みちくさおじさん山を歩く

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No61 念願かなって広島・三倉岳 らくちん登山

三倉岳(701.8m) 広島県大竹市 2010・3・28(日) 天気晴れ メンバー2人

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先日住塚山でお世話になったYさんに、数年来行きたいが実現していない三倉岳の話をしたら、さっそくお声がかかった。しかし腕と股関節の不安がまだあり、迷惑をかけるといけないので返事を渋っていると、往復600キロくらいなら運転はまかせて、弁当にお茶くらい持ってあげるから道案内だけよろしく、とありがたいお言葉。

それじゃお言葉に甘えて行くか、と5:10 スタート。山陽姫路西ICより山陽道に入り途中福山SA で朝食、広島岩国道路の大竹ICで降りる。(廿日市 ~岩国間は山陽道ではない) R2からすぐにR186の近道の県道 117に入り、R186に合流する。

美しい小瀬川の流れに沿って北上。この川の対岸は山口県になる。沿道の桜は5分咲きといったところか。15分ほどで案内板の立つ交差点を右折、県道289に入り 、少し走ると待望の三倉岳がそ雄姿を現した。三つの岩峰は三本槍ともいわれ、三角点のある三倉岳は岩峰の左側に見えるピークになる。
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R186より2キロ弱で県道と分かれ左折、少し走ると左手に神ケ原の駐車場があり,Aコースの道標がある。
さらに進むと右手に三倉平の大きな駐車場があるが、その先を左折し坂を登ると、ログハウスの建つ広い駐車場に8:15着。
食事をしたりコンビニに寄ったりしながら、山口県との県境の山奥までの約290キロをわずか3時間、疲労感なしというのだから、Yさんの車好きはたいしたものだ。

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ログハウスで登山者名簿を記入、係のおばさんと少し話をする。ロッククライミングで有名な山だけあり、昨日も多くの人が登っており、大阪・神戸からもクライマーがやってくるそうだ。今日もキャンプ場はかなりのテントが張ってあり、キャンプサイトは82区画と広い。

登山はB から登りA から下山がいいですよ、と教えて下さったが、クサリ場が多いのでその予定にしている。ログハウスの正面にそびえる右から朝日岳(上ノ岳)・中岳(中ノ岳)・夕陽岳 (下ノ岳)。左側に見える岩はほぼ垂直な黒嶽で、クライミングのメッカとのこと。

Aコースは右の朝日岳と中岳のコルに登り、朝日~中~夕陽と廻り、夕陽に隠れている三倉山へ。下山は夕陽岳の左側にルートがある。

駐車場に停まったマイクロバスは、お隣岩国市の米軍岩国基地からの若い男女のグループで、英語の(あたりまえだが・・・)賑やかなおしゃべりと一緒になって登る。
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8:50 スタート。駐車場の突き当たりにBコースへの入り口がある。
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キャンプサイトの中を通り、平坦な林のなかを進むと、15分程でA・Bコースの分岐に着く。登りはB下りはAだ。
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視界のない樹林帯の道は四合目を過ぎると急になる。あたりは巨岩が多くなり、樹木の間から夕陽岳のグレートタワーと呼ばれる岩場と、向こうは120mの垂直な黒嶽の岩場。この二つがロッククライミングのメッカとのこと。
五合目を過ぎると傍にロッククライミングの岩場があり、4名の若い男女が準備をしている。
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自然石を積み重ねた階段の急登になり、前後して登ってきた米軍のメンバーの若者たちも、激登りでバラバラになってきた。
「アイアム、タイコバラネ」大きなお腹をポンとたたいて、バテバテの青年が道を譲ってくれる。
9:45 中岳・朝日岳のコルに着いた。
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まず朝日岳に登るが、巨岩に占領された狭い山頂だ。先着の米軍のグループが「コンニチハ」とあいさつをしてくる。それを機会に片言の日本語と適当な英語で会話?が始まる。両手を広げて空を飛ぶ真似をするので、どうやらパイロットらしい。タイコバラとかわいい女性が到着。

「ドコカラキマシタ?」と女性が尋ねるので、ヒメジと答えると、「オオ、ヒメジジョウね」と返事がかえってきた。
観光で来たらしい。会話を楽しみたいが、私の知識ではお手上げだ。もっと英語の勉強をしておくのだったな。
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朝日岳より次に登る中岳の岩峰を見る。
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             中岳の巨岩群の向こうに黒嶽の岩場が見える。後方は瓦小屋山664mで縦走出来る。
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9:55 米軍達と一緒になって中岳に向かう。最初のクサリ場だ。
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小さな尾根の張り出した天狗の踊り場の看板の上がった小広場から、朝日岳を見る。
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続いてクサリ場。中ノ岳までに3ケ所あるが、特に危険なところはない。
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10:05 中岳の岩峰に着いた。次に登る下ノ岳を見る。
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中ノ岳頂上の岩場は最高の展望台だ。
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朝日岳から下に向かって延びる奇岩の列。
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奇岩を見下ろす。奇妙な形の岩は、「寝そべり岩」と言うらしい。駐車場が見える。
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120mの垂直な黒嶽。今日はクライマーの姿はないようだ。後ろは瓦小屋山。
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10:20 ゆっくりしたいが次々と登山者がやってくるので、撤退して下ノ岳に向かう。簡単なクサリ場あり。
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下ノ岳の頂上の米兵。
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10:30 下ノ岳に着く。ここも大岩の山頂だ。中ノ岳にも負けない素晴らしい展望だ。
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下に張り出す岩場。突端まで降りてみたが、砂が浮いており滑りやすくて一瞬ヒヤリ!
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中ノ岳と朝日岳。
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10:40 ここも登ってくる登山者にゆずって最後の三倉岳に向かう。コルに下ると 、Aコースの道が上がってくる。Aコースの九合目になり、九合目小屋があるのだが、完全に倒壊している。                  
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10:55 二等三角点のある三倉岳に着く。
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ここで昼食にする。下ノ岳から賑やかな声が流れてくるが、誰も来ない。三本槍に比べれば樹木に囲まれ展望はないし地味だ。
11:20下山開始。結局誰一人上がってこなかったが、面白みのない、忘れられた山かも知れない。
下山途中から下ノ岳が見えた。方向が違うと当然山容も変わる。
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Aコースに入り激下りが始まる。周りは樹林帯で展望はないが一か所黒嶽が見える所があった。やはり誰も岩に張り付いている姿はない。
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11:50 四合目避難小屋に着いた。ザックが三つとテントが置いてある。すぐ近くの夕陽岳のグレータワーのクライマーだろう。
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ベンチのある小広場から三本槍を望む。左が夕陽岳の下にあるグレータワー。手前下の大岩だ。
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アップで。この位置からだとよくわからないが、ログハウスのパンフレッドでは手前の岩と後ろの岩の間がかなり開いており、完全な一枚岩だ。そして岩の頂上に米粒程の人間の姿が映っている。
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ここで直進Aコースと左折Bコースに出る道が別れる。Aを歩くと駐車場まで距離があるのでBコースに向かう。
12:15 ログハウスに戻ってきた。下山届を提出する。休憩入れて3時間半に対し、ドライブ時間が7時間半。しかし十分価値のある変化に富んだ楽しい山行だった。
12:40 ログハウスのおばさんに挨拶をして帰途に着く。下の三倉平駐車場にある人口壁。
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帰路は南の大竹に行かず北に向かい岩倉温泉に。ところがいくら探してもないので、歩いている人に尋ねた。
「岩倉温泉は少し前に倒れたよ」の返事。関西人はつぶれたとよくいうが、こちらは倒れたというらしい。
温泉も楽しみの一つだが、汗は余りかいてないのでかえるとするか。

さて道順だがちょうど中国道吉和ICと山陽道廿日市 ICまでどちらも20キロ程の距離。吉和ICと言えば、全山がカタクリ山といっていいほど咲き乱れる寂地山がある。
中国道からも山陽道の広島に出られるが山陽で帰ることにし、廿日市に向かう。帰りはさすがに車が多く、高速は車が列をなしているが、しかし名神に比べると西は走りよい。

(所要データー)
自宅5:10⇒姫路西より山陽道・広島岩国道路大竹IC⇒R2⇒県道117⇒R186⇒県道289⇒三倉岳ログハウス前駐車場8:15

スタート8:50→A・B分岐9:05→朝日岳・中岳分岐9:40→朝日岳9:43~9:55→中岳10:05~10:25→夕陽岳10:30~10:40→九合目小屋10:50→三倉岳10:55~11:20→11:25Aコース→四合目避難小屋11:50~12:00→Bコース合流12:05→ログハウス12:15

出発12:40⇒県道289⇒R186⇒県道293~県道30⇒(岩倉温泉・閉鎖)⇒広島岩国道路廿日市IC⇒山陽道姫路西IC自宅17:00
(走行距離 600キロ 歩行距離約 3・5キロ 累積標高差 約560m)


No336  2014・3・1 に新しい記録があります
by hotaka443 | 2010-03-29 08:00

黄砂の住塚山~国見山~済浄坊の滝

住塚山(1009.4m)~国見山(1016m) 奈良県曾爾村 2010・3・21(日) 天気 風強く黄砂午後晴れ メンバー2人

TVのエコポイントは今月いっぱいだし体調はいまいち、日曜は家にいて買い物でもするか、と思っていたが、世の中三連休云々で浮かれている。月曜出勤で連休のない身、やはり日曜は山に行くか、と土曜になると考えが変わる。

一人のんびり歩くのもいいが、只今リハビリ中なので単独では不安。そこでYさんに同行お願いすることにする。しかし天気は大荒れとの予報がでているので、日曜は無理だとおっしゃる。
そこで「寒冷前線が夜半に通過するので、朝起きたら天気は急速に回復しているから大丈夫」と私設気象台が説得。但し強風と黄砂は覚悟しておいてほしい。と付け足す。

さて朝起きるともの凄い黄砂で,裏山の広嶺山も見えない。これじゃ山からの展望は無理だが、まあそのうちに晴れてくるだろう、と決行する事にした。




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昨年秋、屏風岩の紅葉を見に行こう、と計画を立てたが、メンバーの足並みが揃わず中止。そんな事をふと思い出し、何度かのアップダウンはあるが標高差もたいしたことがないので、リハビリ向きと思って行く気になった。               

6:30自宅をスタート。Yさんをひろって姫路BPに乗り一路東へ。空は快晴のはずだが景色はもの凄い黄砂に沈んでいる。途中桜井でコンビニ立ち寄るため車から降りようとすると、あちゃ、左股関節に違和感。
左腕は相変わらず痛むが、最近快調だった股関節、車の運転は負担がかかるのかな?ここからは長距離運転まかして、のYさんにバトンタッチする。かっては鈴鹿によく通った(見るだけ?)という姫トラだから安心だ。

屏風岩公苑の駐車場の手前までくると通行止め。崖崩れの復旧工事で3月26日までとある。傍の道標では公園まで500mなので歩きとする。
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9:20 スタート。公苑手前に屏風岩山頂への登山道の標識があるので入ると大きな神社で行き止まり。大きな石に人物が彫り込まれ、たくさん並んでいる。道はここで行き止まりなので引き返し、途中から屏風岩山頂への道に入る。鳥居の建っている所だ。
しかしこれを登ってしまうと屏風岩全体が見えなくなるので引き返し、屏風岩公苑に向かう。(この登りかけた道を、まさか下山に歩くとは思ってもみなかった)
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9:40 公苑に着く。入口の案内板。住塚山・国見山に向かう。
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屏風岩。高さ約200m、長さ1.5キロというとてつもないスケールだ。地形図でも岩マーク延々と延びている。
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屏風岩の下は整備された公苑になっており,写真でよく見るが花見のシーズンは300本の桜が屏風岩をバックに咲き誇り、素晴らしい景色が繰り広げられる。また紅葉の季節も絶景だ。
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公苑の西のはずれから住塚山の登山道は始まる。
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植林の中の道は次第に傾斜を増す。急登が緩やかな道に変わると、屏風岩の頂上をめぐる道が分岐する。
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最初ピークの「一の峰」まで行ってみる。標高点936mの狭いピークから恐る恐る200m下をのぞく。桜が咲いていたら素晴らしい眺めだろうな。
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この先二の峰、三の峰と屏風岩の山頂歩きが続くが、またの機会とし、住塚山に向かう。
植林から自然林に変わり気持ちのいい道になる。しかし樹間から眺める景色は、どんよりとした黄砂の世界だ。
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10:40 住塚山に着く。山頂はベンチが設置されているが狭い。猛烈な北風が樹木を唸らす。
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二等三角点(点名黒岩山)
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頂上の案内板。随所にこのわかりやすい案内がある。
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屏風岩も北から見ると、コブの連続だ。黄砂に浮かぶ右から一の峰、二の峰、三の峰。約500m先がなんとか確認できる範囲だ。
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展望も黄砂に隠されいるので、次の国見山に向かう。しばらくは快適な尾根歩きだ。自然林が風を防いでくれるが、切れ間に出ると容赦なく襲ってくる。
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位置的にはかなり南で、標高900あたりだが、カラマツ林がある。 
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11:00 植林の中のゼニヤタワの四差路に着く。最初に登りかけた道がここに登ってくる。
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11:20 国見山頂上に到着した。このピークには△はない。
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国見山も素晴らしい展望台だが、すぐ東の兜岳や屏風岩がボンヤリ見えるだけで、7キロほど東の俱留尊山や曾爾高原は完全に黄砂に埋もれている。風を避けて てんぷらうどんとおにぎりの簡単メニューのお昼にする。
11:55 クマタワに向け下山開始する。先ほどのゼニヤタワも片仮名だが、謂れがあるのだろう。下り一方と思っていたが、一度下ってから940のピークに向かって200段ちかい階段の登りが待っていた。
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ピークを下るとクマタワの三差路に着く。12:30 植林の中の陰気な雰囲気の場所だ。
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ここからは「東海自然歩道」になる。
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12:40 車の走れる広い林道を滝に向かってスタート。やがて舗装に変わり13:00、標識のある三差路に着く。
まだ新しい舗装道、林道川根線が右の山に向かって延びており、道標には屏風岩公苑2.9キロとある。
ここでミスを犯す。なんの疑いもなくインプット、ここを歩けばいいのだ、と・・・空は黄砂も去ったようで、周りの山は青空に浮かんでいる。
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200m程歩くと済浄坊の滝に降りる分岐に着く。
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ここで道標の直進屏風岩公苑2・5キロを確認すべきだったが、先入観とはこんなものか・・・それはさておき、流れはあちこちの沢の水を集め、美しい済浄坊渓谷を形成していく。
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13:15 済浄坊の滝だ。ものすごい勢いで滝つぼに落ち込む流れはダイナミックだ。ここなら流れに乗って滑りおりても大丈夫みたい、とYさん。
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相当深い滝つぼだが、澄んだ水は底まで見せてくれる。
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すぐ下流にもう一つ滝がある。こちらも勢いがいいが、滝つぼは浅い。
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13:35 ゆっくり滝見物を済ませ自然歩道に戻ると、道標確認を怠り林道の三差路に引き返し、林道川根線に入る。そしてしばらく歩いてから うん?とあわてて地形図を見る。現在地はどこだ?

この林道はまだ新しく、掲載されていないのだ。あたりの地形から現在位置を確認。予定コースはほぼフラットな道で、屏風岩に沿って下を歩くのだが、このコースは屏風岩のどこかを越さなければならないし、距離も長い。傾斜は緩いが林道はどんどん登っていく。舗装林道は疲れるので嫌いだ。

14:20 やっと道標のある分岐に着いた。苦手な舗装林道とはお別れだが、山道は急勾配で登っている。ここで一休みしよう。
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おやつをいただき、屏風岩のどこかに向かって登山開始。14:40峠に着いた。右屏風岩頂上の標識が離れた所にある。
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地形図をよく見ると、最初に登りかけて引き返したあの道という事が分かった。な~んだ、そうか、それじゃここを下れば駐車地点のすぐそばだ。急に気持ちが軽くなる。しかし結局林道入口から標高差180mを登ったことになる。峠から下をのぞくと地形図通り、100mほどの激下りだ。登りに使ったらバテてしまうだろう。
14:50 10分ほどで駐車地点に帰ってきた。見上げるあのコルが、先ほどいた峠だ。
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15:00 スタート、山道を下る途中、倶留尊山が見えたが、まだ薄い黄砂が飛んでいるのかぼやけている。白い建物が諸設備のあるあたりか。新しく出来た、本日入浴予定の(曾爾高原温泉お亀の湯)もあのあたりだとYさんに言うと、かなり遠いね、帰り道にないの?とおっしゃるので、名阪国道、針ICの傍にある都祁温泉に変更する。
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下の県道に降りた。ついでだから少し走って鎧岳・兜岳の写真を撮る。右の尖った山が鎧岳。5年程前に一度登っているが、登高意欲のわく山容だ。
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屏風岩遠景。
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帰りは経路を変えR369で名阪国道に向かう。針IC傍に道の駅があるが,都祁(つげ)温泉はその横にある。¥700だ。
15:50 温泉着。
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温泉の玄関横に真新しい三角点が出来ている。へ~ こんな所になあ、と一枚パチリ。帰って調べてみるが、まだ一覧にはのっていなかった。ただ464.8の標高点があるので、三角点に昇格したのかな?
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16:40 帰途に着く。隣が名阪国道針ICなのでスムーズに乗る。R25の60キロ制限の自動車専用一般国道だが、ほとんど80~100キロ走行、Yさんは水を得た魚で快調に飛ばす。
西名阪・阪神高速も渋滞なく、順調に走ってきたが、第二神明でつまずいた。事故渋滞だ。事故発生直後らしく、後ろからパトカーやレッカーが走ってくる。通過に1時間半近くかかった。その事故だが、同じ場所で上下線とも追い越し車線で事故ってる。手を出せば握手が出来るお隣さんだ。
20時を回ったころ、ようやく姫路に帰ってきた。今日の山行中はなんとか股関節君は頑張ってくれた。ありがとう。

住塚~国見は有名な山だが、今日は悪天の予報が出ていたので誰一人会わなかった。天気のいい日に登ると見晴らしも良く、快適な山頂散歩が出来るだろう。特に屏風岩は桜と紅葉の頃はカメラマンと登山者,家族連れで大変混雑すると聞いているが、一度は訪れたいものだ。

(所要データー)
自宅6:30⇒姫路BP・加古川BP・第二神明・阪神高速・阪和道・南阪奈道路⇒R165・369⇒県道81・長野集落より屏風岩公苑手前に駐車9:05
スタート9:20→公苑9:40→登山口9:50→一の峰10:15→住塚山10:40~10:45→ゼニヤタワ11:00→国見山11:20~11:55クマタワ12:30~12:40→済浄坊の滝13:15~13:35→川根林道13:50→屏風岩峠14:30~14:40→駐車地点14:50
出発15:00⇒R369⇒都祁温泉15:50~16:40⇒名阪国道針IC・西名阪・阪神高速・第二神明・加古川・姫路BP⇒自宅20:20
(走行距離380キロ 歩行距離約12キロ)

                       
by hotaka443 | 2010-03-21 22:20

春うらら 黒鉄山(くろがねやま)~百間岳を歩く

黒鉄山(430.9m)~百閒岳(435m) 兵庫県赤穂市 2010・3・14 (日)天気 晴れ メンバー 2人


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4年ぶりの黒鉄山だ。この黒鉄山から西へ尾根伝いに行くとP435の峰(百間岳)があり、最近登山道が整備されたと聞いたので、歩いてみる事にした。

7:40 自宅を出発、姫路西から山陽道に入り赤穂で下車、県道96・557で山陽新幹線を目指し、ガードーの手前を左折。案内板が立っている。
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すぐに新幹線をくぐり少し走ると、車3~4台停められるスペースがあるので、ここに駐車する。赤穂西中学生20名位の団体、そのあと二人連れの女性が登って行った。登山口はすぐ先を左に入る。
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ところどころ荒れているが、乗用車が十分通れる広い道だ。
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9:00 鍋ケ森神社前に着く。4~5台のトラックが停まっており、ここまで車は入れる。あれっ、その先の山道がいつの間にか広い遊歩道に変わっている。
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そばに真新しい看板がある。里山防災林整備で、県民税を導入し災害に強い森ずくりを進めている、とある。
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遊歩道は苦手な階段となり、どんどん山を登っていく。旧登山道と違い、どちらかというとほぼ直登に近い。
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階段は途中で終わっているが、このあたりも整備中だ。案内板では、いずれ頂上まで整備するらしい。
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ここで拡張は終わり、やっと山道になる。
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すぐに下山に歩く笹谷分岐に着く。
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最高の展望台を占拠する反射板。
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チエンソーの音が聞こえてきて、大勢の人が伐採をしている。下のトラックの人たちだ

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9:40 頂上着。凄くにぎやかだ。登山口で会った赤穂西中の生徒たちで、先発隊がいたらしく、広い山頂のあちこちに分かれておしゃべりに夢中だ。彼らの歓声が山頂を支配している。ざっと見て100名はいるだろうか。話を聞くと、大人が伐採した後かたずけに来たという。
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東西に広い頂上の中央にある二等三角点、点名は西有年。
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西には岡山・備前の天狗山が見える。
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視界が悪く、赤穂の町もモヤに沈んでいる。特徴のある山並みの下のラインは山陽道。
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海霧にボンヤリ浮かんだ鹿久居島。見通しが良ければ、小豆島から四国まで見えるのだが・・・
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10:00 女生徒の賑やかな笑い声を背にして、百間岳に向かって西側の雑木林に下る。
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こちらは登山者も少なく、踏み跡の薄い所もある。所々雑木林の切れ間もあるが、視界はほとんどない。突然前方に白いものが・・・何かな?と思いながら近づくと、なんと雪だ。わづか高度400mあたりのここだけに、どうして??あたりをよく探すと、この一角だけに融ける寸前の小さな塊が見られた。
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10:35 百間岳に着いた。ケルンがある。標高点435mで 430.9mの黒鉄山よりわずかに高い。黒鉄山とよく似た感じの山頂だが、まだ人の手が入っていないのがいい。

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プレートが一枚、黒鉄山~百閒岳整備とある。
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黒鉄山とほぼ似通った展望だが、北方がよく見える。モヤっていなければ白い中国山地が見えるのだが、残念。山の斜面の広範囲に点々と散らばっているのは上郡の播磨自然高原の別荘地だ。写真では無理かな。
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黒鉄山は左で、右は途中にあるP420峰。
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10:45 黒鉄山に向かってUターン、11:20黒鉄山に戻ってきた。伐採作業は終わったのか静かだが、中学生の団体は相変わらず話に満開だ。カレーうどんのお昼にする。
11:55 下山スタート。伐採後は風通しが良くなったかな?
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笹谷分岐まで戻り、左へ笹谷道に入る。
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雑木林やシダの多い道をどんどん下り、12:25 とってもきれいな流れの沢に出た。小滝もある。
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傍に行くまで気がつかなかったが、鹿だ!あわてて逃げだすかと思ったが、微動だにしない。わずかに視線を
私に向けただけだ。どうしたんだろう、ケガでもしているのか・・・ちょっと見ただけではわからない。かわいそうだが、助けてやりたいが、どうしようもない。やがておとずれる死を待つだけなのか、輝きを失った視線は「どうか助けて下さい」と叫んでいるようだ。何もしてあげられずに、ゴメンね・・・
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気になって仕方がないが,気持ちを切り替えてシダの風景の中を歩く。シダもよく見ると、これだけ茂るとなかなかなものだ。
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県道に出た。目印がないので始めて逆コースを歩く場合、注意がいる。
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13:20 駐車地点に戻ってきた。登りの遊歩道化は山屋さんにとってはちょっと残念だが、下りの笹谷はいいコースだった。
13:30 駐車地点スタート。赤穂インターから見る黒鉄山。反射板が見える山だ。但し山頂は反射板の少し後ろでここからは見えない。       
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(所要データー)
自宅7:40⇒R29⇒山陽姫路西IC より山陽道・赤穂 IC⇒県道96・557⇒黒鉄山登山口8:30
登山口8:45→笹谷分岐9:35→黒鉄山山頂9:40~10:00→百間岳10:35~10:45→黒鉄山11:20~11:55→県道557号13:00→登山口13:20
登山口発13:30→往路をみちくさしながら帰る。

[走行距離約90キロ、歩行距離約10キロ]

 
          
by hotaka443 | 2010-03-14 20:42

点名観音寺は〇、点名入野山は涙・・・そして点名川原垣内へ

無名峰の里山二つ 点名は観音寺(218.7m)と川原垣内(228.6m) 姫路市 2010.3.12 (金) 天気晴れ メンバー ひとり

今日は勤務休みだが体調がすぐれず、おとなしくしている日、と決めていたが、寒気も去り南風が入り暖かくなりそう。体調不良といっても腕が曲がらないだけ。天気もいいし、せっかくだから、近くの山に足ならしにでも行くか、とすぐに予定変更になる。
向かった先は家から20分ほど走った所にある無名峰。以前に地元の人に尋ねたら、確か地元では「日の出山」と読んでいる、と言われたと思うが・・・・

       
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          ※ 観音寺の巻き          

1時間もあれば登ってしまう観音寺だけではつまらないので地形図を眺め、その西にある点名入野山まで行くことにした。観音寺から少し西に進むと高圧線が走っているので、巡視路があるはず。それを通ればP224の尾根にでる。あとは尾根伝いに南下すれば247.9mの点名入野山に着く。下山ルートはそこで考えたらいい。9:40自宅を出発、R29に出ると観音寺が見える ところがあるが、三角錐のきれいな山容だ。
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R29の石倉交差点を右折すればとんがり山に行くが、反対に左折、500m程走ると右の集落に入る道がある。左にため池を見て少し走ると納屋があり、手前に空き地があって、廃車が並べて置いてある。廃車なのでいつ来てもまわりに2~3台は置けそうだ。持ち主が分からないので無断で置かせてもらう。
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準備をしようとしたら、えらいこっちゃ!靴ひもが結べない。左腕が痛くて曲げられないのだ。ありゃりゃ、これは困ったぞ。袖を通すのにも苦労している毎日だが、出かける前に重い物を持ったのが、まずかったのか。
四苦八苦、緩いがなんとか結んで、さあ出発、とザックを背負おうとしたら、腕が痛くてどうしても曲げられない。もたもたしていると、ちょうど畑仕事にやってきたおばさんが「どうなさったの?」
「いや なんでもないんです」痛みをこらえよっこらしょ。ついでに山の名前を尋ねると「日の出の山」とよんでいるが、山頂でなく、手前の展望岩場のピークらしい。お礼を言って別れ、登山口の観音堂に向かう。
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鳥居から奥に延びる苔むした階段。両側は竹林゙だ。
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足ならしに何度か来ているが、ほとんどが夏場で、竹が茂り、その落ち葉が階段を埋めてうっそうとして気味が悪いくらい。しかし今日はまるっきり明るく、雰囲気が全くと違う。125段程の長い階段の先には立派な山門のような建物があるが、写真ではわかりずらい。
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狭い境内に並べられたお地蔵さん。
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お堂の横から登山道が始まる。私は霊感には全く縁がないが、これまでここに来る度、荒れ果てて幽霊屋敷ような陰気な空気が、べったり体にまつわりつくようでに、いつも背筋が寒くなり、脇目もふらず足早に通りすごしたものだ。が、今日きてみると境内はよく手入れもされており、ゆっくりあたりを見渡す気持ちの余裕がある。多数のお地蔵さんが並べてあるのも今まで気がつかなかった。
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手入れのゆきとどいた登山道。
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登山道脇の所々に祠があるが中は何もない。 
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石積みの祠もあるが、やはり中は何もない。境内に祀られていたお地蔵さんが、昔この中にあったのかな?
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展望岩場近くにある祠には一升瓶が供えられている。お酒が入っているかどうか、は確認していないが・・・
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10:20 展望岩場に着く。南側は遮るものがなく、展望は雄大だ。ここが「日の出の山」かな?御来光を拝むにはいい場所になりそうだ。すぐ下に山陽道、遠くに白い線が見えるが、青山の桜山貯水池(桜山ダム)だ。
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あいにく今日はもやっており、視界はあまり良くない。右側の馬山の後ろにボンヤリ檀特山が、左の高い山は
一等三角点のある城山か・・・
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北側にはとんがり山ものぞく。
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西に聳える点名入野山。尾根歩きで3キロ弱ある。
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展望岩場を過ぎると踏み跡程度となり、シダこぎとなる。岩場から先は地元の人もあまり登らないようだ。
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10:45 四等三角点観音寺に着く。頂上は狭く樹木に囲まれている。
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足ならしに何度か登っているが、調べてみるとH20.7月、Hさんと登って以来のご無沙汰だ。展望がないので、せめて南側の一部だけでも、と無断で数本の木を切らせていただいたが、その切断箇所から数本の細い枝が伸びている。凄い生命力だ。
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5分ほどのコーヒータイムをとり、入野山に向けスタートする。ここから先は踏み跡はないので足場を選んで急な斜面を下るが、ここで困った事が起きた。左腕が痛くて木をつかむと激痛が走るのだ。しばし立ち止まって思案する。右下に石倉最終ゴミ処分場が見えており、エコ・フオレスト石倉と言う看板がR29に立っている。
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この先何があるかわからないが、右手一本ではおそらく道のないアップダウンとは戦えないので、潔く今回は撤退することにする。右のゴミ焼却場に降りたら早いが、一度R29に出るので車まで相当な距離になる。、左側の池をめがけて降りよう。ため池からは駐車地点はすぐだ。進路を南寄りに変更する。
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降りやすそうな足場を探し、右手一本で木につかまりながら急斜面を下る。前回登った時も、同じ道を引き返すより、新しいルートを開拓しようと歩きまわったが、あの時とほぼ同じコースだ。
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雑木林の急斜面が終わり、勾配が緩くなると竹ヤブに変わる。
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11:15 やがて地形図の破線の林道に出た。
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すぐにエメラルドグリーンの大きなため池に出る。
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このあたりも大市のたけのこ産地の一部だ。キレイに整地され、タケノコの頭出しを待つばかりだ。
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ありゃ、画像ではわからないが、前方に行く手をさえぎるネットが現れた。こんなの今までなかったのに・・・
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ネットは池のそばまで張ってある。くぐれそうな所を探して・・・脱出成功。外に出て札を見ると立ち入り禁止。
そうか、これから たけのこ のシーズンなんだ。まだ早いからよかったけど、シ-ズン中ならザックを持っているだけに、たけのこドロボーと間違われるところだ。危ない危ない。11:25 駐車地点に戻ってきた。黒い2台は廃車です。
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                ※ 向山 (点名川原垣内)の巻き

まだ昼前、入野山に涙を飲んだが帰るには早すぎる。道なき山はダメなので、ルートのしっかりした、近くでなじみの山はないか・・・とんがり山とか伊勢山は近いが、あまり気が進まない。そこで思いついたのが向山。4年程前に山仲間だったKさんが「時間が空いた時に登山道を整備しているので案内する」と誘われて登った時以来になる。記憶は定かでないが、行けばなんとかなるだろう、と車を走らせる。                    
11:30 駐車地点出発、R29を北へ。15分足らずで見覚えのあるお墓を通り過ぎ、少し走った道端に駐車する。 
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11:45 スタート。苔むした石段を登る。この上に神社があったはずだ。
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                 階段を登ると登山道がまっすぐに伸びている。
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 10分程で岩国神社に着く。ここからは尾根歩きとなる。 
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 快適な登山道でよく整備されている。
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 右側に何か所かの岩場があり、見晴らしはいい。右が最高点の向山。
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 解放感のある規模の大きな岩場。下は林田川の流れ。
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 12:25 三等三角点川原垣内(向山)に着く。ここも南斜面が岩場になっている。
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  パンとコーヒーだけの簡単な昼食タイムだ。下のため池、半分が赤い藻で占領されている。
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  大津茂川とR29を挟んで、左がとんがり山、右の円錐形の山が、観音寺。
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  12:40下山開始、快適な道が続く。三角点から先は4年前の時点で、Kさんが一人で整備していたので頼りない道だったが、今は立派な道になっている。
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  13:10 県道435に降りてきた。ちょうど拡張工事中。側溝用のミゾが深く掘られているので、飛び降りて這い上がる。登山口の標識はなく、木のテープが目印だ。
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 道路の向こう側は舞子池がある。 
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 ここから駐車地点までの約1・4キロは道路歩きだ。左が向山頂上になる。
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 13:25 駐車地点に帰ってきた。

(所要データー)
自宅9:40⇒観音寺山駐車地点9:55~10:05→展望岩場10:20→頂上10:45~10:50→林道11:15→駐車地点11:25~11:30⇒向山駐車地点11:45→岩国神社11:50→向山山頂12:25~12:40→県道13:10→駐車地点13:25
by hotaka443 | 2010-03-12 21:54

姫路市グルッと奥広峰一周

広嶺山~弥高山~点名狼谷~氷室池~広嶺山 (姫路市)2010・3・5(金) 天気 ガス後晴れ メンバー2人

3月1日、とうとうドクターストップがかかってしまった。頸肩腕症候群?と股関節痛で、両手両足が一度に不自由になってしまい、医者も首をかしげながらも、山をやめて様子を見ましょう、ということになった。

2月8日発病?だからそろそろ1カ月、その間一進一退ながらも山は中毒の様に登っている。全く懲りない男である。ただ痛みの方も気を使っているのか、手足共、片方が痛む時は片方は少しまし、といった具合で、4点とも操縦不能にはならないようだ。

痛むからといってじっとしていると、そのまま固まってしまいそう。
そこで今日は自宅の裏山と言っていい近場の広嶺あたりを、リハビリを兼ね歩いてみた。一人では万一の場合困るので、今日はKさんに同行をお願いした。介護者付きである。


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自宅から望む広嶺山。中央やや左、小さな四角い反射板のうしろの建物は休憩所。右は駐車場横の山頂に建つ、無線中継所のアンテナ。左の一番高い山は地形図の310mピーク。
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9:15 駐車場を出発、広嶺神社への舗装参道を歩く。広嶺神社では今日の登山の安全をお祈りをして、本殿右側から奥に向かう道に入る。
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崩れかかった廃屋の横を通り、9:40 (左)氷室池と(右)右弥高山・須加院方面への分岐に着く。氷室池への道は近畿自然歩道になっている。行きは右、帰りは左から戻ってくる。
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すぐに杉沢経由氷室池に向かう小さな看板があり、その道は左の谷へ降りていく。
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播磨空港建設予定地に建つ、空港建設反対の一口地主共有地の看板。賛否両論が渦巻く中、建設中止が決定した。結果論だが、現在関空・伊丹・神戸の三空港で客の奪い合いで四苦八苦。赤字で苦しんでいるのに、もし播磨空港が出来たら赤字もいいところで,大変な事になっていただろう。
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10:05 弥高山山頂に着いた。北側の少し凹んだ所に、空港反対運動の人たちがビニールシートを張った小屋を建て活動していたが、その時の生活用品の残骸が今だに放置されたままだ。建設中止で目的は達成されたのだから、景観を損なうモロモロは一日も早く撤去してほしいものだ。
その播磨空港だが、ここから2キロほど先の点名狼谷(371.8m)まで、約2キロの滑走路を造る予定だった。
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四等三角点弥高山339.7mは少し離れた所にある。
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少し進むとケイ沢経由氷室池への道を左に分ける。地形図にない道が張り巡らされている。
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10:45 狭いP320mに着いた。ここで道は二つに分かれ、左は尾根伝いで氷室池へ、右は急こう配で谷に下る。
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前回は尾根伝いに歩いたので、今回はひとまず谷に下ると、小さな峠に着いた。右はソーメン滝、左は須加院への道標がある。
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左に進路を変え池に向かう。しばらくの間幹を3ケ所削られた木が続く。正面の細い木にも・・・先ほどの道標の木にもあったが、何の目的だろう?痛々しい気もするが・・・
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11:20 エメラルドグリーンの須加院池に着く。池の端で須加院集落に下る道と、山に向かう道が分かれる。
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池に流れ込む美しい小さな沢に沿って登ると尾根に出た。ここは左にとり,三角点のある無名峰に向かう。
12:00 この山塊での最高峰、通称アドケ岳に着いた。371.8m点名は狼谷,三等三角点が設置されている。アドケ岳という山名は某スポーツ点が名付親だが、どうやら定着してきたようだ。播磨空港はこのあたりまでが滑走路の予定だった。
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狭い山頂は背の低い灌木に囲まれている。右は広嶺方面で左後方には高御位が霞んでいる。
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12:30 アルミ鍋に入ったカレーうどんだけの食事を済ませ、氷室池に向かって下山開始だ。二つのピーク越すと、ロープが張られた激下りになる。登りに使ったらしんどい道だろう。
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早咲きのつつじが・・・
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ヤマサ蒲鉾への分岐を見送ると、左の谷にテープが下っている。尾根道はまだ二つのピークを越すのだが、それを避け氷室池に直接出るルートらしい。迷ったが以前はなかったはずなので、このルートに入る。

右に左に、何か所かの沢を渡り赤テープは続く。そのうちに現在位置がわからなくなってしまう。いずれ氷室池に出るのだが、どのあたりかな?と興味津津。ところがそのうち尾根道と合流、そして見覚えのある山富団地からの道と遊歩道の階段が見えてきた。
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13:30 氷室池の堰堤下の橋の手前の登山口。標識がないのでわかりにくい。
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堰堤越しに見るアドケ岳(右)
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堰堤の内側にも水のない氷室池。以前はもっと水が多く池らしかったが、今は池とは名ばかりだ。
新しい堰堤工事で様子が変わったのかも。ちなみに古い話だが、手持ちの昭和53年発行の地形図では、池の形状が今の地形図とは全く異なり、面積もかなり広い。水は貯めずに放出するような堰堤に変更したのだろうか。
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いよいよ最後の広嶺山まで、標高差280mの登だ。最後が登りの山は長時間歩いた足にはこたえる。しばらくの間は沢に沿って登る気持ちのいい所だ。
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独協大への道を分ける。
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ここから急登にさしかかる。岩のごつごつした歩きにくい道だ。
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やがてフラットな道に変わり14:25 朝方通った分岐に戻ってきた。

今日は暖かく木立の道にはクモの巣が張られていたが、これからのトップはクモの巣払いが必要になってくる。またいやなヒルの登場する季節だ。

14:45 広嶺神社に到着、休憩所でひと休みをし、15:10 駐車場に無事帰ってきた。

2年ぶりに一周してみて、新しい道が増えたような気がする。町に近い低山のわりには、あちこちで山深い雰囲気がするし、面白い山域である。各コースをのんびり歩くのもよさそうだ。

(所要データー)
自宅から広嶺神社駐車場まで10~15分程度。
広嶺神社駐車場9:15→広嶺神社9:25→9:40氷室池・須加院方面分岐→弥高山10:05~10:15→P320 10:45~11:00→ソーメン滝・須加院分岐のコル11:10→須加院池11:20→点名狼谷(アドケ岳)12:00~12:30→氷室池側登山口13:30→独協大別れ13:50→須加院方面分岐14:25→広嶺神社14:45~15:00→駐車場15:10 (歩行距離約12キロ)


*広嶺神社
畿内で流行していた疫病に、広嶺の分霊を京都八坂神社に安置祈願することで疫病が治ったといわれている。京の人は大いに喜び盛大に祀りを催し、これが祇園祭りの始まりとなった。
八坂神社の本社が広嶺神社だったが、次第に八坂神社が本社だと、いい争いになった。しかし当時の鎌倉幕府はあくまでも広嶺が本社で、八坂は分家とした。ところが間もなく広嶺の社殿が炎上し、それを境に広嶺は衰退していったと言われている。

by hotaka443 | 2010-03-06 07:54

ぐるっと一周、雪の氷ノ山

若桜氷ノ山スキー場より氷ノ山 (1510m) 鳥取・兵庫県境 2010・2・28 (日) 天気 ガス時々晴れ メンバー12名

雪不足である。スキー場のリフトを利用し尾根に上がる予定だが、昨日で平均40㎝まで溶けてしまい、リフトも一基運転中止。出発が早いので今朝の状況がつかめないし、夜から朝方にかけてかなりの雨が降った。山は雪だろうがスキー場はどうだろうか・・・予定のリフトが停止したら計画変更も考えないといけない。落ち着かない気持ちのまま出発する。

待ち合わせ場所の山崎道の駅を7時スタートしR29を北に向け走る。戸倉スキー場やちくさスキー場はすでに×。それでも戸倉峠に近づくと山は白く、路肩にも雪。しかし明らかに今年は積雪は少ない。

鳥取県に入りR428を山に向かうが、つく米集落に入っても地肌が目立つ。スキー場を通り越し,「氷ノ山自然ふれあい館・響の森」に8:45着。ここで8名がスノーシューを借りる。500円、ストックが300円だ。
係員にチャレンジコースのリフト状況を確認するが、OKとのことでホツとする。

スキー場に戻り登山届を提出してリフトに乗る。40㎝で△、リフトも一基運転中止だけあり、客足は少ない。登山もいいが、一泊してスキーもしたい心境だ。

平均斜度8度のロマンスコース。このコースは初心者向きだ。
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樹氷第2ロマンスリフト825mと樹氷第3チャレンジリフトを乗り継ぎ、770mから一気に1190mまで高度を稼ぐ。係のおじさんの話では、今日は登山者が多いそうだ。

9:40 いよいよ出発だ。いきなりの階段はきついが1300mあたりまで登ると傾斜の緩い尾根になり、ガスの世界に突入だ。
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高度1400mあたりから三の丸を過ぎ、二の丸の中間あたりまではほぼ平坦に近く、右手の尾根の張り出しが広いので迷い込みやすく、ガスの時は特に注意が必要だ。
11:00 三の丸休憩所に着く。
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少し進み三の丸避難小屋を右に見る。
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11:15 三の丸頂上に到着だ。
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相変わらず濃いガスの中を歩く。2年前の3月始めにこのコースを歩いた時は、ほとんど笹は雪の下だったが、今年はやはり暖冬か、積雪量は非常に少ない。
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12:05  三の丸から1時間、やっと氷ノ山山頂の避難小屋がガスの中から浮かび上がってきた。
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小屋の中は満員状態。しばらく外で待つ。一等三角点氷ノ山。山頂は雪がほとんどない。
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食事を済ませ外に出るとガスが晴れ,鉢伏山が見える。
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13:10 山頂避難小屋を後にして下山開始だ。最初はピストンの予定だったが、氷ノ越経由に変更する。
但し問題は甑岩だが、巻き道が登山者によって作られているだろうし、慎重に行動すれば通過出来るだろう。 
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真っ青な空に樹氷が映える。避難小屋とのバランスもいい。
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甑岩が近付いてきた。上から見ると平凡な起伏で、夏道は岩の横を一人通るだけの道幅は十分確保されているが、冬場は雪で道は埋まってしまい、非常に通過困難な危険な個所となる。かなり下に降りて歩いている2人の姿が見える。画像で見るより谷への傾斜はきつい。
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足元を確認しながら慎重に歩を運ぶ登山者。先方の登山者のあたりから急斜面になる。甑岩の下を巻く数分間は、神経が張り詰め、緊張の連続だ。ストックで足場を作り、ソロリソロリと・・・
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13:40 ようやく危険個所突破し、仙谷分岐につく。ヤレヤレとほっと一息つく。
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振り返る甑岩。冬季以外は登ることもでき、展望は素晴らしい。
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小規模な雪庇が張り出している。またガスが流れてきた。
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瞬間ガスが切れ、思わず振り返る山頂と小さなコブでしかない甑岩だが、とってもかわいい!
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14:35 氷ノ山越に立つ氷ノ山避難小屋。
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小屋からはいきなりの激下りが始まる。標高差100mが特にきつい。視界のきかないガスの中をトレースのあとを追う。登山道は激下りのあと、右に沢を見て下ったと記憶しているが、一向に沢が見えてこない。
もっとも雪山は誰かが歩くとそこが道になるものだが・・・・

登山道よりかなり北に振っているようだが、トレースの後をひたすら歩く。樹林帯が切れ急斜面の裸地のような所に出た。相変わらずガスは濃い。どんどん下ればR482のどこかに出るのだが、正規の登山道はキャンプ場に出るはず。
ようやく舗装通路が見えてきた。15:45 R482のすぐそば、氷山命水の横に降りてきた。登山ルートでないので道標などはない。やはりルートよりかなり北だった。
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R482は、氷山命水の小屋分岐まで除雪するようだ。ここの名水は蛇口が三か所あり無料だ。スノーシュを洗っていると、小屋にいたおじさんにしかられる。(後で知ったのだが¥50だそうだ)
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響の森まではすぐで、借りていたスノーシュを返却する。ふり返ると下りてきた斜面が見える。
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16:30 6時間程のスノーハイク&雪山登山は無事終了。スキー場を後にし、途中の道路沿いにある「ゆはら温泉ふれあいの湯」に入る。浴槽ひとつだけの小さ温泉¥400だ。
 
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始めてスノーシュを履いた人8名。思ったより歩きやすく面白い、大きすぎて踏んでしまう、ワカンの方が歩きやすい、等など意見が分かれたが、雪質や傾斜度によっても変わってくる。

(所要データー)
山崎・道の駅7:00⇒響の森8:15~9:10⇒スキー場リフト乗り場9:10⇒リフト終点9:35
リフト終点出発9:40→三ノ丸休憩所11:00~11:05→三ノ丸頂上11:10→氷ノ山頂上12:05~13:10→仙谷分岐13:40→氷ノ山越避難小屋14:35~14:40→下山15:45~16:00→響の森16:10
響の森16:30⇒ふれあいの湯16:40~17:40⇒山崎・道の駅18:45 解散
(走行距離 約140キロ 歩行距離 約9キロ 標高差630m)

by hotaka443 | 2010-03-02 15:08