みちくさおじさん山を歩く

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岡山・皆ケ山とおまけの擬宝珠山~象山縦走

皆ケ山(1159.3m)岡山県真庭市
擬宝珠山(1110m)岡山・真庭市/鳥取・江府町~象山(1085.3m)鳥取県倉吉市/江府町 
2010・8・24(金) 天気・曇りのち雷雨 メンバー 単独




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火曜日は休日。家の用事はあるし、裏の空き地兼畑は結構夏草が茂っている。熱中症にでもかかって枯れればいいのに、しぶとい奴だ。

まあ用事はもう少し涼しくなってから片づけるとして、ひと汗かきに山に行くか、と昨夜思いついたのは皆ケ山。無雪期では実に10年ぶりになる。

途中の二俣山までは麓のキャンプ場から遊歩道のような立派な道が付いていたが、その先はヤブがひどく、しかも頂上からの展望は全くなし。二度と登る山ではないな、と以後忘れていたが、3年前の2月、雪山ならどうだろう?とふと思い出し、登ってみた。

皆ケ山は地形図で見ての通りでジグザグ登りがなく、一直線の道は激登りが何か所かある。登りはよしとして下りにはずいぶん苦労させられた記憶が残っている。
頂上の笹は雪の下で、葉を落とした樹木の間からは烏ケ山がのぞいていたが、果たして今日は・・・・


5:50 自宅を出発。R29から山崎ICで中国道に入り、勝央SAで休憩、蒜山ICを7:35に出る。
蒜山SAあたりから見える大山は、本日はガスのためお休みだ。
7:45 蒜山高原キャンプ場に着いた。
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広い駐車場は車が2台だけ。そろそろ夏休みも後半、しかも今日は平日でガランとしている。
8:05 支度をしてスタート。眼の前に見えるはずの山はガスに隠されている。駐車場からさらに奥のキャンプ場に道路は続くが、登山者の車は入れない。
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よく整備されたキャンプ場の中の広い道を歩いていると、こんな標柱が何本か立っている。
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5分程歩くと貯水槽があり、その横に登山口がある。
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皆ケ山の説明看板がある。
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キャンプに来た人達にも歩いてもらう目的の広い遊歩道。緑の中の快適な道だ。
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キノコ類も結構多い。親兄弟、親戚、みんな一堂に集合!
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8:40 ほぼ中間点で休憩。駐車場からキャンプ場奥の登山口まで300mあるので、駐車場からは1800mになる。
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           このあたりよりブナ林に変わってくる。そして緩やかだった道は、写真ではわからないが次第に激登りに変わってきた。
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美しいブナ林は直射日光から遮られ夏場は助かるが、今日は無風でむし暑い。ただ寒さには弱いが夏にはめっぽう強い私にとっては、いい汗を流して快適である。
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9:15 二俣山(1803m)に着いた。南側のみ展望が開けているが、ガスで視界はゼロだ。
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二俣山から一旦皆ケ山の中間のコルに向かっての下りになる。始めて皆ケ山が姿を見せるが、何ら特徴のない山容だ。
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コルからは激登りが始まる。1998年度発行の「マイカー登山・中国道」によると、二俣山からはネマガリダケに覆い尽くされ、踏み跡もわかりずらく、先に進むのは大変、とある。最初に登った時もヤブコギをした記憶が残っているが、今は踏み跡もしっかりしている。
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9:45 皆ケ山頂上(1159.3m)に着いた。3等三角点皆仙がある。
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ネマガリダケは手入れされているが、東の上蒜山方面だけが開かれており、西側の烏ケ山方面は樹木に遮られ、全く視界はない。写真は上蒜山。
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ガスは少しうすくなったが、無風で蒸し暑く、時おり覗く青空には積乱雲がムクムクと発達している。
このところ大気の不安定な状況が続いているが、お昼を過ぎるとカミナリさんがやってきそうな気配だ。
10:00 コーヒーをわかしていただき、下山にかかる。激下に注意しながら慎重に下る。写真は二俣山。
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10:20 二俣山着。10分ほど休憩する。あと1時間ほどで登山口に着くが、皆ケ山だけでは物足りないので,擬宝珠山から象山を考えている。しかしこの空模様では午後になると雷雨の可能性がありそうだ。

11:15 登山口に戻ってきた。よく整備された広いキャンプ場の中を通り11:20駐車場に着く。
まだ時間は早い。帰るには早すぎるし・・・・2時間ほど見ておけば次の山は縦走できるだろうから、行くか!

11:30 汗びしょりのシャツだけ着替え、登山靴を履いたまま出発。途中から見る手前二俣山と奥が皆ケ山。右はアゼチで、この尾根は蒜山に続く。雲ゆきが怪しくなってきた。
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蒜山大山スカイラインに出て少し走ると、大山と烏の大展望台「女鬼台」に着く。かろうじて見える大山と美しい山容の烏。烏ケ山は2000年10月の鳥取西部地震の被害を受け、登山は禁止。地図からも登山道は削除、三角点も亡失となった。
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こちらは右二俣山と中央が皆ケ山。多くの車が停まっているが、カメラは大山方向ばかりを向いて、平凡なこの山は見る人もいない。両山とも急な傾斜がよくわかる。
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11:45 大山鏡ケ成の国民休暇村に着く。広大芝生公園のあちこちには大勢の人の姿が見える。
休暇村の建物の芝生公園を挟んだ南に、鏡ケ成ロッジ・レストランがあるが、その前の駐車場に車を停める。
ロッジは現在工事中だ。
11:50 出発。建物の右横に擬宝珠山の登山口があり、写真ではわかりずらいが、小さな道標がある。
写真中央の道を登るのかなと思ったら、左方向に広い道があった。
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道はすぐに樹林帯に入り、じぐざぐを繰り返しながら、どんどん登っていく。
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12:15 わずか25分で擬宝珠山に飛び出した。山頂は狭いが南東方向が開けている。
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左は無名峰で中央が皆ケ山、右が二俣山だ。
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気持ちのいい草原の山頂なのでお昼にしたいが、どうも空が気にかかるので象山まで行く事にする。気持ちのいい縦走路が続く。
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鏡ケ成スキー場のリフト終点のすぐ上に出た。視界が切れ、正面に烏ケ山が。
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ここから象山とのコルに向け120m程下る。鏡ケ成湿原の木道が見えてきた。左の建物は休暇村。
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雲行きが怪しくなってきた。急がないと・・・・              
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コルから150mの登りが待っている象山。
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コルに着いた。瞬間迷う。休暇村は左折すると早い。雷の前に車に帰るか、象山に行くか・・・
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まだ大丈夫だろう、せっかく来たのだから象山に決行しよう。道は木の階段にかわり、次にコンクリートになる。コンクリートは段が高くピッチが合わないので疲れる。
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木とコンクリートが入れ替わりながら帰りに使う分岐に着く。
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分岐を右折、岩のゴツゴツした3等三角点鏡ケ成のある象山に着いた。13:00だ。
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擬宝珠山を望む。ガスが流れ出した。
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急いで昼食の準備をする。暑さには強いので定番のウドンとおにぎりだ。その時、大山の方向から雷鳴が聞こえてきたかと思うと、パラパラと雨が落ちてきた。
あわててそのあたりに広げている物をザックに詰め込む。困ったのはうどんだ。コッフェルに入れたまま歩きながら食べる事にする。人に見られたくない姿だ。13:25 スタート。分岐までくると、ガスが上がってくる。
帰りは分岐から西に向かう道を歩く。
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展望広場がある。しかしガスで展望はなしだ。このあたりだけにマツムシソウが咲いている。他に花は全く見られない。
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幸い雨はやんだが、ガスは切れそうにない。結局大山や烏も見ることが出来なかった。うどんを食べ終わる。
平坦な道なので助かった。ジグザグ道をどんどん下ると分岐に出た。芝生公園方面に道をとる。
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ほぼ平坦な道はブナ林の中を進む。
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やがて湿原の分岐に出た。木道を歩いてみたいが、また雨が降り出し、雷鳴近づいてきたのでパスする。バックは象山。
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芝生公園を一周する道路に出た。大勢いた芝生公園も人影は全くない。
13:50 駐車場に戻ってきた。瞬間、象山方向のガスが切れた。
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パラパラ程度の雨が途端に大粒に変わり、頭上まで雷はやってきた。休暇村でお風呂に入る予定だったが、この強い雨、邪魔くさくなり、車内で体をふき、着替えをして14:15 出発する。
帰りは、休暇村のすぐ近くの烏ケ山登山口に寄ってみた。入山禁止の立看板の下には、以前なかったロープがしっかり張られ、赤テープがぶら下がっていた。入山禁止になった今も自己責任で登っている人がいるが、私は20年5月以来の御無沙汰だ。何か所かネマガリダケの深いところがあるが、人が通らないとヤブ化してしまう。
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雨は蒜山ICあたりまでくるとやんだ。
14:35蒜山ICに入り、15:40山崎ICで降りる。そして16:25自宅に帰ってきた。

皆ケ山は以前のようにヤブコギは必要なくなったが、登った数のうちの一つで、また登ってみたい、という山ではない。
一方、擬宝珠山~象山は天気のいい日にのんびりと歩いてみたい山だ。秋になると烏をはじめ、まわりの山々の紅葉が素晴らしい事だろう。
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(所要データー)                  

自宅5:50⇒R29⇒山崎ICより中国道~米子道蒜山IC7:35⇒7:45蒜山高原キャンプ場
出発8:05→二俣山9:15~9:25→皆ケ山9:45~10:00→二俣山10:20~10:30→駐車場11:20

駐車場出発11:30⇒県道114⇒鏡ケ成国民休暇村P11:45
出発11:50→擬宝珠山12:15~12:20→コルの分岐12:40→象山13:00~1325→駐車場13:50
休暇村出発14:15⇒県道114⇒蒜山IC14:35米子道~中国道山崎IC15:40⇒R29⇒自宅16:25

(走行距離310キロ  皆ケ山 歩行距離 約7キロ 累積標高差 約600m、 擬宝珠山~象山 歩行距離約4.8キロ 累積標高差 約380m ) 

by hotaka443 | 2010-08-24 20:51

三座目標は雨飾山のみ、雨で涙の火打山と妙高山

雨飾山 (1963.2m) 長野県小谷村・新潟県魚糸川市 2010・8・13(金) 天気・曇り メンバー3人

お盆休み、効率よく日本100名山を登ろうと言う話になり、13日は雨飾山、14日火打山、15日妙高山と予定を組んで12日朝5時出発。ところが2週間前の後立山と同様、またまた雨に泣かされる事になった。

日本海に前線がありゆっくり南下中で、13日は雨飾山に登ったものの、火打山の14日は朝早くから雨。山の予報も終日雨だ。
登山中に降りだしたのならともかく、朝から降られると戦意喪失。かといって勤務の都合もあり、天気が回復するまで待つか、なんていう余裕がない。

こうなると少しでも前線から遠い帰り道の福井あたりの山でも登るか、と赤兎山、経ケ岳、荒島岳・・・と一応候補を上げ、魚津あたりまで戻ってくると雨も上がる。

ところが大野市に来ると再び雨が降り出した。こリャもう帰れということだ、と山はあきらめてすごすごと帰ってきた。まあ雨飾だけでも登ったので、今回はよしとしよう。その雨飾山だが、想像以上に素晴らしい山だった。満足、満足
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8月12日(木)

5:00 自宅出発。今日は台風4号が日本海を東北東に進んでおり、同時進行だ。名神を東進するにつれ激しい雨になる。
7:15 多賀SAで朝食をとり、北陸道に入ると雨はやむ。今回の台風は中心からかなり離れた所に強い雨雲を持っているようだ。

9:30 徳光PAに着く。ここはサラリーマン時代、北陸に走る時は必ず立ち寄っていた好きなPAだ。
直接海岸に出られるので、砂浜に寝転んで流れる雲を見つめたり、夏は海水浴やサーフインが出来る。

今頃台風は能登半島沖あたりを通過中だろうが、勢力が弱いので思ったほど波は高くない。
一人テトラポット内で波乗りをやっていたが、早々に引き上げていった。
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11:25 糸魚川ICを出てR148へ。道端にある食品スーパーで仕入れをする。

R148は姫川に沿って南下、姫というやさしい名前が付いているがなかなかどうして、過去何度も氾濫して、大きな被害を起こしているいる暴れ川だ。
記憶に新しいのは平成7年だったか、梅雨前線による豪雨で土石流が発生、R148やJR大糸線が流失、大糸線は廃止になるのでは、という噂が流れた程で、たしか2年ほどかかってようやく復旧したと記憶している。

学校で覚えた深さ6キロほどの中央構造線(フォッサ・マグナ)糸魚川~静岡線が走っており、姫川沿いは地滑りが起きやすい地形らしい。

12:15 「道の駅小谷」で昼食をとる。露天風呂を完備した(深山の湯)を併設した大きな施設だ。雨は降り続く。
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小谷温泉口交差点で左折、県道114に入る。この114の終点は今夜の宿泊地の雨飾荘前だ。
13:30 小谷温泉・奥の湯、源泉掛け流しの宿・雨飾荘に着いた。シャレホテルといった感じだ。
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時間はたっぷりある。一段落したところで雨飾荘にも温泉はあるが、先に徒歩3分ほどの露天風呂へひと風呂浴びに行く。
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男女別で寸志の箱が置いてある。ブナ林に囲まれた趣のある温泉だ。先客に了解を得て写真を一枚。
雨降る中の温泉ってイキなものだ。
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今夜の夜食、これに信州そばにご飯、み汁がつき、もうお腹は満タンだ。
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8月13日(金)
雨は上がったようだ。出発が早いので朝はお弁当だ。
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5:15 出発だ。宿の前の交差点を右折すると妙高方面への林道で、雨飾は舗装された林道を直進4キロ弱で大きな駐車場に着いた。5:25。すでに10台ほどが停まっている。
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5:40 準備をすませ出発だ。登山口の案内板。
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頂上まで4400m。これを11等分して400mごとに標示板があるので、目安になる。
沢を渡って少し下ると大海川に沿った広河原の湿地に出る。木道が設置されている。
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湿地に見慣れない大木がある。後で調べてわかった、ドロヤナギの大木。
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2/11まではフラットな木道が続くが、ここからはいよいよ山に取りつく。
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いきなり急登が始まる。3/11あたりはブナ林で、地表に根が飛び出している。下山時は足元注意だ。
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6:35 急登の中に狭いがフラットな一角がある。ブナ平だ。文字通りブナの大木が多い。
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ブナの限界を過ぎ、しばらく歩くと荒菅沢に向かっての下りになる。そして今まで閉ざされていた視界が開け、素晴らしい光景が目に飛び込んできた。思わず息をのむ見事な演出だ。小さいながらカールを形成している。
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7:20 遅くまで雪渓が残る荒菅沢に着く。地形図ではわずか1448m、徒渉地点の雪は融けているが、上流下流にはまだ雪渓が見られる。
7月頃は雪渓を横断するとか。布団菱と呼ばれるこの見事な岩峰は、とても2000mに満たない山とは思えない迫力がある。
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荒菅沢を後に少し登ると、百名山の高妻山2352.8mが姿を現す。右端後方は戸隠連山のようだ。
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急登が始まり、ガレ場にはハシゴが2か所ある。
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8:30 ガレ場や岩場も終わり、笹平に着いた。
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あたり一面美しい笹原が広がっている。笹原の向こうには丸味を帯びたやさしい雨飾山が。荒菅沢から見た荒々しさは、ここには見当たらない。
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笹平から山頂にかけてはお花畑となる。シモツケソウ、ハクサンフウロ、トリカブト、ハハコグサ、ミヤマオダマキ、マツムシソウ・・・気持ちのいい雲上の庭園歩きを楽しむ。
やがて北側糸魚川の雨飾温泉(梶山新湯)から上がってくる登山と合流する。雨飾温泉には雨飾山荘がある。
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模様の入った大きなスラブ状の岩と荒菅沢を見下ろす。すごい高度感だ。
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山頂直下の急坂を登りきると、二つのピークの山頂に飛び出した。右手の狭いピークには石仏が並んでいる。
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左のピークが2等三角点1963.2mの雨飾山の頂上だ。
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9:05 登山者でにぎわう山頂に着く。南側の灌木が少し邪魔をしているが、素晴らしい展望だ。
西方は右から朝日岳・雪倉岳・鉢ケ岳・ガスに隠れたれた白馬岳から後立山連峰が見える。視界が良ければ槍・穂まで見えるそうだ。
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東には水蒸気を噴出している2400mの焼山と、明日頂上に立つ予定だった2461.8mの火打山が聳えている。手前の山は金山で、さらに右手に進むと天狗原山があり、一面お花畑とのこと。
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すぐ北には日本海が広がる。
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ゆっくりとコーヒーをいただき、10:00 名残惜しいが山頂を後に、笹平へ下りる。
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11:25 荒菅沢で昼食、雪渓から吹き下ろす風が冷たく、思わず上着を着る。途中から雨が降り出したので、あわててカッパを着用し、スタート。しかし通り雨ですぐに上がった。
13:15 駐車場に戻ってきた。
13:30 時間はまだ早いのですぐ近く、2キロ足らずの所にある鎌池に行こうということになった。
13:35 鎌池駐車場に着いた。駐車場より少し下った所に、周囲1キロ余りの鎌池がある。
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池を一周する遊歩道があり、雨飾山が望める撮影ポイントがある。逆さ雨飾だ。
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紅葉の季節は大勢のカメラマンが押し寄せるそうだ。
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駐車場の近くのお休み処「ぶな林亭」でコーヒーをいただく。自家製のさるなし酒・ナナカマド酒・くろもじ酒等も置いてあり、ミニグラス一杯が100円。
さるなし酒 をちょっとなめさせてもらうが・・・・うまい!
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14:45 鎌池を後にし、今夜の宿山田旅館に向かう。雨飾荘より1.5キロほど下にある、大きな旅館だ。
実は雨飾荘で二泊したかったのだが、満室で断られたのでこちらにしたのだ。
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ここはとてつもなく大きな旅館だ。1555年、武田信玄の家臣が発見、信玄の隠し湯として愛される山峡の秘湯だ。455年の歴史を持ち、宿の裏から湧出する源泉は47℃で、そのまま2mの高さから落下させている。源泉風呂は長湯が出来ない温度だ。
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建物の下にも露天風呂がある。
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建物も古く、江戸時代に建築された本館をはじめ、七棟が有形文化財の指定を受けているそうだ。
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パンフレッドに年代は書いてないが、ドイツで開かれた温泉博覧会に、内務省より日本を代表する四大温泉(別府・登別・草津・小谷)の一つとして出湯されたそうだ。
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夕食。「連日御馳走ばかり食べていると、しんどくなるね」の声も。温泉につかり、ごちそうを食べ、いったい何しに来たの?
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宿の前のバス停。栂池高原と雨飾高原を結び、一日7~8本走っている。
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(13日のデーター)
雨飾荘5:15⇒登山口5:25~5:40→ぶな平6:35→荒菅沢7:20~7:35→笹平8:30~8:35→雨飾山9:05~10:00→笹平10:20→荒菅沢11:25~11:50→ぶな平12:25→駐車場13:15~13:30→鎌池駐車場13:35⇒鎌池一周・ぶな林亭お茶駐車場⇒山田旅館14:45
(歩行距離 約9キロ  累積標高差 約850m)


8月14日(土)
夜半より雨が降り出した。5時のニュースの後の予報も、火打山や妙高山の新潟県は終日雨。
長野県は霧か雨。相談の結果、雨やガスの中を歩くだけではつまらないのでやめよう、ということになた。
但し日本海に前線が停滞しているので、南に行くほど雨雲から離れる。
メンバーさんは荒島岳など福井の山はまだ未登とのことなので、今日は赤兎、明日は荒島に計画変更し、5:25山田旅館を後にする。

6:05 糸魚川ICに入る。雨は西に行くほど小降になり、魚津あたりまで走るとすっかりあがり薄日も漏れてきた。有礒海、尼御前と休憩し、8:35 福井北ICで降りる。先に赤兎山に行くつもりだったが、今夜の宿を探しに大野の町に向かう。

大野はちょうど「おおのお城まつり」が開催中で、みこしか何かが町を練り歩いている。
観光案内書でパンフレッドをもらってきたところで、ありゃりゃ、雨が降り出した。
どこかの銀行の駐車場に入り、昼用のオニギリを食べながらしばらく待つが、やみそうにない。

相談の結果、一日早いがもう帰ろう、に決定。山は一つだけに終わったが、たっぷりと温泉につかり、御馳走を食べたのだから、これでよしとしよう。
            
10:50福井ICに入り 14:20 姫路東ICで降りる。この時間だから帰省の影響もなく、スムーズに走れた。
途中喫茶店でご苦労さん会?を開き、15:30 自宅に帰る。

(所要データー) 
8月12日 (木)
5:00 自宅出発⇒姫路東ICより山陽道・中国・名神・・北陸道・糸魚川IC11:25⇒R148⇒県道114雨飾荘13:30

8月14日 (土)
山田旅館 5:25⇒県道114・R148⇒糸魚川ICより北陸道6:05⇒福井北IC8:35⇒R416⇒R157⇒大野市うろうろ⇒R158⇒北陸道・福井IC10:50・北陸道・名神・中国・山陽道・山陽姫路東IC14:20⇒14:40喫茶店15:15⇒自宅15:30   (走行距離1195キロ)   
          
by hotaka443 | 2010-08-14 21:45

北アルプス、唐松岳から爺ケ岳まで後立山縦走

八方→唐松岳→五竜岳→鹿島槍ケ岳→爺ケ岳(長野・富山県境) 2010・7・28(水)~8・1(日) 天気 入山は雨、縦走中はガスや雨、のち晴れ、そして下山時は晴れ メンバー3人

八方第一駐車場に車を置き、唐松から針ノ木・蓮華までの大縦走のあと扇沢に下山、バスとJRで駐車場に戻る計画で出発!


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7月28日(水) 退社後スーパーで買い物を済ませ、山陽姫路東ICを18:25に入る。宝塚トンネルの慢性渋滞地帯をノロノロで通過、草津PAで食事を済ませ、快調に飛ばして中央道・駒ケ岳SAに22:30に到着した。

SA横の高台がちょっとした森林公園になっているので、今夜はここでテント泊だ。
雨上がりで下が濡れているが、東屋があるので軒下を借りる。結構ここにテントを張る人がいるのだが、本日はゼロだ。

7月29日(木) 4時起床、テントを撤収し、準備を済ませ4:45出発。SAは仮眠の車が多い。
最後の梓川SAで朝食を済ませ豊科ICで下車。大町まで県道を、後はR148で7:00八方第一駐車場に到着した。ここに車を止めるのは6年ぶりだ。山はガスで覆われ、いやな予感がする。

7:25 支度を済ませて出発する。ザックがやけに重い。しゃれた建物が多い八方の町並みを歩き、ややこしい名前のリフトを三つ乗り継ぐのだが、最初のゴンドラリフトアダムの乗り場に着いた。
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天候のせいか、ほんの数名の登山者だ。登山者名簿に記入しリフトに乗る。すぐにガスの世界に突入、雨が降り出した。6年前に来た時は強風で、私の乗ったリフトが最後で、後は運転見合わせとなったが、今回は雨だ。
次のアルペンクワッドは屋根のないリフトだ。足元には高山植物の花盛りだが、雨に打たれて寂しそう。
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3番目のリフトを降りると八方池山荘が建ち、ここが登山口になる。
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8:45 重いザックを背負い出発。しばらくは石畳や木道が続く。山に雨は付き物だ、なんて言ってたのは遠い昔。今は雨の中を歩くのは大の苦手である。
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ガスガ深くなってきた。いろんな花が雨に打たれながら迎えてくれるが、写真を撮る気にもならない。
連続してケルンがあるが、濃いガスとメガネの水滴で文字も読めない。
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9:25 八方池に着いた。縦走路から入った所に池はあるが、好天なら白馬岳方面の展望が素晴らしい。しかしこの天気なので通過。せめて案内板だけでも・・・
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これは第三ケルン?
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ライチョウが登山道を散歩している。ライチョウには人間を怖がらないというDNAが受け継がれているのだろう。写真を撮ろうと構えたが、メガネは水滴で視界不良、どこにいるの・・・・こんな写真になっちゃった。
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濃いガスと雨の中をもくもくと歩き、 やがてガスの中に赤い唐松山荘の建物が浮かびあがってきた。
11:35 唐松山荘着。ガイドブックのタイムよりかなり早い。予定では2時間半程先の五竜山荘泊りだが、岩場もあることだし、相談の結果、本日はここまでとする。
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昨年リフレッシュされたそうで、すごくきれいだ。案内された部屋は通路を挟んで両側に6人ずつ、2階もあるので24人部屋だ。6人の所に5人だからゆとりがありヤレヤレだ。
唐松岳だけでも、と行きかけたが、風も強くなり寒い。小屋を出たものの、引き返す。すべては明日だ。
それにしてもこの唐松と五竜、過去何度登ったかな?いずれもお天気に恵まれない山である。
夕食と朝食メニュー
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7月30日(金)
雨は降り続いている。今日も雨中歩行か、と気が重い。5:10の一番組で朝食を済ませた所で雨はやんだ。
しかしガスは相変わらずだ。せっかくだから頂上岳は踏んでおこうと出発。15分足らずで視界ゼロの山頂に立った。2等三角点唐松谷がある。記念写真をとって下山する。
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登山道脇の斜面にはコマクサが雨に濡れながら可憐な花を咲かせている。
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小屋に戻り6:25出発。ガスは相変わらず深いが雨はやんでいる。昨夜が唐松泊まりになったので、これで針ノ木はカットだ。今日は冷池山荘まで行きたいが、八峰キレットの難所が控えているし、雨だと岩場通過が不安、要はお天気次第だ。
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すぐに牛首の岩場の下降となる。濡れた岩場は滑りやすいので緊張の連続だ。
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信州側から次々とガスが吹き上がってくる。
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8:55 昨日泊まる予定だった五竜山荘に着いた。すでに登山者の姿はなく、ガスの中に静まりかえっている。コーヒータイムにする。唐松山荘から2時間半だから、標準タイムだ。
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9:30 出発。五竜から鹿島槍までは荒々しい岩稜地帯が続き、後立山の核心部になる。
道は急な斜面をジグザグに下り、やがて岩場に入る。
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クサリ場を過ぎ、1時間余りで五竜岳の分岐に着く。
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ザックを置いて数分の五竜岳へ。10:40 ガスで視界なしの頂上に着いた。三等三角点平川人がある。
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記念写真を撮り先を急ぐ。ここからはいよいよ本格的な岩稜地帯に入る。
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濡れた足元に注意しながら岩場を進む。そろそろG4?
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ガスのなかに現れた黒い岩峰を黒部側に巻く。G5だ。
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G5を過ぎ、急な下りのクサリ場を通過、次々とガスの中に岩峰が立ちはだかる。
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緊張の連続が続いた後、小さなピークに着いた。一休みにもってこいの「北尾根のピーク」かな?
時刻は12:40。食事にしよう。
13:05 出発。相変わらずあたりは乳白色の世界だ。13:30 小さなピークに着く。道標を見ると、な~んだここが「北尾根の頭」か。ちょうど五竜とキレット小屋の中間あたりのなる。今夜はキレット小屋泊まりになりそうだ。
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最低コルの「口ノ沢コル」を通過、三段登りと言われる岩場を登りきる頃、ガスが切れ薄日が漏れてきた。
今まで閉ざさせていた視界の一部がさっとのぞく。思わず振り返る縦走路と五竜岳。
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前方を見上げると、まだまだ登りが続く。
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クサリ場も、ガスが切れると雰囲気がまるで違う。それにしてもハシゴも混ざったクサリの連続する難コースだ。
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晴れてくれ、の願もむなしく,再びガスが湧いてきて雨も降りだした。
濡れたハシゴ、クサリに神経を集中し、岩峰を回り込むと、突如ガスの中に黒い建物の輪郭が浮かび上がってきた。キレット小屋だ。やった!の声が思わづ飛び出す。
15:35 人気のないキレット小屋に無事たどり着いた。9時間10分を要し、文字通りたどり着いた、がピッタリだ。クサリ、クサリ、そしてハシゴの緊張の連続にこの天気。景色も見えず、精神的にお疲れだ。
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食事の時に数えたら宿泊客は12人でスタッフは5人。これで経営が成り立つの?と思ってしまうが、位置的に中途半端。
唐松や五竜泊なら冷池まで行けるし、逆の場合も同じで通過点になってしまう。但し今日のように悪天の場合は頼りになる小屋だ。
ちなみに白馬山荘や五竜山荘を経営する白馬館グループなのでやっていけるのだろう。
         夕食、朝食のメニユー。朝食の味噌汁は特に美味しかった。
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7月31日(土)
今日は種池山荘までの行程で、7時間もあれば着くので、余裕だ。
但し難所の日本三大キレット「八峰キレット」が待ち構えている。
{三大キレットとは、槍~穂間の大キレット、唐松~白馬間の不帰の嶮キレット、そしてこの八峰キレット}
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5時からの食事を済ませ5:35スターする。雨は上がったようだが、ガスは深い。ここはテレビがないのでどのような天気図になっているのか、さっぱりわからない。天気図が見られないと予想が立てられないし、なんとなく不安であるが、仕方ない。
小屋を出てすぐにハシゴを登るといよいよ八峰キレットだ。ハシゴで1段下り、信州側をクサリを頼りにトラーバスする。ガスで視界が閉ざされているので、断崖絶壁が見えないのは幸いか・・・・
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変形ハシゴで最低鞍部に着く。
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ここから黒部側を巻き、ハシゴで登るとキレットは終わり、ホッとする。
次は鹿島槍北峰への登りだが、安心はできない。岩場に張り付いたり、クサリが頼りの急登だ。
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7:25 ようやく北峰と南峰を結ぶ吊尾根に着いた。
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ザックをここに置いて先に北峰へ向かう。
7:45 北峰山頂に着いた。相変わらず視界なし。
分岐まで戻り、南峰に向かう。ガスの中から端正な三角錐の岩稜が浮かびあがる。吊尾根には小さなピークがいくつもある。
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8:30 鹿島槍南峰に到着した。2等三角点「鹿島人」がある。面白い点名だ。全国に10万点以上ある3角点
、いちいち名前を付けるのも大変だな。
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天気さえ良ければ、黒部川を挟んだすぐ西10キロ余りの所に、劍岳や立山連峰がどっしりと構えているのだが、残念ながらその雄姿を拝むことはできない。恨めしいガスである。

記念写真を撮り、最終行程の爺ケ岳に向かうが、ここからは急に登山者が増えて賑やかになってきた。
もう危険な個所はない。
唐松山荘を出てからここまで、ほんの数人に出会っただけだったので、まるで別世界だ。
ほとんどの登山者やツアー客は、鹿島槍南峰まできて引き返して行く。

途中で30分程休憩し、布引山を9:50に通過する。ここまでくるとようやくガスも切れだし、視界も一部開けてきた。
傾斜も緩くなり灌木地帯に入る。人気の山だけあり登山者が次々と登ってくる。
10:25 ちょっとしたコルでコーヒータイムを取る。すべての緊張感から解放され、達成感、充実感で気分爽快だ。
10:50 出発。このあたりはお花畑で、いろんな花が 見てみて と競いあっている様だが、チングルマが一番多いようだ。

今回はガスや雨ばかりで、花の写真を撮る気にならなかったが、せっかくだからこのあたりに咲いている花を少しだけ。
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冷池山荘が見えてきた。
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11:30 冷池山荘到着。空いているベンチで昼食にしよう。
後は最後の爺ケ岳の登りだ。左から北峰・中峰・南峰と並んでおり、三角点は最高峰の中峰(点名爺父岳)に3等がある。
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12:10 山荘スタート、爺に向かう。15分で冷乗越し通過。ここからも大町に下れる。
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登山者が多く、団体さんも登っていく。行列を見ていると、ふと山小屋が心配になってくきた。今の時間からして全員種池山荘泊まりだろう。スシ詰め?最後の日は手足を伸ばしてのんびりしたい・・・種池山荘の赤い屋根が見える。
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早く行かないと、と気は焦る。団体さんは予約しているだろうが、その他の人も多い。そんな急ぐ気持ちでうっかり、爺最高峰の中峰は巻き道を通ってしまう。南峰にも大勢の人の姿が・・・このあたりにもコマクサが咲いている。
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13:40 南峰に着く、地形図に高さ記入はないが。中峰とほぼ同じのようだ。
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南峰も大勢の人が展望を楽しんでいる。今まで隠されていた西方の立山側のガスが瞬間切れた。左の雲に隠れているのは別山、その右は剱御前、稜線はクロユリコルにぐっと落ちてから、一服剱に向かって高度を上げていく。剱はさらに右だが、雲に隠れているので撮影できず。
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南には頂上を雲で隠された左蓮華岳と右針ノ木岳がどっしりと構えており、その間の針ノ木大雪渓もクッキリ
見える。(日本三大雪渓は針ノ木・白馬・劍沢)
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13:50 雄大な景色を見つめながら、のんびりしたい気持ちをぐっと抑えて山荘に向かう。
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14:20 種池山荘着。すごい人だ。定員200人、すし詰めを覚悟で受け付けに。
「男性ばかりですか?」「女性がいます」 案内された部屋は通路をはさんで6人ずつの12人部屋だ。まだ誰もいない。12人以上入れないでね、と願う。
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山荘から見る美しい三角錘の爺ケ岳南峰。
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夕食と朝食の献立。
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結局広い部屋には入室者なく貸し切りになった。男性だけだと どこかに押し込まれていたのだろうが、女性がいるということが効いたのだろう。隣の大部屋は超満員、ツアーか団体だろう。
身動きできないくらいの経験も何度かあるが、手足をゆっくり伸ばして眠られることのありがたさ。
今回は3日間とも天候には見はなされたが、山小屋に恵まれたのはありがたい事だ。
   
8月1日(日)

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空は晴れている。御来光は爺まで登らないと見えないが、1時間 ほどかかるのでパス。針ノ木岳と蓮華岳の4:40の表情。雨さえ降らなければ今頃、針ノ木に立っていたのだが・・・・
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爺南峰の美しいシルエット。
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始めて鹿島槍の双耳峰が姿を見せてくれた。南峰の方が50m近く高い。
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剱岳もモヤの中にぼんやりと見える。
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5:45 いよいよ今日は最後の日、扇沢に向かって1時間半余りの下りだ。樹林帯に入るので視界も限られ、どちらかと言うと退屈な道だ。20分あまりで雪渓を横断。
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どんどん下ると、やがて扇沢ターミナ近づいてきた。針ノ木と蓮華は雲の中だが、針ノ木大雪渓を登っている人の姿が、肉眼でも確認できる。
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8:15 県道扇沢大町線の大町アルペンラインの登山口に降りてきた。爺ケ岳登山口の道標がある。
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まだ時間は早いので道路手前の扇沢の堰堤近くでコーヒータイムにしよう。
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ところで沢に下りようとした時、雑巾を手にしたタクシーの運転手さんが上がってこられ、声をかけられた。
「マイカーですか?」いかにも乗ってほしそうだ。

「バスで大町に行きます。山荘で確認したらタクシーは5900円でしたが」運転手さんしばらく考えて「5000円で行きますよ」バスは一人1330円だ。3人で4000円ほど。
少し高くつくけど、相談したらOKということになった。「きれいに掃除して待っています」と運転手さん。河原で美味しいモーニングコーヒーをいただき、タクシーに乗る。

「新宿ですか?」松本から スーパーあずさ に乗り換えると思われたのだろう。関西弁を使ってるのに・・・
「いや、八方に車を置いています」運転手さんまたまた考えて・・・。7500円で八方まで行きますよ。乗ってください」

今度こちらが考える番だ。バスとJRで白馬まで一人1730円。白馬から駐車場までバスがあれば140円だが、タクシーだと2キロ程だが7~800円ほどかかりそうだ。それに乗り換えや待ち時間を考えると、決して高くはなく、逆に安い方だ。OKだ。
実際はもっと高くなるので運転手さん、7500円でメーター倒して走る、とおっしゃる。

そして「サービスで個人の田圃ですが、ハスの花が今満開なのでご案内します」
9:00 そのハスの田圃に到着する。
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9:10 写真を撮り出発。八方第一駐車場に9:35 戻ってきた。さすが早い。バス・JR乗り継ぎだと11時頃になる。
重いザック・登山靴から解放され、身軽になったところで、9:50 帰り道の以前にも利用した(白馬八方温泉・みみずくの湯)に飛び込む。あまりキレイじゃないが¥500円と安い。
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10:55 温泉出発、これでガスと雨にたたられた4日間の山行はすべて完了した。写真は白馬駅。
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レールフアンとしてJR東日本・大糸線のE127系の電車に乗ってみたい気持ちもあったが、またの機会としよう。尚、大糸線の非電化区間、南小谷~糸魚川を走っていた人気者、国鉄型キハ52形は、惜しまれながら大勢のフアンに見送られ3月にお別れ運転をしたが、現在は津山の扇形機関庫に展示されている。

11:50~12:30 県道306道の駅安曇野松川で昼食をとり、13:00豊科ICから長野道に入る。名神で若干の渋滞に出合ったが、三木SAで軽く夕食をとり、19:00自宅に帰ってきた。

(所要データー)
7月28日(水) 18:25山陽姫路IC⇒山陽・中国・名神・中央⇒22:30駒ケ岳SA(テント泊)

7月29日(木) 4:55駒ケ岳SA⇒6:03長野道・豊科IC下車⇒県道310・306・R147・148・県道322・八方第一駐車場着7:00
駐車場出発7:25⇒リフト乗り場7:45⇒リフト終点8:35~8:45→八方池9:25→唐松山荘11:35(泊)
(歩行距離 約5キロ 累積標高差約850m)                      

7月30日(金)5:45唐松山荘→5:55唐松岳~6:05→唐松山荘6:15~6:25→五竜小屋8:55~9:30→五竜岳10:40~10:50→12:40~13:05小ピーク(食事)→13:30北尾根の頭→八峰キレット小屋15:30(泊)
(歩行距離 約8.8キロ 累積標高差 約950m)

7月31日(土)キレット小屋5:35→吊尾根7:25~7:30→鹿島槍北峰分岐7:40→北峰7:45~7:50→
分岐に戻る8:00→鹿島槍南峰8:30~8:40→休憩9:10~9:30→布引山9:50→コーヒータイム10:25~10:50→冷池山荘11:30~12:10(食事)→冷乗越12:25→13:40爺ケ岳南峰13:40~13:50→種池山荘14:20(泊)
(歩行距離 約9.7キロ 累積標高差 約890m)

8月1日(日)5;45種池山荘→8:15~8:45登山口近くの沢でコーヒータイム (歩行距離 約6.4キロ)
8:50登山口⇒八方第一駐車場9:35~9:45⇒みみづく温泉9:50~10:55⇒道の駅安曇野松川11:50~12:30⇒13:00豊科ICより長野道・中央・名神・中国・山陽・姫路東IC⇒自宅19:00着
(走行距離 1015キロ  歩行距離合計約30キロ  累積標高差合計 約2700m)
                       
by hotaka443 | 2010-08-02 22:27