みちくさおじさん山を歩く

No436岡山・和気アルプス鎌尾根コース

鎌尾根~神の上山(369・9ⅿ)~山の学校 

2016・3・1(火)天気・晴れ メンバー・2人


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まだ登っていない近くの山、というKさんの希望で和気アルプスの東の端の鎌尾根コースに登ります。

非常にルートの多い和気アルプス、以前はよく通いましたが、この鎌尾根は初めてになります。
ふじの花で有名な藤公園の広大な駐車場に車を停め出発します。鎌尾根登山口までは田んぼの中の舗装道路を400mほど歩きます。中央の岩壁が奥壁で鎌尾根リッジはその右側になります。
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歩いてきた直線道路が左に首を振る所の十字路を右に入るとすぐに登山口がありますが、標識は見当たりません。
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すぐに獣除けネットがあります。神ノ上東壁登山口、と書かれた私設の道標があります。
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雑木林の道。
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傾斜が少しきつくなったところにある道標。
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もう一枚の朽ちかけた道標。奥壁岩元へと書かれています。どんな所か寄ってみたかったのですが、ほとんど人が入らないような心細い踏跡に、Kさんパス。
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踏跡のない急登になり、木の枝などにつかまりながら足場を探して登ります。よく滑ります。
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古びた道標を見ていると、一般の登山者の入らないマイナーなコースのようです。
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ハイカーは立入り禁止。
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左手の岩壁は奥壁です。
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鎌尾根の岩稜地帯に入ります。
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灌木の間から東の展望が開けました。
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藤公園アップ。日本中、そして中国や韓国を合わせ約100種類を誇り、種類の大さでは日本一です。500mの藤棚の下を藤の花を仰ぎながら散策ができ、年によって違いますが4月下旬~5月中旬が見ごろで、入園料金はこれまでは¥300だったかな?和気町観光協会にかわってPRしておきます。
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奥壁の全容を左に、ちょっとしたナイフリッジを渡ります。鎌尾根リッジルートの核心部かな。
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名前負けする鎌尾根が終わり、緩やかな起伏の自然林に入ります。東平尾根です。
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このあたりはロープがないとガスや積雪時は迷いそうな地形です。
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登山口から約50分でベンチのある分岐に着きました。左は下山ルートのチンネ・鷲の巣・山の学校方面、右は和気アルプス最高峰神ノ上山方面です。まず最高峰を踏んでおきましょう。
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分岐から15分足らずで神ノ上山に着きました。三角点は二等日笠下です。
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あれっ 何だこりゃ! 3年前にはなかった新しい標柱が立っています。松の木はともかく、この岩もともとここにあったかな?それともどこからか移動させてきたのか・・・しかし考えたものですね。
地面に落ちていたしめ飾りを松の枝にかけておきましょう。
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5人ほどの男性が登ってこられました。地元の方で毎月1日は登山道などの整備されるそうです。
ザックを開けてとりだしたものは・・・

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今日はこの旗をどこに飾ろうか・・・と思案されています。
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一人がポールの横の木に登り始めました。巻きついているものはなに・・・
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鯉のぼりでした。先端のものはポールを下ろさないと無理ですね。
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今日は雲が低く時々小雪が舞う天気で、那岐山方面は見えません。
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北東方面には先日登った八塔寺山が霞んでいます。
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5人の地元の人は整備作業に入られました。右端の松の後方が熊山になります。
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山頂を後に下山しますが、途中まずチンネの頭に向かいます。登ってきた鎌尾根への道を左に見送り少し南に下ると、左折チンネスラブの道標があります。
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どんどん下って行くと岩場の突端で行き止まりで、チンネの頭の道標が枯れ木にぶら下がっており、下を覗くと岩場がはるか下まで続いています。チンネとは切り立った尖峰状の岩壁で、剣岳の北方稜線ルートにある八峰・チンネが有名です。チンネの下部はスラブ状の岩が下まで伸びています。
ここもルートで下ってもいいのですが、怖いことはやめましょう、とYさんの声にUターンします。
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谷を挟んだ向こうにはロッククライミング場の鷲の巣の巨大な岩が立ちはだかっています。
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登山道に戻り再び南に下ると左折白岩様の分岐があり、すぐに白岩様の標識のある岩壁の上に出ました。白岩様の名前の謂れは知りませんが、チンネの頭から見た鷲の巣の岩の上の突端に立っています。下を覗くと足が震えます。
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時刻は11:20です。展望を楽しみながらお昼にしましょう。
目の前のチンネの頭のアップ。一列に並んだ岩稜は見事です。左上の矢印は先ほど立った所で、右下の矢印はチンネの頭。
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この長いスラブ、斜度は30度から部分的には40度くらいはあるでしょうか。コースになっているので登りに歩いてみたいですね。
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下の山陽本線に上り糸崎発相生行きが走ってきました。和気駅11:41発、黄色い115系電車です。この形式は関西ではあまり見られなくなりました。黄色は岡山色です。
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人の声がするのでチンネの頭を見ると、山頂で会った人です。あのお年寄り?がこのスラブを登りならともかく下るのは勇気がいります。大丈夫かいな・・・
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声をかけると手を振って返事が返ってきました。足取りも軽くす~いすい下って行かれます。この辺りで斜度40度くらいでしょうか。地元の人だけに勝手知ったコースなのでしょう。
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私たちもそろそろ下山しましょう。馬の背、七曲りを通り山の学校に降りてきました。
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青少年の活動の場だった山の学校も荒廃が進み、雑草や灌木が茂り、わずかに道標の後に見える登り棒が当時の面影を残しています。
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さび付いた登り棒と、左鷲の巣と右チンネスラブルート。
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チンネの頭からまっすぐ下に伸びるスラブのアップ。今度登るぞ!
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この山の学校、ずいぶん以前になりますが、当時は建物があり広場があったように記憶しています。しかし見る限りでは倒壊寸前のトイレだけが目につきました。

やがて獣除けのフエンスが現れ、カギを外して外に出ます。
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ここから1.5キロほど、ほとんど車の走らない舗装道路歩きです。途中で畑の中から声が聞えたので誰だろう、とよく見ると、山頂でお会いした5人のうちの一人です。

畑で収穫した白ネギを持って帰らない?とネギの束を差し出されますのでありがたくいただいて帰ります。平然と歩いておられたあのスラブコースも、庭みたいなものと笑っておられました。

せっかく和気に来たのですから少し回り道をして,鵜飼谷温泉でのんびりと湯につかって帰りましょう。
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(データーメモ紛失です 歩行距離 約6.2キロ 累積標高差 約450m)

by hotaka443 | 2016-04-01 23:25