で美しい。
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8:55 避難小屋の立つ2900ピーク。
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右より二つ目が薬師岳で左端が北薬師岳。天気快晴、早く薬師に登り剱が見たくて気がせく。 
9:15 山岳信仰の山、薬師如来を祀った祠が建つ薬師岳頂上に着いた。素晴らしい展望に歓声がわく。
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駒ケ岳同様に薬師岳と名のつく山は多いが 、ここがその最高峰だ。2等三角点薬師け岳にタッチ。
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さあ360度の雄大な大パノラマを楽しもう。ここからヤセ尾根を30分ほど歩いた北薬師岳の右に、8月15日に頂上に立った剱が堂々と聳えている。その右の高い峰は立山だ。ヤセ尾根から下る美しい斜面が金作谷カール。
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アップで見る左剱岳と右立山。立山の右奥に白馬岳がかすかに見える。右手前右中央の緩く右に傾いた平地が五色ケ原。
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立山から右方向には、後立山の名峰が連なる。
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さらに右に視線を移し アップで。
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剱から蓮華までをパノラマで見る。
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登ってきた道を振り返る。画面中央に米粒程の赤い屋根の太郎平小屋が確認できる。左の山は北ノ俣岳。
画面中央尾根上を右に延びる白い線は折立に下るなが~い登山道。
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9:35去りがたい大展望をあとに、下山開始する。前方は避難小屋のある2900のピーク。
左から笠、黒部五郎、ピークの右は北ノ俣。
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巨大な中央カール。流れるような斜面が美しい。右の尾根が愛知大学生13名が迷い込んで遭難死した東南稜。
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この遭難は、のちに”サンパチ豪雪”と名付けられたS38年1月、愛知大学山岳部13名が薬師岳を目指したが猛吹雪のため頂上手前で登頂を断念、下山途中、現在避難小屋のあるP2900で方向を間違えて東南稜に迷い込んで全員遭難死した痛ましい事故だ。
薬師から下ってくるとP2900あたりで尾根がY字型になっており、右が正規ルートで太郎小屋に下るが、間違って左の東南稜に下ってしまった。
しかも全員が地図もコンパスも持参していなかったので、ルート間違いも気が付かなかったという。
初歩的なミスと豪雪が重なった痛ましい大量遭難事故だった。
左に槍~穂高連峰を見ながら、下る。
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快適な尾根道を下る。手前は薬師岳山荘、その向こうの赤い屋根は太郎平小屋。折立に下る尾根道が小屋から右に延びている。
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振り返る薬師岳手前の2900のピーク。
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10:10薬師岳山荘に着く。10分ほど休憩して出発。薬師峠のキャンプ場に着くと、一張を残すのみで、テントは撤収されていた。峠から一登りで木道になる。快適な笹原の道の前方に、太郎平小屋の赤い屋根が見えてきた。しょうめんは太郎山。
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11:40太郎平小屋に戻ってきた。薬師岳を見ながら、山小屋のお弁当でお昼にする。
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12:20 素晴らしかった薬師からの展望を脳裏に焼き付け、いよいよ折立に向かって下山開始する。なが~い道のりに、いささかウンザリするが、途中三角点でコーヒータイムをとる。
ここからは樹林帯に入り、退屈な道に変わる。15:25折立に無事降りてきた。
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今日はこちらで一泊、明日は帰り道でどこかの山に登る予定だ。
その宿だが、帰り道に通る亀谷温泉の白樺ハイツに泊まりたかったが、満室なので、立山駅前に変更。
白樺ハイツは、日帰り温泉としてこちらに来たときは利用させてもらっているが、お気に入りの温泉でもあるだけに、残念だ。
15:45駐車場スタート。16:2立山駅前のロータリーに面した千寿荘に着く。
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さすがこの時間、電車・ロープウエーの駅に人影はなく、ひっそりとしている。千寿荘は一泊二食で税込み¥7675と非常に安い。何人かの登山者が泊っておられる。
年中無休だが冬季は1~2m、時によっては4mから積もったこともあり、近くに大きな極楽坂スキー場があるが、近年のスキー離れで閑古鳥の泣く日が多いそうだ。
夕食の献立
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相談の結果、明日は希望の多い能郷白山に行く事にした。

[参考データー]

太郎平小屋6:05→薬師峠6:25→薬師岳小屋7:50~8:15→避難小屋8:55→薬師岳9:15~~9:35→薬師岳小屋10:10~10:20→薬師峠11:20→太郎平小屋11:40~12:20→五光岩ベンチ13:00→三角点14:00→折立駐車場15:25
出発15:45→有峰林道→県道6→立山駅前・千寿荘16:25

(走行距離 約40キロ 歩行距離 約14.5キロ 累積標高差 約820m)

by hotaka443 | 2011-09-26 23:16

雪山のリベンジだ・岡山三ケ上

三ケ上(三角点1035.1m) 最高点(1062m) 岡山県鏡野町 2011・9・13 (火) 天気・晴れ


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過去何度も登っている三ケ上だが、最近では2月の雪山からなので、7ケ月ぶりになる。
あの時はどこかの雪山を歩きたい、とおっしゃるサントリーのI・T・Kさんの3人を案内して登ったが、トレースのない新雪の急登で3人ともダウン。今日は雪山の記憶をたどっての登山だ。

播但道砥堀ICを6:45に入り、中国道院庄ICを降りてR179を北上。奥津湖北端の、1週間前にきた富栄山への分岐を見送り、旧上斎原役場(上斎原振興センター)手前の信号を右折、寺ケ原の集落を越え細い道を山の中に入って行く。
冬季除雪の最終地点、最後の民家を通り、登山口の標識の少し先まで乗り入れる。               
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今年2月の同じ場所の標識。たっぷりと1m以上の積雪で、実際は三ケ上の文字も埋まっていたが、写真撮影のため取りのぞいたのだ。               
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標識から少し登った所の小広場に駐車、時刻は8:20だ。積雪期はR179の旧役場の駐車場に車を停めさせていただき、ここまで約1.8キロを40~50分かけて登ってくるのだが、車ではわずか5分ほどだ。

8:30準備を済ませて出発。おおむね気持ちのいい自然林を歩く。
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8:55水場の看板で道は鋭角に曲がり少し急な登りになる。
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朽ちて落下して草むらに沈んでいた、頂上へ1.0kmの看板を拾い上げる。誰かが黒マジックで書き直している。元の距離は1.6kmではなかったかな?
冬はこのあたりまで登った?と彼女達。景色が全く違うのよくわからない。
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しばらくして山頂へ500mを通過。
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                雑木林は美しいブナ林に変わる。
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やがて唯一のロープが設置された急登にさしかかる。
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ひと登りで樹林帯を抜け、背の低い灌木に変わる。冬季はこのあたりから上は一面雪原になる。
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頂上の白い標柱が見えてきた。
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三ケ上最高峰に着いた。天正元年に祀られた役行者石像が鎮座している。
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正面から見る石像の表情、といってもこの写真ではわからないな。
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西の空には人形仙、すずのこ平、霧ケ峰、森林公園などの山並みが続き、それらに抱かれるような黄色く染まった稲田の中に、上斎原の集落が・・・あいにく大山は今日は見えないようだ。
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北方には三国山から伯州山に続く県境尾根が延々と続く。
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東方、写真中央奥には岡山の標高No4の花知ケ山が、手前左右には1121mの山二つが行儀よく並んでいる。右は妹山、左は無名峰。
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遮るものがない360度の大展望。南側は、中央の一番高い山が泉山。
[ちなみに岡山の標高順ベスト10は、後山・駒の尾・那岐山・花知ケ山・毛無山・三国山・泉ケ山・富栄山・上蒜山・滝山の順]
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すぐ南にはこちらより30mばかり低い三角点のピークがある。
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本峰南斜面には巨岩が点在、北側とは全く異なった山容をしている。
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巨岩の中には不動明王の石像が 中央大岩の裏に祀ってある。こちらの石像は天正4年だ。
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ザックを置いて南の三角点ピークに向かい、本峰を振り返る。端正な美しい山容だ。
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南方面を見下ろすと、区画整理された田に収穫間近の穂が垂れている。カーブを描いているのはR179。
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ピークは西の端の一段低い所に三等三角点下斎原があるが、お腹がすいたので途中まで行って引き返す。
そして巨岩の陰で10:20とまだ早いが、食事にする。

11:40 ゆっくりくつろいだあと、下山にかかる。北方山の中腹の白い建物は、かってウラン採掘が行われていた人形峠で、今は日本原子力機構・人形峠環境技術センターの建物である。
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1955年にウラン鉱床が発見され、2001年の閉山までに採掘されたウラン鉱石は約9トン。
濃縮されて取り出されたウランは約84トン。これがどれくらいか見当がつかないが、ウラン採鉱で生じた残土はレンガに加工され、2010年までに145万個製造、各地で花壇や歩道整備に使われているそうな。

途中で本日始めての登山者、年配の男性とすれ違う。
ススキがもう山は秋だよ、と囁いているようだ。
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12:30駐車地点に戻ってきた。先ほどの単独行のおじさんの車が止まっている。
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さあ、次は温泉行。国道を渡った向こう側にある「上斎原温泉・このか」だ。隣の国民宿舎に併設されている建物になる。
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本日は男湯も女湯も他のお客さんゼロで貸し切りだ。

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駐車場から見る三ケ上。左のピーク。
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こんなとこ通った?ここ覚えている、と記憶をたどっての7ケ月ぶりの三ケ上に大満足の様子。
展望の素晴らしさもこの山ならでのもの。雪山でまた訪れたいものだ。

(参考データー)

播但道砥堀IC6:45(播但道・中国道)院庄IC⇒R179⇒上斎原振興センター手前の信号右折登山口8:20
出発8:30→水場の看板8:55→頂上9:50~(三角点のピーク)~11:40→登山口12:30
出発12:40⇒温泉このか12:50~14:05⇒みちくさしながら帰る。

[走行距離 約280キロ  歩行距離 約5キロ   累積標高差 約500m]

by hotaka443 | 2011-09-14 21:52

岡山 雄山~雌山と手抜きの大佐山

雌山 (1067.2m)~雄山 (1153m) そして手抜きの大佐山 (988.6m)                        
 岡山県新見市 2011.9.11 (日)天気・曇り後晴れ           

 

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ずいぶん以前から計画していた雄山・雌山(おんぜん・めんぜん)だが、ようやくチャンスが訪れ、6人で向かった。                 
自宅を6時時に出発、途中でOさんの車に乗り換え、中国道を西に向かう。
快晴の空も、西に走ると どんよりと重い。台風崩れの熱低が九州西方で消滅したが、その影響がまだ残っているのだろう。

通行量の少ない中国道も、西の山間部に入るとさらに少なくガラガラだ。
大佐SA内の(大佐スマートIC)を出る。最近各地のSAに普通車のみのETC専用ICが増えているが、これがなければ北房か新見のIC利用となり、かなりの遠回りとなるので、ありがたい。

ところで今はどこに行っても乱立しているコンビニ、今日もICを降りてから食糧調達をするつもりでいた。ちょうど道沿いにコンビニ風の建物があり、入ると、八百屋さんのような商品が並んでおり、パンは置いてあるが おにぎり・弁当類は仕入れしないとおっしゃる。
少し走ると大佐町の中心になるが、この先もコンビニはないとのこと。私は事前に用意していたが、2人ほどパンでガマンする羽目になる。

なるほど大佐の中心部と言っても姫新線沿いの県道32に沿って人家は並んでいるが、通行量はほとんどなく、コンビニは不要の町だ。

県道32・59・317を走り、大井野上組に入ると、道端に登山口の道標がある。
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案内に従い500mほど舗装林道を走ると、こんな看板がある。
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記録を見ると、皆さん実際はかなり奥まで車で入っておられるが、標識に従い少し先の広場に8:30駐車する。
空は全面雲に覆われ、いまにも泣きだしそうだ。左が雌山・右が雄山のようだ。
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8:45支度をして出発。舗装が切れ地道になるが、昔スキー場があった緩いスロープ沿いの広い林道を登って行く。
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道路上に黒い固まりが点々、異臭を放っている。牛を放牧しているのだろう。
地形図にない脇道が多いが、道標は完備している。
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樹林帯に入ると雨上がりなのか、林道は途端にぬかるんでくる。重機の轍がしっかりしているので工事をやっているようだが、坂もきつくなり、乗用車では限界だ。写真は下山時のものでかなり乾いていた。
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林道の新設か、工事中の看板があり、その前に文字の消えた⇒だけの標識があり、それに従い左折する。標識を見逃すと、工事中の道に直進してしまう分岐だ。
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やがて林道終点の登山口に着く。9:25だ。林道をテクテク35分、ここにも立派な看板が立てられている。
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登山者が少ないようで、夏草が茂り、雨上がりなのか、あっという間に足許を濡らす。スパッツをつけるのが面倒なので濡れるにまかそう。
展望はないが、気持ちのいい樹林帯を登る。
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カラマツ林。
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9:50展望のない雌山に着いた。山頂まわりは雑草で覆われている。登山者は少ないのだろう。
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三角点標柱があり、三角点は新しい金属板で、雑草の中に埋もれていた。四等点名は雌山だ。
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15分ほど休憩して雄山に向かってスタート。ここからは尾根道で、すぐに植林の下りになる。
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自然林・植林の入り混ざった道は、二つの大きなピークを越える。部分的だが雑草やササが登山道を隠し、足許はずぶ濡れだ。相変わらず展望はない。
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行く手の樹林帯が切れササ原に変わる。そろそろ雄山のようだ。
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11:00 一面雑草におおわれた雄山に着いた。三角点は二等で点名は「男前山」
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素晴らしい展望の山だそうだが、あいにくガスがかかっている。
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これだけ深い雑草に覆われているという事は、登山者が少ないのだろう。雑草の上に座り込んでお昼にする。キャーという声に見ると、Yさんの巻ずしに大きな虫が這っている。下に置いた際に入りこんだのだ。

11:25ガスは一向に晴れないので、食事が終わると早々に下山にかかる。
来た道を引き返し12:00雌山に着く。ここで始めて5人の家族連れが登ってこられた。
登山ではなく、ちょっと散歩の方だ。
尾根から離れ、下山にかかる。西の方向が開けた所があり、ガスが取れてきたようで、4年前に登ったは花見山が見える。
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12:55駐車地点に降りてきた。まだ時間は早い。帰り道の途中にある大佐山988.5mに登る事にする。
登山道もあるが、頂上までドライブウエーが通じているので、手抜き登山だ。帰りに立ち寄る温泉も、南斜面中腹にある。
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新見市のパンフレッドより

大佐山自然公園の楽しみ方 天体観測とパラグライダー

大佐山は、標高988メートル。山頂からは、中国地方の大山(鳥取県)と中国山地の山々、津山・落合方面が見渡せ、360度のパノラマが楽しめます。頂上付近には自然公園が整備されており、センターハウス、レストラン、テニスコート、展望風呂、星空の館(天文施設)、ファミリーロッジ、キャンプ場など数多くの施設が点在し、関西や中国地方から多くの人がキャンプやレジャーに訪れます。

数ある楽しみの中で、大佐山ならではの楽しみといえば、「星空の館」での天体観測や、パラグライダーでしょう。
「星空の館」は、山頂にある丸い屋根の建物で、ドーム内には、400?の反射望遠鏡があります。解説員による星空の物語を聞きながら、土星の輪や木星のしま模様などを見ることができ、夜空のロマンを楽しむことができます。

また、風の聖域として名高い大佐です。やはりパラグライダーは、ぜひ体験しておきたいアクティビティ。風に乗ってふわりと空を飛んで眼下を見渡せば、まるで鳥になったような爽快な気分です。パラグライダーを楽しむにあたっては、おおさネイチャークラブへどうぞ。初心者向けのコースも準備されていますので、安心してチャレンジしてみてください。


駐車場から標高差わずか50mの階段登山?で上がると、星空の館があり、その後ろに「あすなろタワー」がそびえている。大佐山は988.5mだが、80段の階段でタワーの展望台に登ると、ちょうど1000mになるそうだ。
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1000mのタワーからの展望
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大山をアップで、雲が多いが、なんとか確認できた。
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大空高く・・・
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タワーから下を見ると、三角点が
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早速タッチしに行く。二等三角点「大佐山」
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しばらく山頂を散策し、温泉に向かう。
広々とした草原は、大佐山の南斜面に広がる大日高原、風の聖域エリアと名付けられ、パラグライダーの着地広場になっている。おおさ風の湯温泉はその傍にある。
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[源流・風のまちおおさ山]としてPRされているが、結構楽しめる山である。
登山道は3.7キロ約2時間と、1.7キロ約90分の2本がある。

15:35 温泉をあとにして18:00自宅に帰ってきた。

(参考データー)

自宅 6:00⇒R29⇒山崎IC (中国道)大佐スマートIC ⇒県道32・53・317⇒ 駐車地点8:30
出発8:45→林道終点9:25→雌山9:50~10:05→雄山11:00~11:25→雌山12:00~12:05→駐車地点12:55
出発13:05⇒県道317・53⇒大佐山ドライブウエー⇒大佐山13:40~14:30⇒風の湯温泉14:40~15:35⇒大佐山ドライブウエー⇒県道32⇒大佐スマートIC(中国道)山崎IC⇒R29⇒自宅18:00

[ 走行距離約320キロ  歩行距離 約8キロ  累積標高差 約600m]

by hotaka443 | 2011-09-12 10:20

岡山・大空山から富栄山へ

大空山(1103.7m)~富栄山(1205m) 岡山県鏡野町 2011.9.6 (火) 天気・晴れ


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今日は御在所岳~鎌ケ岳の予定だったが、台風12号の豪雨で鈴鹿山系もかなりの雨が降ったし、気持ちの上でとても災害地近くの山を歩く気にはなれない。そこで西の岡山・大空山~富栄山に方向転換。
私は5回ほど登っており新鮮味はないが、メンバーさんにとっては始めての山である。

I・T・K・Yの4人で出発。7:00播但道砥堀ICに入る。快晴だった空も院庄ICに降りると、泉ケ山あたりは真っ黒な雲に覆われている。
R179から県道56・65を走り、のとろ温泉の看板を右折、キャンプ場を通り登山口駐車場に8:30に着いた。今日は平日、一台の車もない。上空は今にも降りそうな空模様なのが気にかかる。
8:45 準備をしてスタート。
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いきなり80数段の階段が歓迎してくれる。
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台風12号で岡山もかなりの雨が降ったが、大気中のチリやホコリも洗い流され、とっても空気が美味しい。
登山道はきれいに洗われ、ツルツルになった所があり滑りやすい。雨が落ちてきた。しかし黒い雲は狭い範囲だ。
2~3分パラパラしていたが、やがて青空が広がってくる。
30分ほど歩くと9:10丸太橋に着いた。
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いつもはそう多くない水量も、今日は轟音を立てて流れている。
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滑りやすい丸太橋を渡ると、大空山・富栄山の分岐まで90分案内板がある。
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ここから山の斜面に取りつくが、まわりは植林主体になる。植林に入ると自然に足元に視線はいくが、岡山でヤマヒルの話はきかないので まず安心だ。
ロープ設置の急登りが合計4ケ所あるが、頼るほどでもない。
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丸太橋より30分ほど歩くと自然林に入る。ブナの原生林には幹が太く背の高い木が多い。
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ブナに混じってミズナラの木か、幹がデカイ。
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樹林帯の展望のない道は10:20,大空山~富栄山の縦走路に出た。
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先に大空山に向かう。
ラストを歩いていたTさん、突然キャーの声。見るとマムシが登山道の真ん中で首を持ち上げ、あの独読の音を発している。前3人は足許にいるマムシに、全く気が付かなかったのだ。よくぞ噛みつかれなかったものだ。
そばの枝を投げても逃げようとしない。「おっちゃん 噛んだろか」と威嚇してくる。小石を投げると命中、やっとノロノロと草むらに逃げて行った。
10:40 三等三角点(大山)の大空山に着いた。狭い山頂は東側のみ切り開かれている。
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手前より二番目の尾根が泉山で、その後方に那岐山が霞んで見える。
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10分ほどいてUターン、富栄山に向かう。マムシの出たあたりは注意して通過。11:05 分岐を通過。
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富栄山が樹木の間からのぞく。左側の山だ。
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頂上が近付いてくる。青空がきれいだ。
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11:25富栄山山頂に着いた。四等三角点(白賀)がある。
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早速大山を探すが、あいにく西の空は雲が多く、頂上は雲の中だ。全体に霞んでいるが、まずまずその他の山は確認できる。
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西以外の空は晴れており、北方には先週登った若杉山が美しい。直線でわずか8.5キロと近い。
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東の空もよく晴れており、視界はいい。
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今日は西からの高気圧圏内で陽射しはきついが、空気が乾燥してさわやかだ。汗もかかないので水分補給も
ウソのように少ない。展望台の下には小さなテーブルが置いてあるので、直射日光を避けここで食事にする。
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食後の雑談中に男女二人ずれが上がってこられた。食事をされるなだろうから、どうぞ と席を譲っても、一言も言わずに2人の世界に没頭している。テーブルの前に座ってザックを開いているが、ピッタリ寄り添って会話に夢中。お先に、と挨拶をしても完全無視だ。ありゃ夫婦じゃないな、それにしても気分はよろしくない。
12:20下山開始。樹木の切れ間から大空山が覗く。
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12:35分岐に到着、ここからもとの道を引き返し、13:50駐車場に帰ってきた。2人ずれの車は広島ナンバーで、好奇心で覗いてみると、後部シートを倒し、横になるようなスペースが作られている。生活用品のようなものもあり、山のガイドブックが2,3冊ある。車で寝泊まりしながら山旅を楽しんでおられるようだ。
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今日は余り汗をかいていないが、すぐ下の、岡山で一番空にちかい温泉「のとろ温泉・天空の湯」に入る。
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露天風呂につかりながら富栄山を眺める。
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反対の西にはヤブ山の霰ケ山が見える。
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15:10  温泉をあとに、帰途に着く。

富栄山は以前は猛烈なヤブ山で、ほとんど登山者がいなかったが、地元の人の努力により道が開かれ、簡単に登れるようになった山。 頂上からの360度の大展望は素晴らしい。

(参考データー)

播但道砥堀IC7:00(播但道・中国道)院庄IC⇒R179⇒県道56・65⇒富栄山駐車場8:30
出発8:45→丸太橋9:10→縦走路出合10:20→大空山10:40~10:50→出合11:05→富栄山11:25~12:20→出合12:35→丸太橋13:30→駐車場13:50
駐車場出発・温泉13:53~15:10⇒往路引き返し、砥堀IC16:45

(走行距離 約245キロ  歩行距離 約9.6キロ   累積標高差 約670m)         
by hotaka443 | 2011-09-06 20:35

マツムシソウを求めて 鳥取・若杉山へ

若杉山(1020.6m) 鳥取県三朝町 2011・8・30 (火) 天気・晴れ時々ガス  メンバー・4人

 
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前回は平成19年10月だから4年ぶりになる。マツムシソウが登山道脇のいたる所に咲いていた記憶があり、もう一度見たくてI・T・K・Y 4人のガタガタコンビでやってきた。
マツムシソウの花期は8~10頃だから、多分咲いているだろう、と予想して。

中国道を院庄で降り、R179を北上、奥津温泉手前の大釣トンネル手前を左折、県道116に入る。
岡山森林公園に行く道だ。途中で右折する森林公園の道と別れて直進すると、美作北2号林道にぶつかるのでここを左折。

舗装された快適な林道を左に右に、カーブを切りながら快調に走っていると、待った、がかかる。
Tさんの気分がすぐれないので、スピードダウンだ。一転ノロノロ運転に切り替え、鳥取・岡山県境の大谷峠に着く。ここで休憩をとる。
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ここで林道と別れ、右折して鳥取県側に下って行く。乗用車一台がやっとの狭い林道だ。ほとんど車が走らないのか、両側や頭上から枝が張り出して車体を擦る。
心細くなるような山の中をどんどん坂を下ると田圃が現れ、峠から4キロあまりで若杉山への道標の立つY字路に着く。
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山に登るのに下って行くのはちょっと変な感じがするが、地形図を見ると大谷峠が標高約920mでこの分岐が590m。そして若杉山が1020m。峠と山頂がわずか100mの差しかない計算だ。

岡山県側からだとこうなるが、このルートは余り知られておらず、ほとんどの人は鳥取県側から登ってくるので、登り一辺倒になる。            

9:20 分岐から6~700m入った所で舗装道路が終わるので、路肩に車を停める。
あと少し走った未舗装道路の終点に駐車場があるが、道が荒れているかもわからないので無理はやめておこう。
道沿いに5~6軒の民家があったが、すべて廃屋になっていた。この奥地 冬は雪が深い。
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9:35 出発。林道は思ったほど荒れていないので車は入れそうだ。
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林道終点の広場に着く。ここが登山口だ。
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絶滅危惧I類(鳥取県レッドデーターブック)の赤い看板。絶滅の危機に瀕しているオキナグサ保護の看板。
5月頃になると、オキナグサを求めて多くの人が訪れ、賑わうそうだ。
カタログで見るオキナグサ。
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道を覆う朝露を含んだ雑草が足許を濡らすが、気持ちのいい自然林の道が続く。緩い登りはハイキング気分だ。登るにつれ花が多くなってくる。
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40分ほど歩くと、待望のマツムシソウのお出迎えだ。
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樹林帯から草原に飛び出した。若杉山を見上げるが、頂上は見えない。以前ここに牧場があったそうだ。
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マツムシソウがあちこちに咲いている。
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ナデシコのピンクが鮮やかだ。
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まるでオキナグサの咲く丘、といっていい一角がある。地形図の860mの円形に当たる部分だ。この栽培地は前回はなかったように思う。
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背の低い萩があちこちに点在、緑の中の赤はひときは目を惹く。周りの雑草と同じくらい背が低いのは、冬の激しい風雪に耐えるためだろう。
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「主人公は俺、ちゃんとピント合わせてや」「すいません ボケ写真になっちゃった」 
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花が多いので みちくさばかりでなかなか歩が進まない。
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オキナグサの丘とバックは津黒山。
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あちこちに穂を出し始めたススキ。山は秋を迎えようとしている。
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やっと頂上が見えてきた。
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11:15 煩わしい人工物がなく、山名を記した標柱が一本だけでスッキリした山頂。今回も三角点見つからず。
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少し北に進むと巨石群がある。岩石公園と言うらしい。
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座り心地のあまり良くない大岩の上で、さあお昼にしょう。滑り落ちないように、ね。

樹木のないハゲ山なので、カンカン照りを心配していたが、食事と同時にガスが湧いてきた。
大山・蒜山をはじめ、360度の大展望は全てガスの中だ。
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この方向に大山があるので、見えた事にしょう。
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12:15 お腹もふくれたので下山しよう。
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登山道脇に何か所かのオキナグサ保護のための囲いが設けられている。
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オキナグサ咲く丘。
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草原が終わり、樹林帯に入る直前にガスが晴れ、蒜山がなんとか確認できた。
右が下蒜山でその左が中蒜山、上蒜山は中蒜山の向こうになり見えない。大山はモヤって見えない。
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「わずか1000mあまりの低い山なのに、こんなに多くの花が咲いているとは驚き、花の山やな~」が感想だ。
13:25駐車場所に戻ってきた。
少し下った所に作業小屋があり、通り過ぎようとしたら、「ストップ、トマト分けてもらうわ」の声。
バックすると若いお兄さんが小屋の中でトマトの選別をしている。すぐ近くのハウスで収穫したトマトを箱詰されているところだ。
「形や熟れ具合で出荷できないのが軽トラに積んであるので、適当に持って帰って」タダでもらうのは気の毒なので500円渡し、主婦に戻った彼女達は袋に詰め込んでいる。
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帰りは大谷峠から西に走り、津黒高原の津黒高原荘(蒜山なごみの温泉)に向かう。津黒高原はスキー場・キャンプ場・温泉・各種運動施設などが整備された一大リゾートゾーンである。
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受付に行くと、「温泉はまだ湯を張ってないので、16時までお待ちください」だって。
今はまだ14:10 待つには長すぎる時間だ。今日は平日で近くに日帰り温泉もあることだし、多分客は来ないだろう、というところかな。ここはいわゆる日帰り温泉ではなく、宿泊者用の風呂を一般客にも提供しているのだ。
少し走れば「やつか温泉・快湯館」があるが、方向が逆。帰り道の下湯原温泉「ひまわり館」に行く事にする。こちらは露天風呂とペット温泉のみだ。
14:35 温泉到着。夏場はいいが、雪の舞う冬は満足な脱衣場がないので、寒かったなあ。
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15:30 温泉出発。いい湯だったし、花もたくさん咲いていたし、満足な一日でした。

(参考データー)

播但道砥堀IC6:40(播但道・中国道)院庄IC⇒R179⇒県道116⇒美作北2号林道⇒大谷峠右折⇒若杉山登山口手前駐車9:25
出発9:35→樹林帯終わり10:25→若杉山11:15~12:15→草原終わり12:45→駐車地点13:25
出発13:40⇒美作北2号林道⇒津黒高原荘14:10~14:15⇒R482⇒R313⇒ひまわり館14:35~15:30⇒湯原IC15:35(米子・中国・播但道)砥堀IC16:45

[走行距離 約315キロ  歩行距離 約5.4キロ  累積標高差 約390m]

by hotaka443 | 2011-09-01 09:55