No208 つつじと「みづめ桜」の御祓山は △と×
一昨日の和気アルプス&外国山はつつじが満開だった。しかし雪の多い御祓山はどうだろう?
去年は24日に登っており、つつじ、そしてみづめ桜も満開だったが、今年はいつまでも寒かったし、去年より1週間ばかり早いので行ってみてのお楽しみだ。
今日はまだ登ったこといのない火曜日のメンバーで8:05姫路を出発、R29~県道6で富士野峠を越え、但馬に入る。鉱山が閉鎖された明延の町は閑散としているが、道路沿いの桜は今が満開で素晴らしい眺めだ。
9:50 駐車場に着いたが1台の車もいない。シーズンに入ると平日でも誰か来ているはずだが、まだ早いのかな?
支度をしてスタート。しばらくは沢沿いのジメジメした植林の中を歩くが、10分ほどすると東屋が見えてくる。このあたりまでくると、東屋のバックがピンクで燃えているのだが、その気配がない。
尾根に取りつくあたりのつつじは、まだつぼみだ。
山桜は満開だ。
登るにつれ、花いっぱいの木も所どころに見られるようになる。
それでも大半の木はまだ蕾ふくらむ程度だ。
つつじのトンネルを期待していたが、こればかりは・・・
10:55見晴らし台の下に着いた。
見晴らし台
このあたりはアセビが集中している所だ。
見晴らし台から植林の中のコルに下り、登り返す。前方にみずめ桜の大木が見えてきた。しかし花は付けていないようだ。
この時期になって花芽がないという事は、今年は咲かない年のようだ。
もう老木で、咲かない年もあり、何年か前に来たときも花芽がない時があった。
気になるのは幹の部分がかなり空洞になっているが、新しい木クズが積もっていることだ。
空洞化がさらに進んでいる事がうかがえる。対策を練る時期のような気がするのだが・・・
この写真は昨年4月24日で、満開近しだった。
須留ケ峰に続き、氷ノ山方面もガスの中。
下は一昨年4月10日の写真。
御祓山に向かう。少し登ると三差路がる。鋭角に左に曲がると山頂へ、直進は南ルートだが、登山道が荒れており数年前より通行止めになっている。
ここから登山道は急登に変わる。ロープの激登り。
2か所目のロープ設置場所。
最後の直登も結構キツイ。
11:50誰もいない山頂に着いた。
四等三角点糸原。標柱の角が欠け紐で結んである。自然に欠けることはまずないので、誰かの悪戯だろう。
さあ食事だ。
その時賑やかな声が上がってきた。
「きつい登りやったな~おなかへったわ」
21名の大阪・神戸の団体さんだ。姫路駅で集合、バスで来られたそうだ。狭い山頂はいっぱいになった。
コーヒーをいただいて食事終了、下山にしょう。12:30だ。
この急坂、あまり急ぐと落ち葉で滑るで~
13:10見晴らし台まで降りてきた。相変わらず須留ケ峰頂上付近ははガスの中。
登るときより蕾が膨らみ、花もかなり開いたようだ。この調子だと週末から来週にかけてが見頃になりそうだ。
13:45駐車場に戻ってきた。団体さんを乗せてきたマイクロバスの運転手さんが退屈そうにブラブラされている。
「団体さん、降りてきそうですか?」バスは駐車場まで入れないので下の県道に駐車、このあと樽見の大桜と天滝にまわり姫路駅まで送り、地元のバスなのでまたこちらに帰られるそうだ。
帰り道にある温泉(まほろばの湯)を予定していたが、本日休業につき、山崎の手前の(よい温泉)で汗を流し、17時過ぎ姫路に帰ってきた。
[参考データー]
8:05出発⇒R29⇒県道6⇒みづめ桜看板右折・駐車場9:50
スタート9:55→東屋10:05→見晴らし台10:55~11:05→みづめ桜11:15~11:25→御祓山11:50~12:30→みづめ桜12:50→東屋13:35→駐車場13:45
出発13:55⇒よい温泉14:45~16:00⇒姫路17:05
(走行距離 約170キロ 歩行距離 約5.9キロ 累積標高差 約660m)