みちくさおじさん山を歩く

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6年ぶり 中岳~七種山~七種槍縦走

七種山(683m)~七種槍(577・3m) 兵庫県福崎町・市川町 2010・7・26(月) 天気 晴れ メンバー 3人

近くの明神山や南隣の七種薬師の方にはよく登っているが、七種山は実に6年ぶりだ。今日はFさんに新しい中岳コースを案内してもらった。


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集合場所の旧夢前町役場に7時集合し、野外活動センターの駐車場に7時10分着です。
支度をして7時15分スタート、金剛城寺の山門までは苦手な舗装道路歩きで、25分かかる。
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山門手前にトイレと狭い駐車場があるが、その手前に中岳への小さな道標がある。
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いきなり踏み跡程度の激登りが始まり、濡れた落ち葉で滑りやすい。所どころにロープが設置されているが、マイナーな登山者向けの道のようだ。
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8:50 1時間かけようやく中岳山頂に着いた。展望はなく、地形図の554m標高点のようだ。
七種神社に向かうメインルートと小滝林道に挟まれた中間位置あるので、中岳と名付けたのかな?
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ここから踏み跡一度コルに降り、再び七種山に向かって高度を上げ、40分ほど登ると、地形図で小滝林道に降りる破線の折れまがった位置に合流した。
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ここからはちょっとした岩稜地帯になり、5分ほど歩くと、兵庫県名勝の看板の立つ笠岩に着いた。こんな岩の上なのにササユリガ咲いている。
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9:55 七種山に到着した。ここでコーヒータイムとしよう。今日は風がなく、とにかく暑い。
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10:25 槍に向け出発する。北から東に方向を変える地点は以前は間違えやすかったが、新しい道標が立てられている。
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途中の展望台から見えるのは七種薬師か?
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11:55 暑い暑いとぼやきながら急登に耐え、やっと七種槍に着いた。七種山には三角点がないが、槍には4等三角点
小滝がある。
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相変わらず無風状態で暑い。蝶が一羽飛んできて汗で濡れたシャツに止まって離れない。塩分補給をしているのだろう。
この蝶、右下の羽の一部が欠けている。ダッチロールせずに正常な飛行が出来るのかな?
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12:35 食事を済ませ下山にかかり、やがて岩稜地帯に入る。
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野外センターのある七種池が近付いてきた。左側の山に鉄塔が見えるが、下山ルートはその少し先でまだまだ遠い。しかしFさんのお話では、だいぶ手前に新しいルートがあるそうだ。
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4等三角点奥山の393.4mピークに着く。ここから少し下ったコルから右の谷に降りるのだが、道標はなく、注意して谷を見るとテープがある。
下を見ると遊歩道と道標が確認でき、すぐそこだ。最初はかなりの激下りで、中岳と同様、踏み跡程度だ。
やがて錆びついたポールと切れたクサリが現れる。かっては道だったのか。
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13:50 道標の立つ遊歩道に降りてきた。
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下りてきた右手のコルを見上げる。
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遊歩道の案内がある。
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14:05 駐車場に戻ってきた。6時間少々、暑さとの戦いの山行は無事終了。。
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帰り道で喫茶店に飛び込む。最初に飲む冷たい水の美味しかったこと・・・久しぶりの七種山と新ルートに満足。案内役のFさん、暑い中、どうもありがとうございした。

(所要データー)
自宅6:40⇒旧夢前役場7:00⇒県道67・23・406⇒野外活動センターP7:10
スタート7:15→山門7:40~7:50→中岳8:50→小滝林道別れ9:30~9:35→笠岩9:40~9:50→
七種山9:55~10:25→七種槍11:55~12:35→奥山13:30→遊歩道13:45→野外センター駐車場
14:05
帰路は喫茶店で冷たいものをいただき、みちくさしながら帰る。

(走行距離  約55キロ  歩行距離 約9.5キロ  累積標高差 約950m)
                  

by hotaka443 | 2010-07-26 19:30

No76 岡山・禊橋より滝山~那岐山縦走(ピストン)

滝山(1196.5m)~那岐山(1255m) 岡山県奈義町・津山市・鳥取県智頭町 2010・7・20 天気 晴れ メンバー 単独

今日の山行は、新しく購入した靴の足慣らし登山である。有名な頑固おやじのスポーツ店で、それこそケンカごしで購入した山靴。縁起悪い靴だが、まあしばらく付き合ってみるか!
と言うわけで、近くでそこそこ距離があり、急登のある山は・・・・そこで思いついたのがこの冬、自衛隊の日米合同演習で振られた滝山である。しかし滝山だけでは少々物足りないので、那岐山まで足を延ばして往復とした。



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自宅を8:25に出発。山陽姫路西ICから山陽道、播磨自動車道を乗り継ぎ、終点で一般道へ。佐用ICからは中国道に乗り、美作ICで降りる。あとは県道51からR53へ。
ほんの少し先にある那岐池の標識を右折、那岐池の傍を通り自衛隊の演習場に入る。通常は入口の門扉は開いたままだが、冬の日米合同演習の日は締められ、横の番小屋には銃?を持った隊員が警備していた。
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演習場内は迷路のように縦横に道が走っており、地形図とにらめっこして走らないと、迷子になってしまう。 禊(みそぎ)橋手前までくると、隊員さんが5~6名、道端の草刈りをしておられるので、挨拶をする。
10:00 橋を渡って広い駐車場に入ると、雑草がキレイに刈り取られ広々としている。
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といっても登山者の駐車のためではなく、ここはまだ演習場内で自衛隊の集結地になっているのだ。
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先に1台止まっていた車から2人出てこられたので、登山者かな、と思ったら山仕事に行かれるそうだ。
10:10 クマ注意、マムシ注意の標識を見ながら出発、すぐに滝神社の女人結界石柱がある。
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               続いて滝神社の鳥居の下をくぐる。
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美しい流れの滝川渓谷渡る。一ノ渡だ。
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稲荷神社の長い階段に着いたが、登るのは大変なので下の道を歩き、下山時にお参りしよう。上でつながっている。
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10:30 二ノ渡に着く。
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滝川渓谷は深緑、そして紅葉の頃も素晴らしい。
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苔むした76段の石段を登り、少し進むと、やがて滝神社の下に着く。 左上部 から滝が流れ落ちているのだが、樹木で見分けがつきにくい。                   
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10:50 102段の急な石段を登りきると、神社下の小広場に着く。
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さらに40段を登ると滝神社の祠があり、勢いよく滝が流れ落ちている。
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さらに西側にもう一本の滝がある。神社下から左側に見えた滝だ。境内のはずれに三光杉がある。樹齢450年、高さ35m、周囲6mという大木だ。
5分程休憩して出発、道はやがて沢から離れ本格的な登山道に変わり、すぐに奥の院滝の分岐に着く。
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先に滝に寄ってみよう。300mほど歩くと滝の下についた。
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分岐まで戻り滝山に向かう。ここからは急登になるが、ブナの原生林の中を歩くのでとっても気持ちがいい。
一か所ロープが設置された急登があり、やがて5合目に着く。
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登るにつれササが現れ、ブナの緑と調和して素晴らしい光景だ。那岐連峰(那岐山・滝山・広戸山)でこれだけの美しい自然が残されているのはこのコースだけ。秋にも訪れた事があるが、紅葉がまた素晴らしい。
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滝山国有林の標柱。このすぐ上に8合目の道標がある。
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12:15 縦走路の尾根に出た。
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先に左、滝山に向かい12:20 一等三角点滝山に着いた。
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山頂の展望台には四人のグループが食事中。車2台をそれぞれの登山口に置いて、広戸山から那岐山へ縦走されるそうだ。途中でニョロニョロがあちこちで会議を開いていたとのこと。私も3匹、そのうち一匹を危うく踏みつけるところだった。
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展望台の方位盤。南は瀬戸内海から剣山、北は日本海まで見えるそうだが、まだお目にかかった事がない。空気の澄んだ秋から初冬か・・・
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12:25 先が長い。5分ほどの休憩で那岐山に向かってスタートする。那岐山は遥か彼方だ。
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ゆるいアップダウンの快適なササ原の道は、やがてP1170に建つ東屋が近付いてきた。
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東屋脇の道標
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13:00 見晴らしのいいここで昼食、といっても時間がかかりそうなので、おにぎりと味噌汁だけの簡単メニューだ。右に那岐山のトイレ兼休憩所が見える。左は最高峰だ。笹原の気持ちのいい道が続いている。
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13:15 わずか15分で食事を済ませ、先を急ぐ。
13:35 那岐山の三等三角点に着いた。(点名は那義山)
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               13:45 那岐山最高点に着く。休憩入れて約3時間半かかっている。
写真を撮って早々の下山だ。ところでこの石碑、今まで気にして見なかったが、右が1240m、左が1255m と刻まれている。1240mは三角点の高さである。    
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5分の休憩で下山にかかる。すぐに6人グループが登ってこられたので道を譲っていると「あら、こんにちは」と女性の声。ふと見ると山仲間だ。Cコースを登ってこられたという。
こんな所でご対面とは偶然である。コースが違うので、あと数分前後していたら会うことはなかっただろう。
駐車場までの長い距離が待っている。挨拶もそこそこに先を急ぐ。

途中で滝山の4人とすれ違う。ピッチを上げすぎたので東屋でコーヒタイムをとる。のんびりしたくなる気持ちのいいところだ。
14:25 出発。快適な笹原の道も終わりに近づいてきた。滝山も近い。下山の分岐点は滝山の手前だ。
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14:55 分岐点につく。尾根と分かれいよいよ下りだ。
5合目を15:25通過。奥の院滝分岐15:30通過で15:40滝神社に帰ってきた。

ここから左にそれ,雌滝に立ち寄る。4~5分の距離だ。写真を撮ろうとするが足場が定まらないのでパスをして滝神社に引き返し、先を急ぐ。登りに長い階段を避け、パスした稲荷神社に寄ってみた。
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急で長い階段、数えてみたら166段あった。

16:10 駐車場到着、6時間の歩行で靴は問題なし。「絶対に間違いないから」と足が痛くてはけない25㎝の靴を押しつけられ、一日履いた靴だが交換を要求。頑固おやじは歩き方が悪いと言いだした。女店員が前回は26㎝ですよ、と助け舟。おやじは寸法を測ったから間違いない、と譲らない。最後は返金なり交換なり勝手にしたら、ときた。それならば、と交換して帰ったが、非常に後味が悪い。自分の主張が通らないとふくれおやじである。それにしても、今日は暑かったなあ。

広場の西の端に清流が流れているので身体を拭く。飛びあがるほど冷たい。誰もいないのでついでに裸になり、着替えをする。湯郷温泉に行くつもりが経費節約だ。

16:35 駐車場を出発、往路を引き返し18:20 自宅に帰ってきた。

滝山左と右那岐山
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(所要データー)
自宅出発8:25⇒姫路西ICより山陽道~播磨道播磨新宮IC⇒県道44・28⇒R179・373⇒中国道佐用IC~美作IC⇒県道51⇒R53⇒那岐池の看板右折・自衛隊演習場内を走り、禊橋終点P10:00
スタート10:10→滝神社10:45~10:50→奥の院滝11:10~11:20→5合目11:35→尾根縦走路11:40→滝山12:20~12:25→P1170東屋13:00~13:15→那岐山三角点13:35→最高点13:45~13:50→P1170東屋14:15~14:25→尾根別れ14:55→5合目15:25→滝神社15:40→雌滝15:45~15:50→稲荷神社16:00→駐車場16:10
出発16:35⇒往路引き返す⇒自宅18:20

(走行距離約185キロ 歩行距離約12.9キロ 累積標高差約1010m)
 

by hotaka443 | 2010-07-23 10:16

敦賀半島の西方が岳~蠑螺(さざえ)が岳

西方が岳(764.1m)~ 蠑螺が岳(685.6m)縦走 福井県敦賀市・美浜町 2010・7・19 (月) 天気 晴れ メンバー2人

北陸道を走るたび、特に杉津(すいず)PAから敦賀湾に浮かぶ敦賀半島を形成するの山々を眺め、一度登ってみたいと思っていたが、ようやく順番が回ってきた。


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6時出発。山陽道から中国道を経由し、無料になった舞鶴自動車道に入る。三連休、そして海水浴シーズンで混むのでは・・・の心配通り、やけに車が多い。そして片側一車線になる福知山ICからは渋滞だ。
8:15 ようやく終点の小浜西でR27に降りる。この先2011年夏に小浜ICまで、そして2014年夏に待望の北陸道・敦賀JCTにつながる予定で工事中だ。

R27で小浜の町抜けると、今度はのろのろ運転のくるまにぶつかる。後ろは行列になっているのに、マイペース。前はガラガラ。たまにこんな車がいるが、状況判断が出来ぬ困った人だ。

美浜を抜けしばらく走ると、ほとんどの車はR27のバイパスに入るが、こちらは旧国道、やっとのろのろ運転から解放され、五木ひろしの「五木茶屋」で休憩。広い店内、あちこちに五木ひろしの写真が飾ってあるが、パイパスのお陰で通行量が減り、店内はガランとしている。

佐多交差点で県道33、美浜原発の標識方面へ左折し、敦賀半島を北上するが、ふたたび通行量が増える。
海水浴場が多く、あちこちの駐車場はすごい車だ。

水晶浜(若狭で最も美しい一面白く輝く砂浜)あたりで海岸から別れ右折、敦賀半島をトンネルでぬけ、半島反対側の東海岸へ出る。海岸線を少し北に走ると、常宮神社があり、神社の駐車場を借りる。9:30
安産の神社として有名らしく、石柱が立っている。また秀吉が持ち帰った新羅製の朝鮮鐘を所蔵しており、国宝に指定されている。
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9:40 支度をして神社の境内を進む。
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神社を抜けると、登山口の標識がある。
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民家の中を進むと田畑が広がり、やがて山道に入る。すぐに階段となり、続いてプラ階段に変わる。敦賀原発に向かう高圧線が2本走っており、巡視路にもなっているようだ。樹木の間から展望台らしい岩場を見上げる。
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結構急な登りが続くが、Yさん、どうも体調が悪いのかピッチが上がらず、しんどそう。
左手に奥の院展望所の標識の立つ大きな岩があるが、Yさんに気を取られ全く気付かず通過。下から見えた岩だ。
10:50 洞窟の中からきれいな水が流れ出る(銀命水)に着いた。
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フラッシュをたいて中をのぞく。コップが置いてあるが、汚れているので手すくって飲むが、うまい!
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このあたりが西方が岳までの中間点だが、Yさん大丈夫かな?と心配になる。「のんびりマイペースで登るので、先に行ってて」
それじゃ、と先に行くことにする。「聞く石」の看板。近寄って見るが、平凡な岩だ。謂れがあるのだろうが・・・
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11:15 オウム岩に着く。説明の看板は読みずらいが、高さ10m、横20mとある。但し崖下からのサイズだ。
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南には敦賀湾と敦賀の町が広がっている。素晴らしい展望だ。
海岸線の右の方に、日本三大松原(静岡美保の松原・佐賀虹の松原)の気比ノ松原が見える。約17,000本の松が群生している美しい海岸だ。
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真正面後方には、敦賀富士の野坂岳がひときは高く聳えている。
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10分ほど待ってYさんが到着した。かなりお疲れの様子。引き返そうかというと、せっかく来たのだからサザエまで行く、と強気だ。ただ気を使うので先に行ってほしい、の言葉に従う。
オウム岩を過ぎ、しばらくすると登りも緩やかになり、とっても美しいブナ林に変わる。1000~1500mあたりの標高に生育するといわれるブナだが、ここはがわずか600mあたり。雪国のブナは低標高に順応しているのだろう。
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12:05 西方ガ岳に着いた。周りは樹木に囲まれ、西の端に避難小屋が建っている。 
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はてな?素晴らしい展望が広がっているはずだが・・・あたりを見渡すと、東側の木立の中に道が消えている。中に入ると前方突き当たりに大岩が見えるのでよじ登ると、うわ~キレイ!とその素晴らしい光景に思わず叫んでしまう。
敦賀湾と敦賀の町。
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波静かな敦賀湾。
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左から二つ目の山頂に岩が見える頂がさざえが岳。
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待つこと15分、Yさん意外と元気そうな表情で到着。素晴らしい展望を眺めながら食事にする。時を忘れ、心ゆくまで海を見つめているのもいいだろうな・・・・

12:50 さざえまで頑張る、のYさんの声に出発。小屋の左に縦走路はあるが、少し進むと三角点の標示がある。いくらさがしても見当たらなかったはずだ。
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2等三角点西方ケ岳は、全く展望のない一角に設置されていた。
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20分ばかり歩くと、カモシカ台と尼池の分岐に着いた。Yさんは登りがあるので行かないという。
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それじゃ、と縦走路を西にそれ少し登ると、半島の西側も望める素晴らしい展望台に出た。海に突き出た岬に美浜原発の建物が見える。写真には写っていないが、遥か西の方に青葉山らしき山容が望めるが、すこしもやっている。
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敦賀半島は花崗岩で形成されており、いたるところに大岩が点在している。こちらは東側の展望。岩の上に登りたかったが、Yさんが気になり先を急ぐ。
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縦走路に出る手前に尼池の道標があるので、せっかく来たのだから、ついでに寄ってみよう。
雑草の茂った道を少し進むと、藻で覆われた小さな池に着く。これが尼池だ。
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縦走路に戻りサザエに急ぐ。半島の尾根道だから、絶えず展望が開けているものと思っていたが、ほとんど樹林帯の中を歩く。夏場は直射日光をさえぎってくれるので救われるだろう。
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13:40 3等三角点サザエが岳(点名螺ケ岳)に着いた。一足先に着いたYさんは元気そうだ。
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こちらも山頂は狭い。せっかくの道標も禿げてしまい読みずらい。
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半島東側を見下ろす。明神崎の水島が、青い海に浮かんでとっとも印象的だ。この水島の右端後方あたりに白山が位置しているのだが、残念ながら確認できない。直線距離でわずか85キロだ。             、
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ところで最初の地形図とこの写真を見ていて、思わぬ大発見をする。
この地形図は何年の空中撮影かわからないが、写真では一つの細長い島なのに、地形図では二つの小島になっている。

新しい地形図は写真のように一つの島で描かれていて、位置も多少異なっている。
このあたりは浅瀬で潮流の影響などで変化しているのだろうか?それとも隆起しているのか・・・興味あるところである。

そういえば大昔の琵琶湖は三重県の伊賀盆地あたりにあったが、年々北上していて、いずれは日本海につながるといわれている。学者さんが色々地質を調べての結論だから間違いないのだろうが、日本海につながるとすればここ敦賀あたりだろう。

さてサザエからのコースだが、北東の浦底に降り、タクシーで駐車場に戻る予定だった。しかし登山前にタクシー会社に電話し、浦底まで来てもらえるか確認したところ、あいにく三連休に海水浴シーズンが重なり・・・とつれない返事。一日3本のバスは浦底18:18のみ。

そこでサザエまでの縦走、ピストンに変更したのだが、しかしKさん、体力は回復したがあのアップダウンの道を引き返すより、裏底に降りたいとおしゃる。浦底まで約3.2キロで、海岸沿いの車道を車まで約7キロある。
Yさんには無理をせず浦底に下山していただき、私は約6.5キロを引き返し、車で浦底までYさんを迎えに行くことにした。

サザエは少し離れたところに素晴らしい展望所があるらしいが、パスして13:50 Uターンする。        一人だと早い。40分で西方ガ岳通過、銀命水で美味しい水をいただき、ひたすら下りる。
15:35 登るときに気がつかなかった奥の院展望所で一休み。ここで敦賀の町も見納めだ。
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15:50 サザエから2時間で駐車場に到着。神社境内を勢いよく流れる谷川の清流で体をふき、浦底に向けスタート。点在する海水浴は大勢の人で賑わっている。
16:10 Yさんの待つ浦底の登山口 に着く。のんびりと歩き、少し前に降りてきたそうだ。
16:20 本日のハプニング登山は終了、帰途に着く。途中車を停め、山頂から眺めたあの水島を写す。 
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写真ではわかりずらいが、左右の小島は陸続きで、右の小島の手前の船の向こうはすごい人。離れ島なのであの船が迎えに行っているのかな?

これだけの海水浴客が集中している敦賀半島、帰り道を心配していたが、予想通り車が走らない。
退屈しのぎに2回登った三十三間山と1度だけの野坂岳を写す。
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ようやく舞鶴若狭道にたどり着いたが、ここも地獄。福知山までの片側一車線区間は渋滞で走らない。
ガラガラの中国道に入ってからは欲求不満解消のスピードで、21:40帰宅する。

(所要データー)
自宅6:00⇒山陽道姫路東IC・中国道・舞鶴若狭道小浜西IC⇒R27⇒五木茶屋9:00~9:10⇒県道33⇒県道141⇒常宮神社駐車場9:30           
駐車場スタート9:40→銀命水10:50→オウム岩11:15~11:30→西方ガ岳12:05~12:50→かもしか台13:15→尼池13:20→サザエガ岳13:40~13:50→西方が岳14:30→オウム岩14:50→銀命水15:05→奥の院展望所15:35→駐車場15:50
駐車場出発15:55⇒県道141浦底登山口16:10⇒県道141・33・R27⇒小浜西より舞鶴若狭道・中国道・播但道⇒自宅921:40

(走行距離 475キロ 歩行距離 約13キロ 累積標高差約900m)
 


次は2010・7・20(火)ちぎり橋より、滝山~那岐山ピストンです。

by hotaka443 | 2010-07-20 19:42

鍋ケ谷渓谷側より駒の尾から後山へ縦走

駒の尾山~鍋ケ谷山~船木山~後山 兵庫県宍粟市/岡山県美作市 2010・7・9(金) 
天気 曇り 山頂はガス メンバー 単独




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先日の袴ケ山は消化不良気味に終わったので、今日は雨を覚悟で、歩きが目的の近場の山を選んだ。

今年の梅雨は異常なくらい寒気が次々と南下、下界の暖かい空気と上空の冷たい空気が衝突し、所構わず大雨を降らしている。シトシトと長雨が降り続く梅雨のイメージは、最近ではみられなくなってしまった。

今日も自宅出発が8:10と遅くなったので奮発し、山陽道から播磨自動車道を乗り継ぎ、播磨科学公園都市に入る。あとは県道28、R179,県道53,72を走る。どんよりとした空模様、山はガスだろうな、の予想通り、千種に入ると後山や三室はガスに隠されている。ちくさスキー場より1.3キロ程手前の「駒ノ尾登山口」の看板が立つ傍の駐車場に9:30車を止めた。

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9:45 支度をして出発。何度も登っている山だが、このコースは始めてなので楽しみだ。
道はすぐに植林に入る。ジメジメした、いかにもヒルがいそうないやな感じの道が続くので、いやでも速足になってしまう。時々立ち止まって注意して足元を見るが、靴を這いあがってくるヒルはいないようだ。

曲がりくねった植林の道を歩くこと40分、尾根に飛び出した。大海里谷だ。
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谷と名前がつくが、ダルガ峰と駒ノ尾の中間のコルで、記録を調べてみると、11年前に後山からちくさスキー場に縦走した時以来だから、全く記憶がない。ここから駒まで950mだ。

5分休憩して出発。細い植林のジメジメ道から解放されホッとする。
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やがてなが~い階段が現れる。
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クマ注意の看板も。そういえばこの春,この山塊でスズコ取りの最中にクマと鉢合わせ、クマの方があわてて逃げ去った、と何かの記事で読んだ記憶がある。クマもスズコは好物らしい。                 
兵庫ではこのあたりから氷の山、扇ノ山にかけてと、床尾山から東里ケ岳にかけてが多いと聞く。
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階段が終わると2mからのネマガリダケ地帯に入る。縦走路は後山までほぼササの中を歩き、一部を除き展望はない。
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駒の尾山への分岐に着く。後は避難小屋。
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ガスガ流れてきた。ここからほんのひと登りで大展望が広がる駒の尾山に着く。
10:55 頂上に登ると濃いガスに包まれ、360度の展望どころか4~5mがやっとだ。先日登った袴ケ仙をこちらから見たかったが・・・
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駒の尾山頂上の1280.7m2等三角点(点名大茅)
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コースタイムの案内板。
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11:00 深いガスでは休憩する気にもなれず11:00 後山に向けスタートする。
11:20 鍋ケ谷山1250m通過。ピークらしきものがなく、この小さな標示板がなければ通り過ごしてしまう。
私は地図を丁寧に使う方で、1988年発行の昭文社の登山地図を持っているが、当時はここ鍋ケ谷山から北の県道72号まで登山道が記入されている。しかし今はネマガリダケの世界で、その道の痕跡すらない。
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相変わらずネマガリタケ街道は続く。
船木山手前で後山キャンプ場から登ってくるメインストリートと合流。
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すぐに南側のササの一部が刈り取られ、案内板が立てられている展望所がある。たまに景色の開けた所がないと、歩くばかりで楽しみがない。
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11:45 船木山1334m頂上に着く。そして真っ先に目についた新しい宍粟50山の標柱に、瞬間違和感を覚えた。なんでこんな所に・・・・ 
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県境の山だから何ら不思議ではないが、これまで後山キャンプ場のある岡山県側から登る機会が圧倒的に多かっただけに、どうしても岡山の山というイメージがあるからだ。
どちらが先かわからないが、岡山も負けてたまるか、狭い山頂に真新しい標柱を立て、北と南で睨みあっており、その岡山側の一部のササが刈り取られ、景色が眺められるようになっている。
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相変わらずガスは深いが、ここで昼食にしよう。いつ降りだすかわからないし、ちょうどお昼だ。カレーうどんにおにぎりの簡単メニューのあと、コーヒーをいただく。
金曜日でしかもこの天気、山は静寂に包まれ誰一人として登ってこない。
12:20 後山に向け出発する。すぐに鍋ケ谷林道への下山道を分ける。
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12:35 三等三角点後山山頂に着いた。標石の本来地中に埋まっているべき部分約30センチ程ががむき出しになっている。
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宍粟側は昔から板馬見山と呼んでおり、その標識も健在だ。
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雨こそ落ちてこないが、相変わらず濃いガスの世界だ。

12:45 下山にかかる。後山と言えばマムシだが、落ちている枯れ木にビクリとする。先入観とは恐ろしいものだ。

13:00 鍋ケ谷林道への下山口まで戻り、いよいよ最後の行程だ。整備された縦走路とは打って変わって
ひどい道になる。前日に雨が降ったのか、ぬかるみ状態のところも。滑ると泥んこになるので、足場をえらんで慎重に急坂を下る。
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下るにつれ道も良くなり、植林の中の落ち着いた道に変わる。
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どんどん下るとやがて林道が見えてきて、13:30林道登山口に降り立った。
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この林道をさらに登って行くと、鍋ケ谷神社奥の院に至るが、今日はやめておこう。
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これからの3キロほどの長い林道歩きに備え、コーヒーを沸かす。このあたりは970m。ガスは1100mあたりより上にかかっているようだ。
13:40 ラストの行程スタート。この林道はほとんど車は走らないのか,未舗装ながら凸凹もなく,轍の跡も見られない。広くて気持ちのいい林道を歩くこと35分、県道72に無事下りてきた。
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道端に奥の院の石碑と看板が建っている。
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県道を300m程歩き、無事駐車場に戻ってきた。12キロ少々、4時間半の行程、雨にも会わず終了した。
3日前にも12キロ程歩いているので、まず満足としよう。

汗でぐっしょりになっているので、エーガイヤちくさ温泉に入りたかったが、夕方用事があるので気持ち悪いのをガマンして帰る。

(所要データー)
自宅8:10⇒山陽姫路西IC より山陽道⇒播磨道播磨新宮 IC⇒県道28⇒R179⇒県道53⇒県道72⇒駒ノ尾山登山口9:30

スタート9:45→大海里谷10:25~10:30→駒ノ尾山10:55~11:00→鍋ケ谷山11:20→船木山11:45~12:20→後山12:35~12:45→鍋ケ谷林道分岐13:00→林道登山口13:30~13:40→駐車場14:15

駐車場出発14:25⇒往路引き返し⇒自宅15:40着

(走行距離165キロ 歩行距離約12キロ 累積標高差約800m)        
  
             
by hotaka443 | 2010-07-09 21:48

道迷い、バテバテの岡山・袴ケ仙

 袴ケ仙 (930.6m) 岡山県美作市 2010・7・6 (火) 天気 曇りのち晴れ メンバー 単独

岡山県の山100選を数えてみたら、ちょうど半分の50山登っている。すべてに挑戦する気持ちはないが、この袴ケ仙も当然入っている。

しかし岡山の山はポピュラーな山以外は登る人が少なく、その多くは藪が控えており、この山も例外ではない。以前から登りたかったがヤブ山は苦手である 。

ところが最近整備され標識も付けられたということを知り、挑戦する気になった 。
但し地形図には登山道の記入はないが、標識があるので大丈夫だろうと軽い気持ちで車を走らせた。



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鳥取道大原ICを降り、R373を5キロ弱北に向け走ると、吉野川沿いの道が大きく右にカーブを切るところを、左手に入るのだが、ここには大規模林道の標識がある。二車線の快適な道は、ほとんど車は走らない。 
約8キロ走ると右手に袴ケ仙の標識がある。正面の山が袴ケ山のようだ。                   
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鋭角の交差点を右折、300m程走ると切株に登山道と書かれた案内があり、左折してこの林道に入る。
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舗装はされているが、少し進むと雨水の流れで路面がえぐられ、荒れた状態にかわってお腹をガリガリこするのでバック、横に一台分の通行が確保出来る地点に駐車、9時45分だ。
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自宅を8:25という遅い時間の出発になったのは、あと2週間は山は控えるべきだ、という心の葛藤によるもの。しかし結構ストレスがたまっており決断が遅れたためだ。
10:10 支度をしてスタート。広い林道を進む。駐車地点の先は荒れていたが、このあたりは比較的路面は落ち着いている。
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10:20 林道がふくらんだ所に駐車場ガある。四駆ならここまで入れるだろう。ここも切株には登山口と書いてある。
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10:30 小さな沢に「カラ滝」の案内標示がある。しかし灌木で隠されており、枝をかきわけ流れに出るが、滝らしきものは見当たらない。
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坂を登り大きくカーブを切ってカラ滝の上部に来ると、枝で遮られて見えにくいが、小さな滝がある。
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林道は右に左にカーブを切りながら次第に荒れてくる。15分ほど歩くと第二駐車場の標示があり、林道はここで終わっている。しかし車が上がってきた痕跡は全くない。背の高い四駆でも困難だろう。
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ここからやっと山道になる。まわりはジメジメした植林で展望は全くない。
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10:55 「ひとやすみ」の標識がある岩に着いた。
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標識通り一休みしながらあたりを見渡す。沢に沿ったしっかりした道はここまででその先が見当たらない。
はてな?流れは二股になっているが、左が本流で右はほとんど流れていない。よく見ると左手の少し斜面を上がった杉の木に、ピンクのテープが2本巻いてある。
これが間違いのもとだったが、その時は気がつかなかった。

流れを横断し、テープをめがけて斜面をよじ登る。この時かすかにおかしいな、と思った。
踏み跡程度しかないのだ。その心細い踏み跡は時にはしっかりとした道になったり、消えかけていたりしながら等高線に沿う形で南西に方向に向かっている。

地形図を見ると袴ケ山から南に張り出す尾根を巻いて、山頂から逆の方に向かっているのだ。
その後テープもなく標識もない。おかしいと思ったが、行けるところまで行ってやるか、でそのまま進む。

途中何本かの踏み跡が枝分かれしているので、もし引き返す時は迷いそうだ。植林の中なのでこれと言った目印が見当たらないのだ。やがて小さなコルに出た。

高度計は685mを指している。地形図で現在位置を確認、ここで方向を北に変え、尾根を登ると山頂に着く。尾根にはしっかりとした踏み跡もある。しかし依然としてテープ、標識がない。整備された道ではない事ははっきりしている。

やがて前方が明るくなり、鹿除けネットが見えてきて伐採された尾根に出た。
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ネット沿いに踏み跡が続き、木にはテープも巻かれている。手前の815.4m峰の向こうには、霞んでいるが那岐山が見える。急に気分が明るくなってきた。
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ところが再び気分は暗転、ネットが切れた先は深いヤブの世界が広がっているのだ。山頂は樹木に遮られて見えないが、現在の高度は780m、標高差はあと150mで直線距離にすると500mほどだ。
キョロキョロするが踏み跡らしきものはない。適当なところから少しヤヤブに突入したが、すでに時刻は12時前になっている。
ここで苦手なヤブコギでウロウロするより、あきらめた方がよさそうだ。この際君子危うきに近寄らずで、いさぎよく撤退しよう。

鹿除けネットを外れてから一直線の尾根をコルまで下り左折、来た道をに引き返すが、登りの時心配したように枝道が多く、しばし立ち止まる。同じような風景の広がりの植林の中を行ったり来たりするが、どうも記憶にある地形とは違う所を歩いているようだ。テープを持ってくるのだった、と反省することしきり。

まず落ち着くかと腰をおろして歩いてきた地形を頭に思い浮かべる。かすかに水の流れが聞こえてくる。あの流れに出ると多分登山道があるはずだ。しかし現在地の確認がいまいち。すぐ近くから2本の沢が下っており
左が正解で右の谷に入るとかなり遠回りになるが、車には帰れる。

とにかく行ってしまえ、と激斜面を水音の方に下ると、見覚えのある登山道に出た。 ちょっとひとやすみ と林道終点の中間あたりだ。ヤレヤレとため息をつく。さてどうするか・・・とにかく ちょっとひとやすみ の岩まで登って考えるとしよう。

時刻は12:20になっている。珍しく疲労感が襲ってきた。距離からするとそんなに歩いていないのに、やはり精神的なものだろう。単独の道迷いは心細くなるものだ。

改めてあたりを見渡す。左が間違っていたのだから右の谷に道があるはずだ。すると あった!
ひとやすみ の木を入れて左3本目の下の方に道標のようなものが打ちつけてある。近寄って見ると⇒だ。
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もう少し近くにあれば見落とすこともなかったのに、少し離れすぎている。複数の眼があれば誰かが見つけていただろうが・・・
よし、こうなったら登るのみだ、12:30 出発!⇒は次々と現れ、もう迷うことはないだろう。
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少し登ると「おおかみ岩」が現れる。植林の中で日差しが当たらず苔むしている。
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⇒標示板と杉の木に赤ペンで⇒が書かれた道は、前方が明るくなりやがて尾根に飛び出した。
その先に高さ4~5mはあろうかと思われる大きな岩がある。えぼし岩だ。
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東側から登ってきたが、西の谷の右手から登ってくる道と合流。最初の計画ではこちらから登る予定だったが、アプローチが若干遠くなるので変更したのだ。
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ここから急登になるが少しだけで、あとはほぼ平坦になり13:15 やっと3等三角点袴ケ仙(点名池ノ尾)についた。
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ササが刈り取られた山頂は狭く、樹木が茂る季節だけに展望はあまり良くない。
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北東方面には木地山907.8mが。この山もヤブ山で、苦労して登った時を思い出す。
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すぐ東には駒ノ尾から後山、そして美しい三角形の日名倉山が、モヤの中からかろうじて見えるのだが・・・
西は樹木の狭い間から那岐山がぼんやりとモヤに浮かんで見える。
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昼食を取りながら地形図を眺める。道迷いがなければ1時間半程で登れる簡単な山だ。そしてなんと「えぼし岩」までわずか300mほどの所まで来ていながら、ヤブに恐れをなし、引き返していることがわかった。
食事をとり、コーヒーをいただいて40分ほどで下山にかかる。
帰りは「おおかみ岩」で右方向に進むところを、間違って直進の尾根に入ったが、すぐに気がついて引き返す。
ここには⇒がほしいところだ。

駐車地点手前まで帰ってくるとシカ数頭が道を横断中で、そのうちの一頭が立ち止まって私の様子をうかがっている。
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シカのいるすぐ左には民家があり、老人が出てこられたのでしばらくお話をする。
「村は歳寄りばかりになり、ハンターもいなくなったのでシカは増えるばかり。平気で庭にやってくる。
もう何を作ってもダメ。夜になると沢山の眼が光っており気持ち悪い。もうわしらの時代でこの村も終わりやなあ・・・」なんとなく寂しそうな表情である。「最近大きな熊が目撃されたけど、あんたよう一人で山に登りなさるな~」

15:25 おじいさんに別れを告げ、帰途に着く。
尚地形図のピンクの尾根を縦走するつもりだったが、道迷いで時間がなくなり中止した。


(所要データー)
自宅8:25⇒R29⇒山崎ICより中国道~鳥取道大原IC⇒R373⇒大規模林道(粟倉木屋原線)⇒袴ケ山登山口9:45
駐車地点10:10→林道終点10:45→ひとやすみ10:55→Uターン11:45→再びひとやすみ12:20~12:30→えぼし岩13:05→袴ケ山13:15~13:55→えぼし岩14:05→ひちやすみ14:30~14:40→
林道終点14:45→駐車地点15:10
出発15:25⇒往路引き返し⇒自宅16:40

(走行距離145キロ  歩行距離 約12キロ   累積標高差  約770m)  
     
                 
by hotaka443 | 2010-07-06 07:19

雑 記 NO2  2010・7・4 (日)

自分史なるものが流行っているそうだ。我が人生を振り返ってみると、まあいろんな事があり、平凡な人生というより大波小波にもまれた、変化に富んだ人生といった方があたっていそうだ。

自分史・・・いずれ歳を重ね、そういう気持ちになった時に書いてみるのも面白いかもわからない。
しかし誰が読むのだろう?他人が読んでもつまらないと思うし、お前はアホか、と言われそうだ。
まあ多くの人に迷惑をかけたし、感謝もされた??けど、長い人生いろいろあってこそ、楽しいしいもんです。

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それはさておき、先日古い「山の記録」のノートを発見、本格的にUターンしてそろそろ12年位になるが、いつどこの山に登ったのか?どのくらいの山に登ったのか満足な記録がない。そこでこの際整理しておかねば、と思いたった。

邪魔くさがりで、そのうちに・・・が積もり積もって、いざ、となったら大変だ。あちこちのメモ帳や手帳にメモっているが、これはなんという字?これどこの山・・・?帰ってすぐに整理しないものだから、積り積もってさあ大変。

同行者の丁寧な記録を頂戴したり、わからない所はパスし、地域別と日付順と山名だけだがようやくなんとか整理が終わった。

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メモを残している平成10年9月から現在まで、911座登っている。昭和56年9月から平成10年8月の間の記録はない。
約12年で911という数は多いか少ないか、それは別とし、現役時代は山に行きたくても暇がないし、パート勤務の今はお金がない(暇もないが・・・)人生なかなか思うようにゆかないものだ。

ちなみに①地元兵庫は353、②岡山160、③滋賀58、④鳥取48、⑤奈良25で、南・中央・北アルプスや八ケ岳方面が89となっている。

私はいわゆる○○名山にはあまり関心がなく、好きな山は何度も登る方だ。
さて体力の賞味期限が切れるまで、あといくつ登れるかな?
(古いノートの記録と合わせると1128座になる)


by hotaka443 | 2010-07-04 21:08