みちくさおじさん山を歩く

カタクリの船通山と展望の道後山

船通山 (1142.4m) 鳥取県日南町・島根県奥出雲町 2011・4・30 (土) 天気・曇り メンバー7名


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昨日、青葉山帰りに急に決まった船通山、6年前の5月3日は満開のカタクリに感激したが、今年は寒波の影響で季節が少しずれているので、さて・・・・
                                       
5時自宅出発。途中の集合場所で全員揃い、5:45中国道山崎ICに入る。2名参加者が増え7名だ。

7:15東城ICで降り、コンビニで食料を調達、R314 を北上、備後落合で R183に入る。
中国山地のこのあたりは桜が今満開だ。右に道後山への道を見送り、広島県から鳥取県に入る。ガラガラの国道を快調に走り、左へ県道15に入る。ここまで東城ICからざっとに40キロだ。
                             
県道15を5分余り走ると右・船通山の看板があり、舗装された道路を登ると船通山の駐車場に8:10に着く
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8:20準備を済ませスタート。流れに沿ったベージュ色の舗装道を上がって行く
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10分あまりでトイレと休憩所のある小広場に着く。
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ここから登山道に入るとすぐに分岐があり、左健脚コース、右一般コースに別れるので、健脚コースに入る
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右に沢音を聞きながら登ると、小さな避難小屋がある
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沢を渡り高度を上げていくと、右手に天狗岩が見えてくるが、これが天狗に見える?下からと上から見るが・・・
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天狗岩の上からから道後山方面を見る
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すぐに岩の間から流れ出る金命水に着く
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ここから沢筋から離れて夏緑樹林のつづら折れの坂道を登る
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やがて天然記念物のイチイの大木が見えてきた。背の低い横に広がっている木
樹高こそ5mほどと低いが、横に広がる枝は22m、幹は90㎝、推定年齢2000年と伝えられている
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間もなく広々とした船通山頂上に着く。9:30だ。休憩しながらのんびり歩いて1時間10分、軽いハイキング程度の山だ
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ところで肝心のカタクリが全く咲いていない。それどころか特徴の紫色のまだら模様の入った葉もパラパラ程度しか見られない。立ち入らないように囲いはしてあるのだが・・・・だいたい5月の連休あたりが見頃、今年は寒かったので少し遅れているとしても、あまりにも数が少な過ぎる
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遮るもののない頂上は360度の大展望だが、大山や宍道湖・中海方面はモやって見えない
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三角点は二等で点名は船通山
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9:40展望とカタクリに振られ、これといった見どころがないので道後山に急ごう
イチイの大木の先の分岐で左をとり、一般道を下る。登りと違い快適な夏緑樹林の中の快適な道だ
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ただ階段が多いが、段差が低いので歩きよい方だ
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10:20健脚コースとの分岐に着き、10:30駐車場に戻ってきた。10:35そのまま道後山に向かう


道後山 (1268.4m) 広島県庄原市


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11:05 船通山駐車場から30分で、道後山・月見ガ丘駐車場に着いた。10台ありが駐車している
すでにここの標高は1080m、最高峰の岩樋山が1271mだから標高さ200mほどの家族向きハイキングコースだ
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11:10 スタート。駐車場の端にある案内図とコースの略図
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駐車場の横から奥に向かって広い道が延びている
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しばらく進むと登山道に変わり広葉樹林帯の中を登って行く。木々は長い冬の眠りから覚めたばかりで、春の芽吹きはあと少し先になりそうだ
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しばらく進むと展望の開けた休憩所に着く
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緩やかに登って行くと、ごく一部に残雪が見られる
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灌木地帯が終わり、最高峰の岩樋山の南側を巻き、岩樋山から下りてくる道と合流すると、高原状の笹原に出る。中国山地中央部特有の準平原だ
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振り返る左岩樋山
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道後山頂が見えてきた
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12:10 広々とした山頂についた
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三角点は一等で点名は道後山。廻りの景色に同化した、今にも倒れそうな標柱が一本建っているだけの山頂。やたらと記念プレートが目立つ関西の山と違い、すっきりしている                  
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歩いてきた道を振りかえる
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後方中央の山が船通山
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船通と同じで、モヤって視界は悪い。ここで昼食にする
12:40 お腹がふくれた事だし、さあ帰ろう。帰りは岩樋山経由にする。岩樋山は道後山より2mほど高い
13:05 岩樋山頂上着。こちらには三角点はない。こちらも360度の大展望だが、相変わらず遠望はきかない
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岩樋山からどんどん下るとやがて登りに使った道と合流、13:40駐車場に帰ってきた。
案内図に書いてある数々の花。5月だけでも20種類あるが、残念ながらお目にかかれなかった。やはり今年は寒波の影響で遅れるのだろう
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13:50 本日予定の2座終了。まだ時間は早いが帰るとしよう
14:05 こちらに来た時は必ず立ち寄る、備後落合近くの美味しいアイスクリーム屋さん。種類も豊富だ。
ベンチに腰かけて食べていると、通りすがりの車が続々入ってくる。結構流行っているお店だ
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小奴可(おぬか)あたりを走行中,「要害桜」の看板が目についた。
14:20 とまだ時間は早いので、みちくさするか。国道から少し入った所に無料駐車場がある
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案内に従って歩いていると、途中にキレイな桜が満開だ
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ブラブラ10分程歩くと、石垣の高台に大きな桜の大木が見えてきた。カメラを持った人も何人か見受けられる。花をいっぱいつけた見事な、そして枝ぶりのいい桜だ。
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道沿いの民家の特徴ある屋根瓦
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14:55 桜見物を終え、東城の町の手前の「リフレッシュハウス東城」に向け出発。
15:05 温泉着。ここは下駄箱のキーがないので、買ったばかりの高価な?スリッパを取られてしまい、トイレのスリッパで帰ったイヤな思い出がある。その鍵なし下駄箱は今も健在だ。
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小さな露天風呂
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16:15 温泉出発、本日の予定は無事終了。19:10自宅に帰る。

尚山仲間のTさんの 倉敷在住のお姉さんの話では、毎年登っているが年々山頂のカタクリは数が減ってきているそうだ。

                     
                         
                     
by hotaka443 | 2011-05-07 10:55 | Comments(0)