みちくさおじさん山を歩く

No320 一年ぶりの大峰山系・釈迦ケ岳

釈迦ケ岳(1799.6m) 奈良県十津川村・下北山村 2013・11・8(金) 天気・晴れ メンバー・4人

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釈迦ケ岳は昨年9月以来1年ぶりです。
昨年は雨上がりのガスで視界はなく、また釈迦の帰りに大日岳を目指しましたが、時間切れで深仙ノ宿でUターン。
急な尾根の登りを避け下を巻く踏み跡に入ったものの途中で道がなくなり、また深宿ノ宿に逆戻りするというさんざんな山行きでしたが、今日は釈迦は始めてのメンバーさんと、大日は抜きで登ります。

5時自宅をスタート。阪神高速経由で南阪奈道からR24・168を走り、田長瀬トンネルを出た所で右折、旧R168に一度下りてすぐに林道旭線に入ります。新R168が開通してから林道入口がわかりづらくなりましたが、トンネルを出た所に釈迦ケ岳の大きな看板があります。

旭ノ川沿いの林道はやがて旭ダムを左に見て走り、関電奥吉野発電所に着きます。ここからは曲がりくねった山道になり高度を上げていきます。R168から約17.5キロ地点に(不道木屋登山口)があります。
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今はさらに1.5キロほど登った所に新しい(峠ノ登山口)が出来たので、ここを利用する人はほとんどなくなりました。
8;45峠ノ登山口駐車場に着きました。ここはすでに標高1300m、林道入口が330mなので、約1000m林道を登った事になります。尚林道は全て舗装されています。
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駐車場は広く、手入れの行き届いたトイレもあります。登山口を見ます。
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野田ナンバー(千葉県)の単独の男性が帰る準備をされています。車で仮眠、5時頃に登られたそうです。
そういえば登ってくる途中、3台ほどすれ違いましたが、早朝に登られた人でしょう。
9時スタートです。
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雑木林の中、露岩や倒木、そして大木の混じる道を登ると、2か所短いハシゴがあります。
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15分余りで尾根に出ます。
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やがて視界は開け、右先方に槍のように尖った大日岳が視界に飛び込んできました。
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登山道は笹の中をゆっくり登っていきます。木々の紅葉は終わり、冬枯れに変わりつつあります。
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9:35右から登ってくる不動木屋登山口からの道と合流します。
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快適な散歩道です。まるで庭園のような雰囲気です。
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大日岳をアップしてみますが、太陽を背に受け、山の輪郭しかわかりません。
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釈迦と大日が並びました。カッコいい大日のとんがり帽子も、高度差で約230m高い釈迦にはかないません。
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釈迦を前にして緩やかに登ります。
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10時 露岩でゴツゴツした古田ノ森のピークです。
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次の1580m程のピークです。登山道は下を巻いていますが、私は高いところが好きです。
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手前は七面山で後方の高い山は八経ケ岳・明星ケ岳あたりかな?
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このあたりは倒木が多く見られます。
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10:35千丈平です。湿地帯になって降り、倒木も多く見られます。
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先ほどのピークから青い建物のようなものが見えていましたが、山小屋はないはず。何だろうと思っていましたが、ブルーシートが張られています。こんな所に何だろう?
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そして去年はなかった道標が新しく立てられ、変わりにあった私設の道標(矢印)が消えています。道標には「深仙ノ宿」と書かれていました。深仙の宿や大日岳に行くには、上の奥駆道まで登るより近道になります。(次の写真参照)
昨年は深仙ノ宿からここに出てくる予定でしたが、途中で道がわからなくなった怨みの道です。登山地図には難路で記入され、地形図には破線が記入されています。
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ブルーシートの周りには大勢の学生が忙しそうに動き回り、引率者らしい人が何やら指示しています。
帰りに尋ねたところ、どこかの学校の生徒でテントを張るそうで、手作りのベンチも設けています。
少し上の水場からホースも引いています。
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いよいよ釈迦ケ岳ヘ高度100mあまりの、日あたりの悪い木の根にコケの生えた歩きにくい急登です。
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10:50ササ原に飛び出すと奥駈道に合流します。
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10分ほど最後の急登に耐え、ササ原から露岩に変わると、頂上はすぐです。
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11時ジャスト、釈迦如来像の銅像が立つ釈迦ケ岳山頂に着きました。
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この像は大正13年“鬼マサ”と呼ばれた(岡田雅行)と言う身長188㎝・体重120㌔の強力が、三分割して1人で担ぎあげたと伝えられています。台座を含めると3.6mで台座には名前が刻まれていますが、この状態では確認できません。
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三角点は一等で点名は釈迦ケ岳です。
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360度の大峰山系唯一の大展望台ですが、あいにく寒気による雲が多く展望はききません。
奥駈道を北に向かうと孔雀岳ですが、道は激下りで岩場があります。写真はほんの一部ですが、面白そうですね。
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すぐ南にあの槍のような大日岳がかすかに見えますが、見下ろすので天を衝く迫力はありません。
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冷たい北風が吹いていますが、銅像の陰で食事にします。
11:40大展望は諦め下山しましょう。
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奥駈道と分かれます。
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ブルーシートの横を通り千丈平を通過します。この新しい道標は登る時には気が付きませんでした。
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倒木地帯を下ります。このあたりはシロヤシオの古木が多いそうですが、倒木にもヤシオが含まれているのでしょうか?
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シカがいました。大日岳をバックに。
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この雄シカ、人間をあまり怖がらない様子です。もうトシかな・・・
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最後に大日岳をアップで。10mほどの一枚岩があり、クサリで登るそうです。
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12:40不動木屋登山口分岐です。下りは早いです。
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どんどん下ると駐車場が見えてきます。13:15無事下山しました。
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13:30駐車場を後にします。釈迦の木々はすでに冬装束ですが、高度を下げるにつれ紅葉の世界です。
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帰り道R168に出てから6キロ弱走った左手に、ふれあい交流会館があり、その一階に夢乃湯温泉があります。右側のアーチ型の構造物は一体なんだ?
これは新国道R168の鉄橋です。旧道は温泉の左下を走っていましたが、新国道は温泉の建物横をスレスレに付けられました。
花壇には10月サクラが満開です。といってもパラパラ程度ですが・・・
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入浴料金は¥600と一般的ですが、山深い場所なので団体さんでもこない限りガラガラです。ゆっくりと山の疲れを温泉で流し、帰途に着きます。
帰りは阪神高速を避け、山陽道経由で19:20帰宅しました。

[前回の記録 No246 2012.9.13にあります]

[本日のデーター]

自宅5:00出発⇒姫路BP・加古川BP・第二神明⇒阪神高速・阪和道・南阪奈道⇒R24・R168⇒林道旭線・栗平線⇒峠登山口8:45着

出発9:00→不動木屋谷登山道合流9:35→古田の森10:00→千丈平10:35→奥駈道合流10:50→釈迦ケ岳11:00~11:40→千丈平11:55→古田の森12:15→不動木屋谷道分岐12:40→駐車場13:15

駐車場出発13:30⇒林道⇒R168(夢乃湯14:20~15:25)⇒R168・R24⇒南阪奈道・阪和道・近畿道・中国道・山陽道⇒姫路東IC⇒自宅19:20

(走行距離 約450キロ 歩行距離 約9キロ 累積標高差 約660m)

by hotaka443 | 2013-11-14 18:51