No249鈴鹿の最高峰・御池岳 鞍掛峠トンネルは通行止め
御池岳は7年ぶりになります。4日間で新潟の方に行く予定でしたが、途中の日に雨が入りそうなので又の機会とし、日帰りに変更、皆さん始めてとおっしゃる御池岳に行くことにしました。
6:05 自宅を出発。名神を彦根で下り、R306に入り、快調に走っていると、鞍掛トンネル通行止めの電光標示板。
なんちゅうこっちゃ!
トンネルが通行止めだと、予定が大きく狂ってしまいます。
(H24・9・18の集中豪雨で三重県側でガケ崩れ発生、開通はH26春頃、国道管理事務所で要確認)
トンネル東口広場に駐車、コグルミ谷⇒御池岳⇒鈴北岳⇒鞍掛峠⇒トンネル東口の回遊コースが歩けなくなります。
9:20 鞍掛峠トンネル西口に着きました。
トンネルをのぞくとガードマン氏おられるので、徒歩で通行できないか、と尋ねると、Noの返事です。
三重県側で災害復旧工事中とのこと。昨年のあの大雨で被害が出たのでしょうか?
仕方なくトンネル西側広場に駐車、御池岳往復に変更。
支度を済ませ9:35出発。トンネル西側からのコースは始めてです。
いきなり植林の中の急登です。杉の木の幹にはビニールテープがシカ除けのために巻いてあります。
京都北山方面は色とりどりのテープが多いですが、ここは紫一色です。
全国的にシカの被害は深刻な問題になっており、南アルプスでは高山植物を食い荒らす被害が拡大中です。
薄暗い植林の中をジグザグに登って行くと高圧線の鉄塔が見えてきます。植林は終わり、自然林になります。ホッとしますね、自然林は。
10:00 鞍掛峠に着きました。トンネルの滋賀・三重両側から登ってくる道はここで合流します。
峠から鈴北岳までは快適な尾根歩きになります。
後方中央が御池岳です。
P1056から北方向を見るが、伊吹山は霞んで見えません。
そろそろ木々は色ずき始めました。
霊仙山はかろうじて確認できます。
正面に鈴北岳、右は鈴ケ岳です。
11:00 広い草原状の鈴北岳です。
御池岳です。
鈴北岳から少し下ると、日本庭園です。
古びた日本庭園の道標横に立つ道標。元池は御池岳まわりで一番大きな池です。
帰りに寄って見ましょう。
寿命わずかなトリカブトとコケ。
広くて平らな山頂は中央部がやや凹地になっているので 名前のある小さな池が10数個点在、名前のない水たまりを入れるとすごい数になり、池巡りをする人もおられます。
コケとリンドウ。
コグルミ谷分岐
ここから御池岳に向かって緩い登りになります。
12:00岩がゴロゴロした御池岳山頂。
三角点はなく、見晴らしもよくありません。
見晴らしのいいボタンプチに向かいます。
自然林を抜けると、、広大な草原に飛び出しました。前方は奥の平です。
奥の平手前の道標に従って草原を下ると、踏み跡がなくなりました。しかし草原なのでどこでも歩けます。
12:20 ボタンプチに着きました。霞んでおり、藤原岳あたりまでの視界です。
下はガケになっており、500mほど下の谷まで急角度で落ち込みます。
離れて見るボタンプチ。
すぐ北には天狗の鼻のガケ。
岩蔭に小さな花を見つけました。
池の平に続く草原を眺めてお昼にしましょう。
寝ころんで、時を忘れ空ゆく雲をながめていたい、そんなのどかな草原を13:05 あとにします。
帰りはしっかりした踏み跡を 奥の平に向かってゆっくり登ります。
奥の平、広々とした草原です。
ボタンプチ(矢印)と右端の少し高い所が天狗の鼻。そしてバックの尖った山は天狗堂988m。
頂上は岩場で展望は抜群。登ってみたいです。
御池岳に向かいます。
13:30 御池岳山頂を通過、同じ道を引き返し、14:00日本庭園の元池分岐に帰ってきました。
元池はすぐなので、寄って見ます。底が浅いので、透明感はありません。
鈴北岳に向かいます。
14:15鈴北岳から鞍掛峠に下ります。相変わらずモヤっており、伊吹山方面は見えません。
15:10鞍掛峠通過、15:30 トンネル西口駐車場に降りてきました。
15:50 駐車場出発、帰り道の温泉に向かいます。以前彦根IC近くに一軒ありましたが閉鎖されており、16:25 琵琶湖湖畔のかんぽの宿に着きました。
温泉は最上階で、男湯は東側の大展望、高い所から温泉につかりながら海辺を見下ろす・・・いい気分ですね。
廊下に出て窓から西を見ると、夕陽が沈む寸前です。男湯は日の出、女湯は夕陽です。
17:40 外はすっかり暗くなりました。心配していた名神の渋滞もなく、途中SAで食事を済ませ、21時姫路に帰ってきました。
[本日のデーター]
自宅6:05⇒山陽・中国・名神彦根IC⇒R306鞍掛峠トンネル西口駐車場9:20
出発9:35→鞍掛峠10:00→鈴北岳11:00→御池岳12:00→ボタンプチ12:20~13:05→奥の平13:15→御池岳13:30→元池14:05→鈴北岳14:15→鞍掛峠15:10→駐車場15:30
出発15:50⇒かんぽの宿16:25~17:40⇒彦根IC名神・中国・山陽姫路東IC⇒自宅21:00
(走行距離 約470キロ 歩行距離 約10.5キロ 累積標高差 約910m)