みちくさおじさん山を歩く

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西穂独標~ピラミッドピーク~西穂高岳

西穂高岳(2908.8m)  2009.7.19(日)~20(月) 天気 19日雨~20日快晴 メンバー2名

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19日は日本海から前線が南下で午後から雨。20日は前線が太平洋岸に下がり、北アルプスは晴れると予想を立て、ちょっと早すぎるが、雨だと早く山小屋に着いて落ち着いた方がいいと思い、19日朝4時に姫路を出発する。連休中だが、早朝は渋滞もなく8時には高山ICに着く。

ちょっと早すぎたので適当にみちくさししながら、しらかば平駐車場2日間1000円に駐車。新穂高ロープウエイで西穂高口に登る。
所要わずか7分を、かっては4時間ほどかけて登っていたことを思うと、往復2700円は安い!

下界は曇りで薄日も漏れていたが、ロープウエイの中間地点まで来るとガスに突入、風も出てきて雨がガラス窓をたたく。ロープウエイから吐き出された多くの観光客は、激しい風雨で駅舎から出られず、右往左往している中を、カッパを付けてスタートする。
「登山者ってすごいなア・・・」の呆れ声を背に受けて・・・

強弱を繰り返す雨、ほとんどが樹林帯なので風はないが、小屋の直前まで来ると樹木が切れ、強風雨に吹き飛ばされそうになり、思わず先日の大雪山の遭難を思い出す。
確かにこの状況下を長時間歩いていると、人間パニック状態に陥り、疲労を早める。計画そのものが無謀だ。という今の自分は・・・道はオール樹林の中だし、    
1時間半も歩けば小屋に着く事がわかっているから・・・

1時間20分で「西穂山荘」に着く。時間は13時前。受付を済ませ、さあこれから15時間ほどをどう過ごすか、一番悩むところだ。部屋にはすでに女性客が4人。話を聞くと、昨日が雨で動けずここに滞在しているという。明日の天気を心配しているので、絶対晴れますよ、と即席気象予報士になる。外が暗くなる頃ようやく雨があがったので外に出てみる。
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定員250名、(本日は布団1枚に1.5人)の掲示通り、よく混んでいて安眠できず。0時半頃、隣の女性が「星空がとってもキレイ、流れ星も見えましたよ。
外は大勢の人です」と教えてくれたので、ボーとした頭で外に。
なるほど多くの人が空を見上げている。山で見上げる空は、全天が星といっていいほど無数の星が、大きく輝いている。この星空を眺めるために
山に登る、という人もいるほどだ。

4時ごろまでウトウトし、4時40分、外が明るくなったのでスタートする。すでに多くの人が頂上を目指している。予想通り快晴である。雨上がりの空気は澄みわたり
すがすがしい。
あいにく御来光は、前穂から明神に張り出す尾根に遮られ、ここからは見えないようだ。振り返ると眠りから覚めた茶色い山肌の焼岳や、遠方の乗鞍岳が朝のやさしい日差を受けはじめ、ほんのりとうす化粧をしている。美しい眺めだ。
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 西側の谷の向こうは美しい笠ケ岳の雄姿が
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 独標には多くの登山者の姿が見える。左後はピラミッドピーピーク
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1時間余りで西穂独標に到着。南西方向の雲海に、白山も浮かんでいた。笠ガ岳と右の小さな尖った山は黒部五郎岳
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左端に富士山、その右が甲斐駒ケ岳。一旦北沢峠に向かって高度を下げ、峠より再び高度を上げて仙丈ケ岳、北岳へと続く。
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独標より左ピラミッドピーク、その右が西穂高岳。続いて赤石、間ノ、天狗ノ頭、ジャンダルムなどの難所を経て奥穂高岳に至る。
     多くの人は独標より先は危険箇所があるのでで引き返してゆく。
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        ピラミッドピークに向かう途中より振り返る。左は独標。
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        ピラミッドピークより西穂高岳。右はジャンダルムから奥穂方面
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        憧れの西穂高岳山頂に立つ。笠ガ岳と右は黒部五郎岳
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右より北穂高岳、南岳、中岳などを経て槍ガ岳に辿りつく。その左の裏銀座の山並みの後に立山が肉眼では見えるのだが・・・
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        遠方より乗鞍岳と焼岳。手前三つのコブの中央がピラミッドピーク  
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         槍ケ岳と左野口五郎岳 左端は水晶岳
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         乗鞍岳と右茶色の焼岳 左はピラミッドピーク 登山者の姿が見える
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         ロープウエイ終点西穂高口駅の出口脇にある三等三角点栗尾2155.94m
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                 2階建新穂高ロープウエイと笠ケ岳
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 北アルプス南部で唯一残っていた西穂高岳。天候に恵まれ素晴らしい山行ができました。

所要タイム 
7月19日
姫路 4:05→ 高山IC 8:00→西穂高ロープウエイ駐車場 9:50・・・・西穂高口ロープウエイ駅 11:25⇒西穂山荘12:45
7月20日
西穂山荘スタート4:40⇒西穂独標5:40~6:15⇒ピラミッドピーク6:40⇒西穂高岳7:20~8:00⇒ピラミッドピーク8:40~8:55⇒
西穂独穂9:05~9:20⇒西穂山荘10:15~1025⇒ロープウエイ駅11:25


歩行時間のみ  ロープウエイ駅⇔西穂山荘 登り1時間20分 下り1時間00分
          西穂山荘⇔ 西穂高岳    登り2時間15分 下り1時間45分


下山後は温泉で汗を流しのんびりと・・・14:00高山ICに入ったが、さすが連休最後の日で高速は渋滞。帰宅は20:30頃になった。
                                   
by hotaka443 | 2009-07-21 10:32

ハプニングの烏山~天狗寺山(てんぐぎさん)831.8m 津山市

 雨・腰までのブッシュで撤退。しかしコースを変えて・・・2009.7.14 天気 晴れたり曇ったり にわか雨あり メンバー単独

昨年4月、角ケ山からの帰り北側の成安から入ったが、途中で山菜狩に変更したので山頂は踏んでいない。今回は一番のロングコース、南の端の大佐々神社から登ることにした。
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 大佐々神社。登山道は神社の前を左に、すぐにある納屋の右側の道を山に入る。標識はない。        
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   道はやがて竹林に入る。私設の道標が数百メートルごとに設けてある。
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   太陽が当たらないのできのこ類が多い。傘が20センチ以上もある、お化けみたいのもあった。
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             寺木山展望所 手造りの建物だ
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  鮒ケ乢 地形図では深山の集落より山道が上がってきているが 廃道になっているのか、探したが見当たらなかった。

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    ころりん坂。10分かかる急登。トラロープが設置したある。滑ればころりん間違いなし。         
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小広場になっている烏山山頂。昔ここにお城があったらしく、看板にその説明が書いてある。看板の後方が天狗寺山だ。 ところでころりん坂を登ってから様子が一変、雑草が腰のあたりまで茂り、ジャングルのようになってきた。足元は全く見えない。その上俄雨がゴロゴロさんとともにやってきた。さてどうするか思案のしどころである。 山に雨はつきものだが、問題はコノジャングル地帯だ。どこまで続くことやら。とにかく行けるところまで行こうと決心する。しかし烏山から20分進んだところで、もうアカン!前進不可能だ。 雑草はついに胸元まで、時には頭上まで覆いかぶさってくるし雨は降り続き、 カッパは役にたたず全身ずぶぬれになる。 有名な山だし登山者が多いと思っていたが、ほとんど人が入った形跡がない。地形図で確認すると、烏山と梶間山のコルの少し手前、あと天狗寺山まで1キロ少し、時間にして30分くらいか。
 このコースは雑草のない冬から早春に来るべき山のようだ。残念ながら本日はここまでで、いさぎよくく撤退することにする。
ころりん坂の手前までくると、ありがたいことに雨はあがる。コロリンしないようにトラロープにつかまりながら通過。 鮒ケ峠あたりまで降りてくると、全く雨は降っていないようだ。寺木山展望所で昼食、モヤの彼方にかすかに津山の町が見えている。
ふとその時思いついた。南がだめなら西があるさ。今日は南からのコースを歩いたが、西の下茅峠(さがりがや)にも登山口があり20分もあれば天狗寺山頂上に立てる。せっかく来たのだから頂上を踏まなくっちゃ。急いで下山し、峠に向って移動開始! ところが谷を一本間違え引き返すハプニングがあったが、無事下茅峠着。さっそく登山開始。標高700mまで上がってきているので、わずか130mほど登るだけ。かなりの急登だが、あっけなく15分ほどで頂上だ。この道は雑草も短く苦にならない。
 
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        天狗寺山頂上の電波塔。ごく最近建てられたらしい。
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    台形の山が2時間半ほど前にいた烏山だ。あの山を手前に下ったあたりでUターンし、右にのびる尾根を引き返した。ここから見ると不思議な気持ちになる。いや ご苦労さんでした。
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             はるか泉ケ山を望む


所要タイム
自宅 8:30→山崎IC9:00→津山IC9:35→大佐々神社登山口9:50
スタート10:10⇒寺木山展望所10:35⇒鮒ケ乢10:50⇒烏山11:30⇒Uターン11:30⇒烏山12:05
寺木山展望所12:40~13:10⇒登山口13:25  下茅峠に移動
下茅峠登山口着1400 スタート14:10⇒天狗寺山頂14:25~14:50⇒登山口15:00
帰路は湯郷温泉鷺の湯で汗を流し帰宅する。

by hotaka443 | 2009-07-15 17:53

悲しきは山屋さん・・・

7月12日 (日) 天気 曇りのち晴れ

天気がいいのに、山に行けない日曜日はなぜか落ちつかない。<休日=山>の方程式が、いつの間にか頭

にインプットされているようだ。

しかし・・・天気がいいからといって休日のたびに山に入っていたら、家庭のことは何もできなくなる。

狭い庭にある数本の木は枝が伸び放題。剪定をして、肥料もやらなければならない。

裏の、これまた狭い庭は、雑草畑になりつつある。

雑草はどうしてこうも成長するのか・・・考えてみたところで仕方ないことだ。

午前中、空を見上げ、山に行けない不運を嘆き、午後は友人とカラオケでストレス解消。

そのあと茶店でケーキをいただき、日は暮れた。

充実した1日ではある。しかし・・・やはり山屋さんは山に入らないと、なぜか損をした気持ちになるものだ。

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            5月29日 荒島岳より白山を望む 残雪はあと少しかな?
by hotaka443 | 2009-07-12 20:21

赤岩山&由良ケ岳(断念)

 赤岩山 (669m) 2009・7・5 天気 晴れ メンバー単独

赤岩山(669m)は舞鶴市の一番高い山だが、宮津市との境に位置し、戦前までは女人禁制だったという。
何かの本で人気のある由良ケ岳や大江山挟まれた不遇の山、と書かれてあったのを記憶しているが、山頂には露岩が林立し、眼下には天の橋立が望める素晴らしい山だ。
しかし登山道はあまり整備されているとは言い難く、一部は雑草が生い茂り、歩きにくい。

麓の西芳寺集落は棚田オーナー制で、都市住人との交流を図っており、ちょうど若い娘さんが田植えをしている光景にぶつかった。
大阪から来ているらしく「すごく充実感を味わっています」と笑顔で返事が返ってきた。

西芳寺に入る道路には、年月を経て看板の文字が薄れたのだろうか、読みにくいいが、いろいろと案内が書いてある。         
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京都縦貫道「舞鶴大江」で降り、府道567を4キロほど走ると,上記看板の立つ三叉路に着く。
ここを左折し、道なりに3.7キロほど走ると、下の写真のように舗装が切れ行き止まりとなるが、ここが登山口になる。
そばにいたおばあさんに、駐車場を尋ねると、私の家に1台分空いてるからどうぞ、と新切な言葉が返ってきたので、お礼を言って停めさせていただく。田舎の人は親切だ。
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登山道に入ると雑草が生い茂り、昨夜雨が降ったらしく足元を濡らす。鎌でもあれば草刈でもしたい心境だ。まわりは植林や自然林が入り交ざり展望はない。
登山道は一旦林道に飛び出すが、林道を横切りしばらく歩くと、右手に古びた鳥居がある。
長い年月にその柱は周りの木々に溶け込んでいるが、この鳥居をくぐると、少し道は急になる。
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日当たりのないジメジメした道の先に案内版が見えてきた。近寄るとなんと日本庭園と書かれている。
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                      これぞ日本庭園だと言われれば・・・・
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                        まだヤマユリが頑張っている
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                            オカトラノオ  
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                    誰かに枝を折られながら 頑張っているホタルブクロ  
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頂上へあと500m、あと300mなどの案内に導かれ、やがて樹木が切れると、視界がパット開ける。
あまり広くはないが芝生公園の看板と、展望の案内看板が設置されている。
晴れていれば眼下に宮津湾から天ノ橋立が眺められるのだが、モヤっていて、ぼんやり眺められる程度だ。
この時期は湿度が高いので、視界がすっきりする秋にもう一度訪れたいものだ。
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正面は御神体の赤岩山大権現の大岩がどんと腰をすえており、しめ縄がかけられている。
ここから少し先の頂上まで大小の岩が点在していて楽しいところだ。
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          岩の林立した頂上は三角点がなく 狭い。
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すぐ東に由良ケ岳のどっしりとした山の輪郭が、モヤの中に浮かんで見えるが、青葉山は見えなかった。
岩肌の赤いのが山名のいわれらしいが、名前が付いているだけでも 覗き岩・鋏み岩・展望岩・回り岩・木魚岩・潜り岩・屈み岩など、名前からある程度想像がつく岩が多くあり、面白い山だ。

視界が晴れるのを待ったが、期待できそうもないので諦めて下山。
麓の棚田で田植えをしている都会の若者の写真を1枚、と思ったら、なんと電池切れ。
せっかくお嬢さんにポーズをとってもtらったのに、残念!
時間も早いので、このあと由良ケ岳に回る予定だったが、デジカメ使用不可で,あきらめて帰ることにした。

2年前の7月、由良ケ岳の帰りに立ち寄り登りかけたが、あまりにも雑草が茂りすぎ、また次の機会に、と引き返したことがあるが、登山口からしばらくの間を
我慢すれば、すぐに歩き良い道になる。


所要タイム
姫路自宅 7:00→砥堀ICより播但道・中国道・舞鶴若狭道・京都縦貫道 舞鶴大江IC→登山口8:40
スタート8:50⇒林道9:05⇒鳥居9:25⇒日本庭園9:35⇒芝生公園9:50 頂上まで2~3分、行ったり来たり、岩場を楽しむ。
芝生公園10:30⇒登山口11:15 このあとは、あちこち みちくさ しながら、夕方に帰宅。

by hotaka443 | 2009-07-06 08:07