みちくさおじさん山を歩く

No457 四国 白髪山から三嶺へ

三嶺(1893.4)高知県香美市・徳島県三好市 2016・10・10(月/祭)天気・晴れ メンバー・単独

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初めて見る南側からの三嶺

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このところ家庭の事情で山に行けない日が続いていますが、10月8~10日は土曜日を入れると三連
休。しかも天気図を見ると文句なしの山日和です。

よ~し 10日に四国の三嶺に高知県側から入るぞ、と前日に決めました。
今から声をかけても無理だろうし、連休は皆さん予定があるだろうから単独にします。

朝早く目が覚めたので3:45に出発します。豊浜SAでトイレ休憩、あとはノンストップで高知道南国ICでおります。時刻は6:15、インター近くのコンビニに立ち寄り登山口を目指します。
徳島県側ばかりの三嶺、高知県側からははじめてだけに、ワクワクします。

県道31~R195~県道49~県道217と走り、県道終点からは西熊林道~峰岸林道と続きます。途中北側の視界が開けた展望台があり、山名案内図が設置されています。
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左雲がかかり始めている三角形の山は天狗塚。中央やや右の大きな山が西熊山。その右に三嶺が位置しているのですが、ここからは見えません。
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林道は舗装されてはいますが駐車場の標高は1450m、曲がりくねった道は時間がかかり、広い駐車場に着いたのがなんと8時ジャスト、先客の車は4台です。
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8:45 スタート。上の道路に上がり少し左に歩いたところが白髪山登山口です。コースは先に白髪山に登り三嶺に向かいます。
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自然林の中を気持ちよく歩きます。
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30分ほど登ると一面シコクザサが広がり、思わず息をのむほど青空とのコントラストが,とってもキレイ!白髪山です。
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一気に広がる東方面の展望。遠方左から剣山、ジロウギュウ。手前中央は中東山、右端は石立山です。
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3年前に登った端正な石立山(1708m)アップ。固有種イシダテクサタチバナが有名です。
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左剣山、右ジロウギュウ。
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白髪山に向かう快適な登山道。いや~最高の気分です。
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白髪山直下の分岐点。白髪山は三嶺への登山道から左に少しそれたところにあります。
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白髪山山頂です。三角点は三等白髪山。
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山頂から少し西に行ったところに大岩があり、北側の大展望が広がっています。三嶺にはカヤハゲを通っていきますが、登山道がくっきり。三嶺まで標準時間は約2時間半くらい。
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上三嶺。下天狗塚をアップ。
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大岩から白髪山山頂を振り返ります。一面ササ原で、正面に剣山とジロウギュウ、右に立石山がクッキリと。
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15分ほど展望を楽しみ出発です。ジロウギュウと雲に隠されそうな剣山を正面にシコクザサの中を歩きます。
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150mほど下り70mほど登ると白髪山分岐で、剣山からの縦走路に合流します。
道標下側は白髪山2キロ、上部は手前高の瀬5.5キロ、剣山12.5キロで向こうを指しているのは三嶺4.5キロです。
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剣山よりに少し入った所の古い道標。別府とあるのは石立山を経由して下った所の別府峡登山口のことかな?
正面のジロウギュウと剣山は雲の中から頭だけをのぞかせています。
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分岐の少し北西に1730+のピークがあり、三嶺から天狗塚までの美しい尾根が広がっています。手前のはげ山はカヤハゲで、一度130mほど下り再び120mほどの登りが待っています。
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東に目をやると、雲の上のジロウギュウ右と左剣山がとっても美しい。下の草原の青いブルーシートのようなものの向こうに白髪避難小屋が見えます。
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避難小屋アップ。
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360度のパノラマを楽しみながらコーヒータイムを取ります。5分余りすると剣山方面の雲が取れ、縦走路の尾根が見えるようになりました。その縦走路から こちらに登ってくる登山者の声が斜面をかけあがってきます。
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振り向くと白髪山が。美しいシコクザサは南斜面のみで北側は樹木でおおわれています。
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ピークからは10分余り下ると小さな沼地があります。
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このあたりは白骨林が目立ちます。
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1670ほどのピークからは急斜面の下りで、正面はこれから登るカヤハゲが待ち構えています。右三嶺で左は西熊山。
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コルまで下ると次はカヤハゲまで高度120mほどの登りです。その途中にある韮生越(にろうこえ)の三叉路。鐘を鳴してみると、澄んだ根音が山々にこだまします。
道標は剣山13.8キロ、高ノ瀬6.8キロで三嶺は3.2キロで鐘の後の道標は堂床3.3キロです。堂床からは登ってきた西熊林道に出ます。
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このあたりからところどころにリンドウが咲いています。
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カヤハゲへの登りは比較的ゆるやかです。
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10:50カヤハゲです。道標があり堂床へ4キロ・三嶺は2キロです。この道は地形図には未記入で、登山道も獣よけネットで入れません。見た感じは廃道のようです。
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三嶺までこれで2キロか、遠いな~
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アップします。登山道は左の尾根を登ります。
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三嶺まで標高差170mあまり、しかし小さなアップダウンがあります。
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行く手に巨大な岩が現れました。
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岩の右側を巻きます。
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上から眺めた巨岩。
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山頂が見えてきました。
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最後の急登を頑張って登ります。
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11:45やっと三嶺山頂です。大勢の人でにぎわっています。アップダウンが多かっただけに結構疲れました。二等三角点三嶺の標石の上に石が積まれています。重たいよ~ という声が聞こえるようです。些細なことですが、三角点は大切にしたいものです。
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北側の大展望。最高峰の矢筈山を中心に、寒峰から黒笠山までは一本の登山道で結ばれています。
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福寿草で何度か登った寒峰。
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左サガリハゲ山と右この山並み最高峰の矢筈山。
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ついでにはっきりしませんが矢筈山からこちらの三嶺を見た写真があります。
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西の展望。大タオ~西熊山~天狗塚へ続く尾根。
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数分立つと西の方の雲が少しとれて山並みがボンヤリ見えてきました。ズームでないので山名の確認できる写真ではありませんが、牛ノ瀬の末端の上の山は石鎚山でしょうか。だとすると右へ瓶ケ森、笹ケ峰あたりで、続いて西・東の赤石山あたりかな?それぞれの標高と写真の高さとが合わないような気もしますが・・・
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歩いてきた南方向。
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お昼になりました。頂上は登山者で適当な場所がないので、少し小屋の方に下ってみます。
結局右手前の大岩の上でお弁当を頂きました。
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美しい一面ササハラの山上池畔の光景。
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食事中の大岩から谷を見ます。ササのジュウタンがとっても綺麗ですね。
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見上げる三嶺。東から見る山容は端正な三角形です。
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食後ササハラの散策に下ってみます。
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三嶺ヒュッテ。
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見上げる三嶺。
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ヒュッテを振り返ります。
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ササハラを一周して山頂に戻ります。
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さあ長い道のりを下山しましょう。時刻は12:30です。山頂直下の激斜面。
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大部分の登山者は徳島県側の名頃からですが、南側から登ってこられる登山者もあり、お話をすると剣山からの縦走者も何人かおられます。

ススキに囲まれたカヤハゲまで下りてきました。登りに55分かかりましたが、下りは45分です。
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韮生越えまで10分、白髪分岐まで25分と快調なペースです。ここからせっかくですが白髪避難小屋に回ってみましょう。
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小屋手前に新しい標識があります。手元の2009年版の登山地図には未記入ですが、地形図には記入されています。
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避難小屋はすぐです。
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分岐から10分あまりで避難小屋着です。縦走路は県境上ですが、小屋は徳島県側で道標も徳島県になっています。剣山12K、三嶺5Kの表示です。
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参考までに中を覗いてみますが、明るい屋外から一歩入ると真っ暗で何も見えません。ガサガサと音が聞こえてきたので声をかけると、剣山から縦走してこられた単独の男性で、三嶺まで行くかどうか思案中とのこと。参考までに私の場合白髪山分岐から頂上まで1時間半、とお話しして小屋を後に、下山しましょう。
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ここからが三嶺の見納めです。
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ふるさと林道に入ります。バックは石立山。
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すぐに獣よけネットがあり中に入ります。最初のうちは快適な道です。
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しかし進むにつれて斜面の急な道になり、荒れたところもあります。あまり歩かれていないようで展望もなく、白髪山経由にすべきだったと反省。
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避難小屋から25分後の14:40、登山口に降りてきました。
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ここから駐車場まで1.8キロほどの舗装林道歩きです。疲れた足に舗装道路はこたえます。
駐車場の手前の看板。別府峡に下りR195に乗った方が林道も短く走りよいのですが、事前に通行止めを確認しているので、なが~い林道を楽しみましょう。なお別府峡は石立山の登山口があります。
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15:20駐車場着、私の車だけポツンと残っています。約7時間の三嶺登山は無事終了しました。

白髪山経由は関西方面からだと地理的に遠いので登山者も少なく、素晴らしい景色の中を静かに歩くことができ、徳島県側とはまた違った素晴らしいコースでした。

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[今日のデーター]

姫路3:45⇒山陽姫路西(山陽・瀬戸中央・高松・松山・高知道)南国IC⇒R32⇒県道32・県道49・県道217⇒西熊林道・峰越林道 白髪山登山口8:00

出発8:35→白髪山9:15~9:30→白髪山分岐10:05~10:15→韮生越10:35⇒カヤハゲ10:50→三嶺11:45~12:30→カヤハゲ13:15→韮生越13:30→白髪山分岐13:55→白髪避難小屋14:10→林道登山口14:40→駐車場15:20

駐車場出発15:20⇒往路を引き返し⇒(豊浜SA食事30分)⇒姫路着20:00

(走行距離 約620キロ  歩行距離 約11.6キロ  累積標高差 約1190m)
by hotaka443 | 2017-01-09 20:19