No422 鈴鹿山系西端の日本コバ
珍しい山名の日本コバに,初めてのメンバーさんと登ります。山頂からの展望がないのが残念ですが、アプローチが簡単で、美しい渓谷沿いの道を歩くのは楽しみです。
名神高速を八日市でおりR431を東進、紅葉で有名な永源寺を愛知川の対岸に眺め、約18キロ走ると左へ県道34が分岐します。県道を300mほど走るとまた分岐があり、左に入るとすぐ右側に4~5台の登山者用の駐車スペースがあります。
登山口は少しバックした右側の石段を登ります。
石段を登ると登山届用のボックがあります。向こうに駐車場が見えます。
200m毎のキロポストが設置されているので、ペース配分ができます。で、スタートの如来堂ってどこ?
日が射しこまない薄暗い道を歩くと、民家跡の石垣が並んでいます。以前は集落があったのでしょうね。
老朽化して通行止めになった鉄橋を迂回すると、少し先に神社があります。今日の登山の無事をお祈りします。
一回目の渡渉です。この時期は流れが少ないですね。
二回目の渡渉地点。
レスキューポイント。
年中コケが見られるポイントで、緑色のコケは眼にやさしいですね。
No11ポイントを過ぎると傾斜は次第にきつくなります。
右を流れる沢も急流となり、あちこちに小滝が見られます。
岩稜地帯に入って行きます。
このコース唯一の岩場です。
岩場を登ると狭い台地で、右手に岩屋の標示があります。
岩の間は隙間があり、洞窟のようになっているのでKさんが入りかけたところ、ティッシュが散乱しているのでや~めた!トイレ代わりに利用しているのか、登山者としてマナー違反ですね。
岩屋からはアセビに覆われた緩い斜面に変わります。
分岐です。先に日本コバの頂上を踏み、ここに戻ってきて政所コースで下山します。
ここからは複雑な地形になり、一度藤川谷の源頭部に下ります。この辺りは湿地帯を形成、立ち入り禁止となっています。
湿地帯から流れ出る沢を渡ります。
沢を渡ると高度130mほどの登りになります。
日本コバ山頂です。三角点は三等で点名は山名と同じ日本コバです。
雲が低いうえに樹木が成長して展望はほとんどありません。
三年前の展望。正面は霊仙山で、条件が良ければ霊仙のすぐ後に、300mほど高い伊吹山が顔を出し、珍しいツウショットが見られます。
食事を済ませ、賑わう山頂を後にします。
分岐まで戻ると、政所コースに入ります。この道は見どころのない退屈なコースなので、ピストンの方がいいかもしれませんね。
分岐から15分ほど歩くと衣掛山ですが、尾根の一部といった感じで展望はありません。
一部道幅が狭くなった所があります。
このコースも道標はしっかりしています。
最後の植林の急坂を下るとポイント1の標示があります。
茶畑に出ますが、規模は縮小され、パラパラといった感じです。下は3年前の同じ場所。
下の道路に出ましたが、こちらから登る場合の標識がほしいですね。
ここから駐車場まで約1キロは道路歩きです。まだ新しい墓苑がありますがほとんどが空きのようです。
道路のはるか下を流れる清流の御池川。
駐車場に無事帰ってきました。
ちょうど今が永源寺の紅葉が見頃なのでしょうか、帰りのR421は大渋滞です。気長に渋滞の列に並びます。
山とセットの温泉ですが、永源寺のそばに大きな(永源寺温泉・八風の湯)がありますが、休日は1500円。以前フロントで入浴料金を聞き、びっくりして帰ったことがあるのでパス。
約20キロほど離れていますが、よく利用する(蒲生野の湯)に走ります。ここはお気に入りの温泉の一つです。
帰り道、竜王IC近くにある大規模な(三井アウトレットパーク)帰りの車でまたまた渋滞。行楽の秋ですね。
今日もまたデーター行方不明です。(歩行距離 約9・5キロ 累積標高差 約920m)