みちくさおじさん山を歩く

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激登の但馬二山。そして道迷いハプニング。

法沢山(643.5m)・東里ケ岳(663.7m) 兵庫県豊岡市 2009・11・27(金) 天気 晴れ メンバー4

法沢山は一昨年登っているが,東里ケ岳は始めてだ。9月に東床尾山からその美しい山容を眺め、是非登りたいと思っていたが、その機会が訪れた。しかし・・・

      法 沢 山

自宅を6:40に出発。播但道を但馬に入るとガスの世界だ。和田山から円山川右岸道路を走り、県道2号で出石に。さらに706からその先の林道で法沢山登山口まで入る予定だった。
しかし舗装林道から地道に変わり、登るにつれ荒れた路面ではないが雨水の流れで段差が出来、乗り越えるたびに車高の低い私の車のお腹が何度かガリガリ。たまりかねて途中で駐車、あとわずかは歩きとする。
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途中で下を見ると、豊岡盆地は見事な雲海が広がっている。
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皮肉なもので駐車地点より林道は段差もなくきれいだ。10分ほどで登山口に着く。
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10分ばかり進むと重機の音が聞こえてきた。下から上がってくる林道により、登山道が寸断されている。登山者からすれば自然破壊だ、どこまで林道を伸ばすのだろう・・・・
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ロープ設置の急登が始まる。イワカガミが道端を埋める。急坂も花が咲いていれば気持ちが和らぐのだが・・・
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二か所の大きな急登りをクリアーし、三等三角点(点名法沢)の山頂には9:30に着いた。
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西の豊岡盆地はまだ雲海の下だが、東には高竜寺ケ岳(696.7m)が。
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9:55 下山にかかる。こんな急な所を登ったの、と下を見て驚く急坂を、足元に注意しながらロープを頼りに下り、35分で登山口に降りてくる。さらに10分後駐車地点に帰ってきた。標高差わずか370mほどにしては、登りこたえのある山だ。10:45 次の東里ケ岳に向かう。

                  東 里 ケ 岳               

11:10 移動時間が短いため、登山靴のまま県道706から247に入り(いずたんトンネル)を抜ける。
快適な山越え道路で、但東町の観光マップには「夜には必ず鹿に出会う野生鹿の見学スポットです」とある。坂を下ってR426に入り、25分で国道沿いの(但東スポーツ公園)の広い駐車場に着いた。
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11:25 数少ないWebでは公園横の一ノ宮神社あたりから登っている。しかしらしき所が見当たらない。近くにいた公園管理のおじさんに、あの尾根を登りたいと話すと、東の尾根なら登る人がいるが、ここからだと四つん這いにならないと登れないよ,と言う。、がそんなオ-バーな、思いながら、とにかく地形図の尾根を目指して、公園横の雑木林に飛び込んだ。
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しかし踏み跡らしきものはなく、待ち受けていたのは枯れ葉の積もった激登だった。
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視界の全くない薄暗い林の中の急登を、喘ぎながらただひたすらに登る。登山者が入った形跡は全くない。
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12:20 激登に耐えようやく小さな広場に着いた。テレビの共同アンテナが立っている。地形図を見ると388mの標高点の場所だ。ここで昼食とする。
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樹木が切れ東里ケ岳が見えるが、まだまだ遠い。
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南東には郷路岳620mが見える。登りたい山の一つだ。
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食事中にガサガサと音がしたので、瞬間クマ!と思ったが、意外にも人だった。先方も驚いた様子だ。まさかこんな道なき山中で人に出会うなんて思ってもみなかっただろう。
聞くと豊岡市教育委員会が城址の調査にきたそうだ。室町時代にここに沢田城があったとのこと。こんな急斜面の山に、昔の人は元気だったんだ。
12:55出発。しばらくは小さな起伏の続く快適な尾根になる。紅葉がまだ所どころに残っている。
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再び激登がはじまった。とにかくキツイ。踏み跡がないので、枯れ葉に足をとられ、よく滑る。
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イワカガミがこのあたりより多くなる。
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悪戦苦闘、ようやく頂上が近くなる頃、2か所にこんな看板が取り付けられている。われわれが登ってきた道と、東に張り出す尾根筋の2本の道案内だ。スポーツ公園で話をしたおじさんは、東尾根(写真では左)は距離も短く、登山者もいると話していた道だ。
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14:10 やっと三等三角点[東里岳]が置かれている頂上に着いた。昨今の登山ブーム、ほとんどの山は人が入ってあちこち歩いていると思ったが、このコースは皆無だ。三角点の上に誰かがクリを置いている。
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頂上でゆっくりする時間がない。地形図では東尾根を下った方が早いが、林道歩きが長そうだ。それとも登ってきた道を激下りをするか・・・時間も14:20になった。勝手知らない山なので、登って来た道の方が間違いないだろうと、結局ピストンすることになった。 が、少し下ったあたりでどうも様子が違う事に気がつく。急斜面を少し引き返したが、間違っていないという声に引きずられたのと、この激斜面を登り返すことを思うと、もううんざりだ。それにはるか下に林道が見えているという安心感がある。ようやく全員道迷いに気がついたが、もう強行突破で下山する以外にない。それぞれ適当な足場を選んで、林道めがけての激下り開始だ。やっと沢沿いの杣道らしき所に降りてきた。もう安心である。
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どんどん下るとやがて上から見えていた舗装林道にでた。
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さて現在地だ。東里ケ岳を挟んで東西に林道があり、当然西側の小谷側に降りた、と思っていたが、どうもまわりの景色が地形図と様子が違う。そして電柱のナンバー標示板を見ると西方寺線とある。東側の谷に降りていたのだ。どうなってるの???(視力が弱ってきているので帰宅後、地形図を拡大して見て謎は解けた。完全な思い込み間違いだった)
30分近く歩いてようやくR426に出る。スポーツ公園はすぐそこだ。16:05駐車場にたどり着く。
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法沢山の短いが急登、そしてロングロングの東里の急登、いや いい運動の一日でした。
さてあとは温泉であるが、目の前にあるシルク温泉が、おいでおいでしている。
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この温泉は何年ぶりか・・・のんびり湯に浸かりながら反省する。道なき山に入りながら地図と磁石での現在位置の確認を怠った。そして視力が弱っているのだから拡大地形図を用意する必要がある・・・・

所要データー
自宅6:40⇒播但道⇒R312⇒県道104⇒2⇒706⇒林道駐車地点8:25
スタート8:40→法沢山9:30~9:55→駐車地点10:40
駐車地点10:45⇒但東町スポーツ公園P11:10
Pスタート11:25→388m沢田城址跡(昼食)12:20~12:55→東里ケ岳14:10~14:20→林道15:15→R426 16:00→P16:05着
P16:15⇒シルク温泉16:20~17:45⇒R426 ⇒県道 63 ⇒ 531 ⇒R9⇒北近畿自動車道連絡道路⇒
⇒北近畿自動車道山東IC⇒播但道⇒自宅19:20
(走行距離205キロ 歩行距離 法沢山 約4キロ 標高差370m ・東里ケ岳 約6.5キロ 標高差600m)


 
by hotaka443 | 2009-11-28 21:06

雨、滑り込みセーフの角ケ仙

角ケ仙 (1152.7m) 岡山・鏡野町 2009.11.22 (日) 天気 晴れ⇒曇り⇒雨 メンバー6人

いろいろ事情があるし、今日は午後から天気下り坂。短時間で登れる山は・・・という訳で角ケ仙に決定。
最近では昨年の4月以来1年半ぶりになる。6時50分姫路をスタート。中国道の今朝の濃い霧は、いつもの佐用あたりから津山の烏山のふもとあたりまですっぽり包まれている。しかしその後は快晴だ。勝央SAで軽く朝食をとり、8時50分角ケ仙のPに着く。


H16年に閉鎖されたキャンプ場はひっそりとしている。登山者の車もない。
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9:10 出発だ。いきなり落ち葉に覆われた階段の急登が待ち受けている。登山道脇に角ケ仙登山道のコンクリートの大きな看板が目立つ。写真では高度感が出ていないが、すごい急勾配の道だ。
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次々と現れる階段は崩れかかった個所もあり、枯れ葉の下の黒土はよく滑る。階段が切れると気持ちのいい道だ。
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と思うと、また枯れ葉に埋もれた次の急斜面の階段が控えており、あえぎあえぎ登る。
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尾根に出ると時折、右手の樹間から角ケ仙山頂を垣間見ることができる。
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小ピークを過ぎると、再び真新しい階段の急登が始まる。確か昨年の春にはなかった階段の筈だが・・・とにかくやたらと階段が増えている。
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二つ小ピークを過ぎ,鞍部まで下ってから再び急登りが始まり、樹林帯を抜けると展望の開けた笹原となる。少しヤブコギもあった道は笹がきれいに刈り払われ、歩きよくなっている。まさかここまで階段をつけ、「階段ケ仙」にするのではないだろうな・・・南西方向には泉山がどっしりと構えている。
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すぐ向こうの笹に覆われた下山尾根を見る。登りに負けない激下りだ。
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のんびり歩いて10:40 頂上着。3等三角点「角ケ仙」がある。昨年はなかった山名標示板が立っている。
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展望は北方面は広葉樹が茂っているが、葉を落とした樹間から、花知ケ仙と三十人ケ仙の天狗岩あたりが確認できる。南側はやはり泉山が独り占めしている。
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11:30 少し早いが食事を済ませ、クマザサの激下りに挑戦だ。茂りすぎて足元が見えないし急斜面で非常に滑りやすい。
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30分ほどで標高差400mほどの笹原の激下りをクリアー、樹林帯に入る。名残の紅葉。
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あとはのんびり歩いてやがて林道に出る。ここは標識がないので、逆コースの場合、入り口がわからない。
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55分で駐車場に帰ってくる。大阪ナンバーの車が1台だけ停まっているが、登山中は誰にも会わず。晴れていた空は今にも泣きだしそう。
山といえば温泉。道順からすれば東の加茂町に下って「百々温泉」になるが、逆に西の笠菅峠越えで奥津温泉に向かう。越畑集落より見る角ケ仙。
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笠菅峠の泉山登山口には、マイクロが1台と乗用車が1台停まっていた。奥津温泉では入浴料の高い「花美人の里」しかない。13:00着、さすが連休、満車状態だ。14:30 車に戻ると雨が降り出した。

所要データー
姫路駅6:50⇒R29⇒山崎ICより中国道~津山IC⇒R53⇒県道6・75・林道・角ケ仙駐車場8.50
駐車場スタート9:10→角ケ仙10:40~11:30→駐車場12:25
駐車場出発12:40⇒花美人の里13:00~14:30⇒R179⇒院庄ICより中国道~山崎IC⇒R29
⇒姫路駅16:30
[走行距離 約360キロ 歩行距離 約4.2キロ 標高差540m}

             
by hotaka443 | 2009-11-23 06:20

名残の紅葉・滝・雪の泉山

泉山(1209.1m) 岡山・鏡野町 2009.11.20(金) 天気 晴れ メンバー2名

泉山は岡山でも人気のある山で、過去何度も登っているが、中林コースは10年ほど前に一度登ったきりだ。
当時はあまり整備されていなかったと記憶しており、気が進まなかったが、今回訪れてみると登山道は整備され、道標も完備していて素晴らしいコースとなっていた。同じ山でありながら、一般的な養野からのルートとは全く異なった雰囲気である。


7時に自宅を出発、山崎から中国道に乗り院庄で降りる。R179を4キロほど走り、男女山トンネルの手前の信号を右折。香々美川沿いを北上。10キロ余りで大町公民館があるが、手前に大きな泉山の案内看板が立っている。そこを左折して林道に入り、3キロほどで新しいトイレの建つ駐車場終点に着く。
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ここにも同じ案内看板があり、トイレの建物の横に、滝めぐりの案内地図が貼ってある。
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9:25 支度をして出発する。すぐに橋があり、少し進むともうひとつ同じような橋を渡る。
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ほどなく道標があり、右・中林の滝から二の滝方面の(流れ星コース)に行くところを、うっかりして正面の泉山方面(直登コース)に入ってしまう。二の滝にはどちらからも行けるが、直登コースは植林の中の急登で面白味がない。
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すぐに天の滝に着く。
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20分少しで(直登コース)と(天の川コース)の分岐に着いた。天の川コースは下山に使う。
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直登コースはその名のごとく、植林の中の急登が続く。
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10:00 二の滝分岐の標識に従い右折する。
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落差20mの二の滝に着く。立派な滝だ。この上に三の滝がある
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三の滝に向かうが、登山道の突き当たりにこの滝がある。これが三の滝?しかし標識がないところわ見ると、どこかにあるのかな?
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分岐に戻ってくると、再び急登に挑戦だ。
1000m当たりまで登るとようやく傾斜が緩くなり、階段も後少しでなくなる。
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尾根が近くなると、先日の雪が融けずに残っている。
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やがて左に津山高校のヒュッテが見えてくる。笹に白い雪が美しい。
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日当たりのいい所にはリンドウの花が多い。
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11:35 尾根に出て養野からのメインルートのAコースと合流、500mほどで1198mの中央峰に到着だ。
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右から花知ケ仙、三角錐は妹山、その左に三ケ上が、いったん下って人形仙に向かって高度を上げる。茶色は樹海の紅葉だ。
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11:55 泉山山頂に着く。一等三角点泉ケ山1209.1がある。視界がよければ大山が見えるのだが・・・
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左の端正な三角錐は妹山(1121m)、右・花知ケ仙(1247.5m) このあたりでの最高峰だ。
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12:30 食事を済ませて下山にかかり、30分で中央峰を越して井水山1150mに着く。このあたりまで南下すると雪もなくなっている。
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井水山より左・中央峰、右・泉山
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ここで養野へのAコースと別れ、左の谷に下っていく。天の川コースだ。
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5分ほどすると崩れかかった展望小屋がある。
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しばらくの間は快適な笹原の中を行く。
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沢の音が近づき小滝が現れる。
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15分ほどで十六夜の滝に出る。いわれがあるのだろうが、きれいな名前だ。
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十六夜の滝からは一転、ガケに沿った細い道に変わる。いたる所にクサリ・ロープが設置されてはいるが、足元は枯れ葉が積り、非常に危険だ。火の滝の上部を通過、やがて火の滝が姿を現す。
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14:00 落差30m、堂々とした滝だ。このあたりの紅葉は、すでに終わりに近いのが残念。
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30分ほどで最初の分岐点に帰ってきたので、中林の滝へ。100mほど歩くと落差30mの滝に着く。素晴らしい眺めだ。泉山山系でこの一角だけに沢や滝が集中しているのは不思議な気がする。
それほど深い山でもないのに、水量の多さには驚きだ。山系に降る雨のすべてをここに集めているかのようだ。
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下にはまだ美しい紅葉が残っている。
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14:30 駐車場に戻ってくる。平日なので誰一人として登山者には合わず、静かな山歩きが出来た。なかなかいいコースで満足だ。
14:45 スタートする。帰りは県道75を北に向かい、「越畑ふるさと村」を通り、角ケ仙を左に見て加茂町に下る。温泉は時々利用する「百々温泉」で汗を流す。すぐに忘れてしまうが、読みは「どうどう温泉」だ。
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所要データー
姫路自宅7:00⇒R29⇒山崎IC/中国道~院庄IC⇒R179⇒県道392・75⇒大町より林道に入り終点のP
着9:15
Pスタート9:25→直登・天の川コース分岐9:45→二の滝分岐10:00→二の滝10:10→三の滝?10:20→二の滝分岐に戻る10:35→中央峰11:40→泉山11:55~12:30→中央峰→井水山13:05~13:15→展望小屋13:20→十六夜の滝13:50→火の滝14:00~14:05→直登・天の川分岐に戻る14:15→中林の滝14:25→P14:30
P出発14:40⇒県道75・加茂町百々温泉15:10~16:10⇒県道6・R53⇒津山IC/中国道~山崎IC⇒R29⇒自宅18:55
(走行距離 約230キロ 歩行距離 約7キロ 標高差630m)
       

by hotaka443 | 2009-11-21 20:46

道のり遠し大山・甲ケ山(かぶとがせん)

矢筈ケ山(1358.4m) 甲ケ山(1338m)は断念  鳥取県大山町・倉吉市 天気・曇り時々ガス メンバー2人

雪を迎えるまでに甲ケ山(1338m)の頂上を踏んでおきたい、と以前から計画していたが、皮肉にも3日の三嶺同様、雪こそなかったが冬型の気圧配置となり、強烈な風とガスに阻まれ、またしても退散する羽目になってしまった。
この甲、10年前の秋に船上山側から登ったきりで、以後何度か大休峠から矢筈まで、船上からゴジラの背まで行っては引き返している。また来年の宿題が残ってしまった。


自宅を6時に出発、山崎ICから中国道に乗り、米子道を溝口ICで降りる。蒜山あたりまでは晴れていたが、北に行くほど雲が多くなり、溝口ICを降り眺める大山は雲の中だ。
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大山道に入り、大山寺橋からの大山も濃いガスに閉ざされている。いくつものスキーリフトをくぐり、8時半に川床に着く。Pがないので,わずかな広場や道路の膨らみは車でいっぱいになるが、今日は先客は2台だけの寂しさ、登山シーズンもそろそろ終わりだ。
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登山道入口に立つ中国自然歩道の案内版。この自然歩道は大休峠を経て一向平(いっこんがなる)まで続くが、この道は裏大山とも言われ、有名な落差40mの大山滝もあり、山には登らず、裏大山のみを歩く人も多い。矢筈ケ山・甲ケ山は大休峠から北に上がる。
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8:45 道路から道標に従い登山道を下ると、すぐに阿弥陀川の橋を渡る。
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川を渡ると急坂を登り、やがてササの中の快適な道になる。あたりの木々は葉を落とし、そろそろ冬支度だ。
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登山道は香取分岐あたりからほぼ等高線沿いに、ゆったりとした登りになる。まわりはブナの大木が多い。道はやがて歴史を感じさせる苔むした石畳みにかわるが、雨上がりは滑りやすく、歩きずらい。
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石畳の先は大休避難小屋の立つ大休峠だ。1時間45分かかっている。
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小屋横の道標。矢筈、甲は船上山方面へ、野田ケ山方面はユートピア小屋に至る。
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避難小屋前からは中国自然歩道と別れ、1300mの標高点まで、ブナ林の200mの急登になる。途中岩のゴロゴロした場所もあり、下山時は滑りやすい。
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標高点を過ぎるとフラットな尾根道になる。しかしそこはゴーゴーと唸りを上げ、強風が吹き荒れる世界だ。
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色彩の乏しい中、ひときは目を引くツルリンドウの実。
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頂上直下の坂をひと登りすると1358.4mの狭い矢筈ケ山頂上に着く。ここは一等三角点(点名二子山)がある。
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三角点位置標示柱にどこかの山岳会が取り付けた温度計は0度。とにかく寒い。風が強いので体感温度はかなりのマイナスだ。
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ガスで視界はゼロ。強風が吹き荒れ、瞬間吹き飛ばされそうになる。すぐ目の前にはどこを登ったらいいのか、と思わせる小矢筈のピークがあり、その向こうには急峻な山容の甲ケ山が望めるのだが・・・・しかしここからが要注意個所。強風にあおられる危険性もあり、撤退を決める。
下山途中、瞬間のガスの切れ間からユートピア小屋が見える。が、この画像で確認出来るかどうか・・・?山肌は白い。樹氷、それとも雪?
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12:15 大休避難小屋に降りてくる。外のベンチで食事をしようと思ったが、山頂ほどでもないが時々冷たい風が通り抜けるので、小屋の中に入る。5人ほどが食事中だ。温かいラーメンを作っていると、あっという間に小屋は満員になる。ゆっくりする暇もなく、食べ終わると席を立つ。17人で満員御礼だ。
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小屋を出て少し下るとガスが切れ、なんとうらやましや、樹木の間から甲ケ山がのぞいているではないか。しかも青空が広がっている。しかし時間的に引き返すことは無理だ。
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左甲ケ山と右矢筈ケ山。甲は写真で見る限り平凡な山に見えるが、切り立った南壁を持つ円錐形の山で、矢筈から見る雄姿がとても美しい。
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ほんの少しだけ残っている紅葉。
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14:35 Pに戻ってきたが2台の車のみ。沢山の人に出会ったが、反対側一向平からの入山らしい。
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帰路、烏ケ山の登山口によってみた。入山禁止の看板が新しく立て替えられている。
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夕日を浴びる上・中蒜山。
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蒜山高原やつか温泉快湯館で冷えた体を温める。ここに来るたび相場?より高く中途半端な740円に不満?
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所要データー
自宅6:00⇒山崎IC/中国道・米子道/溝口IC⇒県道45・158・30川床駐車地点8:40
スタート8:45→大休峠避難小屋10:30~10:35→1300m標高点通過11:05→矢筈ケ山11:25~11:30→大休峠避難小屋12:15~13:00→駐車地点14:35
出発14:55⇒県道30・158・45・114・422⇒やつか温泉16:00~17:00⇒R313湯原IC/米子道・中国道/山崎IC⇒R29⇒自宅19:00
(走行距離 約360キロ 歩行距離約11キロ 標高差約620m)

by hotaka443 | 2009-11-15 22:12

星山と神庭の滝

星山(1030.3m) 神庭の滝 岡山・真庭市 天気 晴れ メンバー10名

今日は滋賀・三重境の御池岳の予定だったが、帰りの名神の渋滞と、このところ遠方のロングコース続きなので近場のハイキングに変更、岡山の星山と、すぐ傍の紅葉が盛りの神庭(かんば)の滝に行くことにした。

姫路を7時に出発、山崎ICより中国道に乗り,勝央SAで軽く食事、米子道の湯原ICで降りる。R313を少し南に下る。途中櫃ケ山の駐車場には5~6台の車が停まっていた。県道201に入り、神庭の滝のすぐ手前を右折、山を登っていく。9:30「岡山県美しい森」のビジターセンターに着く。
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出てきた管理員のおじさん、この前の空き地は職員専用Pだが、ちょうど3台止められるから使っていい、と親切だ。そして「建物の裏の山の斜面にキュウイがなっているので、持って帰ったらいい」と言う話になった。よく見ると手入れされずに放棄され、雑草が生い茂る中にキュウイが鈴なりだ。今日のお土産だ、帰りに収穫としよう。
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9:50 案内版のあるセンター前から登山道に入る。
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手入れの行きとどいた雑木林の中の広い道を行く。記念植樹の標識があちこちに立っているが、いずれも年月の経過で禿てしまっている。快適な登山道が続く。
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20分ばかりで樹木の間から星山が見えてきた。いつの間にか朝からのガスが取れ、青空がのぞいている。
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あちこちにリンドウの花が咲いている。
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星山の手前の前山(天狗山)が近づいてきた。
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前山・星山の分岐だ。先に前山に寄ってみよう。
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笹原の終点の前山は樹木が茂った小さなピークで、視界はない。
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前山近くから見る星山。
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松の木が多い樹林帯が切れると一面笹原にかわる。少し先に8合目の標識がある。
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11:15 1等三角点のある星山山頂に着く。7~8人ほどの先客が食事中だ。
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立木の間から櫃ケ山が見える。
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モヤの中に大山・蒜山がかろうじて確認できる。大きな山名標示板が設置されている。確か以前は(星山)の標示があったと思うが、山の字がなく、星だけになっている。
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山頂のマユミの木。ピンク色の実が青空に映える。キレイ!
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暑いくらいの日差しを受けての食事風景。
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12:05 車3台で来たので、1台を櫃ケ山下山口に回送し、縦走すればよかったな、と後悔しながら下山にかかる。途中から見る前山。
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わずか45分でビジターセンターに戻ってきた。
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さてお楽しみキュイ狩りだ。持ち合わせのビニール袋を手に建物裏の斜面をよじ登り、雑草の中に飛び込む。
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10人いてもとても取りきれないほど実っている。手入れがされていないので、実は小ぶりだ。
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袋がいっぱいになったのでキュウイ狩りは終了。
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センター内にコーヒーがあるのでどうぞ、とおじさんの声に誘われセンター内に入り、コーヒーをいただく。
自然の学習が出来るような設備が整っている。
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50分近くセンターにいたが ,おじさん達に見送られ出発する。
山道を降りた所の神庭の滝に向かう道路は滝見物の車でいっぱいだ。数人の警備員は押し寄せる車の誘導で奮闘している。
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高さ110m幅20mの神庭の滝は西日本一と言われている。
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楽しみにしていたお猿さん、大勢の人間どもに嫌気がさしたのか、本日の出番はなしだった。
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大勢の人でにぎわう神庭の滝を後に、おなじみ「足温泉」に向かう。420円と安いが、石鹸・シャンプ類は置いていないので要注意だ。
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足温泉から見上げる櫃ケ山954m。星山登山口の案内看板によると、星山登山口から縦走して櫃ケ山登山口に降りてくると、10.2キロ、6時間10分だ。
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15:50 足温泉に近い湯原ICから米子道に入る。平日は空いているが、大山方面からの行楽帰りの車で、久世ICまでの対面通行区間で渋滞が発生している。4車線化の工事が進んでいるのでそれまでの辛抱だ。

所要データー

姫路7:00⇒中国道/山崎IC・米子道/湯原IC⇒R313・県道201・林道⇒美しい森ビジターセンター登山口9:30
              
登山口9:50→前山10:45→星山11:15~12:05→登山口12:50

登山口出発13:40→神庭の滝P13:55~14:40→足温泉14:55~15:45→湯原IC15:50→姫路18:15

(走行距離294キロ 登山距離 約4キロ)
             

by hotaka443 | 2009-11-09 18:58

雪に参った!三嶺(車登れず)と赤星山(雪撤退)

三嶺1893m(徳島県・高知県)と赤星山1453m(四国中央市)  2009・11・3(火・祭日) 天気晴れ メンバー7人

今秋始めての冬型、山は雪と思うが4時過ぎ出発では情報を得られない。三嶺のコメツツジの紅葉を見たいが、寒気の南下の巡りあわせとは皮肉なものだ。 5時姫路駅を出発、第二神明・北線垂水JCTから淡路島に渡り、高松道の板野で下車、藍住ICで徳島道に乗り換え美馬で下車する。
高速道走行中に剣山方面を見るが、山頂あたりは雲の中だ。

R438で山峡に入って行く。剣山・見ノ越まで走り、R439で三嶺登山口までの予定だが、ICより1時間近く走ったあたりで、白い世界がいきなり目に飛び込んできた。
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紅葉と初雪という素晴らしいプレゼントに全員歓声、記念写真に大忙しだ。が、ここで標高850m、見ノ越は標高1400m。かなりの積雪が予想されるが、ノーチエーンではとても走れまい。いさぎよく撤退するに限る。

しかし四国まで来てこのまま帰るにはあまりにももったいない。手っ取り早くここから行ける山は・・・・何度か登った赤星山だ! 美馬ICまで帰り、高速を土居ICに向けスタート、30分あまりで土居ICを降り、10分ほど走ると林道終点の赤星山登山口に着いた。

赤星山は瀬戸内海の海岸線からわずか6キロほどの所に1453mの頂をもつ、まさに聳え立つ山だ。美しい皇子渓谷沿いを登るのだが、急流のため滝が多いことで有名だ。 ただ植林が多く、ジメジメした感じがする。

一方南側からの登山道はなだらかで、自然林の気持ちのいい道で、登山者はこちらのほうが多いと聞く。しかしまだ南側から歩いたことはない。

  駐車場には 5~6台の登山者の車と単車が1台停まっている。登山口はこの先にある。
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見上げる山頂付近はガスで状況がつかめないが、1453mの標高だから多分雪だろうと想像する。
時間が気になるところだが10:45スタート、すぐに渓谷を渡り流れに沿って登っていく。
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30分少々で豪快な機滝(はたたき)に着く。幅の広い岸壁を落ちる水が機の縦糸に似ていることから名付けられたという。
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この皇子渓谷は大小の滝の連続だ。これは紅葉滝?
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崖一面に生えたコケから水滴がしみ出している。太陽の光を受けると、宝石のように輝くのだが・・・
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                 これは布引滝?
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スタートから1時間15分で千丈の滝の分岐に着く。登りに皇子渓谷最大の滝を見て下りは本道を通る。
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分岐から20分で千丈滝に着く。本滝が50m、その上に中折れ滝・天流の滝の3段に分かれた長大な滝である。本滝の上の流れのそばに降り、昼食とする。
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本滝の上部。ここを徒渉するが水が多い時は厄介だ。
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少し登ると本道と合流する。さらに急坂を1時間近く登ると、いきなり雪景色が目に飛び込んできた。
キレイ!思わず歓声が上がる。5時間余り前に見た雪景色は遠くからだったが、ここはもう雪の中だ。
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時刻は14時を回る。地形図は持っていないが高度計は1280mあたりだ。あと標高差150mほどで頂上だが、下山してくる登山者の話では雪で非常に滑りやすいので要注意とのこと。迷ったが深い谷の日暮れは早いので、非常に残念だが本日はここまでとし、Uターンだ。下山は滝コースを避け、植林の中の本道を歩く。
尚、登山口から千丈滝までの間に滑りやすい危険個所が4か所ほどあったが、すべてこのように新しいクサリが設置されていた。
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16時10分登山口に到着。頂上は時間切れで踏めなかったが、登山口の270mくらいから1280mまで、標高差1000m登った計算だ。 ガスが取れた見上げる頂上付近は、雪で真っ白だ。

結構汗をかいたが、駐車場で地元の人の話を聞くと、三島川之江IC近くにあったよく利用する(三島湯の華温泉)は閉鎖になったという。海岸沿いに(三島之湯)があるが、高速を1区間で降りるのも邪魔くさいので本日も温泉はパスとし 吉備SAで食事をとり、20:20姫路に帰ってきた。
         
所要データー
姫路駅5:00⇒姫路・加古川BP・第二神明北線/垂水JCT・神戸淡路鳴門自動車道・高松道/板野IC⇒県道1⇒徳島道/藍住IC⇒美馬IC⇒R438葛篭~見ノ越中間あたりでUターン、美馬ICに引き返す。
美馬IC/徳島道9.40⇒松山道/土居IC10:25⇒林道赤星山駐車場10:35

出発10:45→機滝11:17→千丈滝分岐11:57→千丈滝12:20~12:55→13:07本道合流→14:00標高1280m地点でUターン→千丈滝コース分岐14:35→駐車場16:10

駐車場出発16:30⇒土居IC寄り松山道・高松道・瀬戸中央道・山陽道/姫路西IC⇒姫路駅20:20      

(走行距離 約460キロ 歩行距離 約7.5キロ)     
  
by hotaka443 | 2009-11-04 21:55